JPS60124312A - 耐火電線及びその製造方法 - Google Patents

耐火電線及びその製造方法

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JPS60124312A
JPS60124312A JP58232011A JP23201183A JPS60124312A JP S60124312 A JPS60124312 A JP S60124312A JP 58232011 A JP58232011 A JP 58232011A JP 23201183 A JP23201183 A JP 23201183A JP S60124312 A JPS60124312 A JP S60124312A
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JP
Japan
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adhesive
core conductor
fire
electrically insulating
resistant
Prior art date
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Pending
Application number
JP58232011A
Other languages
English (en)
Inventor
水野 坦三郎
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Cable Ltd
Original Assignee
Hitachi Cable Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (1)発明の背景と目的 本発明は、耐火電線の製造方法及びその製造方法により
製造された耐火電線に関するものである。
従来、醍森の1糧に耐火電線があるが、これは心導線の
周囲にマイカガラステージやプラスチックマイカテープ
のごとき耐火性の電気絶縁性物質の薄膜を捲回被覆し、
さらに電気絶縁性(しかし製造上の理由から熱可塑性で
あるが)の物質により被覆して外装したものである。耐
火電線の製造方法としては、心導体を上述の耐火性薄膜
で被覆したのち、その上をガラス糸などで押え巻してい
たが、この工程は次の外装被覆をする工程の速度に比べ
てきわめて遅く、結局ガラス糸の巻きつけ工程が耐火’
tIfMg造の律速段階になっていた。そのため製造効
率を上げることができず、製品原価を低減させることが
困難であった。
本発明は、上述したような従来の製造方法にあった問題
を解決すべくなされたものであって、製造効率の高い新
しい製造方法を提供することを目的とするものである。
(2)発明の概要 本発明は、心導体上に電気絶縁性耐火性薄膜を被覆し、
さらにその上に電気絶縁性被覆を設けることからなる耐
火電線の製造方法において、該酊天性薄膜の片面もしく
は両面に隣接するようにあらかじめ熱融着性接着剤が施
され、これを加熱したのち、該(外装の)被覆を設ける
ことを特徴とする耐火電線の製造方法及びこの方法によ
り製造されたものでろって、心導体上に電気絶縁性かつ
耐火性の薄膜と熱融着性接着剤の加熱による融着層が設
けられ、さらにその上に電気絶縁性被覆が施されている
ことを特徴とする耐火電線である。
以下、本発明の詳細な説明する。
本発明における心導体は、通常銅もしくはアルミニウム
まだはこれを主体とする合金であって、その断面が通常
円形をなす線状体である。勿論、素材として鋼線にアル
ミニウムを被覆したものなど各棟の複合素材になる心導
体もありうるし、その断面も角形あるいはその他の形状
をなしていてもよい。また細い線状体がよシ合わされた
いわゆる′αシ電線であってもよい。心導体の太さには
特に制限はなく、用途により適宜所望の太さのものを使
用することができる。
上記の心導体には電気絶縁性かつ耐火性の薄層と熱融着
性接着剤の層が設けられる。その実施態様例は次の通り
である。
(1) 心導体上に熱融着性接着剤を塗布し、その上に
耐火性薄膜を被着させる。
(2)心導体上に、熱融着性接着剤を塗布した耐火性薄
膜を被着させる。この接着剤は、薄膜の片面あるいは両
面に塗布することができる。
