JP6120207B2 - 壁紙 - Google Patents

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本発明は壁紙、特に難燃性、不陸隠蔽性、外観意匠性に優れ且つ表面強度に優れた壁紙に関する。
従来、壁紙として、紙、織物、編物、不織布等の基材上にポリ塩化ビニル樹脂等の発泡樹脂層を形成したものが知られている。壁紙は外観意匠性向上のために設けられるものであるが、近年は高い難燃性や表面強度、不陸隠蔽性が求められている。
壁紙の難燃性は従来、難燃剤の添加によって防火性能を付与してきたが、現在の壁紙に要求される難燃性は燃焼時の発熱量が問題とされる。そのため、単位面積あたりの樹脂量が多いほど難燃性は低下し、樹脂量が少ないほど難燃性は向上する。しかし、樹脂量を少なくすると発泡樹脂層の厚みが小さくなり、立体感のある形状付与が出来ず外観意匠性が悪くなる。
意匠性と難燃性を付与する技術として、例えば特許文献1には発泡ポリ塩化ビニル層を多層とし、下層に懸濁重合ポリ塩化ビニルを主体とし発泡剤を配合した組成物、表面層に乳化重合ポリ塩化ビニルを主体とし発泡剤を配合した組成物を形成し、また壁紙の面積当たりのポリ塩化ビニル量を少なくする技術が開示されている。
また、下地の壁面の凹凸や隙間、段差を隠蔽する不陸隠蔽性と表面強度も近年要求が高まり、それらを付与する技術として、例えば特許文献2には特定範囲の坪量と厚みを有する裏打紙に特定範囲の坪量の樹脂層を設け、この樹脂層は発泡しないかあるいは低発泡倍率とする技術が開示されている。
また、特許文献3には発泡塩化ビニル樹脂層を多層とし、表面層の発泡倍率を下層の発泡倍率より相対的に低くする技術が開示されている。
また、特許文献4には発泡塩化ビニル樹脂層を非発泡樹脂層ではさんで多層とし、表面層の樹脂の平均重合度を大きくし、さらに表面層を電子線照射により架橋する技術が開示されている。
さらに、特許文献5には表面強度を向上させるために、シリコーン系樹脂からなる表面処理層を形成し易滑性能を付与する技術が開示されている。
特開2006−187928号公報 特開2008−038265号公報 特開2009−281112号公報 特開2006−306071号公報 特開2003−094587号公報
しかし、特許文献1や3では塩化ビニル樹脂層を多層とするため、さらに特許文献4では電子線照射工程が必要になり、生産性が悪くなるという問題がある。また、特許文献2では満足のゆく外観意匠性を得ることが困難であるという問題点がある。
さらに、外観意匠性に優れ且つ難燃性、不陸隠蔽性、表面強度すべてを満足する壁紙の要求にこたえるものは見出せていない。
壁紙の難燃性は従来、難燃剤の添加によって難燃性能を付与してきたが、現在の壁紙に要求される難燃性(ISO5660規定)は強制燃焼時の発熱量が問題とされる。強制燃焼時の発熱量はポリ塩化ビニル樹脂層の質量と高い相関があり、難燃性を満足するためにはポリ塩化ビニル樹脂層の質量をある範囲に限定せざるを得ない。
現在、壁紙に要求される表面強度は、壁紙工業会「表面強化性能規定」に基づく測定により評価される。この評価に用いられる摩擦子は金属製の爪のような形状であり極めて過酷な評価である。
外観意匠性および不陸隠蔽性を確保するためには、ポリ塩化ビニル樹脂層に厚さが必要となる。上記難燃性を確保するポリ塩化ビニル樹脂層の質量の範囲で、外観意匠性および不陸隠蔽性を満足しさらに表面強度にも優れた壁紙の必要性が高まりつつある。
本発明の目的は、前記従来の問題を解決し、難燃性を確保するポリ塩化ビニル樹脂層の質量の範囲で、外観意匠性に優れ且つ不陸隠蔽性、表面強度すべてを満足し、生産性にも優れた壁紙を提供することにある。
本発明者らは、上記の問題点に関し鋭意検討した結果、特定の平均重合度を有するポリ塩化ビニル樹脂に添加剤として発泡剤および充填剤を特定量添加し、ポリ塩化ビニル樹脂層の付着量を制御すること、および特定の表面処理を施すことにより目的を達成することが出来ることを見出し、本発明を完成するに至った。特に、シリコーン系エマルジョンからなる表面処理層は、その表面に良好な滑性を付与するが、ポリ塩化ビニル樹脂層を構成するポリ塩化ビニル樹脂の平均重合度により、その効果に差が認められ、その結果として前記表面強度にも影響することを見出したのである。
