JPS58160755A - 温水タンク - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はシーズヒータと、前記ヒータの異常発熱を検知
し、その通電回路を遮断する温度ヒユー、ズを備えた温
水装置に関する。

一般に小型の温水タンクで、内部に発熱量の大きいシー
ズヒータを備えたものにおいては、たとえば、前記温水
タンク内に水が供給されていないときにシーズヒータに
通電すると異常過熱し、温水タンクならびにこれに付随
する種々の部品を熱損する。したがって、このような温
水タンクでは種々の安全装置を付加している。

第３図はその一例として衛生洗浄装置の温水タンクを示
し、以下その構成を説明する。この温水タンクは金属よ
りなるタンク主体１と、その上部に基板２を設けて密閉
形に構成され、内部にシーズヒータ３と、温度センサー
４と導水管６を設け、これらシーズヒータ３．温度、セ
ンサー４および導水管６は前記基板２によって端部を保
持されている。また、前記基板２には出水口６を設け、
この出水口６部に真空破壊弁７を設けるとともに出水管
８を接続している。前記導水管６は給水用のポンプ（図
示せず）に接続され、出水管８はノズル（図示せず）に
接続され、噴出洗浄水により人体５ｔ の被浄部を洗浄する。

この温水タンクはその目的からタンク主体１内に給水さ
れた浄洗水を早く４６℃に温水化しなければならなく、
そのため、タンク主体１は容量１１と小さく、またシー
ズヒータ３はａｓｏＷと大きな出力をもつ。したがって
、たとえば設置後あるいは冬季凍結防止のために水抜き
した後に始動するときなどタンク主体１に十分に給水さ
れていない状態でシーズヒータ３を発熱させると、シー
ズヒータ３が瞬時に２００　’Ｃ程度に過熱し、いわゆ
るからだきのようになって温度センサー３を焼損したり
、シーズヒータ３自身あるいはタンク主体１が焼損する
。

したがって、図示のようにタンク主体１の側部にリセッ
ト付のサーモスタット９および温度ヒユーズ１ｏを熱的
に結合するように取付け、これらサーモスタット９およ
び温度ヒユーズ１ｏを前記シーズヒータ３の通電回路に
挿入し、前記過熱時にシーズヒータ３の通電回路を断つ
ようにしている。なお図中の１１はドレインを示す。

ところでこのようにタンク主体１にサーモスタット９お
よび温度ヒユーズ１ｏを熱的に結合したものでは、過熱
時のシーズヒータ３の熱がタンクにタンク主体１を熱伝
導体として利用することからタンク主体１を合成樹脂に
よって形成できない。

本発明はこのような問題に留意し、特に温度ヒユーズの
応答性をよくしようとすることを目的とするものである
。この目的を達成するため本発明は、金属パイプ内に発
熱線を設け、端部を非発熱部としたシーズヒータをタン
ク主体内に設け、前記シーズヒータの非発熱部に金属性
感熱板によりてシーズヒータの通電回路中の温度ヒユー
ズを熱的、かつ、機械的に結合した構成としたものであ
６°ｊｏ４１１ｇＫ　Ｊ：　Ｌ　ｙ−、＜ｅ　−１（Ｄ
ｌ４＊Ａ＊Ｆｔｊ　　　　。

等にシーズヒータの金属パイプを導熱体として温度ヒユ
ーズに異常熱を与え、温度ヒユーズを溶断して安全をは
かるものであり、前述の従来のものに比して温度ヒユー
ズの応答性がよく、安全性をより高くすることができる
。また、このような安全性が高いことから、タンク主体
を熱に弱い合成樹脂で形成することも可能とするもので
ある。

