JPS6140708A - 人工種子 - Google Patents
人工種子Info
- Publication number
- JPS6140708A JPS6140708A JP16266084A JP16266084A JPS6140708A JP S6140708 A JPS6140708 A JP S6140708A JP 16266084 A JP16266084 A JP 16266084A JP 16266084 A JP16266084 A JP 16266084A JP S6140708 A JPS6140708 A JP S6140708A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- water
- callus
- plant
- coating
- culture
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Landscapes
- Breeding Of Plants And Reproduction By Means Of Culturing (AREA)
- Pretreatment Of Seeds And Plants (AREA)
- Micro-Organisms Or Cultivation Processes Thereof (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、植物の不定胚をカプセル状にすることによル
、天然の種子と同様に土に播いて生育可能とした人工種
子に関する。
、天然の種子と同様に土に播いて生育可能とした人工種
子に関する。
近年、優良植物”のクローンを得る方法として、粗織培
養法が広く採用されるようになってきた。
養法が広く採用されるようになってきた。
特に、一度脱分化させたカルス細胞を増殖させた後、再
分化させて元の植物体を再生するカルス培養法は、無限
に近いクローンを得るための有望な方法として注目され
、盛んに界施されている。しかしながら、このカルス培
養法は、カルス細胞を直接培養土に播いたのでは生育し
ないため再分化用培地へ植え継ぎ、更に発根培地に植え
継いで幼苗まで育て、それから土へ移植するといった過
程を通シ、このように植え換えにかなシの手間を要する
上、大きな培養設備を必要とし、広大な無菌スペース、
人工の培地で育てられた幼植物を天然の土にならしてや
るための特殊な土地が必要で、工業的大量生産を行々う
ことか困難である。また、カルス細胞から一度不定胚を
形成するものについても、不定胚を寒天培地に置床して
幼苗にまで育ててから土に植え換えてお）、同様の問題
を有するＯ 発明の特徴 本発明者らは、上記事情を改善し、植え継ぎの手間を省
いてカルス培養による植物体再生を効率よく行なうこと
について鋭意研究を重ねた結果、植物の不定胚を栄養分
、抗菌剤及び吸水性高分子物質とともに水溶性高分子物
質で被覆することによシ、これを天然の種子と同様に直
接上に播いて生育することができ、従って従来のカルス
培養法のような植え継ぎの面倒さがなく、かつ大きくま
た特殊な培養用の設備、土地を必要とせず、植物体再生
を効率よく簡便に行なうことができることを知見し、本
発明をなすに至りたものである。
分化させて元の植物体を再生するカルス培養法は、無限
に近いクローンを得るための有望な方法として注目され
、盛んに界施されている。しかしながら、このカルス培
養法は、カルス細胞を直接培養土に播いたのでは生育し
ないため再分化用培地へ植え継ぎ、更に発根培地に植え
継いで幼苗まで育て、それから土へ移植するといった過
程を通シ、このように植え換えにかなシの手間を要する
上、大きな培養設備を必要とし、広大な無菌スペース、
人工の培地で育てられた幼植物を天然の土にならしてや
