JPS58155141A - 自動工具交換装置における工具グリツプ - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （本発明は工作機械の主軸に対して必要な工具を順次自
動的に交換する自動工具交換装置（Ａ・１ぜ）−ｍａｔ
、ｉｃ　′ｒｏＯ１ｃｈａｎｇｅｒ　、　ＡＴＣ、！：
略称スル）ノ工具グリップに関するものである。

ＡＴＣは工作機械の自動化・省力化に不可欠の装置であ
り、独立した大型の工具マガジンから主軸コラムの側面
へ取付ける小型のものに至る種々の規模の装置が開発さ
れ、使用されている。工具マガジン本体の形状も回転ド
ラム型やチェンドライブ型、あるいは交換アーム型など
多くのタイプがあるが、主軸との交換位置を正しく設定
するために、従来は割出し装置が必要であった。

本発明の工具グリップは、特別な割出し装置がなくとも
、無理なく確実に主軸への工具の着脱が可能なように工
夫を加えたもので、その構造上の特徴は、工具グリップ
の爪をバネ材にすると共に。

工具グリップをマガジン本体に固定せず、工具の軸直角
面で左右に首振り可能に設置したことにある。

図面は本発明工具グリップの具体例であって、第１図は
回転ドラム型マガジン本体に設置した一部省略平面図、
第２図は第１図のＡ−Ａ断面図であり、第３図はチェン
ドライブ型マガジン本体に設置した部分平面図、第４図
は第３図Ｂ−Ｂ断面図である。

本発明の工具グリップ（１）は、いずれも工具マガジン
本体とは独立した部材であって、首振り支点と首振り角
の制限の下にマガジン本体側に取付けられている。

第１図に示す回転ドラム型マガジン本体は・回転ドラム
（２）がその内歯歯車（３）とモーター（４）の駆動ギ
ヤー（５）との噛み合いでドラムベース（６）上を回転
する構造であり、この回転ドラム（２）の外周に多数の
工具グリップ（１）が配列されている。

工具グリップ（１）は、第１図から第４図に示すように
テーパー状工具ホルダー（７）の７ランク部（８）の半
周より短い円弧部（９）とし、円弧部（９）の先端より
前方へはその両側へバネ材よりなる爪ＱＯ（１Ｇを突出
させ、７ランク部（８）の前半周側を弾圧挾持する形状
とし、グリップ（１）の後部に首振り支点穴αυと首振
り角（α）の規制穴（６）（６）を設けた形状のもので
ある。ここで、首振り角（α）の規制は、首振り支点穴
Ｑｌ）の方に設けてもよく、第１図において、工具グリ
ップ（１）全体が、角αだけ自由に動くことが必要であ
る。第２図は本発明者が開発したスイングアームＡＴＣ
で工具マガジンを主軸位置と主軸コラム側面のワーク不
干渉位置との間を揺動させるタイプの小型ＡＴＯに応用
した部分図であり、工具マガジンのドラムベース（６）
と一体かつ上方の本体ベース（至）に下向テーパー状の
首振り支点ピンα４と工具グリップ持上シリンダ（ト）
を設け、前記首振り角規制穴（６）（６）に長尺のガイ
ドバーＭを装着し、このガイドバー〇・下部の引掛片α
ηを前記持上シリンダー（至）の持上片（至）が引掛け
て持ち上げ、主軸（１に装着するようになっている。し
たがって、回転ドラム（２）外周に第１図のように密接
して工具を配置しても、交換、装着すべき工具のみを第
２図の実線位置まで持上げ交換するので、他の工具と主
軸との干渉が全くなく、かつ持上シリンダも小出力のも
のでよく、極めて軽量、小型化できているのである。し
かも、工具グリップ（１）がドラム固定型でなく、首振
り支点ビンＱ４の位置で主軸Ｑ呻の位置関係が予め設定
されているから、回転ドラム（２）に特別な割出装置が
付属されていなくとも、はぼ定位置に停止すれば、後は
首振り支点ビンα４のテーパーがガイドになって位置決
めがなされ、ガイドバーａ・と首振り角規制穴（イ）と
の間の隙間（ホ）によって十分な自由度が保持され、難
なく主軸０呻のテーパー穴へ工具ホルダー（７）を装着
させることができるのである。

第３図及び第４図に示すものは、工具グリップ（１）を
チェンドライブ型マガジン本体に装着した例であって、
この場合も、工具グリップ（１）の円弧部（９）より前
方へバネ材よりなる爪ＱＯＱＯが突出し、かつ外方へ湾
曲しているから多少の位置ズレがあっても工具ホルダー
（７）の７ランク部（８）を確実に捕えることができ、
更に首振り支点穴αｐとその前方の首振り角（α）の規
制穴＠とピンＱ１）との隙間（１）のために無理なく主
軸位置に合致させることができる。

工具グリップ（１）はチェンスプロケット翰と噛み合う
ローラチェン（２）のブラケット（ハ）に対して支点ビ
ン（ホ）で揺動自在に固定し、ピン（財）で首振り角（
α）を規制して取付けられている。

以上詳述したように、本発明の工具グリップは工具マガ
ジン本体に対して首振り可能に取付けられているから、
従来、ＡＴＣ装置には必ず付属していた割出し装置を省
略することができ、しかも交換時に主軸を傷めることな
く、円滑な操作が約束できる優れた効果が得られたので
ある。　　　。

【図面の簡単な説明】

第１図は回転ドラム型マガジンに本発明の工具グリップ
を設置した一部省略平面図、第２図は第１図Ａ−Ａ断面
図である。第３図はチェンドライブ型マガジン本体に設
置した部分平面図、第４図は第３図Ｂ−Ｂ断面図である
。 （１１工具グリップ　　（８）　　工具ホルダ−７ラン
ジ部（９）円弧部　　　　　叫　バネ材の爪Ｑｌ）　　
首振り支点穴　　＠　首振り角規制穴α］　本体ベース
　　　α尋　首振り支点ビンＯＩ　　主軸　　　　　　
（σ）首振り角以　　上 出願人　株式会社　森　鉄工所 代理人　弁理士　森　廣三部

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １　工具マガジンに設けられた多数の工具グリップにお
   いて、工具ホルダーのフランジ部の半周より短い円弧部
   の先端両側へバネ材よりなる爪を突出させて設け、工具
   グリップ°の後部の首振り支点により所定の首振り角（
   α）だけ主軸の工具交換位置で首振り可能に工具マガジ
   ン本体へ取付けてなることを特徴とする自動工具交換装
   置における工具グリップ。