JPS5815695B2 - 焼物料理装置 - Google Patents

Description

【発明の詳細な説明】 本願は新規な構成を有する炭火焼料理装置を提供しよう
とするものである。

従来提供されている炭火焼料理など室内において、大量
の煙を排煙しなければならない調理飲食については「煙
の出るのも味」などとあきらめているのが実態である。

本願はかかる問題を充分解決しようとするもので、以下
図面を参照しながらその１実施例の詳細を説明する。

１は本発明の焼物料理装置である。

そして、その構成は、テーブル２に設けた火床３におけ
る側壁、底面の外面に空気室４を介して外枠５を形成し
、上記火床上縁と上記外枠上縁間には空気吹き上げ口６
Ａを設けた天板６を張設せしめ、上記外枠には室外空気
を導入するファン７Ａを有する吸気ダク）７Ｂを連通せ
しめると共に、上記火床の上方に設けた天蓋７Ｃには外
気に連通する煙道ｍが連結されている。

？Ｄ’はファンである。７Ｅは上記天蓋ど煙道間に設け
られたアルミ製の伸縮ダクト、７Ｆはダンパーをそれぞ
れ示す。

そして、上記吹き上げ口６Ａは当該吹き上げ口の上面に
小孔６Ｂを穿設した板６Ｃをのせ、これをスライドする
ことにより当該吹き上げ口の開口度を調整するよう構成
されている。

８は上記火床内に張設された耐火レンガ、９は内枠、３
Ａ、９Ａは送風口で、この送風口には蓋３Ｂが昇降自在
に設けられ、３Ｂ’は昇降棒である。

そして、この場合、第５図ないし第７図の如く、上記板
６Ｃと上記蓋３Ｂとを連杆３Ｂ″ｃ連結して当該板６Ｃ
をつまみ６Ｄを支持して天板６上を少しくスライドする
ことにより空気吹き上げ口６Ａと小孔６Ｂとの開口度を
調整すると同時に、上記−を連ｉするよう構成して、空
気吹き上げ口６Ａが閉じるに従って上記蓋３Ｂが開くよ
う構成するとよい。

１１は室である。ついで、本願のものの作用を効果と共
に説明する。

Ａ、吸気ダクトより送り込んだ空気で煙をつつみ、焼き
物の煙を周囲に拡散させずその壕ま上昇せしめ、天蓋に
より吸引し外気へ排出するから、室内の空気に影響を与
えない。

Ｂ、外気を送り込み火床と外枠との間に風を送るので断
熱効果を発揮し安全である。

Ｃ０冷たい外気が入っても火床で熱せられるから空気が
軽くなり上昇しやすくなり、排煙効果を向上せしめる。

Ｄ、送風口３Ａの調整により、少量の火種で炭火を起こ
すことが可能で、木炭の節約と炭火の取扱いの労力を大
幅に節減することができる。

以上は炭火の場合で説明したが、炭火以外の排気にも活
用可能で、焼き物産、家庭の台所などにも有用である。

【図面の簡単な説明】

図面は本発明の１実施例を示すもので、第１図は縦断面
図、第２図は同上の要部拡大平面図、第３図は同上のＡ
−Ａ線拡大断面図、第４図は吹き主げ口と小孔の関係を
示す縦断面図、第５図は他の実施例の要部拡大平面図、
第６図は同上において空気吹き上げ口を少しく閉じた状
態の平面図、第７図は第５図のＢ−Ｂ線拡大断面図であ
る。 １…焼物料理装置、２…テーブル、３…火床、４…空気
室、５…外枠、６Ａ…空気吹き上げ口、７Ｂ…吸気ダク
ト。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １ テーブル２に設けた火床３における側壁、底面の外
   面に、空気室４を介して外枠５を形成し、上記火床上縁
   と上記外枠玉縁間には空気吹き上げ口６Ａを設けた天板
   ６を張設せしめ、上記外枠５には室外空気を導入するフ
   ァン７Ａを有する吸気ダク）７Ｂを連通せしめると共に
   、上記火床の上方に設けた天蓋７Ｃには外気に連通ずる
   煙道７Ｄが連結され、さらに上記吹き上げ口６Ａは当該
   吹き上げ口の上面に小孔６Ｂを穿設した板６Ｃをのせ、
   これをスライドすることにより当該吹き上げ口の開口度
   を調整しうるよう構成されていることを特徴とする焼物
   料理装置。