JPS58161415A - 自動等化器 - Google Patents

自動等化器

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JPS58161415A
JPS58161415A JP4327882A JP4327882A JPS58161415A JP S58161415 A JPS58161415 A JP S58161415A JP 4327882 A JP4327882 A JP 4327882A JP 4327882 A JP4327882 A JP 4327882A JP S58161415 A JPS58161415 A JP S58161415A
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邦博 山田
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    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L25/00Baseband systems
    • H04L25/02Details ; arrangements for supplying electrical power along data transmission lines
    • H04L25/03Shaping networks in transmitter or receiver, e.g. adaptive shaping networks
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  • Facsimile Image Signal Circuits (AREA)
  • Filters That Use Time-Delay Elements (AREA)
  • Cable Transmission Systems, Equalization Of Radio And Reduction Of Echo (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は自動等化器、とくに、たとえばファクシミリ信
号などのデータ信号を受信して復調する復調器を有する
受信装置に適用する自動等化器に関するものである。
一般に自動等化器は、遅延回路が多段に縦続接続された
タップ構成をとり、・各タップにおける遅延出力にタッ
プ係数を乗じて総和をとった等化器出力と推定シンボル
値との誤差に基づいて、所定の修正係数に応じて各タッ
プ係数を修正することによって、ライン信号を受信した
回線の回線特性の等化を行なうものである。
データ信号の受信装置では、データ信号の受信に先立っ
て、たとえば国際電信電話諮問委員会(CCITT )
勧告V、 27 bis/lerまたはv、29などに
規定された所定のトレーニングシーケンスを実行する。
周知のように、この初期トレーニングは、2値シンプル
のオータネ−ジョンで開始し、多値シンプルのランダム
信号の受信まで推移するが、復調器はできるだけ速やか
に諸条件を収束させ、次に来るデータ信号の受信に備え
ることが要求される。
自動等化器においても初期トレーニング中にタップ係数
を迅速に収束させる必要がある。初期トレーニングの後
に続く通常のデータ信号受信モードでは、タップ数が多
い等化器はど等化能力が大きいので有利である。しかし
タップ数が多いと系が不安定になシやすく、安定にする
ためにはタップ係数の修正係数を大きくとることができ
ないので、収束は遅くなる。一方、初期トレーニングに
おける収束を早くするためにタッグ係数の修正係数を大
きくすると、場合によっては収束できず発散してしまう
ことがある。
従来の自動等化器を設計するにあたり、このように相反
する初期トレーニングにおける高速収束の実現とデータ
信号受信モードにおける高い等化能力の実現との間のト
レードオフを常に考慮して最も効果的、すなわち妥協的
なタップ数および修正係数を求めていた。換言すれば従
