JP2000176272A - 造粒物及び錠剤の製造方法 - Google Patents

造粒物及び錠剤の製造方法

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JP2000176272A
JP2000176272A JP10357168A JP35716898A JP2000176272A JP 2000176272 A JP2000176272 A JP 2000176272A JP 10357168 A JP10357168 A JP 10357168A JP 35716898 A JP35716898 A JP 35716898A JP 2000176272 A JP2000176272 A JP 2000176272A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 アントシアニン系色素を安定な状態で均一に
含んだ造粒物及び錠剤、及びそれらの製造法を提供す
る。 【解決手段】 アントシアニン系色素を含んだバインダ
ー液と粉粒体原料とを、適宜の造粒方法により合わせて
乾燥処理して造粒物を製造する方法であって、上記バイ
ンダー液と粉粒体原料のpHを酸性に調整することを特
徴とする造粒物の製造方法、及び、アントシアニン系色
素を均一に含む、ビタミンC以外の他の有機酸によりp
H2〜4とされたバインダーにより粉粒体が結着して形
成され、かつビタミンCを含む粒体乃至錠剤。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、アントシアニン系
色素を安定に含有する食品等の造粒物及び錠剤に関す
る。更には、本発明は、アントシアニン系色素を安定な
状態で均一に含んだ造粒物及び錠剤、及びそれらの製造
法に関するものであり、更に詳しくは、本発明は、従来
のアントシアニン系色素含有製品にみられる変色や退色
などの問題のない、アントシアニン系色素の特有の色調
とその各種生理活性機能とを安定、かつ有効に保持した
新しいタイプのアントシアニン系色素含有製品及びその
製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、粉体原料をつなぎ成分によって圧
着一体化した各種の錠剤様製品を製造することが行われ
ており、一般に、乾燥状態の造粒物を製造する手段とし
て流動層造粒装置等が用いられ、また、錠剤を製造する
手段として各種の打錠機が用いられ、上記造粒物を打錠
することが行われている。流動層造粒による造粒機構
は、流動層内で基材となる粉粒体を流動状態に保ち、こ
の流動層内にバインダー液を噴霧して、粉体同士をバイ
ンダーによって凝集乾燥し造粒するものである(日本粉
体工業技術協会編集「造粒ハンドブック」(株)オーム
社,p.283,平成3年3月10日発行)。
【0003】一方、ブルーベリー等の高等植物中に含ま
れるアントシアニン系色素(アントシアニン配糖体)
は、視紅(ロドプシン)の再合成促進機能、血管保護機
能、ビタミンP様機能、循環改善機能等の各種生理活性
機能をもつことが明らかにされている。しかし、アント
シアニン系色素は、熱、光、ビタミンC等の影響を受け
て、変色あるいは退色し、かつ生理活性を喪失しやすい
性質をもっている。上記アントシアニン系色素の性質か
ら、特に、ブルーベリー等のアントシアニン系色素成分
を含む造粒物や錠剤(菓子等)を、前記の流動層造粒乃
至打錠により製造する場合には、次のような問題が発生
する。即ち、造粒の際にアントシアニン系色素を含んだ
バインダー液(当初紫色)を噴霧すると、粉粒体原料と
接触した部分だけが赤色に変色し、造粒物に紫色が残り
やすく、特に、粉粒体原料がビタミンCや鉄分等を含
み、酸性の場合に上記の現象が著しくなる。
【0004】したがって、このようにして得た造粒物と
これから得た錠剤は、紫色/赤色がまばらで不均一なも
のとなる。特に、錠剤では製品の見栄えがわるいという
問題がある。また、アントシアニン系色素は赤色が安定
な状態(変色しにくい状態)で、紫色は不安定な状態で
あるため、造粒物や錠剤の保存中に吸湿等により紫色の
部分から退色し、アントシアニン系色素が消失してしま
うという問題がある。従来、アントシアニン系色素の安
定化に関する試みが種々行われており、例えば、アント
シアン配糖体(VMA)を含有する機能性飲料を二酸化
炭素ガスで加圧封入することにより、該飲料中において
VMAの分解を阻止する方法(特開平6−125750
号公報)、アントシアニン色素に対し、0.1〜5.0
