JPS58163490A - 水の浄化方法及び装置 - Google Patents

水の浄化方法及び装置

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JPS58163490A
JPS58163490A JP4598382A JP4598382A JPS58163490A JP S58163490 A JPS58163490 A JP S58163490A JP 4598382 A JP4598382 A JP 4598382A JP 4598382 A JP4598382 A JP 4598382A JP S58163490 A JPS58163490 A JP S58163490A
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片桐 禅
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Hisao Tanaka
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は水の浄化方法及びその装置に関する。
更に詳しくは医療用、医薬用、食品工業用、飲料水用、
精密電子工業用、理化学実験用等に使用される清浄な水
を得るための方法及びその装置に関する。前述の如き分
野において使用される水は例えばコロイド状物質や細菌
、パイロジエン、有害な有機物質等を含有していないこ
とが重畳である。
従来からこの様な清浄な水を得る方法及び装置としては
蒸溜法や限外濾過法、逆浸透膜法等の方法が良く用いら
れ、またその装置も市販されているが、大規模装置を必
要としi大這転コストも高いと云う欠点を有し、大容量
の清浄水を得る方法及び装置としては必らずしも適当と
は云い―いのが現状である。
また特に医療用途におい、て用いられる清浄水は細菌を
含有しきいと共にパイロジエンフリー水であることが重
要である。パイロジエンは発熱性物質の総称であり、例
えば細菌、カビ、酵母などの代謝産物と云われ、注射の
際に生体に対して発熱反応を引き起す物質と定義されて
いる。化学的には耐熱性のチッソとリンを含有する高分
子性複合糖脂質と云われ水溶性で太き・さけ1〜5mμ
と考えられている。そして0.01μg/ Kg の極
微量で場合も生体に発熱やショック等の副作用を及ぼす
したがって特に医薬用医療分野において使用される水は
、無菌水でア抄且ついわゆるパイロジエンフリー水であ
ることが必要である。しかしながらこのパイロジエンは
通常の滅菌法、例えば高圧下における水蒸気減口法ある
いは細菌濾過法では破壊あるいは除去が不可能である。
したが・てパイロジエンフリー水を得るにはかなり高度
な水処理技術が必要とされている。
また細菌やパイロジエン以外にも水中に含まれる極微量
の低分子有機化合物の中には、有害な作用を持つものも
ありこれ等の物質の除去も重要水質汚濁で問題とされる
化学的酸素要求量、(C3O1D)、生物化学的酸素要
求* (II、 o、 I))、総有機炭素量(T、O
ヶC)、11−ヘキサン抽出物、強熱減量等の巨視的見
地から表示される含有量の有機物ではなくp#TI#b
(μtyt> tta ’p*t(ng/z)レベルの
極微量の有機物を対象とするものである。
更に具体的には本発明は例えば水道水、井戸水等の中に
含まれる数ppt〜数百ppt07タル酸エステル類(
ジブチルフタレート、ジオクチルアゼレートate)直
鎖二塩基酸エステル類(ジオクチルアジペート1.ジオ
クチルアゼレート、ジオクチルセバケート・ta)、そ
の他の高級脂肪酸エステル類、高級脂肪酸、その他ハロ
ゲン化ベンゼン類等を効率良〈除去するための水浄化方
法及びその装置に係るもので−ある。
前述の如き有機化合物は水には著しく難溶性のものが多
くしたがって水中には極微量しか存在しないが、都市化
による人口集中、工業の発展等にともなって年々河川水
地下水等の中における含有量が増加の傾向を示している
。そして当然ながら水道水や井戸水等の飲料水中にも含
有され環境衛生上からも好まし;〈なく効率良く除去す
る方法及びその装置の開発は極めて有意義である。
この様な現状から本発明者等は水中のコロイド状物質や
細菌類パイロジエン極微量の低分子有機化合物等を効率
良く除去出来る水浄化方法及びその装置について種々研
究した結果本発明に到達し九のである。
すなわち本発明は縦方向に配列したミクロフィブリルと
核ミクロフィブリルに対してほぼ直角に連結した結節部
より形成される多数の短冊状微小空孔が膜の厚さ方向に
相互につながったミクロ積層構造を有し水銀ポロシメー
ターで測定した練機小空孔の平均孔径が0.03〜0.