来は、これら2つの相反する条件のうちのいずれか一方
を犠牲にした自動等化器しか実現されていない。
したがって本発明は、初期トレーニングにおいて安定か
つ高速に収束し、しかもデータ受信モードにおいて回線
特性の等化能力が高い自動等化器を提供することを目的
とする。
本発明によればこの目的は、高速収束を必要とする場合
、たとえば初期トレーニングの最初の段階では自動等化
器の実効タップ数を少なくし、その他の場合、たとえば
通常のデータ受信モードでは実効タップ数を多くすると
いう思想によって達成される。また、実効タップ数を少
なくするとともにタップ係数の修正係数を大きくとシ、
★効タップ数を多くするとともに修正係数を小さくとる
ようにしてもよい。これによって、データ受信モードに
おける実効タッグ数が高速収束モードにおける実効タッ
プ数によって制限を受けることなく自動等化器のタッグ
数を設計することができるので、安定な高速収束と高い
等化能力の両条件を満足する自動等化器を得ることがで
きる。また、高速収束モードでは実効タップ数が少ない
ので、信号の遅延を少なくすることができ、これによっ
てタイミング抽出位相同期ループ(PLL )や搬送波
抽出PLLめ収束も早めることができる。
本発明によれば、シンプルを含む入力データ信号を順次
遅延させる縦続接続された複数の遅延回路を含むタッグ
構成をとり、各タッグにおける遅延出力にタップ係数を
乗じて総和をとつた出力信号とデータ信号の推定シンボ
ル値との誤差に基づいて、修正係数に応じて各タップ係
数を修正することによって入力データ信号を受信した回
線の回線特性を等化する自動等化器において、まず、最
も大きな値のタッグ係数を有するタップを含む少数のタ
ップのみを動作させてタップ係数をおおまかに収束させ
、次に、これら動作させたタップ以外のタップも動作さ
せるどとによって自動等化を行なう。
次に添付図面を参照して本発明による自動等化器の実施
例を詳細に説明する。
第1図は本発明による自動等化器を、たとえばファクシ
ミリ信号などの信号の復調器を含む受信装置に適用した
例を示す。同図において、この受信装置は、回線からフ
ァクシミリ信号などのライン信号を受信する端子10に
接続された帯域フィルタBPFを有し、これはライン信
号に含まれる不要帯域内の雑音を除去してリード12に
出力する。
リード12には自動利得制御回路AGCが接続され、こ
れはレベルが不定のグー ド12における入力信号Aを
レベルが一定の出力信号Bにしてリード14に出力する
回路である。
リード14は乗算器MLT 1の一方の入力に与えられ
、その他方の入力16には搬送波発振器O8Cが接続さ
れている。乗算器MLT 1の出力18には低域フィル
タLPFが接続され、その出力20は本発明による自動
等什器AAEに接続されている。搬送波発振器OSCは
受信したライン信号の搬送波 J (IICtと位相が
θだけずれた搬送波ej(a+、t+v)を発生し、乗
算器MLT 1およびフィルタLPFとあいまって、た
とえば直交振幅変調されているリード14の信号Bを基
底帯域信号rkに復調する。自動等化器AAEはライン
信号を受信した回線の特性に自動的に適応し、等化する
等什器である。
等什器AAEの出力22は量子化器QZに接続され、後
者は等什器AAEの出力ykからライン信号中に含まれ
るシンボルを判定し、量子化する。
等什器AAEの出力22および量子化器QZの出力24
は減算器SUB 1に入力され、これはリード22の信
号ykとリード24の信号akとの差信号−ekをリー
ド26に出力し、これを等什器AAEに入力する。これ
は等什器AAEの収束に利用される。
ところでこの実施例では回線から端子10に受信される
信号は、送信端においてたとえばスクランブルされ、差
分符号化され、直交振幅変調された信号である。すなわ
ち、たとえばファクシミリ信号などのデータ信号をシン
プルの伝送パターンに片寄りがないように平均化、ラン
ダム化して、スクランブルされたビット流を形成し、次
に搬送波位相のあいまいさを除去するためにこのビット
流の位相成分を差分符号化する。次にこれを低域フィル
タを通過させてシンプルの周波数スペクトルを整形し、