すなわち、
(1)基材上に形成されたポリ塩化ビニル樹脂層を含む壁紙であって、前記ポリ塩化ビニル樹脂層は、発泡剤を含有したポリ塩化ビニル樹脂を主成分とする発泡樹脂組成物からなり、さらにポリ塩化ビニル樹脂層のおもて側に表面保護層を有し、表面保護層である表面処理層を塗布加熱乾燥後に発泡し、さらにエンボス加工を行う壁紙において、ポリ塩化ビニル樹脂が平均重合度900〜1200であって、発泡剤がポリ塩化ビニル樹脂100質量部に対し2〜4質量部含み、充填剤をポリ塩化ビニル樹脂100質量部に対し40質量部以下含有し、表面保護層がシリコーン系エマルジョンを塗布してなる表面処理層であって、基材を含む発泡後エンボス加工前の厚さが0.7〜1.2mmであることを特徴とする壁紙。
(2)基材を含むエンボス後の厚さが0.5〜1.2mmであることを特徴とする 請求項1に記載の壁紙。
(3)表面保護層がアクリル・シリコーン系樹脂エマルジョンを塗布してなることを特徴とする請求項2に記載の壁紙。
(4)ポリ塩化ビニル樹脂層の質量が180〜240g/m であることを特徴とする請求項3に記載の壁紙。
本発明による発泡壁紙は、壁紙としての外観意匠性は勿論、不陸隠蔽性、表面強度、難燃性に優れたものである。特に、下地の壁面の凹凸が懸念されるリフォーム(貼り替え)用途として有用である。また、従来のものに比べ生産性にも優れた壁紙である。
以下本発明の壁紙について詳細に説明する。
本発明に用いる基材としては特に限定されず、従来から壁紙の基材として使用されている素材であればよい。例えば、紙、織物、編物、不織布、又はこれらの複合素材を使用してもよい。
前記基材の厚さは、特に限定されないが、0.09〜0.15mmであることが好ましい。また前記基材の質量としては50〜100g/m、好ましくは60〜80g/mであるが、これに限定されるものではない。
ポリ塩化ビニル樹脂層は、発泡剤を含有するポリ塩化ビニル樹脂を主成分とする発泡樹脂組成物からなる。発泡樹脂組成物には、その他に可塑剤、安定剤、充填剤、着色剤およびその他の添加剤が配合される。
前記ポリ塩化ビニル樹脂は、その平均重合度が900〜1200が好ましい。平均重合度が900未満の場合はポリ塩化ビニル樹脂層の表面強度が低くなり、1200を越えると発泡性が劣り外観意匠を得るための厚さが得られないと言った問題点がある。
本発明に用いる前記発泡剤としては、アゾジカルボンアミド等のアゾ系、オキシビスベンゼンスルホニルヒドラジド等のヒドラジド系などの熱分解型発泡剤が好ましく、単体若しくは併用して使用することができる。発泡剤の含有量は、前記ポリ塩化ビニル樹脂100質量部に対し2〜4質量部が好ましい。2質量部未満では発泡倍率が不足し外観意匠性が低下し、一方4質量部を越えると発泡による気泡(セル)が大きくなりポリ塩化ビニル樹脂層の表面強度が低下するという問題がある。
本発明に用いる前記充填剤としては、一般に壁紙に用いられるものであれば特に限定されず、例えば炭酸カルシウム、水酸化アルミニウム、タルク、シリカ等を用いることができる。これらは単独で使用してもよく、2種以上を併用してもよい。充填剤の含有量は発泡性を考慮し、前記ポリ塩化ビニル樹脂100質量部に対し40質量部以下とすることが好ましく、さらには20質量部以下とすることがより好ましい。
本発明に用いる前記可塑剤は、一般に用いられるものであれば特に限定されず、例えばジ−2−エチルヘキシルフタレートなどのフタル酸エステルの他アジピン酸エステル、リン酸エステル等を用いることができる。これらは単独で使用してもよく、2種以上を併用してもよい。前記可塑剤の含有量は、特に限定されないが、前記ポリ塩化ビニル樹脂100質量部に対し30〜50質量部であることが好ましい。
本発明に用いる前記安定剤は、一般に用いられるものであれば特に限定されず、例えばバリウム亜鉛系、カルシウム亜鉛系、有機燐系化合物、有機錫系化合物等を用いることができる。これらは単独で使用してもよく、2種以上を併用してもよい。前記安定剤の含有量は、特に限定されないが、前記ポリ塩化ビニル樹脂100質量部に対し1〜4質量部であることが好ましい。
