JPH0549705B2

JPH0549705B2 -

Info

Publication number: JPH0549705B2
Application number: JP59075576A
Authority: JP
Inventors: Satoshi Nakamura; Hiromi Tsucha; Toshio Myake
Original assignee: Hayashibara Seibutsu Kagaku Kenkyujo KK; Hayashibara Biochemical Laboratories Co Ltd
Current assignee: Hayashibara Seibutsu Kagaku Kenkyujo KK
Priority date: 1984-04-14
Filing date: 1984-04-14
Publication date: 1993-07-27
Also published as: GB2162528B; GB8509338D0; FR2562899B1; FR2562899A1; GB2162528A; JPS60219238A; US4623394A

Description

【発明の詳細な説明】

産業上の利用分野本発明は、プルラン含有成形物とその製法に関
するものであり、更に詳細には、水系で徐崩性を
有するプルラン含有成形物とその製法に関するも
のである。従来の技術プルランは、オーレオバシデイウム・プルラン
ス（Aureobasidium pullulans）を、単糖類、少
糖類などの種類を含む栄養培地に、好気的に培養
して得られる粘質グルカンであつて、工業的に製
造、販売されている。プルランは、自己支持膜を形成できる高い形成
能を有しているだけでなく、水溶性、可食性、透
明性、耐油性、ガスバリヤー性、光沢性、接着性
などの特徴を有していることから各種成形物の素
材として好適であり、例えば、顆粒、棒、フイル
ム、シート、錠剤などの成形物として広範に利用
されている。発明が解決しようとする問題点近年、薬用成形物などの場合のように、その薬
効を一定期間長続きさせるなどの目で水系での溶
解速度、崩壊速度を適度に調節した徐崩性成形物
の需要が高まつている。ところが、プルラン含有成形物は、水中で極め
て溶解、崩壊しやすい特徴を有する反面、これが
速溶性、速崩壊性に過ぎるという欠点になり、徐
崩性成形物の製造を困難にしている。問題を解決するための手段本発明者等は、水系で徐崩性を示すプルラン含
有成形物とその製造方法の確立を目ざし、各種多
糖類との併用に着目し、鋭意研究した。その結果、意外にも、プルランとともにヘテロ
マンナンを含有せしめた成形物がその目的に合致
することを見いだし本発明を完成した。即ち、本発明は、プルランを含有する成形物の
製造に際し、プルランとともにヘテロマンナンを
含有せしめることにより、プルランの持つ高い形
成能を失うことなく、水系で徐崩性を示す成形物
が得られることを見いだしたことに基づいてい
る。本発明でいう成形物は、例えば粒状物、繊維、
糸、棒、ガーゼ、布、フイルム、シート、紙、被
覆膜、チユーブ、カプセル、錠剤、スポンジ、積
層物などの点から、線、面、立体の各種形状のも
のが含まれる。また、これら成形物の成形方法としては、圧縮
成形、トランスフアー成形、積層成形、射出成
形、押出成形、吹込成形、カレンダー成形、真空
成形、その他各種物品に対するコーテイング成形
など、従来公知の成形方法が適宜選択できる。また、本発明でいうプルランとともにヘテロマ
ンナンを含有せしめる方法は、本発明の徐崩性プ
ルラン含有成形物が完成するまでの工程中に、プ
ルランとヘテロマンナンとを粉状、懸濁状、溶液
状などとしてできるだけ均一に混合した後、望ま
しくは、プルランとヘテロマンナンとの混合水溶
液又は溶液由来の混合物、例えば、濃縮物、アル
コールによる沈澱物、乾燥物などとした後、例え
ば、混合、混和、混〓、塗布、被覆、噴霧、浸
漬、浸透、注入などの操作により含有せしめれば
よい。本発明に用いられるヘテロマンナンとしては、
例えば、グアガム、タラガム、ローカストビーン
ガムなどのガラクトマンナンや、コンニヤクマン
ナンなどのグルコマンナンなどが好適である。ヘテロマンナンの使用割合は、プルランに対し
