JPS58157853A - 赤外線昇温時間が短縮された、透明度の高い曇り度の低いポリエステル組成物 - Google Patents
赤外線昇温時間が短縮された、透明度の高い曇り度の低いポリエステル組成物Info
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- JPS58157853A JPS58157853A JP58027112A JP2711283A JPS58157853A JP S58157853 A JPS58157853 A JP S58157853A JP 58027112 A JP58027112 A JP 58027112A JP 2711283 A JP2711283 A JP 2711283A JP S58157853 A JPS58157853 A JP S58157853A
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- C08K—Use of inorganic or non-macromolecular organic substances as compounding ingredients
- C08K3/00—Use of inorganic substances as compounding ingredients
- C08K3/02—Elements
- C08K3/04—Carbon
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- Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
- Blow-Moulding Or Thermoforming Of Plastics Or The Like (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、カーボン・ブラックを含有させることにより
、赤外線による昇温速度を改善したポリエステルに関す
る。
、赤外線による昇温速度を改善したポリエステルに関す
る。
従来、ポリエステルの製造に於いては種々の化合物や触
媒が用いられてきた。米国特許甲願第245.838号
に記載され、現在販売されている特定のポリエステルの
場合、高透明度、中性の色相、低い曇り度は得られたが
、ポリエステルびんの吹込成形に用いるパリソンを通常
加熱の際の、光照射炉における通常の滞在時間内には通
常の成形温度が得られなかった。すなわち、このポリエ
ステルは透明度は高いが、炉が発する赤外線を充分に吸
収しなかった。従って、本発明は、光を充分瞳吸収し、
それにより加熱速度を改善し、それていて上記ポリエス
テルの高透明度、中性の色相、低い曇り度を保つ添加剤
の使用に関する。
媒が用いられてきた。米国特許甲願第245.838号
に記載され、現在販売されている特定のポリエステルの
場合、高透明度、中性の色相、低い曇り度は得られたが
、ポリエステルびんの吹込成形に用いるパリソンを通常
加熱の際の、光照射炉における通常の滞在時間内には通
常の成形温度が得られなかった。すなわち、このポリエ
ステルは透明度は高いが、炉が発する赤外線を充分に吸
収しなかった。従って、本発明は、光を充分瞳吸収し、
それにより加熱速度を改善し、それていて上記ポリエス
テルの高透明度、中性の色相、低い曇り度を保つ添加剤
の使用に関する。
マクファーレン等の米国特許第4,250,078号は
、酸化鉄を含む熱可塑性ポリエステル成形用組成物に関
し、この組成物は昇温時間が短かく飲料用ひんの吹込成
形に有用である。更に、この特許は成る種のアントラキ
ノン染料の利用についても開示している。この特許は、
透明度の高い、色相が中性の、あるいは曇り度の低い樹
脂、又はその樹脂から作られ再加熱時間の良好な物品に
関するものでないと云う点で、本発明に関連しておらず
、またカーボン・ブラックの使用を示唆していない。
、酸化鉄を含む熱可塑性ポリエステル成形用組成物に関
し、この組成物は昇温時間が短かく飲料用ひんの吹込成
形に有用である。更に、この特許は成る種のアントラキ
ノン染料の利用についても開示している。この特許は、
透明度の高い、色相が中性の、あるいは曇り度の低い樹
脂、又はその樹脂から作られ再加熱時間の良好な物品に
関するものでないと云う点で、本発明に関連しておらず
、またカーボン・ブラックの使用を示唆していない。
佐野等の米国特許第3.951,905号は、アンチ毛
ン含有粒子の使用に関する。このポリエステル組成物は
優れた透明度と滑性を有すると述べている。この特許は
、ポリエステルが低い曇り度を有するとは述べていない
ので、本発明に関連していない。更に、この特許は昇温
時間の改善とも関係がなく、非常に多量のアンチモン粒
子を用いている。更に、粒子の種類は、本出願人の使用
するものとは全く異なっている。
ン含有粒子の使用に関する。このポリエステル組成物は
優れた透明度と滑性を有すると述べている。この特許は
、ポリエステルが低い曇り度を有するとは述べていない
ので、本発明に関連していない。更に、この特許は昇温
時間の改善とも関係がなく、非常に多量のアンチモン粒
子を用いている。更に、粒子の種類は、本出願人の使用
するものとは全く異なっている。
以下に示す特許や文献は各種化合物や触媒を含有する各
種ポリエステルに関するものであるが、これらは、本出
願人の用いる化合物を使用すると、透明度の高い、中性
の色相の、曇り度の低いポリエフチルならびにそれを用
いた物品を作ることができることを教示又は示唆してい
ない。これらは、透明度の高い、曇り度の低いポリエス
テルの昇温時間を改善するための特定物質又はその使用
に関するものではない。
種ポリエステルに関するものであるが、これらは、本出
願人の用いる化合物を使用すると、透明度の高い、中性
の色相の、曇り度の低いポリエフチルならびにそれを用
いた物品を作ることができることを教示又は示唆してい
ない。これらは、透明度の高い、曇り度の低いポリエス
テルの昇温時間を改善するための特定物質又はその使用
に関するものではない。
