JPS5815882B2 - 着色ゴム、プラスチツク被覆電線の製造方法 - Google Patents
着色ゴム、プラスチツク被覆電線の製造方法Info
- Publication number
- JPS5815882B2 JPS5815882B2 JP54170426A JP17042679A JPS5815882B2 JP S5815882 B2 JPS5815882 B2 JP S5815882B2 JP 54170426 A JP54170426 A JP 54170426A JP 17042679 A JP17042679 A JP 17042679A JP S5815882 B2 JPS5815882 B2 JP S5815882B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- plastic
- rubber
- colored
- coated
- manufacturing
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Description
【発明の詳細な説明】
本発明はゴム、プラスチックの表面のみ着色した着色ゴ
ム、プラスチック被覆電線の製造方法に関するものであ
る。
ム、プラスチック被覆電線の製造方法に関するものであ
る。
従来着色ゴム、プラスチック被覆電線を製造するにはゴ
ム、プラスチックの押出材料中にカラーバッチを混入し
てゴム、プラスチックを着色し、これを導体上に押出被
覆している。
ム、プラスチックの押出材料中にカラーバッチを混入し
てゴム、プラスチックを着色し、これを導体上に押出被
覆している。
これによるとゴム、プラスチックの押出被覆材料全体が
カラーバッチにより着色されているために高価なカラー
バッチを多量使用することになり、着色ゴム、プラスチ
ック被覆電線のコストを高めている。
カラーバッチにより着色されているために高価なカラー
バッチを多量使用することになり、着色ゴム、プラスチ
ック被覆電線のコストを高めている。
これを改良して導体に無色のゴム、プラスチックを押出
被覆し、この外側にカラーバッチにより着色したスキン
カラーを施しゴム、プラスチックの表面のみ着色した着
色ゴム、プラスチック被覆電線としてコストを下げてい
るが表面に押出被覆したスキンカラーの密着度が悪いた
め内部の無色のゴム、プラスチック押出被覆より剥離す
るおそれがあった。
被覆し、この外側にカラーバッチにより着色したスキン
カラーを施しゴム、プラスチックの表面のみ着色した着
色ゴム、プラスチック被覆電線としてコストを下げてい
るが表面に押出被覆したスキンカラーの密着度が悪いた
め内部の無色のゴム、プラスチック押出被覆より剥離す
るおそれがあった。
本発明はこれに鑑み導体に押出被覆した無色のゴム、プ
ラスチック押出被覆とこの外周に設けたスキンカラーの
押出被覆との間にゴム、プラスチックの溶射による薄膜
を介挿し、スキンカラーが剥離しないようにしたもので
、即ち導体に無色のゴム、プラスチックを押出被覆し、
この外周にゴム、プラスチックの溶射による薄膜を設け
、更にこの外周にスキンカラーの押出被覆を行なうこと
を特徴としている。
ラスチック押出被覆とこの外周に設けたスキンカラーの
押出被覆との間にゴム、プラスチックの溶射による薄膜
を介挿し、スキンカラーが剥離しないようにしたもので
、即ち導体に無色のゴム、プラスチックを押出被覆し、
この外周にゴム、プラスチックの溶射による薄膜を設け
、更にこの外周にスキンカラーの押出被覆を行なうこと
を特徴としている。
次にこれを図面に基づいて更に詳細に説明する。
第1図は本発明方法の一例を示したもので、導体1をプ
ラスチックの押出被覆機2に導き、無色のプラスチック
の押出被覆3を施しくこれがプラスチック被覆電線の絶
縁層の主体をなすことは従来のものと同じである。
ラスチックの押出被覆機2に導き、無色のプラスチック
の押出被覆3を施しくこれがプラスチック被覆電線の絶
縁層の主体をなすことは従来のものと同じである。
)、次にこの被覆3がまだ柔かい内にプラスチックの溶
射被覆機4に導き、プラスチックの溶射による薄膜5を
施す。
射被覆機4に導き、プラスチックの溶射による薄膜5を
施す。
更にこれを従来と同様なスキンカラーの押出被覆機6に
導き、着色したプラスチックのスキンカラー7を施し、
これを水冷却し、巻取機(これらは図示してない)に巻
きとれば表面のみ着色した着色プラスチック被覆電線(
第2図参照)を一工程で製造することができる。
導き、着色したプラスチックのスキンカラー7を施し、
これを水冷却し、巻取機(これらは図示してない)に巻
