JPS58154984A - テレビジヨン信号の記録装置 - Google Patents

テレビジヨン信号の記録装置

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Publication number
JPS58154984A
JPS58154984A JP57037851A JP3785182A JPS58154984A JP S58154984 A JPS58154984 A JP S58154984A JP 57037851 A JP57037851 A JP 57037851A JP 3785182 A JP3785182 A JP 3785182A JP S58154984 A JPS58154984 A JP S58154984A
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JP
Japan
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recording medium
recording
signal
annular
cartridge
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Pending
Application number
JP57037851A
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English (en)
Inventor
Toshio Kaneshiro
金城 寿雄
Seiichi Takashima
高島 征一
Kenji Kawano
兼資 川野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Victor Company of Japan Ltd
Nippon Victor KK
Original Assignee
Victor Company of Japan Ltd
Nippon Victor KK
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Publication date
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    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N5/00Details of television systems
    • H04N5/76Television signal recording
    • H04N5/78Television signal recording using magnetic recording
    • H04N5/781Television signal recording using magnetic recording on disks or drums

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 近年になって、ビデオテープレコーダ(VTR)の超小
型化を図がると共に、各種形式の固体撮像素子と集積回
路の使用によるテレビジョンカメラ(以下、テレビジョ
ンを■と略記されることもある)の超小型化を図かり、
前記の超小型化VTRと超小型化Wカメラとを一体化し
た構成の超小型軽量のカメラ一体化VTR(い゛わゆる
電子8ミリ装置)についての開発研究が盛んに行なわれ
るようになり・ また・写真フィルムを使うスチルカメ
ラに代わって、電気的に静止画像を記録する、いわゆる
電子カメラについても、開発研究が行なわれて来ており
、写真フィルムの代わりに超小型のフレキ/プル自気デ
ィスクを用いて映像信号を記録する形式の電子式カメラ
については、35ミUの一眼レフカメラ並みの大ぎさに
まで小型化されたものが、既に実用化段階に達したとし
て公表されるに至っており、本出願人会社でも、35ミ
リの写真フィルムのバトーーネ程度の大きさの環状の記
録媒体を用いて、駒撮り記録や短時間の連続記録の可能
な超小型の映像記録装置についての提案を行なってきて
いる。
本出願人会社で超小型の映像記録装置(41I像録画装
置)の記録媒体として好適であると考えて採用したll
l状の記録媒体&!、それの記録面と記録再生素子との
相対的な線速度が、環状の記録媒体の全局面にわたって
一定あるいは略々一定であるから、記録媒体の全周面が
記録再生の領域として有効に利用できるという可能性が
あり、また、それが、例えば35ミリフイルムのバトp
−ネ(全長47■、直径25.)、あるいは前記のパト
ーーネを収納するケース(全長53日、直径31鵡)と
同程度の大きさとなされた場合でも、世界で最も普及し
ている型式によるホームV′TRにおける磁気ヘッドと
磁気テープ間の相対線速度5.8 m/ s  と同程
度の相対線速度が得られるから、今、例えば直径が31
籠で長さが50−の環状の記録媒体を毎分3600回転
させて、それの周速度を5.8m/sとし、それの−回
転毎に■映像信号の1フイ一ルド分を記録させるとし、
記録跡中が3μm、ガートバンドが1.5μm1記録跡
間隔が4.5μmとして記録した場合に、前記したよう
な形状寸法の環状の記録媒体には、10800駒の静止
画像が記録でき、また、通常のW映像信号の3分間にわ
たる連続記録や、フィールドスキップ方式の採用による
6分間の記録が可能であるというように、小さな形状寸
法で大きな記録容量が得られ、かつ、記録媒体における
中空の内部空間に、記録媒体の駆動用のモータを設置す
ることもでき、それにより記録再生装置を小型化するこ
とも容易であるなどの諸特徴を有しており、多くの機器
における記録媒体としても有効に使用できるものである
第1図は、環状の記録媒体を容器に収納してなるカート
リッジを用い工、情報信号の記録を行ないうるようにし
た記録装置の一例として挙げる電子式カメラの透視斜視
図であり、この第1図において、lはレンズ、2はノへ
一7ミラー、3は固体撮像素子(固体撮像素子3として
はC■型、yIDS型、CPD型、CID型などの各種
構成形式のものから適当なもの′を選定し1使用できろ
)であって、被写体(図示せず)からの光は図中の一点
鎖線で示すように、レンズ1とハーフミラ−2とを通し
て固体撮像素子3の光電変換部に与えられ、固体撮像素
子3では被写体の画像と対応する映像信号(画1#信号
)を発生する。
また、・−一7ミラー2で反射された一部の光は、ミラ
ー4で反射されて光学的ビューファインダー5へ与えら
れ、そこで被写体の像を撮像者に確認させうるようにす
る。6は電子式カメラの動作用電力を供給する電池であ
り、また、7は回路基板、8はシャッタ釦、9は操作用
スイッチ、10はレリーズ釦である。
11は円筒形状(あるいは截頭円霊形林であつ又もよい
)の磁気記録媒体がケース中に収納された状態のものと
して構成されているカートリノン12を電子式カメラの
筐体内へ挿入装着したり、筐体内から取出すための開口
部に設けられた開閉蓋であり、また、13は磁気ヘッド
、15は磁気ヘッド13の移送機構s、14は磁気ヘッ
ド13の移送機構m15に設けられたフィードモータで
ある。記録動作時にお−て、カートリッジ12における
ケース内に収納されている磁気記録媒体は、信号の記録
に適用されるW方式における垂直走査標準と関連する回
転数で高速回転駆動され、また、静止状態におかれてい
るケースの側面に図中の上下方向に設けられている溝孔
を通して磁気ヘッド13の先端部が磁気記録媒体の表面
に当接された状態において、磁気ヘッド13の移送機構
部15によって連続的または間欠的に移送されることに
よって、磁気記録媒体の記録面には所定の記録跡間隔を
示す記録跡が形成され、磁気記録媒体の1回転毎に形成
される記録跡により、垂直周期またはそれの整数倍の時
間長づつの映像信号が記録される。
本発明は、第1図に示す電子式カメラのような超小型な
撮像録画装置に応用しても好適な環状の記録媒体を用い
て、テレビジョン信号の記録が良好に行なわれうるテレ
ビジョン信号の記録装置を提供するものであり、以下、
添付図面を参照しながら本発明のテレビジョン信号の記
録装置の具体的な内容を詳細に説明する。
まず、第2図(a) 、 (b)図を参照して環状記録
媒体構体MSについて説明する。第2図(al 、 (
b)図は本発明のテレビジョン信号の記録装置において
テレビジョン信号の記録のために用いられる環状記録媒
体構体MSの構成例を示す斜視図であり、この第2図(
a) 、 (b1図では、一部を破砕して構成の説明が
容易となるような図示の仕方が採用されており、また、
この第2図(at 、 (b)図に示す環状記録媒体構
体眉では、図示説明の簡略化を図かるためにそれをケー
