JPS624222A - 発香物 - Google Patents

発香物

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JPS624222A
JPS624222A JP60143308A JP14330885A JPS624222A JP S624222 A JPS624222 A JP S624222A JP 60143308 A JP60143308 A JP 60143308A JP 14330885 A JP14330885 A JP 14330885A JP S624222 A JPS624222 A JP S624222A
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増田 久弥
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松田 昌宏
Hisao Kitano
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は新規なる発香物に関するものであり、適当な温
度において水分を吸収して調和のとれた香気を揮散せし
める芳香剤または香粧品の開発を目的として行われた研
究の成果である。本発明は香気を必要とする日用品、工
業用品をはじめ悪臭除去剤、防虫殺虫剤、浴用品その他
にも応用されるものであり、その用途は極めて広いもの
である。
〔従来の技術〕
従来から知られている発香物としては薫香、線香、匂い
袋9発番スポンジ、発香プラスチックス。
発香ゲルがあるが、化粧品以外は軽質香料を上手に使い
こなし、トップノートからミドルノートさらにはベース
ノートにまでわたって調和のとれた芳香を長期にわたり
保存し、発香せしめることは困難であった。これに対し
、本発明者らはこれ迄、「香料組成物とこれを含む加熱
発番物の製造法」(日時分 昭58−12027 )を
はじめとする各種の開発を行ってきたが、とくに「有香
木質材料」 (日時分 昭55−23122 )におい
てアルミニウムアルコラード、ケイ酸エステル、チタン
酸エステル。
ジルコン酸エステルおよびこれらの加水分解物よりなる
群から選ばれた少なくとも一つの含金属木質緻密化剤、
香料および木質材料よりなる有香木質材料を発明してお
り、その中にジルコン酸のモノ、ジ、トリエステルおよ
びこれらを含んだ水分散液、アルコール液、ゾル溶液、
ゲル溶液を木質材料に含浸させたものは香料を良く吸着
、保存することを明らかにする等の技術を解明してきた
のである。さらにその後新しい発香物の創製に関し鋭意
努力を傾注し続けてきたが、今般遂に本発明を完成する
に至ったのである。
〔問題点を解決するための手段〕
すなわち本発明者らは、多孔性リン酸ケイ酸ジルコニウ
ム化合物に香料を含浸させた粉粒体と有機系材料に香料
を付着させた粉体とを主体とする発香物およびこの発番
物に、増量剤、賦形剤、親木剤1発熱剤1発泡剤2着色
剤、光沢剤および通電剤よりなる群から選ばれた少なく
とも一つの材料を配合した発香物を発明したのである。
〔作 用〕
多孔性リン酸ケイ酸ジルコニウム化合物の代表的な製法
は「無定形ジルコニウムリンケイ酸塩及びその製造法」
 (日特開 昭59−26912 )に示されており、
市販品としては第−稀元素化学工業株式会社の「ジルコ
ニウム・コンプレックスZPS」があるので、これを有
効に使用することができる。このジルコニウム化合物に
香料を含浸させた粉体とは、上記のジルコニウムリンケ
イ酸塩の粉粒体にトップノートすなわち保留性に乏しく
揮発度の高い香料成分を気化状、非水溶液状、液状の形
で混合して吸着含浸せしめたもので、このトップノート
に若干量のミドルノートすなわち中間の揮発度と保留性
を有する香料(モジファイヤー)が配合されていても差
支えないがベースノートは可及的に除去されていた方が
よい。理想的にはトップノートに属する単体香料を別個
に上記粉粒体に含浸させるのが良いが、工程が複雑化す
る上発散香気に均等性が失われるので多くの場合は配合
トップノートが用いられる。粉粒体に含浸させられるト