8μであるポリオレフィン系多孔質膜を用いて被処理水
を処理することを特徴とする水の浄化方法、および該膜
が被処理水の入口と処理水の出口を有する2個以上のハ
ウジング内にそれぞれ収納され第n段目の膜の平均孔径
をAn、膜面積をgnとしたとき、An≧An+1  
かつ Sn≧Sn+1である多段濾過機構を設けてなる
水浄化装置に関するものである。
次に本発明を更に詳細に説明すると、まづ該□ポリオレ
フィン系多孔質膜の形態としては平膜チューブ膜等いず
れでも良いが単位容積当如の膜面積が大きくとれる多孔
質中空糸の膜が4!に好マ、シい。
また該膜の如き特殊な微細構造を有する多孔質中空糸は
例えばポリプロピレンやポリエチレン勢の重合体を中空
糸製造用の専用ノズルを用いて溶融紡糸して得られたl
高配向結晶性未延伸中空糸を冷延伸した後加熱延伸する
主11iにおいて各工程条件を適切に管理することKよ
って製造される。
次に本発明において用いられる該分離膜の特殊な微細構
造を図面にしたがりて更に詳細に説明する。
第1図は、短冊状微細孔の積層構造の一平面の模式図で
あり、(1)はミクロフィブリル、(2)は(1)のミ
クロフィブリルに対してほぼ直角に連結した結節部、(
3)は短冊状微細孔でありミクロフィブリルと結節部に
より構成された短冊状の微細孔(3)は各結節部を介し
て積層構造をとっている。
また微細孔の積層構造は、結節部を介して一平面内に繊
維長方向に積層すると同時にこの様な構造を有する平面
が中空繊維の壁膜の厚み方向に積み重なっていることを
意味する。
この様な特殊な微細構造を有する膜があることが本発明
の目的とする水の浄化に大きく寄与しているものと考え
られるが、本発明においては水銀ポロシメーターで測定
した咳微小空孔の平均孔径が0.03〜0,8μである
ことが重要であり、0.03μ以下の場合には透水量の
低下が大きくν過動率の面゛で好ましくない。
また0、8μ以上では細菌類の除去は出来ても前述した
如き極微量の低分子有機化合物の除去効果が若干低下す
る傾向にあシ好ましくない。
また微小空孔の平均孔径が0.03〜α8μの範囲であ
ってもポリオレフィ4系多孔質膜以外では前述した如き
蚊有機物の除去効率はいちじるしく低下して好ましくな
い。
すなわち核層が特殊な微細構造を有し且つ膜自体の素材
がポリオレフィンであることから、濾過効果と吸着効果
の相乗作用により該有機化合物の除去が行われるものと
考えられる。
また膜としては透水量が大きいことも実用上重要であシ
、蒸溜水を濾過した場合における初期−過流量が常温、
1−一水圧で1μml−以上であることが好ましい。
すなわち該層の膜面積1i当jllV−の水圧のもとで
14/m1n以上の初期濾過流量を有する仁とが好まし
く1μm1Vi以下では透水量が小さく浄−死水の単位
時間当シ取得量が小さく実用的ではない。
本発明における鉄膜は短冊状空孔のミクロ積層構造を有
するという特徴から微小空孔の平均孔径が0.03〜0
.8μと非常に小さいKもかかわらす透水量が大きいと
云う特徴を有するのである。特に後述する如き空孔率が
20〜90Vol−である多孔質中空糸を用いるとその
効果はより大きいものとなる。
また練条孔質中空糸の壁膜層の厚さは10〜100μで
あることが工業的に安定な生産ができるという面で好ま
しいのである。又10μ以下では壁膜自体の機械的強力
が弱く問題である。しかし100μ以上である必要はな
く411に好ましくは20〜80μである。
次に水銀ポロシメーターで測定した空孔率は20〜90
Vol%が適当な範囲であ抄20Vo1%以下では透水
量が低く90Vo1%以上では膜自体の機械的強力が弱
く好ましくない。中でも40〜80 Vol StDも
のが特に好ましい。なお本発明における練条孔質中空糸
はその中空開口部の孔径を特に限定するものではないが
通常は直径200〜300μ程度のものが曳く用いられ
る。
また本発明の方法により水中のパイロジエンを除去する
場合KFi骸多孔質展がポリオレフィン系多孔質中空糸
で壁膜層の厚さT(ロ)が10〜10゜μ、水銀ポロシ
メーターで測定した空孔率が20〜90Vol%微細孔
の平均孔径b(fi)が(LO3#以上で且つbの値が
Tとの関係において D −0,002X T+α3以下であることがIIK
好ましい。
核層の水銀ポロシメーターで測定した微細空孔径が0.
