JPS5814959A - ダスト分離装置 - Google Patents
ダスト分離装置Info
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- JPS5814959A JPS5814959A JP56113307A JP11330781A JPS5814959A JP S5814959 A JPS5814959 A JP S5814959A JP 56113307 A JP56113307 A JP 56113307A JP 11330781 A JP11330781 A JP 11330781A JP S5814959 A JPS5814959 A JP S5814959A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- magnetic
- exhaust gas
- dust
- endless belt
- magnetic field
- Prior art date
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- Filtering Of Dispersed Particles In Gases (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は製鋼炉あるいは還元べVフト製造キル7等より
排出されるガス中に同伴する金属酸化物からなるダスト
より磁性体を分離する装置に関する。更に詳しくは本発
明は前記排ガスを磁界内を通過させることによりダスト
類を磁気分離する装置に係わるものである。
排出されるガス中に同伴する金属酸化物からなるダスト
より磁性体を分離する装置に関する。更に詳しくは本発
明は前記排ガスを磁界内を通過させることによりダスト
類を磁気分離する装置に係わるものである。
高炉、転炉、アーク炉、キューボラ炉等の製鋼炉あるい
は還元ぺV7)製造キルン等からは一酸化炭素、二酸化
次素、窒素、水素等の気体のほかFe 、 Fe504
、 NiFe、0. 、 MnFe、On等の磁性体
のダスト、およびFe、Os 、 ZnO,810,、
CaO、MgO。
は還元ぺV7)製造キルン等からは一酸化炭素、二酸化
次素、窒素、水素等の気体のほかFe 、 Fe504
、 NiFe、0. 、 MnFe、On等の磁性体
のダスト、およびFe、Os 、 ZnO,810,、
CaO、MgO。
PbO等の非磁性体のダストを含む排ガスが生じる。
この排ガスをそのまま排出したのでは周囲の環境を汚染
するので、ダストは集趣設備により回収されている。こ
うして回収されたダストはそのまま脆棄すると二次公害
を引き起こす原因となるので一定の処理が施された後廃
棄される。近年は、例えば製鉄原料として還元し再利用
したり、または亜鉛、亜鉛華回収の目的で還元処理した
りして。
するので、ダストは集趣設備により回収されている。こ
うして回収されたダストはそのまま脆棄すると二次公害
を引き起こす原因となるので一定の処理が施された後廃
棄される。近年は、例えば製鉄原料として還元し再利用
したり、または亜鉛、亜鉛華回収の目的で還元処理した
りして。
再利用を図ることが多くなってき【いる。ところがこの
処理は大規模でコストのかかるものであった。一方集゛
塵されたダストは酸化鉄、非鉄金属酸化物、その他の成
分等が微細に幾何学的に、物理的に混然一体となってい
るため、これを分離することは困難を極め、高額な分離
コストのせいで。
処理は大規模でコストのかかるものであった。一方集゛
塵されたダストは酸化鉄、非鉄金属酸化物、その他の成
分等が微細に幾何学的に、物理的に混然一体となってい
るため、これを分離することは困難を極め、高額な分離
コストのせいで。
成分別に分離し回収することは現在性なわれていない。
省資源が叫ばれている今日、その簡単な分離回収方法は
強く要望されている。
強く要望されている。
このような要望に応えるため、鉄と酸化鉄との粉塵を高
温中で固体粒子との直接接触で分離し。
温中で固体粒子との直接接触で分離し。