この基底帯域信号によって周波数f。Cf、−ω。/2
π)の搬送波 3cac tを変調し、帯域フィルタま
たは低域フィルタによって不要帯域の周波数成分が除去
され、回線に送出される。なお変調方式は、たとえば1
次元または2次元の振幅変調であってよく、また、2次
元変調方式の位相変調方式をとることもできる。
このように端子lOの受信信号は差分符号化およびスク
ランブルされているので、第1図に示す受信装置では差
分復号器DDおよびデスクランブラDSが設けられてい
る。差分復号器DDは量子化された信号↑kに含まれる
シンプルからビット流を形成する。その出力88はデス
クランブラDSに接続され、デスクランブラDSは送信
端におけるスクランブラと逆の関数を有し、リード28
のビット流からデータ信号を復元し、出力端子30に出
力する。
本発明による自動等化器AAEおよびその周辺の関連回
路の構成例を第2図に示す。この等什器AAEは、m 
十n個(m、nは自然数)の縦続接続された遅延回路り
、 Ci= −m+1、−、−11011.2.・・・
・・・、n)を有し、信号入力端子10におけるライン
信号の?−速度をfb(H2)とすると各遅延回路の遅
延時間はTb (=1/fb) (秒)である。
遅延回路Diの各段には、図示のようにアキュミュレー
タACC7(z=  ml  m+1 +・=+  1
 + Orl、2.・・・、n)が設けられ、これはそ
の入力に現われる信号をシンプルクワツクごとに加算す
る累算器である。中央タップとその周辺の数段のアキュ
ミュレータ、すなわちこの実施例ではACC、、ACC
oおよびACClはリセット端子100が共通に接続さ
れ、リセット信号RESETが供給される。他のアキュ
ミュレータACC−□〜AC(、2およびACC2〜A
CCnはリセット端子100が共通にORグー)ORに
接続され、ダートORの一方の入力にはリセット信号R
ESETが、他方の入力には自動等化器の高速収束モー
ドを表わす信号FASTが供給される。各リセット端子
100が付勢されると、中央タッグのアキュミュレータ
ACcoは1に、他のアキュミュレータはOにそれぞれ
リセットされる。
各段には乗算器Miが設けられ、これは各タッグの出力
rzとタッグ係数ciとの積e i r iを出力する
。各乗算器Miの出力は加算書ADDに入力され、これ
は をリード22に出力し、これが等止器AAEの出力信号
となる。
量子化器QZは信号ykO値を量子化し、時点にで送信
されたシンボルakをこのykより推定し、推定シンプ
ル値akを出力する。この推定に誤りがないとすれば ak−ak(2) である。
減算器SUBは量子化器QZの入出力信号の差として誤
差信号 一〇に−ak−yk(3) を出力する。この誤差信号は乗算器MAの一方の人力に
供給され、その他方の入力102はタップ修正係数発生
器ALPI(Aからタップ修正係数αが供給される。乗
算器MAは肉入力信号−〇にとαを乗算する。
乗算器MAの出力は、各タップごとに設けられた乗算器
MCiに入力され、各乗算器MCiは、たとえば−次元
変調方式の場合は−αekriを、二次元変調方式の場
合は−αekri  を出力し、各アキュミュレータA
CC7に供給する。ただしri*はrtの共役複素数で
ある。
本実施例では自乗平均等化法を採用し、時点kにおける
アキュミュレータACCiのタップ係数ezをCIとす
ると、次の時点に+1におけるタップ係数は、−次元変
調方式では Cと1== 、に−(!ekr7   (4a)二次元
変調方式では ck+1=c、に−αekrj    (4b )に修
正される。
さて、タップ係数の修正式(4m) 、 (4b)は初
期トレーニングにおいては急速に収束するととが望まし
い。この目的のためには、修正係数αを大きくすれば良
いが、安定収束という点からはなるべくこれを小さくす
る必要がある。とくに、回線歪が大きかったシ、回線雑
音が多いときには修正係数αを十分小さくしないと、収
束が不安定になったり、発散したシする。またトレーニ
ングが終了した後、タップ係数が安定している必要があ
るので、αを小さくするという方法が良く使われている