スへ収納する時に必要とされる保持機構部分についての
図示を省略している。
第2図(al図に示す円筒状のM及び第2図fb1図に
示す截頭円筒状のMは、それぞれ柔軟性を有する環状の
記録媒体であり、以下の説明ではこの環状の記録媒体M
は、ベースとなる薄膜の表面または裏面の一方または双
方に磁性薄膜により記録面を形成させた磁気記録媒体で
あるとされている。前記した柔軟性を有する環状の磁気
記録媒体Mの一端部には、七拳の端部の断面形状を所定
の直径の円形状に規制し、かつ、磁気記録媒体Mと一体
的に回転しうる如くになされた支持部材Sが設けられて
いて、前記した磁気記録媒体Mと支持部材Sとにより磁
気記録媒体構体祁が構成される。
環状の磁気記録媒体Mは、ベースとして例えば厚さが2
0μm〜200μmの高分子材料膜を用いそれの表面と
裏面との一方または双方に6性薄膜により記録面を形成
させた継目なしのものとして構成されていても、あるい
は、厚さが20μm〜200μmの高分子材料膜のベー
スの片面または両面に磁性薄膜による記録面を形成させ
たシート状のものを環状に曲げて継ぎ合わせた構成形態
のものとなされていても、あるいはまた、支持部材Sの
部分と一体的に成形加工された高分子材料膜をベースと
し、それの片面または両面に磁性薄膜による記録面を形
成させた構成のものとされていてもよい。
何れにしても、柔軟性を有する環状の磁気記録媒体Mは
、薄いベースの表面と裏面との一方または双方に、強磁
性材料を塗布、蒸着、スパッタリング、イオンブレーテ
ィング、無電界メッキ、電気メッキなどの手段によって
付着させて、水平磁化記録法による磁気記録再生方式に
適する磁性薄膜による記録面、または垂直磁化記録法に
よる磁気記録再生方式に適する磁性薄膜による記録面を
形成させているものとして構成されるのである。
なお、記録媒体が62記録媒体でない場合に、記録媒体
に形成させるべき記録面は、その記録媒体を用いて行な
われる記録内生方式に適した構成態様のものとして薄い
ベースの片面もしくは両面に形成されるのであることは
いうまでもない。
柔軟性を有する環状の記録媒体Mと、支持部材Sとから
なる第2図(a) 、 (b1図示の環状記録媒体構体
Sには、それの支持部材Sの中心部に、記録装置側に設
けられている駆動機構部における駆動軸と結合する結合
孔16が穿設されていると共に、環状記録媒体構体Mの
回転位相を示す信号を発生させるためのマークmが設け
られている。
前記のマーク貢は、環状記録媒体構体MSにおける支持
部材Sの周辺付近に、第2図(a) 、 (b1図中の
実線図示のmのように設けられたり、あるいは第2図(
al 、 (b)図中の点線図示のmのように、環状記
録媒体Mの開放端付近に設けられる。
前記したマークmは、記録装置側におけるマークmの検
出手段として光学的手段(フォトセンサ)が用いられる
場合には、環状記録媒体構体MSの表面の光の反射率と
は異なる光の反射率を有するように構成さ第1た反射マ
ークが採用され、また、記録装置側におけるマークmの
検出手段として磁気的手段(5B気センサ)が用いられ
る場合には、例えば磁石の小片が採用されるなどのよう
に、環状記録媒体構体MSに設けられるべきマークmは
、記録装置側で用いられるマークmの検出手段(信号発
生器)の構成動作原理と対応しているものが採用される
第3図は、前記した第2図に示した環状記録媒体構体M
Sにテレビジョン信号を記録する記録装置側の駆動機構
部MDや記録素子の移送機構部SDを示す斜視図であり
、また、第4図は第3図示の駆動機構部MDIC31状
記録媒体構体MSを装着した状態における縦断面図であ
る。
第3図及び第4図において、Bは記録装置の基板であり
、この基板Bには駆動機構部卸や記録素子の移送機構部
SD、及び信号発生器の取付体Fなどが固着されている
。駆動機構部MDは、筒状体Cノ内部にモータ17を収
納して構成されており、モータ17としては例えばコア
レス型の直流モータが使用されてもよい。
モータ17が取付けられる筒状体Cは、それの外周面が
環状記録媒体構体MSにおける環状の記録媒体Mの内周
面に対して、例えば70μm±30μm程度の間隙を介
して対面しうるような形状寸法のものとして構成されて
いて前記の間隙の空気層が駆動機構部MDに装着された
状態で高速回転される環状の記録媒体Mに対する空気軸
受を行ないうるようになされる。
モータ17は、前記した筒状体Cの天板30にねじ20
.21によって固着されており、モータ17の回転軸1
8に連結された駆動軸19には、環状記録媒体構体MS
の支持部材Sに設けられた結合孔16が嵌合される。そ
して、駆動機構部MDと環状記録媒体構体MSとは、適
当な回向手段によ−って一体的に結合される。第4図示
の構成例において、前記した両者間の固着手段としては
、クランプねじ29が用いられているが、前記両者間の
固着手段としては、前記両者の嵌合により両者間が自動
的に固着されるような手段の適用されることが望ましい
24は永久磁石、25はモータケース、26はコイル、
27はプラン、28はモータ17に動作用電力を供給す
る線である。
駆動機構部MDに環状記録媒体構体MSが装着されて、
モータ17が所定の回転数、例えば毎分3600回転で
回転すると、環状記録媒体構体MSにおける環状の記録
媒体Mは、既述した空気軸受の作用により安定な表面状
態で高速回転を行なって、記録素子13により良好な状
態での記録が行なわれる。
記録素子の移送機構部りは、移送用モータ(フィードモ
ータ)14ニよって回転される送りねじ47と前記の送
りねじ47に噛み合う送りナツト48と、案内棒49と
、前記した送りナツト48に固着されたアクチュエータ
50などで構成されており、アクチュエータ50に取付
けられている記録素子13が環状記録媒体構体MSKお
ける環状の記録媒体Mの記録面に当接して所定の移送態
様で移送されることにより、m秋の記録媒体Mの記録面
には、らせん状の記録跡、あるいは、環状の記録跡が形
成される。
移送用モータ14としては、例えば、パルスモータ、あ
るいはギャード減速直流そ一夕などを用いることができ
、環状の記録媒体Mの記録面に、テレビジョン信号を連
続的に記録する場合には、移送用モータ14によって送
りねじ47を連続的に回転させて、記録面上のらせん状
の記録跡にテレビジョン信号を記録し、また、環状の記
録媒体Mの記録面に、テレビジョン信号の駒撮りを行な
う場合には、移送用モータ14により送りねじ47を間
欠的に回転させて、記録面上の環状の記録跡にテレビジ
ョン信号を駒撮り記録する。
さて、環状記録媒体構体MSが記録装置側の龜駆動機構
部順に装着されて行なわれるテレビジョン信号の記録動
作において、環状の記録媒体Mの記録面の全体に対する
テレビジョン信号の記録が、駆動機構部辿へ装着された
環状記録媒体MSを一度も駆動機構部助から離脱しない
状態で行なわれた場合には、駆動機構部■における駆動
軸の回転位相と、前記の駆動機構部独の駆動軸に固着さ
れた環状記録媒体構体MSの回転位相とは、駆動機構部
MDへR秋記録媒体構体MSが装着され続けている間中
は一定の関係に保たれているから、駆動機構部MDの駆
動軸19の回転位相を示す信号を発生させて、それと記
録の対象とされているテレビジョン信号の垂直同期信号
とを用いて自動位相制御回路を動作させて、駆動機構部
MDの駆動軸の回転位相、すなわち、駆動回転モータ1
7の回転位相が自動制御されるようにすれば、環状の記
録媒体Mに記録されるテレビジョン信号は、それの垂直
同期信号の記録位置が、環状の記録媒体Mにおける特定
な位置の母線上に整列した状態で記録されることになる
から、モータ17の駆動回転が断続的に行なわれている
状態においての環状の記録媒体Mへのテレビジョン信号
の記録動作によっても、環状の記録媒体Mに紀舞された
テレビジョン信号の垂直同期信号部分の記録位置は、環
状の記録媒体Mにおけろ特定な母線上に揃った状態とな
り、したがって、いわゆる、つなぎ操りを行なったり、
記録画像の入れ替えを行なうことも容易である。
ところが、環状記録媒体構体MSにおけろ環状の記録媒
体Mは、大きな記録容量を有しているから、環状の記録
媒体Mの記録面の全体が記録済みの状態となされない内
に、環状記録媒体構体MSを記録装置の駆動機構部MD
から何回も取外すし、それを再生装置の駆動機構部に装
着して、記録した信号を再生してみる、というようなこ
とが行なわれることもあり、その場合には、記録装置に
おける駆動機構に対する同一の環状記録媒体構体MSの
装着が何回も繰返えして行なわれることになるが、その
際に側動機構部即における駆動軸と環状記録媒体構体M
Sとの周方向における相対的な位相関係は常に同一とは
ならないから、前記のように、環状記録媒体構体MSが
何度も記録装置の駆動機構部MDへの着脱が繰返されな
がら、環状の記録媒体Mに順次にテレビジョン信号が記
