JPS58159751A - 芳香剤用担体 - Google Patents

芳香剤用担体

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JPS58159751A
JPS58159751A JP57044392A JP4439282A JPS58159751A JP S58159751 A JPS58159751 A JP S58159751A JP 57044392 A JP57044392 A JP 57044392A JP 4439282 A JP4439282 A JP 4439282A JP S58159751 A JPS58159751 A JP S58159751A
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JP
Japan
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carrier
colored
fragrance
observed
powder
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JP57044392A
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祥二 中村
海老沢 俊英
寛 福井
隆之 吉川
透 藤井
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Noritake Co Ltd
Shiseido Co Ltd
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Noritake Co Ltd
Shiseido Co Ltd
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  • Cosmetics (AREA)
  • Disinfection, Sterilisation Or Deodorisation Of Air (AREA)
  • Fats And Perfumes (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 体に関するものである。
で芳香剤用の無機質担体としては、特開昭52−412
44のようなモルデナイト脱水物や、特開昭56灰 =5372のようなカオリン\、また特開昭49−13
342、特開昭55 − 103861 、特開昭53
 − 29943 、特開昭533 一15\蔦9、実開昭48 − 11079 、実公昭
54 − 22771のようなシリカ、アルミナ及びシ
リカ−アルミナなどが用いられている。
このような担体は、白色のものが多く香りのイメージを
様々の色調で表現すること力くできなし)ため商品価値
が少ない。これら白色の担体(こ有機染料で着色した場
合、色は非常にあざや力)でCまあるが、香料によって
染料の一部が溶出し、まわりに接するものを染色するこ
とがある。このため、ノ・ンドバ,りや衣服のボケアト
に入れて用QXらJtた場合衣類等への色うつつといっ
たトラブルシカく生じる。特開昭50−19942のよ
うに顔料を芳香剤用担体中に添加した場合は衣類への色
うっりといった問題はないが、顔料の表面活性によって
香料が分散され短期間で変臭してしまう。
このため、従来の着色担体では香料の選択の範囲が限ら
れ、製品としては香りの優雅さに欠けるものにならざる
を得なかった。
本発明者らは、こうした事情にかんがみ、香料安定性の
高い着色した担体について鋭意研究を重ねた結果、表面
活性の低い無機質材料を内層とし、外層には、遷移元素
を含む有色無機質材料を該内層材料と混合し、薄膜状に
焼結することによって香料安定性の優れた二層構造をも
つ着色担体が製造できることを見出し、この知見に基づ
いて本発明をなすに至った。
すなわち、本発明は外層に薄い着色層を有するため、少
量の有色無機質材料により優れた色調にすることが出来
、かつ香料に対して安定性の高い担体で、さらにコスト
的にも満足できるものである。
ものは表面活性の低い白色無機質材料であり、このよう
なものとしては例えCマンリカ、アルミナ、二酸化チタ
ン、酸化亜鉛、硫酸バリウム、雲母、また、SOO°C
程度で焼結した場合表面活性が小さくなるシリカ・アル
ミナ、カオリナイト、デツカイト、ハロイサイト、パイ
ロフィライト、モンモリロナイト、タルクなとても熱に
より結晶型が変化する場合もあるが使用をさまたげるも
のではない。
外層としては遷移元素を含む有色無機質材料、例、t 
if ] /<ルトフルー、セルリアンドブルー、コバ
ルトクロムグリーン、コバルトクリーン、コバルトバイ
オレット、コバルトブラ、りなどのコバル)is料、i
化鉄・チタンエロー、酸化クロムチタン酸鉄、マンガン
系顔料およびその内層組成物の1種又は数種の希釈物を
用いる。
内層と外層の比率は外層の顔料の表面活性や希   4
釈率によって異なるが、外層が全体の3割以下の体積に
なることが望ましい。
無機物担体の造粒は打錠機、角砂糖成形機、圧縮ロール
、ブリケアティングマシン、スクリュー押し出し機、ペ
レットミル、ベレット製造円盤等種々の機械装置にて作
ることができるが、本発明6□よ、、わ、ヵ、ユ、おゎ
よ、ヶ6事や考□−μし、ト製造円盤に類似の転勤法に
よって造粒をした。即ち、適当に調合し粉砕し乾燥した
粉末にバインダーとして有機接着剤を溶解させた水を噴
霧し転動させるベレット成形機を使用し、小桟から転動
させながら調合粉末を被覆していく方法で中心部の核を
成形した。所定の大きさまで造粒出来たときあらかじめ
調合した無機顔料をコートする事により表面のみ顔料に
