JP2009189964A - 微粒混合物の湿式磁気分離方法 - Google Patents
微粒混合物の湿式磁気分離方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2009189964A JP2009189964A JP2008033866A JP2008033866A JP2009189964A JP 2009189964 A JP2009189964 A JP 2009189964A JP 2008033866 A JP2008033866 A JP 2008033866A JP 2008033866 A JP2008033866 A JP 2008033866A JP 2009189964 A JP2009189964 A JP 2009189964A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- fine particle
- particle mixture
- magnetic
- particles
- wet
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Landscapes
- Manufacture And Refinement Of Metals (AREA)
Abstract
【課題】磁性粒子と非磁製粒子が混合している微粒混合物(例えば、鉄分含有粒子と非鉄分粒子が混合している製鉄ダスト)に対して、的確に精度良く磁気分離を行うことができる微粒混合物の磁気分離方法を提供する。
【解決手段】予め微粒混合物を湿式攪拌によって解砕させる湿式解砕工程と、解砕された微粒混合物を磁石の表面に設けられた非磁性体の表面上に磁着させる磁着工程と、磁着した微粒混合物を洗浄して非磁性粒子を分別する洗浄工程と、磁石の磁力を除去して非磁性体の表面から磁性粒子を回収する回収工程とを備えたことを特徴とする微粒混合物の湿式磁気分離方法。
【選択図】図1
【解決手段】予め微粒混合物を湿式攪拌によって解砕させる湿式解砕工程と、解砕された微粒混合物を磁石の表面に設けられた非磁性体の表面上に磁着させる磁着工程と、磁着した微粒混合物を洗浄して非磁性粒子を分別する洗浄工程と、磁石の磁力を除去して非磁性体の表面から磁性粒子を回収する回収工程とを備えたことを特徴とする微粒混合物の湿式磁気分離方法。
【選択図】図1
Description
本発明は、微細粒子が混ざりあっている混合物(微粒混合物)を選別分離する方法に関するものであり、例えば、製鉄所プロセスにおける製銑工程や製鋼工程等で発生するダスト廃棄物(製鉄ダスト)について、鉄分含有粒子(Fe0粒子等)と非鉄分粒子(酸化亜鉛粒子等)を選別分離して、製鉄原料として再利用可能なダストとする方法に関するものである。
通常、製銑工程で発生するダスト廃棄物(製銑ダスト、高炉ダスト)や製鋼工程で発生するダスト廃棄物(製鋼ダスト、転炉ダスト)は、以下のように処理されている。なお、高炉ダストおよび転炉ダストとも基本的な処理工程は同様なので、ここでは、転炉ダストを例に説明する。
転炉ダストは、転炉排ガスの集塵ダストであり、転炉排ガスを水噴してダストを湿式集塵し、その集塵水を沈殿槽で凝集して、フィルターなどで濾過脱水し、製鉄原料(焼結原料)等として再資源化・再利用されている。
この転炉ダストは、大部分が鉄分であり、強磁性体のFe粒子、Fe0粒子、Fe3O4粒子から成り、一部、弱磁性体のFe2O3粒子が含まれているとともに、転炉原料に利用したスクラップに由来する酸化亜鉛粒子(ZnO粒子)が存在する。従来は、転炉でのスクラップ利用は比較的少なかったため、転炉ダスト中の亜鉛濃度が低く、そのまま焼結原料等として活用されていた。
しかし、今後、スクラップの利用量が増加するようになった場合、転炉ダスト中に混入する酸化亜鉛粒子の量が増加して、転炉ダスト中の亜鉛濃度が高くなり、そのままでは転炉ダストを製鉄原料として再利用できなくなる恐れがある。すなわち、亜鉛は焼結機や高炉の運転に障害をもたらすからである。
この問題に対して、ロータリーキルン炉や回転炉床炉を用いて、転炉ダスト等にコークスなどの還元剤を添加して、転炉ダスト等を高温化で還元し、亜鉛を金属蒸気として除去、回収する方法が提案されている(例えば、特許文献1参照)。また、転炉ダクトのガス通過系に磁気印加した筐体を設置して、転炉ダストを乾燥状態(乾式)で磁気選別し、磁性粒子(Fe0粒子等)と非磁性粒子(酸化亜鉛粒子等)を分離する方法が提案されている(例えば、特許文献2参照)。
