JPS58152350A - 蛍光面を備えた陰極線管 - Google Patents

蛍光面を備えた陰極線管

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JPS58152350A
JPS58152350A JP3490882A JP3490882A JPS58152350A JP S58152350 A JPS58152350 A JP S58152350A JP 3490882 A JP3490882 A JP 3490882A JP 3490882 A JP3490882 A JP 3490882A JP S58152350 A JPS58152350 A JP S58152350A
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Japan
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phosphor
layer
glass
cathode ray
ray tube
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JP3490882A
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Kotoji Fujiwara
藤原 琴二
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Mitsubishi Electric Corp
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Mitsubishi Electric Corp
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    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01JELECTRIC DISCHARGE TUBES OR DISCHARGE LAMPS
    • H01J29/00Details of cathode-ray tubes or of electron-beam tubes of the types covered by group H01J31/00
    • H01J29/02Electrodes; Screens; Mounting, supporting, spacing or insulating thereof
    • H01J29/10Screens on or from which an image or pattern is formed, picked up, converted or stored
    • H01J29/18Luminescent screens
    • H01J29/26Luminescent screens with superimposed luminescent layers

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  • Cathode-Ray Tubes And Fluorescent Screens For Display (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は陰極線管用螢光面に関するものである。
一般的ないわゆるモノクローム用陰極線管の螢光面はつ
ぎのようにして形成される。つまり水溶性ケイ酸塩など
の水溶液中へ螢光体を分散させてなる懸濁液に、酢酸バ
リウムなどの電解質を加え、これを陰極線管用ガラスバ
ルブに注入して静置し、螢光体をガラスパルプのフェー
ス部に沈澱させた後、上澄液を傾動排出することにより
、螢光体をフェース部に被着して形成される。この方法
によれば、螢光体は電解質の作用によるコロイド状シリ
カなどの析出によって、フェース部へ強固に被着される
。このあと、螢光体を被着したのち、ごく薄い有機質の
被膜で螢光体の被着面を覆うフィルきングと称する工程
を経て、アルミニウムの真空蒸着によるメタルバックの
形成が行なわれる。
ついでバルブ内に導電塗装を行なったのち、べ−キング
処理して有機質を焼散させ、つぎにネック部へ電子銃を
封止し、ガラスパルプ内を高真空に排気する。こうして
得られた陰極線管の螢光面、(はとんどは直視用)は1
5KV〜25KV0.2μA/Ca程度の電子線で刺激
されて発光するが、輝度の劣化はほとんど問題とならな
いものである。
しかしながら投射型用陰極線管の場合は当然のことなが
ら投射面積の倍率に応じた発光出力が必要となるため螢
光面の刺激強度は何百倍という大きな値となる。この結
果、螢光面の輝度劣化が問題となってくる。このため従
来では、たとえば陰極線管の加速電圧をさらに高くした
シ、螢光面の放熱を良好にしたり、螢光体の特性を改良
するなどの種々の改善策が試みられているが、2次的な
問題を生じたりすることもあって、十分な効果をあげる
に至ってないのが現状である。
この発明の目的は上記の欠点を解消して長期にわたって
侯れた発光出力を発揮できる陰極線管用螢光面を提供す
ることにある。
高負荷螢光面における輝度劣化の機構を調査した結果に
基づけば、輝度劣化の内容は2つに分けられる。その1
つには当然のことながら螢光体そのものの劣化であシ、
もう1つはガラス基板の着色による透過率の低下による
ものである。このガラス基板の透過率の低下は極端な場
合、当初はぼ100%のものが、60%程度に及ぶこと
もあり、ガラスの着色を防ぐことも輝度劣化を改善する
上で極めて重要である。したがってこの発明はガラスの
着色を防ぐだめの螢光面の構造に関係している。従来、
電子線によるガラスの着色については種々文献に発表さ
れている。たとえば、高加速電圧による電子線が、ガラ
ス内に入射するとガラスを構成する酸素原子がガラスか
らたたき出された9、アルカリイオンをガラス内部にお
いて金属原子に還元嘴色させるというものである。この
ような理論によシ、ガラスの着色を防ぐ手段として、ガ
ラス表面に電子の浸透を防止するための方法がとられて
いるが、製造面の複雑化により採用が困難であったわ、
改善効果が不充分であった。
発明者はガラスの着色と螢光面の構造を詳細に調べた結
果、ガラスの着色は螢光体の塗布密度の低い部分により
強く生じることを確認し、ガラス面を完全に螢光体で覆
うという発想のもとに、螢光面を複数構造にすることに
想到したものである。