るための特殊な土地が必要で、工業的大量生産を行々う
ことか困難である。また、カルス細胞から一度不定胚を
形成するものについても、不定胚を寒天培地に置床して
幼苗にまで育ててから土に植え換えてお）、同様の問題
を有するＯ 発明の特徴 本発明者らは、上記事情を改善し、植え継ぎの手間を省
いてカルス培養による植物体再生を効率よく行なうこと
について鋭意研究を重ねた結果、植物の不定胚を栄養分
、抗菌剤及び吸水性高分子物質とともに水溶性高分子物
質で被覆することによシ、これを天然の種子と同様に直
接上に播いて生育することができ、従って従来のカルス
培養法のような植え継ぎの面倒さがなく、かつ大きくま
た特殊な培養用の設備、土地を必要とせず、植物体再生
を効率よく簡便に行なうことができることを知見し、本
発明をなすに至りたものである。
以下、本発明につき更に詳しく説明する。
発明の栴成
本発明の人工種子は、植物の不定胚を水溶性高分子物質
で被覆してなるものであるが、不定胚としてはカルス細
胞、プロトプラスト、朽、花粉、珠心、子房、胚珠など
から誘導したものが好ましく、これによシ所望の性質を
もった優良植物のクローンから優良形質が維持された元
の植物体を再生、成育することができる。ここで、植物
としては不定胚を形成するものであればいずれのもので
も適用でき、例示するとニンジン、カポチャ、アスパラ
ガス、モーす、パセリ等の野菜類、ポインセチア、タガ
２シ、ソテツ、ペチュニア等の花類、朝鮮人参、印度蛇
木、ベラドンナ、朝鮮朝顔等の生薬類、オオムギ、トウ
モロコシ等のａ物、＄−プルオレンジ、バカ７等の樹木
などが挙げられる。
で被覆してなるものであるが、不定胚としてはカルス細
胞、プロトプラスト、朽、花粉、珠心、子房、胚珠など
から誘導したものが好ましく、これによシ所望の性質を
もった優良植物のクローンから優良形質が維持された元
の植物体を再生、成育することができる。ここで、植物
としては不定胚を形成するものであればいずれのもので
も適用でき、例示するとニンジン、カポチャ、アスパラ
ガス、モーす、パセリ等の野菜類、ポインセチア、タガ
２シ、ソテツ、ペチュニア等の花類、朝鮮人参、印度蛇
木、ベラドンナ、朝鮮朝顔等の生薬類、オオムギ、トウ
モロコシ等のａ物、＄−プルオレンジ、バカ７等の樹木
などが挙げられる。
また、細胞融合から得られる新植物にも適用可能であシ
、特に種子を作らない品種や新植物のものに対して本発
明人工種子は非常に有効である０本発明は上述した植物
の不定胚を栄養分、抗菌剤、吸水性高分子物質と共に被
覆するもので、これによシ土に播いて不定胚から植物体
を生育することができる。
、特に種子を作らない品種や新植物のものに対して本発
明人工種子は非常に有効である０本発明は上述した植物
の不定胚を栄養分、抗菌剤、吸水性高分子物質と共に被
覆するもので、これによシ土に播いて不定胚から植物体
を生育することができる。
ここで、栄養分は不定胚を育て、不定胚から植物体を再
生するのに必要な糖、無機塩、ビタミンなどの栄養分で
らシ１例えばＭｕ ｒ ａ ｓ ｈ ｉ ｇ・−８ｋｏ
ｏｇ培地やＷｂ ｉ ｔ・培地などの通常の組織培養で
用いているものが使用できる。ｔた、必要に応じ２．４
−Ｄ等のオーキシン類、カイネチン等のサイトカイニン
類、ジベレリン、その他の植物ホルモンを加えることが
できる。
生するのに必要な糖、無機塩、ビタミンなどの栄養分で
らシ１例えばＭｕ ｒ ａ ｓ ｈ ｉ ｇ・−８ｋｏ
ｏｇ培地やＷｂ ｉ ｔ・培地などの通常の組織培養で
用いているものが使用できる。ｔた、必要に応じ２．４
−Ｄ等のオーキシン類、カイネチン等のサイトカイニン
類、ジベレリン、その他の植物ホルモンを加えることが
できる。
また、抗菌剤は不定胚を保護するために被覆物内を無−
菌状態に保ち、カビやバクテリアの繁殖を □防止す
るために必要なものであシ、本発明者らの検討によれば
