JPS5815242B2 - スイングア−ムピボット部のボ−リング加工装置 - Google Patents

スイングア−ムピボット部のボ−リング加工装置

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Publication number
JPS5815242B2
JPS5815242B2 JP4813078A JP4813078A JPS5815242B2 JP S5815242 B2 JPS5815242 B2 JP S5815242B2 JP 4813078 A JP4813078 A JP 4813078A JP 4813078 A JP4813078 A JP 4813078A JP S5815242 B2 JPS5815242 B2 JP S5815242B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
swing arm
cutting
straight line
pair
rotary table
Prior art date
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Expired
Application number
JP4813078A
Other languages
English (en)
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JPS54140287A (en
Inventor
横山利幸
岸隆夫
佐伯武彦
達藤清美
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kawasaki Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Kawasaki Heavy Industries Ltd
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Publication date
Application filed by Kawasaki Heavy Industries Ltd filed Critical Kawasaki Heavy Industries Ltd
Priority to JP4813078A priority Critical patent/JPS5815242B2/ja
Publication of JPS54140287A publication Critical patent/JPS54140287A/ja
Publication of JPS5815242B2 publication Critical patent/JPS5815242B2/ja
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明はオートバイのスイングアームピボット部のポー
リング加工装置に関する。
オートバイのスイングアームは一般に第1図の如く、車
幅方向に延びるピボットパイプ1と、後端(図の右端)
にアクスルプレート2を有する1対のサイドメインパイ
プ3と、補強用ガセット4を一体に備えており、5,6
,7の部分にアーク溶接が施しである。
8はベアリング装着用の軸受部である。
軸受部8内には第2図の如く溶接層は落ちによる突起9
が生じたり、第3図に矢印で示す如く直径方向に溶接歪
みが生じ、又第4図に矢印で示す溶接歪み(軸的り)も
発生しやすいため、軸受部8はファインポーリングで仕
上げる必要がある。
従来のファインポーリング加工は重切削のみで行ってい
たが、溶接による歪み(直径で0.5間取上〕や溶は落
ち等のため、切削荷重は一定せず、切削時には衝撃的に
荷重がかゝす、切削の際発生する切粉のかみ込み等のた
め、刃物がかげ、刃物の取換調整に多くの時間を費やす
と共に、誤作品の発生も多(、作業がはなはだ不安定で
あった。
そこで本発明に於ては、上記切削工程を粗切削工程と仕
上げ切削工程に分離し、1台の機械により自動的に両工
程を行う方式を採用した。
粗切削工程に於ては溶接による溶は落ち、歪変形を均一
化するまでの切削を行う。
このため粗切削用刃物は靭性の強い、重切削用(摩耗は
早いがねばりがある)の刃物を使用する。
次いで仕上げ切削を行い、所定寸法に仕上げる(仕上げ
切削用刃物は硬(、摩耗が少く、かけやすい)。
一般に切削加工に於ては、切粉の処置がむづかしく、よ
く切粉が刃先にかみ込み、刃物を破損する。
特にオートバイ用スイングアームのピボット部のポーリ
ング加工に於ては、1本のパイプの両端部を同時にポー
リング切削するので、パイブの内部に切粉がつまり、刃
物破損が多い。
しかも従来のように重切削で仕上げてしまう場合は切粉
量も多く発生し、又耐摩耗性に優れた硬い刃物を使うの
で刃物がかけやすい欠点があった。
そこで本発明に於ては、切削を荒切削と仕上げ切削に分
け、その間及び仕上げ切削後に清掃工程を入れ、例えば
棒状ブラシをパイプ内にさし込み、エアーを吹付けて切
