JPS58150417A - 排煙脱硫法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は流動床石炭燃焼ボイラ炉内に石灰石を吹き込み
脱硫する方法に関する。

従来、石炭だきボイラ内に石灰石を吹き込み脱硫すると
いういわゆる炉内脱硫法は硫黄分に対する石灰石の化学
量論比（ＣａＣＯ，／Ｓ）が５乃至６で、石灰石の消費
量が大きく、ランニングコストカ高くなり、廃棄物が多
くなるなどの問題があった。

これらの方法は開発中であり、再生コスト、再生設備等
末だ完成に致っていない。

本発明は前記ｌ！秦の問題点を解決すべくなされたもの
で、ボイラに後置せる集塵器で、回収される石炭灰に加
ＩＩＩによって湿分を加えて、再び該ボイラに吹き込む
ことを特徴とする。

以下、本発明の一実施例を図示する実施例に基づいて説
明する。

１は流動床石炭燃焼ボイラ炉で、石炭を投入し、後述す
る空気予熱器３で加熱された燃焼空気が導入されて、石
炭が燃焼されることとなる。

２はマルチサイクロン型集塵器で、石炭燃焼＆イラ１か
ら排出された排ガスはここを通過し、除塵され、石炭灰
が回収される。　ここで、石炭灰は反応生成物と未反応
の脱硫剤とからなる。　３は空気予熱器で、排ガスと、
燃焼用空気との熱交換灰は、ここで湿分が加えられる。

　その水分量は後述の消石灰の５ないし５０弾の範囲と
する。

石炭灰中の未反応石灰は湿分によって消石灰となるｅ Ｃａ　Ｏ＋　Ｈ２０→Ｃａ（ＯＨ）、・・・・・・（１
）以上の構成において、流動床石炭燃焼ボイラｌに直接
石灰石を吹き込み、炉内脱硫を行う。

この際吹き込まれた石灰石は９００℃以上の燃焼ガス中
でただちに分解して生石灰（Ｃａｂ）となり、１２５０
℃以下の温度域でガス中の亜硫酸ガスおよび酸素と反応
して硫酸カルシウム（ＣａＳＯ４）を生成する。

ＣａＣＯ３９００”ＣＬ！、よ４　Ｃｏｏ　十Ｃｏ！　
”・・・・（２）μｓ九廃 ＣａＯ＋　Ｓｏ、　＋　＋ｏ、→ＣＪＩＳＯ４・・・・
・・（３）さらに排ガスは空気予熱器３を通過し、燃焼
用空気と熱交換を行い、系外へと排出される。

型集塵器 マルチサイクロッ丁で１集された石炭灰のうち、廃棄灰
を除いたものは加ＷｊＨ１４に導入される。

加湿器４ではこの石炭灰に湿分が加えられて、未反応石
灰は消石灰となる。　この消石灰を燃焼空気とともに流
動床石炭燃焼ボイラｌ内に吹き込んで再び炉内脱硫を行
う。

以上、本発明によれば、流動床石炭燃焼ボイラ炉内に石
灰石を吹き込み脱硫する方法において、当該ボイラに後
置せる集塵器により回収される石炭灰に加湿器によって
湿分を加えて、再び当該ボイラに吹き込むようにしたも
ので、回収された石炭灰をボイラ炉内にて活性化して失
われた反応性を回復し、効率を上げることができ、化学
量論比を低下させ１石灰石の消費量を削減することがで
き、ランニングコストが低くなり、廃棄物も少なくなる
という効果も奏する。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の排煙脱硫法を示す具体的な概略図であ
る。 １・・・流動床石炭燃焼ボイラ ２・・・マルチサイクロン型集塵器

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 流動床石炭燃焼ボイラ炉内に石灰石を吹き込み脱硫する
   方法において、該ボイラに後置せる集塵器で回収される
   石炭灰に加湿器によって湿分を加えて、再び該ボイラに
   吹き込むことを特徴とする排煙脱硫法。