(3)心導体に耐火性薄膜を被着したあと、熱融着性接
着剤を塗布する。
など各様の態様を実施することができる。
上記の電気絶縁性かつ劇火性の薄膜としては、たとえば
マイカ、石綿、磁器、ガラスなど無機固体絶縁材料の各
種の素材があるが、これをプラスチックフィルムあるい
は布なiに接着剤によって薄層に形成し、それをテープ
状に裁断したものがよい。現在では、′マイカがラステ
ープ“あるいは“プラスチックマイカテープ〃と称する
ものが市販されており、本発明のために使用することが
できる。本発明の耐火電線における薄膜は、耐火電線中
で耐火性電気絶縁層の機能がはたせるよう前記の素材に
よる薄膜であればよく、テープあるいは接着剤などは、
薄層を形成させるための手段にすぎないので、これらが
特に耐熱性である必要はない。
一方、熱融着性接着剤としては、現在では、むしろ“ホ
ットメルト接着剤〃と呼ばれているもので、一般にはエ
チレンと酢酸ビニルの共重合体を主成分トシ、ロジンエ
ステルなどの樹脂、ワックスナどを混合してなる常温に
おいては非粘着性の固形接着剤である。勿詭同様な性能
を有する他の成分のものも本発明のために使用しうる。
上記成分の接着剤は、150〜2oo℃程度の温度に加
熱されると融解し、粘着性のある接着剤となる。そして
接着剤の塗布は、上述のように加熱溶融状態での塗布の
ほか、有機溶剤による溶液として塗布し乾固させてもよ
い。このようにして、熱融着性接着剤を心導体あるいは
耐火性電気絶縁性薄膜に塗着させたのち、心導体に該薄
膜を被着させる。この場合、心導体に該薄膜を縦そえし
てもよく、巻きつけてもよい。薄膜の被着は、できるだ
け密着させた方がよく、好ましくはテープしほり機を設
置して、被着した薄層テープをさらに心導体へ圧接させ
る。その状態のまま、加熱して接着・IJを熱溶融させ
て互に融着させるのである。
加熱部は、従来公知の技術を利用することができる。加
熱方式としては、電熱式、熱風吹込式など伽々の方法が
あるが、熱融層性接層剤層を有する心導体が加熱部を通
過するまでに溶融し、心導体に薄層を完全に接着させる
ことが必要である。
加熱部における加熱部属は、接着剤の種類によるが、お
よそ180〜200t:程度の範囲の温度である。
加熱部の所要の長さは、接着剤の種類及び加熱温度によ
シ定められる。
加熱後、薄層被覆線は、電気絶縁性被覆を施す′亀腺被
覆押出磯(またけ押出被覆機)に導入される。押出僚は
1、従来公知の電線に熱可塑性樹脂を被覆するだめの装
置である。基本的には、樹脂溶融押出部と金属線条体走
行支持部、溶融樹脂ため及びダイスとからなる。本発明
の電気絶縁性被覆トシての熱可塑性物質としては、塩什
ビニ/I/ tm晰ポリエチレン樹脂、架橋ポリエチレ
ン樹脂、四弗化エチレン樹脂、ポリ′弗化ビニリデン樹
脂、ポリエステル樹脂、ナイロン樹脂、ポリウレタン樹
脂合成ゴム、あるいはこれらの複合組成物その他の熱b
」塑性物質がある。これらの被覆加工条件は、前述の装
置と共に公知の技術に属し、それを利用することができ
る。
上述のごとき過程を経て製造された本発明の耐火電線は
、所望によりさらに外装ンースヲ施すことができる。ま
だ複数本を束ねて外装ンースを施すこともできる。外装
ンースの素材としては、熱可塑性樹脂、金属あるいは他
の材料とすることができる。
次に本発明の実施態様例を図面により説明する。
第1図は、その製造装置の概略図である。図中、1は心
導体、2は熱融着性接着剤が塗布されたマイカテープ、
3はテープしぼり機、4は加熱筒、5は電気絶縁性物質
の押出被覆機、6は耐火電線である。
まず、コイル(図示されていない。)から心導体1がく
り出され、装置に導入される。最初の工程で心導体1に
コイル21.22から耐火性マイカテープ2が被着され
る。マイカテープには、熱融着性接着剤(23)が塗布
されており、心導体1を巻き込むように被覆される。他
の態様として、テープコイル21.22が心導体1の周
囲を施回し、ノ已・導体の外面を巻きながら被覆するこ
とも可能である。マイカテープは、所望により二重、時
には三重に被覆される。心導体1の走行と共に被層した
テープも走行し、テープしぼり機3に入る。テープしぼ
り機3は、心導体】に被着したテープをより心導体に密
層させるだめのものである。テープしぼり機3の機構は
加熱筒4内に連なっており、十分にテープが心導体に密
層した状態でn1熱される。加熱筒4内の加熱温度は、
