JPH02168513A - 多本平行電線 - Google Patents

多本平行電線

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JPH02168513A
JPH02168513A JP32049688A JP32049688A JPH02168513A JP H02168513 A JPH02168513 A JP H02168513A JP 32049688 A JP32049688 A JP 32049688A JP 32049688 A JP32049688 A JP 32049688A JP H02168513 A JPH02168513 A JP H02168513A
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JP
Japan
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wires
insulated
insulating layer
parallel
fused
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JP32049688A
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English (en)
Inventor
Shigeo Yamaguchi
繁男 山口
Teruchika Nishigori
錦織 輝親
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Furukawa Electric Co Ltd
Original Assignee
Furukawa Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 C産業上の利用分野】 この発明は、各種コイルや機器内の配線に用いられる多
本平行電線に関するものである。
[従来の技術] 従来の多本平行電線は、所定の線間ピッチとなるように
溝付きガイド等で揃えた線状の導体もしくは導体表面に
絶縁層を設けた絶縁電線の所定本数を熱融着テープ間に
挾んで熱ロールによって上下テープを融着するか、ある
いは第9図aに示されるように表面に絶縁皮膜を設けた
絶縁電線(導体92.絶縁層93)を隣接する絶縁電線
同志が接触するように密に配列し、その外周に融着可能
な皮膜99を被覆することによって絶縁電線群を固定す
ることにより製造していた。なお、図においては絶縁電
線の本数を省略している。
[発明が解決しようとする課題] しかし、上記のような従来の技術においては、溝付きガ
イド等で設定した導体または絶縁電線のピッチが融着皮
膜層によって固定されるまでの間に変化しやすく、0.
6111111程度のピッチのものが製造限界で、精度
の良い極小ピッチの多本平行電線を得ることができなか
った。また、絶縁電線を第9図aのように密に配列する
方法では、所望の導体ピッチとするためには絶縁電線の
絶縁層の厚さを種々変えなければならない上、ピッチを
大きくすると厚みも増大してしまうという欠点があった
さらに、従来の多本絶縁電線では、所定の本数に分割し
ようとすると、第9図すに示されるように融着皮膜99
と絶縁層93の密着力の方が絶縁層93と導体92の密
着力より大きいために絶縁層93が導体92から剥魁し
て配線材として使用できなくなってしまうという甥題点
もあった。即ち、従来は例えば10木の平行電線を2分
割して5本の平行電線として使用するということができ
ず、各本数の平行電線をそれぞれ在庫しておかなければ
ならなかった。
この発明は、かかる点に鑑みてなされたものであり、導
体間のピッチ精度が高く、かつ所望の本数に分割して使
用することもできる多本平行電線を)是イ共することを
目的とするものである。
[課題を解決するための手段] 本発明においては、平行に配列した絶縁電線の間に絶縁
電線の絶縁層に融着可能な材料からなる長尺体を介在さ
せ、この長尺体自体を絶縁層に融着させるか(第1項)
;あるいは表面に融着可能な材料を被覆した長尺体を絶
縁電線間に介在させて該融着可能な材料皮膜を絶縁層に
融着させるか(第2項);あるいは絶縁電線の絶縁層の
表面に長尺体と融着可能な材料からなる皮膜を設け、こ
の絶縁電線間に長尺体を介在させて全体を一体に融着さ
せる(第3項)ことによって、上記の課題を達成してい
る。
なお、本明細書においては、熱によって融着可能な材料
を溶融させて接着する場合だけでなく、溶剤によって材
料表面を溶かしたり、あるいは樹脂を溶剤に溶かしたフ
ェスを表面に塗布して接着する場合についても融着と表
現する。
[作用] 第1図a、bは第1項の発明の基本構成を示す断面図で
ある。この発明では導体2表面を絶縁層3で覆った絶縁
電線の間に介在された長尺体l(図a)自体を図すのよ
うに絶縁層3に融着することにより絶縁電線相互を固定
している。
また、第2図a、bは第2項の発明の基本構成を示す断
面図である。この発明では絶縁電線(導体22.絶縁層
23)の間に介在させた長尺体21の表面に融着可能な
材料皮11521 aを形成しており(図a ) 、図
すのようにこの材料皮I摸21aを隣接する絶縁電線の
絶縁層23に融着1−ることにより絶縁電線相互を固定
している。
さらに、第3図は第3項の発明の基本構成を示す断面図
である。この発明では絶縁電線(導体32、絶縁層33
)の表面に更に融着可能な材料皮膜33aを設け、この
皮膜33aを絶縁電線の間に介在させた長尺体31に融
着することにより絶縁電線を固定している。
このように本発明(第1項〜第3項)においては、平行
に配列した絶縁電線の間に長尺体(1゜21.31)を
介在させているので、この長尺体の大きさを適宜選択す
ることにより導体(2゜22.32)のピッチを所望の
値に正確に保つことかできる。また、ピッチの調整を絶
縁電線の絶縁層の厚さによって行なう必要がないので、
平行電線の厚さが必要以上厚くなることがない。
さらに、この長尺体の材質を適宜選択することにより、
長尺体と絶縁電線間の密着力を絶縁電線の絶縁層と導体
間の密着力より弱くして、平行電線を分割する際に、長
尺体lと絶縁電線の絶縁層3の間、融着材皮膜21aと
絶縁層23の間、長尺体31と融着材皮膜33aの間で
)ml mlするようにできる。即ち、長尺体を介在さ
せたことによって絶縁電線の絶縁層の剥離を起すことな