覆われた球形の成形物を得ることが出来る。又、二層構
造を持つ成形物は打錠機にても成形することができるし
、他の造粒機にて核を作り、糖衣機にて表面に顔料をコ
ートする事も出来る。
かくして成形した造粒物を所定の温度で焼成すれば美し
く着色した二層構造をもつ芳香剤用担体を得ることがで
きる。
この芳香剤用担体の香料吸着量は担体の空隙率によって
定まるが、その空隙率は組成・焼結温度により3〜30
%にコントロールすることが可能である。
この芳香剤用担体は、例えば・ローズ、ジャスミン、リ
カ、キンモクセイ、ミント、ブーケなどあらゆるタイプ
の香りの香料を賦香することが可能であり、経時での香
りの安定性は極めて良い。
さらに、例えば、シトラス系の香りには黄色、70−フ
ル・フルーティーな占りにはうすいピンクといったよう
に、色と香りを自由に選択することで、香りのイメージ
を色によってより強く印象付けることが出来る。
色及び感触は他の材質では得ることの出来ない高級感の
ある極めて嗜好性の良いものである。
実施例1 市販のシリカをパン式造粒機に少量づつ投じ、カルボキ
シメチルセルロースの05%水溶液を噴霧させながら転
動させると小核ができる。これ番こ順次シリカを加え、
カルボキシメチルセロース水溶液を噴霧させていくと順
次小核のまわりにシリカがコートされ粒は成長する。
直径が5ミリメートルに成長した時この操作を中断し、
次に炭酸コバルト10%、シリカ90%を混合した色粉
を上記造粒物上に少量づつ投じ、上記の操作を0.5 
ミIJメートルの被膜ができるまで続ける0 この様にして成形した造粒着色粒を乾燥し、焼成炉にて
900°C−24時間で焼成すると緑色の美しし)ビー
ズを作ることができる。
市販の二酸化チタンをパン式造粒機に少量づつ投じ、カ
ルボキシメチルセルロースの05%水溶液を噴霧させな
がら転動させると小核ができる。
これに順次二酸化チタンを加え、カルボキシメチルセル
ロース水溶液を噴霧させていくと順次小核のまわりに二
酸化チタンがコートされる。
直径が21)ミlJメートルに成長した時この操作を中
断し、次に酸化鉄赤10%、二酸化チタン90%を混合
した色粉を上記造粒物ヒに少量づつ投じ、上記の操作を
05ミリメートルの被膜ができるまで続ける。
このようにして成形した造粒着色粒を乾燥し、焼成炉に
て1100°C−24時間で焼成すると黄色の美しいビ
ーズを作ることができる。
実施例3 市販のアルミナをパン式造粒機に少量づつ投じ、カルボ
キシメチルセルロースの05%水溶液を噴霧させながら
転動させると小核が出来る。これに順次アルミナを加え
、カルボキシメチルセルロース水溶液を噴霧させていく
と順次小核のまわりに粉末がコートされ粒は成長する。
直径が3ミリメートルに成長した時、この操作を中断し
、次に二酸化マンガン10%、アルミナ90%を乾式に
て混合した色粉を上記造粒物上に少量づつ投じ、上記の
操作を0.3ミリメートルの被膜が出来る迄続ける。
このようにして成形した造粒着色粒を乾燥し、焼成炉に
て1300 ’(: −24時間で焼成するとどくり色
の美しいビーズを作ることができる。
実施例4 市販のアルミナに珪砂、石灰石を調合し、粉砕乾燥させ
る。調合原料粉をパン式造粒機に少量づつ投じ、カルボ
キシメチルセルロース005%水溶液を噴霧させながら
転動させると小核が出来る。
これに順次調合原料粉を加え、カルボキシメチルセルロ
ース水溶液を噴霧させていくと順次小核のまわりに粉末
がコートされ粒は成長する。
直径が9ミリメートルに成長した時、この操作を中断し
、次にコバルト粉末10%、上記原料調合粉末90%を
乾式にて混合した寺養参春色粉をL記造粒物上に少量づ
つ投じ上記の操作を05ミリメートルの被膜が出来る迄
続ける。この様にして成形した造粒着色粒を乾燥し、焼
成炉にて1.300″c −24時間で焼成すると気孔
率T%を有する青色の美しいビーズを作ることができる
比較例1 実施例4に用いた原料調合粉末90%とコ10レト粉末
10%を乾式にて混合した色粉をパン式造粒機に少量づ
つ+妾孝#投じ、カルボキシメチルセルへロースの0.
5%水溶液を噴霧させながら転勤させると小核が出来る
。これに順次色粉を加え、カルボキシメチルセルロース
水溶液を噴霧していくと小核のまわりに色粉がコートさ
れ粒は成長する。
直径が10ミリメートルとなった時、造粒着色粒を乾燥
し、焼成炉にてL300’C−24時間で焼成する。
比較例2 実施例4に用いた原料調合粉末をパン式造粒機に少量づ
つ投じ、カルボキシメチルセルロースの05%水溶液を
噴霧させながら転動させると小核ができる。これに順次
原料調合粉末を加え、カルボキシメチルセルロース溶液
を噴霧していくと小核のまわりに調合粉末がコートされ
粒は成長する。
直径が10ミリメートルとなった時・造粒物を乾燥し、
焼成炉にてL300°C−24時間で焼成する。
比較例3 比較例2の白色担体をアリズロールパープルSSのo、
i!7エタノール溶液に冴時間浸漬した後、乾燥して青
色担体を得る。
この担体の香料安定性の評価については・まず第一に官
能的に評価した。担体に香料(市販の花香調調合香料)
を吸着せしめ、適当な密閉できるガラス容器に入れ40
°Cに犯日間保存した後、香料調香師専門パネル5人が
官能的に評価し、その評価結果を次の基準で示した。
評価基準 ◎:香調変化が全く認められない。
○:香調変化がほとんど認められない。
△:香調変化が認められる0 ×、香調が完全に変化している。
実施例4、比較例1.2.3の結果を表1に示す。
龜 表1 が詔められるが、二層構造をもつ実施例4は、実施例4
の内層成分だけの担体である比較例2にくらべて同じ程
度に官能的に優れていて良好であった。
第2に、マイクロリアクターによって香料安定性を評価
