JPS58156085A - 積層床材 - Google Patents

積層床材

Info

Publication number
JPS58156085A
JPS58156085A JP3480682A JP3480682A JPS58156085A JP S58156085 A JPS58156085 A JP S58156085A JP 3480682 A JP3480682 A JP 3480682A JP 3480682 A JP3480682 A JP 3480682A JP S58156085 A JPS58156085 A JP S58156085A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
vinyl chloride
synthetic resin
chloride resin
layer
parts
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP3480682A
Other languages
English (en)
Inventor
正明 小松
賢朗 服部
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Achilles Corp
Original Assignee
Achilles Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Achilles Corp filed Critical Achilles Corp
Priority to JP3480682A priority Critical patent/JPS58156085A/ja
Publication of JPS58156085A publication Critical patent/JPS58156085A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Laminated Bodies (AREA)
  • Floor Finish (AREA)
  • Synthetic Leather, Interior Materials Or Flexible Sheet Materials (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は積層床材に関し、さらに詳しくは通常の接着剤
の使用によシ施工容易で実用に耐え、伺 2− 且つ、床材の貼シ替え時に容易に剥離可能な積層床材に
関するものである。
従来、この種の&層床材は美麗で清潔であり、維持管理
が簡単な上に価格が低廉で、耐摩耗性、耐薬品性等が良
いので、店舗や一般家庭の床にかなシ使用されている。
この床材は中間層に軟質合成樹脂発泡層を設けこの表面
には軟質合成樹脂上引層を、表面には基桐としてアスベ
ストシートを各々積層した構造となっている。この法制
を通常の接着剤にて施工し、実用に供した後、法制を貼
υ替える際に裏面のアスベストが下地面に部分的に残着
する為、下地に凹凸を生じ、その1まの状態では新だな
床材を施工することが困難となり、床材を再施工する場
合には非常な手間をかけて下地面に残着したアスベスト
を除去しなければならないという大きな欠点があった。
そこで、この欠点を解決する為に従来から紙若しくは不
織布を主材とするベースの表面に合成樹脂等を以って表
層を形成してなる床、壁材等のベースのInに剥離剤の
層を形成させるという思想−6− に基ずく特開昭51−99821号、実開昭51−10
5221号、実開昭51−107902号等の発明、考
案が知られている。しかしながら、これらの方法による
ものは、紙若しくは不織布を主材とするベース裏面の剥
離剤の層と床材を施工するのに使用する接着剤とが基本
的に接着し々い為、床材を剥離する際には非常に簡単に
剥離可能であるが、剥離し易いが故に法相の上を人が歩