次に搬送ガスを冷却し非鉄金属を凝固し分離する方法が
提案されている(特開昭55−50440)。
提案されている(特開昭55−50440)。
しかしながらこの方法には大がかりな装置を必要とし、
コストの割には分離能が悪いという欠点がある。
コストの割には分離能が悪いという欠点がある。
そこで本発明者はかかる上記の欠点を解消した簡単な分
離方法について検討を重ねた。その結果一旦集塵機に捕
捉された製鋼ダストは各種成分が複雑をこからみ合いも
はや磁気によって分離することはできないが、集塵機に
捕捉され、ホッパに払い落とされる前の煙道中ならばダ
ストの構成成分は比較的1個々独立に飛行しており磁気
により容易に分離できることを見出し、これにr−て、
ダストの分離法につき、先に特許出願を行った。かかる
ダストの磁気による分離は、排ダストの通路内に磁界発
生体を置き、磁性体のみからなるダスト及び磁性体とそ
れに付着している非磁性体とからなるダスト(以下磁性
ダストという。)を吸着分離させるものであり、これに
用いられる装置としては排ガス中の磁性体粒子と非磁性
体粒子との飛行軌跡を変えて分離する装置、集塵機と直
結している装置、水処理分野で用いられる永久磁石を用
いる回転円板装置等があげられるが、吸着された磁性ダ
ストを効率よく磁界発生体から引離して分離回収する構
造のものについては未だ満足しうるものが提案されてい
ない。
離方法について検討を重ねた。その結果一旦集塵機に捕
捉された製鋼ダストは各種成分が複雑をこからみ合いも
はや磁気によって分離することはできないが、集塵機に
捕捉され、ホッパに払い落とされる前の煙道中ならばダ
ストの構成成分は比較的1個々独立に飛行しており磁気
により容易に分離できることを見出し、これにr−て、
ダストの分離法につき、先に特許出願を行った。かかる
ダストの磁気による分離は、排ダストの通路内に磁界発
生体を置き、磁性体のみからなるダスト及び磁性体とそ
れに付着している非磁性体とからなるダスト(以下磁性
ダストという。)を吸着分離させるものであり、これに
用いられる装置としては排ガス中の磁性体粒子と非磁性
体粒子との飛行軌跡を変えて分離する装置、集塵機と直
結している装置、水処理分野で用いられる永久磁石を用
いる回転円板装置等があげられるが、吸着された磁性ダ
ストを効率よく磁界発生体から引離して分離回収する構
造のものについては未だ満足しうるものが提案されてい
ない。
本発明はダストの磁気分離におけるこのような問題点を
一部することを目的として種々検討の結果達成したもの
で磁界発生体に排ガス中の磁性ダストを直接吸着させる
のではなく、排ガス域と走行する磁界発生体との間に磁
気透過性の非磁性材料からなる走行部材を介在させ間接
的に磁気吸引して該部材の表面に磁性ダストを連続的に
吸着させて払い落とし分離回収する構造よりなるもので
ある。即ち本発明は、磁性体を含む排ガスを磁場勾配を
発生させた排ガス通路系内を通過させて゛、磁性ダスト
と非磁性ダストに分離する装置において、排ガス通路系
内に排出方向に対して平行又は直角會こ走行する磁気透
過性の非磁性無端ベルトを設置し、該非磁性無端ベルト
の走行と戻りとの内側に重なって走行しかつ磁場勾配を
発生させる無端ベルFを設けて非磁性無端ベルトの表面
に磁性ダストを連続的に吸着させるか、又は排ガスの排
出方向に対して直角に設置されて回転する磁気透過性の
非磁性ドラムの内側に磁場勾配を発生させる回転ドラム
を設けて該非磁性ドラムの表面に磁性ダストを連続的に
吸着させて分離するように構成してなる分離装置を要旨
とするものである。
一部することを目的として種々検討の結果達成したもの
で磁界発生体に排ガス中の磁性ダストを直接吸着させる
のではなく、排ガス域と走行する磁界発生体との間に磁
気透過性の非磁性材料からなる走行部材を介在させ間接
的に磁気吸引して該部材の表面に磁性ダストを連続的に
吸着させて払い落とし分離回収する構造よりなるもので
ある。即ち本発明は、磁性体を含む排ガスを磁場勾配を
発生させた排ガス通路系内を通過させて゛、磁性ダスト
と非磁性ダストに分離する装置において、排ガス通路系