倍量のグリシルリチン又はその塩を添加することにより
アントシアニン色素を安定化する方法(特開平9−26
3707号公報)等が提案されている。しかし、従来の
方法は、各種の安定剤、化合物などを添加するものがほ
とんどであり、安定化剤等を添加することなく、しか
も、簡便な方法でアントシアニン系色素を安定な状態で
均一に含んだ造粒物及び錠剤を製造する技術はなく、そ
の開発が強く求められていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】このような状況の中
で、本発明者らは、上記従来技術に鑑みて、アントシア
ニン系色素を安定な状態で均一に含んだ造粒物及び錠
剤、及びこれらを供する方法を開発し、提供することを
目標として鋭意研究を積み重ねた結果、アントシアニン
系色素を含んだバインダー液と基材の粉粒体原料のpH
を酸性に調整して造粒することにより所期の目的を達成
できることを見出し、更に研究を重ねて、本発明を完成
するに至った。即ち、本発明は、アントシアニン系色素
を安定な状態で均一に含んだ造粒物及び錠剤を提供する
ことを目的とするものである。また、本発明は、アント
シアニン系色素を安定な状態で均一に含んだ造粒物及び
錠剤を簡便な手段で製造する方法を提供することを目的
とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
の本発明は、以下の技術的手段から構成される。 (1)アントシアニン系色素を含んだバインダー液と粉
粒体原料とを、適宜の造粒方法により合わせて乾燥処理
して造粒物を製造する方法であって、上記バインダー液
と粉粒体原料のpHを酸性に調整することを特徴とする
造粒物の製造方法。 (2)バインダー液のpHを2〜3.5に調整する前記
(1)の方法。 (3)流動層造粒により、バインダー液を粉体原料に噴
霧し凝固乾燥させて造粒する前記(1)又は(2)の方
法。 (4)前記(1)〜(3)のいずれか1つに記載の方法
によって得られた造粒物を打錠して錠剤を製造すること
を特徴とする錠剤の製造方法。 (5)アントシアニン系色素を均一に含む、粒径100
〜2000μmで、pH2〜4でかつ水分含量5重量%
以下の粉粒体が結着して形成された粒体乃至錠剤。 (6)アントシアニン系色素を均一に含む、ビタミンC
以外の他の有機酸によりpH2〜4とされたバインダー
により粉粒体が結着して形成され、かつビタミンCを含
む粒体乃至錠剤。
【0007】
【発明の実施の形態】次に、本発明について更に詳細に
説明する。本発明において、造粒物/錠剤については、
例えば、アントシアニン系色素を含んだ食品(菓子、健
康食品、各種原料資材など)、医薬品、フレーバー、化
学品、洗剤、塗料、肥料等が代表的な対象製品として挙
げられるが、これらに限定されるものではない。アント
シアニン系色素としては、例えば、ブルーベリー、ラズ
ベリー、ブドウ、シソ、赤キャベツ、サツマイモ、イチ
ゴ、花などの高等植物に由来するもの、合成色素などが
代表的なものとして挙げられるが、食品用には特にブル
ーベリーが有効である。以下、食品製品の場合を例とし
て説明するが、食品以外の製品についても、製品の種類
に応じて、常用の粉粒体原料、バインダー液等を適宜使
用すればよい。
【0008】本発明において、粉粒体原料は、造粒物の
いわゆるボディ材となるものであり、微粒乃至細粒、顆
粒などの状態で使用される。本発明では、上記の各形態
のものを任意に併用して、微粒乃至顆粒の種々の形態の
造粒物及び錠剤を製造することができる。粉粒体原料の
基材としては、例えば、糖アルコール、糖類、デキスト
リン、小麦澱粉、馬鈴薯澱粉、コーンスターチなどの各
種澱粉、ココア、カゼイン、ガム類、酵母、穀物、ビタ
ミン、蛋白、植物の乾燥物などが挙げられるが、これら
に限らず、これらと同質のものであれば同様に使用され
る。また、必要により、ビタミンCなどの各種ビタミ
ン、鉄分、カルシウムなどのミネラル、食物繊維、乳酸
菌などの栄養素、リンゴ酸、クエン酸、酒石酸、フマー
ル酸などの有機酸を含むことができる。特に、ビタミン
C、鉄分などを含む場合や粉体原料のpHが酸性となる
場合には、造粒工程で下記のアントシアニン系色素を含
んだバインダー液と接触した場合に当該色素に影響を与
えやすい。本発明では、この影響を回避してアントシア
ニン系色素を安定に含有する造粒物を製造することが可
能となる。粉粒体原料は、酸性のものとし、特に、pH
が4以下、より好ましくはpH2〜3とするのがよい。
【0009】次に、バインダー液は、粉粒体原料を造粒