式(3)の誤差信号ekの計算においては、受信したシ
ンプルの推定値akが正しい(式(2))と仮定してい
る。もしこの仮定がくずれると、式(4a)または(4
b)のタップ係数の修正において、ekの計算値に誤シ
があるわけであるから、タップ係数Ccは誤った方向に
修正されてしまう可能性が大きい。時点kにおけるC1
よりも、k+1時点ではさらに悪い等化特性となるより
なC1となす る可能性がある。したがって、k+1時点では量子化器
QZで行う推定値’に+1の誤りの可能性は時点により
大きくなることがあり、この主うなことが起り出すと、
タップ係数の修正式(4a) −iたは(4b)の収束
が不安定になったり、発散したりする。修正係数αを大
きくするとこのような現象が起りやすいことは容易にわ
かるであろう。
逆にαを十分小さくすれば量子化器QZにおいて多少の
推定誤りがあっても、式(4a)または(4b)の収束
を安定にできることも容易にわかるであろう。
次に、自動等止器AAEに含まれ°るタップの数m +
 n + 1と式(4a)または(4b)の収束の安定
性との関係について説明する。仮りに推定値↑□に誤り
があったために、式(4a)または(4b)の修正にお
いて誤った方向にεiだけ修正したとすると に+1k   k C・ −〇・+ε・      (5)Z      
   ZZ となる。この結果に+1時点における等止器AAEの出
力信号yk+1は(1)式より となる。
って余計に加わる誤差成分である。すなわち直前のタッ
グ係数による等化出力よりも第2項分だけ余計に誤差が
加′わるので、量子化器QZにおける推定もさらに誤る
可能性が増加する。
ここで簡単のために全タップについて1rilキrとす
ると、式(4a) 、 (4b)および(5)から全タ
ップについて1εi1キεとおくことができる。したが
って(6)式の第2項はタップ数m+n+1が大きくな
ればなるほど大きくなる傾向を持つ。すなわちタップ数
が多いと収束が不安定になったシ、発散したりしやすく
なる。そこで、タップ数を多くシ、かつ安定収束させる
ためには、量子化器QZにおける推定誤シによってタッ
プ係数が急に大きく変動しないように1εi1を小さく
、すなわち修正係数αを小さくすれば良い。
さて、一般に等止器の等化能力はタップ数が多い方が高
い。近年、例えば電話回線用の変復調器(MODEM 
)では、伝送速度が極めて高くなったため、回線特性の
悪い周波数帯域も使わなければならず、このため等化能
力の極めて高い、したがってタップ数の極めて多い等止
器を必要としている。一方、初期トレーニングに要する
時間は、とくに半二重回線で使われる場合は極めて短い
ことが要求される。すなわち等止器の収束は極めて速い
必要があシ、修正係数αは十分大きくしなければならな
い。ところが、前述のように、タップ数を多くすると修
正係数αは小さくしなければならず、従来技術では収束
速度か等化能力かのどちらかを犠牲にしなければ々らな
かった。
本発明による自動等止器AAEはこのような収束速度と
等化能力との間のトレードオフを次のようにして解決す
ることができる。前述のように本受信装置が受信待機状
態にあるときは信号FASTおよびRESETがONと
なり、中央タップのアキュミュレータACcoは1に、
他のアキーミュレータACCi(i)0 )はOにリセ
ットされる。
すなわちタップ係数はC3=1.C4=O(iNO)と
なる。
次に本受信装置に搬送波が到着し、復調された基底帯域
信号が遅延回路D−m+1〜Dnを満たした段階で信号
RESETをOFFとする。なお信号FASTはONの
ままとする。したがってOFF状態の信号RESETが
リセット端子100に供給されるアキュミュレータAC
C−1ACCおよびACCll        0 は動作可能な状態にあるが、他のアキュミュレータは、
グー) ORに共通に接続されているリセット端子10
0にON状態の信号FASTがデートORを介して供給
されるので動作不能状態にある。
そこでこの状態で等止器AAEを動作させると(式(1
) 、 (3) 、 (4a)および(4b)参照)、
