JPS5815737Y2 - パイロット式2方口電磁弁 - Google Patents

パイロット式2方口電磁弁

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JPS5815737Y2
JPS5815737Y2 JP1976172161U JP17216176U JPS5815737Y2 JP S5815737 Y2 JPS5815737 Y2 JP S5815737Y2 JP 1976172161 U JP1976172161 U JP 1976172161U JP 17216176 U JP17216176 U JP 17216176U JP S5815737 Y2 JPS5815737 Y2 JP S5815737Y2
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JP
Japan
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pilot
valve
main valve
fluid
valve seat
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Expired
Application number
JP1976172161U
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English (en)
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JPS5387935U (ja
Inventor
石垣恒雄
Original Assignee
焼結金属工業株式会社
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 利用分野 本考案は、パイロット式2方口電磁弁1こ関するもので
ある。
従来技術とその問題点 従来、例えば第4図(こ示されるよう1こ、入口ポート
Aと出口ポートBとの間Iこ形設した主弁座Cを開閉す
る主弁りと、その主弁に穿設したパイロット流路Eを開
閉するパイロット弁Fとを備え、主弁りの背後の圧力室
Gをパイロット弁Fによって出口ポー1−Blこ開放さ
せて開弁するようにした電磁弁は米国特許第31033
37号明細書によって知られている。
しかしながら、上記電磁弁は主弁りを弁本体H(こ形設
したシリンダ1内に収容し、その主弁自体をシリンダ内
で摺動させるものであり、そのため主弁を安定的に摺動
させるには、主弁をその径1こ応じた長さの円筒状とし
てシリンダ内を摺動させる必要があり、従って主弁及び
それを収容する弁本体が流体の流通量に比して著しく大
形化するだけでなく、円筒状の主弁及びそれを収容する
弁本体のシリンダの相互の摺動面を高精度に加工しなけ
ればならないという問題点があった。
本考案の技術的課題 本考案は、必要最小限の摺動面積で主弁を安定的に支持
案内させることを課題とする。
技術的手段 上記課題解決のために講じた技術的手段は、パイロット
通孔を内部1こ備えた小径の軸棒を主弁1こ立設すると
共1こ、該軸棒を弁本体の支持部における摺動孔に嵌合
すること(こより摺動自在に支持させ、該軸棒の先端に
、流体流路における主流体から隔絶せしめられたパイロ
ット室内に開口するパイロット弁座を設けたことである
作用 上述した本考案の技術的手段は次のようIこ作用する。
即ちパイロット電磁弁を非通電状態から通電状態(こす
ると、可動鉄心の作動Iこよってパイロット弁座が開放
または閉鎖され、圧力作用室内の流体圧力が低下または
上昇するため、主弁がその両面に作用する流体圧力差(
こよって開弁または閉弁する。
通電をやめると、パイロット弁(こよりパイロット弁座
が閉鎖または開放され、それ(こ伴う圧力作用室内の流
体圧力の上昇または低下1こよって主弁が主弁座を閉鎖
または開放される。
而して、上記主弁の開閉時には、主弁上の軸棒が弁本体
の支持部1こおける摺動孔によって支持案内され、主弁
の動作が安定的に行われる。
効果 本考案の電磁弁(こよれば、次のような特有の効果が得
られる。
即ち、主弁を円滑且つ安定的1こ動作させて主弁座を確
実にシールさせることができ、しかも、主弁及び弁本体
の小形化が可能であると共に、小径の軸棒と摺動孔との
摺動面積が小さいのでそれらの摺動面の加工を容易に行
うことができる。
また、実公昭47−28889号公報1こ示されている
よう]こ、主弁としてダイヤフラムにロッドを立設し、
このロッドの他端を別のダイヤフラム(こ支持させるよ
う1こしたもの(こ比べ、主弁の動作をより安定化させ
ることができる。
以下、本考案の実施例を図面を参照しながら詳細に説明
する。
1は流体人口2と流体出口3とを有する弁本体であって
、この弁本体1(こは、上記流体人口2から流体出口3
に至る流体通路4の中間に主弁座5を形成し、該主弁座
5(こ、ダイヤフラム7(こよって支持された主弁6を
スプリング8により付勢せしめて接離自在1こ対設し、
該主弁6の背部に区画形成された圧力作用室9と流体人
口2とをダイヤフラム7に穿設した小孔10によって連
通させている。
上記主弁6の中央1こは、内部を貫通するパイロット通
孔13を介して圧力作用室9と通じるパイロット弁座1
2を上端に備えた小径の軸棒11を、流体通路4中を縦
断させると共1こその上部を弁本体1に設けた支持部1
4における摺動孔1こ嵌合することにより摺動可能に支
持させて、その上端のパイロット弁座12がパイロット
室15内)こ開口するよう1こ立設固定し、このパイロ
ット室15は、流体通路4における主流体の動圧(こよ
る影響をうけないように、通孔16により流体出口3側
と連通ずるのみで流体通路4とはほぼ隔絶された状態1
こ形成し、また上記パイロット弁座12は、その開口面
積がダイヤフラム71こ設けた小孔10よりも十分大き
くなるように形威している。
パイロット室15上(こ位置せしめて弁本体11こ取付
けたパイロット電磁弁17は、ソレノイド18と、固定
鉄心19と、復帰スプリング211こ付勢された可動鉄
心20とを備え、該可動鉄心20は、ソレノイド18へ