接着剤の熱融着する温度に調節される。テープ2に塗布
されている接層剤は、加熱されて融解して互に接触部分
は融合して被覆状態を保ったまま一体化する。
その後、加熱筒4を経た耐火性被覆部分は走行して押出
(& 41磯5に入る。押出被覆機5においては、電気
絶縁性の熱可塑性樹脂が溶融軟化した状態にあり、前記
の14火性4膜被覆部分の走行に伴なってその外壁面に
粘屑し、一定の厚さの層をなして上記部分全被覆する。
押出被覆機5への樹脂熔1泗物の1共給は、伺h=する
押出機51により行なわれる。この押出被覆機は従来公
知の技術であり、また各柿の態様のものがあるので、適
宜選択して本発明のために実施することができる。押出
被覆機5を出た成形物は、線心としてコイル状に巻きと
られ、製品として収納される。
第2図には、本発明の方法により製造された耐火′電線
の一例の断面が示されている。図中、符号は第1図の場
合と合わせであるが、lは心導体、23は熱融着性接着
剤層、2は耐火性電気絶縁性薄膜テープ、7は電気絶縁
性被覆、6は耐火電線である。図においては、薄層テー
プが一重の場合を示しているが、すでに述べた通り二N
(第1図る。図で明確に示されている通シ、本発明の製
造方法の場合は、薄層テープの端部は重ねられて接着剤
によって固定されているのが特徴である。そして電気絶
縁性被覆7は、通常の使用状態での絶縁性保持に機能し
、耐火電線が高温に露されて被覆7が熔解したのちは、
耐火性薄膜2が絶縁性保持に寄与するのである。
(4)発明の効果 本発明の製造方法によれば、心導体に重速で耐火性薄膜
を被着し、しかも同じ速度でその7W膜を熱融着性接着
剤により固定できるので、耐火電線の製造はきわめて効
率的に行なわれ、従来技術にあったような耐火性薄膜の
固定のために製造ラインの速度が制限されてしまうこと
はない。壕だ製造された1人電酸は、外装の絶縁体被覆
から比べれはかなり融点の商い硬化した接着剤層を有す
るので、外装が熱崩壊してもかなり長い時間、またより
高い温度まで電線としての機能を維持することができる
第1図は、本発明の製造方法による工程例の概略図、第
2図は、本発明の耐火′電線の例の断面図である。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1) 心導体上に電気絶縁性で耐火性の薄層を設けて
    被覆し、さらにその上に電気絶縁性被覆を設ける耐火電
    線の製造方法において、該薄層の片面もしくは画面に隣
    接するようにあらかじめ熱融着性接着剤が施され、これ
    全加熱した後、該電気絶縁性被覆を設けることを特徴と
    する耐火電線の製造方法。
  2. (2)心導体上に電気絶縁性で耐火性の薄層と熱融着性
    接着剤の融着層が設けられ、さらにそ−の上に電気絶縁
    性被覆が設けられていることを特徴とする耐火電線。
JP58232011A 1983-12-08 1983-12-08 耐火電線及びその製造方法 Pending JPS60124312A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5514936A (en) * 1993-08-27 1996-05-07 Hughes Aircraft Company RF plasma source and method for plasma cleaning of surface in space

Cited By (3)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5514936A (en) * 1993-08-27 1996-05-07 Hughes Aircraft Company RF plasma source and method for plasma cleaning of surface in space
US5628831A (en) * 1993-08-27 1997-05-13 Hughes Aircraft Company Method for cleaning contaminants from a body in space using a space charge neutral plasma
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