きとれば表面のみ着色した着色プラスチック被覆電線(
第2図参照)を一工程で製造することができる。
本発明におけるプラスチックの溶射による薄膜5は無色
のプラスチックの押出被覆3がまだ柔かい内にプラスチ
ック粉末を圧送し、これに火炎を吹付けて表面を溶かし
、一体のプラスチックの薄膜5とするもので、第3図に
詳示するように薄膜5は同質の無色のプラスチックの押
出被覆3に食込み密着し、外周には凹凸が存在し、この
外側に押出被覆した同質のスキンカラー7はこの凹凸に
より薄膜5に密着し、結局スキンカラーγは薄膜5を介
し無色のプラスチックの押出被覆3に密着し、これより
剥離するおそれがないのである。
のプラスチックの押出被覆3がまだ柔かい内にプラスチ
ック粉末を圧送し、これに火炎を吹付けて表面を溶かし
、一体のプラスチックの薄膜5とするもので、第3図に
詳示するように薄膜5は同質の無色のプラスチックの押
出被覆3に食込み密着し、外周には凹凸が存在し、この
外側に押出被覆した同質のスキンカラー7はこの凹凸に
より薄膜5に密着し、結局スキンカラーγは薄膜5を介
し無色のプラスチックの押出被覆3に密着し、これより
剥離するおそれがないのである。
次に本発明により製造した着色プラスチック被覆電線の
実施例を示す。
実施例を示す。
2tnmφの導体に約0.78mm厚の低密度のポリエ
チレンの押出被覆を施し、この外周に100〜200μ
厚の低密度のポリエチレンの溶射による薄膜を設け、更
に200〜250μ厚の低密度のポリエチレンのスキン
カラーを施しこれを冷却し外径約4.0〜4.4 mm
φの着色ポリエチレン被覆電線を70〜120m/mi
nの線速で製造した。
チレンの押出被覆を施し、この外周に100〜200μ
厚の低密度のポリエチレンの溶射による薄膜を設け、更
に200〜250μ厚の低密度のポリエチレンのスキン
カラーを施しこれを冷却し外径約4.0〜4.4 mm
φの着色ポリエチレン被覆電線を70〜120m/mi
nの線速で製造した。
このようにして製造した着色ポリエチレン被覆電線は規
定値以上の耐電圧を有し、その他ポリエチレン被覆電線
としての緒特性を有するとともに外側のスキンカラーは
剥離せず可撓性も良好であった。
定値以上の耐電圧を有し、その他ポリエチレン被覆電線
としての緒特性を有するとともに外側のスキンカラーは
剥離せず可撓性も良好であった。
以上説明したように本発明によれば導体の外周に押出被
覆した無色のゴム、プラスチックの被覆とこの外側に設
けたスキンカラーの押出被覆との間にゴム、プラスチッ
クの溶射による薄膜を介挿したもので、電線の表面のス
キンカラーはゴム、プラスチックの溶射による薄膜を介
し無色のゴム、プラスチックの押出被覆に密着し、剥離
のおそれのない表面のみ着色した着色ゴム、プラスチッ
ク被覆電線を容易に製造し得る利点がある。
覆した無色のゴム、プラスチックの被覆とこの外側に設
けたスキンカラーの押出被覆との間にゴム、プラスチッ
クの溶射による薄膜を介挿したもので、電線の表面のス
キンカラーはゴム、プラスチックの溶射による薄膜を介
し無色のゴム、プラスチックの押出被覆に密着し、剥離
のおそれのない表面のみ着色した着色ゴム、プラスチッ
ク被覆電線を容易に製造し得る利点がある。
第1図は本発明の製造方法の一例を示す説明図、第2図
は本発明方法により製造された着色プラスチチック被覆
電線の一例を示す断面図、第3図はその一部を拡大して
示した断面図である。 1・・・・・・導体、3・・・・・・無色のプラスチッ
クの押出被覆、5・・・・・・プラスチックの溶射によ
る薄膜、7・・・・・・プラスチックのスキンカラー。
は本発明方法により製造された着色プラスチチック被覆
電線の一例を示す断面図、第3図はその一部を拡大して
示した断面図である。 1・・・・・・導体、3・・・・・・無色のプラスチッ
クの押出被覆、5・・・・・・プラスチックの溶射によ
る薄膜、7・・・・・・プラスチックのスキンカラー。
Claims (1)
- 1 導体にゴム、プラスチックの押出被覆を行ない、こ
の外周にゴム、プラスチックの溶射による薄膜を介しゴ
ム、プラスチックのスキンカラーの押出被覆を行なうこ
とを特徴とする着色ゴム、プラスチック被覆電線の製造
方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP54170426A JPS5815882B2 (ja) | 1979-12-28 | 1979-12-28 | 着色ゴム、プラスチツク被覆電線の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP54170426A JPS5815882B2 (ja) | 1979-12-28 | 1979-12-28 | 着色ゴム、プラスチツク被覆電線の製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5696409A JPS5696409A (en) | 1981-08-04 |