行したシ、床材上で重量物を引きずつたり、又、キャス
ター付きのイス等で局部的にくり返し荷重をかけたりし
た場合に剥離剤の層と接着剤層の界面で剥離を起こして
しまい実用上大きな問題があった。
そこでこれらの問題点を解決する為に出願人は特開昭5
6−28967号公報の如く、繊維質基材の片側に液状
合成樹脂組成物を塗布含浸し、これを固化してなる側熱
性合成樹脂層を有し、他の片側に軟質合成樹脂中間層と
軟質合成樹脂上引層を順次積した床材を提案したが、こ
のものは繊維質基材の片側に塗布した液状合成樹脂組成
物が、繊維負基材層へ不均一に浸透する場合があり、こ
の場合には繊維質基材の内部で不均一(凹凸)な固化層
を形成する為、他の片側に塗布する発泡性塩化ビニル樹
脂組成物が前記不均一な固化層に対応した形で浸透し、
この発泡性塩化ビニル樹脂組成物を加熱ゲル化して必要
に応じ一部発泡抑制剤を含むインクを印刷し、塩化ビニ
ル樹脂上引層を塗布した後、加熱発泡させた場合に表面
の平滑性が悪く、商品として見ばえが悪いという問題が
あった。
本発明はこの問題を改良したもので、さらに詳しくは、
繊維質基材としてアスベスト、ガラス繊維、パルプ、合
成繊維等の無機及び/又は有機繊維の1種又は2種以上
より成り、その繊維長が10m以下の緻密な繊維組織を
有する短繊維不織布を使用し、そしてその片側に合成樹
脂エマルジョン100重責部に対し側熱性に優れた無機
及び/又は有機質の充填剤を50重量部以上配合し、そ
の粘度が500cps以上でチキントロピー値カ1.5
以上の液状合成樹脂組成物を塗布することに 5− よシ、前記液状合成樹脂組成物の短繊維不織布内部への
浸透を均一にさせ、しかして短繊維不織布の内部で均一
な耐熱性合成樹脂の固化層を形成せしめることにより、
他の片側に塗布する発泡性塩化ビニル樹脂組成物の短繊
維不織布内への浸透が均一となり、この発泡性塩化ビニ
ル樹脂組成物を加熱ゲル化し、その表面に必要に応じて
一部発泡抑制剤を含むインクにて任意の絵柄の印刷をし
た後、塩化ビニル樹脂上引層を塗布し、加熱発泡するこ
とで表面平滑性が大幅に改良された床材を提供するもの
である。
本発明の積層床材は、アスベスト、ガラス繊維、パルプ
、合成繊維等の無機及び/又は有機繊維の1種又は21
に以上よシ成シ、その繊維長が10゜以下の短繊維を通
常の抄合せ湿式不織布製造法等の手段で抄造した不織布
の片側に合成樹脂エマルジョン100重量部に対し、耐
熱性に優れた無機及び/又は有機質の充填剤を50重量
部以上配合し、その粘度が5Ω0cps以上でチキント
ロピー値が15以上の液状合成樹脂組成物をナイフコー
 6− ター、ロールコータ−、ロータリースクリーン、カーテ
ンフローコーター等通常の方法で塗布し、加熱固化する
ことによジ、側熱性合成樹脂層を形成し、該液状合成樹
脂組成物の塗布面と反対側の短繊維不織布の面に発泡性
液状塩化ビニル樹脂組放物ヲナイフコーター、ロールコ
ータ−、ロータリースクリーン、カーテンフローコータ
ー等通常の方法で塗布し、加熱ゲル化した後、この表面
に必要に応じてグラビア印刷法、フレキソ印刷法、ロー
タリースクリーン印刷法、転写印刷法等、通常の印刷手
段で、一部発泡抑制剤及び/又は発泡促進剤等を含んだ
印刷インク、任意の発泡剤を含んだ発泡インク等を任意
絵柄状に印刷し、印刷層を形成し、さらに透明若しくは
半透明の塩化ビニル樹脂上引層をカレンダー法、押出法
、ペーストコーティング法等、通常の手段で積層するこ
とによって得られるものである。
本発明に使用する短繊維不織布はアスベスト、ガラス繊
維、パルプ、ビニロン、レーヨン、ポリエステル等の無
機及び/又は、有機繊維の1種又=7− は2種以上よりなシ、その繊維長が10w以下のものが
好1しく、さらに好ましくは繊維長が2〜6uのものが
最適である。短繊維不織布は各繊維単独で抄造したもの
より、例えばガラス繊維、パルプ、ビニロン等の繊維を
、塩化ビニル樹脂、ポリビニルアルコール、SBR,ア
