JPS58165704A - 田植方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、田植方法に係るものである。

通常、田植機用の苗は育苗箱と呼ばれる合成樹脂製の底
の浅い四角の箱内で育成される。

前記育苗箱は底部に無数の水抜孔か形成されており、育
苗箱内に末子を充填し、末子の表面を平いらに均して播
種面とし、該播種面−１−に種籾を播き、覆土して散水
し、育成する。

出来上った苗は、前記育苗箱より土ごとずつはり取出し
て使用するから、マット苗とか座布団苗と呼ばれており
、田植機はその植付装置で前記マット苗を端から少しず
つ根ごと千切って１石積えする。

このマット苗に対抗してポット苗と呼ばれるものも相当
に普及している。

ポット苗は、前記マット苗のように根を切断しないで田
植えできるから、田植後の生育が良好で、特に寒冷地の
ような生育不良地区では広く普及している。

従来のポット苗とは紙のような材料で形成された折畳み
シートをアコーデオンのように展開板上で展開させて無
数のポットを形成し、そのポット内に播種してポット苗
を形成するのである。

該方法は、小さく折畳捷れているシートを、ポット一つ
ずつアコーデオンのように展開させる必要があるので、
かなり面倒である。そこで、厚目の腰のある材料で最初
から展開したようなものを形成し、これを用いる技術に
つき開発したものである。

即ち、ボール紙のような腰のある厚い材料で最初から展
開しているポットシートを形成する。ポットシートは、
ポットを多数並設したものである。ポットとはコツプの
ようなものであり、ポット内に床上を播き、種子を播い
て覆土し、発芽させてポット苗とするのであるが、ポッ
ト苗を育苗箱上で育成するときは、逆ポットにすると、
播種作業が容易になる。１４１１ち、前記したようにポ
ット内にまず床土を播き、その上に種子を播き、その上
に覆土し、これを育苗箱内に移すという従来の方法だと
、これを育苗箱内に移すのが大変であるが、ポット内に
土や種子を播くとき、捷ず覆土を投入し、その上に利工
子を播き、床上を充填してその上から育苗箱を被せ、育
苗箱をポットシートごと天地返しをすると、極めて簡単
に育苗箱内にポットシートを移すことができる。この方
法によるときは、ポット内で発芽した種子の葉身は、ポ
ットの底を突き抜けて生長することになるので、ポット
の底壁には、葉身が生長し易いように小さな透孔を穿け
ておくとよい。この透孔は、小さければ小さい程、葉身
か中央に寄ることになって点播の効果がでる。

このようなポットシートでポット苗を得るが、この場合
、ポットの大きさを、植付爪で植付けられる一つ分にし
ておくと、−ポットずつ千切って植付けることかできる
。

よって本発明は、底壁に透孔か又は切目の如きものが形
成されているポットの上縁部を隣設する同様のポットに
次々に接続して、厚紙のような材料で形成されているポ
ットシートを形成し、該ポットシートを前記底壁を下に
して載置台上に水平に載置し、その状態で上方より各ポ
ット内に覆土を投入し、次いで種籾を投入し、次いで床
土を投入し、上から育苗箱を重ねて天地返しをし、生長
した葉身は透孔又は切目等を通って上方に伸長させてポ
ット苗を得、該ポット苗を育苗箱より外してそのま１田
植機の苗タンク」二に載置し、田植機の植付爪によリー
ポットずつ千切って川面に植付ける田植方法としたもの
である。

図により説明すると、（１）はポットシート全体を示す
。該シート（１）はボール紙のような腰のある材料で形
成され、その大きさは、育苗箱（２）内にずつぼり嵌合
するごとく形成される。該シート（１）は多数のポット
（３）を有する。ポット（３）は底壁（４）に至る程小
径に形成され、底壁（４）は円弧壁（５）に形成される
こともある。底壁（４）の中心には小透孔（６）か形成
される。又、小透孔（６）に代えて切目（７）を設ける
こともある。ポット（３）はその上縁（８）に於いて隣
設するポット（３）と結合する。言い換えると、一枚の
厚手の紙のようなものを上から押圧して多数のポット３
）を形成したものと言うことができる。ポットシート１
）は厚手の紙のようなものであるから、水に濡れると破
けるようになり、又、長期間経過すると腐敗する。

ポット（３）内の底壁（４）のすぐ上部の空間ハ覆土（
９）を投入する覆土室（１０１その上に種子α１）を播
く種子室（１２、その上は床上０３）の充填される床上
室０４１となる。図中、（＋５１１１′ｉ鴎身、（＋６
）は幼根、０ηは水抜孔、Ｏ８）は載置台である。又、
００は苗タンク、（２０）は植イ」部、（２１）は植付
爪、（２渇は押出体、（２■はゴムキャップである。

なお、植伺爪（２１）　ＣＨＩ）の先端の間隔は、第１
１図のように丁度、−ポット分に形成されており、側方
からみると、第１０図のように、爪の幅はポット（３）
の幅と同じに形成されている。

