JP2020505580A - 燃焼後デバイス及び方法 - Google Patents

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Abstract

技術分野は、燃焼後有害排出物の低減である。燃焼後装置100は、有害なガスを、ガスを混合するチャンバ330内で、空気中において少なくとも1950℃で、より好ましくは2,000℃を超える温度で燃焼する燃焼後ガス燃料と混合し、次いで、より大きい断面積を持つ燃焼膨張チャンバ360内に入ると混合物に点火し、プロセスにおけるその時点からの排気システムの収縮が確実にないようにして、背圧を回避する。典型的には、磁石及び水トラップを使用する収集容器460もまた提供され、排気流から微粒子並びに他の磁気及び可溶性物質を収集する。

Description

本発明は、燃焼後(post−combustion)処理に関し、より詳細には、可燃性ガス混合物を使用した燃焼後処理に関する。
エネルギーを生成するため、又は廃物を処分するために、物質を燃焼させる多くの産業がある。燃焼プロセスで、許容できない濃度の有毒化学物質及び温室効果ガスが含まれ得る炉の排気ガスが生成され、そのどちらも環境に有害である。
この問題に部分的に対処する方法として、燃焼後の技術が登場してきた。たとえば、Obermullerによる米国特許第4,820,500号(参照によりその全体が本明細書に組み込まれる)は、空気の存在下で可燃性ガスを炉の排気ガスを使って燃焼させることを説明している。このプロセスは、比較的低い温度で行われ、これはCO及びNOxガスの生成が望ましくないことを教示している。このプロセスは、ガスの、より完全な燃焼をもたらすが、有毒ガスの放出もまた引き起こす(炉の排気ガスの性質による)。
Futurenergy Pty Ltd(Futurenergy)による国際公開第WO2015/015447号(参照によりその全体が本明細書に組み込まれる)は、米国特許第6,663,752号に記載されているような、マグネガスを使用する燃焼システムを説明している。残念ながら、Futurenergyのデバイスは、あらゆる連続した炉の運転で必要となるはずである長期連続使用には適していない。Futurenergyの明細書で説明されているデバイスの短期使用を超えたものはどれも、燃焼後の断続的な故障、及び燃焼プロセスを停止する効率低下という結果をもたらす。これは爆発的に危険であり、機器に損傷を与える可能性がある。断続的な故障はまた、未処理の燃焼ガスの、環境への望ましからざる放出をもたらす。
上記の内容は、必ずしも共通した一般知識の範囲内にあると読むべきではない。
米国特許第4,820,500号 国際公開第WO2015/015447号 米国特許第6,663,752号 米国特許第284084号
上記の欠点を少なくとも部分的に克服するか、少なくとも有用な選択肢を一般の人々に提供するデバイスを製造することが望ましいはずである。
(定義)
本明細書では、文脈が特に指示しない限り、
a)「AS」はオーストラリア規格を意味する。
b)「炉の排気ガス」とは、炉で生成される排気ガス(あらゆる微粒子を含む)である。典型的には、炉の排気ガスは従来通り、煙突の煙道を通って大気又は後処理機器に排出される。
c)「連結された」とは、直接連結されたものはもちろん、間接的に連結されたものも意味する。
d)面積に関する「断面」又は「断面の」のような変形例は、通常のガスの流れの方向に直角に物体を貫く、断面の内部空間で画定される領域を指す。
e)「comprise(有する)」、「comprises(有する)」又は「comprising(有する)」などの変形例は、記載された要素、完全体、若しくはステップ、又は要素、完全体、若しくはステップの群を含むことを意味するが、他のどんな要素、完全体、若しくはステップ、又は要素、完全体、若しくはステップの群も除外するものではないことを理解されよう。
f)「チャンバ」とは、任意選択で他のチャンバ、ダクト、又は通路に連結される、密閉された空間又は空洞を意味する。この定義には、使用中に単一のユニットとして機能する複数のチャンバもまた含まれる。
g)「冷却器」とは、熱交換器などの冷却用の入れ物、容器、又は装置を意味する。
h)統計的な意味での「モード」とは、1組の数値内で検出される、最も頻繁に発生する数値を指す。モードは、各結果の頻度をカウントするために、データを収集及び整理することにより検出される。本明細書では、測定値は、最も近い5ミリメートルに丸められる。
i)「K」は、ケルビンで表示される温度の記号である。
j)「g」は、グラムである。
k)「mg」は、ミリグラム(10−3グラム)である。
l)「min」は、文脈に応じて1分又は複数分である。
m)「遠心圧縮機」は、エネルギーが1組の回転羽根車の羽根からガスに伝達される圧縮機である。ガスの流れは放射状であり、エネルギーは、ガスに作用する遠心力の変化によって伝達される。
n)「T304L」は、17〜20%のクロム、8〜10.5%のニッケル、最大0.03%以下の炭素、2%以下のマグネシウム、0.75%以下のシリコン、0.045%以下のリン、及び0.03%以下の硫黄の、非鉄成分を含む、製造業でよく知られたステンレス鋼材料の1種類である。
o)「SCH10」は、ASME/ANSI B 36.10「溶接及びシームレス鍛造鋼管」による、標準パイプ寸法である。
p)「NB」は、mmで表された定格の孔(内径)である。
q)「Nm」は、標準温度及び標準圧力(0℃及び101.3kPa)での、乾量立方メートルにおけるガスの容積である。
r)「CO」は、一酸化炭素である。
s)「CO」は、二酸化炭素である。
t)「NO」とは、NOやNOなど、1つの窒素原子及び1つ又は複数の酸素原子を含む分子の総称である。
u)「PM」は、粒子状物質である。
v)「HS」は、硫化水素である。
w)「STP」は、標準の温度及び圧力(0℃及び101.3kPa)を意味する。
x)「VOC」とは、293.15K(すなわち20℃)で0.01kPaを超える蒸気圧を持つ、大気中の光化学反応に関与する炭素鎖又は炭素環に基づく化学化合物である。以下の化合物は、定義から除外される。一酸化炭素、メタン、アクリルアミド、ベンゼンヘキサクロロ、ビフェニル、クロロフェノール、フタル酸n − ジブチル、エチレングリコール、フタル酸ジ − (2 − エチルヘキシル)(DEHP:di − (2 − ethylhexyl)phthalate)、4,4 − メチレンビス2,4アニリン(MOCA:4,4 − methylene bis2,4aniline)、メチレンビス、フェノール、及びトルエン − 2,4 − ジイソシアネート。
y)「TVOC」は、VOCが周囲の空気又は排出物中に存在するとき、レポートを簡素化するために、種々のVOCをグループ化したものである。本発明におけるTVOCの測定において、かかる物質は、汚染された空気、すなわち液相ではなく化合物によって放出されるガスの蒸気中に存在しているはずである。
z)「TVOC(プロパン)」とは、プロパンを使用して較正されたセンサを使用して測定されたTVOCを意味する。
aa)「径違い継手」は、パイプの寸法を、より大きな孔(内径)からより小さな孔に縮小する配管系の部品である。この縮小する長さは、通常、パイプの直径より大きい径と、より小さい径との平均に等しい。径違い継手には、同心の径違い継手と、偏心した径違い継手との、主な2種類がある。本明細書では、主に同心の径違い継手が使用される。径違い継手は、流体の流れる方向に依存しないため、上流で直径が小さく、下流で直径が大きい径違い継手を使用することができる。
bb)USEPAは、米国環境保護局を意味する。