特開平09−222217号公報
特開昭58−006252号公報
前記特許文献1に記載されているような、ロータリーキルン炉や回転炉床炉を用いて、製鉄ダスト中の酸化亜鉛を加熱還元処理して、蒸発亜鉛を回収する方法は、時間処理能力1トンを超える大量のダスト処理を行うことは適しているが、運転に伴い、炉やダクト壁面に付着物が堆積し、メンテナンスコストがかかってしまう。そのため、加熱還元処理するダスト量を事前に減らすことがもとめられている。
加熱還元処理するダスト量を事前に減らす方法として、前記特許文献2に記載されているような、製鉄ダストを乾燥状態で磁気選別する方法が考えられる。
しかし、転炉ダストの性状を解析したところ、図3(a)に示すように、転炉ダスト中の個々のZnO粒子および鉄分含有粒子(FeO粒子等)の平均粒径は1〜2μmであるが、乾燥状態では、図3(b)に示すように、それらの粒子が凝集して数10〜100μmの粒径の2次粒子が形成されることが分かった。なお、高炉ダストについても、同様であり、個々の粒子の平均粒径は10〜20μmであるが、乾燥状態では凝集して2次粒子が形成される。
したがって、このように個々の微細粒子が凝集して2次粒子が形成された状態では、磁性粒子(FeO粒子等)と非磁性粒子(酸化亜鉛粒子)とに的確に磁気分離することは困難である。
本発明は、上記のような事情を鑑みてなされたものであり、磁性粒子と非磁製粒子が混合している微粒混合物(例えば、鉄分含有粒子と非鉄分粒子が混合している製鉄ダスト)に対して、的確に精度良く磁気分離を行うことができる微粒混合物の磁気分離方法を提供することを目的とするものである。
上記課題を解決するために、本発明は以下の特徴を有する。
[1]磁性粒子と非磁性粒子が混合している微粒混合物を磁気分離する方法であって、予め微粒混合物を湿式攪拌によって解砕させる湿式解砕工程と、解砕された微粒混合物を磁石の表面に設けられた非磁性体の表面上に磁着させる磁着工程と、磁着した微粒混合物を洗浄して非磁性粒子を分別する洗浄工程と、磁石の磁力を除去して非磁性体の表面から磁性粒子を回収する回収工程とを備えたことを特徴とする微粒混合物の湿式磁気分離方法。
[2]一方向に回転する非磁性体のドラムと、予め湿式攪拌によって解砕された微粒混合物を前記非磁性体ドラム上の所定の個所に投入するための投入装置と、投入された微粒混合物が前記非磁性体ドラム上に所定の周方向範囲で磁着するように配置された磁石と、前記非磁性体ドラム上に磁着した微粒混合物を洗浄するための洗浄装置と、洗浄後の微粒混合物を回収するための回収装置とを備えた湿式磁気分離装置を用いることを特徴とする前記[1]に記載の微粒混合物の湿式磁気分離方法。
[3]磁着工程と洗浄工程と回収工程を連続的に行うことを特徴とする前記[1]または[2]に記載の微粒混合物の湿式磁気分離方法。
[4]磁性粒子と非磁性粒子が混合している微粒混合物を磁気分離する装置であって、一方向に回転する非磁性体のドラムと、予め湿式攪拌によって解砕された微粒混合物を前記非磁性体ドラム上の所定の個所に投入するための投入装置と、投入された微粒混合物が前記非磁性体ドラム上に所定の周方向範囲で磁着するように配置された磁石と、前記非磁性体ドラム上に磁着した微粒混合物を洗浄するための洗浄装置と、洗浄後の微粒混合物を回収するための回収装置とを備えたことを特徴とする湿式磁気分離装置。
本発明においては、あらかじめ微粒混合物を湿式攪拌によって解砕してから磁気選別を行うようにしているので、乾燥状態では2次粒子に凝集していた微粒混合物が個々の微粒子に分解・分散された状態で磁気選別されることになる。そして、磁気選別において、磁着した微粒混合物を洗浄するようにしているので、洗浄液体の衝突力により、磁着した微粒混合物から非磁性粒子を放出することができる。その結果、微粒混合物を的確に精度良く磁性粒子と非磁性粒子に分離することができる。
本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。なお、ここでは、転炉ダストを例にして述べる。
図1は、本発明の第一の実施形態における転炉ダストの湿式磁気分離方法の処理フローを模式的に示すものである。
前述したように、転炉ダストは、大部分が鉄分であり、強磁性体のFe粒子、FeO粒子から成り、一部、弱磁性体のFe2O3粒子が含まれているとともに、非磁性体の酸化亜鉛粒子(ZnO粒子)が存在する。そして、乾燥状態では、個々の粒子が凝集して2次粒子が形成される。