、抗菌剤を加えずに不定胚を被覆した場合、不定胚の生
育が十分に行なわれないものである。この場合、抗菌剤
としては、不定胚に作用しないものであればいずれのも
のでもよく、例示すると８−オキシキノリン銅等の有機
銅剤；ペニシリン、ストレプトマイシン、クロラム７二
二コール等の抗生物質；ジネブ、マンネブ、チアジアジ
ン剤、チクラム剤等の有機硫黄剤； ＴＰＮ、キャブタ
ン、ビンクロゾリン剤、プラシミドン剤、ペンチアゾー
ル剤などが挙げられ、これらの１種又は２種以上を組合
せて使用できる。
菌状態に保ち、カビやバクテリアの繁殖を □防止す
るために必要なものであシ、本発明者らの検討によれば
、抗菌剤を加えずに不定胚を被覆した場合、不定胚の生
育が十分に行なわれないものである。この場合、抗菌剤
としては、不定胚に作用しないものであればいずれのも
のでもよく、例示すると８−オキシキノリン銅等の有機
銅剤；ペニシリン、ストレプトマイシン、クロラム７二
二コール等の抗生物質；ジネブ、マンネブ、チアジアジ
ン剤、チクラム剤等の有機硫黄剤； ＴＰＮ、キャブタ
ン、ビンクロゾリン剤、プラシミドン剤、ペンチアゾー
ル剤などが挙げられ、これらの１種又は２種以上を組合
せて使用できる。
更に、吸水性高分子物質としては、水不溶性で自重の数
十倍乃至数百倍或いは千倍以上の水を吸収保持する高分
子物質、例えばポリエチレンオキサイド架橋体、ポリビ
ニルピロリドン架橋体、スルホン化ポリエチレン架橋体
、デンプン−（メタ）アクリロニトリルグラフト共重合
ケン化物、加水分解された架橋ポリアクリルアミド、自
己架橋ポリアクリルθ塩、デンプン−（メタ）アクリル
酸塩共重合体の架橋体、ポリビニルアルコール架橋体、
ビニルエステルー不飽和カルボン酸（エステル） 共重
合体ケン化物、エチレンービニルエステルー不飽和カル
ボン酸（エステル）共重合体ケン化物、ヒドロキシアル
キルアクリｈ＋−トーアクリルアミド共重合体ケン化物
等が挙げられ、これらの１種を単独で又は２種以上を混
合して使用し得る。また、これら高分子物質の共重合体
も好適に使用し得る。本発明においては、このように吸
水性高分子物質を配合してカプセルに保水機能を付与す
ることが必要で１７、本発明者らの検討によると、吸水
性高分子物質を配合しない人工種子を土に植えても発芽
せず、これを調べてみるとカプセル中の水分がぬけてカ
プセルが小さくしぼんだ状態になるものでありたのに対
し、吸水性高分子物質の配合によシカプセルに保水機能
を与えた場合は良好に発芽するものであることが認めら
れたものである。
十倍乃至数百倍或いは千倍以上の水を吸収保持する高分
子物質、例えばポリエチレンオキサイド架橋体、ポリビ
ニルピロリドン架橋体、スルホン化ポリエチレン架橋体
、デンプン−（メタ）アクリロニトリルグラフト共重合
ケン化物、加水分解された架橋ポリアクリルアミド、自
己架橋ポリアクリルθ塩、デンプン−（メタ）アクリル
酸塩共重合体の架橋体、ポリビニルアルコール架橋体、
ビニルエステルー不飽和カルボン酸（エステル） 共重
合体ケン化物、エチレンービニルエステルー不飽和カル
ボン酸（エステル）共重合体ケン化物、ヒドロキシアル
キルアクリｈ＋−トーアクリルアミド共重合体ケン化物
等が挙げられ、これらの１種を単独で又は２種以上を混
合して使用し得る。また、これら高分子物質の共重合体
も好適に使用し得る。本発明においては、このように吸
水性高分子物質を配合してカプセルに保水機能を付与す
ることが必要で１７、本発明者らの検討によると、吸水
性高分子物質を配合しない人工種子を土に植えても発芽
せず、これを調べてみるとカプセル中の水分がぬけてカ
プセルが小さくしぼんだ状態になるものでありたのに対
し、吸水性高分子物質の配合によシカプセルに保水機能
を与えた場合は良好に発芽するものであることが認めら
れたものである。