03〜0.8μであるにもかかわらず直径が1〜5mμ
と考えられている極微1なパイロジエンがF別除去され
るととは本発明者等[初子想しなかったおどろくべき事
実であ〕、壕九現時点においてもパイロジエン除去機構
が必ずしも解明出来ているとは云い難いが、第1図に示
しえ如きミクロフィブリルと結節部より構成された短冊
状微細孔が中空繊維の壁膜の厚さ方向に積み重なった構
造であることがパイロジエン除去に大暑〈寄与している
ものと推定される。この推定は後述する通り壁膜の厚さ
くT)を大事〈すれば微細孔径(D)を大きくして本パ
イロジエンが除去出来ることによっても説明される。
一方パイロジエンが除去される限り、微細孔の孔径は大
きい程また分離膜の空孔率が大きい程透水速度は大きく
なり好ましい。
本発明者等の検討によれば多孔質中空糸の平均孔径およ
び空孔率を水銀ポロシメーターで測定した結果、前述し
たような短冊状微細孔を有する中空糸の場合、パイロジ
エンが炉別されるための最大孔径は中空糸膜の膜厚T 
(11)によって変化することが判った。
即ち膜厚Tを大きくすれば平均孔径が大きくてもパイロ
ジエンは炉別されf液には含まれない。
これは膜厚が大きいと膜の平均孔径が大きくてもパイロ
ジエンが膜中のミクロフィブリルに引っかかり膜を透過
出来ないものと考えられる。多孔質中空糸の場合この膜
厚と孔径の関係は D=0.002XT+α3で表わされ、さらに透水速度
の面から下限値としてO,Oaμ以上が有効であること
が判った。
すなわち微細孔の孔径として0.03μ以上(0,00
2XT+0.3)μ以下の中空糸を用いるエンが完全に
除去された水が得られることが判明したのである。
更に中空糸の膜厚としては10〜100μ、好ましくは
20〜80μの範囲、空孔率としては20〜90Vol
*好ましくは40〜80VolllcD範囲が透水速度
および膜の物理的な強度のバランスの面から好ましいの
でおる。
また本発明においては被処理水を処理するに際し被処理
水を2回収上該層を通過せしめる方法が好ましく用いら
れる。すなわち二段以上の一過により上述した如き物質
の除去に対する信頼性をより向上せしめることができ、
かつ、前段と後段の空孔の孔径、膜面積のバランスをと
るととKより、一段で用いた時に較べはるかに長い装置
の使用喪命が得られる。
なお、この多段一過の場合、第n段目の膜の平均孔径を
Anとするとき An≧An+1であシ費f また第n段目の膜面積をSnとするとき3n≧8 n 
+ 1であることが好ましい。
本発明における方法により4!に水中の極微量の低分子
有機化合物を除去する場合、該有機化合物の含有量の多
い水道水等を濾過した場合該有機物が除去されると同時
に多孔質膜の透水量が急激に低下する現象が認められる
・ 特に該有機化合物が200 p、p、−以上含まれる水
道水の場合特に透水量の低下が着るしいのであるがこの
現象を防止するのに該方法が特に好ましい。
従来の濾過膜を用いる濾過法において孔径の異なる膜を
用いて2段以上の濾過を行うことは公知であるがこれは
液体中の粒子の除去を対象としたものである。
本発明の方法の場合には、粒子の除去ではなく低分子有
機化合物の除去に関連するもので且つ透水量の低下を防
止することを目的とするものである。なお前段の膜の平
均孔径は後段の膜の平均孔径より大であることが好まし
いが、前段の膜と後段の膜の平均孔径が同一であっても
透水量の低下を防止する効果は十分に認められる。しか
し前段の膜より後段ν膜の平均孔径が大なる場合は、前
段の膜の濾過抵抗が律速となり透水量の低下を招き好ま
しくない。又前段の膜面積を後段の膜面積より大きくす
るか同等とすれば透水量の低下現象を十分に防止できる
が、前段の膜面積が後段の膜面積より小さいと、前段の
膜の濾過抵抗が律速となり透水量の低下が認められ好ま
しくない。
また本発明においては、被処理水として井戸水や水道水
など比較的に不純物の少ない水を対象とし、これを高次
処理して水中の細菌、パイロジエン、極微量低分子、微
量有機物を除去することを目的とするものであり、例え
ば高度に汚染された排水の処理の場合には充分な前処理
を施すことが必要となる。
また本発明においては使用にあたって使用に必要な量の
みを使用直前に連続的に処理できるものである。また別
のポンプ等の加圧手段を用いずK例えば水道の蛇°口、
あるいはポンプ汲み上げ式の井戸水の蛇口に本発明の装
置を装着してこれらの水の水圧だけで操作して処理水を
得るととも可能である。
すなわち例えば水中の細菌やパイロジエンを除去する有
効た手段として蒸溜法や逆浸透膜法勢が用いられている
が、一旦処理された水を貯槽に貯えてから使用する方法
がとられ、貯槽中に配管あるいは配管の接続部分から空
気中の細菌類が逆陳入し処理水が無菌でなくなり、また
逆浸入した細菌の代−産物としてパイロジエンが存在す
る水となり問題となる場合が多いのである。
この様なトラブルを防止するために考えられた対策が本
発明の方法であり、処理水の使用直前に連続的に水処理
を行い処理水を滞留させない傘本発明の方法によれば極
めて信頼性の高い無菌水中パイロジエンフリー水を得る
ことが出来るのである。