当業者には、上記の定義が、文脈を好適に考慮して、単数形及び複数形に、また上記の用語から派生した動詞、名詞、形容詞、及び副詞の時制にも適用可能で、且つ適用すべきであることを理解されよう。
第1の態様では、本発明は、以下を有する燃焼後装置を提供する。
a)(使用中に)炉に連結し、炉の排気ガスが燃焼後装置内に進入することを可能にし、これにより、(使用中に)装置に入る炉の排気ガスの最上流位置を画定する、炉の煙道入口。
b)入口及び出口を有し、出口は、(使用中に)装置を出る処理された炉の排気ガスの最下流位置を画定し、その結果ガスは、(使用中に)前記最上流位置と前記最下流位置との間を流れる、燃焼後排気チャンバ。
c)炉の煙道入口に連結された入口と、出口と、冷却要素とを有する冷却器。
d)冷却器の出口に連結された入口と、出口と、使用中に燃焼後ガス燃料を炉の排気ガスに取り込んで混合する、混合チャンバ入口の下流に配置された燃焼後ガス燃料噴射ポートとを有する混合チャンバ。
e)冷却器の出口と混合チャンバの入口との間に挿置され、冷却器から混合チャンバへのガスの流れを実質的に一方向にのみ可能にするよう構成される逆止弁。
f)混合チャンバの出口に連結された入口と、燃焼排気入口に連結された出口とを有する燃焼膨張チャンバ。
g)混合チャンバ又は燃焼膨張チャンバ内の燃料噴射ポートの下流に配置された点火器。
h)使用中に、炉の排気ガス及び微粒子を、炉の煙道入口から燃焼後装置を介して下流へ、そして燃焼後排気出口へ運ぶよう構成された、燃焼後装置に連結されたガス動力システム。
i)ここで、ガスの流れに垂直な燃焼膨張チャンバの内壁によって境界を画された燃焼膨張チャンバの断面積のモードは、ガスの流れに垂直な混合チャンバの内壁及び排気によって画定された混合チャンバの断面積のモードよりも大きい。
j)ここで、ガスの流れに垂直な燃焼排気チャンバの内壁によって境界を画された燃焼排気チャンバの断面積のモードは、混合チャンバの断面積のモードよりも大きい。
さらなる態様では、本発明は、以下のステップを有する燃焼後のプロセスを提供する。
a)炉の排気ガスが燃焼後装置内へ進入することを可能にする、炉から炉の煙道入口を通して炉の排気ガスを供給するステップであって、それにより装置に入る炉の排気ガスの最上流位置を画定するステップ。
b)処理された炉の排気ガスを、燃焼後排気チャンバの出力から排出するステップであって、燃焼後排気チャンバは入口及び出口を有し、出口は、装置を出る処理された炉の排気ガスの最下流位置を画定し、その結果ガスは、前記最上流位置と前記最下流位置との間を流れるステップ。
c)炉の排気ガスを、炉の煙道入口である入口、出口、及び冷却要素を有する冷却器内に供給するステップ、及び炉の排気ガスを冷却するステップ。
d)冷却された炉の排気ガスを混合チャンバ内に供給するステップであって、混合チャンバは、冷却器の出口に連結された入口、出口、及び混合チャンバ入口の下流に配置された燃焼後ガス燃料噴射ポートを有するステップ、及び冷却された炉の排気ガスを燃焼後ガス燃料と混合するステップ。
e)ガスに逆止弁を通過させることによってガスの逆流を防ぐステップであって、逆止弁は、冷却器の出口と混合チャンバの入口との間に挿置され、冷却器から混合チャンバへのガスの流れを実質的に一方向にのみ可能にするよう構成されるステップ。
f)混合され冷却された炉の排気ガス及び燃焼後ガス燃料を、燃焼膨張チャンバ内に送るステップであって、燃焼膨張チャンバは、混合チャンバ出口に連結された入口と、燃焼排気入口に連結された出口とを有するステップ。
g)混合チャンバ又は燃焼膨張チャンバ内の燃料噴射ポートの下流に配置された点火器を使用して、混合され冷却された炉の排気ガス及び燃焼後ガス燃料に点火するステップ。
h)ガスを炉の煙道入口から燃焼後装置を介して下流へ、そして燃焼後排気出口へ運ぶ、燃焼後装置に連結されたガス動力システムを使用することにより、燃焼後プロセスにおいてガスを運ぶステップ。
i)ここで、燃焼する冷却された炉の排気ガス及び燃焼後ガス燃料の混合物は、燃焼膨張チャンバが、ガスの流れに垂直な混合チャンバの内壁及び排気によって画定された混合チャンバの断面積のモードよりも大きい、ガスの流れに垂直な燃焼膨張チャンバの内壁によって境界を画された燃焼膨張チャンバの断面積のモードを持つために、燃焼膨張チャンバにわたって自由に膨張できる。
j)ここで、燃焼され冷却された炉の排気ガス及び燃焼後ガス燃料の混合物は、燃焼膨張チャンバが、混合チャンバの断面積のモードよりも大きい、ガスの流れに垂直な燃焼排気チャンバの内壁によって境界を画された燃焼排気チャンバの断面積のモードを持つために、燃焼膨張チャンバを自由に出ることができる。
上記の両方の態様に関しては、以下の通り。
好ましくは、燃焼膨張チャンバの断面積のモードの比率は、混合チャンバの断面積のモードの比率よりも大きく、より好ましくは、混合チャンバの断面積のモードの少なくとも2倍の比率である。
また、燃焼排気チャンバの断面積のモードが、混合チャンバの面積のモードの少なくとも2倍であることも好適である。
燃焼排気チャンバの出口を、煙突の排気煙道に連結することができる。現在の好ましい実施例では、燃焼排気チャンバは、使用中に少なくとも一部の処理された炉の排気ガスが炉内にリサイクルされるように、炉の入口に連結される。好ましくは、炉に入る処理された炉の排気ガスの量は、弁によって制御される。
燃焼膨張チャンバに沿って装置の出口までわたるどこかでの最小断面積が、混合チャンバの平均断面積より大きいことが特に好ましい。
混合チャンバ内の酸素レベルは、大気レベル未満でなければならない。本発明者らは、混合チャンバ内の高レベルの酸素がしばしば、燃焼後ガス燃料に、酸素との望ましからざる反応を優先的に引き起こすことを発見した。燃焼後のガス燃料が、炉の排出物と反応できることが好ましい。炉と排気煙突との間の排気経路は、好ましくは、空気から密閉されるべきであり、システム内にさらなる酸素が取り込まれるべきではない。
排気経路は、好ましくは、背圧を最小限に抑えるために、少なくとも膨張チャンバと同じ断面積であるべきである。背圧は、燃焼後装置及び燃焼後プロセスの性能を低下させることがわかった。
さらに好ましい実施例では、少なくとも一部の処理された炉の排気ガスが、好ましくは蒸気管熱交換器を介して、発電機の熱源として使用される。
最良の結果を得るには、炉の排気ガスを冷却器で360Kから395Kの間に冷却することが望ましい。現在の好ましい実施例では、冷却器は、好ましくは、冷却媒体として水が圧縮機ポンプによって供給される燃焼前水套を有する。場合によっては、冷却プロセス中に加熱された水が、蒸気発生器に供給される。より好ましくは、蒸気は、流体の水に冷却され、リサイクルされる。
好ましくは、混合チャンバの長さは0.3mから1.5mの間、より好ましくは0.8mから1.5mの長さである。好ましくは、燃焼後ガス燃料噴射ポートは、チャンバ内に少なくとも1つのノズルを備え、より好ましくは、炉の排気ガスの流れる方向に対して少なくとも部分的に径方向に垂直に、燃焼後ガス燃料を旋回させるよう角度づけされる。現在の好ましい実施例では、好ましくは0.1〜0.3m間隔で、より好ましくは0.2m間隔で配置され、炉の排気ガスの伝播方向に延出する3つの燃焼後ガス燃料噴射ポートがある。
燃焼炉に最も近いノズルからの距離は、確実に炉の排気ガスのすべてが十分に冷却及び混合され、ノズル近傍の炉の排気ガスが燃焼後ガスの点火温度を超えない、より好ましくは395K以下となるように、冷却器から十分遠くに配置されるべきである。
燃焼膨張チャンバに最も近いノズルからの距離は、燃焼が起こる前に燃焼後ガス燃料と冷却された炉の排気ガスとを効率的に混合するために、燃焼膨張チャンバから十分に離れた距離とするべきである。