子材等の米国特許第3,795,639号は、ゲルマニ
ウム化合物、アンチモン触媒及び燐酸エステルを用いる
線状ポリエステルの製造方法に関する。
ウム化合物、アンチモン触媒及び燐酸エステルを用いる
線状ポリエステルの製造方法に関する。
子材等の米国特許第3,732,182号は、ポリエス
テル製造に用いる特定タイプのアンチモン1ヒ合物に関
する。
テル製造に用いる特定タイプのアンチモン1ヒ合物に関
する。
マツフレランドの米国特許第3,965,071号は、
燐酸又はそのエステルとの反応を通して触媒の不活性化
が起ることを特徴とするポリエステルに関する。
燐酸又はそのエステルとの反応を通して触媒の不活性化
が起ることを特徴とするポリエステルに関する。
子材等の米国特許第3,842.043号は、ゲルマニ
ウムなどの各種触媒を各種可溶化剤と共に用いる白色透
明なポリエステルに関する。
ウムなどの各種触媒を各種可溶化剤と共に用いる白色透
明なポリエステルに関する。
とューワートソンの米国特許第4,082,724号は
、多量の燐及び着色劣化を防止するためのアンチモンを
用いたポリエステルの製造に関する。
、多量の燐及び着色劣化を防止するためのアンチモンを
用いたポリエステルの製造に関する。
ユニチカ(Unitika )社の1974年4月1日
付の文献Plasdoc 31808 v/l 7 D
ewent Publicati−onsは、特殊タイ
プの燐含有化合物を用いたポリエステルに関する。
付の文献Plasdoc 31808 v/l 7 D
ewent Publicati−onsは、特殊タイ
プの燐含有化合物を用いたポリエステルに関する。
ルシン等の米国特許第3,962,189号、第4.0
10,145号及びチル7ヤン7−等の米国特許第3,
907,754号は、チタン、ホスフェート、マンガン
、コバルト等の触媒を用いる、ポリエステル製造のため
の触媒防市剤系に関する。
10,145号及びチル7ヤン7−等の米国特許第3,
907,754号は、チタン、ホスフェート、マンガン
、コバルト等の触媒を用いる、ポリエステル製造のため
の触媒防市剤系に関する。
ホフリヒターの米国特許第2,641,592号は、触
媒として醋酸コバルト及びアンチモンを用いる、ポリエ
ステルの製造に関する。
媒として醋酸コバルト及びアンチモンを用いる、ポリエ
ステルの製造に関する。
エンゲル等の米国特許第3,028,366号は、ジメ
チルテレフタレートから無色又は白色ポリエステルを製
造するための、アンチモン触媒とホスフェート改質剤と
の併用に関する。
チルテレフタレートから無色又は白色ポリエステルを製
造するための、アンチモン触媒とホスフェート改質剤と
の併用に関する。
ケミカルアブストラクト93巻、1980゜1Jn93
:26877mの[3価のアンチモン化合物を触媒とす
るビス(2−ヒドロキシエチル)テレフタレートの重縮
合に与える燐酸の影響]は、燐酸を用いる高分子量のポ
リエチレンテレフタレートの製造に関する。
:26877mの[3価のアンチモン化合物を触媒とす
るビス(2−ヒドロキシエチル)テレフタレートの重縮
合に与える燐酸の影響]は、燐酸を用いる高分子量のポ
リエチレンテレフタレートの製造に関する。
上述のように、これらのいずれも、特定タイプの物質を
用いてポリエステルの昇温速度を改善し、それでいて例
外的に高い透明度、低い曇り度を維持する技術方法に関
するものではない。
用いてポリエステルの昇温速度を改善し、それでいて例
外的に高い透明度、低い曇り度を維持する技術方法に関
するものではない。
従って本発明の目的は、高い透明度、中性の色相、低い
曇り度を有し、赤外線吸収物質を極く少量含有し、赤外
線吸収性が改良されたポリエステルを提供することにあ
る。
曇り度を有し、赤外線吸収物質を極く少量含有し、赤外
線吸収性が改良されたポリエステルを提供することにあ
る。
本発明の別の目的は、赤外線吸収性が改良されそれでい
て透明度が高く、色相が中性で、曇り度の低い上記ポリ
エステルにおいて、少量のカーポれていることを特徴と
するポリエステルを提供することにある。
て透明度が高く、色相が中性で、曇り度の低い上記ポリ
エステルにおいて、少量のカーポれていることを特徴と
するポリエステルを提供することにある。
本発明の他の目的は、赤外線吸収性が改良され、それで
いて透明度が高く、色相が中性で、曇り度が低い上記ポ
リエステルにおいて、該組成物が成形作業、例えば飲料
びんの吹込成形において有用であるポリエステルを提供
することにある。
いて透明度が高く、色相が中性で、曇り度が低い上記ポ
リエステルにおいて、該組成物が成形作業、例えば飲料
びんの吹込成形において有用であるポリエステルを提供
することにある。
本発明の他目的は、赤外線吸収性が改良され、それでい
て透明度が高く、色相が中性で、曇り度が低い上記ポリ
エステルにおいて、具体的には該ポリエステルがポリエ
チレン・テレフタレートであるポリエステルを提供する
ことにある。
て透明度が高く、色相が中性で、曇り度が低い上記ポリ
エステルにおいて、具体的には該ポリエステルがポリエ
チレン・テレフタレートであるポリエステルを提供する
ことにある。
本発明の他の目的は、赤外線吸収性が改良されそれでい
て透明度が高く、色相が中性で、曇り度が低い上記ポリ
エステルにおいて、該カーボン・ブラックが約lO〜約
500 nm の平均粒径を有し、ポリエステル1,0
00,000重量部当り10重1部より少ない量で用い
られることを特徴とするポリエステルを提供することに
ある。
て透明度が高く、色相が中性で、曇り度が低い上記ポリ
エステルにおいて、該カーボン・ブラックが約lO〜約
500 nm の平均粒径を有し、ポリエステル1,0
00,000重量部当り10重1部より少ない量で用い
られることを特徴とするポリエステルを提供することに
ある。
本発明の他の目的は、赤外線吸収性が改良され、それで
いて透明度が高く、色相が中性で、曇り度カ低い上記ポ
リエステルにおいて、青味剤、アンチモン触媒、燐化合
物を含有することを特徴とするポリエステルを提供する
ことにある。
いて透明度が高く、色相が中性で、曇り度カ低い上記ポ