次に本発明の装置について説明する。本発明の装置にお
いて縦方向に配列したミクロフィブリルと蚊ミクロフィ
ブリルに対してほぼ直角に連結した結節部より形成され
る多数の短冊状微小空孔が膜の厚さ方向に相互につなが
ったミクロ積層構造を有し水銀ポロシメーターで;II
j′定した該微小空孔の平均孔径が0.03〜α8μで
あるポリオレフィン系多孔質膜が被処理水の入口と処理
水の出口を有する2個以上のハウジング内にそれぞれ収
納されたいわゆる多段濾過装置が用いられ、よシ信頼性
の高い細菌、パイロジエン、極微量低分子有機化合物の
除去が可能なのである。
また第n段目の膜の平均孔径をAn、膜面積をf3nと
するとき An≧An+1  かっSn≧Sn+1であ
る多段−過機構を設けてなる装置を使用することKより
前述し九如き理由により透水量の低下を防止することの
出来る装置でその実用性は極めて高いのである。
ま九本発明においては、上述の装置で特に第2図に示し
たようなU字状に曲げられた多孔質中空糸束(4)の先
端部付近を中空糸開口部(6)を有した状態で樹脂(5
)で接着した濾過材が被処理水の入口と処理水の出口を
有するハウジング内に収納され多孔質中空糸の多孔質壁
膜部を透過することによシ被処理水が処理されるこbを
特徴とする水浄化装置が好ましく用いられる。
なお図2には、中空糸の外側から内側に水が透過する方
向を示しであるが、この逆でもよい。
第3図は、モジュールを多段に組んだ例であるが、後段
のハウジングの処理水の取得口に細菌の逆浸入防止機構
をもつシャワーノズル(2)を設けた装置は無菌水製造
用として%に良く用いられる。
同ノズルとして例えばプラスチックからなるシャワーノ
ズルに殺菌剤としてヨードを吸着せしめた細菌逆浸入防
止機構を備えたものを挙けることができる。該装置以外
の無菌水の製造装置において装置の運転中は無菌水が連
続的に得られるが、運転を中止した場合空気中の細菌が
装置内に逆浸入する現象が認められるためにこれを防止
することは重要であり、本装置により細菌の逆浸入を防
止することが出来るのである。
ル またQl)の如くハウジングの上部にアダコールの注入
口を、ハウジングの下部にアルコールの排出口(6)を
設けて定期的にハウジング内の濾過材を殺菌処理する。
・と同時に濾過材の目詰り物質を洗浄するととが出来る
ようKした水浄化装置は実用上極めて有用である。
すなわち特に本発明の装置を無菌水製造用として用い且
つ被処理水中の低分子有機化合物の含有量が大である場
合において有用である。無菌水製造装置は長期間使用す
る場合安全性確保のため定期的に殺菌処理を施す方法が
良く用いられるのでこのアルコール注入口とアルコール
の排出口を有する水浄化装置は実用上有用である。又ア
ルコールを注入後2〜3分間その11放置しアルコール
を排出するととKより目詰り物質を除去することが可能
である。
また第4図は、多段処理装置の他の例であるが、アルコ
ール注入時エア抜きが容易となるようエア抜き口(至)
を設けている。またこのエア抜き口(至)に第5図、第
6図に示すような5 Kg/cd以下の水圧で水を透過
せず且つ空気を透過する分離膜を介してハウジング内の
空気を抜くことの出来る機構を備えていることも実用上
重要である。
すなわちハウジング内に空気が貯留していると低下する
のである。通常はハウジングの上部にコックを取り付け
たエア抜き口(至)が良く用いられているが本発明にお
いてはエア抜き口(至)のコックをはずして上記の自動
的エア抜き可能な機構を取り付けることができる。
なお5v−以下の水圧で水を透過せず空気を透過する分
離膜としては例えばポリプロピレン、ポリエチレン等の
疎水性高分子膜からなる微細孔を有する多孔質中空糸や
平膜等を用いることが出来るのである。
次に本発明を実施例に基づいて更に詳細に説明する。
実施例1 第1図に示す如き微細構造を有しカルロエルバ社製水銀
ポロシメーター221型を用いて測定した微細孔の平均
孔径が0.23μ、空孔率が60Volチ、膜厚60μ
、中空糸の内径280μのポリエチレンからなる多孔質
中空糸を用いた。この中空糸を第2図の如くU字状に束
ね、中空開口部を閉塞させない状態に保ち先端部をポリ
ウレタン樹脂を用いて集束固定化してなるカートリッジ
式フィルターをパイロジエン分離膜とした。該分離膜を
第2図のごとくハウジング内に装着し、井戸水の導管に
圧力調整器を介して接−続し、背圧Z 5 rl/dで
2400時間連続通水濾過し、P!遥前後の井戸水につ
いてパイロジエンの有無を測定した。この結果を第1表
に示した。
なお透水量は初期に於て250 t/1.lbrであり
、480時間透水後で透水量は17o4/m&lhr 
tで低下したが、分離膜をいったんハウジングより取り
はずし、50饅エタノール水溶液で洗浄し九ところ21
0 t/d、lbrまで透水速度は回復した。さらに通
水を続けた結果2400時間後の透水量は160 t/
rt、lbrであり九。
第  1  表 ※(未濾過井戸水のパイロジエン ++)第1表に示す
通り本発明の方法により井戸水中のパイロジエンが除去
されることが確認された。
実施例2 水銀ポロシメーターで測定した微細孔の平均孔径が0.