燃焼後ガス燃料の流入を最適化し、ガスの混合を最大化するために、さらにノズルを与えることができる。ノズルは、ほぼ下流方向に燃焼後ガス燃料を旋回させるように角度づけされていることが好ましい。一実施例では、複数のノズルのうちの少数(ただ1つのノズルでもよい)が、乱流を与えるために他のノズルに対して斜め方向に向けられる。
好ましくは、ノズルの角度は、燃焼後ガスと混合されている、冷却された炉の排気ガスの容積、密度、及び組成に応じて変更され得る。最適な燃焼は、燃焼後の反応から発せられる高まる轟音、及び最適な燃焼を実現させるために手動で調整されたノズルによって判断されることが、現在好適である。
適切な燃焼後ガス燃料は、炉の中で燃やされている、くべる物からの排出物の性質に大きく依存することになる。適切な燃焼後ガス燃料は、炉自体及び炉の中で燃やされている、くべる物の種類の関数である。最も実用的な目的では、燃焼後ガス燃料は、STPで少なくとも1,950℃の空気中での火炎温度を持つ、空気中で燃焼できるガスである。この低温の群の中の非限定的なガスには、プロパン、ブタン、メタン、及びプロパン − ブタン混合物が含まれる。
しかし、より良い反応のために、燃焼後ガス燃料は、STPで少なくとも2,000℃の空気中での火炎温度を持つ、空気中で燃焼できるガスであることがより好ましい。非限定的な実例では、CO/H混合物(水素55〜65%及び一酸化炭素30〜35%)、水素、アセチレン、プロパン、シアン、及びジシアノアセチレンである。
本発明者らは、炉の排気ガスがTVOC、微粒子、及び一酸化炭素排出物に富んでいるとき、燃焼後プロセスが最も効率的であることを発見した。従って、一連の複数の燃焼チャンバの代わりに、炉と直列である単一の燃焼後チャンバだけを備えることが極めて好ましい。しかし、より大きな炉用の複数の出口を備えるマニホルドによって処理される並列構成の可能性が考えられる。
さらに、炉の排気ガスを冷却し過ぎる必要が生じることを防ぎ、安全性を高めるために、燃焼後ガス燃料のSTPで空気中での点火温度は、480℃を超えることが好ましいはずである。最も好ましくは、燃焼後ガス燃料はCO/H混合物(水素55〜65%及び一酸化炭素30〜35%)又は水素である。
逆止弁は、スイング・ゲート逆流防止弁であることが好ましいが、当業界では好適な他の弁が知られている。選択されるどんな弁も、開くことに対する抵抗が最小限で、背圧に非常に敏感に反応して可能な限り迅速に弁を閉じさせるべきである。
好ましくは、主流制御弁は、炉の煙道入口と冷却器との間、又は冷却器と混合チャンバとの間に挿置され、ガス燃焼後装置を通る炉排気ガスの流量を制御する。現在の実施例では、これは手動操作弁である。
燃焼膨張チャンバは、高温に耐える必要がある。従って、好ましくは、内部がセラミックで裏打ちされ、より好ましくは鋳造セラミックで裏打ちされる。現在の好ましい実施例では、カオリン・セラミック粘土が使用される。
チャンバを保護することができる他の方法及び材料が利用可能であり、当業者、特に航空宇宙及び炉産業の人々に知られているので、本発明は、この実施例に限定されない。特に好ましいのは、非常に高い温度に耐えることができる高電圧セラミック電柱絶縁体に使用されるセラミックである。
点火器は、ガスの混合物の温度を点火点まで上げるものであれば何でもよい。現在好適なものは、種火、スパーク・プラグ、一連のスパーク・プラグ、又はこの組合せである。
点火器は、好ましくは、燃焼膨張チャンバの入口近傍に配置される。現在の好ましい実施例では、点火器は、スパーク・プラグ、より好ましくは、連続でスパークを生成する点火コイルを介して、12V変圧器に接続された白金スパーク・プラグである。当業者は、自動車産業からのこの技術を知っているであろう。一実施例では、連続点火を得る最良の機会を確保するために、複数の点火器、好ましくは複数のスパーク・プラグ、最も好ましくは3つのスパーク・プラグを使用することができる。さらに、種火と組み合わせたスパーク・プラグなど、複数種類の点火を使用することができる。
ガス動力システムは、冷却器と混合チャンバとの間に連結されることが好ましい。これにより、冷却される前の高温の炉の排気ガスに耐える必要のない材料を使用することができる。それでも、選択された材料は、580Kを超える温度に現実的に耐える必要があるため、当業者は概ね、ガスタービン業界で通常使用される材料を選択するであろう。現在の好ましい実施例では、ガス動力システムは、羽根車を組み込んだ遠心圧縮機にベルトで連結された電動モータである。
一実施例では、物質収集チャンバが燃焼膨張チャンバと燃焼後排気チャンバとの間に設置され、物質収集チャンバは、ガス通路と物質収集容器とを有する。より好ましくは、物質収集容器は、それと密接に関連する少なくとも1つの磁石を備え、使用中に、ガス通路を通って物質収集容器内に、流れるガスから磁化材料を抜き取る。少なくとも1つの磁石は、好ましくは少なくとも1つの電磁石、より好ましくは一連の電磁石である。一連の電磁石は、好ましくは、軟鋼プレートの下に配置されたブラケットに取り付けられる。一連の電磁石は、240V A/C主電源で給電される。
便利なことに、物質収集容器は、使用中に、ガス通路の下に配置される。使用中に、主に、物質収集容器は、好ましくは固体物質、より好ましくは活性炭を収集する。磁石を比較的低温に保つべきであり、さもなければ磁石は、効率的に機能することを停止する、又は動作しなくなる可能性がある。水トレイとの組合せの使用は、磁石が機能するのに十分な冷たさを維持するのに役立つ。
一実施例では、現在の好ましい実施例での物質収集容器はまた、排気流と電磁石との間に、電磁石がオフにされた後でさえも水中に活性炭などの微粒子を保持する水トレイも有する。これにより、微粒子の収集が可能になり、水はまた電磁石を冷却する働きをする。
現在の好ましい実施例では、流れの方向を変更するために、より好ましくは物質収集チャンバの前に配置されたU字型ベンド・パイプが装置内に設置される。流れの方向の変化は、ガスの乱流を増加させる。代替の選択肢は、羽根を設置して、物質収集チャンバの前に乱流を引き起こすことである。
水套は、好ましくは、燃焼され冷却された炉の排気ガス及び燃焼後のガス燃料混合物が2秒以内に冷却されるように、燃焼膨張チャンバと最下流の位置との間に設置され、その結果ガスは、500℃未満の温度で装置の出口を出る。これは、ダイオキシン及びフラン族の有害化合物の形成を防ぐのに役立つ。
本発明は、以下の図面によって示される非限定的な実例を参照して、以下に説明される。
本発明の燃焼後装置の斜視図である。 炉と組み合わせた本発明の燃焼後装置の斜視図である。 図1の燃焼後装置の一部の側断面図である。 図1に示す燃焼後装置内の混合チャンバの側断面図である。 図4においてA − Aで見分けられるノズルの拡大図である。 図3に示す混合チャンバと羽根車との間に配置された弁を通る側断面図である。 供給パイプの一部が取り外されて弁の要素が露出している、図1に示される燃焼後装置内の逆止弁の斜視図である。 図1に示す燃焼後装置内の物質収集チャンバの斜視図である。 図7に示す物質収集チャンバの側断面図である。 燃焼後プロセスを経なかった、炉からの様々な排出物の基準測定値のグラフである。 燃焼後プロセスと組み合わされた、炉からの様々な排出物の測定値のグラフである。
本発明を、以下で、実例を参照して説明する。実例は、本発明を実行することができる1つ又は複数のやり方の好ましい実施例にすぎず、特許請求される本発明の範囲を限定するものとして読まれるべきではない。
図1を参照して、全体として100で示される燃焼後装置は、炉の煙道のフランジ120によって炉の煙道(図1には図示せず)に連結された、炉の煙道の入口110を備える。炉の煙道入口110は、燃焼後装置100に入る炉の排気ガスの最上流の位置である。