クリル樹脂、メラミン樹脂、エポキシ樹脂等のバインダ
ーを使用し、混抄したものの方が強度的に優れ、且つ緻
密な繊維組織を有する不織布が得られる為好ましい。
即ち、ガラス繊維比率が増えると床材としての寸法安定
性は向上するが、強度が弱くもろくなる欠点があp、パ
ルプ比率が増えると繊維の緻密度は向上するが、寸法安
定性と耐水性が低下するという問題があり、さらに、ビ
ニロン、ポリエステル、レーヨン等の有機繊維が増える
と強度は強くなるが、寸法安定性が悪くなるという問題
がある。したがって前記無機繊維と有機繊維との混抄比
率は本発明の目的とする不織布を得るにおいて重要なポ
イントであり、ガラス繊維:35〜5Q%、パルプ:5
〜20%、ビニロン、ポリエステル、レーヨン等有機繊
維: 20〜40%、ポリビニルアルコール、塩化ビニ
ル樹脂、SBR、アクリル樹脂、エポキシ樹脂等のバイ
ンダー=15〜50%の混抄比率が特に好ましい。又、
繊維長が2N未満の場合、繊維同志のからみ合いがなく
なって強度が弱くなシ、繊維長が10.を越えると繊維
同志のからみ合いが増して、強度は強くなるが繊維組縁
が粗となシ、本発明の目的を満足出来ないものである。
本発明に使用する耐熱性合成樹脂層を形成する為の液状
合成樹脂組成物は反応型又は非反応型の合成樹脂エマル
ジョン100重量部、耐熱性に優れた無機及び/又は有
機質の充填剤を50〜9501量部、さらに必要に応じ
て架橋剤、粘度調整剤、分散剤、防カビ剤、顔料等の適
当量を配合して成るものであり、さらにその粘度が50
0cps以上でチキントロピー値か15以上であること
が必要である。即ち、耐熱性に優れた無機及び/又は有
機質の充填剤の添加は、合成樹脂エマルジョンの前記の
短繊維不織布への不拘−ガ浸透を防止でき9− 短繊維不織布内部での均一な固化層の形成に効果がある
。充填剤が50重量部未満であると、短繊維不織布への
浸透が大となシ、本発明の目的を達成出来なくなり、又
充填剤が950重量部を越えると床材自体が硬く、折れ
易くなり、施工し難くくガる為いずれの場合も本発明の
初期の目的を得られないものである。又、前記液状合成
樹脂組成物の粘度が500ap8(芝浦システム株式会
社製ビスメトロン(同期電動回転粘度計)で測定、60
RPM時の見かけ粘度)未満で、チキソトロピー値(上
記ビスメトロンにて測定した6 RPMと6ORPMと
の見かけ粘度の比(v’のw’60))が1.5未満の
場合は、短繊維不織布への浸透が大となり、短繊維不織
布内部で不均一な固化層が形成される為本発明の目的を
達成出来ないものである。
液状合成樹脂組成物に使用する合成樹脂エマルジョンと
しては一般的に使用されるものであれば何でも使用出来
る。具体的には非反応型の合成樹脂エマルジョンとして
ハ、塩化ビニル樹脂エマルジョン、塩化ビニル−エチレ
ン共1合体エマルジ=10− ヨン、塩化ビニル−塩化ビニリデン共重合体エマルジョ
ン、塩化ビニル−酢酸ビニル共重合体エマルション、塩
化ビニリデン樹脂エマルジョン、酢酸ビニル樹脂エマル
ジョン、酢!ビニルーアクリル共重合体エマルジョン、
エチレン−酢酸ビニル共1合体エマルジョン、アクリル
樹脂エマルジョン、アクリル−スチレン共i合体エマル
ジョン、ウレタン樹脂エマルジョン等の合成樹脂エマル
ジョン又はSBRラテックス、NBRラテックス、CR
ラテックス、工■Rラテックス等の合成ゴムラテックス
等が使用出来る。これらは単独で使用しても良いし、2
種以上を併用して使用することも出来る。又、上記エマ
ルジョンやラテックスの他合成樹脂や合成ゴムを有機溶
剤又は水に溶解した溶液も上記エマルジョンやラテック
ス同様に使用出来る。又、反応型の合成樹脂エマルジョ
ンとしては、カルボキシル基、水酸基、アミド基等の反
応基をエマルジョンやラテックスボリマーニ導入したも
のに架橋剤としてメラミンや尿素の初期縮合物を添加し
加熱架橋させるものや、エマルジ−11− ヨンやラテックスポリマーにグリシジル基、メチロール