内に排出方向に対して平行又は直角會こ走行する磁気透
過性の非磁性無端ベルトを設置し、該非磁性無端ベルト
の走行と戻りとの内側に重なって走行しかつ磁場勾配を
発生させる無端ベルFを設けて非磁性無端ベルトの表面
に磁性ダストを連続的に吸着させるか、又は排ガスの排
出方向に対して直角に設置されて回転する磁気透過性の
非磁性ドラムの内側に磁場勾配を発生させる回転ドラム
を設けて該非磁性ドラムの表面に磁性ダストを連続的に
吸着させて分離するように構成してなる分離装置を要旨
とするものである。
以下本発明な一実施例を示す図面に基いて説明する。第
1図及び第2図において(1)は排ガス通路で、□製鋼
炉を出た排ガスは入口から矢印方向へ向って排出される
。排ガス通路(11の底面には長手方向(排ガスの排出
方向)に切欠部(2)が設けられており、この部分に長
手方向に対し直角に軸芯を有する回転体(3)及び(4
)により、磁気透過性で非磁性の材料例えば天然又は合
成ゴムよりなる無端ベルト(5)が排ガスの排出方向と
同一方向へ走行するように設けられる。なお該非磁性の
無端ベルト(5)の設置位置は第2図に示すように排ガ
ス通路(1)の底部内面の一部を構成するように前記切
欠部(2)内tこ設けられる。(6)は排ガス通路tl
)の長手方向とは直角方向に軸芯を有する回転体(7)
及び(8)により排ガスの排出方向と同一方向へ走行し
、かつ排ガス通路(1)内に磁場勾配を発生させる無端
ベルトで、前記非磁性の無端ベルト(5)の走行及び戻
りの内側に重ね、かつ非ガス通路(1)側でめ重なり部
分では磁場勾配の発生による磁気が非磁性無端ベルト(
5)を透過して磁界が非ガス通路(1)内に到達する程
度を二走行面をこれに近づけて設けられる。この磁場勾
配を発生させる無端ベルト(6)の材料としては例えば
公知の磁性を帯びたゴムが挙げられる。以上のような構
成となっている結果、走行中の無端ベルH6)tこより
磁場勾配が排ガス通路(1)に発生されているので、矢
印方向へ排出される排ガス中に同伴するダストのうち、
磁性ダストは排ガス通路+11内を飛行中に走行中の磁
気透過性の非磁性無端ベルト(5)を介して磁気吸引さ
れ、該非磁性の無端ベルト(5)上に連続的に吸着され
、吸着されないで排ガスと共に排出される非磁性ダスト
と分離される。
1図及び第2図において(1)は排ガス通路で、□製鋼
炉を出た排ガスは入口から矢印方向へ向って排出される
。排ガス通路(11の底面には長手方向(排ガスの排出
方向)に切欠部(2)が設けられており、この部分に長
手方向に対し直角に軸芯を有する回転体(3)及び(4
)により、磁気透過性で非磁性の材料例えば天然又は合
成ゴムよりなる無端ベルト(5)が排ガスの排出方向と
同一方向へ走行するように設けられる。なお該非磁性の
無端ベルト(5)の設置位置は第2図に示すように排ガ
ス通路(1)の底部内面の一部を構成するように前記切
欠部(2)内tこ設けられる。(6)は排ガス通路tl
)の長手方向とは直角方向に軸芯を有する回転体(7)
及び(8)により排ガスの排出方向と同一方向へ走行し
、かつ排ガス通路(1)内に磁場勾配を発生させる無端
ベルトで、前記非磁性の無端ベルト(5)の走行及び戻
りの内側に重ね、かつ非ガス通路(1)側でめ重なり部
分では磁場勾配の発生による磁気が非磁性無端ベルト(
5)を透過して磁界が非ガス通路(1)内に到達する程
度を二走行面をこれに近づけて設けられる。この磁場勾
配を発生させる無端ベルト(6)の材料としては例えば
公知の磁性を帯びたゴムが挙げられる。以上のような構
成となっている結果、走行中の無端ベルH6)tこより
磁場勾配が排ガス通路(1)に発生されているので、矢
印方向へ排出される排ガス中に同伴するダストのうち、
磁性ダストは排ガス通路+11内を飛行中に走行中の磁
気透過性の非磁性無端ベルト(5)を介して磁気吸引さ
れ、該非磁性の無端ベルト(5)上に連続的に吸着され
、吸着されないで排ガスと共に排出される非磁性ダスト
と分離される。
即ち磁性ダストが磁場勾配を発生させる無端ベルト(6
)と直接接触して該ベルト表面吸着されることはなく、