燃焼後装置100の反対側には、入口140及び出口150を備える燃焼後排気チャンバ130があり、出口150は、装置を出る処理された炉排気ガスの最下流位置である。ガスは(使用中に)、炉の煙道入口110から出口150に流れる。
さらなる代替の排気出口もある。3つの発電機連結部160、170、180は、使用中に、発電機(図示せず)に連結する。
別の代替の排気は、使用中に高温ガスを供給炉に戻して炉の効率を補助する、炉戻り部190を通る。この連結は、フランジ200によって影響を受け、挿置された手動制御弁195によって制御される。
冷却器210は、炉の煙道入口110である入口及び出口220を備える。水套230は、水入口240を介して水套230の中へ、また水出口250から水圧縮機ポンプ260へ水を汲み出すことにより、使用中に冷却要素として機能する。
圧縮機ポンプ260は、給水管270で給水入口280に連結されている。電動給水ポンプ290は、給水管270と給水入口280との間に連結されている。手動操作される弁300は、電動給水ポンプ290と給水管270との間に挿置入されている。
全体的に310で示されるガス動力システムは、出口220を介して冷却器210に連結された遠心羽根車圧縮器ポンプである。出口320は、全体的に325として示される逆止弁に連結し、次に混合チャンバ330に連結される。
混合チャンバ330は、3つの燃焼後ガス燃料噴射ポート340及び出口350を備える。混合チャンバ330の長さは、1.3mである。
出口350は、燃焼膨張チャンバ360に連結され、次に、排気ガス入口380を介して管状熱交換器370に連結される。熱交換器370は、排気ガス出口390、蒸気管入口400、及び排気蒸気管411に連結された蒸気管出口410を備える。蒸気発生器連結フランジ412、415及び417は、排気蒸気管411を、蒸気駆動発電機(図示せず)に連結することを可能にする。
蒸気管入口400は、蒸気供給管420を介して水圧縮機ポンプ260に連結される。蒸気管入口400は、水供給管430を介して、電動給水ポンプ290を介して給水部280に連結された手動操作弁440にも連結される。
U字型ベンド・パイプ450が、一端で排気ガス出口390に連結され、他端で物質収集チャンバ460に連結される。
図面全体を通して、要素間の連結は、典型的には通常のやり方で、ナット、ボルト、及びワッシャで一体に連結された相補型のフランジによって実現される。こうしたフランジでの連結は、図面に描かれているが、図面を整理するために本明細書では必ずしも番号づけされていない。
図2を参照して、図1に示す燃焼後装置100は、全体的に500として示される炉に連結され、示される。簡潔にするために、読者は、図1の燃焼後装置100に関連する参照番号の説明を参照のこと。これらは、図2におけるものと同じ意味を持つ。図2を整理するために、図1に示すすべての参照番号を、図2に示しているわけではない。
炉500は、市販の焼却チャンバの炉であり、モデルは、Proburn Waste Incinerators社のMidi Waste Incineratorである。このモデルは、コンベヤ510から炉の燃焼チャンバ530内へ燃焼用の廃棄物(図示せず)を入れることを可能にする、ドア520に連結されたコンベヤ510を備え、次に炉の排気チャンバ540に連結され、次に炉の煙道550に連結される。
炉の煙道550は、炉の煙道フランジ120に連結されている。
炉戻りパイプ560及び570は、その一端が炉の燃焼チャンバ530の下端部に連結されている。炉戻りパイプ560及び570は、その他端がフランジ200で炉戻り部190に連結されている。
図3を参照して、燃焼後装置100の一部を示す。以前の図にあるのと同じ番号の要素は、同一であり、ここでは再度説明されない。読者は、これらの参照番号に関する以前の説明を参照のこと。
ガス動力システム310は、ベルト610を介して電動モータ620に連結された滑車(図示せず)によって駆動される羽根車600を備える。羽根車の定格は、少なくとも580Kである。羽根車600は、AerotechブランドのモデルHP184鋼収容型500mm羽根車で、直径120mmの出口と直径150mmの入口とを備え、415ボルト4kWの電動モータ620に連結され、直接駆動で連結されている。
出口320は、パイプの内径を100mmに縮小する径違い継手630に連結し、逆止弁325に連結されている。逆止弁325は、緊急遮断のために手動で操作されるボール・バルブ650と連動するスイング・ゲート逆流防止弁640からなる。
ボール・バルブ650は、混合チャンバ330に連結されている。混合チャンバ330は、100mmのNB SCH10溶接パイプT304Lから作られる。噴射ポートは、全体的に340で示され、3つの噴射部660、670、及び680からなる。
混合チャンバ330の下流端には、内径を100mmから200mmに拡大する径違い継手690がある。径違い継手690には、連続スパークを生成する点火コイル(図示せず)を介して12V変圧器に接続された、白金スパーク・プラグ700点火器がある。
径違い継手690は、耐火性セラミックのセラミック製内層710を備える燃焼膨張チャンバ360に通じている。セラミック製内層710は、200mmのNB、及び40から48mmの間の内層の厚みを持つ。
セラミック製内層710は、燃焼膨張チャンバ360の両端にある300×200mm NBのSCH10 T304L径違い継手730、740に連結された、300mm NBのSCH10 T304L溶接パイプ720内に収容される。
セラミック製内層710は、200mmの外径を持つプラスチック・パイプ(図示せず)を溶接パイプ720内に挿入し、それによって型充填用の空洞を形成することで、金型を形成することにより作成される。プラスチック・パイプ(図示せず)の一端に、ポンプ移送用穴が形成されている。キャスタブル高アルミナ低セメント耐火性粉末(重量比:Al 84%、SiO 7.5%、CaO 3.3%、Fe 1.3%、アルカリ 0.23%、及びTiO 1.5%)は、水重量比最大4.4〜5.5%までのものを作るために、電動ミキサを使用して水と混合される。これにより、型(図示せず)を充填するためにポンプ移送用穴(図示せず)を通してポンプ移送される、ポンプ移送可能な懸濁液が形成される。型が充填されると、ポンプ移送用穴は封止される。セラミックが固まるまで、型を攪拌する。乾燥したら、プラスチック・パイプ(図示せず)を取り外し、セラミック製内層710の間隙及び亀裂を、以下の重量比のものを有する空気硬化性耐火湿式モルタル(別個には図示せず)を使用して埋める。Al 42%、Fe 0.7%、CaO(+MgO) 0.4%、SiO 45%、アルカリ3.5%、TiO 1.5%。セラミック製内層710を、乾燥させることが可能であり、運用温度まで徐々に加熱し、運用使用前に数時間その温度に維持する。
燃焼膨張チャンバ360は、排気ガス入口380を介して熱交換器370に連結される。
熱交換器370は、200mm NBのSCH10溶接パイプT304Lによって囲まれた排気ガス通路750を備える。先細にされた300mm NBのSCH10溶接パイプT304Lの水套760が、排気ガス通路750を囲んでいる。水套760は、蒸気管入口400及び蒸気管出口410を収容し、次に、それぞれ蒸気供給管420及び排気蒸気管411に連結される。
燃焼後装置の様々な部品は、使用中に、ほぼ水平面で排気ガスの流れを維持する、パイプ支持体780、790、800、810、及び820で支持される。これらは他の図面に示されているが、混乱を減らすために、必ずしも番号がつけられているわけではない。