(、平行電線を所定の位置で分離することが可能となる
なお、第1図〜第3図においては、長尺体、絶縁電線と
も断面形状は円形となっているが、本発明における長尺
体、絶縁電線の断面形状は円形に限らず、例えば矩形で
あっても良い。
[実施例] 実施例=1 第4図は本発明実施例において用いた多本平行電線の製
造装置の要部を示す斜視図、第5図aは第4図A−A部
の断面図、第5図すは第4図B−B部の断面図である。
なお、図では絶縁電線及び長尺体の本数を省略している
第4図に示された装置は、絶縁電線と長尺体を平行に配
列して送り出す供給手段(図示せず)と、送り出された
絶縁電線と長尺体に溶剤を塗布する溶剤塗布器45と、
所定の温度に設定可能な熱ロール44と、熱ロール44
で融着された絶縁電線と長尺体の束を巻き取る巻か取り
手段(図示せず)から構成されており、熱ロール44の
外周に圧接するように絶縁電線と長尺体の束を張架して
、熱ロール44を矢印の方向に回転させることにより連
続して多本平行電線を製造することができ゛るようにな
っている。
本実施例では、絶縁電線として0.1mmφの導体52
表面を0.01n++a厚のポリウレタン樹脂で被覆し
た絶縁電線を用い、直径0.080mmφのポリアミド
樹脂からなる長尺体51を間に介在させて第5図aのよ
うに配列し、溶剤塗布器45によって配列した絶縁電線
と長尺体の下面(即ち、熱ロール44に接する面)にジ
メチルホルムアミド(Nメチルピロドリンでも良い)を
塗布した。そして、150℃に設定した熱ロール44に
よってポリアミド樹脂からなる長尺体51を溶融させ、
第5図すのように隣接する絶縁電線の絶縁層53に融着
し、導体52ビッヂ0.2mmの多本平行電線を得た。
この際、絶縁電線と長尺体の束は先に述へたように熱ロ
ール44に圧接した状態となっているので、長尺体51
が溶融してもピッチが変化することがない。第5図すに
おいて平滑になっている面(上面)が熱ロール44に接
していた面である。
実施例=2 第6図a −eは本発明の別の実施例の製造工程を説明
する斜視図である。
この実施例においては、絶縁電線6oとして0.06+
nmφの導体表面を0.005mm iのポリウレタン
樹脂で被、覆した絶縁電線を用い、直径0.055mm
のポリアミド樹脂からなる長尺体61とともに図aのよ
う釘熱ロール64に巻き付けた。そして、300ターン
(図では本数省略)巻いた後に図すのように端末を固定
して、表面にジメチルホルムアミドを塗布し、熱ロール
で150′c15分加熱して長尺体61を隣接する絶縁
電線6oに融着するとともに溶剤を蒸発させた。その後
、図Cの如く絶縁電線60と長尺体61の束を熱ロール
44の回転’F+h方向に切断して熱ロール44から引
き剥しく図d)、図eのような導体ピッチ0.125m
mの300木平行電線を得た。
実施例・3 さらに別の実施例を前述した第3図の基本構成図を参照
して説明する。この実施例では、絶縁電線として導体3
2表面をポリウレタン樹脂からなる絶縁層33で被覆し
、さらにその上にポリビニルブチラール樹脂からなる融
着材皮膜33aを設ケタ外径0.077mmの2種ポリ
ウレタン銅線を用い、直径48μmのポリアミド樹脂モ
ノフィラメントからなる長尺体31を介して250本(
図では本数省略)の絶縁電線を平行に配列した。そして
、これにアルコールを塗布し、加熱ホイル上で絶縁電線
表面の融着材皮膜33aと長尺体31を融着し、0.1
25mmピッチの多本平行電線を作製した。
次に、このようにして得た本発明の多本平行電線と、実
施例と同様の絶縁電線を用いて長尺体を介在させないで
作製した従来の多本平行電線(比較例)について、任意
の本数で分割した場合の絶縁層の′j、IJ IIの有
無を比較した。この結果を第1表に示す。
第1表 第1表に明らかなように、本実施例のものは絶縁層の剥
離が全くなかったが、比較例のものでは使用に耐え得る
状態で分割できたものがほとんどなく、93%のものに
絶縁層の剥離が見られた。
実TJλ例:4 第7図a、bは本発明のさらに別の実施例を示す断面図
である。
この実施例では、絶縁電線として導体72表面をポリエ
ステル樹脂で被覆した外径0.130mmの1種ポリエ
ステル銅線を、長尺体71として直径70μmのポリエ
ステル樹脂モノフィラメントを用い、表面にポリアミド
系融着ワニスを塗布しながら加熱ホイル上に絶縁電線と
長尺体71を交互に各10本(図では本数省略)並べ、
これらを融着(融着皮ll177)して図すのような多
本平行電線を得た。即ち、この実施例では絶縁電線と長
尺体の双方の表面に融着材皮膜を設けてこの皮膜により
絶縁電線と長尺体を固定した。
次に上記のようにして得た多本平行電線について任意の
本数で分割したところ、n=50で絶縁層の剥離は全く
見られなかった。
実施例:5 第8図a、bは本発明のさらに別の実施例を示す断面図
である。
この実施例では、矩形断面形状の絶縁電線(導体82.
絶縁層83)を、長尺体81を介して平行に配列しく図
a ) %長尺体81を絶縁層83に融着して図すのよ
うな多本平行電線を得た。
[発明の効果] 以上のように本発明による多本平行電線は、絶縁電線の
間に長尺物を介在させて絶縁電線と長尺体を融着したこ
とにより、個々の絶縁電線の絶縁層の厚さを変えること
なく導体ピッチを所望の値に精度良く設定することがで
き、本発明によって得られる高精度極小ピッチの薄い多
本平行電線は機器の小型化にとって極めて有益である。
また、本発明の多本平行電線は、絶縁層の剥離を起すこ
となく所望の本数に分割して便、用することかてぎるの
で、導体本数毎に平行電線を用意する必要がなく、在庫
管理が非常に簡単になるとともに、配線作業の効率も向
上する。
【図面の簡単な説明】
第1図、第2図、第3図はそれぞれ本発明の基本構成を
示す断面図、第4図は本発明実施例で用いた製造装置の
斜視図、第5図aは第4図A−A部の断面図、第5図す
は第4図B−B部の断面図、第6図a ”−eは本発明
の別の実施例の製造工程を示す斜視図、第7図a、b及
び第8図はそれぞれ本発明のさらに別の実施例を示す断
面図、第9図a、bは従来例を示す断面図である。 [主要部分の符号の説明] 1.2+、31,51,61,71.81・・・長尺体
2.22,32,52,72.82・・・導体3.23
,33,53,73.83・・・絶縁層21a、33a
、77・・・融着材皮膜44.64・・・熱ロール 45・・・溶剤塗布器