これか本願発明の大きな特徴である。
)と直接接触して該ベルト表面吸着されることはなく、
これか本願発明の大きな特徴である。
(9)は非磁性の無端ベルト(5)の端部においてその
表面tこ吸着されていた磁性ダストが無端べ# ) +
61により発生されている磁場勾配の磁界の範囲外に引
離されて払い落とされるのを捕集する案内シュート、+
IJ) t−4−t4い落とされた磁性ダストの捕集ホ
フバーである。
表面tこ吸着されていた磁性ダストが無端べ# ) +
61により発生されている磁場勾配の磁界の範囲外に引
離されて払い落とされるのを捕集する案内シュート、+
IJ) t−4−t4い落とされた磁性ダストの捕集ホ
フバーである。
以上は1つの排Xガス通路(11の長手方向へ、非磁性
の無端ベルト(5)及びその走行、戻りの内側に設けた
磁場勾配を発生させる無端ベルト(6)よ6なるダスト
分離装置を1組設置した例であるが、例えば第3図に側
断面図で示すように長手方向に複数組のダスト分離装置
を設けることもできる。又図示していないが排ガス通路
(1)の長手方向に対して、直角方向に切欠部を設け、
直角方向に走行する非磁性の無端べ/L=)及びその内
側に磁場勾配を発生させる無端ベルトを設けた構造とし
てもよい。
の無端ベルト(5)及びその走行、戻りの内側に設けた
磁場勾配を発生させる無端ベルト(6)よ6なるダスト
分離装置を1組設置した例であるが、例えば第3図に側
断面図で示すように長手方向に複数組のダスト分離装置
を設けることもできる。又図示していないが排ガス通路
(1)の長手方向に対して、直角方向に切欠部を設け、
直角方向に走行する非磁性の無端べ/L=)及びその内
側に磁場勾配を発生させる無端ベルトを設けた構造とし
てもよい。
なお、これらに図示した例では、非磁性無端べ′ルト(
5)も磁場勾配を発生させる無端ベルト(6)も排ガス
の排出方向と同一方向に走行させる場合tこついて述べ
たが、磁場勾配を発生さする無端べ〃ト(6)のみ逆方
向に走行させるようにしても勿論よい。
5)も磁場勾配を発生させる無端ベルト(6)も排ガス
の排出方向と同一方向に走行させる場合tこついて述べ
たが、磁場勾配を発生さする無端べ〃ト(6)のみ逆方
向に走行させるようにしても勿論よい。
さらに、以上の各側では排ガス通路(1)が水平方向t
こ配置されている場合におけるダスト分離装置について
述べたが1例えば第4図tこ示すように縦方向の排ガス
通路+11に対して高さ方向に切欠部(2)を設は内部
に非磁性無端ベルト(5)及びその走行及び戻りの内側
に磁場勾配を発生させる無端ベルト(6)を設け、共に
排ガスの排出方向と逆方向に走行させる構造とし、吸着
された磁性ダストが自滅により払い落とされるような構
造としてもよ〜。
こ配置されている場合におけるダスト分離装置について
述べたが1例えば第4図tこ示すように縦方向の排ガス
通路+11に対して高さ方向に切欠部(2)を設は内部
に非磁性無端ベルト(5)及びその走行及び戻りの内側
に磁場勾配を発生させる無端ベルト(6)を設け、共に
排ガスの排出方向と逆方向に走行させる構造とし、吸着
された磁性ダストが自滅により払い落とされるような構
造としてもよ〜。
本発明のダメ1分離装置としズは以上述べた磁気透過性
で非磁性の材料からなる無端ベル)(5)と磁場勾配を
発生させる無端ベル)(も)とよりなる構造のもの以外
の例とし℃第5.6図に示すような構造のものも挙げる
ことができる。この例にお(Xて、(1)は入口から矢
印方向へ排ガスカー排出される排ガス通路、(2)はそ
の底面に設けられる切欠部である。自力は切欠部(2)
内に位置して設けられ、排ガス通路(1)の長手方向(
排ガスの排出方向)に対する直角方向に軸芯を有し1図
示せざる駆動装置により矢印方向へ回転する磁気透過性
の非磁性材料よりなる円筒状の回転ドラムである。なお
、その設置位置は第6図に示すように排ガス通路(1)
の底部内面の一部を構成するように設けられる。軸)よ
非磁性回転ドラム1とは軸芯を偏心させ、その内側に位
置して設けられて磁場勾配を排ガス通路(1)内に発生