そこで、この実施形態においては、あらかじめ転炉ダストを水中で攪拌(湿式攪拌)することによって個々の粒子を解砕してから、磁気選別によって磁性粒子(FeO粒子等)と非磁性粒子(ZnO粒子)に分離するようにしている。
すなわち、以下の(S1)〜(S4)の各工程によって分離処理を行っている。
(S1)湿式解砕工程
転炉から発生する排ガスを湿式集塵して、転炉ダストを回収する。そして、その集塵水を沈殿槽で凝集させる。凝集させた転炉ダストをホッパーに投入し、ホッパー内に注水して、湿式攪拌する。これによって、転炉ダストが個々の粒子に解砕される。なお、攪拌はフロペラや循環流や超音波等によって行う。また、湿式攪拌して解砕した後、必要に応じて、再凝集を抑止するための薬品を投入してもよい。
転炉から発生する排ガスを湿式集塵して、転炉ダストを回収する。そして、その集塵水を沈殿槽で凝集させる。凝集させた転炉ダストをホッパーに投入し、ホッパー内に注水して、湿式攪拌する。これによって、転炉ダストが個々の粒子に解砕される。なお、攪拌はフロペラや循環流や超音波等によって行う。また、湿式攪拌して解砕した後、必要に応じて、再凝集を抑止するための薬品を投入してもよい。
(S2)磁着工程
次に、図1(a)に示すように、湿式攪拌により解砕された懸濁状態の転炉ダスト(微粒混合物)1を投入装置11に供給する。そして、図1(b)に示すように、裏面に磁石13が配置された非磁性体12の上に微粒混合物1を投入する。これによって、図1(c)に示すように、裏面の磁石13の磁力によって、非磁性体12の上に微粒混合物1が磁着する。正確には、微粒混合物1中の磁性粒子2が非磁性体12の上に磁着し、それらの磁性粒子2の間に非磁性粒子3が巻き込まれた状態となる。
次に、図1(a)に示すように、湿式攪拌により解砕された懸濁状態の転炉ダスト(微粒混合物)1を投入装置11に供給する。そして、図1(b)に示すように、裏面に磁石13が配置された非磁性体12の上に微粒混合物1を投入する。これによって、図1(c)に示すように、裏面の磁石13の磁力によって、非磁性体12の上に微粒混合物1が磁着する。正確には、微粒混合物1中の磁性粒子2が非磁性体12の上に磁着し、それらの磁性粒子2の間に非磁性粒子3が巻き込まれた状態となる。
(S3)洗浄工程
次に、図1(d)に示すように、非磁性体12の上に磁着した微粒混合物1を洗浄スプレー14からの洗浄水15によって洗浄する。洗浄水15は、磁着した磁性粒子2間に巻き込まれた非磁性粒子2を叩き出して洗い流す。
次に、図1(d)に示すように、非磁性体12の上に磁着した微粒混合物1を洗浄スプレー14からの洗浄水15によって洗浄する。洗浄水15は、磁着した磁性粒子2間に巻き込まれた非磁性粒子2を叩き出して洗い流す。
(S4)回収工程
そして、図1(e)に示すように、非磁性体12の裏面から磁石13を外して、非磁性体12の上に磁着していた磁性粒子2を回収する。
そして、図1(e)に示すように、非磁性体12の裏面から磁石13を外して、非磁性体12の上に磁着していた磁性粒子2を回収する。
このようにして、この実施形態において、あらかじめ微粒混合物を湿式攪拌によって解砕してから磁気選別を行うようにしているので、乾燥状態では2次粒子に凝集していた微粒混合物が個々の微粒子に分解・分散された状態で磁気選別されることになる。そして、磁気選別において、磁着した微粒混合物1を洗浄するようにしているので、洗浄水15の衝突力により、磁着した微粒混合物1から非磁性粒子3を放出することができる。その結果、微粒混合物1を的確に精度良く磁性粒子2と非磁性粒子3に分離することができる。
次に、上記の磁着工程、洗浄工程、回収工程を連続的に行うために好適な湿式磁気分離装置を図2に示す。
この湿式磁気分離装置は、一方向に所定の速度で回転する非磁性体のドラム22と、予め湿式攪拌によって解砕された微粒混合物1を非磁性体ドラム22上の所定の個所に投入するための投入装置21と、非磁性体ドラム22の内部に固定配置されて、その磁力によって、投入された微粒混合物1を非磁性体ドラム22上に所定の周方向範囲で磁着させるための磁石23と、非磁性体ドラム22上に磁着した微粒混合物1を洗浄するための洗浄装置(洗浄スプレー)24と、洗浄後の微粒混合物(磁性粒子2)を回収するための回収装置(スクレーパー)26とを備えている。