次に作用を述べる。

前記のように形成された紙のような材料のポットシート
（１）を、第４図のように底壁（４）を下にして載置台
（１ネの上に載置し、上方より覆土室（１０）内に覆土
（９＋を先に投入すると、覆土（９）はポット（３）の
底壁（４）上の覆土室００）内に収納される。次に種子
（ＩＩ）を同様に上方より投入すると、同様に各ポット
（３）内の種子室Ｏ２内に播かれ、点播される然して、
種子（１１）を播いたら、その上の床上室０４）内に床
上０３）を一杯に投入すると。次の床±０３）の上部を
均らして余分の床上０３）は取除いたのち、−１−から
育醒箱（２）を逆にしてすっぽり被せる。

育苗箱（２）は従来から普及しているものと同じであっ
て合成樹脂で形成され、無数の水抜孔０ηを有する。こ
れをポットシート（１）の上方よりすっぽり被せ、第８
図のように天地返しをして育成する。すると、発芽した
葉身（ｌ■は底壁（４）の小透孔（６）より」一方に伸
びてポット苗が得られる。得られたポット苗は、田植機
の苗タンクｉ１１の上にｆｆｌ置され、植伺部（２（Ｉ
の植付爪０１１　ｆ２＋１によリーポツト（３）ずつ千
切られ、押出体（２湯より押出されて田面に植付けられ
る。

本発明は上述の如くであるところ、特に、底壁（４）に
透孔か又は切目（７）の如きものが形成されているポッ
ト（３）の上縁（８）部を隣設する同様のポット（３）
に次々に接続して、厚紙のような材料で形成されている
ポットシート（１）を形成し、該ポットシート（１）を
前記底壁（４）を下にして載置台（１（至）上に水平に
載置し、その状態で−に方より各ポット（３）内に覆土
（９）を投入し、次いで種籾（１１）を投入し、次いで
床上０３）を投入し、−Ｌから育苗箱（２）を重ねて天
地返しをし、生長した葉身（１５］は透孔又は切目（力
等を通って上方に伸長させてポット苗を得、該ポット苗
を育苗箱（２）より外してその捷ｔ　ｔｌ（植機の苗タ
ンク０９上に載置し、田植機の柚（（爪ｆ２＋＋によリ
ーポットずつ千切って田面に植付ける目１植方法のため
、従来のペーハーポットの場合のように、折畳まれてい
るシートを展開板上で展開させる必要かないので、作業
上の手間を大幅に短縮できる。又、ポットシート（１１
の上に育苗箱（２）を重ねて天地返しをして育成するか
ら、育苗箱（２）内でポット苗か育成される。植付爪（
２＋１０１）は、その先端の間隔を、丁度−ポット分に
形成したので、簡単に−ポット分を分割して植ｔｊける
ことができる。

【図面の簡単な説明】

第１図はポットシートの一部切欠斜視図、第２図はポッ
トの第二実施例で底壁を円弧壁とした斜視１Δ、第３１
ｆｆｌはポットの第三実施例で截頭円錐形とした斜視図
、第４図は載置台上にポットシートを置き覆土室に覆土
を投入した状態図、第５図は第４図に種子を蒔いた状態
図、第６図は第５図に床上を充填した状態図、第７図は
第６図に上方より育苗箱を被せた状態図、第８図は育苗
箱とポットシートを天地返しをして載置台を除いた状態
図、第９図は葉身か切目を破って発芽する状態図、第１
θ図は植付爪によるポットの切断状態側面図、第１１図
は同乗面図である。 符号の説明 （１）　　ポットシート、　　　　　　（２）　　育苗
箱、（３）　　ポット、　（４）・底壁、　　（５）　
　円弧壁、（６）　　小透孔、　（力・・切目、　　（
８）　　上縁、（９）Ｍ士、　　（１０）・壁土室、　
（１１ン・祠シ子、（＋２）　　種子室、　（１３）・
床上、　　０４）床上室、（１５）　　葉身、　　０６
１　　幼根、　　θη　水抜孔、（１紛　載置台、　（
１０苗タンク、Ｃｌ０）・植付部、ｆ２１１　　植付爪
、　＋２２１　　押出体、ｔ２３＋　　ゴムキャップ。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 底壁に透孔か又は切目の如きものが形成されているポッ
   トの上縁部を隣設する同様のポットに次々に接続して、
   厚紙のような材料で形成されているポットシートを形成
   し、該ポットシートを前記底壁を下にして載置台上に水
   平に載置し、その状態で上方より各ポット内に参上を投
   入し、次いで種籾を投入し、次いで原子を投入し、上か
   ら育苗箱を重ねて天地返しをし、生長した葉身は透孔又
   は切目等を通って上方に伸長させてポット苗を得、該ポ
   ット苗を育苗箱より外してそのまま田植機の苗タンク上
   に載置し、田植機の植付爪によリーポットずつ千切って
   １］コ面に植伺けるＢ’ｌ植方法。