の電流の通断)こより固定鉄心19に吸着または解放さ
れてパイロット室15内を昇降するように配置され、そ
の下端(こは、凹孔23内)こスプリング24により付
勢されたシール部材25を嵌装することにより、該可動
鉄心20と共に昇降してパイロット弁座12を開閉する
パイロンI・弁22を形成している。
次(こ上記電磁弁の作用(こついて説明する。
第1図はソレノイド18への非通電状態を示し、このと
き可動鉄心20が復帰スプリング21の付勢力)こより
下降して、その下端)こ設けたパイロット弁22により
パイロット弁座12が閉鎖されており、そのため流体人
口2からの圧力流体が小孔10を通じて流入することに
より圧力作用室9内の流体圧力は上昇し、この流体圧力
とスプリング8の付勢力との協働作用力によって主弁6
が上方に押上げられ、従って該主弁6は主弁座5Iこ圧
接してそれを閉鎖する第1切換位置をとる。
いま、ソレノイド18へ通電すると、第2図1こ示す如
く、可動鉄心20が復帰スプリング21(こ抗して固定
鉄心19に吸着されるためパイロット弁座12は開放さ
れ、そこで圧力作用室9内の流体はパイロット弁座12
を通じてパイロット室15内に流入して通孔16から液
体出口3側に排出され、しかもこのパイロット弁座12
の開口面積は小孔10よりも十分太きく形威しであるの
で、圧力作用室9からの流体流出量の方が流入量よりも
大きくなって、該圧力作用室9内の流体圧力は流体人口
2側における流体圧力よりも低くなり、従って主弁6は
下方に押下げられて主弁座5を開放した第2切換位置を
とる。
そして再びソレノイド18への通電を断つと、可動鉄心
20が解放されるためパイロット弁22(こよりパイロ
ット弁座12が閉鎖され、従って主弁6は主弁座5Iこ
圧接した第1図の第1切換位置1こ復帰し、このとき、
パイロット弁座12の閉鎖(こより圧力作用室9内の流
体圧力が異常に上昇した場合には、その作用力Iこより
パイロット弁22が押し上げられてパイロット弁座12
が開口し、そこで圧力作用室9内の流体が流出して流体
圧力が調整されるから、主弁6の急激な閉鎖は防止され
、そのため主弁閉鎖に伴うウォータハンマの発生が緩和
される。
上記実施例では、本考案を常時閉・通電開型電磁弁(こ
適用した場合を説明したが、第3図に示すような常時開
・通電閉型電磁弁にも適用することができ、この場合、
上記実施例と比べて固定鉄心19と可動鉄心20との配
置が異なるのみで、その他はほぼ同等であるから、同一
機能部分に同一符号を付してその説明は省略する。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図は本考案の一実施例を示す異なる切換
位置での断面図、第3図は本考案の他の実施例を示す断
面図、第4図は従来例の断面図である。 1・・・・・・弁本体、2・・・・・・流体入口、3・
・・・・・流体出口、4・・・・・・流体通路、5・・
・・・・主弁座、6・・・・・・主弁、9・・・・・・
圧力作用室、10・・・・・・小孔、11・・・・・・
軸棒、12・・・・・・パイロット弁座、14・・・・
・・支持部、15・・・・・・パイロット室、17・・
・・・・パイロット電磁弁、20・・・・・・可動鉄心
、22・・・・・・パイロット弁。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 流体入口と流体出口とを有する弁本体の上記流体入口か
    ら流体出口に至る流体通路の中間位置に主弁が接離する
    主弁座を形成すると共に、主弁の背部(こ小孔(こより
    流体入口と通じる圧力作用室を区画形威し、該圧力作用
    室に通じるパイロット弁座をパイロット電磁弁における
    可動鉄心上のパイロット弁で開閉すること(こよって上
    記主弁を開閉するよう(こしたものにおいて、上記主弁
    (こパイロット通孔を内部1こ備えた小径の軸棒を立設
    すると共1こ、該軸棒を弁本体の支持部(こおける摺動
    孔1こ嵌合することにより摺動自在Iこ支持させ、該軸
    棒の先端1こ、流体通路]こおける主流体から隔絶せし
    められたパイロット室内に開口する上記パイロット弁座
    を設けたパイロット式2方口電磁弁。
JP1976172161U 1976-12-21 1976-12-21 パイロット式2方口電磁弁 Expired JPS5815737Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1976172161U JPS5815737Y2 (ja) 1976-12-21 1976-12-21 パイロット式2方口電磁弁

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Publication Number Publication Date
JPS5387935U JPS5387935U (ja) 1978-07-19
JPS5815737Y2 true JPS5815737Y2 (ja) 1983-03-30

Family

ID=28779665

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JP1976172161U Expired JPS5815737Y2 (ja) 1976-12-21 1976-12-21 パイロット式2方口電磁弁

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4728889U (ja) * 1971-04-27 1972-12-01

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4728889U (ja) * 1971-04-27 1972-12-01

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Publication number Publication date
JPS5387935U (ja) 1978-07-19

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