JPH0140622Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0140622Y2
JPH0140622Y2 JP11706883U JP11706883U JPH0140622Y2 JP H0140622 Y2 JPH0140622 Y2 JP H0140622Y2 JP 11706883 U JP11706883 U JP 11706883U JP 11706883 U JP11706883 U JP 11706883U JP H0140622 Y2 JPH0140622 Y2 JP H0140622Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
nozzle
tip
welding
chip
chuck
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP11706883U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS6028964U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP11706883U priority Critical patent/JPS6028964U/ja
Publication of JPS6028964U publication Critical patent/JPS6028964U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0140622Y2 publication Critical patent/JPH0140622Y2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、溶接ロボツトの溶接トーチ先端部の
ノズル・チツプを交換するノズル・チツプ交換装
置に関するものである。
第1図、第2図は多関節型の溶接ロボツトの一
例を示すもので、図中1はロボツト本体、2はブ
ーム、3はアーム、4は手首、5は溶接トーチで
あり、この溶接トーチ5は第3図に示すようにな
つている。
通常炭酸ガスアーク溶接等の溶接作業において
は、一定時間毎に溶接トーチ5の先端にあるノズ
ル6、チツプ7を清掃あるいは取換えのため、溶
接トーチ5から取外す必要がある。溶接ロボツト
のオペレータがノズル6、チツプ7を取換えのた
めに、溶接ロボツトの自動操作を中断して、この
様な作業を行なわなければならないことは、非常
に非能率的であり、溶接ロボツト使用によるマル
チオペレーシヨン作業をすること自体が自動化の
メリツトを少なくしてしまうものである。
本考案は上記のことにかんがみなされたもの
で、上記溶接トーチのノズルとチツプを自動的に
交換することができ、溶接ロボツト本来の高能率
を発揮することができるようにしたノズル・チツ
プ交換装置を提供しようとするものである。
以下本考案の実施例を各図面に基づいて説明す
る。なおこの実施例では、通常溶接ロボツトによ
る溶接は炭酸ガスアーク溶接またはMIG溶接に
よる場合が多いので、炭酸ガスアーク溶接による
場合について説明する。
溶接ロボツトに装着される溶接トーチ5は第3
図に示すように、トーチ本体8にオリフイス9が
はめ込まれており、その内側のパイプ10のねじ
に上記チツプ7がねじ込まれている。またトーチ
本体8の外面のねじに上記ノズル6がねじ込まれ
ている。そして通常上記ノズル6及びチツプ7を
清掃する場合、ノズル6を回転してトーチ本体8
からノズル6を取り外して内部のスパツタを除去
する。またこのノズル6を取り外した状態でチツ
プ7の外要が露出するので、このチツプ7の表面
に付着したスパツタを取除く。一方チツプ7を取
り外す場合にはこのチツプ7より突出している溶
接芯線11をチツプ7の先端で切断する。これは
溶接途中の溶接芯線11の先端には溶滴12が付
着していることからこのままではチツプ7が抜け
ないからである。ついでチツプ7を回転してパイ
プ10より取り外す。上記ノズル6及びチツプ7
の先端部外面はテーパ状になつている。
第4図及び第5図は上記溶接トーチ5からノズ
ル6及びチツプ7を取り外すための本考案に係る
ノズル・チツプ交換装置Aを示すもので、図中1
3a,13bは溶接トーチ5のノズル6の外側に
テーパ嵌合により一体嵌合可能にした第1、第2
ノズルチヤツクであり、第1のノズルチヤツク1
3aには逆転用の回転モータ14aが、また第2
のノズルチヤツク13bには正転用の回転モータ
14bが連結してある。一方15a,15bはチ
ツプ7の外側のテーパ嵌合により一体嵌合可能に
した第1、第2チツプチヤツクであり、第1のチ
ツプチヤツク15aには逆転用の回転モータ16
aが、また第2のチツプチヤツク15bには正転
用の回転モータ16bがそれぞれ連結してある。
上記各回転モータ14a,14b,16a,16
bは基板17に固着してある。18は芯線接断装
置であり、この芯線接断装置18は固定刃19
と、可動刃20とからなり、両刃19,20間に
挿入した芯線11は可動刃20を移動することに
より切断されるようになつている。
上記構成において、溶接トーチ5のノズル6及
びチツプ7を交換する場合には、まず溶接トーチ
5のノズル6を第1のノズルチヤツク13aに嵌
合固着し、ついでこの第1のノズルチヤツク13
aの回転モータ14aを駆動して逆転する。かく
するとノズル6がトーチ本体8から取り外され
る。
次に溶接トーチ5を芯線切断装置18の位置に
移動すると共に、溶接芯線11を通常の溶接時に
おける突出し量以上に突出し、この芯線11を上
記芯線切断装置18にて接切断して溶滴付着部を
除去する。その後溶接芯線11を後退させて溶接
トーチ5のパイプ10内に位置させる。
次に溶接トーチ5のチツプ7を第1のチツプチ
ヤツク15aに挿入してこれを嵌合固着し、つい