基等の反応基を導入したもの、例えばアクリル酸エステ
ル又はメタクリル酸エステルを主成分とし、これにグリ
シジルアクリレート又はグリシジルメタクリレート及び
アクリル酸第6ブチル又はアミルの3成分を共重合する
ことによって得られたエマルジョンやスチレンアクリル
酸エステルとアクリルアマイドを共重合した後これをメ
チロール化することによって得られたエマルジョン等の
如き自己架橋型のエマルジョンやラテックス等が使用出
来る。反応型の合成樹脂エマルジョンや合成ゴムラテッ
クスとしては、アクリル樹脂エマルジョン、酢酸ビニル
ミ#脂エマルジョン、酢酸ビニル−アクリル共1合体エ
マルジョン、塩化ビニル−酢酸ビニル共重合体エマルジ
ョン、SBRラテックス、NBRラテックス、ORラテ
ックス等が掲げられる。これらは単独で使用しても良い
し、2種以上を併用して使用することも出来る。
又、これらの反応型の合成樹脂エマルジョンや合成ゴム
ラテックスと、前記非反応型の合成樹脂エマルジョンや
合成ゴムラテックスとを併用して使用することも出来る
。又、上記エマルジョンやラテックスの他、上記の如き
反応基を治する合成樹脂や合成ゴムを有機溶剤又は水に
溶解した溶液等も上記エマルジョンやラテックス同様に
使用出来る。
本発明に使用する側熱性に優れた無機質及び/又は有機
質の充填剤としては、基本的には加工温度にて溶融、分
解等の物理的、化学的な変化をしかいものであれば何で
も使用出来るが、次にその例を掲ける。炭酸カルシウム
、炭酸マグネシウム、クレー、タルク、シリカ、ケイ藻
土、ケイ砂、軽石粉、スレート粉、雲母粉、アスベスト
、水酸化アルミニウム、酸化アルミニウム、硫酸アルミ
ニウム、硫酸バリウム、硫酸カルシウム、ガラス球、発
泡ガラス球、フライアッシュ球、火山ガラス中空体(シ
ラスバルーン)等の無機質充填剤、粉末繊維素(セルロ
ースパウダー)、ポリビニルアルコール繊維、コルク粉
末、木粉、熱硬化性樹脂粉末、熱硬化性樹脂中空球等の
有機質充填剤等が使15− 用出来る。
本発明において、反応型の合成樹脂エマルジョンや合成
ゴムラテックスに必要に応じて添加[7て使用する架橋
剤としては、メラミンや尿素の初期縮合物が使用される
が、本発明は何らこれらのものに制限されるものではな
い。
本発明に使用する粘度調整剤は減粘剤及び増粘剤に大別
される。減粘剤としては一般に使用されるものが使用出
来るが、次にその例を掲げる。
水、メタノール、エタノール、イソプロピルアルコール
等のアルコール等が使用される。又、増粘剤としては一
般に使用されるものが使用出来るが、次にその例を掲げ
る。シリカ、ベントナイト、化学変性沈降性炭酸カルシ
ウム、高分子有機酸のアンモニウム塩、水溶性アクリル
系ポリマー、アクリルエマルジ胃ン共重合体、架橋アク
リルエマルジョン共重合体、アンモニウム、ポリメタク
リレート、ポリアクリル酸アンモニウム、ポリアクリル
酸ソーダ、変性ポリアクリル酸ソーダ、部分酸化ポリア
クリル酸エステル、メチルセルロース、14− カルボキシルメチルセルロース、ヒドロキシエチルセル
ロース、繊維素グリコール酸ソーダ、ボリヒニルアルコ
ール、アンモニア水等が使用出来ル。
これらの粘度調整剤は液状@泳樹脂組成物の粘度を加工
に適した粘度に調整する際に、必妥に応じて適当量添加
して使用される。
本発明に使用される充填剤を分散させる為の分散剤とし
ては、通常のトリポリリン酸ソーダ、ヘキザメタリン酸
ソーダ等が使用出来る。
本発明に使用される防カビ剤としでは、通常使用される
ものであれは何でも使用出来、その代表的なものとして
はイミダゾール系、壱機ヒ素化合物等があげられる。
本発明に使用される顔料は、通常使用されるものであれ
ば例でも使用出来るが、可塑剤に溶解し移行性のない酸
化チタン、カーボンブラック等が好ましい。
本発明の発泡性液状塩化ビニル樹脂組成物は、塩化ビニ
ル樹脂1001蓋部に対して可塑剤20〜120重l°