JPS5815882B2 true JPS5815882B2 (ja) | 1983-03-28 |
Family
ID=15904689
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP54170426A Expired JPS5815882B2 (ja) | 1979-12-28 | 1979-12-28 | 着色ゴム、プラスチツク被覆電線の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5815882B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2003034449A1 (fr) * | 2001-10-12 | 2003-04-24 | Yazaki Corporation | Procede de fabrication de cable, appareil de fabrication de cable, et cable |
-
1979
- 1979-12-28 JP JP54170426A patent/JPS5815882B2/ja not_active Expired
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2003034449A1 (fr) * | 2001-10-12 | 2003-04-24 | Yazaki Corporation | Procede de fabrication de cable, appareil de fabrication de cable, et cable |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5696409A (en) | 1981-08-04 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
AU565555B2 (en) | Production of a composite tube | |
JPH06187863A (ja) | 電気絶縁材料及び絶縁された電気導体 | |
GB1450448A (en) | Laminated composite pipe and production thereof | |
JPS5815882B2 (ja) | 着色ゴム、プラスチツク被覆電線の製造方法 | |
JPH06151653A (ja) | 温度センサの封止構造及び封止方法 | |
JPS58150913A (ja) | 光ケ−ブル | |
JP2594537Y2 (ja) | 樹脂成形体 | |
JPH0644418B2 (ja) | 移動用ケーブルとその製造方法 | |
JPS62256312A (ja) | 高圧水中モ−タ用巻線の製造方法 | |
JPS5812687B2 (ja) | ジエリ−コンパウンドジユウテンケ−ブルノ セイゾウホウ | |
SE429315B (sv) | Anordning for extrudering av en av termoplaster bestaende flerskiktsfolie | |
JPS5810802B2 (ja) | 熱融着電線の製造方法 | |
JPS6130830Y2 (ja) | ||
JPH0755838Y2 (ja) | 感熱線 | |
JPS6278807A (ja) | 樹脂モ−ルドコイルおよびその製造方法 | |
JPS6344892Y2 (ja) | ||
JPH0245927Y2 (ja) | ||
JPS5822842B2 (ja) | プラスチツクシ−スツウシンケ−ブル ノ セイゾウホウホウ | |
JPS5563221A (en) | Mehtod of coating metal tube | |
JPH0212115U (ja) | ||
JPH08273791A (ja) | ゴム・プラスチック絶縁ケーブル接続部の内部半導電層のモールド方法 | |
JPS60124312A (ja) | 耐火電線及びその製造方法 | |
JPS5630840A (en) | Coating method of plastic | |
JPH0613187B2 (ja) | 溶接・溶断用ケーブルの製造方法 | |
JPS6131927B2 (ja) |