05 μ、空孔率が70Vo1%、膜厚40μ、中空開
口部の孔径が250μのポリプロピレンからなる多孔質
中空糸を分離膜として用い、他の条件は実施例1と同一
条件で通常の水道水を濾過し、テ過前後の水道水につい
てパイロジエンの有無を測定した。この結果を第2表に
示した。
なお透水量は初期に於て、17ot/♂、hr  であ
シ、480時間透水後で125 t/♂、hrまで低下
した。実施例1と同様にして分離膜を洗浄したところ透
水速度は145 t/r+?、hrtで回復し、さらに
濾過実験を続行した結果24oO時間後の透水速度は1
20 L/rl、hrであった。
第  2  表 水銀ポロシメーターで測定した微細孔の平均孔径が0.
68μ、空孔率が80Vo1%、膜厚40μ、中空糸内
径250μのポリエステルから々る多孔質中空糸を分離
膜として他の条件は実施例2と同一条件で通常の水道水
を一過し、濾過前後の水道水圧ついてパイロジエンの有
無を測定した。この結果を゛第3表に示す。
第  3  表 第3表の通り微細孔の平均孔径(D)が前述のく、微細
孔の平均孔径#(b)は(b)=α002 X (T)
 +0.3以下が好ましいことが判明した。
なお本実施例で用いるパイロジエンの検出法はLimu
lus 1ysate test (カブトガニ血球溶
解ゲル化試験)Kしたがった。検出試薬は帝国臓器製薬
KK製のプレゲル試薬(商品名)を用いた。検出原理は
カブトガニの血リンパ液中の血球が極微量のパイロジエ
ンと反応し、ゲル化することを利用したものである。プ
ルゲルは凍結乾燥された上記の血球成分がアンプル中に
密封された試薬であり、このアンプル中に検液を添加し
37℃で1時間卿卵器中で培養した後、5分間室温に保
ちアンプルを45°に傾けてゲル化の程度を判定する方
法にしたがった。判定基準は次の通シである。
(++) ?固いゲルを形成しアンプルを傾けてもゲル
の形が崩れない。
(+)ニゲルを形成しているがアンプルを傾けると塊シ
のまま動く。
(+):粗い顆粒状ゲルの形成および粘度の著しい増大
(−):液状のままで変化なし。
なお本法によるパイロジエンの検出限界は10 μg/
mt  である。
実施例1 第1図、K示す如き微細構造を有しカルロエルバ社製水
銀ポロシメーター221型を用いて測定し九微小空孔の
平均孔径が0.25μ、空孔率が60Vo1%、膜厚6
0μ、中空開口部の孔径280μのポリエチレンからな
る多孔質中空糸を第2図の如くU字状に束ね、中空開口
部を閉塞させない状態に保ち先端部をポリウレタン樹脂
を用いて集束固定化してなる吸着分離M(膜面積3!/
)をノ・!I ウジング内に装着し水道水(0市)の導管に圧力調整器
及び積算流量計を介して接続し、背圧1□cdで6.9
74に’の水を濾過した後、吸着分離膜に付着している
有機物をエタノールで洗滌しエタノールを蒸発除去した
後重量を測定した結果1.5455gであった。この価
を通水量6.97411’で除すると221.6p/p
#bであった。更にこの有機物について赤外吸収スペク
トル(IR)ガスクロマトグラフ(GC)、ガスクロマ
トグラフ(GC)−質量分析計(MS)等を用いて常法
により精密化学分析(定性分析及び定量分析)を実施し
た。
つた。
第 4表 分析結果 註)※ 印は同定可能であったが定量出来なかった。
秦秦印は詳細な同定不能で定量も出来なかった。
実施例〉(モデル実験) ジブチルフタレート25.6♀、 p、 bを含有する
蒸% 溜水を調整しこの試料を試験水として実施例4と同様の
吸着分離膜を使用して濾過実験を実施した。
すなわち前述の供試水501を3t/min  の速度
でポンプを使用して送水濾過し濾過層の水について通常
の方法によりジブチルフタレートの定量分析をおこなっ
た結果第5表に示す通りであった。
第 5表 分析結果 第5表に示す通り除去率は96.31sであり本発明の
方法が水中の極微量のジブチルフタレートの除去にいち
じるしい効果を示すことがわかった。
実施例5 微小空孔の平均孔径が0606μ、空孔率が70Vo 
l % 、膜厚40μ、中空開口部の孔径250μのポ
リプロピレンからなる多孔質中空糸を吸着分離層として
用いた実施例iと同一条件で濾過実験を実施し濾過後の
水についてジブチルフタレートの定量分析をおこなった
。この結果を菓6表に示した。
第6表 分析結果 第6表に示す通9除去率はポリエチレン多孔質中空糸の
場合(第5表)とほぼ同じく高率であった。