した。マイクロリアクターの装置−1分析条件を表2に
示した。
動により香料安定性を評価した。香料に対する安定性の
悪いものはガスクロマトグラフ上にリナロールと異なっ
た生成物のピークが現われる。その評価結果を次の基準
で示した。
評価基準 ◎:リナロールのピークに全く変化が認められない。(
ブランクテストと全く同じ時) ○:リナロールのピークにほとんど変化が認められない
△:す・ナロールの他に生成物が少し生じている。
×:リナロールのピークが完全になくなっている。
実施例4、比較例1.2.3の結果を前記表1゛に示す
り秀スクロマトグラフィーで測定したマイクロリアクタ
ーにょろりナロールの分解挙動を図に示す。
第1図は実施例4を示す。
第2図は比較例1を示す。
第3図は比較例2を示す。
担体内部にまで着色した比較例1(第2図)は、リナロ
ールの他にリナロールとは異った生成物のピークが現わ
れている。これに対し二層構−造をもつ実施例4(第1
図)は、実施例4の内層成分だけの担体(図3)と同様
に、生成物のパターンは現われておらず良好であった。
次に、担体の色の安定性の評価は、第1に、光・熱によ
る変褪色を評価した。担体を島原製作所製スタンダード
紫外線フェードメーターFA4により加時間紫外線を照
射し、色の変褪色を観察した。
又、熱による変褪色は、40 ”Cにm日間放置し観察
した。
評価基準 ◎:変褪色が全く認められない。
○:変褪色がほとんど認められない。
△°変褪色が認められる。
×:変褪色が著しく認められる。
実施例4、比較例1.3の結果を前記表1に示す。
有機染料を用いた比較例3は、光・熱による褪色’Ig
14カ、わ、ヵ1、やヮイ□。、よ6ア、ヶ4.1ッ例
1には褪色は認められず良好であった・第2に、この担
体のバこじみ出し、及び色落ちについて評価した。香料
を吸着させた担体を、白    :色の布(サラシ・ガ
ーゼ等)に包み50°Cに1週間放置した後、布への染
色を観察した。
評価基準 ◎:染色が全く認められない。
○:染色がほとんど認められない。
△:染色が認められる〇 ×:染色が著しく認められる。
実施例4、比較例1.3の結果を前記表1に示す0
【図面の簡単な説明】
す 第1図はりアクタ−による実施例4の担体のNナロール
分解パターンを示す。 す 第2図はりアクタ−による比較例1の担体の〉ナロール
分解パターンを示す。 す 第3図はりアクタ−による比較例2の担体の〉ナロール
分解パターンヲ示ス。 特許出願人 株式会社 資 生 常 開   株式会社 ノリタケカンパニーリミテド−3( 第1図 第3図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 表面活性の低い無機質材料を内層とし、外層には、遷移
    元素を含む有色無機質材料と該内層材料との混合物を薄
    層状に看色層として焼結したことを特徴とする二層構造
    を持つ芳香剤用担体
JP57044392A 1982-03-19 1982-03-19 芳香剤用担体 Granted JPS58159751A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP57044392A JPS58159751A (ja) 1982-03-19 1982-03-19 芳香剤用担体

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP57044392A JPS58159751A (ja) 1982-03-19 1982-03-19 芳香剤用担体

Publications (2)

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JPS58159751A true JPS58159751A (ja) 1983-09-22
JPS6362219B2 JPS6362219B2 (ja) 1988-12-01

Family

ID=12690229

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JP57044392A Granted JPS58159751A (ja) 1982-03-19 1982-03-19 芳香剤用担体

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JP (1) JPS58159751A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH04349180A (ja) * 1991-03-25 1992-12-03 Ube Ind Ltd 無機質発泡体粒子の製造法
JPH06199581A (ja) * 1991-01-30 1994-07-19 Agency Of Ind Science & Technol 表面着色された無機発泡成形体及びその製造方法

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH06199581A (ja) * 1991-01-30 1994-07-19 Agency Of Ind Science & Technol 表面着色された無機発泡成形体及びその製造方法
JPH04349180A (ja) * 1991-03-25 1992-12-03 Ube Ind Ltd 無機質発泡体粒子の製造法

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JPS6362219B2 (ja) 1988-12-01

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