により結合するための基材と、アントシアニン系色素を
含んだ溶液として用いる。基材としては、グアガム、ア
ラビアガム、ローカストビーンガムなどのガム類、ゼラ
チン、デキストリン、アルギン酸ソーダ、各種澱粉、糖
類、糖蜜、グリセリン、カゼインナトリウム、ポリリン
酸ナトリウム、ポリアクリル酸ナトリウム、各種結晶セ
ルロース、メチルセルロース、ポリエチレングリコー
ル、樹脂などが挙げられ、求める造粒物などに応じ適宜
選択すればよい。アントシアニン系色素は前記のものを
使用する。バインダー液は、酸性のものとし、特に、p
Hが4以下、より好ましくはpH2〜3.5とするのが
よい。バインダー液のpHは、リンゴ酸、クエン酸、酒
石酸、フマール酸等から選ばれた1以上の有機酸(ビタ
ミンC以外)により調整することができる。
【0010】次に、造粒/打錠方法について説明する。 (造粒)造粒方法は、バインダー液と粉粒体原料とを合
わせて乾燥処理して造粒物を製造することができる方法
であれば任意に採用し得る。代表的なものとしては、前
記の流動層造粒法、他に攪拌造粒、転動造粒、攪拌流動
層造粒、コーティング造粒法などが挙げられる。コーテ
ィング造粒は、粉粒体原料の表面にバインダー液を被覆
するもので、パンコーティング装置、転動コーティング
装置、流動層コーティング装置などで実施することがで
きる。なお、これらの造粒法の詳細は、公知文献、例え
ば、「造粒ハンドブック」((株)オーム社、平成3年
3月10日発行)などに記載されており、造粒の基本的
手法は、当該文献に記載の手法を利用することができ
る。造粒処理の条件は任意であるが、好適な方法として
は、例えば、粉粒体原料として粒度300μm以下のも
のを用い、粉粒体原料100重量部に対して10〜30
重量部のバインダー液を用いることが適当である。得ら
れる造粒物は、水分含量5重量%以下、粒径100〜2
000μmのものに調製することが適当である。
【0011】(打錠)錠剤を製造する場合は、上記の造
粒物と、必要により滑沢剤、香料などを混合し、これを
常法の圧縮造粒法などで打錠して行うことができる。圧
縮造粒の基本的手法は上記「造粒ハンドブック」に記載
の方法を利用することができる。錠剤は、水分含量5重
量%以下、硬度3〜15kgfのものに調製することが
適当である。
【0012】(造粒物/錠剤の形態)以上の製法によれ
ば、アントシアニン系色素を均一に含む、80重量%以
上が粒径1000μm以下の粒度範囲に属し、かつpH
2〜4で、水分含量0〜5重量%の粉粒体が結着して形
成された粒体乃至錠剤を製造することが可能となる。ま
た、アントシアニン系色素を均一に含む、ビタミンC以
外の他の有機酸によりpH2〜4とされたバインダーに
より粉粒体が結着して形成され、かつビタミンCを含む
粒体乃至錠剤を製造することが可能となる。これらの形
態は、アントシアニン系色素を安定/均一に含む粒体乃
至錠剤の形態として、新規、かつ有用なものであって、
各種製品に適用し得る。これらの粒体乃至錠剤を光遮断
性で、かつ水分不透過性の容器、例えば、水分不透過処
理を施したポリエチレンテレフタレート製のフィルムで
包んだ光遮断性の容器、に入れた形態は、アントシアニ
ン系色素を更に安定に含む製品となし得る。
【0013】
【実施例】次に、実施例に基づいて本発明を具体的に説
明するが、当該実施例は本発明の好適な一例を示すもの
であり、本発明は当該実施例によって何ら限定されるも
のではない。 実施例1 各々粉体である上記原料を混合して、pH3、粒度約1
80μm以下の粉粒体原料を得た。
【0014】 水にグアガムを混ぜて加熱溶解した後、リンゴ酸とブル
ーベリーエキスを混合してpH2.5のバインダー液を
得た。
【0015】(3)造粒 粉粒体原料100重量部に対してバインダー液20重量
部を用い、常法により流動層造粒装置を使用して造粒物
を得た。造粒物は水分含量3重量%以下、80重量%以
上が粒径1000μm以下の粒度範囲に属する、均一に
赤色をしたものであった。
【0016】実施例2 上記造粒物を得てから直ぐに、造粒物96重量部と、滑
沢剤及び香料各々2重量部とを混合し、常法により打錠
機を用いて錠剤(錠菓)を製造した。錠剤は、水分含量
5重量%以下、硬度3.15kgfの、均一に赤色をし
たものであった。また、製造後、速やかに水分不透過処
理を施したポリエチレンテレフタレート製のフィルムで
包んだ光遮断性の容器に入れて保存した錠剤は、6か月
保存後にも変色、退色はみられなかった。
【0017】比較例 リンゴ酸の添加量を0.2重量部あるいは0重量部(無
添加)として、各々pH4(比較例1)あるいはpH5