すなわち、下地ノーに同種螢光体の微粒子を用いてガラ
ス面を完全に覆い、さらに表面層として通常の粒径を有
する螢光体を被層するものである。
この発明の陰極線管螢光面の構造によればガラス基板に
接する下地層は平均粒径8μ以下、望ましくは1μ程度
の螢光体を、2 m9/−程度に通常の方法(ケイ酸塩
濃度は少し低目がよい)によって被着すれば、加速1次
成子ビームが直接ガラスに浸透する確率はわずかなもの
となる。これによりこの下地層ではガラスの着色を防止
する効果が発揮される。一方、加速1次電子ビームが直
接作用して発光出力と劣化に影響する表面層は通常の螢
光体粒子径のものを極力結合媒体を少くして被着する。
これによシこの表面層では下地層において劣る発光出力
、輝度劣化の問題はないものである。
第1図は、螢光体の被着層を2層とした陰極線管用螢光
面の一例を示すものである。同図において、基板(1)
に被着された螢光体の被着層(2)は、微粒子によって
被着された下地層(3)と、通常の粒径を有し、上記の
下地層(3)の上に被着された表面層(4)とから構成
されている。(5)は電子線の照射方向を示す。(6)
は上記被着層(2)上に形成された金属膜で、この金属
膜(6)はアルミニウム蒸着膜で構成されている。この
ような構造としたものは、ガラスの透過率劣化(着色)
に80〜50q6の改善が認められ、そのまま輝度劣化
の改善に効果を発揮した。
以下実施例によりこの発明をさらに詳しく説明する。
実施例1 第2図は、透過型螢光面を有する投射型用陰極線管の一
例を示し、ガラスパルプ(イ)のフェース部(21)に
塗布された螢光体が、電子銃(2)より照射された電子
線(5)によって発光し透過光内がレンズ(図示せず)
などにより拡大、投射されて、たとえば、6.2インチ
の有効螢光面が50インチまで拡大されるような構成と
なっておシ、投射型カラー受像管として使用されている
上記構成の陰極線管を用いてそのフェース部(21)に
平均粒径1.5μのGd2O2S iTbよシなる絶色
発光螢光体をカジール(水溶性ケイ酸塩、東京応化)濃
度0.6wt%、酢酸バリウム0.02wt%の懸濁液
として塗布密度約a myl−に塗布乾燥したのち、再
度平均粒径7μのGdzOtSiTbよりなる同種の螢
光体をカジール磯度0.05wtn酢酸バリウム濃度0
゜005チで塗布密度約10■/dに塗布乾燥させて前
記第1図で示すような2ノー構造をもつ螢光体の被着層
を作成し、実際に完成管として輝度劣化の状態を調べた
ところ、輝度劣化は通常のものより約40%も少なかっ
た。
実施例2 実施例1と同じ内容ではあるが、下地層の被着を終えた
後上澄液を除去せずに、表面層を形成するための懸濁液
を静かに追加して2重構造をもつ螢光面を形成する。こ
の場合、カジール濃度、酢酸バリウム濃度は前記実施例
1と同様に、下地層で0.6wtチ、表面層で0.02
wtチとした。このようにして一時に形成したものは通
常のものよシ約80%輝度劣化は少なかった。
以上、実施例で説明したように、この発明の要点は、基
体上に被着された螢光体の被着層を、2層以上の複数層
よりなる構造とし、下地層には従来よシも小さい微粒子
の螢光体を用い、ガラス基板を完全に覆い加速−次電子
によるガラス基板への直接の射突をなくシ、発光輝度と
螢光体の劣化に及ぼす影響の大きい表面層には通常通り
の螢光面層を形成して発光出力に悪影響を及ぼすことな
くガラス基板の電子線による着色を軽減することにある
なお上記実施例においては、投射型用陰極線管に使用す
る螢光面について説明したが、この発明は他の螢光面に
ついても同様に応用できるものである。また製造工程、
螢光体の種類負荷条件などに応じて、下地層、表面層の
螢光体の組合せ、螢光体の塗布密度、さらに塗布条件な
どを種々に変更できることは言うまでもない。
以上説明したように、この発明によればガラス基板上の
螢光体被着層を、少なくとも下地層と表面層の2層構造
とすることによシ、電子線刺激によるガラス基板の着色
を改善できる結果、従来問題であった陰極線管の発光出
力の劣化を軽減でき、寿命を延ばすことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明に係る陰極線管用螢光面の一例を示す
断面図、第2図は実施例1.2で使用した陰極線管の概
略断面図である。 (1)・・・基板、(2)・・・螢光体の被着層、(3
)・・・上地層、(4)・・・表面層。 なお図中、同一符号は同一もしくは相当部分を示す。 代理人葛野信−(外1名) 第1図 第2図 手続補正書(自発) 特許庁長官殿 1、事件の表示    特願昭 57−84908号2
、発明の名称 陰#f純瞥・用螢光面 ;3.袖市をする者 (1) 5、補正の対象 (1)明細書の発明の詳細な説明の欄 6、  @正の内容 (1)明細書をつぎのとおり訂正する。 (2)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)、ガラス基板上に電子線刺激により発光する螢光
    体を被着してなる陰極線管用螢光面において、上記螢光
    体の被着層を、螢光体下地層とこの下地層に被着される
    螢光体表面層との少なくとも2層で構成し、上記下地層
    における螢光体の平均粒子径を8μ以下に設定して、上
    記表面層における螢光体を上記下地層のものと同種もし
    くは同系色に発光する螢光体で構成するとともにその平
    均粒系を7μ以上に設定したことを特徴とする陰極線管
    用螢光面。
JP3490882A 1982-03-03 1982-03-03 蛍光面を備えた陰極線管 Granted JPS58152350A (ja)

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JPS6435836A (en) * 1987-07-31 1989-02-06 Matsushita Electric Ind Co Ltd Image display device
JPH0330245A (ja) * 1989-06-27 1991-02-08 Mitsubishi Electric Corp 投写型陰極線管
US5707549A (en) * 1994-12-19 1998-01-13 Hitachi Ltd. Phosphor, manufacturing method therefor, and cathode-ray tube using the same

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