タップ係数C・は、CC、Cのみが修正され、C−□〜
Z        −1’o      1e −2お
よびc2〜cnはリセットされたままである◇すなわち
この状態における等止器AAEの実効タップ数は3であ
る。
このように本発明による自動等化器では、初期トレーニ
ングの最初の段階において実効タップ数を非常に小さく
しであるので、修正係数αは十分大きく設定できる。修
正係数α発生器ALPHAはFAST信号がONのとき
大きい値を出力し、OFFのとき小さい値を出力するよ
うに構成されている。したがって現在の状態、すなわち
信号FASTがONの状態では実効タップ数が非常に小
さく、かつ修正係数αは十分大きい値をとるので、等止
器AAEが急速に収束して行く。
本発明では初期トレーニングの最初の段階では、自動等
化器AAEの中央タップとその付近の少数のタップしか
使用していないが、この段階で必要な等化特性のほとん
どを実現するこ゛とができる。一般的な回線特性におい
ては、各タップ係数のうち中央タップ係数C8の絶対値
+co+が最も大きく、中央タップから離れるにつれ急
速にその絶対値tC,+は小さくなる傾向を持つ。
したがって等什器AAEの等化特性は中央タップとその
近傍のタップ係数で大部分きまってしまうので、本発明
のように初期トレーニングの最初の段階では実効タップ
数を少くしてあっても、必要な等化特性の大部分は実現
できる。
ところで初期トレーニングの最初の段階を終了すると量
子化器QZの推定誤シ率は小さい値を必要とする。とく
にトレーニング終了後、これに続くデータ伝送モードで
は推定誤り率は非常に小さい値を要求され、たとえば1
0−7以下を要求されることもある。しかし等什器AA
Eの収束のためにはこれほど小さい誤り率は必要なく、
修正係数αを十分小さくすれば10−1程度の誤り率で
も十分である。本等化器では初期トレーニングの最初の
段階で信号FASTをON状態とすると、前述のように
急速に収束・すること氷できる。
したがって最初、平均自乗誤差、すなわち信号ekの絶
対値の自乗の時間平均値は、非常に大きな値から起動し
ても急速に小さな値になるが、実効タラfflが少ない
ので、量子化器QZの推定誤シ率がデータ伝送モ°−ド
で要求される値を満足するほど小さな値となることはで
きない。
本発明によれば、初期トレーニングの最初の段階を経過
し、後半の段階にくると、信号FASTをOFF状態に
する。これによってアキュミュレータACC−m−AC
C2およびACC2〜ACCnのリセット端子100は
グー) ORを通して何ら付勢されなくなるので、これ
らのアキュミュレータのリセットは解除され、すべての
タップが係数修正動作可能な状態となる。また、このO
FF状態の信号FASTは修正係数発生器ALPHAに
も供給されるので、前述のように発生器ALPHAは小
さい値の修正係数αをリード102に出力することにな
る。
このように、初期トレーニングの次の段階では、信号F
ASTがOFFとなることで、実効タップ数を十分多く
とり、かつ修正係数αを十分小さくとることができ、こ
のため安定した収束と高い等化能力の両方を満たすこと
ができる。ただαが小さいため収束速度が遅くなるが、
前述のようにタップ係数の絶対値の大きな中央タップと
その近傍のタップはすでに前述の初期トレーニングの最
初の段階で信号FASTがON状態中にほぼ収束が完了
しており、一方中央タツブから離れたタップは係数の絶
対値が小さいから、初期トレーニングの次の段階でこの
ように修正係数αを小さくしても短時間のうちに収束す
ることができる。
本発明による自動等什器はこのようにして極めて短時間
で全タップ係数の収束が完了し、かつ十分小さい平均自
乗誤差が得られる。これによって短時間のトレーニング
で極めて小さいビット誤シ率を得ることができる。
以上の説明では実効タップ数を2段階に切替えているが
、この切替段数をこれより多くすることでさらに速い収
束を得ることができる。また、これに伴って修正係数α
も多段階に切り替えるとさらに良い結果が得られる。
実効タップ数が少ない極端な場合は、タップ数が1、す