録された場合には、同一の環状記録媒体構体MSから再
生されるテレビジョン信号による再生画像でも、記録時
に環状記録媒体構体MSが記録装置の駆動機構部旧へ着
脱された部分と対応して画像が乱れるようなことが起こ
る。
また、前記のように記録装置における駆動機構部に対し
て環状記録媒体構体MSが装着される際の取付は位相が
ランタムであることは、ms記記録体構体MSにおける
環状の記録媒体Mが、それの特定な母線位置において継
ぎ目を有する構成形態のものであった場合にも重大な支
障を起こす。
すなわち、特定な母線位置に、継ぎ目を有するような構
成形態の環状の記録媒体Mに、テレヒンヨン信号を記録
する場合には、環状の記録媒体Mにおける継ぎ目の位置
付近に画像に映出されない信号部分、すなわち、テレヒ
ンヨン信号における垂直帰線消去期間付近の信号部分が
記録されることが必要とされるのであるが、萌述のよう
に、環状記録媒体構体MSの駆動機構部に対する取付は
位相がう/タムである場合には、環状の記録媒体Mにお
ける継ぎ目の位置に、常に、記録の対象とされるべきテ
レビジョン信号の垂直帰線消去期間付近の信号部分が記
録されるようにすることはできないのである。
ところで、環状の記録媒体Mとして継ぎ目のある構成形
態のものは、前記のような問題点を有していても、現状
においては継ぎ目なしの環状の記録媒体に比べて製作上
において製作が容易であるという利点、表面性が極めて
良好で、かつ、縦横の両方向に延伸配向されていて機械
的に極めて強靭なフラットシートを用いて作ることがで
きるために、それ自体で良好な環状を保持する環状の記
録媒体を容易に構成することができるという利点を有し
ているために、継ぎ目を有する環状の記録媒体Mを使用
することは現在のところでは好ましいとさえされている
すなわち、継ぎ目なしの環状の記録媒体Mのベースを熱
可塑性合成樹脂原料を用いて、例えばインフレーション
法により、す/ゲタイスの間隙を複数回通過させて作っ
た場合には、外周面に縦の筋が生じたものが作られるが
、表面の仕上げに一−ラによる成形加工を適用すること
ができないtこめに、前記した外周面の縦方向の筋は除
去できず、また、腰が弱くてそのままでは環状形状に自
己保持することも難かしく、したがって、表面の仕上げ
が良好で、薄い磁性層が形成さtまた状態の環状の記録
媒体を得ろことは困難であるが、加熱下に縦横方向に3
〜4倍に延伸して配向させ、高温で熱固定して作られた
ポリエチレンテレフタレートフィルムは、使用温度範囲
が一70℃〜150℃において、引張強さ、伸び、耐衝
撃性などの機械的強度に優れ、また、表面性も良好であ
るから、このようなフラットノートを用いて、それを環
状に曲げて環状の記録媒体のベースとすると、前述のよ
うに優れた特性の環状の記録媒体を得ることができるの
である。
第5図(al〜(C)図は、フラットノートを環状に曲
げて継ぎ目を有する環状の記録媒体を作る場合の継ぎ目
部分の加工法を説明する図であり、第5図(81図は、
継ぎ目の部分においても厚さが変化することがないよう
に、継ぎ目部分となる端部な、互いの厚さが相補的に変
化するような状態に加工して、その切口を固着して継ぎ
目部分を構成させる場合の説明図であって、図中のKは
切口を示している。
また、第5図(b1図は、端部な突合わせ、裏面側に別
の補助シートを貼着して継ぎ目部分を構成させる場合の
説明図、第5図(c1図は端部な重ね合わせて、その重
ね合わせた部分を固着させて継ぎ目部分を構成させる場
合の説明図である。前記した継ぎ目部分における固着は
、ベースに用いられている材料に応じて、あるものでは
加熱融着されることによって行なわれ、まtこあるもの
ではエポキシ系の接着剤を用いることによって行なわれ
る。
11秋の記録媒体Mが継ぎ目を有する構成形態のものと
して作られていた場合には、継ぎ目の部分に僅かな凹凸
の生じることは避けられず、したがって、環状の記録媒
体Mの記録面に当接している記録素子は、継ぎ目の凹凸
部分において記録面から離れることが起こり、記録信号
中に信号の欠落が生じることになる。
例えば、直径が30−の環状の磁気記録媒体を毎分36
00回転させて、磁気ヘッドにより1回転に1フイ一ル
ド分のテレビジョン信号を記録しているときに、記録媒
体面上における1水平走査期間の記録長は約0.36w
nとなるが、実験によると前記した継ぎ目の部分におけ
る信号の欠落は再生画像中で約2水平走査期間にわたっ
て生じることが認められたので、前記した継ぎ目部分の
凹凸によって磁気ヘッドと記録媒体との接触状態が不良
となるのは約072m程度の長さの範囲となるが、環状
の記録媒体Mが継ぎ目を有するものであった場合に、継
ぎ目の部分で信号中に生じろ信号の欠落部分が、再生画
像中に現われたのでは、再生画像の品質が著るしく劣化
してしまう。
それで、継ぎ目を有する環状の記録媒体Mに対してテレ
ビジョン信号を記録する場合には、環状記録媒体構体の
回転位相を示す信号と、記録の対象とされているテレビ
ジョン信号における垂直同期信号とを用いて、環状の記
録媒体Mの継ぎ目の部分に、記録の対象とされるテレビ
ジョン信号における垂直帰線消去期間付近の信号が記録
される状態となるように、駆動機構部のモータ17の回
転位相を制御するのである。
第6図は、記録装置における駆動機構部−のモータ17
0回転位相制御系部分と、記録素子の移送機構部部の駆
動系部分とのプρツク図であって、この第6図において
、Mは環状の記録媒体、PSは環状記録媒体構体MSの
回転位相を示す信号を発生させる信号発生器であり、前
記した信号発生器PSは環状記録媒体構体MSに設けら
れたマークmを検出して回転位相信号を発生する。
31は増幅器、32は位相調整器、33は比較器、34
は台形波発生器、35は記録の対象とされているテレビ
ジョン信号中の垂直同期信号の入力端子、3640はパ
ルス発生器、41は記録信号の入力端子である。
環状記録媒体構体MSに設けられているマークmを検出
して回転位相信号を発生する信号発生器兇からの出力信
号は、増幅器31で増幅されてから位相調整器32に4
えられる。位相調整器32は、lIl伏記録記録構体M
Sにおけるマークmが付されている位置に対して、環状
の記録媒体Mに記録されるテレヒジミン信号の垂直同期
信号の記録位置が、環状の記録媒体における特定な母線
位置となるよう圧調整するためのもので、例えば単安定
マルチバイブレータを用いて構成することもできろ。
位相調整器32からの出力信号は比較器33に加えられ
るが、この比較器33には台形波発生器34で発生され
た台形波も与えられている。前記した台形波発生器34
は、入力端子35に供給された垂直同期信号(記録の対
象とされているテレビジョン信号における垂直同期信号
)に基づいて台形波を発生させる。
位相比較器33では、回転位相信号と台形波との位相を
比較して位相誤差信号を茜生じ、それを積分回路36に
加える。積分回路36の出力信号はモータ駆動回路37
に供給されて、モータ駆動回路37では前記した位相誤
差信号に応じて変化するモータ17の駆動電力を発生し
てモータ17に供給する。
上記した第6図示の構成のモータ17の回転位相制御系
の制御動作により、記録の対象とされているテレビジョ
ン信号における垂直同期信号の記録位置が環状の記録媒
体RIHCおける特定な母線位置に揃う状態となるよう
に、環状記録媒体構体MSの回転位相が自動制御される
また、移送機構部SDは、記録装置で設定された動作モ
ードに従って入力端子38に供給される制御信号に基づ
いて、移送用モータ14が連続回転を行なったり、ある
いは間欠的な回転を行なったりすることにより、環状の
記録媒体Mの記録面に、らせん状あるいは環状の記録跡
が記録素子13によって形成されるように動作する。
これまでの説明では、記録装置においてテレビジョン信
号の記録のために用いられる環状の記録媒体Mが、第2
図(a) 、 (b)図示のようなものであるとされて
いたが、この第2図(a) 、 (b)図示のような構
成の環状記録媒体構体MSの場合には、環状の記録媒体
Mがむき出しの状態であるために、記録面に損傷が生じ
易かったり、取扱いが不便であったりするから、環状記
録一体構体MSはそれが容器中に収納されてカートリッ
ジ化されていることが望ましい。
第7図乃至第16図は、環状記録媒体構体MSを容器部
材に収納してカートリッジ化し1こものの斜視図や縦断
面図であり、また、第17図及び第19図はカートリッ
ジが装着される駆動機構部の斜視図、第18図及び第2
0図は駆動機構部にカートリッジが装着された状態にお
ける縦断面図である。
第7図乃至第16図に示されている環状記録媒体のカー
トリッジにおいて、柔軟性を有する環状の記録媒体Mと
支持部材Sとからなる環状記録媒体構体は、それと容器
部材とが係止されることによって、環状記録媒体構体に
おける環状の記録媒体Mが容器部材の二重壁部分に、形