て固形物当り等重量以下、望ましくは１乃至
80w／ｗ％（以下、特にことわらない限り、ｗ／
ｗ％を単に％と示す。）の範囲が好適である。なお、本発明者等は、これらヘテロマンナンの
検出方法について検討を続けた結果、ヘテロマン
ナンの約0.5％水溶液５mlを試験管にとり、これ
に約4w／ｖ％硼砂水溶液を数滴加えて混合すれ
ば、容易にゲル化するという現象を見いだし、更
に、この現象がプルラン、アラビアガム、デキス
トラン、エルシナン、カラゲーナン、カラヤガ
ム、ペクチン、トラガカントガム、キサンタンガ
ムなどの他の多糖類に見られないことより、ヘテ
ロマンナンの簡便な検出方法として使用しうるこ
とを見いだした。また、本発明の徐崩性プルラン含有成形物の製
造に際し、必要に応じて他の物質、例えば、可塑
剤、増量剤、賦形剤、充填剤、発泡剤、難燃剤、
離型剤、抗菌剤、着色剤、着香剤、栄養物、嗜好
物、生理活性物質、薬効物質、呈味物質などの１
種または２種以上のものを含有させることも自由
であり、とりわけ、多糖類、オリゴ糖類、多価ア
ルコール類、糖アルコール類などの１種または２
種以上を含有させて、成形物の徐崩速度を調節す
ることも有利に実施できるが、プルランの持つて
いる特徴を発揮させるためには、成形物に対して
プルランを少くとも５％、望ましくは10％以上含
有せしめるのが好適である。本発明の方法によつて製造される徐崩性プルラ
ン含有成形物の用途は、限定されず、衣食住の消
費材、および農林水畜産業、鉱工業、各種製造業
の生産材など多方面に渡る。次に、フイルム成形物を例にして、本発明の徐
崩性プルラン含有成形物の特徴を述べる。本発明によるフイルムは、プルラン単独フイ
ルムの場合と比較して、耐湿性、耐水性の向上
した徐崩性フイルムであり、取り扱いが容易で
ある。このような徐崩性フイルムに薬効物質などを
含有せしめたものは、水系でそれが崩壊するに
つれて薬効物質などを徐々に放出し、その効果
を発揮する。この徐崩性は、プルランに対するヘテロマン
ナンの割合を調整することによつて、その速度
を調整することができる。本発明によるフイルムは、プルラン単独フイ
ルムの場合と比較して、強靭性に優れ、柔軟
性、折曲げ強度が大幅に増大する。本発明によるフイルムは、無色透明、無味、
無臭、無毒であつて可食性である。従つて、食品、飼料、餌料、医薬品などの被
覆材、包装材、結合材、賦形材などとして好適
である。また、必要に応じて着色したり、味付け、香
付けすることも自由である。本発明によるフイルムは、耐油性である。従つて、油脂、油性食品、油性ビタミンなど
に対して大きな耐性を示す。本発明によるフイルムは、ガスバリヤー性、
保香性が大きく、酸素、空気、香気成分の透過
性が極めて低い。従つて、本発明によるフイルムで物品を被
覆、包装または封入することにより、酸素また
は空気の透過をおさえ、例えば、鶏卵、果物な
どの生鮮食品、小魚の干物、バター、チーズ、
チヨコレートなどの油性食品、ハム、ソーセー
ジなどの加工食品などの食品、ビタミン、酵
素、ホルモン、抗生物質などの医薬品、その他
植物の種子類、タバコ、金属などの各種物品に
おける品質の劣化を防止することができる。また、香気成分の揮散を防止することができ
るので果物、嗜好品、香料などの香気を安定に
保つことができる。本発明によるフイルムは、耐塩性が大きい。
従つて、各種塩類を被覆または封入しても、塩
析したり、被覆力、接着力の低下を示さない。
例えば、塩化ナトリウム、塩化カリウム、塩化
マグネシウム、塩化カルシウムなどの塩類、ま
たはこれらを多量に含有した、例えば、タラコ
をほぐしたもの、海苔、ゴマ、複合調味料など
を封入、被覆した徐崩性フイルムとし、例え
ば、おにぎり用、漬物用などとして利用するこ
とも自由である。次に、錠剤を用いた実験で、本発明の徐崩性プ
ルラン含有成形物を説明する。実験１プルランと各種多糖類との混合物の調製第１表に示す組成で、プルランと各種多糖類と
の混合物52.5ｇを、水1.2に加熱溶解して過
した後、約1/3容に減圧濃縮し、これに３倍容の
メタノールを加え沈澱物を採取し、40℃にて通風
乾燥し、粉砕して、プルランと各種多糖類との混
合粉末を得た。対照のプルラン粉末も、プルラン
52.5ｇを用いて同様に処理して調製した。