図3及び図4を参照して、混合チャンバ330は、図4のボール・バルブ650及び径違い継手690に隣接して示されている(その両方が、この切断図に部分的にのみ示されている)。
全体的に340として示す噴射ポートは、それぞれ角度つきノズル900、910及び920をそれぞれに備える噴射器660、670及び680からなる。角度つきノズル900、910、及び920は、混合チャンバ330内で終端をなし、各々の調整ナット930、940、950を(それぞれに)、耐ガス継手960、970、980(それぞれ)を中心にして使用することにより、混合チャンバ330内で旋回させることができる。角度つきノズル900及び910は、視点から離れる方向を向いて描かれているが、ノズル1000は、横向きに描かれている。角度つきノズル900及び910は、使用時に混合チャンバ330内でガスが同心円状に渦巻くように構成され、一方ノズル1000は、混合チャンバ330内のガスに乱流をもたらすように構成される。
噴射器660、670、及び680は、25mm NBのSCH10溶接パイプT304Lで構成される。噴射器660、670、及び680は、200mmの間隔をあけて配置され、チャンバ330の中心線に対して45°の角度がついている。混合する長さ990は、角度つきノズル900と混合チャンバ330の端部との間で画定され、長さは約0.48mである。
ノズル900、910、及び920は、金属からなり、それぞれが、その終端で10mmの減少した内径を持つ(ノズル920について、終端1000だけが示されているが、他も同様に構成される)。
図6及び図7を参照して、全体的に325として示す逆止弁が図示されており、ガス動力システム出口320と混合チャンバ330との間に連結されたスイング・ゲート逆流防止弁640及びボール・バルブ650を備える。スイング・ゲート逆流防止弁640及びボール・バルブ650は、独立して操作可能である。
ボール・バルブ650は、ガスがボール・バルブ650を通過することを可能にする開放構成で図示される貫通孔1120を持つ、シート1125内のボール1110に連結されたハンドル1100を備える。ハンドル1100が図示の状態から90度回転すると、貫通孔1120は、シート1125によって閉塞され、ボール・バルブ650は、その閉じられた構成(図示せず)になるであろう。
スイング・ゲート逆流防止弁640は、封止蓋1140を封止プレート1150にヒンジ結合するヒンジ1130を備える。封止プレート1150は、開口部1160を持つ。連結パイプ1170(図7に部分的にのみ示されている)は、スイング・ゲート逆流防止弁640をボール・バルブ650に連結する。
封止蓋1140は、91mmの直径を持つほぼ円形であるのに対して、開口部1160は、92mmの直径を持つ。封止蓋1140は、使用中に封止プレート1150に押しつけられて封止するように設計されているので、排出物の流れの通常方向の上流側の位置に振り戻すことができない。
ヒンジ1130は、ガスの動きがない状況で蓋1140を自重で閉じさせる、非常にわずかに、斜めに切断されている。これはHICKEYの米国特許第284084号で説明されているものと同じ原理であり、その全体が参照により本明細書に組み込まれる。
蓋1140は、流れが始まるとすぐに開き、流れによって開いたままにされることになる。背圧がある場合、蓋1140は閉じることになる。蓋1140は、封止プレート1150に押しつけられて封止している(開口部1160よりも直径が小さいフランジとして作用する)ので、蓋140は、連結パイプ1170の直径よりもわずかに小さい。
図8及び図9を参照して、物質収集チャンバ460は、U字型ベンド・パイプ450と燃焼排気チャンバ入口140との間に設置される。ガス通路1200は、U字型ベンド・パイプ450と燃焼排気チャンバ入口140との間のガスの通過を可能にする。
Techstylegroup社の240V A/C業務用電磁気ベース動力13500N磁力である3つの電磁石1210、1220、1230は、材料厚6mmのステンレス鋼密閉筐体1240内に配置される。水トレイ1250は、ガス通路1200の下に配置され、運用中に蒸発する水を置き換えるために、一定の水が供給される。
(使用中)
図面を参照して、使用中に、炉500には、コンベヤ510によって焼却されるべき廃棄物(図示せず)が供給される。廃棄物(図示せず)は、ドア520を介して炉の燃焼チャンバ530に入り、そこで燃焼される。
燃焼によって生成された炉の排気ガス(図示せず)及び微粒子は、炉の排気チャンバ540を通過して、炉の煙道550の中に至る。炉の排気ガス(図示せず)は、炉の煙道入口110を介して燃焼後装置100の中に入る。炉の煙道入口110は、燃焼後装置100に入る炉の排気ガス(図示せず)の最上流の位置である。
炉の排気ガスは冷却器210内に入り、そこで水圧縮機ポンプ260によって水入口240に汲み上げられる水によって、冷却水套230で冷却され、水は炉の排気ガスと熱を交換し、水出口250を介して冷却水套230を出る。
圧縮機ポンプ260は、水管間の圧力及びレベルを均等にする。水は、温水出口250を介して、圧縮機ポンプ260によって、蒸気供給管420を通して、熱交換器370の蒸気管入口400まで送られる。
最良の結果では、炉の排気ガスは、冷却器210で340Kから395Kの間に冷却される。冷却された炉の排気ガスは、出口220を介してガス動力システム310に引き込まれる。
電動モータ620は、羽根車600を駆動して、冷却された炉の排気ガスを冷却器210からガス動力システムを通して引き込み、出口320を介して排気ガスを前方に推進する。
推進された、冷却された炉の排気ガスは、径違い継手630を通過し、逆止弁325を通過する。
燃焼後装置100内で吹き戻しがある場合、スイング・ゲート逆流防止弁640は、封止蓋1140をヒンジで閉じ、封止プレート1150に押しつけて封止させる、吹き戻しの上流の力によって閉じ、炉の排気ガスが開口部1160を介して炉に戻るのを防止する。吹き戻し圧力がガス動力システム310によって生成される圧力よりも低くなると、封止蓋1140は、上流の炉の排気ガスにより及ぼされる圧力によって、再びヒンジで開く。封止蓋1140は、吹き戻しに対する十分な保護を可能にしながらもなお、可能な限り軽量になるように設計される。
緊急の遮断は、ハンドル1100を、図6に示すハンドルの開位置からハンドルの閉位置まで90°回転させ、その結果逆止弁325の下流の燃焼後装置を隔離することによってもまた果たされ得る。
推進された、冷却された炉の排気ガスは、混合チャンバ330に入り、噴射ポート340を通過する、3つの噴射器660、670、及び680を通ってノズル900、910、及び920(それぞれ)から供給される燃焼後ガスと混合される。ノズルは、燃焼後ガスに旋回運動を与えるように角度づけされており、燃焼後ガスの、炉の排気ガスとの混合を補助する。
この実例のために使用された燃焼後ガスは、水素又は以下の重量パーセントを持つCO/H混合物であった。水素55〜65%及び一酸化炭素30〜35%。
ノズル900、910、及び920は、混合チャンバ330内で使用する前に、調整ナット930、940、及び950を使用することにより、燃焼後ガスと混合されている冷却された炉の排気ガスの容積、密度、及び組成に応じて、角度づけされる。最適な燃焼は、燃焼後の反応から発せられる轟音の強度によって判断される。轟音の強度が増すにつれて、燃焼プロセスの効率が向上する。
ノズル900、910、及び920のいずれかに近接する炉の排気ガスが、燃焼後ガスの点火温度を超えないように、且つ395K以下の安全マージンを持つように、炉の排気ガスを確実に冷却するために、ノズル及び炉の排気ガス流量を調整するよう注意する必要がある。