成された空間中に収納された状態で、容器部材とともに
環状記録媒体のカートリッジを構成しており、環状記録
媒体のカートリッジは全体として一端開放の中空空洞を
備えた形態のものとなされ−ている。
前記の環状記録媒体のカートリッジにおける環状記録媒
体構体は、環状記録媒体のカートリッジが記録装置側に
設けられている駆動機構部に正しく装着され1こ状態に
おいて、環状記録媒体構体のどの部分も容器部材に接触
していない状態で、駆動機構部によって高速回転されう
るように、環状記録媒体構体の形状寸法と、容器部材の
形状寸法とが定められるのである。
また、前記のように環状記録媒体構体が容器部材と組合
わされて環状記録媒体のカートリッジが構成されている
ために、容器部材の壁部には記録装置側に設けられてい
る記録素子の通過移送用の長孔56が穿設されており、
さらに、環状記録媒体のカートリッジが記録装置側の駆
動機構部に装着される#!に、前記した容器部材の壁部
に穿設されている記録素子の通過移送用の長孔56が、
記録装置側に設けられている記録素子と正しく対応する
位置関係となされるような装着姿態で、環状記録媒体の
カートリッジが記録装置側の駆動機構Igに装着される
ようにするために、環状記録媒体のカートリッジの容器
部材にはカートリッジの装着姿態の規制部57が設けら
れている。
また、環状記録媒体のカートリッジに収納されている環
状記録媒体構体には、それの回転位相を示す信号を発生
させる1こめの手段として、例えば光学的なマークm、
あるいは磁気的なマークmが施こされていて、環状記録
媒体のカートリッジを記録装置側の駆動機構部に装着し
て、環状記録媒体構体が駆動機構部により駆動回転され
た際に、記録装置側に設けられている信号発生器から、
環状記録媒体構体の回転位相を示す信号が発生されるよ
うにし、その信号がmeの記録媒体に対する情報信号の
記録動作時に用いられるようにされることは既述した場
合と同様である。
第7図の斜視図と第9図の縦断面図とによって示されて
いる環状記録媒体のカートリッジ、及び、第8図の斜視
図と第10図の縦断面図とによって示されている環状記
録媒体のカートリッジとは、環状の記録媒体Mと支持部
材Sとによって構成された環状記録媒体構体を収納する
容器部材が一端部に結合部51a、52aを備え、他端
部に円板状部51b。
52bを備えている円筒状の外筒51と円筒状の内筒5
2とによって構成されているが、前記の外筒51及び内
筒52などは、それぞれプラスチックスの成型品として
容易に作ることができる。
前記した円筒状の外筒51の円板状部51bと、円筒状
の内筒52の円板状部52bとには、それぞれの中心部
に孔53.54が穿設されており、円筒状の内筒52の
円板状部52bの中心孔54には、環状記録媒体構体の
支持部材Sの突出部S□が遊嵌される。
第7図と第9図及び第8図と第1O図とによってそれぞ
れ示されている環状記録媒体のカートリッジは、まず、
内筒52の円板状$ 52bの中心孔54K、環状記録
媒体構体の支持部材Sの突出部S1を遊嵌させた後に、
外筒51をかぶせて、外筒51の結合部51mと内筒5
2の結合部52aとを適当な固着手段、例えば、接着剤
による固着、ねじによる固着、あるいは結合部同士によ
る螺着などによって固着することによって作られる。
上記のようにして作られた環状記録媒体のカートリッジ
は、内筒52と外筒51との間に形成される空間部55
中に、me記記録体Mが収納され、また、外筒51にお
ける円板状部51bと内筒52における円板状部52b
との間の部分に、支持部材Sが収納されており、かつ、
前記した容器部材における外筒51と内筒52との間尺
収納された環状記録媒体構体は、それと容器部材との間
に僅かながたが存在するようになされている。そして、
環状記録媒体のカートリッジが記録装置側の駆動機構部
へ後述のように装着されて、環状記録媒体構体の支持部
材Sの中心に穿設されている結合孔16へ駆動機構部の
駆動軸19が嵌合された状態になされると、容器部材中
に収納されている環状記録媒体構体は、それのどの部分
も容器部材に接触していない状態となされる(この点は
、第11図乃至第16図を参照して説明するカートリノ
ンについても同様である)。
第7図乃至第10図に示すl!J秋記録媒体のカートリ
ノンにおいて、56は記録素子の通過移送用の長孔であ
り、この長孔56は、第7図と第9図とによって示され
ているカートリッジにおいては、外筒511C形成され
ており、また、第8図と第10図とによって示されてい
るカートリッジにおいては内筒52に形成されている。
すなわち、第7′図と第9図とによって示されているカ
ートリッジでは、環状の記録媒体Mの外周面に対して記
録素子による記録が行なわれ、また、第8図と第10図
とによって示されているカートリッジでは、環状の記録
媒体Mの内周面に対して記録素子による記録が行なわれ
るのである。
第7図及び第9図に示すカートリッジにおいて、内筒5
2の内周面の一部に母線方向に延長する状態に設けられ
ている突起57は、カートリッジの装着姿態の規制部で
あるが、カートリッジの装着姿態の規制部は外筒51の
外周面へ設けられてもよい。
第8図及び第1θ図に示すカートリッジについては、図
中にカートリッジの装着姿態の規制部57が示されてい
ないが、この第8図及び第1θ図に示すカートリッジに
おいても、カートリッジの装着姿態の規制部が内筒52
あるいは外筒51の所定位置へ設けられるものであるこ
とはいうまでもない。
環状記録媒体構体の回転位相を示す信号を発生させるた
めに、環状記録媒体構体の支持部材Sの外周の任意の位
置に、磁石の小片を埋設したり、あるいは光の反射率が
支持部材Sの外周部の尤の反射率とは異なる物体の小片
を付着させたりしてマークmを設ける。
前記した信号Φ発生が、磁気的手段によって行なわれる
のか、あるいは光学的手段によって行なわれるのかに従
って、1fla記録媒記録体に施こされるべき信号発生
用のマークmの構成態様&ま異なることはいワまでもな
い。信号の発生力;光学的手段によって行なわれろ場合
には、環状の6己録媒体Mの開放端付近に光の反射マー
クを設もするようにしてもよい。また、鋳記した信号の
発生力;光学的手段によって行なわれるようになされて
いる場合には、容器部材の全体、あるいは所定の部分を
信号の発生に使用される光に対して透明な物質で構成し
たり、容器部材の一部に信号の発生に使用される光を通
過させるための透孔な設(十たりすることが必要である
(環状記録媒体の回転位相を示す信号の発生の1こめの
手段についてGま、第11図乃至第16図に示されてい
るカートリッジでも同様である)。
第11図と第13図とによって示されているカートリッ
ジ、及び第12図と第14図とによって示されているカ
ートリッジは、第7図乃至第10図を参照して既述した
カートリッジとを言容器部材にお(する外筒の形状が異
なり、そのkめに、容器部材と環状記録媒体構体との係
止の態様を異にしているだ(すである。
すなわち、第11図乃至第14図に示すカートリッジに
おける容器部材の外筒511/ck1円板状部力;なく
、したがって、容器部材と環状記録媒体構体との係止の
態様が、1111記録媒体構体の支持部材Sの突出部S
1の先端部付近にリング58を固着して、内筒52の円
板状部52bを支持部材Sの下面とリング58とによっ
て挾み込むようなものとしている。第11図乃至第14
図に示すカートリッジにお(する環状S己録媒体構体と
容器部材との係止態様においても、環状記録媒体構体と
容器部材とは〜、僅力・の力;た力;存在する状態で結
合されていて、カートリッジカニ記録装置側の駆動機構
部へ正しく装着された状態1において、ll状記録媒体
構体は、それのどこの部分も容器部材へ接触しない状態
で、駆動機構部にって高速回転されるのである。
第11図乃至第14図に示されているm状記録媒体のカ
ートリッジは、外筒51に円板状部を備えていないから
、外筒51と内筒52とが、プラスチックスの一体的な
成型品として容器部材か作られてもよく、外筒51と内
筒52とが一体的となされたものに環状記録媒体構体を
係止させてカートリンシフ1)i作られる。
また、この第11図乃至第14図示のカート’Jツ′ン
においても、それの容器部材に記録素子の通過移送用の
長孔56や、カートリッジの装着姿態の規制部57が設
けらねること、及び、環状記録媒体構体に環状記録媒体
構体の回転位相を示す信号の発生用のマークmが設けら
れるものであることをま、既述した第7図乃至第10図
について説明したカートリッジの場合と同様である。
次に、第15図と第16図とによって示されている現状
記録媒体のカートリノンは、容器部材が角筒状の外筒5
1と円筒状の内筒52とによって構成されているが、こ
のカートリッジは外筒51が角筒秋のものである点を除
けば、第7図と第9図とを参照して既述したカートリッ