本発明の発泡樹脂組成物の調整方法は特に限定されず、ディゾルバーによる調整等、種々の方法を用いることができる。
基材上に前記ポリ塩化ビニル樹脂層を形成する方法は特に限定されず、例えば、ナイフコーター、コンマコーター、リバースコーター、ロータリースクリーン等を使用して、発泡樹脂組成物を塗工し、前記発泡剤が分解発泡しない条件で乾燥ゲル化することにより塗膜とし、その後に前記発泡剤が分解発泡する条件で加熱することにより形成される。
前記ポリ塩化ビニル樹脂層の質量は180〜240g/mであることが好ましい。180g/m未満の場合は外観意匠性、不陸隠蔽性が劣り、240g/mを越えると難燃性が低下すると言った問題がある。
本発明の壁紙は、前記ポリ塩化ビニル樹脂層のおもて側に必要に応じて絵柄模様層を有してもよい。絵柄模様層は壁紙に意匠性を付与し、形成方法としてはグラビア印刷、フレキソ印刷等が挙げられる。印刷インキとしては、着色剤、接着剤樹脂、溶媒を含む印刷インキが使用できる。
本発明では前記ポリ塩化ビニル樹脂層のおもて側、絵柄模様層を有する場合にはそのおもて側に表面保護層が形成される。表面保護層は、シリコーン系エマルジョンを塗布してなる表面処理層であることが好ましく、その形成方法としては例えばグラビア印刷、スクリーン塗布等の公知の技術を用いることができる。表面保護層の厚さとしては1〜5μm、付着量は0.5〜2.5g/mが好ましい。
前記表面保護層はポリプロピレンやエチレン−ビニルアルコール共重合体からなるフィルムにより形成することも出来る。形成方法はエンボス同時ラミネート等公知の技術を使用することができる。
前記表面処理層を形成することにより、壁紙表面に滑性が付与されその効果により表面強度が向上するといった効果が得られる。
本発明の壁紙は、そのおもて面に凹凸模様を有していてもよい。凹凸模様を設ける方法としては、エンボスロール等の公知の手段により実施することができる。
本発明の壁紙の厚さ(基材を含む)は、0.5〜1.2mmが好ましい。0.5mm未満であると、不陸隠蔽性が劣り、壁紙を施工した時に下地壁面の凹凸が壁紙上に現れる。他方1.2mmを越えると壁紙が厚くなり過ぎ施工が困難になるという問題がある。
以下に実施例及び比較例を示し、本発明をより具体的に説明する。但し、本発明は実施例のみに限定されるものではない。なお、実施例及び比較例で用いた化合物ならびに原材料を下記表1に示す。
Figure 0006120207
実施例1〜7
壁紙用基材として質量65g/m、厚さ0.11mmの一般紙(中越パルプ工業(株)製:「CP−665PD」)を用いた。下記表2に実施例で用いた配合成分及び配合割合を示す。表2に示す配合成分を表2に示す配合割合で配合し、ディゾルバーにより調整し発泡樹脂組成物を得た。次に、基材上に、ナイフコーターを用い、上記発泡樹脂組成物を表2に示す付着量で塗工し、130℃で60秒の加熱により塗膜化した。さらに、そのおもて側に下記表3からなる表面処理剤を固形分付着量が1.1g/mとなるようにグラビア印刷をおこない、130℃で60秒の加熱で乾燥した。その後、225℃のギアオーブンで45秒間加熱発泡させた。発泡させたシートを、表面温度が160℃になるように加熱し、深度0.7mmのエンボスロールを用いてエンボス加工を行い、本発明の壁紙を得た。
Figure 0006120207
Figure 0006120207
比較例1〜8
壁紙用基材として質量65g/m、厚さ0.11mmの一般紙(中越パルプ工業(株)製:「CP−665PD」)を用いた。下記表4に比較例で用いた配合成分及び配合割合を示す。表4に示す配合成分を表4に示す配合割合で配合し、ディゾルバーにより調整し発泡樹脂組成物を得た。次に、基材上に、ナイフコーターを用い、上記発泡樹脂組成物を表4に示す付着量で塗工し、130℃で60秒の加熱により塗膜化した。さらに、そのおもて側に上記表3からなる表面処理剤を固形分付着量が1.3g/mとなるようにグラビア印刷をおこない、130℃で60秒の加熱で乾燥した。その後、225℃のギアオーブンで45秒間加熱発泡させた。発泡させたシートを、表面温度が160℃になるように加熱し、深度0.7mmのエンボスロールを用いてエンボス加工を行い本発明の壁紙を得た。