ここで、非磁性体ドラム22の回転中心Oを通る水平線を基準にして、非磁性体ドラム22の回転方向に沿って上方に向かう角度θによって、非磁性体ドラム22上の角度位置を表すとすると、投入装置21はθ=40°〜50°の範囲内に非磁性体ドラム22上に微粒混合物1を投入し、磁石23はθ=−80°〜100°の範囲で非磁性体ドラム22上に微粒混合物1を磁着させ、洗浄スプレー24はθ=50°〜60°の範囲で非磁性体ドラム22上に洗浄水25を噴射し、スクレーパー26はθ≒150°の位置で非磁性体ドラム22上から磁性粒子2を回収するようになっている。
これによって、湿式解砕された微粒混合物1は、投入装置21により非磁性体ドラム22上に投入され、非磁性体ドラム22内部に存在する磁石23の磁力により非磁性体ドラム22上に磁着する。このときに、磁着しなかった非磁性粒子3は、非磁性体ドラム22の回転方向と逆方向に落下して非磁性物側に分別される。一方、非磁性体ドラム22上に磁着した微粒混合物1は、非磁性体ドラム22の回転で洗浄スプレー24の位置に送られて、洗浄水25により洗浄され、微粒混合物2に巻き込まれていた非磁性粒子3が洗い流がされる。非磁性粒子3を含んだ洗浄水25は、非磁性体ドラム22の回転方向と逆方向に落下して非磁性物側に分別される。そして、非磁性体ドラム22の回転により、磁石22の磁力が及ばない位置まで送られた微粒混合物(磁性粒子2)は、スクレーパー26により非磁性体ドラム22上から回収され、磁性粒側に分別される。
このようにして、この湿式磁気分離装置においては、湿式解砕された微粒混合物1を磁性粒子2と非磁性粒子3に連続的、定常的に分別することが可能である。
なお、ここでは、転炉ダストを例にして説明したが、高炉ダストにも同様に適用することができる。さらに、高炉ダストと転炉ダストを混合したダストにも適用することができる。また、製鉄ダストだけでなく、電気炉ダストに対しても用いることができる。
上記の本発明の一実施形態に基づいて、転炉ダストの湿式磁気分離処理を行った。なお、処理前の転炉ダストのZn濃度は1.0%、Fe濃度は60.0%であった。磁力は1000Gとした。磁力選別の結果、磁性側で回収された微粒混合物のZn濃度は0.22%、Fe濃度は70.8%であり、Zn濃度を大幅に希薄化することができた。Zn濃度が希薄化された磁性側の微粒混合物は、製鉄プロセスの鉄源として、利用することが可能となる。
1 微粒混合物
2 磁性粒子
3 非磁性粒子
11 投入装置
12 非磁性体
13 磁石
14 洗浄スプレー
15 洗浄水
21 投入装置
22 非磁性体ドラム
23 磁石
24 洗浄装置(洗浄スプレー)
25 洗浄水
26 回収装置(スクレーパー)
2 磁性粒子
3 非磁性粒子
11 投入装置
12 非磁性体
13 磁石
14 洗浄スプレー
15 洗浄水
21 投入装置
22 非磁性体ドラム
23 磁石
24 洗浄装置(洗浄スプレー)
25 洗浄水
26 回収装置(スクレーパー)
Claims (4)
- 磁性粒子と非磁性粒子が混合している微粒混合物を磁気分離する方法であって、予め微粒混合物を湿式攪拌によって解砕させる湿式解砕工程と、解砕された微粒混合物を磁石の表面に設けられた非磁性体の表面上に磁着させる磁着工程と、磁着した微粒混合物を洗浄して非磁性粒子を分別する洗浄工程と、磁石の磁力を除去して非磁性体の表面から磁性粒子を回収する回収工程とを備えたことを特徴とする微粒混合物の湿式磁気分離方法。
- 一方向に回転する非磁性体のドラムと、予め湿式攪拌によって解砕された微粒混合物を前記非磁性体ドラム上の所定の個所に投入するための投入装置と、投入された微粒混合物が前記非磁性体ドラム上に所定の周方向範囲で磁着するように配置された磁石と、前記非磁性体ドラム上に磁着した微粒混合物を洗浄するための洗浄装置と、洗浄後の微粒混合物を回収するための回収装置とを備えた湿式磁気分離装置を用いることを特徴とする請求項1に記載の微粒混合物の湿式磁気分離方法。
- 磁着工程と洗浄工程と回収工程を連続的に行うことを特徴とする請求項1または2に記載の微粒混合物の湿式磁気分離方法。