でこの第1のチツプチヤツク15aの回転モータ
16aを逆転する。かくするとチツプ7がパイプ
10より取外される。
このようにしてスパツタが付着したノズル6及
びチツプ7が取外される。
次に溶接トーチ5は第2のチツプチヤツク15
bに移り、このチツプチヤツク15bにあらかじ
めセツトされた清掃済みのチツプ7に溶接トーチ
5のパイプ10を対向させた後、この第2のチツ
プチヤツク15bを正転用の回転モータ16bに
正転することにより上記チツプ7がパイプ10に
ねじ込まれる。
ついて、この状態の溶接トーチ5を第2のノズ
ルチヤツク13bの位置に移動し、この第2のノ
ズルチヤツク13bにあらかじめセツトされた清
掃済みのノズル6に溶接トーチ5のトーチ本体8
を対向させた後、この第2のノズルチヤツク13
bを回転することにより上記ノズル6がトーチ本
体8にねじ込まれている。
なお上記実施例における作用において、各チヤ
ツク13a,13b,15a,15bを回転する
回転モータ14a,14b,16a,16bの駆
動信号は、溶接ロボツトの制御装置から発信さ
れ、またノズル6及びチヤツク7のねじ込み、取
外しのためのトーチ本体8の上下動は溶接ロボツ
トのテイーチイングにより行なわれ、さらに溶接
芯線11の前進、後退などの寸動操作も溶接ロボ
ツトのテイーチイング作業(作業サイクル)に組
込むことによりその作動が行なわれる。
なお上記実施例では、交換するノズル6及びチ
ツプ7はそれぞれ1個ずつである例を示したが、
これは複数個セツトするように複数組ならべても
よい。これにより、スパツタの付着したノズル
6、チツプ7を2回、3回と取換えることがで
き、極めて長時間にわたつて溶接ロボツトを自動
(無人)運転することができる。
また本考案に係るノズル・チツプ交換装置のセ
ツト場所は溶接作業に支障のない溶接トーチ作業
範囲であればどこでもよい。
本考案は上記のようになり、溶接芯線11をガ
イドするチツプ7と、このチツプ7を囲撓するノ
ズル6とをそれぞれトーチ本体側に螺合して設け
た溶接トーチ5を用いた溶接ロボツトにおいて、
チツプ7より突出する溶接芯線11の先端部を切
断する芯線切断装置18と、ノズル6に係脱自在
に嵌着し、かつノズル6のトーチ本体に対する螺
合をはずす方向に回転する回転駆動源に連結した
第1のノズルチヤツク13aと、ノズル6に係脱
自在に嵌着し、かつ上記第1のノズルチヤツク1
3aと逆方向に回転する回転駆動源を連結した第
2のノズルチヤツク13bと、チツプ7に係脱自
在に嵌着し、かつチツプ7のトーチ本体に対する
螺合をはずす方向に回転する回転駆動源に連結し
た第1のチツプチヤツク15aと、チツプ7に係
脱自在に嵌着し、かつ上記第1のチツプチヤツク
15aと逆方向に回転する回転駆動源に連結した
第2のチツプチヤツク15bとからノズル・チツ
プ交換装置を構成したことから、溶接ロボツトの
溶接トーチ5をテイーチイングにより移動してそ
の先端部を芯線切断装置18及び各チヤツクに嵌
着することにより、溶接トーチ5のノズル6とチ
ツプ7を自動的に交換することができ、溶接ロボ
ツト本来の高能率を発揮することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図は多関節型の溶接ロボツトの
一例を示す平面図と側面図であり、第3図は溶接
トーチの構成を示す一部破断正面図、第4図、第
5図は本考案装置を示すもので、第4図は平面
図、第5図は要部を破断して示す正面図である。 5は溶接トーチ、6はノズル、7はチツプ、1
1は溶接芯線、13a,13bはノズルチヤツ
ク、15a,15bはチツプチヤツク、18は芯
線切断装置。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 溶接芯線11をガイドするチツプ7と、このチ
    ツプ7を囲撓するノズル6とをそれぞれトーチ本
    体側に螺合して設けた溶接トーチ5を用いた溶接
    ロボツトにおいて、チツプ7より突出する溶接芯
    線11の先端部を切断する芯線切断装置18と、
    ノズル6に係脱自在に嵌着し、かつノズル6のト
    ーチ本体に対する螺合をはずす方向に回転する回
    転駆動源に連結した第1のノズルチヤツク13a
    と、ノズル6に係脱自在に嵌着し、かつ上記第1
    のノズルチヤツク13aと逆方向に回転する回転
    駆動源に連結した第2のノズルチヤツク13b
    と、チツプ7に係脱自在に嵌着し、かつチツプ7
    のトーチ本体に対する螺合をはずす方向に回転す
    る回転駆動源に連結した第1のチツプチヤツク1
    5aと、チツプ7に係脱自在に嵌着し、かつ、上
    記第1のチツプチヤツク15aと逆方向に回転す
    る回転駆動源に連結した第2のチツプチヤツク1
    5bとからなることを特徴とする溶接ロボツトの
    ノズル・チツプ交換装置。
JP11706883U 1983-07-29 1983-07-29 溶接ロボツトのノズル・チツプ交換装置 Granted JPS6028964U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11706883U JPS6028964U (ja) 1983-07-29 1983-07-29 溶接ロボツトのノズル・チツプ交換装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11706883U JPS6028964U (ja) 1983-07-29 1983-07-29 溶接ロボツトのノズル・チツプ交換装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6028964U JPS6028964U (ja) 1985-02-27
JPH0140622Y2 true JPH0140622Y2 (ja) 1989-12-04