Figure 0006120207
実施例1〜7ならびに比較例1〜8について、以下の評価を行った。その結果を表5ならびに表6に示す。
Figure 0006120207
Figure 0006120207
表中の評価方法
[発泡厚さ]
ダイヤルゲージを用い、発泡後エンボス加工前の厚さ(基材を含む)を測定。
[製品厚さ]
ダイヤルゲージを用い、エンボス後の厚さ(基材を含む)を測定。
[表面強度]
壁紙工業会の「表面強化性能規定」に基づいて、壁紙の表面強度を測定した。幅25mm、長さ250mmの試験片を採取し、温度20±2℃、湿度65±20%の条件で24時間放置後、JIS−L−0849で規定する摩擦試験機II形を用い、同会指定の摩擦子(荷重200gの金属製爪)を取付け、試験片上を5回往復させて表面の状態を目視により観察し、以下の基準で評価を行った。4級以上が合格と認定される。
5級 変化なし。
4級 表面に少し変化あり。
3級 表面が破けて見える。
2級 表面が破けて壁紙の基材がやや見える(長さ1cm未満)。
1級 表面が破けて壁紙の基材が見える(長さ1cm以上)。
[外観意匠性]
目視により、エンボス形状を忠実に写し取っているかを以下の基準で判断した。
○ エンボス形状が微細部分も含め完全に再現されている。
△ エンボス形状が再現はされているが微細部分の再現が不完全である。
× エンボス形状がほとんど再現されていない。
[不陸隠蔽性]
壁紙の施工基材である石膏ボードに、厚さが0.1mm、直径が20mmである粘着性の丸ラベルを1〜3枚重ねて貼り付けた後、丸ラベルの上に壁紙を施工した。48時間後、斜光にてラベルの形状を目視で観察し、不陸隠蔽性を以下の基準で評価した。
A 丸ラベルが3枚の場合も見えない。
B 丸ラベルが3枚の場合はやや見えるが1〜2枚の場合は見えない。
C 丸ラベルが3枚の場合は見え、2枚の場合はやや見えるが、1枚の場合は見え ない。
D 丸ラベルが2枚の場合は見え、1枚の場合はやや見える。
E 丸ラベルが1枚の場合も見える。
[難燃性]
ISO5660発熱性試験方法(コーンカロリー計法)に準拠した方法で、10分間加熱し、以下の条件をすべて満たす場合を合格とした。
(1)加熱開始後10分間の総発熱量が、8MJ/m以下である。
(2)加熱開始後10分間、防火上有害な裏面まで貫通する亀裂及び穴がない。
(3)加熱開始後10分間、最高発熱速度が10秒継続して200Kw/mを越え ない。
表5、表6の結果より、本発明品は難燃性を維持しつつ、外観意匠性、不陸隠蔽性に優れ、さらには壁紙工業会「表面強化性能規定」に基づく表面強度を満足する壁紙であることが分かる。さらに、本発明品は構成が簡単であり生産性にも優れた壁紙である。

Claims (4)

  1. 基材上に形成されたポリ塩化ビニル樹脂層を含む壁紙であって、前記ポリ塩化ビニル樹脂層は、発泡剤を含有したポリ塩化ビニル樹脂を主成分とする発泡樹脂組成物からなり、さらにポリ塩化ビニル樹脂層のおもて側に表面保護層を有し、表面保護層である表面処理層を塗布加熱乾燥後に発泡し、さらにエンボス加工を行う壁紙において、ポリ塩化ビニル樹脂が平均重合度900〜1200であって、発泡剤がポリ塩化ビニル樹脂100質量部に対し2〜4質量部含み、充填剤をポリ塩化ビニル樹脂100質量部に対し40質量部以下含有し、表面保護層がシリコーン系エマルジョンを塗布してなる表面処理層であって、基材を含む発泡後エンボス加工前の厚さが0.7〜1.2mmであることを特徴とする壁紙。
  2. 基材を含むエンボス後の厚さが0.5〜1.2mmであることを特徴とする請求項1に記載の壁紙。
  3. 表面保護層がアクリル・シリコーン系樹脂エマルジョンを塗布してなることを特徴とする請求項2に記載の壁紙。
  4. ポリ塩化ビニル樹脂層の質量が180〜240g/m であることを特徴とする請求項3に記載の壁紙。
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