リエステルにおいて、青味剤、アンチモン触媒、燐化合
物を含有することを特徴とするポリエステルを提供する
ことにある。
本発明の他の目的は、赤外線吸収性が改良され、それで
いて透明度が高く、色相が中性て、曇り度が低い上記ポ
リエステルにおいて、該青味剤がポリマー1,000,
000重量部当り約5〜約50重電部の元素コバルト量
を有するコバルト比合物であり、元素燐の量が該ポリマ
ーi、o o o、o o o重量部当り約5〜約60
重量部であり、元素アンチモンの量が該ポリマー1,0
00,000重量部当り約70〜約350重量部である
ことを特徴とするポリエステルを提供することにある。
いて透明度が高く、色相が中性て、曇り度が低い上記ポ
リエステルにおいて、該青味剤がポリマー1,000,
000重量部当り約5〜約50重電部の元素コバルト量
を有するコバルト比合物であり、元素燐の量が該ポリマ
ーi、o o o、o o o重量部当り約5〜約60
重量部であり、元素アンチモンの量が該ポリマー1,0
00,000重量部当り約70〜約350重量部である
ことを特徴とするポリエステルを提供することにある。
′
本発明の上記及び他の目的は、以下に詳細に説明される
。
。
一般に、透明度が高く、曇り度の低いポリエステルには
、少量の赤外線吸収物質を含有し、該物質の量が充分少
ないので高透明度と低い曇り度を有するポリエステルが
包含される。
、少量の赤外線吸収物質を含有し、該物質の量が充分少
ないので高透明度と低い曇り度を有するポリエステルが
包含される。
高透明度のポリエステルは、発光光線、例えば赤外線を
照射する加熱工程を経る時には常時その加熱時間が過度
又は望ましくない程に長くなる程度の高い透明度を有す
るように製造することができる。例えば、パリソンは普
通コンベアー上に置かれ、赤外線照射炉中を移動するが
、その場合パリソンがこの炉を出て次の工程、例えば吹
込成形によりびんを作る工程に移る時点で所要温度に加
熱されるような速度で移動する。希望する最終用途の如
何にかかわらず、本発明は、好ましくはカーボンブラッ
クなどの各種特定添加剤を用いて昇温時間を改善し、そ
れでいて高透明度と低い曇り度を保ったポリエステルに
関する。
照射する加熱工程を経る時には常時その加熱時間が過度
又は望ましくない程に長くなる程度の高い透明度を有す
るように製造することができる。例えば、パリソンは普
通コンベアー上に置かれ、赤外線照射炉中を移動するが
、その場合パリソンがこの炉を出て次の工程、例えば吹
込成形によりびんを作る工程に移る時点で所要温度に加
熱されるような速度で移動する。希望する最終用途の如
何にかかわらず、本発明は、好ましくはカーボンブラッ
クなどの各種特定添加剤を用いて昇温時間を改善し、そ
れでいて高透明度と低い曇り度を保ったポリエステルに
関する。
一般に、ポリエステル製品の透明度及び曇り度は肉眼で
測定される。しかし、ポリエステル製品又はポリエステ
ル樹脂の曇り度は、ノ・ンター曇り度試験により定量的
に表示することができる。低い曇り度を持つポリエステ
ルは、一般にノ・ンター曇り値が3.0より小さく、望
ましくは2.5より小さく、好ましくは2.0より小さ
く表示される。色相に関しては、ハンター試験装置も用
いられる。
測定される。しかし、ポリエステル製品又はポリエステ
ル樹脂の曇り度は、ノ・ンター曇り度試験により定量的
に表示することができる。低い曇り度を持つポリエステ
ルは、一般にノ・ンター曇り値が3.0より小さく、望
ましくは2.5より小さく、好ましくは2.0より小さ
く表示される。色相に関しては、ハンター試験装置も用
いられる。
本発明のポリエステルについての中性の色相は、一般に
、約−1,0〜約1.0、好ましくは約−0,5〜約1
.0の範囲の一1a″座標値(Coordinate
value)と、約−2,0〜約2.0、好ましくは約
−0,5〜約2.0の範囲の″′b″座標値により表示
される。従って、本発明のポリエステル製品又はフィル
ムは、色相が中性又は無色である。
、約−1,0〜約1.0、好ましくは約−0,5〜約1
.0の範囲の一1a″座標値(Coordinate
value)と、約−2,0〜約2.0、好ましくは約
−0,5〜約2.0の範囲の″′b″座標値により表示
される。従って、本発明のポリエステル製品又はフィル
ムは、色相が中性又は無色である。
用い得るポリエステルのタイプに関しては、再加熱時又
は昇温時間を改善しようとする、高透明度、中性の色相
のポリエステル、コポリエステルなどを樹脂、粉末、シ
ートなどの形で用いることができる。従って、本発明に
おいては、当業者に公知のジメチルテレフタレート、又
はテレフタール酸を原料とする又はそれらの各種同族体
、並ひに従来量の従来の触媒を用いて従来方法に従って
製造したポリエステルを使用することができる。
は昇温時間を改善しようとする、高透明度、中性の色相
のポリエステル、コポリエステルなどを樹脂、粉末、シ
ートなどの形で用いることができる。従って、本発明に
おいては、当業者に公知のジメチルテレフタレート、又
はテレフタール酸を原料とする又はそれらの各種同族体
、並ひに従来量の従来の触媒を用いて従来方法に従って
製造したポリエステルを使用することができる。
更に、ポリエステルのタイプは、溶融重合、固相重合な
どによったものであってもよい。更に、本に用いること
ができる。好ましいタイプの高透明度のポリエステル樹
脂の一例を以下に述べるが、ポリエステル樹脂は、特定
駿のアンチモン触媒、失敬の燐、及びコバルト化合物の
ような青味剤を用いて、製造される。
どによったものであってもよい。更に、本に用いること
ができる。好ましいタイプの高透明度のポリエステル樹
脂の一例を以下に述べるが、ポリエステル樹脂は、特定
駿のアンチモン触媒、失敬の燐、及びコバルト化合物の
ような青味剤を用いて、製造される。
特定タイプの物質を用いて、光照射炉などにおけるポリ
エステル樹脂の昇温速度を改善できることが、思いがけ
ず見い出された。その好ましい物質はカーボン・ブラッ
クである。ポリエステル製品を変色させることなくカー