ここで、カプセル中における栄養分、抗菌剤、吸水性高
分子物質の配合量は、とれらの種類や不定胚の種類等に
よりて相違するが、通常組織培養に用いる液体培地を基
準として抗菌剤を５０〜２００ｐｐｍ、吸水性高分子物
質を０．５〜２０重量多配合することが好ましい。
分子物質の配合量は、とれらの種類や不定胚の種類等に
よりて相違するが、通常組織培養に用いる液体培地を基
準として抗菌剤を５０〜２００ｐｐｍ、吸水性高分子物
質を０．５〜２０重量多配合することが好ましい。
本発明の人工種子は、植物の不定胚を上述した成分とと
もに混合した後、カラギーナン、７アーセレラン、キサ
ンタンガム等の天然系水溶性高分子物質や、アクリルア
ミド、アクリル酸等の合成水溶性高分子物質のような水
溶性高分子物質で被覆するもので、これによシネ定圧を
外部環境から保護するものである。好ましくは、水溶性
高分子物質としては、ガス透過性を有する水溶性高分子
物質が挙げられる。ここでガス透過性とは、酸素透過性
のことを言い、酸素透過性がＩ Ｘ １０−”ＣＣ、ａ
ｎ／ｄ 、 ｓｅｅ ＊ ｃｍ Ｈｇ以上の酸素透過性
の水溶性高分子物質で被覆することによシ人工種子の発
芽率等の有用性が高まる。このような水溶性高分子物質
としては、アルギン酸、上２テン、アクリルアミド、カ
ラギーナン、寒天などが挙げられ、これらを単品で又は
２種以上組合せ、あるいはＣＭＣ。
もに混合した後、カラギーナン、７アーセレラン、キサ
ンタンガム等の天然系水溶性高分子物質や、アクリルア
ミド、アクリル酸等の合成水溶性高分子物質のような水
溶性高分子物質で被覆するもので、これによシネ定圧を
外部環境から保護するものである。好ましくは、水溶性
高分子物質としては、ガス透過性を有する水溶性高分子
物質が挙げられる。ここでガス透過性とは、酸素透過性
のことを言い、酸素透過性がＩ Ｘ １０−”ＣＣ、ａ
ｎ／ｄ 、 ｓｅｅ ＊ ｃｍ Ｈｇ以上の酸素透過性
の水溶性高分子物質で被覆することによシ人工種子の発
芽率等の有用性が高まる。このような水溶性高分子物質
としては、アルギン酸、上２テン、アクリルアミド、カ
ラギーナン、寒天などが挙げられ、これらを単品で又は
２種以上組合せ、あるいはＣＭＣ。
アラビアゴム、ポリビニルアルコール、ポリエチレング
リコールなど他の高分子物質中ソルビ、ト、グリセリン
などのベヒクルと組合せて使用するとともできる。また
、このような水溶性高分子物質によシ、不定胚を被覆す
る手段としては、コアツルページ、ン法、界面重合法、
液中乾燥法など組積のものが挙げられるが、特に温度変
化や一炭化の少ない液中硬化法が好適に採用し得る。
リコールなど他の高分子物質中ソルビ、ト、グリセリン
などのベヒクルと組合せて使用するとともできる。また
、このような水溶性高分子物質によシ、不定胚を被覆す
る手段としては、コアツルページ、ン法、界面重合法、
液中乾燥法など組積のものが挙げられるが、特に温度変
化や一炭化の少ない液中硬化法が好適に採用し得る。
本発明の人工種子の製造法は、必ずしもこれに制限され
るものではないが、例えばカルス培養槽でカルス細胞を
増殖させ、これに抗菌剤、吸水性高分子物質等の成分を
混合する一方、カルス細胞を外部環境よシ保護するため
の被覆基材の水溶液を調製し、両液を被覆生成用溶液（
例えば被覆基材としてアルギン酸ナトリウムを用いた場
合は塩化カルシウム溶液）に混合する等の方法で被覆し
、人工種子を製造することができる。
るものではないが、例えばカルス培養槽でカルス細胞を
増殖させ、これに抗菌剤、吸水性高分子物質等の成分を
混合する一方、カルス細胞を外部環境よシ保護するため
の被覆基材の水溶液を調製し、両液を被覆生成用溶液（
例えば被覆基材としてアルギン酸ナトリウムを用いた場
合は塩化カルシウム溶液）に混合する等の方法で被覆し
、人工種子を製造することができる。