部、安定剤適当量、及び必要に応じ−15− て、粘度調整剤、発泡剤、整泡剤、着色剤、充填剤、金
属粉末等の適当量から成る。可塑剤lが塩化ビニル樹脂
100重量部に対して203量部未満である場合には、
塩化ビニル樹脂中間発泡層が硬くなりすぎ、低温特性(
特に低温における可撓性)が悪くカリ、冬期における施
工か困雛となり好ましいものではない。逆に可塑剤1が
塩化ビニル樹脂1001’i部に対して120重量部を
越えると、塩化ビニル樹脂中間発泡層から塩化ビニル樹
脂上引層への可塑剤の移行が大きくカリ、床材の表面の
ベタツキがひどくなり、その結果床材表面の汚染が大き
くなるという欠点を有し、好ましいものではない。発泡
する手段と17では前記塩化ビニル樹脂ペーストに化学
発泡剤を添加し、加熱により化学発泡剤を分解せしめ発
泡する方法がある。
前記の化学発泡剤、整泡剤、中空のバルーン状の物pの
量は、必侠に応じて適宜調整する。
本発明に使用する塩化ビニル樹脂上引層を形成するだめ
の塩化ビニル樹脂組成物は機械的強度に優れ床材の上引
層としての使用に向」えるものであるならは何でも良い
が、塩化ビニルペーストを使用するのが一般的であり、
以下、環化ビニル樹脂ベースト組成物について述べる。
塩化ビニル樹脂上引層を形成するだめの塩化ビニル樹脂
ペースト組成物は、塩化ビニル樹脂100重量部に対し
て可塑剤10〜100重1゛部、安定剤適当l゛、及び
必要に応じて粘度調整剤、着色剤、充填剤の適当量から
成る。可塑剤量が塩化ビニル樹脂100重量”部に対し
て1011部未満である場合には、塩化ビニル樹脂上引
層が硬くなりすぎ、床材としては表面がすべりやすく、
低温特性C%に低温における可撓性)が悪くなるため、
冬期における施工が困姉なものとなり好捷しいものでは
ない。逆に可塑剤iか塩化ビニル樹脂100重1部に対
して100重1部を越えると床材の表面のベタツキがひ
どくなシ、その結果、法制表部の汚染もひどくなシ好ま
しいものではない、、塩化ビニル樹脂中間発泡層の表面
に印刷を施こした場合は、塩化ビニル樹脂上引層は透明
もしくけ半透明であることが必要であるが、それ以外の
場合には塩化ビニル樹17− 脂上引層は不透明でも良く、この場合には充填剤を使用
した方が価格面で有利である。
本発明において塩化ビニル樹脂中間発泡層及び塩化ビニ
ル樹脂上引層を形成する為の塩化ビニル樹脂ペースト組
成物に使用される塩化ビニル樹脂は、一般に使用されて
いる塩化ビニル樹脂が使用できる。例えば、乳化沖合塩
化ビニル樹脂、懸濁重合塩化ビニル樹脂、塊状重合塩化
ビニル樹脂等が使用できる。捷だ、塩化ビニル単独1合
体だけでなく、酢酸ビニル、エチレン、アルキルエーテ
ル、アクリル酸エステル、メタクリル酸エステル等の一
種又は二種以上と塩化ビニルとの共1合体も使用でき、
これら単独重合体および共重合体は単独で又は併用で使
用できる。また、他の重合体を上述したような塩化ビニ
ル樹脂とブレンドすることもできる。ブレンドできる樹
脂としては、例えにアクリロニトリル−ブタジェン共重
合体、エチレン−酢酸ビニル共重合体、アクリロニトリ
ル−ブタジェン−スチレン共重合体、アクリル樹脂等が
あるが、これらに制限されるものではない。
18一 本発明において塩化ビニル樹脂中間発泡層及び塩化ビニ
ル樹脂上引層を形成する為の塩化ビニル樹脂ペースト組
成物に使用される可塑剤としては、一般に使用される可
塑斎1が使用できるが、次にその例を掲ける。フタル酸
エステル系可塑剤としては、ジメチルフタレート、ジエ
チルフタレート、ジブチルフタレート、ジイソブチルフ
タレート、ジオクチルフタレート、オクチルカプリルフ
タレート、ジシクロへキシルフタレート、ジドデシルフ
タレート、ブチルベンジルフタレート、ジメチルグリコ
ールフタレート、エチルフタリルエチルグリコレート、
メチルフタリルエチルグリコレート、ブチルフタリルブ
チルクリコレート、ジイソデシルフタレート等が使用さ
れる。燐酸エステル系可塑剤としては、トリブチルホス