ップノートの限界量は60〜80メツシュ粉粒体で10
重量%、150〜200メツシュ粉粒体で50重景%で
、実用的な含浸量は前者で3〜6重量%。
後者で10〜30i!景%である。なお、この試験に用
いられた粉粒体は多孔性表面の細孔の半径が約10オン
グストロームを主としたものであり、BET法による比
表面積は100〜400 ta″/gである。含浸吸着
されたトップノートは相対湿度85、%以上の水分の存
在または水中で急速にトップノートを放出するが、ミド
ルノートではこの作用が緩慢になり、ベースノートでは
放出が極めて遅くなるため実用的でない。したがってミ
ドルノートおよびベースノートは別の方法により粉体化
して表面積を拡大し、その揮発量をトップノートと調整
されるようにすべきである。ミドルノートおよびベース
ノートでそれ自身粉体であるものは単に粉砕して、この
粉末の芯を有機系材料としその表面に付着している微粉
末を蒸散せしめるように設計することができる。しかし
乍ら、多くのミドルノートおよびベースノートは、液体
〜半固体である場合が多く液滴化して表面積が小さくな
っているのでこれを強制的に粉体化して拡大させること
が必要である。
このために各種の粉体材料の本発明に適するか否かの試
験を行ったところ、多孔性リン酸ケイ酸ジルコニウム化
合物と混合接触もしくは加圧成型された場合に何らの反
応も起こさないような有機系材料が香気保存の上から最
も好ましい事が認められた。無機系材料は一般に若干の
反応を起こすか、あるいはそのような懸念を含んでおり
、香気を害するため使用しない方が安全である1代表的
な有機系材料は木材粉、乾草粉、乾果粉、乾花粉、草根
木皮粉、竹粉、戻粉、カーボンブラック、グラファイト
粉、繊維素粉、蛋白質粉、皮革粉、絹糸粉9合成樹脂粉
、デン粉、祇粉、多R類もしくはグルコシド粉、乾海藻
粉等の単独もしくは二種以上の混合物であり、本発明に
使用する場合には可及的に含有水分を減少させておく方
が得策である。
これらの粉末は50〜350メツシユに粉砕して使用す
る。この使用に際して例えばミドルノートは木材粉に散
布して付着させ、ベースノートは溶液化して繊維素粉に
散布付着後乾燥させるという具合に香料によって使用す
る基体有機材料を変更してやることも実際上極めて有効
である。
以上のようにして香料を含浸させた粉粒体と香料を付着
させ゛た粉体が調製されたならば、これらを次に配合し
て発香物とするのであるが、この場合使用目的に応じて
両者の配合量を加減することが必要で、而もこの配合は
原則として水分の存在しない混合機中で行ってやらねば
ならない、この配合に際してトップノート ミドルノー
トおよびベースノートの純分の配合の量比は使用条件に
おける香気を試験しつつ綿密に行ってやる配慮が要求さ
れる。
以上のような配合を行うにあたり、増量剤、賦形剤、親
木剤1発熱剤9発泡剤2着色剤、光沢剤および通電剤よ
りなる群から選ばれた少な(とも一つの材料を配合する
ことが好ましい。
増量剤というのは以上の多孔性リン酸ケイ酸ジルコニウ
ム化合物および有機系材料ならびに香料に何らの悪影響
を及ぼさないような粉体で、無機粉体を用いる場合は比
表面積の小さい付着水の無い粉体9例えばアルミナ、亜
鉛華、炭酸カルシウム、硫酸バリウム、タルク、焼成カ
オリン、雲母。
酸化ケイ素、ケイ酸カルシウム(ケイ灰石)、アスベス
ト酸化チタン等の中から選ばれる。
賦形剤とは加圧された場合一定の形に成形されることを
助けるもので、上記の増量剤が一部この作用をするほか
、乳糖、多wN類、デン粉、繊維素粉1合成樹脂粉等が
この作用をするものであり、無機粉体のごとく余り堅い
ものは不適当であるが、有機系の粘結剤はこの目的に適
している。
親水剤としては香料と水との置換による香気の発散を促
進するため加えられるもので、グリコール、グリセリン
、糖類、ポリオール、ポリアルキレンポリオール、界面
活性剤あるいは水可溶性中性無機塩が用いられる。
発熱剤とは吸水によって発香物の温度を上昇させるため
に加えられるもので、そのま\の粉体あるいはマイクロ
カプセル化した粉体が用いられる。
代表的なものは酸化カルシウム、酸化マグネシウム、酸