ボン・ブラックが吸収剤として働くとは全くの予想外で
あった。即ち、カーホン・ブラック入りポリエステル製
品は依然として中性の色相を有している。用いるカーボ
ン・ブラックの量は、ポリエステル樹脂1 、000
、000重量部ζこ対し、10重量部以下であり、一般
には約0.1〜約8.0重量部、望ましくは約1.0〜
約5.5重量部、好ましくは約1.5〜約3.5重量部
である。
エステル樹脂の昇温速度を改善できることが、思いがけ
ず見い出された。その好ましい物質はカーボン・ブラッ
クである。ポリエステル製品を変色させることなくカー
ボン・ブラックが吸収剤として働くとは全くの予想外で
あった。即ち、カーホン・ブラック入りポリエステル製
品は依然として中性の色相を有している。用いるカーボ
ン・ブラックの量は、ポリエステル樹脂1 、000
、000重量部ζこ対し、10重量部以下であり、一般
には約0.1〜約8.0重量部、望ましくは約1.0〜
約5.5重量部、好ましくは約1.5〜約3.5重量部
である。
カー゛ポンプシックの粒子径は、メーカーの表示する平
均粒径で与えられる。当然、如何なる製造バッチの場合
でも、表示平均粒径より大きい或いは小さい粒子が存在
する。用い得る代表的平均粒径は、約lO〜約50 O
nms望ましくは約lO〜約100 nm であり、好
ましくは約15−約30nmである。カーホン・ブラッ
クの具体的種類としては、チャンネル・ブラック及びフ
ァーネス・ブラックがある。
均粒径で与えられる。当然、如何なる製造バッチの場合
でも、表示平均粒径より大きい或いは小さい粒子が存在
する。用い得る代表的平均粒径は、約lO〜約50 O
nms望ましくは約lO〜約100 nm であり、好
ましくは約15−約30nmである。カーホン・ブラッ
クの具体的種類としては、チャンネル・ブラック及びフ
ァーネス・ブラックがある。
カーボンeブラックの添加は、ポリエステル製造の如何
なる段階でも行なうことができる。即ち、エステル化又
はエステル交換段階でも、或いは初期の縮合段階でも行
なうことができる。望ましくは、カーボン・ブラックは
エステル化又はエステル交換段階で添加する。粉末樹脂
製造の場合には、カーボン・ブラックを配合段階で更に
加えることが可能である。
なる段階でも行なうことができる。即ち、エステル化又
はエステル交換段階でも、或いは初期の縮合段階でも行
なうことができる。望ましくは、カーボン・ブラックは
エステル化又はエステル交換段階で添加する。粉末樹脂
製造の場合には、カーボン・ブラックを配合段階で更に
加えることが可能である。
前述したように、ポリエステルは、炭素数2〜40のジ
カルボン酸を炭素数2〜約20のクリコール又はジオー
ルなどの多価アルコールと反応させるような従来法で、
製造される。ジカルボン酸は、炭素数2〜20のアルキ
ル、又は炭素数8〜16のアリール又はアルキル置換ア
リールであり得る。炭素数4〜20のアルキルジエステ
ル、又は炭素数lθ〜20のアルキル置換アルキルジエ
ステルも用い得る。望ましくは、ジオールは炭素数が2
〜8であり、好ましくはエチレングリコールである。更
に、炭素数4〜12のグリコールエヌ゛チルも用い得る
。一般に、普通製造されるポリエステルの殆んどは、ジ
メチレンテレフタレート又はテレフタル酸とエチレンク
リコールとから作られる。樹脂塗料を作る時は、よくネ
オペンチルグリコールが多量に用いられる。
カルボン酸を炭素数2〜約20のクリコール又はジオー
ルなどの多価アルコールと反応させるような従来法で、
製造される。ジカルボン酸は、炭素数2〜20のアルキ
ル、又は炭素数8〜16のアリール又はアルキル置換ア
リールであり得る。炭素数4〜20のアルキルジエステ
ル、又は炭素数lθ〜20のアルキル置換アルキルジエ
ステルも用い得る。望ましくは、ジオールは炭素数が2
〜8であり、好ましくはエチレングリコールである。更
に、炭素数4〜12のグリコールエヌ゛チルも用い得る
。一般に、普通製造されるポリエステルの殆んどは、ジ
メチレンテレフタレート又はテレフタル酸とエチレンク
リコールとから作られる。樹脂塗料を作る時は、よくネ
オペンチルグリコールが多量に用いられる。
米国特許出願第245,838号に述べられているよう
に、好ましい高透明度ポリエステルは、アンチモン触媒
、燐化合物、青味剤を用いて製造される。か\る高透明
度樹脂に用いるアンチモン触媒は、一般に、当業界に公
知の三価の有機アンチモン化合物なら何でもよい。具体
的なアンチモン化合物の例としては、アンチモントリア
セテート、三酸化アンチモン、アンチモンクリコレート
(tIfL独又は重合中に製造される)などがあり、ア
ンチモノグリコレートが好ましい。アンチモン化合物は
、縮合段階又は重合段階で添加するのが望ましい。
に、好ましい高透明度ポリエステルは、アンチモン触媒
、燐化合物、青味剤を用いて製造される。か\る高透明
度樹脂に用いるアンチモン触媒は、一般に、当業界に公
知の三価の有機アンチモン化合物なら何でもよい。具体
的なアンチモン化合物の例としては、アンチモントリア
セテート、三酸化アンチモン、アンチモンクリコレート
(tIfL独又は重合中に製造される)などがあり、ア
ンチモノグリコレートが好ましい。アンチモン化合物は
、縮合段階又は重合段階で添加するのが望ましい。
高透明度ポリエステルは、また、アンチモン触媒の重量
又は量に比較して少量の燐化合物(例えばホスフェート
)及び青味剤を用いて製造される。
又は量に比較して少量の燐化合物(例えばホスフェート
)及び青味剤を用いて製造される。
本発明で使う「ホスフェート」なる言葉は、当業界で公
知の各種ホスフォート化合物ならひに燐酸を含んでいる
。青味剤は、普通既に述べた通り、初めに青いか〆或い
は青くないハも知れないコバ。
知の各種ホスフォート化合物ならひに燐酸を含んでいる
。青味剤は、普通既に述べた通り、初めに青いか〆或い
は青くないハも知れないコバ。
ルト化合物である。本発明のポリエステルは、各種物品
、例えばフィルム、ノート、容器、繊維などを作るため
に、製造することができる。ポリエステルのこれら用途
の成る場合、即ちポリエステルを、例えば炭酸飲料用容