ジと同様である。
第17図は、環状記録媒体のカートリッジが、例えば第
7図と第9図、及び第11図と第13図ならびに第15
図と第16図とにそれぞれ示されているような構成形態
のもの、すなわち、容器部材の外筒51に記録素子の通
過移送用の長孔56が設けられており、また、容器部材
の内筒52の内周面にカートリッジの装着姿態の規制部
57(突起57)が設けられているような構成形態のも
のである場合に、そのカートリッジが装着されるべき記
録装置側の駆動機構1!ffiMDの一例構成、ならび
に記録素子の移送機構部出の一例構成を示す斜視図であ
る。
第17図において、Bは記録装置の基板であり、この基
板B上には、環状記録媒体のカートリッジが装着される
べき駆動機構部■U、記録素子の移送機構部印とが設け
られている。また、第18図は、第17図示の構成の駆
動機構部MDVL対して環状記録媒体のカートリッジが
正しい装着姿態で装着された秋1!AVcおける縦断面
図であり、この第18図に示されているように、駆動機
構部MDは、ケース59の内部にモータ17を備えてお
り、モータ17の回転軸18にはカートリッジにおける
環状記録媒体構体の支持部Sの中心に設けられている結
合孔16と嵌合する結合部を備えた駆動軸19が連結さ
れている。
第18図に示すモータ17は、線28を介して駆動用型
−が供給されろことによって、カートリッジの環状記録
媒体構体を所定の回転数、例えば毎分3600回転で高
速回転させろ。
駆動機構部MDのケース59の外周部に設けられた溝6
0は、カートリノンの容器部材における内筒52の内周
上に突設された突起57(カートリッジの装着姿態の規
制部57)と嵌合する案内溝であり、カートリッジが駆
動機構部器に装着されるときに、前記した案内溝60ヘ
カートリソジの容器部材における内筒52の内周上に突
設された突起57が係合され石ようにすることにより、
カートリッジは駆動機構部MDへ正しい装着姿態で装着
され、カートリッジの容器部材の外筒51に穿設されて
いる長孔56の位置と、記録素子の移送経路とが正しく
対応し第17図において、記録素子の移送機構部SDは
移送用モー月4と、送りねじ47と、送りナツト48と
、案内棒49及びアクチュエータ50などで構成されて
おり、アクチュエータ5oには記録素子13が取付けら
れている。
アクチュエータ5oは、記録素子13をカートリッジの
容器部材に設けられた長孔56を通過させて、構部旧か
らカートリッジを離脱させる際などに、記録素子13を
カートリッジの通過領域外に退避させるために用いられ
る。なお、アクチュエータ5゜は、記録素子13が再生
素子として使用される際には、トラッキング制御のため
の駆動4作や、ンノタ補正のための駆動4作を行なうこ
とができるような構成のものとされていることが望まし
い。そして、前記のような構成のアクチーエータとして
は、例えば、特開昭54−54015号公報に開示され
ているものを挙げることができる。
第17図及び第18図中の実線図示の兇及び点線図示の
PSは、環状記録媒体構体の回転位相を示す信号を発生
させるための信号発生器であって、この信号発生器PS
は、環状記録媒体構体の回転位相を示す信号の発生用の
マークmが、環状記録媒体横位置に設けられ、また、前
記の回転位相を示す信号の発生用のマークmが118記
録媒体構体の環状の記録媒体Mの開放端付近に設けられ
ている場合には、第17図及び第18図中の取付体Fの
点線図示の位置に設けられる。
信号発生器PSは、環状記録媒体構体に設けられる回転
位相を示す信号の発生用のマークmが磁気的なマークm
である場合と光学的なマークmである場合とに応じて、
磁気センサによって構成されたりいあるいは光学的セン
サによって構成されたりするものであることはいうまで
もない。
環状記録媒体構体に設けられる回転位相−を示す信号の
発生用のマークmが光学的なマークの場合における信号
発生器部としては、例えば、発光素子と受光素子とによ
って構成されたものを用いることができ、この場合には
発光素子から出た光をme記録媒体構体における光学的
マークmが設けられている領域に照射し、前記の領域か
らの反射光を受光素子で受光して光電変換を行ない、環
状記録媒体構体の回転位相を示す信号を得ることができ
る。
第19図は、カートリッジの容器部材における内筒52
の内周面側から、記録素子な環状の記録媒体Mの内周面
へ当接させるように記録装置が構成される場合の記録装
置の一例のものの一部の斜欅図であり、このような記録
装置によって情報信号の記録が行なわれるカートリッジ
は、第8図と第10図とによって示されているようなカ
ートリッジ、及び第12図と第14図とによって示され
ているようなカートリッジである。
また、第20図は、第19図示のような駆動機構部器に
、環状記録媒体のカートリッジを装着した秋態の縦断面
図であって、第19図及び第20図がら明らかなように
、記録装置側に設けら蝋れている駆動機構部MDと記録
素子の移走機構部SDとは、カートリッジが記録装置側
の駆動機構部へ装着された状態において、カートリッジ
の中空空洞部内へ位置するような状態となされる。
第19図中に示されている符号Hの付されている部材H
はカートリッジの保持体であり、この保持体Hは、カー
) IJノジの容器部材の外筒51の外周面上に突設さ
れている突起(カートリッジの装着姿態の規制用の突起
)と係合してカートリッジの装着姿態を規制できるよう
な案内溝61を備えていて、カートリッジの外筒!Il
の外周面上に突鵬設されている突起が保持体Hの案内溝
61に係合されるようにしてカートリッジが駆動機構部
に装着されることにより、カートリッジは駆動機構部狗
へ正しい装着姿態で装着され、カートリッジの容器部材
の内筒52に穿設されている長孔56の位置と記録素子
の移送経路とが正しく対応している状態となされる。
前記したカートリッジの保持体Hには、信号発生器日が
設けられるが、図中の実線図示の信号発生器nと点線図
示の信号発生器部とは、第17図と第18図とを参照し
て既述したところと同じである。
また、第19図及び第20図において、モータ17ヲま
基板Bに対して支持部62を介して取付けられており、
他方移送機構部9の移送用モータ14は、基板Bの裏側
へ位置するようにして基板Bへ取付けられている。
環状記録媒体のカートリッジが記録装置の駆動機構部へ
装着されて、モータ17により環状記録媒体構体が所定
の回転数で高速回転された状態において、記録素子13
を環状記録媒体のカートリッジの容器部材に穿設されて
いる長孔56を通してIll状の記録媒体Mの記録面に
当接させると、記録素子が当接された個所の環状の記録
媒体Mの反対側の面は、容器部材の壁面に対して例えば
70μm830μm程度の間隙を介しぞ対面しており、
前記の壁面と高速回転している環状の記録媒体Mとの間
隙が、環状の記録媒体MK対する空気軸受としての作用
を行なうために、高速回転する環状の記録媒体Mは安定
な表面林態を保って情報信号の記録動作が良好に行なわ
れる。
第7図乃至第16図を参照して説明した環状記録媒体の
カートリッジが、第17図あるいは第19図に示されて
いるような駆動機構部MDに、第18図や第20図に示
すような状態に装着されて行なわれる環状の記録媒体M
に対するテレビジョン信号の記録動作に当っても、駆動
機構部1i11DKおけるモータ17が第6図に示す回
転位相制御系の動作によって位相制御されて、環状の環
状記録媒体Mにおける特定な母線位置に、記録の対象と
されろテレビジョン信号における垂直同期信号が記録さ
れるようになされるのであり、また、記録素子の移送機
構部SDによる記録素子の移送の態様が連続的となされ
たり、あるいは間欠的となされたりすることによって、
環状の記録媒体Mにらせん状の記録跡が形成されたり、
あるいは環状の記録跡が形成されたりすることも既述し
たとおりである。
第21図は、記録装置における信号処理系や制御系など
の構成例と、記録済記録媒体に記録されているテレビジ
ョン信号の再生系の構成例とを示すブロック図であり、
この第21図に示すブロック図  −は、記録装置にお
ける駆動機構部MDや記録素子13の移送機構I!IS
Dなどが、記録済記録媒体からの信号の再生時にも兼用
されるように構成されている記録装置を示している。
この第21図中において、符号PS及び符号31−41
゜などで示す構成部分は、第6図について説明しfこ構
成部分と同一であり、モー月7は回転位相制御系による
制御動作によって所定の回転位相で例えば毎分3600
回転し、環状の記録媒体Mの1周中に、フィールド数が
60のテレビジョン信号の1フイ一ルド分の映偉信号が
、それの垂直同期信号位置が環状の記録媒体Mの特定な
母線位置に揃って記録されるような記録態様で記録され
る。
第21図において、 OPrは操作部であり、この操作
部OPrには記録装置の各種の動作態様を設定するため