ヘート、トリクレジルホスヘート、トリフェニルホスヘ
ート、トリクロルエチルホスヘート、トリオクチルホス
ヘート、トリエチルホスヘート、シフェニルクレジルホ
スヘート、アリールアルキルホスヘート、ジフェニルモ
ノオルソキセニールホスヘート等が−19− 使用される。脂肪酸エステル系可塑剤としては、メチル
アセチルリシルレート、ジオクチルアジペート、ジオク
チルアゼレート、ジブチルセバケート、ジオクチルセバ
ケート、トリアセチルグリセリン、グリセロールブチレ
ート、ジイソデシルサクシネート、ジインデシルアジベ
ート、コハク酸混合アルキルエステル等が使用される。
その他、トリオクチルトリメリット酸等のトリメリット
酸エステル系可塑剤、エポキシ化大豆油や各種エポキシ
樹脂等のエポキシ系可塑剤、ポリエステル系高分子可塑
剤等も使用できる。
更に、塩化ビニル樹脂ペーストの粘度低下を目的として
少量の粘度調整剤として、例えばガンリン、オクタン、
ベンゼン、トルエン、ナフサ、ドデシルベンゼン誘導体
等の揮発性希釈剤や各種の界面活性剤等の減粘剤を前記
可塑剤と併用することもある。
本発明において、塩化ビニル樹脂中間発泡層及び塩化ビ
ニル樹脂上引層を形成する為の塩化ビニル樹脂ペースト
組成物に使用される安定剤は、通常塩化ビニル樹脂に使
用されるものであれは何でも使用出来る。具体的には、
カドミウム、亜鉛、バリウム、カルシウム、ストロンチ
ウム、アルミニウム、マグネシウム、セリウム、ナトリ
ウム、鉛、錫等の金机系安定剤の他、有機リン化合物、
多fftJr−yルコール、エポキシ化合物等を単独で
又は2種以上を併用して使用できる。安定剤の添加I。
は塩化ビニル樹脂100重量部に対して01〜101量
部が好ましい。
本発明において塩化ビニル樹脂中間発泡層及び増化ビニ
ル樹脂上引層を形成する為の塩化ビニル樹脂ペースト組
成物に必要に応じて、添加される充填剤は、前述の耐熱
性合成樹脂層を形成する為の液状合成樹脂組成物に使用
されるものと同様のものが使用される。又、塩化ビニル
樹脂中間発泡層を形成する為の塩化ビニル樹脂ペースト
組成物に使用される化学発泡剤は、一般に使用されるも
のが使用出来るが、次にその例を掲げる。N、N’ −
ジニトロソペンタメチレンテトラミン、N、N’−ジメ
チル−N、N’−ジニトロソテレフタルアミド、ア21
− ゾジカルボンアミド、アゾビスインブチロニトリル、ベ
ンゼンスルホニルヒドラジド、P、P’−オキシビス(
ベンゼンスルホニルヒドラジド)、ベンゼン−1,6−
シスルホニルヒドラジト、トルエンスルホニルヒドラジ
ド等が使用出来る。
本発明をさらに詳細に説明する為に、以下実施例をあけ
るが本発明はこれらの実施例に制限されるものではない
短繊維不織布の代表的な配合例と比較配合例を表−1に
、又耐熱性合成樹脂層を形成する為の液状合成樹脂組成
物の代表的な配合例と比較配合例を表−2に、さらに又
、塩化ビニル樹脂中間発泡層の代表的な配合例を表−3
に、塩化ビニル樹脂上引層の代表的な配合例を表−4に
それぞれ記載する。
表−2 比較配合例    配 合 例 2123 エチレン4昨酸ビニル ルジ讐ン                    1
00自e海庫鴫駁 ア2.□ヨエーtヤヮ、、   100  100 1
00  100ポリビニルアルコール 8%水M   
       20         20   10
ヘキサメタリン酸ソーダ      1.6  0,6
  16’ソーダ =23− 表 −6 表−4 実施例及び比較例 多層抄合せシリンダー型湿式不織布製造機により、表−
1の配合例及び比較配合例の組成で70t/lr?(D
目付量(表面層:55f/m’、裏面層1sr/y)の
ガラス混抄シート(不織布)を製造した。このガラス混
抄シートの裏面層側に、表−2の配合例及び比較配合例
の組成の液状合成樹脂組成物を、乾燥後の全厚味が02
5.となる様にドクターナイフコーターにて塗布し、加
熱炉内で150℃で3分間加熱乾燥し、耐熱性合成樹脂