Family

ID=30269626

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11706883U Granted JPS6028964U (ja) 1983-07-29 1983-07-29 溶接ロボツトのノズル・チツプ交換装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS6028964U (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6413521U (ja) * 1987-07-15 1989-01-24
JP2002192345A (ja) * 2000-12-25 2002-07-10 Sekisui Chem Co Ltd 溶接ノズル・チップの交換装置
US10702941B2 (en) * 2017-02-27 2020-07-07 General Electric Technology Gmbh System, method and apparatus for welding tubes

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6028964U (ja) 1985-02-27

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP1504845B1 (en) Tool changing device and tool cleaning method for turrets or magazines
US7439471B2 (en) Apparatus and method for automated servicing of a welding torch
US6409641B1 (en) Cleaning device for machine tool
JPH10118884A (ja) 機械加工における切削液噴霧システム
JPH0140622Y2 (ja)
JP2002192345A (ja) 溶接ノズル・チップの交換装置
JP2009291912A (ja) 工作機械における工具ホルダの洗浄装置
JP3173500B2 (ja) 溶接トーチ用コンタクトチップの交換装置
CN1037668C (zh) 焊炬清理装置
JP2786105B2 (ja) 溶接トーチの整備装置
KR100406291B1 (ko) 회전공구 로봇 자동화 시스템의 자동비트교환 기구
JPH0366100B2 (ja)
JPH02205265A (ja) 可搬形溶接ロボットのノズルクリーナ装置
JPH06206139A (ja) 流体供給装置
JPH01281840A (ja) 切り粉除去装置
JP2002160062A (ja) 溶接トーチのスパッタ除去装置
JP2677311B2 (ja) 溶接トーチノズルの交換装置
US6539277B1 (en) Lapping surface patterning system
JPH04138873A (ja) 溶接トーチノズルの交換装置
JPS62130873U (ja)
JPH055347U (ja) 工作機械の切粉除去装置
JP2001038571A (ja) 回転駆動型工具
JPH04315545A (ja) 洗浄ノズル
KR950010973B1 (ko) 브레이징 비드 컷팅 로보트 시스템
JP2001287032A (ja) 仕口梁フランジの溶接装置