【表】実験２錠剤の調製実験１で調製した各種粉末に、徐崩性の指示薬
としてブロムチモールブルーを、１錠当り５mgに
なるように混合した後、打錠機で直接打錠し、直
径12mm、厚さ３mm、重さ約0.45ｇの錠剤を調製し
た。実験３崩壊試験実験２で調製した錠剤の崩壊試験は、日本薬局
方の崩壊試験方法に準じて行なつた。すなわち、
崩壊試験器の各錠剤３個を入れ、37℃の蒸溜水
820ml中で、上下振幅50mmを毎分30往復行ない、
これを経時的にサンプリングし、錠剤の溶解、崩
壊につれて放出されるブロムチモールブルー量を
430nmの吸光度で測定し、全放出量に対する放出
割合（％）を算出した。結果は、いずれの錠剤における場合も、ブロム
チモールブルーの放出割合が80％附近までほぼ直
線的に延びた。錠剤の溶解、崩壊性については、次のように４
群に大別された。：プルランとともにアラビアガム、ペクチン、
カラゲーナン又はカラヤガムを含有せしめた
錠剤の場合には、対照のプルラン錠剤より溶
解、崩壊、速度が大きい。：プルランとともにデキストラン、エルシナ
ン、トラガカントガム又はキサンタンガムを
含有せしめた錠剤の場合には、対照のプルラ
ン錠剤とほぼ同程度の溶解、崩壊速度であ
る。：プルランとともにグアガム又はタラガムを含
有せしめた錠剤の場合には、ブロムチモール
ブルーの全放出量の80％を放出するに要する
時間で比較すると、対照のプルラン錠剤のそ
れの約1.5乃至2.0倍である。：プルランとともにローカストビーンガム又は
コンニヤクマンナンを含有せしめた錠剤の場
合には、ブロムチモールブルーの全放出量の
80％を放出するに要する時間で比較すると、
対照品のプルラン錠剤のそれの約2.0乃至3.0
倍である。第１図は、これら、、、群の代表的試
験結果を示している。第１図の結果からも明らかなように、、群
で示されたプルランとともにグアガム、タラガ
ム、ローカストビーンガムなどのガラクトマンナ
ン又はコンニヤクマンナンなどのグルコマンナン
などである。ヘテロマンナンを含有せしめた錠剤
の場合に限つて徐崩性効果を発揮する。実験４プルランに対するヘテロマンナンの使用割合の
影響ヘテロマンナンとしてコンニヤクマンナンを用
いてプルランに対する使用割合の影響を調べた。
第２表に示す組成でコンニヤクマンナン0.1w／
ｖ％水溶液の所定容量にプルラン粉末50ｇを溶解
した後、実験１と同様に処理して混合粉末を得
た。対照のプルラン粉末は、水500mlに50ｇを溶
解し、同様に処理して調製した。