器として用いる場合は、アセトアルデヒド含量を低く抑
え、はっきりした味の変化をなくするのが極めて望まし
い。例えば、重量で60 ppb程度の低含量のアセト
アルデヒドが存在しただけで、炭酸入りコーラ飲料の味
が変わうてしまう。他の食品の場合にもそれぞれアセト
アルデヒドによる味の限界値があり、アセトアルデヒド
の最低値を規定しないとアセトアルデヒド量がこの限界
値を越してしまうことがある。容器を食品又は飲料など
の液体の収容目的に用いる場合は、吹込成形したでの空
のびんの壁面(例えば2リツトルひん)から出るアセト
アルデヒドの量は、リットル当り3マイクログラムより
少ないことが望ましい。この試験を行なうには、容器を
21℃で24時間保ち、次いでこの内部のガス量からア
セトアルデヒド重量を求める。アセトアルデヒドの含量
が、容器製造後24時間以内で容器の容量1リットル当
り3マイクログラムより少ない場合には、その後のアセ
トアルデヒドの発生量は少なく、飲料、食品などを長期
貯蔵してもそれらの味の変化を見分は得ないことが、一
般に判明した。
、例えばフィルム、ノート、容器、繊維などを作るため
に、製造することができる。ポリエステルのこれら用途
の成る場合、即ちポリエステルを、例えば炭酸飲料用容
器として用いる場合は、アセトアルデヒド含量を低く抑
え、はっきりした味の変化をなくするのが極めて望まし
い。例えば、重量で60 ppb程度の低含量のアセト
アルデヒドが存在しただけで、炭酸入りコーラ飲料の味
が変わうてしまう。他の食品の場合にもそれぞれアセト
アルデヒドによる味の限界値があり、アセトアルデヒド
の最低値を規定しないとアセトアルデヒド量がこの限界
値を越してしまうことがある。容器を食品又は飲料など
の液体の収容目的に用いる場合は、吹込成形したでの空
のびんの壁面(例えば2リツトルひん)から出るアセト
アルデヒドの量は、リットル当り3マイクログラムより
少ないことが望ましい。この試験を行なうには、容器を
21℃で24時間保ち、次いでこの内部のガス量からア
セトアルデヒド重量を求める。アセトアルデヒドの含量
が、容器製造後24時間以内で容器の容量1リットル当
り3マイクログラムより少ない場合には、その後のアセ
トアルデヒドの発生量は少なく、飲料、食品などを長期
貯蔵してもそれらの味の変化を見分は得ないことが、一
般に判明した。
コバルト化合物が容器中のアセトアルデヒド量を増加さ
せることが判明しているので、成る量のホスフェート化
合物(燐酸を含む)を用いてコバルト化合物の触媒作用
を抑制する。一般に、1重量部の元素コバルトに対し、
は’; 0.35重量部の燐元素を必要とする。好まし
くは、これより少し過剰の燐化合物を用い、コバルト化
合物にょるアセトアルデヒド生成の触媒的作用を確実に
抑える。
せることが判明しているので、成る量のホスフェート化
合物(燐酸を含む)を用いてコバルト化合物の触媒作用
を抑制する。一般に、1重量部の元素コバルトに対し、
は’; 0.35重量部の燐元素を必要とする。好まし
くは、これより少し過剰の燐化合物を用い、コバルト化
合物にょるアセトアルデヒド生成の触媒的作用を確実に
抑える。
従って、本発明によれば、約0.35〜約2.5重量部
、望ましくは約0.4〜約1.3重量部、好ましくは約
0.4〜約0.6重量部の燐元素を、1重量部の元素コ
バルトに対し使用する。これより多い量を用いた場合に
は、余分のホスフェートが存在し、普通そのホスフェー
トがアンチモンと反応して燐酸アンチモン型の化合物を
作り、この化合物が溶解度の限度以上に存在すると、粒
子となり、及び/又はポリエステル生成時の結晶の核と
なる。これが起ると、ポリエステル製品は曇る。
、望ましくは約0.4〜約1.3重量部、好ましくは約
0.4〜約0.6重量部の燐元素を、1重量部の元素コ
バルトに対し使用する。これより多い量を用いた場合に
は、余分のホスフェートが存在し、普通そのホスフェー
トがアンチモンと反応して燐酸アンチモン型の化合物を
作り、この化合物が溶解度の限度以上に存在すると、粒
子となり、及び/又はポリエステル生成時の結晶の核と
なる。これが起ると、ポリエステル製品は曇る。
上述のように、アンチモン、燐、青味剤を用いて製造し
た特定の高透明度ポリエステルは、低い曇り度、中性の
色相、高透明度を有するポリエステル又はそれより製造
した物品と関連している。
た特定の高透明度ポリエステルは、低い曇り度、中性の
色相、高透明度を有するポリエステル又はそれより製造
した物品と関連している。
青味剤を用いない場合は、生成するポリマーは普通中性
の色相を所有せず、望ましくない黄色がかった色合を有
している。
の色相を所有せず、望ましくない黄色がかった色合を有
している。
望ましくは、製造ポリエステルに対し重量で約70〜約
350 ppmの元素アンチモンを用いる。
350 ppmの元素アンチモンを用いる。
70〜250 ppmが望ましく、約120〜約210
ppmが好ましい。用いるコバルトの量は約5〜約50
ppmであり、望ましくは約5〜約30 ppmであ
り、好ましくは約8〜約20 ppmである。ポリエス
テルポリマー1,000,000重量部に対する燐元素
で表わした燐化合物の重量部は、約5〜約60部、望ま
しくは約5〜約60部、好ましくは約8〜約20部であ
る。代表的なコバルト着色剤には、四水化朴酸コバルト
、アルミン酸コバルト、安息香酸コバルト、塩化コバル
トなどがあり、陽酸コバルトが好ましい。代表的ホスフ
ェート化合物の例としては、5価のホスフェート(例え
ば燐酸)、トリアルキルホスフェート(例えば、トリメ
チルホスフェート、トリエチルホスフェート、トリペン
チルホスフェート)などがある。トリアリールホスフェ
ート(例えば、トリフェニルホスフェート、トリアリー
ルホスフェート)なトモ用い得る。更に、モノ及びジア
ルキル/アリールホスフエートも使用し得る。燐酸及び
トリアルキルホスフェ、−トが好ましい。
ppmが好ましい。用いるコバルトの量は約5〜約50
ppmであり、望ましくは約5〜約30 ppmであ
り、好ましくは約8〜約20 ppmである。ポリエス