させる円筒状の回転ドラムで前記非磁性回転ドラ基〇と
同−又は逆方向に回転するものである。すなわち、非磁
性回転ドラム1と磁場勾配を発生させる回転ドラム(1
1は第6図で示すように、非磁性回転ドラムα力の排ガ
ス通路(里)側における面(ll&)の裏側で磁場勾配
を発生させる回転ドラムa1の面が重なり合って磁場勾
配の発生による磁気が非磁性回転ドラムaカを透過して
排ガス通路(1)内へ及ぶようにし、それ以外の面では
、互い゛に離れて磁界範囲が非磁性回転ドラムIの表面
に及ばないよう偏心して軸支されている。0#よび(1
3は非磁性回転ドラムnの表面と接し吸着された磁性ダ
ストをかきおとす掻き落としロール、6◆は上記両ドラ
ムの下部に位置して設けられる磁性ダストの捕集用ホフ
バーである。このような構成よりなる本例において、排
ガス通路(1)へ入口から矢印方向へ排ガスが排出され
ると回転ドラムnにより発生1ゞ゛ された排ガス通路(1)内への磁場勾配に−へ磁気が回
転している非磁性回転ドラム音力を透過し、その表面上
に、排ガス中の重性ダストのみが連続的に吸着捕捉され
る。吸着捕捉された磁性ダストは非磁性回転ドラム軸の
回転にともなって磁界範囲から離れて落下し、さらに、
掻き落としロール0により掻き落とされてホッパーα◆
に入り、吸着されなかった排ガス中の非磁性ダストは排
ガスとともに排ガス通路(1)出口から導出されて図示
せざる分離装置により分離される。すなわち、この例に
おいても、排ガス中の磁性ダストは磁場勾配を発生させ
る回転ドラム+12と直接接触しないので、該ドラムの
表面には吸着されることがない。なお、非磁性回転ドラ
ムIと磁場勾配を発生させる回転ドラムミノとの距離が
最も離れる部分(15a)にはより完全に磁気を断つ為
に例えば軟鉄等の磁気非透過材からなる磁気シールドt
i9を配設する方がより好ましい。
で非磁性の材料からなる無端ベル)(5)と磁場勾配を
発生させる無端ベル)(も)とよりなる構造のもの以外
の例とし℃第5.6図に示すような構造のものも挙げる
ことができる。この例にお(Xて、(1)は入口から矢
印方向へ排ガスカー排出される排ガス通路、(2)はそ
の底面に設けられる切欠部である。自力は切欠部(2)
内に位置して設けられ、排ガス通路(1)の長手方向(
排ガスの排出方向)に対する直角方向に軸芯を有し1図
示せざる駆動装置により矢印方向へ回転する磁気透過性
の非磁性材料よりなる円筒状の回転ドラムである。なお
、その設置位置は第6図に示すように排ガス通路(1)
の底部内面の一部を構成するように設けられる。軸)よ
非磁性回転ドラム1とは軸芯を偏心させ、その内側に位
置して設けられて磁場勾配を排ガス通路(1)内に発生
させる円筒状の回転ドラムで前記非磁性回転ドラ基〇と
同−又は逆方向に回転するものである。すなわち、非磁
性回転ドラム1と磁場勾配を発生させる回転ドラム(1
1は第6図で示すように、非磁性回転ドラムα力の排ガ
ス通路(里)側における面(ll&)の裏側で磁場勾配
を発生させる回転ドラムa1の面が重なり合って磁場勾
配の発生による磁気が非磁性回転ドラムaカを透過して
排ガス通路(1)内へ及ぶようにし、それ以外の面では
、互い゛に離れて磁界範囲が非磁性回転ドラムIの表面
に及ばないよう偏心して軸支されている。0#よび(1
3は非磁性回転ドラムnの表面と接し吸着された磁性ダ
ストをかきおとす掻き落としロール、6◆は上記両ドラ
ムの下部に位置して設けられる磁性ダストの捕集用ホフ
バーである。このような構成よりなる本例において、排
ガス通路(1)へ入口から矢印方向へ排ガスが排出され
ると回転ドラムnにより発生1ゞ゛ された排ガス通路(1)内への磁場勾配に−へ磁気が回
転している非磁性回転ドラム音力を透過し、その表面上
に、排ガス中の重性ダストのみが連続的に吸着捕捉され
る。吸着捕捉された磁性ダストは非磁性回転ドラム軸の
回転にともなって磁界範囲から離れて落下し、さらに、
掻き落としロール0により掻き落とされてホッパーα◆
に入り、吸着されなかった排ガス中の非磁性ダストは排
ガスとともに排ガス通路(1)出口から導出されて図示