混合チャンバへの燃焼後ガス及び炉の排気ガスの混合比及び流量は、固定されておらず、燃焼されている廃棄品の種類に依存する。比率及び流量は、最も強い聞き取れる「轟音」を実現するように増減されることになる。
混合されたガスは、混合チャンバを出て出口350を通過し、径違い継手690に入る。白金スパーク・プラグ700は連続的に点火しており、混合されたガスに対する点火源を提供する。
混合されたガスは、点火して燃焼膨張チャンバ360の中へ膨張する。この発火反応は発熱性であり、かなりの熱を発生する。セラミック製内層710は、熱障壁として機能し、300mm NBのSCH10 T304L溶接パイプ720への重大な損傷を防ぐ。燃焼され混合されたガスは、排気ガスとなる。
排気ガスは、管状熱交換器370に送られ、排気ガス入口380を介して排気ガス通路750に入る。
水は、水圧縮機ポンプ260及び電動給水ポンプ290によってそれぞれ送られ、蒸気供給管420及び水供給管430から、蒸気管入口400を介して水套760に入る。
ガス通路750内の排気ガスは、水套760内の水により冷却される。水套760内の水は、この冷却プロセスを通じて蒸気まで加熱される。
蒸気は、管出口410を介して水套760から出て、排気蒸気管411を通って移動する。排気蒸気管411に連結された蒸気発生器連結フランジ412、415及び417は、電気を発生させる連結された蒸気駆動発電機(図示せず)に蒸気を供給する。
冷却された排気ガスは、排気ガス出口390を通って熱交換器370から出て、U字型ベンド・パイプ450を通過して物質収集チャンバ460に入り、ガス通路1200に沿って燃焼排気チャンバ入口140に向かって流れる。
ガス通路1200内の排気ガス中のイオン化及び/又は磁化された物質は、印加される240V A/C電源を備える3つの電磁石1210、1220、1230に磁気的に引きつけられる。イオン化及び/又は磁化された物質は、その中に水を備える水トレイ1250に入り、これにより、240V A/C電源がオフに切り替えられると、イオン化及び/又は磁化された物質の漏出が防止される。
排気ガスは、物質収集チャンバ460を出て、燃焼排気チャンバ入口140を介して燃焼排気チャンバ130内に入る。一部のガスは、発電機連結部160、170、及び180を介して発電機に供給される。入口140を介して燃焼排気チャンバ130に入る残りの排気ガスの別の量が、炉戻り部190並びに炉戻りパイプ560及び570を通過して、炉燃焼チャンバ530の下端部に入り、炉の効率を補助するよう加熱された燃焼ガスとして作用する。
入口140を介して燃焼排気チャンバ130に入る残りの排気ガスのまた別の量が、出口150を介して大気に排出される。
(H/COでの実験結果)
燃焼後装置及び燃焼後プロセスの有効性テストは、独立したテスト機関であるSIMTARS(ABN59 020 847 551、オーストラリアのクイーンズランドに本拠を置く)により実施された。この機関では、混合廃棄物を燃焼する際の一般的なガス(CO、CO2、NOx、総VOC、及びH2S)並びに粒子状物質(PM:particulate matter)を含む空気排出量の削減における、可燃性ガスシステムの効率を評価した。
燃焼後装置は、低温から始動するとき、炉の排出物にさらされない場合に、最も容易に始動することがわかった。燃焼後装置が既に作動を始めた後に追加された排出物は、スパーク・プラグ700の汚れを防ぐのに役立った。スパーク・プラグ700が汚れた場合、酸素アセチレンの種火を使用して燃焼後装置を始動することができる。スパーク・プラグ700は、気温度にあるとき、燃焼後プロセスにより汚染される。
テスト中の炉500の上流にある混合された廃棄物は、タイヤ及びその他のゴム物質、プラスチック、小型鉛電池、ポリスチレン/包装フォーム、石炭、油だめに浸したぼろきれ、並びに他の一般廃棄品であった。
除去効率は、燃焼後ガスと共に燃焼後装置を通って自由に流れる未処理の基準排出物を、燃焼後ガスと共に燃焼後装置が使用されたときに得られた排出物と比較することにより計算され、燃焼後ガスは、水素55〜65%、及び一酸化炭素30〜35%のガスのCO/H混合物であった。テスト結果を、表2に示す。
このテストでは、羽根車600を50Hzで駆動した。
テストのパラメータを、表1に示す様々な基準に従って実施した。
テスト終了時に、炉500に残っていたものは、いくらかの白灰/炭素質物質、バッテリからの鉛、及びタイヤから残った金属線であった。
図10は、ある期間にわたった、表2のいくつかのパラメータについての基準排出量を示す。図11は、ある期間にわたった、表2のいくつかのパラメータについての燃焼後排出量を示す。
図10と図11との両方で示される排出量の変動は、炉500内で燃焼された物質の不均一性によるものである。図10及び図11における百万分率(ppm)測定のスケールは異なることに留意されたい。
(Hでの実験結果)
別の燃焼後ガスである水素を使用した燃焼後装置の有効性を実証するために、別のテストを行った。
以下のテストでは、Testo 330i LX Advanced煙道ガス分析キットを使用して、排気煙突から結果を取得した。センサの汚れによる問題のため、基準の数値は取得できなかったが、これは表2における先のテスト中に取得した数値と同様であると予測される。
表3は、このテストの結果を示す。結果を、その結果が安定したときに取得した。
直感に反して、燃焼後プロセスは、炉500から放出された排出物がより多くなるほど、次第により良く機能した。完全なプラスチック・ボトルが炉500に追加されると、CO値は低下した。同様に、車両のタイヤの片部は、炉により多く追加されるほど、より良い結果をもたらした。
煙突から基準の定量的排出量データを取得することはできなかったが、炉500がゴム・タイヤを燃やしている間に燃焼後プロセスをやめたとき、テストが実施されていた工場は、数メートル以上離れた場所で視覚的な詳細を見分けることが不可能な程度まで、有害な黒煙ですぐに満たされた。これには、建物から避難する必要があった。対照的に、燃焼後プロセスが実行されていたとき、排出物はクリアであり、テスト担当者は快適に工場に留まることができた。
50Hzでは、燃焼膨張チャンバ360内ではなく混合チャンバ330内で燃焼後が起こっていた。水素ガスは、先のテストで使用された比較的重いCO/Hガスよりも慣性力が小さいので、これは予期された挙動であった。
このテストでは、羽根車600を60Hzで駆動し、表2のCO/Hテストよりも高い流量になるという結果をもたらした。このより高い流量では、燃焼が燃焼膨張チャンバ360で正しく行われた。
煙突での排気の流量は3.36Nm/分で、羽根車600の速度が増加した結果として、表2のテスト結果における流量よりわずかに大きくなった。表3における最終テストでは、0.54Nm/分の水素ガスが混合チャンバ330内に取り込まれていた。
水トレイ1250を乾燥させ、電磁石1210、1220、1230を動作不能にすることにより、物質収集チャンバ460が動作不能となる場合の、追加のテストを実施した。結果は、一酸化炭素の排出量が約800ppm〜1,000ppmに増加することを示した。これは、先のテストから予測された100ppm未満をかなり上回るが、表2で見られた2,250ppmの基準読取値よりもはるかに低い。
物質収集チャンバ460が動作不能になったときの炉500からの煙の放出は、先のテストと比較して炉にくべる物のほとんどが燃焼されたため比較的少なく、排出物の濃度がより高いほど燃焼後プロセスの効率が高まることを示す先の結果に基づいて、これもまたより高い排出に貢献した。