【表】この粉末を実験２と同様にブロムチモールブル
ーを混合して打錠し、得られた錠剤の徐崩性効果
は、実験３の崩壊試験の方法に従つて、経時的に
サンプリングし、放出されるブロムチモールブル
ーの全放出量に対する80％放出に要する時間を、
対照のプルラン錠剤のそれと比較して求めた。結
果は第２図に示した。第２図の結果から明らかなように、プルランに
対するヘテロマンナンの使用割合が、１％から10
％に増加するにつれて、徐崩性効果は急激に増大
する。また、その割合を10％、又はそれ以上に増す
と、徐崩性効果は徐々に増大する。なお、プルランに対するヘテロマンナンの使用
量がプルラン量を越える場合には、むしろ、変
形、割れを起しやすい錠剤になることが判明し
た。更に、本実験に用いたコンニヤクマンナン粉末
の単独使用では、結合力、接着力が不足し、打錠
できないことが判明した。以下、本発明の実施例及び優れた効果について
述べる。実施例１フイルム乾物でプルランに対しグアガム10％および砂糖
モノラウレート0.1％含有するプルラン15％水溶
液を調製し、この液を60℃に加熱したクロムメツ
キ製金属ロールに流延して、引取速度３ｍ／min
で厚さ0.03mmののフイルムとした後、90℃の熱風
で乾燥させて製品とした。本品は、プルラン単独フイルムとは違つて、水
系で速溶せず、徐々に溶解、崩壊する可食性フイ
ルムである。従つて、オブラートなどと同様に、飲みにくい
粉状医薬などの包装剤として、また、溶解、崩壊
したものが粘着性を有するため、入れ歯固定用フ
イルムなどとしても有利に用いられる。実施例２種子シート乾物でプルランに対しローカストビーンガム20
％および砂糖モノラウレート0.1％を含有するプ
ルラン12％水溶液を調製し、これにパセリの種子
0.5w／ｖ％を混合し、この混合液を無端ポリエ
ステル製ベルト上にできるだけ薄膜になるように
連続的に流延して、40℃の温風で乾燥した後、連
続的に剥離して、パセリ種子シートを製造した。本シートは、種子の高発芽率を長期間維持でき
る。また、本シートは、プルラン単独シートの場
合とは違つて、手の平の汗で速溶することもなく
播種作業が容易となり、しかも、播種後の散水で
徐々に溶解、崩壊し、種子は発芽する。実施例３カプセル乾物でプルランに対しグアガム20％およびマル
チトール１％を含有するプルラン15％水溶液を調
製し、70℃に加温して脱気した後、カプセル用の
直径３mmの金属丸棒を浸漬し、直ちに引き上げて
50℃の温風で徐々に乾燥して硬質カプセルを製造
した。本カプセルは、プルラン単独カプセルとは違つ
て、水系で徐々に溶解、崩壊するカプセルであ
る。また、本品は、無色、透明で、かつ充分な光
沢、適度な弾性を有した高品質のカプセルであ
る。実施例４錠剤アスピリン５重量部に実験１の方法で調製した
プルランとコンニヤクマンナンとの混合粉末６重
量部を充分混合した後、直径12mm、20R杵を用い
て厚さ5.25mm、１錠680mgの錠剤を製造した。本錠剤は、解熱、鎮痛作用を有するアスピリン
を徐放するので、消化管内での濃度が極端に上昇
することもなく、また、その作用が数乃至10数時
間持続するので好都合である。また、本錠剤は、胃で急速にアスピリンを放出
しないので、アスピリンによる胃障害などの副作
用を起さない。実施例５錠剤プルラン粉末３重量部およびローカストビーン
ガム粉末１重量部を均一に混合し、更に、凍結乾
燥したヨーグルト粉末１重量部および乾燥酵素粉
末0.2重量部を加えてよく混合し、次いで実施例
４の方法で打錠した。本錠剤は、高い生菌率を長期間維持する。ま
た、本錠剤は、消化管内で徐々に溶解、崩壊し、
乳酸菌、酵母による整腸作用を長時間持続する。実施例６錠剤プルラン粉末５重量部およびタラガム粉末１重
量部を均一に混合し、これに金属亜鉛の粉末２重
量部を加えてよく混合し、次いで実施例４の方法
で打錠した。本錠剤は、希硫酸中に投入しても急激に危険な
反応を起さず、徐々に溶解、崩壊し、水素ガスの
発生をほぼ一定の状態で持続できるので、より安
全に水素ガスを利用することができる。実施例７肥料杭配合肥料（Ｎ＝14％、P₂O₅＝８％、K₂O＝12
％）、プルラン粉末、ローカストビーンガム粉末、
硫酸カルシウムおよび水を、それぞれ14重量部、
４重量部、１重量部、１重量部および１重量部と
し、充分混合した後、押出機（Ｌ／Ｄ＝20、圧縮
比＝1.8、ダイスの口径＝30mm）により80℃に加
熱して肥料杭を製造した。本品は、肥料容器が不要で取り扱い容易であ
り、全層施肥に適した強度を有する。施肥後、
徐々に溶解、崩壊するので遅効性肥料として好適
である。発明の効果上記したことから明らかなように、本発明によ
れば、従来きわめて困難であつた水系での徐崩性
プルラン含有成形物の製造を容易にし、それに含
有せしめた薬効物質などを水系で徐々に放出し、
その効果を一定期間持続する。また、本発明の成形物は、水系での溶解、崩壊
速度が小さくなつたことより、手の平の汗、露滴
など高湿、わずかの濡れなどでの耐性が向上し、
その取扱い、作業性はきわめて容易になる。また、本発明の徐崩性プルラン含有成形物は、
従来のプルラン成形物が水系で速溶に過ぎるとい
う欠点を解消することとなり、該成形物の用途を
大幅に拡大させるものである。