テルポリマー1,000,000重量部に対する燐元素
で表わした燐化合物の重量部は、約5〜約60部、望ま
しくは約5〜約60部、好ましくは約8〜約20部であ
る。代表的なコバルト着色剤には、四水化朴酸コバルト
、アルミン酸コバルト、安息香酸コバルト、塩化コバル
トなどがあり、陽酸コバルトが好ましい。代表的ホスフ
ェート化合物の例としては、5価のホスフェート(例え
ば燐酸)、トリアルキルホスフェート(例えば、トリメ
チルホスフェート、トリエチルホスフェート、トリペン
チルホスフェート)などがある。トリアリールホスフェ
ート(例えば、トリフェニルホスフェート、トリアリー
ルホスフェート)なトモ用い得る。更に、モノ及びジア
ルキル/アリールホスフエートも使用し得る。燐酸及び
トリアルキルホスフェ、−トが好ましい。
望ましくは、ホスフェート及びコバルト化合物は、アン
チモンに先んじて添加する。好ましくは、エステル化段
階の初期に添加する9、シかし、縮合段階の初期に加え
ることもできる。ポリエステル樹脂の製造は、ジカルボ
ン酸を用いる如何なる従来法においても行ない得る。即
ち、当業者に周知の従来温度、圧力、反応時間などが適
用される。
チモンに先んじて添加する。好ましくは、エステル化段
階の初期に添加する9、シかし、縮合段階の初期に加え
ることもできる。ポリエステル樹脂の製造は、ジカルボ
ン酸を用いる如何なる従来法においても行ない得る。即
ち、当業者に周知の従来温度、圧力、反応時間などが適
用される。
上述の、少量のカーボンブラック量積有するポリエステ
ルは、発熱源及び赤外線源からの光に対する再加熱又は
昇温時間を短縮したいと希梁する如何なる場合にも使用
することができる。このポリエステルを使用する具体的
分野としては、予備成形品がある。予備成形品は加熱し
て最終製品にされる。例えば、パリソンに用いる場合は
、吹込成形してびん(例えば飲料用びんなと)を作る。
ルは、発熱源及び赤外線源からの光に対する再加熱又は
昇温時間を短縮したいと希梁する如何なる場合にも使用
することができる。このポリエステルを使用する具体的
分野としては、予備成形品がある。予備成形品は加熱し
て最終製品にされる。例えば、パリソンに用いる場合は
、吹込成形してびん(例えば飲料用びんなと)を作る。
また、予備成形した盆、コツプなどに用いられ、これら
予備成形品は加熱して最終製品とされろ。
予備成形品は加熱して最終製品とされろ。
更に、また、ポリエステル糸として用いられ、この糸条
はそのまわりに赤外線冷却カラーを有する複数の紡糸口
から紡糸される。更に、本発明は、透明膜などを必要と
する場合の極めて透明清澄な、かつ曇り度の低い粉末塗
料に使用できる。
はそのまわりに赤外線冷却カラーを有する複数の紡糸口
から紡糸される。更に、本発明は、透明膜などを必要と
する場合の極めて透明清澄な、かつ曇り度の低い粉末塗
料に使用できる。
以下の実施例により、本発明は更に充分に理解される〇
実施例
高透明度のポリ(エチレン・テレフタレート)樹脂を微
粉砕カーボンブラックの添加により改質し、最終加工時
の昇温速度を改善した。即ち、再加熱−吹込(RHB)
法における石英赤外線加熱を行った場合の予備成形びん
の熱吸収を増加させた。
粉砕カーボンブラックの添加により改質し、最終加工時
の昇温速度を改善した。即ち、再加熱−吹込(RHB)
法における石英赤外線加熱を行った場合の予備成形びん
の熱吸収を増加させた。
高透明度のポリ(エチレン・テレフタレート)を、表■
に示した量の燐、コバルト、アンチモンを用い、常法で
製造した。また、燐化合物と一緒に、カーボン・ブラッ
クを2.5 ppm 、グリコール分散液として添加し
た。即ち、カーボン・ブラックの添加には、27.1重
量%の燐酸(H3PO4・)を含むエチレング)ノコー
ル溶液に0.75重量%の顔料分散剤(例えば、Gen
eral Aniline and FilmCorp
、製のポリビニルピロリド7NP−に90)を加えたも
のを用いた。この混合物をワーりン、グ混合機中に入れ
、平均粒径25 nm のチャネルブラック(デグサス
ペ7ヤルブラック≠4)を全溶液重量の7.5重量%ゆ
っくり加え、均一な分散液とした。このカーボン・ブラ
ック分散液を次いて24時間ボールミルで混合した。
に示した量の燐、コバルト、アンチモンを用い、常法で
製造した。また、燐化合物と一緒に、カーボン・ブラッ
クを2.5 ppm 、グリコール分散液として添加し
た。即ち、カーボン・ブラックの添加には、27.1重
量%の燐酸(H3PO4・)を含むエチレング)ノコー
ル溶液に0.75重量%の顔料分散剤(例えば、Gen
eral Aniline and FilmCorp
、製のポリビニルピロリド7NP−に90)を加えたも
のを用いた。この混合物をワーりン、グ混合機中に入れ
、平均粒径25 nm のチャネルブラック(デグサス
ペ7ヤルブラック≠4)を全溶液重量の7.5重量%ゆ
っくり加え、均一な分散液とした。このカーボン・ブラ
ック分散液を次いて24時間ボールミルで混合した。
カーボン・ブラック含有の高透明度ポリエステルの製造
は、常法例えばラインノ・ルトの米国特許第4,020
,049号に記載の方法により行なった。
は、常法例えばラインノ・ルトの米国特許第4,020
,049号に記載の方法により行なった。
即チ、テレフタール酸、エチレンクリコール、並びにカ
ーボン・ブラック−燐酸−エチレングリコール混合物を
エステル化段階の初期に添加し、エステル化を約225
〜280℃で行なった0充分な反応時間の後、反応溶液
を別の容器に移し、コバルト化合物、アンチモン化合物
、補充のエチレンクリコールを添加した。重縮合反応を
高真空下に略約260〜280℃の温度で行ない、つい
て3段階目の容器に移し、約270〜285℃で反応を
続け、大略0.57 at/l の固有粘度とした0こ
のポリエステルをついで従来法によりパリソンなどの予
備成形品とした。このパリソンを石英赤外線加熱炉に入
れ80秒加熱した。同様な方法で、カーボンブラック量
の色々異なる配合品、並びにカーボン・ブラックを全熱
含有しない高透明度対照品を作った。昇温した温度を表