ワ 実施例6 微小空孔の平均孔径が0.94μである以外は実り 過后の水についてジブチルフタレート含有量を測定した
。この結果を第7表に示した。
1+ 第 7表  分析結果 第7表かられかる通り除去率は70.0チと微小わかっ
た。
比較例参 微小空孔の平均孔径が0.30μで空孔率が65Vo1
.、膜厚55μ中空開口部の孔径270μの水について
ジブチルフタレート含有量を測定した。
この結果を第8表に示した。
第8表 第8表に示す通りセルローズ系繊維よりiる多孔質中空
糸の場合は除去率は僅かに4101Gであり、本発明の
如く多孔質中空糸の基質がポリオレフィン系高分子から
なっていることが該微量有機物の除去効果に大きく寄与
していることがわかる。
ら 実施例r 第1図に示す如き多孔質構造を有し、カルロエルバ社製
水銀ポロシメーター221型を用いて測定した微小空孔
の平均孔径がα35μm1空孔率が63 Vol慢、膜
厚60μm1中空開孔部の孔径280μmのポリエチレ
ン多孔質中空糸(4)および微小空孔の平均孔径がα2
9μm1空孔率が59.5Volチ、膜厚58μm1中
空開孔部の孔径279μmのポリエチレン多孔質中空糸
Q3)を夫々第2図の如くU字状に束ね、中空開口部を
閉塞させない状態に保ち先端部をポリウレタン樹脂を用
いて集束固定化してなる吸着分離膜(膜面積夫々3♂)
をポリカーボネート製ハウジング内に装着してA。
B2個のモジュールユニットを得た。2個のモジュール
ユニットを第3図のごとく直列に連結し、モジユールユ
ニッ)Bを水道水(N市)の導管に接続し、背圧1.3
 K1//−+jでB、Aの順に2段濾過した。
ν過水は細菌数0個/ tnt−、LAL Te B 
t()  であり、原水の低分子有機物の98チが除去
されていた。なお原水の細菌数6個/ ml 5LAL
 Te5t(十+)であった。
この際初期濾過流量&8t/min であったが、a 
o、o o o を通水後の濾過流量は3. Ot/m
in  で流量低下は比較的僅かであった。
比較例a 実施例〃において、モジュール二二ッ)A、Bを夫々単
独に用い、初期濾過流1夫々3.827m i nで恒
圧沖遇しだ場合、モジュールユニットAにおいて#′i
a、o o o を通水後、濾過流量は3. Ot/m
inに低下した。また、モジュールユニットBの場合2
.6001通水により、流量3. Ot/min  に
低下した。
実施例8 モジュールユニツ)Aの膜面積を4dとした以外は実施
例〃と同様の通水試験を行なった。
初期に&8t/min  であった濾過流量が& OA
/mi nに低下するまでの通水量は38.000 t
であった。
(O 実施例0 第1図に示す如き多孔質構造を有し、カルロエルバ社製
水銀ポロシメーター221型を用いて測定した微小空孔
の平均孔径が0.45μm1空孔率66Vo1%、膜厚
56IJm1中空開口部の孔径270urn のポリエ
チレン多孔質中空糸を用い、実施例1と同様にして、膜
面積45!/のモジュールユニット囚を製作した。同様
にして平均孔径0、35 pin 、空孔率63VO1
%、膜厚6074m 、中空開孔部の孔径280μmの
ポリエチレン多孔質中空糸を用いて、膜面積411/の
モジュールユニット(2)を製作し、また平均孔径α2
9μm1空孔率59.5Volチ、膜厚58μm1中空
開口部の孔径279μmのポリエチレン多孔質中空糸を
用いて、膜面積3−のモジュールユニットC)を製作し
た。
モジュールユニツ) (A) 、 CB) 、 (C)
をその順に直列に1゛   連結し、実施例1と同様に
して通水試験を行なった。濾過水は細菌I5[(個/ 
mL 、、 LAL Te5t(−)であり、−原水中
の低分子有機物の99.5 %が除去されていた。なお
原水の細菌数5個/ ml XLALTest(++)
であった。
この際初期濾過流量& 8 L/mi n  で恒圧涙
過したとき、流量3. Ot/minに低下する迄の通
水量は59,000 tであった。
目 実施例− 実施例6のモジュール二二ツ)AおよびCを直列につな
ぎ、同様にして通水テストを実施した結果、初期流量3
−847m i nから3. Ot/mim  に低下
する迄の通水量は41.0001であった。
/1 実施例H 実施例フにおいて、30,0OO2通水後、モジュール
ユニットAのハウジング内の水を排出した後、エチルア
ルコールをハウジング内に満たした状態で約30分間常
温で放置した。次にエチルアルコールを排出し、約10
分間通水後モジュール二一ツ)A、B直列通水時の濾過