粉による損害を最小限にした。
一般に重切削用刃物は切粉かみの汚損に強く、粗切削を
多くし、仕上げ切削量を少くする上で有効である。
本発明に於てはこれらの工程を能率よく、自動的に行う
ため、1対の2頭刃物台を対向配置して、その間にスイ
ングアームを保持する治具付回転台を設け、回転台上に
は治具を2台セットし、回転台を90°間隔で4ポジシ
ヨン取れるように自動割出し機構により駆動する方式を
採用している。
次に本発明を実施するための装置を説明する。
第5図は平面図、第6図は正面図で、11は本機のベー
ス、12は1対の刃物台、13は両刃吻合12.12の
間に配置した垂直な回転中心を有する自動割出し4位置
回転台を示している。
各刃物台12は粗切削刃物14と仕上げ切削刃物15を
備え、両刃物14,15はモーター16により駆動され
、それらの中心線01,02(第1、第2の直線)は水
平面内で平行な姿勢を占め、刃物台12はベース11内
の駆動機構により回転台13に向い前進又は後退するよ
うにベース11に摺動自在に支持されている。
両側の刃物台12,12は同時に回転台13に向い前進
し、又同時に後退する如く連動している。
粗切削刃物14の一例(ストライオ)を第1図に、又仕
上げ切削用刃物15の一例(リーマ)を第8図に示す。
切削代はそれぞれ直径で例えば0.6mmとQ、2mm
である。
回転台13は第5図に示す加工位置から90°間隔に自
動的にインデックスされ、矢印方向に回動自在であり、
その上面に1対の治具17,17を有する。
各治具11は第9、第10図の如く1対のVブロック1
8,18とその両側のストッパー19で構成されており
、倒立したスイングアームSのピボットパイプ1がVブ
ロック18上にのり、ストッパー19により位置決めさ
れる。
スイングアームSを第9、第10図の倒立姿勢に保持す
るべく、ガセット4をスイングアーム押え20によりク
ランプしている。
スイングアーム押え20のホルダー21(第6図)はア
ーム22の先端のシリンダー23に取付けてあり、アー
ム22の他端は第5図の如く支柱24に支持されている
ホルダー21内には垂直な直線03を中心線とするスラ
ストベアリング(図示せず)が内蔵されており、スイン
グアーム押え20は直線03を中心に回動自在である。
従って押え20によりスイングアームSを倒立姿勢にク
ランプした状態で、回転台13を90°ずつ回すことが
できる。
スイングアームクランプ時に、ピボットパイプ1の中心
線が刃物14,150中心線(直線01,02)と合致
するようにVブロック18の位置が定められている。
第6図の25はノズルである。第5図の21は1対の掃
除用ブラシで、軸部28がホルダー29の軸受30に摺
動自在に支持され、両ブラシ27,27の連結板31は
シリンダー32のロッド33に接続している。
シリンダー32はホルダー29に固定され、ホルダー2
9はベース11に取付けである。
34はベース11上に設けたエアーノズルである。
両ブラシ27゜21は直線01,0□を含む水平面内に
中心線を備え、両ブラシ27,27の間隔は直線01,
0□の間隔と等しく、直線0□に直交している。
次に工程を説明する。
(1)第5、第5図は回転台13上にスイングアームS
のクランプを終了した状態を示しており、この状態から
起動ボタン(図示せず)を押すと、モーター16が回転
を始め、左右の刃物台12゜12が回転台13側へ前進
し、1対の回転中の粗切削刃物14,14はA位置にあ
るピボットパイプ1に対しポーリング加工を加える。
同時に回転中の1対の仕上げ切削刃物15,15はB位
置にある粗切削済のピボットパイプ1に仕上げ加工を加
える(第11図〕。
この時ノズル25からは切削油が噴出する。
掃除用ブラシ21とエアーノズル34は停止している。
(2)第11図に示す加工が終了すると、左右の刃物台
12.12は後退し、同時に回転台13は垂直な回転中
心回りを反時計方向に90°回動し、引続き掃除用ブラ
シ21が加工済のピボットパイプ1内へ入り、同時にエ
アーノズル34からも加圧エアーが噴出し、ピボットパ
イプ1内から切粉を排出する(第12図)。
(3)ブラシ27が後退し、エアーノズル34からの噴
出が停止すると同時に、回転台13は同方向へ900回
動し、モーター16が停止する。
その時装置の手前側からB位置にある仕上げ加工済のス
イングアームを取外し、未加工のスイングアームをクラ
ンプする。
スイングアームの着説後再びボタンを押し、作業を継続
する。
第13図は新たに装着したB位置のスイングアームに粗
切削加工が施され、A位置のスイングアームに仕上げ加
工が施されている状態を示す。
所定時間の加工後、左右の刃物台12,12は後退し、
同時に回転台13は同方向へ90°回動し、ブラシ21
、エアーノズル34が作動する(第14図)。
このように回転台13を90°ずつ回して刃物台12,
12と掃除用ブラシ27、エアーノズル34等の掃除具
を交互に作動せしめ、粗切削と仕上げ切削の間及び仕上
げ切削後に清掃工程を入れる。
(4)第14図の状態からブラシ27を後退させ、回転