の操作釦(または操作スイッチ、操作キイ)を備えてお
り、制御回路CTCは前記した操作部0PrVcおける
操作釦の操作に応じて発生されTこ信号によって記録装
置の各構成部分がそれぞれ所要の動作を行なうように各
構成部分の動作を制御する。制御回路CTCとしては、
例えばマイクロプロセッサを含んで構成されているもの
を使用することができる。
SGは映像信号源であり、この映像信号源田の端子63
からは複合カラー映像信号が送出され、また、端子64
からは複合同期信号が送出される。映偉信号源田として
は、所定の信号形態のカラー映像信号と複合同期信号と
を送出しうるようなものであればどのようなものであっ
てもよい。
第21図に示す構成の装置では、映像信号源田の端子6
3からは、例えば第22図(a1図に示すような波形の
複合カラー映像信号、すなわち、輝度信号の占有周波数
帯域中に、輝度信号と色信号とが帯域共有多重化されて
いるような信号形態の複合カラー映像信i(例えば、い
わゆるNTSC方式の映像信号)が送出され、また、端
子65からは映像信号に附随する音声信号が送出されて
いるものとして、以下の説明が行なわれる。
映像信号源田の端子63から送出された複合カラー映像
信号は、記録信号生成回路R8Pと色信号処理回路CP
Cとに供給され、また、端子64から送出され−た複合
同期信号は制御回路CTCに与えられ、さらに、端子6
5からの音声信号が記録信号生成回路R8Pに与えられ
る。複合カラー映像信号が供給された色信号処理回路C
PCでは、複合カラー映像信号中の搬送色信号を抽出し
て、それを低域変換搬送色信号に変換して記録信号生成
回路R8Pに与え、また、複合カラー映像信号及び音声
信号と前記した低域変換搬送色信号とが与えられている
記録信号生成回路R8Pでは、まず、複合カラー映像信
号中の輝度信号を抽出し、その抽出された輝度信号を信
号波とする周波数変調輝度信号を得、また、前記の周波
数変調輝度信号と、音声信号を信号波とする周波数変調
音声信号と、低域変換搬送色信号とによって周波数分割
多重化信号形態の記録信号を作ってスイッチング回路5
WCrに供給する。
一方、複合同期信号が供給されている制御1静CTCで
は、複合同期信号から垂直同期信号と水平同期信号を得
て、それらの信号に基づいて必要な各種のパルスを作り
、操作部OPrで設定された動作モードに応じて記録装
置PGAの各構成部分が所要の動作態様での動作を行な
いうるような制御動作を行なう。第21図において、P
GAは記録装置、PBAは再、6加装置、Xはコネクタ
であり、例えば、記録装置PGAと再生用付加装置t 
PBAとがコネクタXで切離されていて、記録装置PG
Aの操作部OPrにおいて、記録モードに設定されたと
した場合には、七−タ17が回転位相制御系によって毎
分3600回転で垂直間、期信号と同期した状態で駆動
回転されるように、制御回路CTCから回転位相制御系
に対して制御信号が与えられ、ま1こ、操作部OPrで
指定した記録態様での記録が記録媒体両信号が与えられ
る。なお、40はエンコーダであり、また第21図中に
おける66〜70の各端子には、制御回路CTCからそ
れぞれ所要のパルスが与えられて、各構成部分の動作が
後述のように制御されるのである。
さて、記録モード時において、録再切換スイッチyにお
ける可動接点■は、端子68に供給されている切換制御
信号によって固定接点R側に切換えられていて、記録増
幅器弘からの出力信号が記録素子13(@気ヘッド13
)へ供給されるようになされているから、記録モード時
に缶気ヘッド13によって環状の記録媒体Mに記録され
る情報信号は、混合器MIXから記録増幅器RAK与え
られる信号である。
環状の記録媒体Mに対して、既述した記録信号生成回路
R8Pからの周波数分割多重化信号が連続的に記録され
るようにする場合には、スイッチング回路5WCrが記
録信号生成回路R8Pの出力信号を連続して混合器MI
Xに供給しうる状態となるように、制御回路CTCから
端子66Vc切換制御信号を与えると共に、スイッチン
グ回路Swtが連続的にオフの状態となされるように、
それの端子67へ制御回路CTCから切換制御信号を与
えて、記録信号生成回路R8Pの出力信号がスイッチン
グ回路5WCr→混合器MIX→記録増幅器弘→録再切
換スイッチSWの固定接点R→同同動動接点の回路を介
して、記録信号生成回路R8Pから出力された周波数分
割多重化信号が連続的に磁気ヘッド13に供給されるよ
うにする。
上記のような記録態様での記録媒体Mへの記録は、時間
軸上で連続している情報信号がすべて記録できるので、
音声信号の記録再生も良好に行なわれ得るが、前記の記
録態様ではトラッキング制御用の信号を記録してはいな
いから、再生時にいわゆる電子的トラッキング手段を適
用できず、したがって、磁気ヘッドの移送手段における
機械的精度を考慮して記録跡間隔(トランクピッチ)を
大きく設定しておかないと、再生時にミストラッキング
を起こすことになる。それで、上記のような記録態様で
は記録密度を高くすることが困難である。そして、記録
密度を高めるためには、再生時にいわゆる電子トラッキ
ング手段が適用できるように、記録時にトラッキング参
照信号が記録されるようにすることが有効なのであり、
次に、その−例態様について説明する。第23図(a1
図は記録信号生成回路RAPからスイッチング回路5W
Crへ与えられる周波数多重化信号形態の記録信号が、
時間軸上に連続して存在していることを示す図でな表わ
し−ており、また第23図(bl図は、lv期間毎にオ
ン、オフを繰返すスイッチング動作を行なうスイッチン
グ回路5WCrからの出力信号の存在期間を示す図であ
る。第23図−(b)図示の信号は、制御回路c’rc
からスイッチング回路5WCrの端子66へ2v周期の
切換制御信号を与えることによって得られる。
第23図(e1図に示すトラッキング参照信号f1、と
第23図(、)図に示すトラッキング参照信号fp2と
は、第21図中のブロックTSGで示すトラッキング参
照信号発生器TSGで作られるトラッキング参照信号で
あり、トラッキング参照信号発生器TSGからは、第2
3図(d)図に示されている期間にはトラッキング参照
信号f1.が送出され、また、第23図(f)図に示さ
れている期間にはトラッキング参照信号f9.が送出さ
れるようになされている。トラッキング参照信号発生器
TSGと混合器MIXとの間のスイッチング回路SWt
の端子67には、前記した端子66へ供給される切換制
御信号とは逆位相(逆極性)の切換制御信号が供給され
る。
したがって、混合器MIXからの出力信号は第23図(
g)図示のように、次々のIV期間が、トラッキング参
照信号f2.だけが存在しているIV期間、周波数多重
化信号形態の記録信号だけが存在しているIV期間、ト
ラッキング参照信号部2だけが存在しているIV期間、
周波数多重化信号形態の記録信号だけが存在している1
v期間が、順次に時間軸上に配列されている状態の信号
となり、これが記録増幅器りと録再切換スイッチyとを
介して磁気ヘノ113に供給されることにより、環状の
記録媒体MVCはフィールドスキップ式に記録されたl
v期間の周波数多重化信号形態の記録信号による記録跡
(主要情報信号による記録跡)が、トラッキング参照信
号fpt Vcよる記録跡とトラッキング参照信号fp
2による記録跡とによって挾まれているような態様の記
録跡パター7が形成される。
前記の記録跡パターンによる記録を行なう場合に、磁気
ヘッド13による記録中Tw(tB気ヘッドの磁気空隙
の長手方向の長さ)と、記録跡間隔Tpとの関係な、記
録跡小話に比べて記録跡間隔Tpの方が僅かに小さくな
るようにすると、記録密度の低下を僅少なものとしてト
ラッキング参照信号の記録を行なうことができる。
ところで、磁気記録再生系において、トラッキング参照
信号f、11 f、、が周波数多重化信号形態の記録信
号に対してビート妨害を起こすようなことを防ぎ、かつ
、好適な信号レベルでの記録を行ない、高師でトラッキ
ング参照信号の記録、再生を行なうことができるように
するために、トラッキング参照信号fpl+fp2  
を複合カラー映像信号における水平帰線消去期間と対応
する期間だけに存在させるようにすることは、望ましい
実施の態様であり、また、その場合に、第22図(bl
 、 (C)図に示すように、トラッキング参照信号f
、1とトラッキング参照信号f、2とをl水噂平走査期
間(i’H期間)おき毎の2H周期で発生させ、記録跡
パターン上で1つの主要情報信号による記録跡を挾んで
いるトラッキング参照信号f、、 l fp、 とがI
H期間だけずれて第24図に示されているように串目状
に記録されるようにすることは効果的である。
第25図は、磁気ヘッド13によって環状の磁気記録媒
体Mに記録される前期した各種の信号の周波船舷配置図