層を形成し冷却後巻取る。ここで得られた基材について
、耐熱性合成樹脂層のガラス混抄シート内部への浸透状
態を評価すると表−5の如くなシ、比較例1〜4は浸透
状態が不均一であった。
そして、上前よシ得た基材の液状合成樹脂塗布面と反対
側の面に配合例1の塩化ビニル樹脂中間発泡層を形成す
る為の発泡性塩化ビニル樹脂ペーストをドクターナイフ
コーターにてα35藺厚味に塗布し、加熱炉内で180
℃で1分間加熱ゲル化した後、一部発泡抑制剤を含むイ
ンクを使用し、25− 任意の絵柄状に印刷模様を施こした後、配合例1の塩化
ビニル樹脂上引層を形成する為の塩化ビニル樹脂ペース
トをドクターナイフコーターにて02u厚味に塗布し、
加熱炉内で200℃で2分間加熱発泡して冷却後巻取る
ことによシ、総厚1.8関の床材を得た。この際、実施
例1〜5及び比較例1〜4のいずれの場合もガラス混抄
シートの裏面に形成された耐熱性合成樹脂層は、加熱炉
内の200℃に熱された支持体に接触しても、これに粘
着することなく容易に加熱炉内を通過し、上記法制を得
ることが出来た。又、ここで得られた床材の表面平滑性
は、表−5の如く耐熱性液状合成樹脂層を形成する為の
液状合成樹脂の浸透状態が不均一なもの程、表面平滑性
が悪く均一なもの程表面平滑性が良好であった。これら
の法制を合成ゴムラテックス系の接着剤を使用し、合板
に貼シ付は約1週間乾燥した後、剥離試験を行った結果
表−5に示す様にいずれのものも剥離可能であることが
判明した。
−27− 床材の剥離性の計画 A:床材の一部が下地に残着することなく非常に容易に
剥離する。
(剥離強度:0.5Kg/2cm幅未満)B:床材の一
部が下地に残着することなく容易に剥離する。
(剥離強度+ 0.5〜2Kg/ 2cm幅)C1床拐
の一部が下地に残着することなく剥離出来る。
(剥削1強度:2.1〜5TL9/2.幅)D=耐熱性
合成樹脂層の薄層が下地に残ジ剥離出来る。
(剥離強度:UL5−5Kg72cm幅)E:床材の一
部が下地に残着するか又は事実上剥離子1] (剥離強度、51匂/2釧幅以上) ※ A:剥離強度が小さすぎて実用上問題がある。
B、C,D:剥離可能な床材と言える。
E:剥離可能とけ言えない。
手続補正書 昭和5’L+4J16I+ 特許庁長官 島田春樹 殿  ::(+、。
1事件の表示 特願昭57−34806号 2発明の名称 積層床材 3補正をする者 事件との関係    出願人 (曇160) 東京都新宿区人京町22番地の5 4 補正命令の[1(=1 自発的 別  紙  の  通  リ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. アスベスト、ガラス繊維、パルプ、合成繊維の無機及び
    /又は有機繊維の1種又は2種以上より成シ、その繊維
    長が2〜10w以下の短繊維不織布の片側に合成樹脂エ
    マルジョン100重量部に対し、耐熱性に優れた無機及
    び/又は有機質の充填剤を50重量部以上配合し、その
    粘度が5000ps以上でチキントロピー値が1,5以
    上の液状合成樹脂組成物を塗布し、これを固化してなる
    耐熱性合成樹脂層を有し、他の片側に軟質合成1M脂中
    間発泡層と軟質合成樹脂上引層を順次積層してなる積層
    床材。
JP3480682A 1982-03-04 1982-03-04 積層床材 Pending JPS58156085A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3480682A JPS58156085A (ja) 1982-03-04 1982-03-04 積層床材

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3480682A JPS58156085A (ja) 1982-03-04 1982-03-04 積層床材