化バリウムおよび水分を吸収することによって発熱する
塩類とか結晶水を有する化合物に変化する無水物が用い
られ、場合によっては中和熱を発生する混合物も有効で
ある。
発泡剤とは香気の発散とくにミドルノートやベースノー
トを急速に揮発せしめる薬剤で、ここで発生するガスは
炭酸ガスもしくはこれを主にしたガスを連続的に生ぜし
める配合品である。
着色剤とは本発明の発番物と発香成型物の商品価値の高
揚、ならびに未使用とか、使用中あるいは使用済みであ
ることを表示するために加えられる染顔料で、場合によ
っては使用温度を表示させるために加えられるものであ
る。
光沢剤というのはワックス光沢、ガラス光沢。
金属光沢等が必要とされる場合に添加されるもので、ポ
リエチレンワックス、動植物ワックス、ガラス粉末、金
属粉末が用いられ、メタリック外観に仕上げるためには
金属の真空蒸着とかスパッタIJンクf4 fi 、ア
ルミニウムペースト、アルミニウム粉、ニッケル粉、ブ
ロンズ粉等が用いられる。
通電剤というのは零発番成型物に塵埃等の付着を防止す
るための帯電防止剤1発香物の粉末混合における帯電1
発火を防止するための薬剤、電気加熱をし乍ら用いる場
合の通電発熱剤兼熱伝導率向上剤である。この通電剤と
してよ(用いられるものは第4級アンモニウム塩、第4
級ホスホニウム塩、有機酸アミン塩、電荷移動錯体、グ
ラファイト、金属粉等であり、−二併用されることもあ
る。
以上記載してきたような配合物を成型する場合には、通
常の粉体成型と異なり水分の存在は極力嫌悪される。す
なわち、成型のためのバインダーが必要な場合にはワッ
クス、ポリオレフィン、ポリブタジェン、ポリイソプレ
ン、ポリ塩化ビニル。
ポリ酢酸ビニル、塩化ビニル酢酸ビニル共重合体。
アクリロニトリル・スチレン系共重合体、ポリスチレン
、アクリレート系共重合体、メタアクリレート系共重合
体、ヒドロキシプロピルセルローズ。
ポリビニルピロリドン、ポリビニルブチラール。
ゴム、石油樹脂、クマロン・インデン樹脂、ポリテルペ
ン樹脂、  100%フェノール樹脂、繊維素エステル
等の有機溶剤溶液が少量使用されてもよいが、加圧成型
時とくに加熱加圧成型時に水分が発生する恐れのある縮
合樹脂系バインダー(例えばフェノール樹脂、メラミン
樹脂、尿素樹脂)ならびに疎水性の強いバインダー(例
えばシリコーン樹脂、フッ素樹脂)等の使用は好ましく
ない。
本発明者らは上記したごとき原料を組み合わせて品質の
すぐれた発香物を多数製造した。本発明製品は空気中の
水分によって芳香の徐放性を有する発番物となり、また
水分を強制的に吸収せしめるとか、水と直接的に接触さ
せる場合には急速に芳香を揮散する発香物となる。氷晶
は粉粒状物として袋等に入れても使用できるし、特定の
形の成型物としても使用できる。また発泡剤を含む成型
物の場合には各々を成型して積層形の製品にしてもよい
し、発泡剤のベレットと発香物のベレットとを軽くふり
まぜたま\で袋等に入れて使用に供してもよい。
〔実施例〕
本発明の技術的内容をさらに明確にするため以下に実施
例をあげて説明することにする。
実施例1 多孔性リン酸ケイ酸ジルコニウム化合物(第−稀元素化
学工業に、に、製 ZSP−100,比表面積350m
!/ g、  p H5,5)の100メツシュ粉末1
00部に米国産しモン油lO部をはげしく攪拌しつつ添
加して充分に吸収含浸させる。一方、米国産ライム油の
重質留分(シトラール、リナロール、ゲラニオール、テ
ルピネオール、ボルネオール、テルピネン−4−オール
等の混合物) 1部を含むアルコール溶液をユーカリア
・スピカタ材の粉末10部に散布して充分混合後、減圧
下にてアルコールを蒸発させたものを作っておく、また
さらに一方、ラブダナム油0.1部を含むアルコール溶
液をケイ藻±1部に散布して乾燥し粉末としておく。
以上のレモン油を含む粉粒体7部、ライム油の重質留分
を含む粉体2部およびラブダナム油を含む粉体1部を混
合して発番物とした。
実施例2 多孔性リン酸ケイ酸ジルコニウム化合物(第−稀元素化
学工業に、に、製 ZSP−100,比表面積350■
”/g、  pH5,5)の100メツシュ粉末100
