JPS61285917A

JPS61285917A - 移植方法

Info

Publication number: JPS61285917A
Application number: JP12856285A
Authority: JP
Inventors: 山代　吉宏; 島本　利二; 宮内　得誠
Original assignee: Iseki and Co Ltd; Iseki Agricultural Machinery Mfg Co Ltd
Current assignee: Iseki and Co Ltd; Iseki Agricultural Machinery Mfg Co Ltd
Priority date: 1985-06-12
Filing date: 1985-06-12
Publication date: 1986-12-16

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】（産業上の利用分野）この発明は、古紙やパルプ等で構成した育苗器内に種子
籾を詰めて発芽させて育苗した幼芽マット苗を移植する
移植方法に関する。

（従来技術）従来、育苗器内で育てた上付マット苗を移植すｚ　ト且
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ｋ　“鴬“　吠；苗身が上側に向うようにして載置して
、これを移植具で分割して土壌面に苗根が土壌中へ突込
まれるようにして移植していた。

即ち、従来の技術は苗の苗身がＬＯＧ以上に育った成苗
を植付けていたために苗身が土壌中へ突込まれないよう
にして移植していた。

（発明が解決しようとする問題点）種子籾を育苗器に詰めて発芽させ、末だ十分に苗身が生
育しない幼芽時に移植すると、育苗管理が楽であり、又
、種子を水田へ直播するのに比較して欠株か少なくなる
ことから最近、この幼芽苗移植が考えられつつある。け
れども、前述の従来の成苗移植と同じ方法で移植すると
、苗分割時に損傷が多くなるばかりでなく正確に分割し
難くて一株の苗本数がばらつく問題点がある。

Ｃ問題点を解決するだめの方法）この発明は、前記の問題点を解決するだめに、次の技術
的方法とした。

即ち、この発明は、古紙やパルプ等の分割容易で苗根が
侵入で＾る材料によって洟い育苗器（１）を構成し、こ
の育苗器（１）内に種子籾（ａ）を詰めて発芽させた幼
芽時のマット苗（Ａ＞を、左右に往復動する苗載置台α
］に育苗器（１）の裏面が上方に向くようにして載置し
、苗載置台α１に対向する移植具α荀により、マット苗
（Ａ）を上方から下方に向けて一株分づつ分割保持して
下部土壌面へそのまま移植する移植方法とした。

（作用及び効果）この発明によると、育苗器内に種子籾を詰めて発芽させ
、種子同志の根が互に絡った状態の幼芽マット苗を育苗
器毎秒植機の苗載置枠に積んで一株分づつ分割して移植
ならしめる。このとき、苗載置枠に育苗器の裏面が上に
なるように逆向きに幼芽マット苗を載置して、これを上
方から下方に向けて分割移植させるために移植具の分割
爪が苗の芽に直接触れないで分割し、苗を傷めないで移
植できる。

（実施例）（１）は古紙を溶かして再製した育苗器で、縦が約６０
α、槓３０ｃ７ＩＩ、深さ１〜２ｃＭの箱になっており
、底板部には１〜２Ｈの孔を無数に明けている。

この育苗器（１）の中に種子籾（ａ）を、第１図の通シ
籾同志が上下に重なる状態に詰めたのち、加湿空気が送
込まれる育苗室（２）中で第２図の通りに発芽させる。

即ち、加温器（３）を包む孔明きのケース（４）上に支
柱（５ａ）によって側面と上面が被われる枠（５）を設
け、前記ケース（４）ごとビニール布（６）で覆って育
苗室（２）を構成し、前記ケース（４）内にファン（７
）で育苗室（２）内の空気を循環させている。（Ａ）は
水タンクで空気送込みダクト（９）へ水を滴下させてい
る。

αＱはヒーター、αυはダクトである。

種子籾（ａ）が詰められた育苗器（１）は、図の通り５
個をひとまとめに重ねて、その最上部の育苗器（１）に
蓋をして紐掛けして、育苗室（２）内へ適宜空間が設け
られるよう台を置いて収容ならしめる。

このようにして、５〜７日間室温が２５〜３０°Ｃ前後
で種子の発芽と根の伸長を促がす。すると苗根が伸びて
絡まシ、育苗器（１）中にも一部伸長してマット苗（Ａ
）ができる。

尚、この−育苗期間中、育苗開始後２〜３日後に−まと
まシの育苗器を天地返しすると苗根の絡まシがよく、ば
らけ難いマット苗（Ａ）になる。

発芽育苗されたマット苗（Ａ）を周知の田植機亜の苗載
置台０３に育苗器（１）の裏面が上側になるようにマッ
ト苗（Ａ）を載せて移植する。即ち、このように載せら
れたマット苗（Ａ）は移植具α→の移植爪（１４ａ）で
分割されて、フロート０Ｑで整地された土壌面へ移植さ
れる。

このとき、移植爪（１４ａ）は育苗器（１）の裏面から
マット苗（Ａ）を分離し、芽に直接的に触れない状態で
分離係合して土壌面まで挾持移送して移植するため、芽
が移植爪（１４ａ）で損傷され難い。

尚、移植具α→を、第４図の通り、吸着分割保持式のも
のにすると、移植時の損傷は一段と少なくなる。

即ち、移植具０４）にゴム等で形成した吸着爪（１４ｂ
）を取付け、この吸着爪（１４ｂ）に吸引装置（図示せ
ず）とこれに切替弁０均を介して導通されだ空慨路αＱ
を導き、移植具α→が、苗載置台α■から苗を分離する
ときには吸引してマット苗（Ａ）を−株分吸着し、土壌
面に達すると圧風してマット苗（Ａ）を離すように構成
する。

【図面の簡単な説明】

図は、この発明の一実施例を示したもので、第１図は育
苗器に種子籾を詰めた状態の斜面図、第２図は育苗中の
正断面図、第３図は移植時の側面面、第４図は別個の一
部断面した側面図である。図中記号、（１）は育苗器、α葎は苗載置台、αΦは移
植具、（（資）はマット苗、（ａ）は種子を示す。

Claims

【特許請求の範囲】

古紙やパルプ等の分割容易で苗根が侵入できる材料によ
って浅い育苗器（１）を構成し、この育苗器（１）内に
種子籾（ａ）を詰めて発芽させた幼芽時のマット苗（Ａ
）を、左右に往復動する苗載置台（１３）に育苗器（１
）の裏面が上方に向くようにして載置し、苗載置台（１
３）に対向する移植具（１４）により、マット苗（Ａ）
を上方から下方に向けて一株分づつ分割保持して下部土
壌面へそのまま移植する移植方法。