流量はa o、o o 。
を通水前の流量に対し94嘩迄回復したことが認められ
た。
実施例i 第7図に示す如き濾過材とハウジングからなる水処理装
置を作製した。なおハウジングはボリヵ膜を取り付けた
。この分離膜はポリエチレン多孔質中空糸で多孔質壁膜
の平均孔径α23μ壁換部の厚さ56μ中空開ロ部の径
280μの中空糸束をU字状に束ねその先端付近を第5
図の如く樹脂で接着し円筒形のプラスチック容器の中に
固定し九。なお分離膜の面積は0.02 jとした。
次に鉄水処理装置を水道水の蛇口に圧力計及び流量針を
介して取り付けて通水を開始し、ハウジング内部の空気
が排出される状態を観察した。排気は円滑に行われハウ
ジング内に被処理水が充満された。この時点における水
圧はZ 51に/cli  で流量は3.5 L/mi
 n  であった。
この条件下で通水を続け濾過材に含有される空気の排出
状態を観察した。泡状の空気が約10分間発生したが分
離膜から円滑に排出され約10分経過後には泡の発生が
認められなくなりハウジング内の空気が排出されたこと
が確認された。また分離膜の漏水は認められなかった。
次に水道の蛇口コックを閉じて運転を一旦停止し24時
間経過後ハウジング内を観察するとハウジングの上部に
空気が貯留されていた。再び水道の蛇口コックを開いて
運転を再開すると約30秒后には完全に空気が排出され
た。このままの状態で約10日間の連続通水を実施した
が分離膜からの漏水は認められずまたハウジング内に空
気が貯留するようなことはなかった。
以上の水濾過実験から本発明の方法が水処理装置内の空
気抜き方法として優れた方法であることが確認された。
q 実施例に) ポリプロピレンよシなる平膜(厚さ0.3晒、多孔質部
分の平均孔径0.08μ)を用いて第6図に示すように
円筒形プラスチックの中に固定して該分離膜を作製した
1 この分離膜を実施例ト4の場合と全く同じ水戸l3 過装置のハウジングの上部に取り付は実施例Hの場合と
全く同条件で通水実験を実施した。この結果は実施例1
2の場合と同様でハウジング内の空気は円滑に排出され
且つ分離膜からの水もれ現繊維長方向に配向した短冊状
微小空孔を有する多孔質ポリエチレン中空糸を除菌フィ
ルターとしてモジュールを作成した。中空糸はカルロエ
ルバ社製氷釧ポロシメーター221型を用いて測定り九
微小空孔の平均孔径が0.30μm1空孔率60Vol
チ、膜厚60μm1中空開ロ部の口径280μmであっ
た。多孔質中空糸をU字状に束ね、先端部をポリウレタ
ン樹脂を用いて集束固定化し、塩化ビニル樹脂製のハウ
ジング内に堆りつけた。
次に第7図に示す如く処理水の取得口KABSからなる
シャワー蛇口に沃素を約2−吸着せしめた細菌再汚染防
止機構を備えた部品を取シつけ九。
次にヒーターで40℃に加温した水道水をポンプを用い
背圧2に4/−で、中空来電ジュールに送り外圧式によ
り炉遇した。第9表に濾過前後の水の細菌数およびリム
ステストによりパイロジエンの有無を1す。次に1日2
時間の通水を3力月継続した結果および途中経過を第9
表に併せて示す。
第  9  表 第9表に示す通り3力月間消毒など全く行ガわ愈かった
Kもかかわらず、常に無菌のパイロジエンフリー水が得
られたことがわかる。tた蛇口から出る水は沃素の臭い
も認められず手術前手洗水として問題のないものであっ
た。
【図面の簡単な説明】
第1図は短冊状微細孔の積層構造の一平面の模式図であ
る。 第2図、第7図は中空糸を用いたモジュールの1例であ
る。 第3図、第4図は多段処理装置の例である。 第5図、第6鼠は自動エア抜き装置の例である。 1・・・・・・ミクロフィブリル  2°°°°°“結
節部3・・・・・・短冊状微細孔  4.4′・・・・
・・中空糸5.5′・・・・・・中空糸集束固定樹脂部
6・・・・・・中空糸開口部  7.7′・・・・・・
ノ・ウジング8・・・・・・モジュールユニットの連結
管9・・・・・・三方コック   to−レヤクーlス
“°♂ム11.11’・・・・・・アルコール注入口1
2.12’・・・・・・アルコール排出口13.13’
・・・・・・エア抜き口 20・・・・・・自動エア抜色機構 21・・・・・・多孔質平膜 、? I 図        青2図 −+ 3 別 ^1ト 手続補正書 昭和57年5月2ワ日 特許庁長官 島 1)春樹 殿 1、事件の表示 特願昭57−45983号 2、発明の名称 3、補正をする者 事件との関係  特許出願人 東京都中央区京橋二丁目3番19号 (603)ミ菱レイヨシ株式会社 取締役社長 金 澤 脩 三 4、代理 人 東京都中央区京橋二丁目3番19号