■に示す。父、対照品として従来法のポリエステルも用
いたが、このものは高透明度ポリエステルと考、えられ
るものではなかった。このポリエステルはグツドイヤー
社製造のC1eartuf 7202であり、普通びん
製造に用いるポリエステルであった。
ーボン・ブラック−燐酸−エチレングリコール混合物を
エステル化段階の初期に添加し、エステル化を約225
〜280℃で行なった0充分な反応時間の後、反応溶液
を別の容器に移し、コバルト化合物、アンチモン化合物
、補充のエチレンクリコールを添加した。重縮合反応を
高真空下に略約260〜280℃の温度で行ない、つい
て3段階目の容器に移し、約270〜285℃で反応を
続け、大略0.57 at/l の固有粘度とした0こ
のポリエステルをついで従来法によりパリソンなどの予
備成形品とした。このパリソンを石英赤外線加熱炉に入
れ80秒加熱した。同様な方法で、カーボンブラック量
の色々異なる配合品、並びにカーボン・ブラックを全熱
含有しない高透明度対照品を作った。昇温した温度を表
■に示す。父、対照品として従来法のポリエステルも用
いたが、このものは高透明度ポリエステルと考、えられ
るものではなかった。このポリエステルはグツドイヤー
社製造のC1eartuf 7202であり、普通びん
製造に用いるポリエステルであった。
表■より明らかなように、従来法の、高透明度云ないポ
リエステルは、80秒の昇温の間に約99.2℃になっ
た。一方、高透明度のパリソノは93.9℃に達しただ
けであった。しかし、表から明らかなように、カーボン
・ブラックを少量添加したものは、従来法の、高透明度
でない、普通のパリソンの温度、或いはそれ以上に達し
た。このように、同じ時間内で昇温温度が上昇した。換
言すれば、昇温速度が改善された。
リエステルは、80秒の昇温の間に約99.2℃になっ
た。一方、高透明度のパリソノは93.9℃に達しただ
けであった。しかし、表から明らかなように、カーボン
・ブラックを少量添加したものは、従来法の、高透明度
でない、普通のパリソンの温度、或いはそれ以上に達し
た。このように、同じ時間内で昇温温度が上昇した。換
言すれば、昇温速度が改善された。
本発明によると、顔料分散剤は必ずしも必要ではないが
使用するのが望ましい。一般に、如何なる顔料分散剤を
如何なる従来量例えば0.01〜約5重量%でも用いる
こともできる。この、範囲なら、ポリエステルに望まし
くない色や色相が加わることはない。
使用するのが望ましい。一般に、如何なる顔料分散剤を
如何なる従来量例えば0.01〜約5重量%でも用いる
こともできる。この、範囲なら、ポリエステルに望まし
くない色や色相が加わることはない。
上述と同様な方法で、表■に示す量のアンチモン、コバ
ルト、燐、カーボン、・ブラック各化合物を用い、ポリ
エステルを作った0ついで、これらポリエステルをハン
ター試験機にかけ、夫々の曇り度並びに@a” tob
++各coordinate value を測定し
た。
ルト、燐、カーボン、・ブラック各化合物を用い、ポリ
エステルを作った0ついで、これらポリエステルをハン
ター試験機にかけ、夫々の曇り度並びに@a” tob
++各coordinate value を測定し
た。
表■から明らかなように、相当量即ち重量で5ppmの
カーボン・ブラックを含有する高透明度ポリエステルは
、曇り度が低く、色相値も非常に低かった。そのため、
目視だけでなく数値でびんを測定した・所、透明度は高
く、曇り度は低く、色相は中性であった。明瞭な着色性
を有するカーボン・ブラックを使用したことを考えると
、これは予想外であった。
カーボン・ブラックを含有する高透明度ポリエステルは
、曇り度が低く、色相値も非常に低かった。そのため、
目視だけでなく数値でびんを測定した・所、透明度は高
く、曇り度は低く、色相は中性であった。明瞭な着色性
を有するカーボン・ブラックを使用したことを考えると
、これは予想外であった。
本発明の最良の形態並びに好ましい実施態様を説明した
が、本発明はこれらに限定されず、本発明の範囲は前述
の特許請求の範囲により定められるものである。
が、本発明はこれらに限定されず、本発明の範囲は前述
の特許請求の範囲により定められるものである。
特許出願人
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 (11透明度の高い、曇り度の低いポリエステルにおい
て、該ポリエステルが少量の赤外線吸収物質を含有し、
該物質の量が、該ポリエステルの透明度が高く曇り度が
低いものであるに十分な程度に少ないポリエステル。 (2)該ポリエステルが3.0より小さいハンター曇り
度(Hunter baze value )を有し、
該物質がカーボン・ブランクである特許請求の範囲第1
項記載の透明度の高い、曇り度の低いポリエステル。 (3)該カーボン・ブラックの量が、該ポリエステル1
、000 、000重量部当り10重量部より少ない
特許請求の範囲第2項記載の透明度の高い、曇り度の低
いポリエステル。 (4) 該カーボン・ブラックの量が、約0.1〜約
8.0重量部である特許請求の範囲第3項記載の透明度
の高い曇り度の低いポリエステル。 (5)該カーボン−ブランクが、約lO〜約500nm
の平均粒径を有する特許請求の範囲第4項記載の透明
度の高い、曇り度の低いポリエステル 0 (6)該ポリエステルが約−1〜約1のノ・ンターII
aII座標値、約−2〜約2.0のノ・ンター゛b″
座標値を有し、該平均粒径が約10〜約100 nm
である特許請求の範囲第5項記載の透明度の高い、曇り
度の低いポリエステル。 (7)該ポリエステルが、炭素数2〜40のジカルボン
酸又はそのエステルを炭素数2〜20のジオールと反応
させて作られたものである特許請求の範囲第6項記載の
透明度の高い、曇り度の低いポリエステル。 (8) カーボン・ブラックの量が、約1.5〜約3
.5重量部であり、該カーボン・ブラックの平均粒径が
約15〜約30 nm であり、該ノ・ンヌー″′a″
屋・1t1逍・;e−#が約−0,5〜1.0であり、
該ハンター”b″jAII・jiln軌ρお出=が約−