せざる分離装置により分離される。すなわち、この例に
おいても、排ガス中の磁性ダストは磁場勾配を発生させ
る回転ドラム+12と直接接触しないので、該ドラムの
表面には吸着されることがない。なお、非磁性回転ドラ
ムIと磁場勾配を発生させる回転ドラムミノとの距離が
最も離れる部分(15a)にはより完全に磁気を断つ為
に例えば軟鉄等の磁気非透過材からなる磁気シールドt
i9を配設する方がより好ましい。
本発明の装置で分離される製鋼ダストは、前述のような
製鋼炉からの排ガスに含まれているダストであッテ、F
e、 Fe01Fe104 、 Fe20m 、 Zn
O,MnO。
製鋼炉からの排ガスに含まれているダストであッテ、F
e、 Fe01Fe104 、 Fe20m 、 Zn
O,MnO。
S iOz 、 CaO1NIO,AlzOs 、 p
bo、 crIOs 、 cao、 MgO1Na、0
1KfO,NaCl 、KC1等を構成成分とするもの
で1、製鋼炉の種類及び炉(7)、、、、、□讐条件に
よっても異なるが、本発明の装置はマグネタイト(Fe
aO4)等の磁性体および非磁性体が含有されている限
り適用できる。製鋼炉よりの排ガスは通常1000℃以
上と高温で、亜鉛とか鉛の非鉄金属は蒸気の形態にあり
、製鋼炉から出て燃焼塔で可燃気体が燃焼される際に上
記のような酸化物のダストになる。次に排ガスは冷却塔
で約200℃になるまで冷却される。約300℃よりも
高温であると強磁性体の磁化が減少するので好ましくな
い。これらの過程によって酸化鉄、非鉄金属酸化物は独
自の形状の結晶例えばZnOは畏さlllLa上の針状
に、その他のものは球形状となって排ガスに同伴され。
bo、 crIOs 、 cao、 MgO1Na、0
1KfO,NaCl 、KC1等を構成成分とするもの
で1、製鋼炉の種類及び炉(7)、、、、、□讐条件に
よっても異なるが、本発明の装置はマグネタイト(Fe
aO4)等の磁性体および非磁性体が含有されている限
り適用できる。製鋼炉よりの排ガスは通常1000℃以
上と高温で、亜鉛とか鉛の非鉄金属は蒸気の形態にあり
、製鋼炉から出て燃焼塔で可燃気体が燃焼される際に上
記のような酸化物のダストになる。次に排ガスは冷却塔
で約200℃になるまで冷却される。約300℃よりも
高温であると強磁性体の磁化が減少するので好ましくな
い。これらの過程によって酸化鉄、非鉄金属酸化物は独
自の形状の結晶例えばZnOは畏さlllLa上の針状
に、その他のものは球形状となって排ガスに同伴され。
排ガス通路系に導出される。このダストをそのまま集塵
機により捕捉すると、各種成分が複雑にからみ合いもは
や磁気によって磁性体を分離することができないが、排
ガス通路系の途中に設けられる上記本願発明のダスト分
離装置によって磁性ダストと非磁性ダストが分離される
のである。
機により捕捉すると、各種成分が複雑にからみ合いもは
や磁気によって磁性体を分離することができないが、排
ガス通路系の途中に設けられる上記本願発明のダスト分
離装置によって磁性ダストと非磁性ダストが分離される
のである。
次に本発明のダスト分離装置を用いて、排ガス中のダス
トを分離する方法の1例としてアーク炉よりの排ガスを
処理する場合を第7図のフローリートと共に説明する。
トを分離する方法の1例としてアーク炉よりの排ガスを
処理する場合を第7図のフローリートと共に説明する。
アーク炉(AF )よりの排ガスは燃焼塔(FT )に
導入され、ガス中、のCQ酸成分燃焼されると共に鉄お
よび非鉄金属力監酸イヒされる。次に冷却塔(CT )
で約200℃に冷却され排ガス通路(1)を通って磁気
分離装置CM)に達し、ここで高濃度に磁性体を含有す
るダスト)裏゛分離され、残りはプロワ−(B) IC
より集塵機(C)に入りここで高濃度にZnOを含有す
るダヌF拳φ力監−塵され、このガス)(Illから亜
鉛が回収される。−刃高濃度に磁性体を含有するダスト
は、再磁選機(MA ) tこ入れられここでより高濃
度に磁性体を含有するダスト鰭と、残漬成分舖とに分離
され、前者のダスト(lTIは中・低級磁石、フエフィ