なわち中央タップだけの場合である。
この場合は、等什器AAEは回線特性の補償というより
も、自動利得制御回路AGCの誤差や、二次元変調方式
の場合は搬送波抽出における位相誤差などの補償を行な
う。したがって本発明による自動等化器AAEを使用し
た受信装置では、自動利得制御や搬送波抽出の応答性が
ある程度劣っていても、その影響を最小限にすることが
できる。実効タップ数が2以上になると等什器AAEは
回線特性の補償と、タイミング抽出の誤\ 差の補償を行うことができる。
ところで一般的な回線特性では、/クルスの主部に対し
て時間的に前方に現われる波形、すなわちシリカーサは
、パルスの主部に対して時間的に後方に現われる波形、
すなわちポストカーサに比較して短い。そこで等什器A
AEは、中央タップに対して前段の数を少なくし、後段
の数を多くする、すなわちm(nとするのが一般的であ
る。とくに回線中に信号の反射(電話回線の受話者工9
.:ff−など)がある場合や、回線特性が非常に悪い
場合はポストカーサが極めて長くなることがあり、した
がってnを大きくする必要がある。しかしシリカーサ部
は一般に比較的短いので、mは小さくて済む。このよう
にmが小さく、nが非常に大きい場合、シリカーサ部の
実効タッグ数は固定とし、ポストカーサ部の実効タップ
数のみを初期トレーニングの各段階に応じて可変とする
ように構成してもよい。たとえば、信号FASTがON
状態のとき、タップ係数C−□L Cm+j +・・・
・Cmだけを修正し、信号  \FASTがOFF状態
になるとすべてのタップ係数C−□。
C−m+1 ’・・・HOn  を修正するようにする
第2図に示す実施例において、低域フィルタLPFから
の入力信号Cを、信号FASTがON状態のときでも遅
延回路D−m+、へ入力させるようにすると、この状態
ではアキュミュレータACC〜n ACC2はリセット状態に保持されているので、遅延回
路D   −D  は入力信′号Cに単なる遅−m+ 
1     −1 延を与える機能しか果していない。すなわち、遅延回路
り。に与えられる入力信号が(m−2)Tbだけ遅延さ
れるにすぎない。
第1図に示す受信装置では、等止器AAEから搬送波発
振器OSCに位相誤差信号PEが帰還され、これによっ
て位相同期ループ(PLL )を構成している。この方
法では中央タッグ係数C8の虚数部を位相誤差信号PE
として用い、その値が0となるように搬送波発振器OS
Cの位相が制御される。また、別の方法として、二次元
変調方式における搬送波抽出の推定位相誤差θは で近似される。ただし、Ima、は()内の複素数の虚
数部を示す表記である。この誤差θが位相誤差信号pg
として発振器OSCに帰還されるが、とのPLLルーゾ
中の遅延量が少ないほど系の応答性が良好になる。した
がって、前述の信号FASTがON状態のときの遅延回
路D−m+1〜D−1による時間遅延(m 2)Tbは
ない方が望ましい。
したがって本発明によれば、信号FASTがON状態の
場合には、遅延回路D   −D−1をり。〜−m+1 D から分離し、低域フィルタLPFからの入力信号C
を遅延回路り。の入力104に直接供給することが望ま
しい。なお、信号FASTがOFFの状態では入力信号
Cは遅延回路D−m+、に供給されることになる。これ
によって信号FASTがON状態のときは、等止器AA
Eの入出力信号CとDの間の時間遅延が(m−2)個の
シンプル分だけ短縮され、搬送波抽出PLLを安定かつ
高速に収束することができる。
このようにPLLルーゾ中の遅延量が少ないことは、搬
送波抽出PLLの場合のみならずタイミング抽出PLL
の場合にも良好な応答性を達成することができる。これ
は、たとえば、タップ係数C8およびC1を用いて中央
タップ係数の共役複素数C6*とC1との積の実数部か
らタイミング情報を抽出する方式、中央タップ係数C8
が1となるように搬送波抽出制御を行なったうえでタッ
プ係数C1の実数部がOとなるようにサンプリング位相
を制御する方式、およびykおよびakからタイミング
誤差情報を抽出し、これによってサンプリング位相を制
御する方式などの各方式によるタイミング抽出PLLに
