JPS5815326Y2 - 印刷インキ入り包装袋 - Google Patents

印刷インキ入り包装袋

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Publication number
JPS5815326Y2
JPS5815326Y2 JP1977103882U JP10388277U JPS5815326Y2 JP S5815326 Y2 JPS5815326 Y2 JP S5815326Y2 JP 1977103882 U JP1977103882 U JP 1977103882U JP 10388277 U JP10388277 U JP 10388277U JP S5815326 Y2 JPS5815326 Y2 JP S5815326Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
film
printing ink
packaging bag
ink
heat
Prior art date
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Expired
Application number
JP1977103882U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5432577U (ja
Inventor
勝男 菊地
和夫 五十嵐
信博 勝田
賢三 野中
Original Assignee
大日本インキ化学工業株式会社
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Filing date
Publication date
Application filed by 大日本インキ化学工業株式会社 filed Critical 大日本インキ化学工業株式会社
Priority to JP1977103882U priority Critical patent/JPS5815326Y2/ja
Publication of JPS5432577U publication Critical patent/JPS5432577U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPS5815326Y2 publication Critical patent/JPS5815326Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は印刷インキ入り包装袋に関する。
インキの通常容器は金属罐であるが、近年産業廃棄物規
制の強化に伴ないインキ廃罐処理が難しくなりつつある
から、インキ容器は焼却可能なものに転換することが望
ましい。
また、インキ容器として罐を用いると、インキ充填工程
は自動化可能であっても、それに続く内蓋付け、外蓋付
け、レッテル貼りの各工程は手作業に頼らざるを得ない
のが実情であって、作業能率が悪いから、インキ容器は
インキ収容工程の全自動化を容易ならしめるものに転換
することが望ましい。
本考案は斯る点に鑑みてなされたものであって、通気遮
断性の優れた複合積層フィルムをヒートシールして内部
に印刷インキを充填した印刷インキ入り包装袋の提供に
より上記問題を解決したものである。
次に本考案の一実施例を図面に従って説明すると、第1
図は本考案包装袋の断面図であり、第2図は本考案包装
袋に用いる複合積層フィルムの断面図であり、第1図に
おいて本考案の印刷インキ入り包装袋Aは2枚の複合積
層フィルム1を重合し、その周囲にヒートシール部3を
設けると共に内部に印刷インキ2を充填しである。
第2図において、複合積層フィルム1はセロハンフィル
ムに塩化ビニリデン系樹脂を塗布した所謂にコートセロ
ハンフィルム10と、該にコートセロハンフィルムの裏
面に設けた商品名、ロフト番号、メーカー名のごとき文
字、図形等の印刷面11と、該印刷面に接着したナイロ
ンフィルム12と、該ナイロンフィルムに接着したポリ
エチレンフィルム13とから構成されている。
図示の実施例では、印刷面11かにコートセロハンフィ
ルム10とナイロンフィルム12との接着面に設けられ
ているが、この印刷面11は、ナイロンフィルム12と
ポリエチレンフィルム13の接着面に設けてもよい。
いずれの接着面に設けても、印刷面11は包装袋Aの外
部から透視可能であり、印刷の目的は達成される。
印刷インキは石油系溶剤を含有した速乾性の粘着液体(
粘度500〜2000ポイズ)であり、空気に触れると
30〜240分で乾燥皮膜を形成するから、印刷インキ
の包装袋には次の如き機能を有することが要求される。
(a)従来の印刷インキの容器である金属罐と同等の通
気遮断性を有すること。
(b)包装袋中の印刷インキは絶対に変質しないこと。
(C)保存中又は運搬中或は印刷インキの使用時にしぼ
り出し機にかけて印刷インキを取り出す際に包装袋のヒ
ートシール部その他が損傷を受けたり破袋しないこと。
(d)包装袋中の印刷インキを容易且つきれいに取り出
せること。
(e)包装袋は防湿性が高いこと。
このように印刷インキの包装袋には数多くの厳しい条件
が課せられる。
本考案において、Kコートセロハンフィルム10を包装
袋Aの外層に設けた理由は同フィルムが通気遮断性、防
湿性に優れていることに着目したものであり、同フィル