(比較例2)のバインダー液を調製する以外は、実施例
1及び2と同様にして造粒物乃至錠剤を製造した。な
お、pH4は、通常、アントシアニン系色素が安定とな
るといわれているpHである。
【0018】比較試験 1)方法 製造直後の造粒物乃至錠剤の状態、及び次の条件で保存
した後の錠剤の状態を官能評価により調べ、アントシア
ニジンの残存率(保存条件2のみ)を吸光光度法により
調べた。 (保存条件1)製造後の錠剤を、容器に入れないで24
℃、80%RHの雰囲気で1週間保存した。投光なしの
条件で保存試験を実施した。 (保存条件2)製造後の錠剤を、実施例2と同様にして
容器に入れ、37℃、90%RHの雰囲気で4週間保存
した。
【0019】2)結果 上記試験の結果を表1に示す。以下の表1から明らかな
ように、本発明の製品は、バインダー液は赤色であり、
これが粉体原料と接触しても赤色を保ち、このようにし
て得た造粒物及び錠剤は、赤色は均一で色むらがなく、
保存時に退色しにくいものであり、アントシアニン系色
素(アントシアニジン)の保持に優れていることがわか
った。一方、比較例の製品は、アントシアニン系色素を
含むバインダー液を無処理のまま(紫色)で噴霧造粒し
て造粒物を得ると、これが粉体原料と接触した部分が赤
色に変色する。この造粒物は、色が不均一で、これを打
錠して錠剤を得ると、紫色/赤色の混ざった色むらがで
き、製品の見栄えが悪く、保存時に紫色の部分から退色
しやすいことがわかった。
【0020】
【表1】
【0021】
【発明の効果】本発明により、1)アントシアニン系色
素を安定な状態で均一に含んだ造粒物、錠剤を提供する
ことができる、2)アントシアニン系色素を均一で色む
らなく配合することができる、3)得られた製品は、均
一で色むらがなく、保存時に変色、退色しにくい特性を
有する、4)アントシアニン系色素の赤色を安定に含ん
だ食品、医薬品、フレーバーなどの各種製品を提供する
ことができる、5)アントシアニン系色素の色調に影響
を与えることなくビタミンC、鉄分などの配合が可能と
なる、6)アントシアニン系色素の本来の色調とその各
種生理活性機能とを両立させた製品を提供することがで
きる、7)熱、光、ビタミンC等の影響を受けて、変色
あるいは退色しやすいアントシアニン系色素を多角的に
応用することができる、8)従来製品にない優れた色調
を有するアントシアニン系色素含有製品を提供すること
ができる、等の格別の効果が得られる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) A61K 9/20 A61K 9/14 Fターム(参考) 4B014 GB08 GG07 GG18 GK05 GL04 GL11 GP01 GP20 GP23 GP25 GQ07 GY02 4B018 LB01 LE01 LE02 MA02 MB02 MC04 4C076 AA31 AA36 BB01 CC11 CC21 DD38 DD43 DD59 EE30 EE58 FF63 GG12 GG14 4G004 AA02 KA01 NA00 NA01

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 アントシアニン系色素を含んだバインダ
    ー液と粉粒体原料とを、適宜の造粒方法により合わせて
    乾燥処理して造粒物を製造する方法であって、上記バイ
    ンダー液と粉粒体原料のpHを酸性に調整することを特
    徴とする造粒物の製造方法。
  2. 【請求項2】 バインダー液のpHを2〜3.5に調整
    する請求項1記載の方法。
  3. 【請求項3】 流動層造粒により、バインダー液を粉体
    原料に噴霧し凝固乾燥させて造粒する請求項1又は2記
    載の方法。
  4. 【請求項4】 請求項1〜3のいずれか1項に記載の方
    法によって得られた造粒物を打錠して錠剤を製造するこ
    とを特徴とする錠剤の製造方法。
  5. 【請求項5】 アントシアニン系色素を均一に含む、粒
    径100〜2000μmで、pH2〜4でかつ水分含量
    5重量%以下の粉粒体が結着して形成された粒体乃至錠
    剤。
  6. 【請求項6】 アントシアニン系色素を均一に含む、ビ
    タミンC以外の他の有機酸によりpH2〜4とされたバ
    インダーにより粉粒体が結着して形成され、かつビタミ
    ンCを含む粒体乃至錠剤。
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