JPS58162238A - 粉乳類の保存方法 - Google Patents

粉乳類の保存方法

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Publication number
JPS58162238A
JPS58162238A JP4581182A JP4581182A JPS58162238A JP S58162238 A JPS58162238 A JP S58162238A JP 4581182 A JP4581182 A JP 4581182A JP 4581182 A JP4581182 A JP 4581182A JP S58162238 A JPS58162238 A JP S58162238A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
milk
powder
container
powdered milk
oxygen
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP4581182A
Other languages
English (en)
Inventor
Yasuhiro Sakai
酒井 泰博
Yoji Uchida
内田 洋二
Shuji Wakamatsu
若松 修司
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Gas Chemical Co Inc
Original Assignee
Mitsubishi Gas Chemical Co Inc
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Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Gas Chemical Co Inc filed Critical Mitsubishi Gas Chemical Co Inc
Priority to JP4581182A priority Critical patent/JPS58162238A/ja
Publication of JPS58162238A publication Critical patent/JPS58162238A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は粉乳類の保存方法に関する。更に詳しくは粉乳
類を脱酸素剤と共に非通気性の袋または容器に密封して
保存することを特徴とする粉乳類の保存方法に関する発
明である。
粉乳類はプラスチック製の袋または粉乳カンに充填して
流通されている。しかし粉乳類の中でも例えば全脂粉乳
では脂肪の含有率が25%前後と高いので、脂肪の酸化
を防止するために容器内に窒素を充填する方法が従来か
ら行なわれている。
しかし窒素を充填する方法はその装置が複雑であり、か
つ粉乳類が粉体であるため窒素置換の効率が悪いので酸
素が残存し、その結果脂肪分の酸化が進みそして品質の
劣化が生じて、全脂粉乳では油やけ臭、ミルク腐敗臭が
生じたりする欠点があった。また脂肪分が少ない脱脂粉
乳、例えばホエーパウダーの場合でも経日と共にミルク
腐敗臭の様な異臭を発するので、利用出来なくなる場合
があった。本発明者等は粉乳類の保存においてこの様な
欠点を除く方法について研究の結果、本発明を完成する
に至った。
本発明において、粉乳類とは例えば全脂粉乳、脱脂粉乳
、特殊調整粉乳、アイスミックスパウダー、クリームパ
ウダー、バターミルクパウダーまたはホエーパウダー等
の粉状の乳製品を意味する。
本発明において、脱酸素剤は酸素を吸収する組成物を意
味するものであり、例えば鉄、炭化鉄などの鉄粉、亜ニ
チオン酸塩、亜硫酸塩、第二鉄塩などの還元性の無機塩
、ヒドロキノン、カテコール、ピロガロール、没食子酸
、ブチルヒドロキシアニソール等で例示されるポリフェ
ノール類、グ+コ/−ス等で例示される還元性の糖類お
よびアスコルビン酸、エリソルビン酸などで例示される
還元性の多価アルコール、からなる群から選ばれる還元
剤を主たる有効成分とするものがあげられる。これらの
脱酸素剤の中で効果、または経済性あるいは取扱いやす
さ等の点で鉄粉と電解質、例えば鉄粉とハロゲン化金属
を含有するものが好ましい。
本発明において用いられる脱酸素剤は脱酸素剤組成物を
通気性包材に密封したものである。通気性包拐としては
有孔プラスチックフィルムまたはこれと紙、布、不織布
またはこれらの積層体から選ばれる通気性フィルムまた
はシートとを積層した包材が用いられる。好ましくはこ
れらの包材に耐油加工をほどこしたものが望ましい。
本発明において、非通気性の袋または容器としては、非
通気性の包材を使用してなる気密性の袋または気密性の
容器が用いられるが、この場合の非通気性包材としては
、酸素透過度が50睦爾・aχ流・d 以下のプラスチ
ックス、例えば塩化ビニリデンまたは塩化ビニリデンを
被覆またはラミネートしたフィルムが用いられる。また
、金属板の場合は例えば鋼鉄板、アルミ板またはブリキ
板等が用いられる。これらの包材の中でプラスチックス
としては強度の点で二軸延伸フィルム、またはラミネー
トフィルムが、そして金属板としては鋼鉄板またはブリ
キ板婢が好ましい。上記の包材は例えば円筒形の缶状の
容器または適宜の形の袋に成形して使用される。本発明
において缶状の容器の場合は蓋を用いて密封する方法が
一般に行なわれるが、この場合の密封方法としては金属
製の蓋を封缶機を用いて封をする方法が行なわれる。ま
たプラスチックス製の袋の場合は一般的には、融着まだ
は接着して密封する方法が行なわれる。本発明方法にお
いて、脱酸素剤は粉乳類と脱酸素剤とがなるべく直接々
触することが無い様にすることが望ましい。脱酸素剤と
粉乳類とが直接々触することを防ぐためには例えば袋ま
たは容器の一部に脱酸素剤収納部を設ける方法が採用さ
れる。例えば気密性の袋に脱酸素剤収納部を設けるには
、例えば通気性包拐からなる、脱酸素剤を収納するため
の小袋を気密性の袋の内側に固着する方法、または気密
性の袋のコーナ一部分に、通気性の隔壁を設けてなる小
室を作り、この小室に脱酸素剤を入れる等の方法がとら
れる。また気密性の容器としては例えば鋼鉄またはブリ
キ製の円筒型の缶が一般的に用いられるが、この場合、
缶の蓋の内側部分に脱酸素剤収納部分を設ける方法□、