- 磁性粒子と非磁性粒子が混合している微粒混合物を磁気分離する装置であって、一方向に回転する非磁性体のドラムと、予め湿式攪拌によって解砕された微粒混合物を前記非磁性体ドラム上の所定の個所に投入するための投入装置と、投入された微粒混合物が前記非磁性体ドラム上に所定の周方向範囲で磁着するように配置された磁石と、前記非磁性体ドラム上に磁着した微粒混合物を洗浄するための洗浄装置と、洗浄後の微粒混合物を回収するための回収装置とを備えたことを特徴とする湿式磁気分離装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008033866A JP2009189964A (ja) | 2008-02-15 | 2008-02-15 | 微粒混合物の湿式磁気分離方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008033866A JP2009189964A (ja) | 2008-02-15 | 2008-02-15 | 微粒混合物の湿式磁気分離方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2009189964A true JP2009189964A (ja) | 2009-08-27 |
Family
ID=41072479
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2008033866A Pending JP2009189964A (ja) | 2008-02-15 | 2008-02-15 | 微粒混合物の湿式磁気分離方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2009189964A (ja) |
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011215065A (ja) * | 2010-04-01 | 2011-10-27 | Nippon Steel Corp | 微粒子の磁力選別方法および磁力選別用マイクロウェル |
JP2011230074A (ja) * | 2010-04-28 | 2011-11-17 | Hamada Heavy Industries Ltd | 高炉発生物中の湿ダストの処理方法 |
CN103949339A (zh) * | 2014-05-12 | 2014-07-30 | 长沙矿冶研究院有限责任公司 | 一种回收钒钛磁铁矿中铁和钛的方法 |
WO2016080179A1 (ja) * | 2014-11-19 | 2016-05-26 | 株式会社日立製作所 | 磁気分離装置、及び原水処理装置 |
CN109847929A (zh) * | 2019-01-02 | 2019-06-07 | 中冶长天国际工程有限责任公司 | 一种搅拌磁选机以及磁选工艺 |
KR20200066790A (ko) * | 2018-12-03 | 2020-06-11 | 연세대학교 산학협력단 | 자성입자를 이용한 집진장치 |
CN113319248A (zh) * | 2020-02-28 | 2021-08-31 | 新东工业株式会社 | 磁力筛选装置和磁力筛选方法 |
-
2008
- 2008-02-15 JP JP2008033866A patent/JP2009189964A/ja active Pending
Cited By (10)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011215065A (ja) * | 2010-04-01 | 2011-10-27 | Nippon Steel Corp | 微粒子の磁力選別方法および磁力選別用マイクロウェル |
JP2011230074A (ja) * | 2010-04-28 | 2011-11-17 | Hamada Heavy Industries Ltd | 高炉発生物中の湿ダストの処理方法 |
CN103949339A (zh) * | 2014-05-12 | 2014-07-30 | 长沙矿冶研究院有限责任公司 | 一种回收钒钛磁铁矿中铁和钛的方法 |
WO2016080179A1 (ja) * | 2014-11-19 | 2016-05-26 | 株式会社日立製作所 | 磁気分離装置、及び原水処理装置 |
JP2016097325A (ja) * | 2014-11-19 | 2016-05-30 | 株式会社日立製作所 | 磁気分離装置、及び原水処理装置 |
US10343938B2 (en) | 2014-11-19 | 2019-07-09 | Hitachi, Ltd. | Magnetic separation device and raw water treatment apparatus |