であって、この第9図において、lは周波数変調輝度信
号の占有周波数帯域、また■は低域変換搬送色信号の占
有周波数帯域、■は周波数変調音声信号の占有周波数帯
域であり、図中のfpH1’P2はトラッキング参照信
号である。ここでトラッキング参照信号f、、 l f
、、は、低域変換搬送色信号の占有周波数帯域■内に存
在するが、トラッキング参照信号fpl + fp2と
低域変換搬送色信号とは時分割多重化された状態で記録
され、かつ、トラッキング参照信号fp、 、fp2は
第22図(at〜(c)図示のようにカラーバースト信
号期間を除く水平帰線消去期間と対応する時間位置にあ
るようになされているので、何らの問題も生じない。
次に、第24図を参照して環状の磁気記録媒体Mに記録
形成される一記録跡パターンについて説明する。第24
図は磁気ヘッド13の記録小面を3.5μm1記銀跡関
隔Tpを2μmとし、第23図(g)図示のような時系
列信号を記録したときに環状の磁気記録媒体Mに形成さ
れる記録跡パターンであり、第24図においてSPで示
す位置嬢垂直同期信号の記録位置である。
環状の磁気記録媒体Mを、それが1v期間に1回転する
ように駆動回転させると、垂直同期信号が配録跡の巾方
向で整列すると共に、水平同期信号も記録跡の巾方向で
整列する。第24図中のtt。
LH+*B・・・は環状の磁気記録媒体Mの1回転毎に
形成される記録跡である。まず、環状の磁気記録媒体M
の最初の1回転で、垂直同期信号の後の2番目の水平同
期信号位置から2H周期でトラッキング参照信号部が記
録された記録跡tiが形成され、次の1回転ではスイッ
チング回路SWrから出力された1V期間の周波数分割
多重化信号形態の記録信号が記録された記録跡t2が形
成され、さらに次の1回転では垂直同期信号の後の1番
目の水平同期信号位置から2H周期でしラッキング参照
信号fp2が記録された記録跡t、が形成される。以下
、同様にして次々の記録跡j4+ ja・・・が順次に
記録形成されて行き、第24図示のような記録跡パター
ンが形成されるのである。
ところで、第24図示の記録跡パターンを形成させるの
に、磁気ヘッド13の記録中心と記録跡間隔Tpとが、
既述のようにTw)Tpの関係となされていたから、あ
る記録跡とその次に記録形成される記録跡との間には(
Tw −Tp )だけ重ね書き記録の部分が生じるが、
前の記録跡における重ね書きされた部分は減磁される。
第24図示の記録跡パターンにおいて、周波数多重化信
号形態の記録信号による記録跡、すなわち、主要情報信
号による記録跡j2+L4+t6  ・・・の両側の記
録跡における一方の記録跡には実線で示す位置にトラッ
キング参照信号−が記録されており、また、他方の記録
跡には破線図示の位置にトラッキング参照信号fp、が
記録されているか、トラッキング参照信号f1.の記録
位置とトラッキング参照信号fp2の記録位置とはIH
ずれている。なお、上記したトラッキング参照信号f、
、 、 f、2の記録は特開昭52−122416 号
公報中に開示されているような他の態様で行なわれても
よい。
前記のよう圧して記録装置t PGAで作られた記録済
磁気記録媒体から記録信号を再生する場合には、記録済
記録媒体を再生装置で再生すればよいのであるが、第2
1図示の構成例においては、記録装置PGAと再生用付
加装置PBAとをコネクター#Xで接続し、記録装置側
の操作部OPrまたは再生用付加装置PBA側の操作部
opp Kよって所望の再生モードに設定する。前記し
たコネクタCNTによる前記の両装置PGA、PBA間
の接続動作と対応して、コネクタ0ぼのピンによってス
イッチsWpの可動接点aが固定接点Rp側から固定接
点Pp側へと切換わる。それによりコネクタ○汀によっ
て記録装置PGAと再生用付加装置PBAとが接続され
ていない状態において、記録装置PGAに対する動力用
電力の供給が、記録装置PGAに内蔵されている電池6
から、スイッチSWpの固定接点Rp、同可同棲動接点
回路を介して行なわれていたのが、前記のスイッチSW
pの可動接点aの切換えにより、記録装置PBAの外部
に設けられている電源PSAIあるいはPSA2から記
録装置PGA Ic対して動作用電力が供給されるよう
になされる。
電源PSA lは、商用交流電源からの交流電力を整流
平滑して直流電力を出力しうるように構成されている電
源であり、また、電源PSA、は蓄電池であるとされて
おり、電源PSA、、PSA2の一方が選択的に使用さ
れる。なお、前記の外部電源PSA、IPSA2 とし
ては、再生用付加装置PBAの動作用電源が用いらねる
ようになされてもよいことは勿論である。
次に、第21図のブpツク図を参照して再生用付加装置
PBAの構成例や、再生時の動作などについても参考的
に説明しておく。操作部OPrまたはOPpを操作して
再生モードにすると、録再切換スインチ瀾の可動接点V
が固定接点P9111に切換えられて、磁気ヘッド13
の再生出力が前置増幅器PrA4に与えられ、それから
の出力信号が前置増幅器Pr^に与えられる。また、制
御回路CTCの動作と回転位相制御系の動作により、環
状の磁気記録媒体Mは所定の回転数で駆動回転され、さ
らに、磁気ヘッド13は操作部OPrまたはOPpに設
定されtこ再生モードと対応する変位態様での動作を行
なうように、制御回路CTCによって制御される。なお
、操作部はそれを記録装置PGA側だけに設け、再生用
付加装置PBA @には操作部OPpを設けないように
してもよい。
前記のように駆動回転される環状の磁気記録媒体Mには
、磁気ヘッド13の記録中〜と記録跡間隔TpとがTp
(Tvの関係にある第24図示のような記録跡パターン
が記録形成されているがら、磁気ヘッド13からは主要
情報信号とトラッキング参照信号fpt t fp2 
との3つの信号が同時に再生され、再生された信号は録
再切換スイッチSWの可動接点Vと固定接点Pと前置増
幅器PrA、とを介して前置増幅器PrA2に与えられ
る。
前置増幅器PrA2からの再生信号出力は、ル′2遅延
回路ル’2DL、 と、色信号処理回路CPCrと、自
動利得制御回路AGCとに与えられる。色信号処理回路
CPCrでは、再生信号中から低域変換搬送色信号を分
離してから周波数変換によりもとの搬送色信号に戻す作
用を行なう。色信号処理回路CPCrからの出力信号は
V2遅延回路H/2 D L2を通して復調回路DFy
iへ与える。
周波数変調音声信号とをそれぞれFM復調した後、復調
輝度信号はそれとV2遅延回路H/2D I、からの搬
送色信号とを多重化し、また、復調音声信号は周波数変
調し、前記した各信号を多重化して所定の標準方式のカ
ラーTV信号とそれに附随する音声信号として出力端子
71へ与えると共に、同期分離回路SEPへ与える。
同期分離回路SEPからの出力信号は制御回路CTCに
供給されろと共に、同期分離回路SEPで得られた垂直
同期パルスはスイッチングパルス発生器SPGに与えら
れる。
なお、前記したル′2遅延回路ル’2DL、、ル’2 
D L。
は、端子69.70に与えられる制御信号によって、あ
るIV期間は入力信号をル′2期間だけ遅延させ、また
、次のIV期間は入力信号に遅延を与えないという動作
を順次交互に繰返すように動作する。
このような動作の必要な理由は、再生信号が2:lイン
ターレースな行なっている映像信号をフィールドスキッ
プした一方のフィールドの映像信号だけであるからであ
り、IV期間毎に映像信号にH/2遅延を与えることに
よって実質的に2=1インターレースを行なっている映
像信号が得られるのである。
一方、前置増幅器PrA2からの再生信号は、自動利得
制御回路AGC[よってトラッキングのずれ以外の原因
に基づく信号レベルの変動が抑えられた後に帯域濾波器
BPF、、BPF2に供給されて、帯域濾波器BPF、
 、 BPF、  からはトラッキング参照信号f2.
f9.が抽出されてスイッチング回路層に与えられる。
スイッチング回路2Cは、スイッチングパルス発生器S
PGから与えられるスイッチングパルスによって切換動
作を行なって、2つのトラッキング参照信号fp、、f
、2 がトラッキングサーボ回路TSCにおける2つの
入力端子72.73へ与えられる態様を変更する。
スイッチングパルス発生器SPGは、操作部OPrまた
はOPpで設定されたモードの設定状態に応じて制御回
路CTCから与える制御信号により、スイッチング回路
yCが操作部OPで設定されたモードと正しく対応した
切換態様での切換動作を行ないうるようなスイッチング
パルスを発生してそれをスイッチング◆回路yCに供給
している。
例えば、操作部OPrまたはOPpで設定された再生モ
ードが静止画再生モードの場合には、スイッチング回路
層は切換動作を行なわず、また、操作部OPrまたはO
Ppで設定された再生モードがノーマル内生モードの場
合には、スイッチング回路swCは環状のl1lll!