台13を90°同方向へ回し、モーター16を止め、A
位置のスイングアームを取出す。
以上の工程は、リミットスイッチ、タイマー等の組合せ
により、起動ボタンを押した後はすべて自動的に作動す
るように構成する。
以上説明したように本発明によると、切削工程を粗切削
工程と仕上げ切削工程に分離し、1台の機械により自動
的に両工程を行うと共に、途中に清掃工程を入れたので
、所要工数は飛躍的に短縮し、従来の約1/2になり、
刃物寿命の延長も従来の5倍程度となり、誤作も低下し
、品質も向上する利点がある。
なお本発明を具体化する時、掃除用としては掃除用ブラ
シ21又はエアーノズル34を単独に使用することがで
き、洗浄液を噴射する形式の掃除具を採用することもで
きる。
押え20をアーム22に装着する代りに、押え20を回
転台13上に組込むこともできる。
回転台13の4以上の割出しは、第11図の状態から、
第12、第13、第14図の工程をへて、再び第11図
の状態へ戻す回転式の他、第11、第12、第13図の
工程を経た後、逆に第13、第12、第11図の順に戻
す往復式を採用することもできる。
【図面の簡単な説明】
第1図はスイングアームの平面図、第2図は溶は落ち状
況を示す説明図(第1図の■−■矢視図)、第3図は直
径方向の溶接歪みを示す説明図、第4図は軸向り溶接歪
みの状況を示す平面図、第5図は装置の平面図、第6図
は正面図、第7図は粗切削用刃物の平面図、第8図は仕
上げ切削用刃物の平面図と端面図、第9図は第6図の部
分拡大図、第10図は第9図の左側面図、第11〜第1
4図は作動説明用平面図である。 1・・・ピボットパイプ、12・・・刃物台、13・・
・回転台、14・・・粗切削刃物、15・・・仕上げ切
削刃物、17・・・治具、27・・・掃除用ブラシ、0
1・・・第1直線、02・・・第2直線。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 粗切削刃物と仕上げ切削刃物を水平面上に平行に有
    する進退自在の1対の2頭刃物台を対向配置して1対の
    粗切削刃物を第1の直線上に、又1対の仕上げ切削刃物
    を第2の直線上に揃え、両刃物台間に垂直な回転中心を
    有する自動割出し4位置回転台を配置してその上に2個
    のスイングアームクランプ用治具を取付け、回転台の第
    2直線側側方に、第2直線と直角かつ同一水平面内を占
    める如(1対の掃除具を進退自在に設け、回転台を上記
    回転中心口りに90°ずつ回して刃物台と掃除具を交互
    に作動せしめるようにしたことを特徴とするスイングア
    ームピボット部のポーリング加工装置。
JP4813078A 1978-04-21 1978-04-21 スイングア−ムピボット部のボ−リング加工装置 Expired JPS5815242B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4813078A JPS5815242B2 (ja) 1978-04-21 1978-04-21 スイングア−ムピボット部のボ−リング加工装置

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JP4813078A JPS5815242B2 (ja) 1978-04-21 1978-04-21 スイングア−ムピボット部のボ−リング加工装置

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Publication Number Publication Date
JPS54140287A JPS54140287A (en) 1979-10-31
JPS5815242B2 true JPS5815242B2 (ja) 1983-03-24

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JP4813078A Expired JPS5815242B2 (ja) 1978-04-21 1978-04-21 スイングア−ムピボット部のボ−リング加工装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN103267091A (zh) * 2013-04-25 2013-08-28 浙江威泰汽配有限公司 一种同步装置
CN109663940B (zh) * 2019-02-18 2020-11-20 安徽兴财智能科技有限公司 一种机械制造用钻孔机
CN110000587B (zh) * 2019-04-28 2020-06-05 深圳市鑫麟钰鼎科技有限公司 一种手机壳加工治具

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JPS54140287A (en) 1979-10-31

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