発明の詳細
な説明したように、本発明の人工種子は植物の不定胚を
栄養分、抗菌剤及び吸水性高分子物質とともに水溶性高
分子物質で被覆したことにより、天然種子と同様な機能
を有し、直接上に播いて生育させることができ、従来の
カルス培養のような繁雑な植えかえ操作や広大な無菌ス
ペースを省略して植物体再生を効率よく簡便に行なうこ
とができるものであシ、優良植物の優良な形質を維持し
てクローニングを行なうのに有効なものである。
栄養分、抗菌剤及び吸水性高分子物質とともに水溶性高
分子物質で被覆したことにより、天然種子と同様な機能
を有し、直接上に播いて生育させることができ、従来の
カルス培養のような繁雑な植えかえ操作や広大な無菌ス
ペースを省略して植物体再生を効率よく簡便に行なうこ
とができるものであシ、優良植物の優良な形質を維持し
てクローニングを行なうのに有効なものである。
〔実施例１〕
市販のニンジン（Ｄａｕｅａａ ｃａｒｏｔａ ）の肥
大根を１／１０希釈次亜塩素酸ナトリウム溶液で表面殺
菌した後、無菌水で２回洗浄し、その髄を無菌的に切ル
出し、２，４− Ｄ （１１ｎ９／ｌ’）を含むＭｕｒ
ａｄ、ｉ ｇ ｅ −８ｋｏｏｇ寒天培地に置床して
２５℃でカルスを誘導した。
大根を１／１０希釈次亜塩素酸ナトリウム溶液で表面殺
菌した後、無菌水で２回洗浄し、その髄を無菌的に切ル
出し、２，４− Ｄ （１１ｎ９／ｌ’）を含むＭｕｒ
ａｄ、ｉ ｇ ｅ −８ｋｏｏｇ寒天培地に置床して
２５℃でカルスを誘導した。
誘導したカルス約ＩＬ？を２，４− Ｄを含まないＭｕ
ｒａｓｈｉｇｅ −Ｓｋｏｏｇの液体培地５本（２００
１１７０コルベンビーカーに５０１１１７仕込んだもの
）にそれぞれ移植し、２週間、２５℃で振盪培養を行な
い、不定胚を誘導した。以後この培養液を不定胚培養液
と呼ぶ。
ｒａｓｈｉｇｅ −Ｓｋｏｏｇの液体培地５本（２００
１１７０コルベンビーカーに５０１１１７仕込んだもの
）にそれぞれ移植し、２週間、２５℃で振盪培養を行な
い、不定胚を誘導した。以後この培養液を不定胚培養液
と呼ぶ。
上記不定胚培養液に抗菌剤（８−オキシキノリン銅１０
１ｎ９、ペニシリン５Ｉｎ９）、吸水性高分子物質（ポ
リアクリル酸塩架橋物０．５７ ）を添加混合した。比
較例として抗菌剤、吸水性高分子物質のどちらか一方を
添加しないものも用意した。
１ｎ９、ペニシリン５Ｉｎ９）、吸水性高分子物質（ポ
リアクリル酸塩架橋物０．５７ ）を添加混合した。比
較例として抗菌剤、吸水性高分子物質のどちらか一方を
添加しないものも用意した。
別に１．５％アルギン酸ナトリウム水溶液を用意し、二
重オリアイス管の内管に先に調整した不定胚培養液を、
外管にアルギン酸ナトリウム水溶液を通るよりにして１
０％塩化カルシウム溶液中に滴下し、アルギン酸カルシ
ウムを皮膜とする被覆化物を調製した。被覆化物を十分
硬化させた抜取シ出し、不定胚の入っているものを選別
して人工種子とした。
重オリアイス管の内管に先に調整した不定胚培養液を、
外管にアルギン酸ナトリウム水溶液を通るよりにして１
０％塩化カルシウム溶液中に滴下し、アルギン酸カルシ
ウムを皮膜とする被覆化物を調製した。被覆化物を十分
硬化させた抜取シ出し、不定胚の入っているものを選別
して人工種子とした。
この人工種子をバーミキュライト上に播き、１日１回水
を与え、２５℃、２４時間連続照明で放置しておいた。
を与え、２５℃、２４時間連続照明で放置しておいた。
抗菌剤、吸水性高分子物質を両方含ませたものは約１０
日で皮膜をやぶフ、以後順調に生育した・。一方、抗菌
剤を含まないものは、微生物により汚染されて死滅した
。また吸水性高分子物質を含まないものは、約３日で被
覆化物がしぼんでしまい、不定胚の生育も認められなか
った。
日で皮膜をやぶフ、以後順調に生育した・。一方、抗菌
剤を含まないものは、微生物により汚染されて死滅した