(テスト目的で行われた追加の定性的テスト及び修正)
一酸化炭素出力値を監視するさらなる定性的なテストを実施し、ノズル圧力を上げるがノズルの開口を小さくすることが、効率を高めることを示した。ノズルの数を減らすと、燃焼後プロセスの効率が、より低下した。
燃焼後プロセスを、スパーク・プラグ700の代わりに酸素アセチレンの種火を使用して実行し、得られた結果に大きな変化はなかった。
径違い継手690の周りに、円周方向に間隔をあけて配置された2つ又は3つのスパーク・プラグ700を使用し、特に冷間始動段階における燃焼後プロセスの効率もまたわずかに高まった。
羽根車を、燃焼後が開始されて、その動作温度に達すると、自走させることができた。CO/Hの場合、燃焼後プロセスでは、適切に機能するのに十分な物質が利用された。水素ガスを使用するときには、羽根車の自走は禁忌である。
当業者は、依然として本発明の範囲内に入ることになる上記の実例に対する修正を行うことができることを理解されよう。
本発明は、本明細書に記載されている部品、要素、及び特徴に広く存し、それらは、この分野に関する先行技術と比較した場合、本明細書に記載された本発明の新規性を例示するように働くべきであることが理解されよう。
(産業上の利用可能性)
本発明は、産業、特に環境に放出する前に有害性がより低い形態に処理する必要があるガス状排出物を生成する産業に適用可能である。かかるガスを生成する多くの産業があり、有毒又は環境に有害なガス状排出物を減らすための規制要件があることが多い。さらに、産業のプロセスでは、水素、又は一酸化炭素及び水素などの燃焼後ガス燃料に好適なガスを生成し、産業間の相乗効果を潜在的に可能にする。本発明は、環境へのガス状排出物の放出に関する少なくともいくつかの規制要件を満たすのに役立つ。

Claims (50)

  1. 燃焼後装置であって、
    a)(使用中に)炉に連結し、炉の排気ガスが前記燃焼後装置内に進入することを可能にし、それにより(使用中に)前記装置に入る炉の排気ガスの最上流位置を画定する、炉の煙道入口と、
    b)入口及び出口を有し、前記出口は、(使用中に)前記装置を出る、処理された炉の排気ガスの最下流位置を画定し、それによりガスは(使用中に)前記最上流位置と前記最下流位置との間を流れる、燃焼後排気チャンバと、
    c)前記炉の煙道入口に連結された入口、出口、及び冷却要素を有する冷却器と、
    d)前記冷却器の前記出口に連結された入口、出口、及び燃焼後ガス燃料噴射ポートを有する混合チャンバであって、前記燃焼後ガス燃料噴射ポートは、前記混合チャンバ入口の下流に配置され、且つ使用中に燃焼後ガス燃料を導入して炉の排気ガスと混合する、混合チャンバと、
    e)前記冷却器の出口と前記混合チャンバの入口との間に挿置され、前記冷却器から前記混合チャンバへの前記ガスの流れを実質的に一方向にのみ可能にするよう構成される逆止弁と、
    f)前記混合チャンバの出口に連結された入口、及び前記燃焼排気の入口に連結された出口を有する燃焼膨張チャンバと、
    g)前記混合チャンバ内の前記燃料噴射ポート又は前記燃焼膨張チャンバの下流に配置された点火器と、
    h)使用中に、炉の排気ガス及び微粒子を、前記炉の煙道入口から前記燃焼後装置を通して下流へ、そして前記燃焼後排気の出口へ運ぶよう構成された、前記燃焼後装置に連結されたガス動力システムと
    を有する燃焼後装置において、
    i)前記ガスの流れに垂直な前記燃焼膨張チャンバの内壁によって境界を画定された燃焼膨張チャンバの断面積のモードは、前記ガスの流れに垂直な前記混合チャンバの内壁及び排気によって画定された混合チャンバの断面積のモードよりも大きく、
    j)前記ガスの流れに垂直な前記燃焼排気チャンバの内壁によって境界を画定された燃焼排気チャンバの断面積のモードは、前記混合チャンバの断面積のモードよりも大きい
    燃焼後装置。
  2. 前記燃焼膨張チャンバの前記断面積のモードの比率は、前記混合チャンバの前記断面積のモードの比率よりも大きい、請求項1に記載の燃焼後装置。
  3. 前記混合チャンバの前記断面積のモードの比率の少なくとも2倍である、請求項1又は2に記載の燃焼後装置。
  4. 前記燃焼排気チャンバの断面積のモードは、前記混合チャンバの前記面積のモードの比率の少なくとも2倍である、請求項1から3までのいずれか一項に記載の燃焼後装置。
  5. 前記燃焼後排気チャンバの出口は、排気煙道煙突に連結される、請求項1から4までのいずれか一項に記載の燃焼後装置。
  6. システム内にさらなる酸素が導入され得ないように、前記炉と前記排気煙突との間の排気経路が空気から密閉される、請求項1から5までのいずれか一項に記載の燃焼後装置。
  7. 前記冷却要素は、蒸気管熱交換器である、請求項1から6までのいずれか一項に記載の燃焼後装置。
  8. 前記混合チャンバの長さは、0.3mから1.5mの間である、請求項1から7までのいずれか一項に記載の燃焼後装置。
  9. 前記混合チャンバの長さは、0.8mから1.5mの間である、請求項1から8までのいずれか一項に記載の燃焼後装置。
  10. 前記燃焼後ガス燃料噴射ポートは、前記チャンバ内に少なくとも1つのノズルを備える、請求項1から9までのいずれか一項に記載の燃焼後装置。
  11. 前記少なくとも1つのノズルは、使用中に、前記炉の排気ガスの流れ方向に対して少なくとも部分的に径方向に垂直に、燃焼後ガス燃料を旋回させるよう角度づけされる、請求項10に記載の燃焼後装置。
  12. ノズルを備えた3つの燃焼後ガス燃料噴射ポートがある、請求項1から11までのいずれか一項に記載の燃焼後装置。
  13. 前記燃料噴射ポートは、0.1〜0.3mの間隔をあけて配置され、前記炉の排気ガスの伝播方向に延出する、請求項12に記載の燃焼後装置。
  14. 前記少なくとも1つのノズルは、ほぼ下流方向に、前記燃焼後ガス燃料を旋回させるよう角度づけされる、請求項10から13までのいずれか一項に記載の燃焼後装置。
  15. 前記ノズルの1つは、乱流を与えるために他のノズルに対して斜め方向に向けられる、請求項12又は13に記載の燃焼後装置。
  16. 前記少なくとも1つのノズルの角度は、変えることができる、請求項10から15までのいずれか一項に記載の燃焼後装置。
  17. 前記燃焼膨張チャンバは、内部がセラミックで裏打ちされる、請求項1から16までのいずれか一項に記載の燃焼後装置。
  18. 前記燃焼膨張チャンバは、内部が鋳造セラミックで裏打ちされる、請求項17に記載の燃焼後装置。
  19. 前記燃焼膨張チャンバは、内部がカオリン・セラミック粘土を使って裏打ちされる、請求項17又は18に記載の燃焼後装置。
  20. 前記点火器は、前記燃焼膨張チャンバの前記入口の近傍に配置される、請求項1から19までのいずれか一項に記載の燃焼後装置。
  21. 前記点火器は、種火、スパーク・プラグ、一連のスパーク・プラグ、又はこれらの組合せである、請求項1から20までのいずれか一項に記載の燃焼後装置。
  22. 前記点火器は、白金スパーク・プラグである、請求項21に記載の燃焼後装置。
  23. 前記点火器は、3つのスパーク・プラグである、請求項21に記載の燃焼後装置。
  24. 物質収集チャンバが前記燃焼膨張チャンバと前記燃焼後排気チャンバとの間に設置され、前記物質収集チャンバは、ガス通路と物質収集容器とを有する、請求項1から23までのいずれか一項に記載の燃焼後装置。
  25. 前記物質収集容器は、それと密接に関連する少なくとも1つの磁石を有する、請求項24に記載の燃焼後装置。
  26. 前記磁石は、少なくとも1つの電磁石である、請求項25に記載の燃焼後装置。