効果的に適用できる。このように信号FASTがONの
ときに遅延時間が小さくなることは、タイミング抽出P
LLを安定かつ高速に収束できることを意味する。
この遅延時間短縮は、中央タップより前段のタッグ数が
多い場合、すなわちmが大きい場合は短縮可能な遅延時
間が大きいのでとくに効果が大きい。また、遅延時間が
短縮されている間、これらのPLLのループ利得を高め
ておくことが可能なため、さらにこれらPLLの収束を
速めることが可能となる。
なお信号FASTがONからOFFに切シ替った直後、
遅延回路D   −D、とり。−Dnとの間に−m+1 は入力信号Cの時間的連続性がない。これはたとえば遅
延回路り、の出力信号を遅延回路り。に入力するように
切り替えた後、(n+1)シンプル分の時間、単に遅延
回路のシフト動作だけを行なわせることで連続性を回復
できる。また、シリカーサ部のタップ切替えを一度に1
タツグずつ行なうように構成した場合には、それまでプ
リカーサ部の遅延回路り一・(j≧0)に低域フィルタ
LPFから入力信号Cを入力していたのに対して、タッ
プ切替え直後ではそれより1つ前段の遅延回路D−j、
に入力信号Cを入力し、それよシ後段のすべての遅延回
路D−j% Dnの各段のシフト動作を一時的に停止す
ることによって、信号の時間的連続性が保証される。
本発明による自動等止器は、初期トレーニングの最初の
段階においては高速収束モードをとシ、以後は通常のモ
ードをとることによって、タップ係数の収束が高速かつ
安定に行なわれ、しかも等化能力が大きい利点がある。
また、高速収束モードではPLLルーグ中の遅延が少な
いので、タイミング抽出や搬送波抽出の応答性が非常に
良好である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明による自動等化器を受信装置に適用した
例を示すブロック図、 第2図は第1図に示す自動等化器およびその関連回路を
示す機能図である。 主要部分の符号の説明 AAE     ・・・・・・・・・自動等化器ACC
〜ACC・・・・・・アキュミュレーターm     
    n ALPI(A    ・・・・・・・・・修正係数発生
器D   −D  ・・・・・・・・・遅延回路−m+
I      n QZ     ・・・・・・・・・量子化器特許出願人
  株式会社リコー

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、 シンプルを含む入力データ信号を順次遅延させる
    縦続接続された複数の遅延回路を含むタップ構成をとり
    、各タップにおける遅延出力にタップ係数を乗じて総和
    をとった出力信号とデータ信号の推定シンプル値との誤
    差に基づいて、修正係数に応じて各タップ係数を修正す
    ることによって該入力データ信号を受信した回線の回線
    特性を等化する自動等化器において、該自動等化器は、 まず、最も大きな値のタッグ係数を有するタップを含む
    少数のタップのみを動作させてタップ係数をおおまかに
    収束させ、 次に、該動作させたタッグ以外のタップも動作させるこ
    とによって自動等化を行なうことを特徴とする自動等化
    器。 2、特許請求の範囲第1項記載の自動等化器において、
    前記少数のタップのみを動作させたときはタップ係数の
    修正係数の値を大きくし、該動作させたタップ以外のタ
    ップも動作させたときは該修正係数の値を小さくするこ
    とを特徴とする自動等化器。 3、特許請求の範囲第1項または第2項記載の自動等化
    器において、前記少数のタップのみを動作させたときは
    、該動作させたタップにおける最前段のタップの遅延回
    路に前記入力データ信号を入力させることを特徴とする
    自動等化器。
JP4327882A 1982-03-18 1982-03-18 自動等化器 Granted JPS58161415A (ja)

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