。また吸水性高分子物質を含まないものは、約３日で被
覆化物がしぼんでしまい、不定胚の生育も認められなか
った。
〔実施例２〕
アスパラガス（Ａｓｐａｒａｇｕｓ ｏｆｆｉｃｉｎａ
ｌｉｓ Ｌ 、 ）の芽条よりカルスを誘導した。この
カルスをＭｕｒａｓｈｉｇｅ−８ｋＯＯｇ液体培地へ移
植し、振盪培養により不定胚を誘導した。
ｌｉｓ Ｌ 、 ）の芽条よりカルスを誘導した。この
カルスをＭｕｒａｓｈｉｇｅ−８ｋＯＯｇ液体培地へ移
植し、振盪培養により不定胚を誘導した。
上記不定胚培養液５０ｔｎｔに対して抗菌剤（ストレプ
トマイシン１．０■）を添加混合した。更にに−カラギ
ーナンを生理食塩水に７％濃度に溶解し、この中に吸水
性高分子物質（澱粉−アクリ四ニトリルグラフト共重合
ケン化物）を１．５％濃度に膨潤させた。
トマイシン１．０■）を添加混合した。更にに−カラギ
ーナンを生理食塩水に７％濃度に溶解し、この中に吸水
性高分子物質（澱粉−アクリ四ニトリルグラフト共重合
ケン化物）を１．５％濃度に膨潤させた。
先の不定胚培養液とに一カラギーナン溶液を温度３７℃
で１＝１に混合し、その混合液を１５℃の０． Ｉ Ｍ
ＥＯＬ溶液に滴下し°〔Ｋ−カラギーナンを皮膜とす
る被覆化物を調製した。十分硬化させた後、不定胚の入
っているものを選別し、人工種子とした。
で１＝１に混合し、その混合液を１５℃の０． Ｉ Ｍ
ＥＯＬ溶液に滴下し°〔Ｋ−カラギーナンを皮膜とす
る被覆化物を調製した。十分硬化させた後、不定胚の入
っているものを選別し、人工種子とした。
この人工種子をパーミキエライト上に播き、１日１回水
を与え、２５℃、連続照明で放置しておいたところ、約
２週間で皮膜をやふり以後順調に生育した。
を与え、２５℃、連続照明で放置しておいたところ、約
２週間で皮膜をやふり以後順調に生育した。
〔実施例３〕
抗菌剤をジネブ５ｔａ９、り四ラムフェニコール５■と
したほかは実施例１と同様に調製した人工種子は、実施
例１と同様の結果を得た。
したほかは実施例１と同様に調製した人工種子は、実施
例１と同様の結果を得た。
Claims (1)
- １、植物の不定胚を栄養分、抗菌剤及び吸水性高分子物
質とともに水溶性高分子物質で被覆してなることを特徴
とする人工種子。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16266084A JPS6140708A (ja) | 1984-07-31 | 1984-07-31 | 人工種子 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16266084A JPS6140708A (ja) | 1984-07-31 | 1984-07-31 | 人工種子 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6140708A true JPS6140708A (ja) | 1986-02-27 |
| JPH0474983B2 JPH0474983B2 (ja) | 1992-11-27 |
Family
ID=15758850
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP16266084A Granted JPS6140708A (ja) | 1984-07-31 | 1984-07-31 | 人工種子 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6140708A (ja) |
Cited By (26)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
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