KR20200066790A (ko) * | 2018-12-03 | 2020-06-11 | 연세대학교 산학협력단 | 자성입자를 이용한 집진장치 |
KR102156171B1 (ko) * | 2018-12-03 | 2020-09-15 | 연세대학교 산학협력단 | 자성입자를 이용한 집진장치 |
CN109847929A (zh) * | 2019-01-02 | 2019-06-07 | 中冶长天国际工程有限责任公司 | 一种搅拌磁选机以及磁选工艺 |
CN113319248A (zh) * | 2020-02-28 | 2021-08-31 | 新东工业株式会社 | 磁力筛选装置和磁力筛选方法 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
AU2017202002B2 (en) | A process and system for dry recovery of iron-ore fines and superfines and a magnetic separation unit | |
JP2009189964A (ja) | 微粒混合物の湿式磁気分離方法 | |
JP5172026B1 (ja) | 鉄類粒子及び重金属類を含有する水性泥状物の処理システム | |
US3086718A (en) | Method and apparatus for separating metallic particles | |
JP2009006273A (ja) | 微粒混合物の湿式磁気分離方法 | |
JP2013117058A (ja) | 鉄系材料及び再生砂の製造装置 | |
CN204699817U (zh) | 一种矿渣除铁装置 | |
Chelgani et al. | Dry Mineral Processing | |
JP2018090477A (ja) | 鉄鋼スラグの処理方法 | |
JP2012201936A (ja) | ニッケル濃縮装置 | |
TW201920696A (zh) | 煉鋼爐渣的磁選方法及煉鋼爐渣用的磁選裝置 | |
CN111715398B (zh) | 一种从稀土尾矿中高效回收稀土、萤石和重晶石的方法 | |
WO2015105472A1 (ru) | Способ комплексной переработки шламов металлургических и горно-обогатительных предприятий | |
JP4681623B2 (ja) | 還元炉から発生する二次ダストの鉄分および亜鉛分の有効利用方法 | |
JP5832183B2 (ja) | 高炉発生物中の湿ダストの再活用方法 | |
JP5303786B2 (ja) | 製鉄工程での発生物の再活用方法 | |
JP2013023720A (ja) | 高炉発生物中の湿ダストの再活用方法 | |
JP5303779B2 (ja) | 還元炉から発生する二次ダストの鉄分および亜鉛分の有効利用方法 | |
RU2566706C2 (ru) | Способ комплексной переработки шламов металлургических и горно-обогатительных предприятий | |
JP2004149829A (ja) | 鉄粉の製造方法および土壌浄化剤 | |
JP6419590B2 (ja) | 金属スクラップの処理方法 | |
Bizhanov | Use of a Vortex Layer Apparatus for the Preparation of Oiled Scale and Zinc-Containing Dust and Sludge for Briquetting | |
Hu et al. | A novel pneumatic dry high-intensity magnetic separator for the beneficiation of fine-grained hematite | |
JP2010001524A (ja) | 製鉄ダストの低亜鉛化方法 | |
Anatolivna et al. | Perspectives of use of technogenic raw materials of the metallurgical enterprises as weighting compounds of mineral suspensions |