以下本発明を前記と同様に衛生洗浄装置の温水タンクに
実施した例について第１図および第２図にもとすき説明
する。

図において１２は合成樹脂よシなるタンク主体、１３は
タンク主体１２の上部に設けた基板であり、タンク主体
１２は密閉形に構成されている。前記タンク主体１２内
にはシーズヒータ１４と温度センサー１６と導水管１６
およびフロート１７を設けている。前記シーズヒータ１
４は金属性パイプ１４ａ内に発熱線１４ｂを有し、端部
を非発熱部１４０とした構造であり、その非発熱部１４
０を前記基板１３上に突出させている。この基板１３−
Ｈに突出させた非発熱部１４０には第２図に示すように
金属性感熱板１８をはさみつけ、ねじ１９で締めつけて
機械的かつ熱的に結合している。前記金属性感熱板１８
の一部には抱持片２ｏを一体に形成してあり、この抱持
片２ｏによって、前記シーズヒータ１４の通電回路に挿
入されたところの温度ヒユーズ２１を抱持している。な
お、この実施例における温度ヒユーズ２１は外周に熱導
体金属管２１＆を設けている。ヒータ１４は基板１３に
よって保持されるが、前記金属性感熱板１８はこれを助
成している。前記温度センサー１６および導水管１６は
上端を基板１３によって保持されている。またフロート
１７はその作動棒２２を基板１３の上方に案内し、フロ
ート１７が上動したとき、前記シーズヒータ１４の回路
に挿入されたところの安全スイッチ２３を閉じるように
構成している。なお、このフロート１７およびするのを
防止するために特別に設けている。２４は基板１３に設
けた出水口、２６は真空破壊弁。

２６は出水管、２７はタンク主体１２の一側に設けた開
口にはめ合わされ、温水の過昇温度に応動してシーズヒ
ータ１４の通電回路を断つリセット式のサーモスタット
、２８はドレインである。

この実施例の構成の温水タンクはポンプより導水管１６
を介してタンク主体１２内に給水し、前記タンク主体１
２に十分給水されたときに上動したフロート１７で安全
スイッチ２３を閉じてシー口２４より図示しないノズル
に与え、人体の洗浄に供する。

この温水タンクにおいて、各安全手段のうち、特に温度
ヒユーズ２１はシーズヒータ１４の基板１３上に位置す
る非発熱部１４Ｃに対し金属性感熱板１８によって熱的
に結合した構成となっているため、前記シーズヒータ１
４が何等かの事故でに与え、温度ヒユーズ２１を溶断し
て安全をはかることができる。

すなわち、温度ヒユーズ２１の応答性がよくなる。もち
ろん、タンク主体１内に十分水が供給されている状態に
おいては、シーズヒータ１４の発熱は水に吸収されるも
のであり、シーズヒータ１４の非発熱部１４０は温度ヒ
ユーズ２１を溶断させる温度に至らない。

なお、上記実施例は衛生洗浄装置の温水タンクについて
述べたが本発明はこの温水タンクに限られるものではな
く、他のシーズヒータを有する種々の温水タンクに適用
できる。また、温度センサーや、フロートスイッチ、サ
ーモスタットなどの安全装置をもたない温水タンクにも
実施できるものである。

このようにこの構成によれば、シーズヒータの構成を利
用して温度ヒユーズの応答性をよくするものであり、ヒ
ータの異常過熱時にただちにシーズヒータの通電回路を
断つという安全がはかれることから、タンク主体１２を
合成樹脂で形成することも可能となり、また、温度ヒユ
ーズ２１の取　　　　　　　１付も容易で、この取付構
造がシーズヒータの保持を助成するという効果もあわせ
もつものである。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例の温水タンクの断面図、第２
図は同温水タンクの温度ヒユーズ取付部の斜視図、第３
図は従来の一例の温水タンクの断面図である。 １２・・・・・・タンク主体、１３・・・・・・基板、
１４・・・・・・シーズヒータ、１６・・・・・・導水
管、１８・・・・・・金属性感熱板、２ｏ・・・・・・
抱持片、２１・・・・・・温度ヒユーズ、２４・・・・
・・出水口。 代理人の氏名　弁理士　中　尾　敏　男　ほか１名第２
図 第３図

Claims (3)

【特許請求の範囲】
1. （１）金属パイプ内に発熱線を設け、端部を非発熱部と
   したシーズヒータと、前記シーズヒータを内部に設ける
   タンク主体と、前記シーズヒータの通電回路に挿入され
   た温度ヒユーズを備え、前記温度ヒユーズを前記シーズ
   ヒータの端部の非発熱部に金属性感熱板により熱的、か
   つ機械的に結合してなる温水タンク。
2. （２）金属性感熱板は一部に抱持片をもち、前記抱持片
   によって温度ヒユーズを抱持してなる特許請求の範囲第
   １項に記載の温水タンク。
3. （３）　　シーズヒータの非発熱部はタンク主体の上部
   の基板上に案内され金属性感熱板によって基板に固定さ
   れたことを特徴とする特許請求の範囲第１項に記載の温
   水タンク。