ムを包装袋の外層に設けたことによって上記(a)及び
(e)の要求を満すことができたのである。
また、本考案においてナイロンフィルム12を包装袋A
の中層に設けたのは、同フィルムが極めて強靭性の高い
ことに着目したものであり、同フィルムを包装袋の中層
に設けたことによって上記(C)の要求を満すことがで
きたのである。
また、本考案においてポリエチレンフィルム13を包装
袋Aの内層に設けたのは、同フィルムはヒートシール性
に優れていること及び印刷インキとの付着力が低いこと
に着目して採用したものである。
すなわち、ポリエチレンフィルムはヒートシール剤を用
いることなく強固にヒートシールで゛きるので、ヒート
シール剤が印刷インキ中の溶剤に溶解されて印刷インキ
を変質させたり又はヒートシール部が溶剤に侵されたり
する虞れが全くない。
その上ポリエチレンフィルムは印刷インキとの付着力が
低いので取り出しが容易であるので、上記す、C及びd
の要求を満すことができたのである。
以上の通り本考案の包装袋はにコートセロハンフィルム
10、ナイロンフィルム12及びポリエチレンフィルム
13を積層接着すると共にこれらのフィルムのいずれか
の接着面に印刷面11を設けて該印刷面を透視可能とな
し、且つ内部に充填された印刷インキの好ましがらざる
酸化防止をするに足る通気遮断性とヒートシール性と強
度を具備せしめたものである。
上記構成を有する本考案の印刷インキ入り包装袋の効果
を列記すれば次の通りである。
(1)膜袋は焼却可能であるから、従来の廃罐処理上の
問題を解決することができる。
(2)公知の自動充填包装機の使用により、製袋、イン
キ充填、ヒートシールの各工程を全自動化して製造し得
るから、従来罐の使用に伴ない必要とされた内蓋付け、
外蓋付け、レッテル貼り等の手作業が全く不要となり、
製造工程を大幅に合理化することができる。
(3)インキ罐に比し、容器代を大幅に削減することが
できる。
(4)使用途中で保存する場合、袋の口を折曲しておく
だけでインキの乾燥を防止できるがら、使用上便利であ
るばかりでなく品質を長期に亙り一定に保持することが
できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の印刷インキ入り包装袋の断面図、第2
図は本考案で使用する複合積層フィルムの断面図である
。 1・・・・・・複合積層フィルム、2・・・・・・印刷
インキ、3・・・・・・ヒートシール部、10・・・・
・・Kコートセロハンフィルム、11・・・・・・印刷
面、12・・・・・・ナイロンフィルム、13・・・・
・・ボンエチレンフィルム。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. にコートセロハンフィルム、ナイロンフィルム及びポリ
    エチレンフィルムを積層接着すると共にこれらのフィル
    ムのいずれかの接着面に印刷面を設けて該印刷面を透視
    可能となした通気遮断性の優れた複合積層フィルムを該
    ポリエチレンフィルム層が袋の内側となるように重合し
    、ヒートシールしてその内部に印刷インキを充填したこ
    とを特徴とする印刷インキ入り包装袋。
JP1977103882U 1977-08-04 1977-08-04 印刷インキ入り包装袋 Expired JPS5815326Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1977103882U JPS5815326Y2 (ja) 1977-08-04 1977-08-04 印刷インキ入り包装袋

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1977103882U JPS5815326Y2 (ja) 1977-08-04 1977-08-04 印刷インキ入り包装袋

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5432577U JPS5432577U (ja) 1979-03-03
JPS5815326Y2 true JPS5815326Y2 (ja) 1983-03-28

Family

ID=29044775

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1977103882U Expired JPS5815326Y2 (ja) 1977-08-04 1977-08-04 印刷インキ入り包装袋

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JP (1) JPS5815326Y2 (ja)

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4736488U (ja) * 1971-04-06 1972-12-22

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4736488U (ja) * 1971-04-06 1972-12-22

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5432577U (ja) 1979-03-03

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