  27. 前記物質収集容器は、前記排気の流れと前記少なくとも1つの電磁石との間に水トレイを有する、請求項26に記載の燃焼後装置。
  28. U字型ベンド・パイプが、前記装置内に設置される、請求項1から27までのいずれか一項に記載の燃焼後装置。
  29. 前記U字型ベンド・パイプは、前記物質収集チャンバの前に配置される、請求項28に記載の燃焼後装置。
  30. 水套が、前記燃焼膨張チャンバと前記最下流位置との間に設置される、請求項1から29までのいずれか一項に記載の燃焼後装置。
  31. 燃焼後のプロセスであって、
    a)炉の排気ガスが燃焼後装置内へ進入することを可能にする、炉から炉の煙道入口を通して炉の排気ガスを供給するステップであって、それにより前記装置に入る炉の排気ガスの最上流位置を画定しているステップと、
    b)処理された炉の排気ガスを、燃焼後排気チャンバの出口から排出するステップであって、前記燃焼後排気チャンバは入口及び前記出口を有し、前記出口は、前記装置を出る処理された炉の排気ガスの最下流位置を画定し、それによりガスは、前記最上流位置と前記最下流位置との間を流れるステップと、
    c)炉の排気ガスを、前記炉の煙道入口である入口、出口、及び冷却要素を有する冷却器であって、前記炉の排気ガスを冷却する冷却器に供給するステップと、
    d)冷却された炉の排気ガスを混合チャンバ内に供給するステップであって、前記混合チャンバは、前記冷却器の前記出口に連結された入口、出口、及び前記混合チャンバ入口の下流に配置された燃焼後ガス燃料噴射ポートを有し、且つ冷却された炉の排気ガスを燃焼後ガス燃料と混合する、ステップと、
    e)ガスに逆止弁を通過させることによってガスの逆流を防ぐステップであって、前記逆止弁は、前記冷却器の出口と前記混合チャンバの入口との間に挿置され、前記冷却器から前記混合チャンバへの前記ガスの流れを実質的に一方向にのみ可能にするよう構成されている、ステップと、
    f)前記混合され冷却された炉の排気ガス及び燃焼後ガス燃料を、燃焼膨張チャンバ内に送るステップであって、前記燃焼膨張チャンバは、前記混合チャンバ出口に連結された入口、及び前記燃焼排気入口に連結された出口を有している、ステップと、
    g)前記混合チャンバ内の前記燃料噴射ポート又は前記燃焼膨張チャンバの下流に配置された点火器を使用して、前記混合され冷却された炉の排気ガス及び燃焼後ガス燃料に点火するステップと、
    h)ガスを前記炉の煙道入口から前記燃焼後装置を通して下流へ、そして前記燃焼後排気出口へ運ぶ、前記燃焼後装置に連結されたガス動力システムを使用することにより、前記燃焼後プロセスにおいて前記ガスを運ぶステップと
    を含む燃焼後のプロセスにおいて、
    i)前記燃焼する冷却された炉の排気ガス及び燃焼後ガス燃料の混合物は、前記ガスの流れに垂直な前記混合チャンバの内壁及び排気によって画定された混合チャンバの断面積のモードよりも大きい、前記ガスの流れに垂直な前記燃焼膨張チャンバの内壁によって境界を画定された燃焼膨張チャンバの断面積のモードを有する前記燃焼膨張チャンバによって、前記燃焼膨張チャンバにわたって自由に膨張でき、
    j)前記燃焼され冷却された炉の排気ガス及び燃焼後ガス燃料の混合物は、前記混合チャンバの断面積のモードよりも大きい、前記ガスの流れに垂直な前記燃焼排気チャンバの内壁によって境界を画定された燃焼排気チャンバの断面積のモードを有する前記燃焼膨張チャンバによって、前記燃焼膨張チャンバを自由に出ることができる
    燃焼後のプロセス。
  32. 前記燃焼排気チャンバ出口は、少なくとも一部の処理された炉の排気ガスが前記炉の中へリサイクルされるように、前記炉の入口と流体連結する排気煙道煙突に連結される、請求項31に記載の燃焼後のプロセス。
  33. 前記混合チャンバ内の酸素レベルは、大気レベル未満である、請求項31又は32に記載の燃焼後のプロセス。
  34. 前記炉と前記排気煙突との間の排気経路は空気から密閉され、システム内にはさらなる酸素が取り込まれない、請求項33に記載の燃焼後のプロセス。
  35. 前記排気経路は、少なくとも前記膨張チャンバと同じ断面積であることによって、背圧を最小限に抑える、請求項31から34までのいずれか一項に記載の燃焼後のプロセス。
  36. 少なくとも一部の処理された炉の排気ガスが、発電機の熱源として使用される、請求項31から35までのいずれか一項に記載の燃焼後のプロセス。
  37. 炉の排気ガスは、前記冷却器によって360Kから395Kの間に冷却される、請求項31から35までのいずれか一項に記載の燃焼後のプロセス。
  38. 前記燃焼後ガス燃料を、前記混合チャンバ内で、前記炉の排気ガスの流れ方向に対して少なくとも部分的に径方向に垂直に旋回させる、請求項31から37までのいずれか一項に記載の燃焼後のプロセス。
  39. 前記燃焼後ガス燃料は、STPで少なくとも1,950℃の空気中での火炎温度を持つ、空気中で燃焼できるガスである、請求項31から38までのいずれか一項に記載の燃焼後のプロセス。
  40. 前記燃焼後ガス燃料は、プロパン、ブタン、メタン、及びプロパン−ブタン混合物からなる群から選択される、請求項39に記載の燃焼後のプロセス。
  41. 前記燃焼後ガス燃料は、STPで少なくとも2,000℃の空気中での火炎温度を持つ、空気中で燃焼できるガスである、請求項31から38までのいずれか一項に記載の燃焼後のプロセス。
  42. 前記燃焼後ガス燃料は、CO/H混合物(水素55〜65%及び一酸化炭素30〜35%)、水素、アセチレン、プロパン、シアン、及びジシアノアセチレンからなる群から選択される、請求項41に記載の燃焼後のプロセス。
  43. 前記燃焼後ガス燃料は、STPで480℃を超える空気中の点火温度を持つ、請求項31から42までのいずれか一項に記載の燃焼後のプロセス。
  44. 前記燃焼後ガス燃料は、CO/H混合物(水素55〜65%及び一酸化炭素30〜35%)又は水素である、請求項43に記載の燃焼後のプロセス。
  45. 前記炉の排気ガスは、ノズルの近傍における炉の排気ガスが前記燃焼後ガス点火温度を上回らないように十分に冷却され混合される、請求項31から44までのいずれか一項に記載の燃焼後のプロセス。
  46. 前記炉の排気ガスは、前記ノズルの近傍における炉の排気ガスが395Kを上回らないように十分に冷却され混合される、請求項45に記載の燃焼後のプロセス。
  47. 前記ノズルの角度は変えることができ、前記ノズルは、燃焼後の反応から発せられる高まる轟音に基づいて、最適な燃焼を実現させるために調整される、請求項31から46までのいずれか一項に記載の燃焼後のプロセス。
  48. 物質収集容器が、前記燃焼膨張チャンバの下流で微粒子を収集し、前記微粒子は、電磁場によって前記容器に抜き取られ、水槽に取り込まれる、請求項31から47までのいずれか一項に記載の燃焼後のプロセス。
  49. 前記物質収集容器の前で、前記燃焼する冷却された炉の排気ガス及び燃焼後ガス燃料の混合物の乱流が増大される、請求項48に記載の燃焼後のプロセス。
  50. 前記燃焼する冷却された炉の排気ガス及び燃焼後ガス燃料の混合物は、前記燃焼され冷却された炉の排気ガス及び燃焼後ガス燃料の混合物が2秒以内に冷却されるように、前記燃焼膨張チャンバと前記最下流位置との間にある水套と接触することによって冷却され、それにより前記ガスは、500℃未満の温度で前記装置の前記出口を出る、請求項31から49までのいずれか一項に記載の燃焼後のプロセス。
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