または缶の内側に板状の脱酸素剤を貼り付ける方法等に
よって脱酸素剤が粉乳類と直接々触しない様にする方法
がとられる。なお本発明においては窒素充填法を併用す
ることも可能である。本発明方法は、粉乳類を脱酸素剤
と共に密封することによって目的が達成されるが、この
場合密封系内の気密性および脱酸素剤の脱酸素能を確認
するために酸素検知剤を併用するのが好ましい。酸素検
知剤の使用形態としては、固形の検知剤を通気性包材に
包装したもの、又は非通気性包材に包装し通気孔をあけ
たものを密閉系内に入れる方法、印刷可能な検知剤を脱
酸素剤の包材の表面に印刷し密閉容器を透明なものにす
る方法、又は密閉容器を透明にし、その内側に検知剤を
印刷する方法などの各種の方法が採用される。以上の様
な本発明方法による場= 5− 合は粉乳類を劣化させることなく、長期間保存すること
が可能である。
図面は本発明方法に使用する容器の1例を示す鋼鉄製の
円筒型の容器の場合を示す模式図である。
図面において、1は外筒、2は底蓋、3は脱酸素剤の収
納部分である有孔収納キャップを示す。4は上蓋、5は
脱酸素剤を示す。
以下、実施例により本発明を更に詳しく説明する。
実施例1 耐油性をほどこした脱酸素剤エージレスZ−100L(
三菱瓦斯化学製脱酸素剤の商品名) および酸素検知剤
を内側に固着した、塩化ビニリデンコート・÷リエ/ホ
0 チレン積層フィルム(20μ150μ)220X300
%の袋に全脂粉乳100gを入れ、ヒートシールを行な
って、室温下および南向の窓側(容器内最高温度40℃
)に保存し、経時毎の容器内の酸素濃度、官能による品
質判定、および油脂分の過酸化物価、酸価を測定した。
結果を第1表に示す。
比較例1 6− 全脂粉乳100gをPE袋(60μ)で包装し、脱酸素
剤および酸素検知剤を使用することなく、実施例1と同
様にして保存した。保存結果を第1表に示す。
第  1  表 注、スタート時の過酸化物価 20 酸価    0,11 官能評価 5:最もよい 4:よい 3:普通   2:悪い 1:非常に悪い 実施例2 耐油性加工をほどこした脱酸素剤(三菱瓦斯化学製脱酸
素剤・エージレスZ −100L )と酸素検知剤とを
固着した、塩化ビニリデンコート・ポリエチレン積層フ
ィルム(20μ150μ)220X300%の袋に、育
児用植物性油を15%添加したホエー紛100gを入れ
て、ヒートシールを行ない、室温下、および南向窓側に
保存し、経時毎の容器内の酸素濃度の測定、官能による
品質判定を行なった。
結果を第2表に示す。
比較例2 実施例2と同様のホエー紛100#をPE袋(60μ)
で包装し、脱酸素剤と酸素検知剤を使用しない以外□は
実施例2と同様にして保存した。結果を第2表に示した
9− 第  21! 実施例3 底蓋の内側に脱酸素剤収納部を設け、これに耐油加工を
施した脱酸素剤(三菱瓦斯化学製脱酸素剤エージレスZ
−100L)および検知剤を入れてなるブリキ製の円筒
缶に脱脂粉乳100gを入れ、密封し室温下および南向
窓側に保存し、経時毎の容器内の酸素濃度の測定および
官能による品質判定を行なった。結果を第3表に示した
比較例3 脱酸素剤および検知剤を使用しない以外は実施 10− 保存結果を第3表に示した。
第  3  表
【図面の簡単な説明】
図面は本発明方法で使用する容器の1態様を示す模式図
である。 特許出願人 三菱瓦斯化学株式会社 代表者゛長 野 和 吉 11− 手  続  補  正  書 (自発)昭和57年4月
え0日 鼎1 特許庁長官 島 1)春 樹 殿 1、 事件の表示 昭和57年特許願第45811号 2、 発明の名称 粉乳類の保存方法 3、 補正をする者 事件との関係 特許出願人 4、 補正命令の日付 自発補正 5、 補正の対象 明細書 6、 補正の内容 明細書の下記の個所の[紛]を「粉」に補正する。 第1頁 第9行、第10行、第11行、第13行(2個
所)、第14行、第15行、第19行、 第2頁 第1行、第3行、第6行、第9行(2個所)、
第10行(2個所)、第12行、第15行、第3頁 第
4行、第5行、 第4頁 第12行、第14行、 第5頁 第7行、第9行、 第6頁 第1行、下から6行、 第7頁 第1行、 第9頁第7行、 第10頁 下から6行

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. の保存方法
JP4581182A 1982-03-23 1982-03-23 粉乳類の保存方法 Pending JPS58162238A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4581182A JPS58162238A (ja) 1982-03-23 1982-03-23 粉乳類の保存方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4581182A JPS58162238A (ja) 1982-03-23 1982-03-23 粉乳類の保存方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPS58162238A true JPS58162238A (ja) 1983-09-26

Family

ID=12729632

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4581182A Pending JPS58162238A (ja) 1982-03-23 1982-03-23 粉乳類の保存方法

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN108174926A (zh) * 2017-12-27 2018-06-19 内蒙古蒙牛乳业(集团)股份有限公司 调制乳粉及其制备方法

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN108174926A (zh) * 2017-12-27 2018-06-19 内蒙古蒙牛乳业(集团)股份有限公司 调制乳粉及其制备方法
CN108174926B (zh) * 2017-12-27 2021-02-19 内蒙古蒙牛乳业(集团)股份有限公司 调制乳粉及其制备方法

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