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)導体表面を絶縁層で被覆した複数の絶縁電線を平
    行に並べて固定した多本平行電線において、前記多本平
    行電線が複数の絶縁電線の間に融着可能な材料からなる
    長尺体を介在させ、該長尺体を前記絶縁電線の絶縁層に
    融着させることにより前記絶縁電線相互を固定している
    ことを特徴とする多本平行電線。
  2. (2)導体表面を絶縁層で被覆した複数の絶縁電線を平
    行に並べて固定した多本平行電線において、前記複数の
    絶縁電線の間に、表面に融着可能な材料皮膜を設けた長
    尺体を介在させ、該長尺体の皮膜を前記絶縁層に融着す
    ることにより前記絶縁電線を固定したことを特徴とする
    多本平行電線。
  3. (3)導体表面を絶縁層で被覆した複数の絶縁電線を平
    行に並べて固定した多本平行電線において、前記多本平
    行電線が絶縁層の表面に融着可能な材料皮膜を設けた複
    数の絶縁電線間に所定の材質からなる長尺を介在させて
    、該絶縁電線の表面の融着可能な材料皮膜を前記長尺体
    に融着させて一体にすることにより前記絶縁電線を固定
    したことを特徴とする多本平行電線。
JP32049688A 1988-12-21 1988-12-21 多本平行電線 Pending JPH02168513A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5665940A (en) * 1994-07-01 1997-09-09 Nippondenso Co., Ltd Flat cable
JP2014232685A (ja) * 2013-05-30 2014-12-11 日立金属株式会社 耐熱フラットケーブル及びその製造方法並びに耐熱ハーネス

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS5113979A (en) * 1974-07-26 1976-02-03 Furukawa Electric Co Ltd Heikodensenno seizohoho
JPS577110B2 (ja) * 1977-10-26 1982-02-08

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