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1)縦方向に配列したミクロフィブリルを該ミクロフィ
    ブリルに対してほぼ直角に連結した結節部より形成され
    る多数の短冊状微小空孔が膜の厚さ方向に相互につなが
    ったミクロ積層構造を有し水銀ポロシメーターで測定し
    た該微小空孔の平均孔径が0.03〜0.8μであるポ
    リオレフィン系多機とする水の浄化方法 2)該多孔質膜を使用して蒸溜水を一過した場合におけ
    る初期濾過流量が常温、IV−の水圧で1μmln/r
    1以上である特許請求の範囲第1項記載の水の浄化方法 3)咳多孔質膜がポリエチレンまたはポリプロピレンで
    ある特許請求の範囲第1項または第2項記載の水の浄化
    方法 4)該ポリオレフィン系多孔質膜が多孔質中空糸である
    特許請求の範囲第1項1.第2項または第3項記載の方
    法 5)該多孔質中空糸の壁膜層の厚さが10〜100μ、
    水銀ポロシメーターで測定1−た空孔率が20〜90 
    Vol %である特許請求の範囲第4項記載の水の浄化
    方法 6)該多孔質中空糸の壁膜層の厚さをTCli)、微細
    孔の平均孔径を5伝)とした時、 0.03≦b≦0.002XT+0.3である特許請求
    の範囲第4項記載の水の浄化方法 7)被処理水を2回以上該膜を通過せしめることを特徴
    とする特許請求の範囲第1項、第2項、第3項、第4項
    、第5項または第6項記載の水浄化方法 8)第n段目の膜の平均孔径をAn、膜面積をSnとす
    るとき An≧An+1かつ Sn≧S n +1であることを特徴とする特許請求の
    範囲第7項記載の水の浄化方法 9)被処理水として井戸水、水道水を対象とすることを
    特徴とする特許請求の範囲第1項、第2項、第3項、第
    4項、第5項、第6項、第7項または第8項記載の水浄
    化方法 10)使用にあたって使用に必要な量のみを使用直前に
    連続的に水処理を行なうことを特徴とする特許請求の範
    囲第1項、第2項、第3項、第4項、第5項、第6項、
    第7項、第8項または第9項記載の水浄化方法 11)縦方向に配列したミクロフィブリルと骸ミク四フ
    ィブリルに対してほぼ直角に連結した結節部より形成さ
    れる多数の短冊状微小空孔が膜の厚さ方向に相互につな
    がったミクロ積層構造を有し水銀ポロシメーターで測定
    した諌微小空孔の平均孔径が0.03〜0.8μである
    ポリオレフィン系多孔質膜が被処理水の入口と処理水の
    出口を有する2個以上のハウジング内にそれぞれ収納さ
    れ、第n段目の膜の平均孔径をAn1膜面積をSnとす
    るとき An≧An+1  かつ Sn≧Sn+1.4
       であることを%徴とする多段−過機構を設けてな
    る水浄化装置 12)ポリオレフィン多孔質膜が中空糸膜でTo抄、中
    空糸の開口部を開口状態に保ちつつU字状に曲げられた
    多孔質中空糸束の先端部付近を樹脂で接着固定した濾過
    材が被処理の入口と処理水の出口を有するハウジング内
    に収納され、多孔質中空糸の多孔質壁膜部を透過するこ
    とにより被処理水が処理されることを特徴とする特許請
    求の範囲第11項記載の水処理装置 13)後段のハウジングの処理水の出口に細菌の逆浸入
    防止機構を設けてなることを特徴とする特許請求の範囲
    第11項または第12項記載の水浄化装置 14)ハウジングの上部にアルコール注入口をハウジン
    グの下部にアルコールの排出機構を設は定期的にハウジ
    ング内の濾過材を殺菌処理すると同時に一過材の目詰り
    物質を洗浄することが出来るようにした特許請求の範囲
    第11項または第12項ま九は第13項記載の水浄化装
    置 15)ハウジングの上部K 5 ’jWcd以下の水圧
    で水を透過せず且つ空気を透過する分離膜を介してノ・
    ウジング内の空気を抜くことの出来る機構を備えたこと
    を特徴とする特許請求の範囲第11項、第12項、第1
    3項または第14項記載の水浄化装置
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