部に米国産レモン油10部をはげしく攪拌しつつ添加し
て充分に吸収含浸させる。一方、米国産ライム油の重質
留分(シトラール、リナロール、ゲラニオール、テルピ
ネオール、ボルネオール、テルピネン−4−オール等の
混合物)1部を含むアルコール溶液をユーカリア・スピ
カタ材の粉末10部に散布して充分混合後、減圧下にて
アルコールを蒸発させたものを作っておく。またさらに
一方、ラブダナム油0.1部を含むアルコール溶液をケ
イ藻±1部に散布して乾燥し粉末としておく。
以上のレモン油を含む粉粒体7部、ライム油の重質留分
を含む粉体2部およびラプダナム油を含む粉体1部およ
びタルク粉末10部、2%ポリ酢酸ビニル溶液1部なら
びに黄色色素微量を密閉式リボンミキサーに入れてはげ
しく混合したのち打錠し成型発番物とした。得られた錠
剤にポリアミド樹脂−エポキシ樹脂含浸の耐水紙製袋に
収納して密封し、さらにポリエチレン袋にて包んで完全
包装をする。こ−に得られた紙袋人錠剤は水分の吸収と
共に新鮮かつ清純な而も落ちついたレモンの芳香を発し
、室内香料として携帯用香料として汎用されるほか浴室
内、浴槽内の芳香剤としての用途に供される。
実施例3 多孔性リン酸ケイ酸ジルコニウム化合物(zsP−10
0)の200メツシュ粉末100部に英国産ラベンダー
油20部をはげしく攪拌しつつ添加した後、容器に密封
し約1ケ月間保存する。一方うワン材木粉7部にラベン
ダー油蒸留残査油1部をアルコール溶液として含浸させ
ておく。以上のラベンダー油を含む粉粒体、ラベンダー
蒸留残査油を含む粉体を混合して発香物とした。
実施例4 多孔性リン酸ケイ酸ジルコニウム化合物(ZSP−10
0)の200メツシュ粉末100部に英国産ラベンダー
油20部をはげしく攪拌しつつ添加した後、容器に密封
し約1ケ月間保存する。一方うワン材木粉7部にラベン
ダー油蒸留残査油1部をアルコール溶液として含浸させ
ておく。以上のラベンダー油を含む粉粒体、ラベンダー
蒲留残査油を含む粉体および紫色染料微量を配合して乳
鉢中で充分混合したのち、ラベンダー化の蕾の形に打錠
して製品となす。この製品は自動車室内用2便所用の芳
香剤として用いることができ水分を徐々に吸収して発香
する。
実施例5 実施例3のラベンダー油のかわりに次表の香料を含浸さ
せると共に、次表の重質香料を次表の有機系材料に付着
させたものを作り以上の各粉粒体。
粉体を配合する。
配合量ならびに混合操作は実施例3と同じであり、N!
Llはローズ香料、N12はマニラ産イラン・イラン香
料、111113はイリス香料で粉末のま\匂い袋に入
れ衣料用香料あるいは袋物用香料として約6ケ月間使用
できる。
実施例6 多孔性リン酸ケイ酸ジルコニウム化合物(第−稀元素化
学工業に、に、製 ZSP−110,比表面積350m
”/ g 、  p H5,5)の80メツシュ粉末1
00部にカナダ産シーダーウシ油系軽質成分(α−ピネ
ンを多く含む> 15部をはげしく攪拌しつつ添加して
冷時含浸させる。一方、タブツキ材粉10部にインドネ
シア産のパチュリ油とベチバー油の等[l混合油2部を
付着させ混合しておく。またビヤクシ打粉10部にイン
ド産の白檀油1部を付着させ混合しておく。上記に得ら
れた香料を含む粉粒体を6部、粉体を1部、1部の割合
に秤り取ってボールミルに入れる。ボールミルには乳糖
1部、炭酸ガス発泡剤(松材化学工業に、に、製、浴剤
4号粉末)2部をさらに添加して約4時間粉砕混合する
。このようにして混合された粉末をポリアミド樹脂−エ
ポキシ樹脂含浸の耐水紙製の袋に収納して密封する。こ
\に得られた紙袋人粉末は水分に接触して発泡と同時に
芳香発散を急速に行うため浴槽水。
プールの水等の芳香付けに用いて評判が良いものである
実施例7 多孔性リン酸ケイ酸ジルコニウム化合物(比表面積40
0m”/ g 、  pH6,0)の180メツシュ粉
末100部にビーチラクトン15部、n−ブチルアルデ
ヒド0.2部、ベンズアルデヒド0.2部を含むメタノ
ール溶液を散布して減圧下で混合し、メタノールを蒸発
させた粉末を作る。一方、活性炭粉末100部にヒドロ
キシシトロネラール30部、ワニリン3部、安息香0.