ト原料、錆止め用ペンガラ等に利用される。
導入され、ガス中、のCQ酸成分燃焼されると共に鉄お
よび非鉄金属力監酸イヒされる。次に冷却塔(CT )
で約200℃に冷却され排ガス通路(1)を通って磁気
分離装置CM)に達し、ここで高濃度に磁性体を含有す
るダスト)裏゛分離され、残りはプロワ−(B) IC
より集塵機(C)に入りここで高濃度にZnOを含有す
るダヌF拳φ力監−塵され、このガス)(Illから亜
鉛が回収される。−刃高濃度に磁性体を含有するダスト
は、再磁選機(MA ) tこ入れられここでより高濃
度に磁性体を含有するダスト鰭と、残漬成分舖とに分離
され、前者のダスト(lTIは中・低級磁石、フエフィ
ト原料、錆止め用ペンガラ等に利用される。
以上詳述したように本発明は集塵ニー前の排ガス通路系
内に磁場勾配を発生させ磁力を利用してダストを分離す
る装置において、磁性ガスFと非磁性ダストを含む排ガ
スの通路に、磁気透過性で非磁性の材料からなる走行無
端べ/L−)又は回転ドラムを設け、更にその内側に磁
場勾配を発生させる材料からなる走行無端ベルト又は回
転ドラムなそれぞれに設けたm成とし、排ガス中の磁性
ダストを磁気により非磁性無端ベルト又をま非磁性回転
ドラムの表面に吸着させ、磁界範囲外で払(−落として
非磁性ダストと分離するようにしてなるので・、分離が
極めて簡単でしかも連続的に行うこと力ζできるという
長所を有する。しかも分離されたダストは゛再生して各
種用途に供することカーでき、ガスFの有効利用にも疫
立つものである。
内に磁場勾配を発生させ磁力を利用してダストを分離す
る装置において、磁性ガスFと非磁性ダストを含む排ガ
スの通路に、磁気透過性で非磁性の材料からなる走行無
端べ/L−)又は回転ドラムを設け、更にその内側に磁
場勾配を発生させる材料からなる走行無端ベルト又は回
転ドラムなそれぞれに設けたm成とし、排ガス中の磁性
ダストを磁気により非磁性無端ベルト又をま非磁性回転
ドラムの表面に吸着させ、磁界範囲外で払(−落として
非磁性ダストと分離するようにしてなるので・、分離が
極めて簡単でしかも連続的に行うこと力ζできるという
長所を有する。しかも分離されたダストは゛再生して各
種用途に供することカーでき、ガスFの有効利用にも疫
立つものである。
第1図は本発明のダスト分離装置の一例を示す正面図、
第2図(イ)は第1図X−X線の側断面図。 同じく(ロ)はY−Y線の側断面図、第3図をよダスト
分離装置の他の例の側断面図、第4図及び第5図は本発
明のダスト分離装置の他の一例を示す正面図、第6図は
第5図X−X線の側断面図、第7図は本発明の装置を用
いてダメ1分離を実する場合のフロー5y−)の−例を
示す図である。 (1)・・・排ガス通路 (2)・・・切欠部+3)
(41・・・調車 (5) +6)・・・無端ベルト(
7)(8)・・・調車 (9)・・・案内シューF00
・・・ホッパー U■・・・回転ドラ五〇・・・払落シ
ロール 0番・・・ホッパーa9・・・磁気シールド
翰aη舖aIJ・・・ダスト代理人 弁理士 定立 勉 第1図 第2図 (() (CI) 第3図 第4図 第5図 第6図 第7図
第2図(イ)は第1図X−X線の側断面図。 同じく(ロ)はY−Y線の側断面図、第3図をよダスト
分離装置の他の例の側断面図、第4図及び第5図は本発
明のダスト分離装置の他の一例を示す正面図、第6図は
第5図X−X線の側断面図、第7図は本発明の装置を用
いてダメ1分離を実する場合のフロー5y−)の−例を
示す図である。 (1)・・・排ガス通路 (2)・・・切欠部+3)
(41・・・調車 (5) +6)・・・無端ベルト(
7)(8)・・・調車 (9)・・・案内シューF00
・・・ホッパー U■・・・回転ドラ五〇・・・払落シ
ロール 0番・・・ホッパーa9・・・磁気シールド
翰aη舖aIJ・・・ダスト代理人 弁理士 定立 勉 第1図 第2図 (() (CI) 第3図 第4図 第5図 第6図 第7図
Claims (1)
- 1 磁性体を含む排ガスを磁場勾配を発生させた排ガス
通路系内を通過させて、磁性ダストと非磁性ダストに分
離する装置において、排ガス通路系内に排出方向に対し