【図面の簡単な説明】

図において、第１図は、プルランと各種多糖類
との混合粉末を用いて調製した錠剤における崩壊
試験の代表的結果を示す線図である。図中の
は、プルランとともにアラビアガム、ペクチン、
カラゲーナンまたはカラヤガムを含有せしめた錠
剤の場合を示す。は、プルランとともにデキス
トラン、エルシナン、トラガカントガムまたはキ
サンタンガムを含有せしめた錠剤の場合を示す。
はプルランとともにグアガムまたはタラガムを
含有せしめた錠剤の場合を示す。は、プルラン
とともにローカストビーンガムまたはコンニヤク
マンナンを含有せしめた錠剤の場合を示す。な
お、対象であるプルラン錠剤の場合は、の場合
と同一の結果を示す。第２図は、プルランとヘテ
ロマンナンとの混合粉末を用いた錠剤の徐崩性効
果と、プルランに対するヘテロマンナンの使用割
合との関係を示す線図である。

Claims

【特許請求の範囲】１プルランとともにヘテロマンナンをプルラン
に対して固形物当り等重量以下含有してなる混合
物を、繊維、糸、棒、ガーゼ、布、フイルム、シ
ート、紙、被覆膜、チユーブ、カプセル、錠剤、
スポンジ、及び、積層物から選ばれる形状に成形
してなることを特徴とする徐崩性プルラン含有成
形物。２繊維、糸、棒、ガーゼ、布、フイルム、シー
ト、紙、被覆膜、チユーブ、カプセル、錠剤、ス
ポンジ、及び、積層物から選ばれる形状の成形物
を製造するに際し、プルランとともにヘテロマン
ナンをプルランに対して固形物当り等重量以下含
有する混合物を含有せしめることを特徴とする徐
崩性プルラン含有成形物の製法。ヘテロマンナンがグアガム、タラガム、ローカ
ストビーンガム又はコンニヤクマンナンである特
許請求の範囲第２項記載の製法。