1部、シトラール0.1部を含むアセトン溶液を散布し
て減圧下で混合して、アセトンを蒸発させた粉末を作る
。上記に得られた各粉末を等量づつ採取して混合し打錠
機にて錠剤に成型する。この成型物の表面をポリビニル
ブチラール溶液を被覆して乾燥固化させる。この固化物
の外面にアルミニウムを真空蒸着法により被覆したのち
、その上下両面にステンレス・スチール製多針電極を近
づけて放電させてプラズマ・エツチングを行い多孔性と
する。外観銀色をした錠剤型の製品はガラス皿に入れた
温湯に接触させると若干発熱して急速にアルデヒド・ピ
ーチの芳香を発散し、集会場、催場、その他の悪臭を発
する室内等の悪臭をマスキングすると共に、他の果香フ
レーバー系香料との併用において、その果香を引き立た
せる役目を果たすものである。なお、末法の活性炭のか
わりに多孔性繊維素粉末を用いると白色の錠剤が得られ
、これは被覆、真空蒸着をせずに使用することができる
〔発明の効果〕
本発明に示した発番物と発香成型物は、適当な温度にお
いて水分を吸収して香気を発散せしめる芳香剤または香
粧品の一つであって、本発明の趣旨とこれに関連する技
術を用いて芳香を必要とする日用品、工業用品、悪臭除
去剤、防虫殺虫剤。
浴用品を生産、提供しうるちのである。その香気は御香
、薫香、香水(フローラル、フルーティ。
グリーン、アニマル、バルサミックをはじめとしてシプ
レー、フーゼア、アルデヒディック、ブーケ、オリエン
タル、モダーン、フレッシュ、タバコ等のノート)、フ
レーバー(フルーティ、スパビシ−。シトラス、ミルキ
ー、ビーンズ、ミント。
ミート、ナッテイ、グリーン等のノート)およびその他
の化学的薬物の匂いにわたり、広く適用できるものであ
る0本発明製品の形態は粉末ならびに各種の成型された
形にすることができ場合によっては、それらの外観を美
しく加工することができる。用法は至って簡単であり、
その芳香の発散具合は発香物の内容により保証すること
が容易にできるのである。したがって、本発明は産業上
の利用価値が極めて大きいといわねばならない。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)多孔性リン酸ケイ酸ジルコニウム化合物に香料を
    含浸させた粉粒体と有機系材料に香料を付着させた粉体
    とを主体とする発香物。
  2. (2)多孔性リン酸ケイ酸ジルコニウム化合物に香料を
    含浸させた粉粒体と有機系材料に香料を付着させた粉体
    とを主体とする発香物に、増量剤、賦形剤、親水剤、発
    熱剤、発泡剤、着色剤、光沢剤および通電剤よりなる群
    から選ばれた少なくとも一つの材料を配合してなること
    を特徴とする発香物。
  3. (3)発香物が成型されている特許請求の範囲第2項に
    記載の発香物。
JP60143308A 1985-06-29 1985-06-29 発香物 Granted JPS624222A (ja)

Priority Applications (1)

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JP60143308A JPS624222A (ja) 1985-06-29 1985-06-29 発香物

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JP60143308A JPS624222A (ja) 1985-06-29 1985-06-29 発香物

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JPS6324971B2 JPS6324971B2 (ja) 1988-05-23

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ID=15335741

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