て平行又は直角に走行する磁気透過性の非磁性無端ベル
トを設置し、該非磁性無端ベルトの走行と戻りとの内側
に重なって走行しかつ磁場勾配を発生させる無端ベルト
を設けて非磁性無端ベルFの表面に磁性ダストを連続的
に吸着させるか、又は排ガスの排出方向に対して直角に
設置されて回転する磁気透過性の非磁性ドラムの内側に
磁場勾配を発生させる回転ドラムを設けて該非磁性ドラ
ムの表面に磁性ダストを連続的に吸着させて分離するよ
うに構成してなることを特徴とするダスト分離装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP56113307A JPS5814959A (ja) | 1981-07-20 | 1981-07-20 | ダスト分離装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP56113307A JPS5814959A (ja) | 1981-07-20 | 1981-07-20 | ダスト分離装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5814959A true JPS5814959A (ja) | 1983-01-28 |
Family
ID=14608910
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP56113307A Pending JPS5814959A (ja) | 1981-07-20 | 1981-07-20 | ダスト分離装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5814959A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010227902A (ja) * | 2009-03-30 | 2010-10-14 | Hitachi Plant Technologies Ltd | 凝集フロック乾燥方法及び凝集フロック乾燥装置 |
CN110102405A (zh) * | 2019-05-28 | 2019-08-09 | 西安热工研究院有限公司 | 一种电站锅炉蒸汽吹管零阻力集粒器 |
JP2020501878A (ja) * | 2016-12-20 | 2020-01-23 | サイクロマグ ピーティーワイ リミテッド | 平坦磁気分離機 |
JP2020505580A (ja) * | 2017-01-16 | 2020-02-20 | エナジー2クリーンエア ホールディングス プロプライエタリ リミテッド アズ トラスティー フォー エナジー2クリーンエア ユニット トラスト | 燃焼後デバイス及び方法 |
-
1981
- 1981-07-20 JP JP56113307A patent/JPS5814959A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010227902A (ja) * | 2009-03-30 | 2010-10-14 | Hitachi Plant Technologies Ltd | 凝集フロック乾燥方法及び凝集フロック乾燥装置 |
JP2020501878A (ja) * | 2016-12-20 | 2020-01-23 | サイクロマグ ピーティーワイ リミテッド | 平坦磁気分離機 |
JP2020505580A (ja) * | 2017-01-16 | 2020-02-20 | エナジー2クリーンエア ホールディングス プロプライエタリ リミテッド アズ トラスティー フォー エナジー2クリーンエア ユニット トラスト | 燃焼後デバイス及び方法 |
CN110102405A (zh) * | 2019-05-28 | 2019-08-09 | 西安热工研究院有限公司 | 一种电站锅炉蒸汽吹管零阻力集粒器 |
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