0,5〜約2.0である、特許請求の範囲第7項記載の
透明度の高い、曇り度の低いポリエステル。 f9)該ホlJエステルがポリエチレンテレフタレート
である特許請求の範囲第8項記載の透明度の高い、曇り
度の低いポリエステル。 (1窃 該ポリエステルが予備成形品の形をしている
特許請求の範囲第9項記載の透明度の高い、曇り度の低
いポリエステル。 0υ 該ポリエステルの赤外線昇温時間が改良されてい
る特許請求の範囲第1,3,5,7,8゜9.10項の
何れかに記載の透明度の高い、曇り度の低いポリエステ
ル。 (121該ポリエステルが透明度の高い物品の形をして
いる特許請求の範囲第1.3,5,7,8゜9項の何れ
かに記載の透明度の高い、曇り度の低いポリエステル。 (13透明度の高い該物品が飲料用ひんである特許請求
の範囲第12項記載の透明度の高い、曇り度の低いポリ
エステル。 該ポリエステルl 、 000 、000重量部当り約
70〜約350重量部の元素アンチモン、少量の燐化合
物、並びに元素金属を含有する青味剤を含有し、該燐化
合物中の元素燐の量は該青味剤中の元素金属の1重量部
に対し約0o35〜約2.5重量部であり、該燐化合物
中の該元素燐の量は該ポリエステルi 、 ooo 、
ooo重量部当り約5〜約60重量部である特許請求
の範囲第1.4,6.9項の何れかに記載の透明度の高
い、曇り度の低いポリエステル0 Q51 該青味剤がコバルト化合物であり、該化合物
中の該元素コバルトの量が該ポリエステル1.000,
000重量部当り、約5〜約50重量部であり、該燐化
合物がホヌフエートである特許請求の範囲第14項記載
の透明度の高い、曇り度の低いポリエステル。 (16)該アンチモン化合物中の該元素アンチモンの電
が該ポリエステル1 、000 、000重量部当り約
70〜約250重量部であり、該コバルト化合物中の該
元素コバルトの量が該ポリエステル1 、000 、0
00重量部当り約5〜J30重量部であり、該燐化合物
中の該元素燐の量が該ポリエステ# 1,000,00
0重量部当り約lo〜約50重量部であり、かつ該元素
コバルトに対する該元素燐の重量比が約0.4〜約1.
3である特許請求の範囲第15項記載の、透明度の高い
、曇り度の低いポリエステル。 07)該ポリエステルはジカルボン酸と多価アルコール
化合物から作られ、その場合該ジカルボン酸は、炭素数
2〜4oのアルキルジカルボン酸、炭素数8〜16のア
リール又はアルキル置換アリールジカルボン酸、それら
の組合せよりなる群から選ばれ、該多価アルコールは、
炭素数2〜20のグリコール、炭素数4〜12の夕゛リ
コールエーテル、それらの組合せよりなる群から選ばれ
るものである特許請求の範囲第16項記載の透明度の高
い、曇り度の低いポリエステル。 θ(至)該コバルト化合物が香酸コバルトであり、該燐
化合物が燐酸であり、該アンチモン化合物がアンチモン
グリコレートであり、該カルボン酸がテレフタル酸であ
り、該グリコールがエチレングリコールであり、該元素
アンチモンの量が約120〜約210 ppmであり、
該元素コバルトの歓が約8〜約20 ppmであり、か
つ該元素燐の量が約8〜約20 ppmである特許請求
の範囲第17項記載の透明度の高い、曇り度の低いポリ
エステル。 (1!3 該ポリエステルが透明度の高い物品の形を
している特許請求の範囲第14項に記載の、透明度の高
い、曇り度の低いポリエステル。 (2+1 該p IJエステルが透明度の高い物品の
形をしている、特許請求の範囲第16項記載の透明度の
高い、曇り度の低いポリエステル。 (211該ポリエステルが透明度の高い物品の形をして
いる、特許請求の範囲第18項記載の、透明度の高い、
曇り度の低いポリエステル。 (2り 透明度の高い該容器が飲料用ひんの形をして
いる、特許請求の範囲第19項記載の、透明度の高い、
曇り度の低いポリエステル。 (2タ 透明度の高い該容器が飲料用ひんの形をして
いる、特許請求の範囲第20項記載の、透明度の高い、
曇り度の低いポリエステル。 (241透明度の高い該容器が飲料用ひんの形をしてい
る、特許請求の範囲第21項記載の、透明度の高い、曇
り度の低いポリエステル。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
US06/351,841 US4408004A (en) | 1982-02-24 | 1982-02-24 | High clarity, low haze polyesters having reduced infrared heat-up times |
US351841 | 1999-07-13 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS58157853A true JPS58157853A (ja) | 1983-09-20 |
JPH0521938B2 JPH0521938B2 (ja) | 1993-03-26 |
Family
ID=23382640
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP58027112A Granted JPS58157853A (ja) | 1982-02-24 | 1983-02-22 | 赤外線昇温時間が短縮された、透明度の高い曇り度の低いポリエステル組成物 |
Country Status (8)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US4408004A (ja) |
EP (1) | EP0087383B1 (ja) |
JP (1) | JPS58157853A (ja) |
BR (1) | BR8300753A (ja) |
CA (1) | CA1210548A (ja) |
DE (1) | DE3362136D1 (ja) |
ES (1) | ES520011A0 (ja) |
ZA (1) | ZA83921B (ja) |
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