気記録媒体Mの1回転毎にスイッチング動作を行なう。
トラッキングサーボ回路TSCは、トラッキング参照信
号fp1e fpl を包絡線検波した後にそれを差動
増幅器に与え、差動増幅器の出力信号としてトラッキン
グ誤差信号を得て5次いで、前記のトラッキング誤差信
号に所定の位相補償を施こしたり電力増幅を行なったり
してトラッキング制御信号を作り、それを7クチユエー
タ50に供給する。
したがって、磁2ヘッド13は磁気記録媒体Mの記録跡
から2つのトラッキング参照信号fp、 l f、2が
同じ信号レベルの状態のものとして再生されるように7
クチユエータ50によって記録跡の巾方向に駆動変位さ
れながら再生動作を行ない、主要情報信号が常に最大信
号レベルの状態で再生されるようにトラッキング制御さ
れるのである。
再生モードが静止画再生モードとなされたときは、既述
のようにスイッチングパルス発生器SPGからはスイッ
チングパルスは発生されず(または、その極性が一定の
ものとして保持されており)、トラッキング極性は常に
一定とされている。例えば、第24図中の記録跡t、の
主要情報信号を静止画として再生する場合を例にとって
説明すると、再生されたトランキング参照信号f4.の
信号レベルの方がトラッキング参照信号fp2の信号レ
ベルよりも大きなときは、記録跡t6側へ磁気ヘッド1
3の走査軌跡がずれているので、この場合には記録跡t
2側へ磁気ヘッド13が微小変位されるようにトラッキ
ング制御が行なわれ、また、再生されたトラッキング参
照信号部1 fp2の大きさの関係が前記とは逆の場合
には、miヘンド13は記録跡t、側へ微小変位される
ようにトラッキング制御が行なわれて、磁気ヘッド13
が常に記録跡t、を正確に追跡するようになされるので
ある。
そして、磁気ヘッド13が記録跡t、についての再生終
了位置、すなわち、第24図中のSP位置に到達して記
録跡1.<ついての再生が開始されると、記録跡15に
記録されているトラッキング参照信号fp。
が最大の信号レベルで再生されるから、磁気ヘッド13
は直ちに記録跡t2の方へと変位されて、磁気ヘッド1
3は記録跡t4上を正確に追跡している状態に保持され
るのである。すなわち、記録跡t4vcつぃて静止画再
生が行なわれているときは、トラッキングの極性が記録
跡t4の走査と対応するものに保持されているから、記
録跡t4の内生終了位置における垂直同期信号の記録位
置SPの段違い不連続記録跡部分においても、常に記録
跡t、を再生するように引戻されて、記録跡t、のみの
繰返し再生が行なわれてフィールド単位の静止画が再生
されるのである。
次に、ノーマル再生モードとなされたときの動作につい
て説明する。ノーマル再生モード時には、記録モード時
と同様に磁気ヘッド13は移送機構によって環状の磁気
記録媒体Mの軸方向に所定の速度で連続的に移送される
が、記録がいわゆるフィールドスキップ方式で行なわれ
ているために、ノーマル再生画像は主要情報信号による
同一の記録跡が2回づつ走査されることによって得るこ
とができる。
すなわち、磁気ヘッド13は、例えば第11図中の記録
跡t、を21走査した後に、垂直同期信号の記針位置S
Pの直前における記録跡t2上から、記録跡t4の垂直
同期信号の記録位置SPの直後の位置へと急速に変位す
ることが必要とされる。それで、ノーマル再生モード時
においては、垂直同期信号の記録位置SPの位置でトラ
ッキングの極性を反転させるために、スイッチングパル
ス発生器SPGのスイッチングパルスの極性を反転させ
て、記録跡t2に対する走査時とは逆に、トラッキング
参照信号f の方がトラッキング参照信号f、2に比べ
て大1 きなときは記録跡t2の方へ磁気ヘッド13が変位され
、トラッキング参照信号fp、の方がトラッキング参照
信号−f、2に比べて小さなときは記録跡t6の方へ磁
気ヘッド13が変位されるようにして、記録跡t4を追
跡できるようにするのである。
以下、的記と同様にして磁気ヘッド13は次々の主情報
信号による記録跡を2回づつ再生して、ノーマル再生画
像が得られるのである。
これまでの記載においては、磁気ヘッド13として単一
ヘッドが用いられているものとされていたが、磁気ヘッ
ドとして一部コアによるダブルギャップヘッド、または
分離した2個のヘッドな用い、輝度信号と搬送色信号(
必要に応じ音声信号を含め)とを、それらの2個のへラ
ドギヤノブ(または2個のヘッド)によりそれぞれ専用
的に記録。
再生しうるようにして画質や解像度を一段と優れたもの
にすることもできる。
以上、詳細に説明したところから明らかなように、本発
明のテレビシコン信号の記録装置は、それに着脱自在に
装着される環状の記録媒体における特定な母線位置に記
録の対象とされているテレビジョン信号における垂直同
期信号が記録されるように環状記録媒体構体MSの回転
位相が自動制御されるから、既述した従来の問題点は良
好に解決されるのであり、また、継ぎ目のある環状の記
録媒体に対するテレビジョン信号の記録も良好に行ない
うるので、本発明によれば充分な記録容量を有する環状
の記録媒体を用いてテレビジョン信号の記録、を行なう
記録装置を容易に提供できる。
【図面の簡単な説明】
萬1図は電子式カメラの透視斜視図、第2図(a)。 (b)図は環状記録媒体構体の斜視図、第3図及び第1
7図ならびに第19図は記録装置の一部の斜視図、第4
図及び第18図ならびに第20図は駆動機構Sに環状記
録媒体構体を装着したものの縦断面図、第5図(a)〜
(01図は継ぎ目を有する環状の記録媒体の継ぎ目部分
の断面図、第6図及第21図は記録装置のブロック図、
第7図乃至第16図は環状記録媒体のカートリノンの斜
視図と縦断面図、第22図(a)〜(C1図及び第23
図(al〜(g1図は説明用波形図、第24図は記録跡
パターンの平面図、第25図は信号の周波数配減図であ
る。 MD・・・駆動機構部、SD・・・移送機構部、M・・
・環状の記録媒体、S・・・支持部材、MS−・・環状
記録媒体構体、m・・・回転位相を示す信号の発生用マ
ーク、B・・・基板、PS・・・信号発生器、H・・・
保持体、F・・・取付体、13・・・記録素子、14・
・・移送用七−夕、17・・・モータ、19・・・駆動
軸、31・・・増幅器、32・・・位相調整器、33・
・・比較器、34・・・台形波発生器、36・・・積分
回路、37・・・モータ駆動回路、47・・・送りねじ
、48・・・送りナツト、49・・・案内棒、50・・
・アクチュエータ、51・・・外筒、52・・・内筒、
56・・・長孔、57・・・突起、60・・・案内溝、
bl $  jt  図   烏 12  口高 13  口
  晃14図 克 22   図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、表面と裏面との何れか一方もしくは双方に情報信号
    の記録面が形成されている柔軟性を有する環状の記録媒
    体の一端部に、前記環状の記録媒体の端部の断面形状を
    所定の寸法の円形状となさしめるようなものとして形成
    されており、かつ。 環状の記録媒体と一体的罠回転しうろようになされてい
    る支持部材が設けられていると共に、回転位相を示す信
    号を発生させるためのマークが付されてなる環状記録媒
    体構体、あるいは前記の1il秋記録媒体構体が答器部
    材内へ収納されてなる環状記録媒体のカートリッジが着
    脱自在に装着されるべき環状記録媒体構体の駆動機構部
    を備えて構成されているテレビジョン信号の記録装置に
    おいて、環状記録媒体に設けられている環状記録媒体構
    体の回転位相を示す信号を発生させるためのマークを検
    出して環状記録媒体構体の回転位相と対応する信号を発
    生する信号発生器を設け、この信号発生器からの出力信
    号と、環状の記録媒体で記録の対象とされているテレビ
    ジョン信号における垂直同期信号とを用いて、駆動機構
    部に設けられている(口)転駆動モータの回転位相を制
    御して、環状の記録媒体における特定な母線位置に、記
    録の対象とされているテレビジョン信号における垂直同
    期信号が記帰されるようにしたテレビジョン信号の記録
    装置 2 環状の記録媒体として継ぎ目なしのものを使用スる
    特許請求の範囲第1項記載のテレビジョン信号の記録装
    置 3、  ylA状の記録媒体として環状の記録媒体の母
    線方向に継ぎ目を有するものを用いた特許請求の範囲第
    1項記載のテレビジョン信号の記録装置
JP57037851A 1982-03-10 1982-03-10 テレビジヨン信号の記録装置 Pending JPS58154984A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5947884A (ja) * 1982-09-11 1984-03-17 Fuji Photo Film Co Ltd 電子式スチルカメラ
JPS5951672A (ja) * 1982-09-17 1984-03-26 Fuji Photo Film Co Ltd 電子式スチルカメラ

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5947884A (ja) * 1982-09-11 1984-03-17 Fuji Photo Film Co Ltd 電子式スチルカメラ
JPH0473344B2 (ja) * 1982-09-11 1992-11-20 Fuji Photo Film Co Ltd
JPS5951672A (ja) * 1982-09-17 1984-03-26 Fuji Photo Film Co Ltd 電子式スチルカメラ

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