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPS58156085A true JPS58156085A (ja) 1983-09-16

Family

ID=12424459

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3480682A Pending JPS58156085A (ja) 1982-03-04 1982-03-04 積層床材

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS58156085A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
TR27488A (tr) * 1992-01-24 1995-06-07 Saint Gobain Isover Yardimci muamele maddeleri, mineral yününden gevsek kece, yigma mineral yünü ürünü ve bunlarin üretilmesine mahsus usul.
JP2016169562A (ja) * 2015-03-13 2016-09-23 七王工業株式会社 防草シート及びその使用方法

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
TR27488A (tr) * 1992-01-24 1995-06-07 Saint Gobain Isover Yardimci muamele maddeleri, mineral yününden gevsek kece, yigma mineral yünü ürünü ve bunlarin üretilmesine mahsus usul.
JP2016169562A (ja) * 2015-03-13 2016-09-23 七王工業株式会社 防草シート及びその使用方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3625069B2 (ja) 装飾シートおよびその製造方法
CN1981008B (zh) 超吸收性可印刷组合物
US4175154A (en) Sheet backing for decorative covering material
JP6120207B2 (ja) 壁紙
JP2001220552A (ja) 断熱性層形成用塗料組成物、断熱性シート、および化粧断熱性シート
JPH08281854A (ja) 内装用化粧材およびその製造方法
JPH09109303A (ja) 発泡エンボス化粧シート及びその製造方法
JPS58156085A (ja) 積層床材
JP5211834B2 (ja) 水性樹脂エマルジョン組成物、発泡化粧材およびその製造方法
JP3988896B2 (ja) 壁装材シート
JP5092478B2 (ja) 発泡床材シート及びその製造方法
JPH0686107B2 (ja) 光沢性装飾シートおよびその製造方法
JP7027703B2 (ja) 木目意匠壁紙
JP2004042520A (ja) 耐可塑剤性多層発泡化粧材
JP3401916B2 (ja) 壁紙の製造方法
JP2890203B2 (ja) 発泡加飾材の製造方法
JPH0830310B2 (ja) クッション性重歩行床材
JPH09165892A (ja) 壁紙とその製造方法
JP3428218B2 (ja) 化粧紙
JP2891760B2 (ja) ピールアップ性を有する壁紙
JP2017172064A (ja) 壁紙及びその製造方法
JPS604306B2 (ja) 難燃性人工スエ−ド状構造物
JPH09123339A (ja) 吸放湿性を有する化粧材
JP4359549B2 (ja) インク受像紙の製造方法
JP2607665Y2 (ja) 壁装材