JP2010227902A - 凝集フロック乾燥方法及び凝集フロック乾燥装置 - Google Patents

凝集フロック乾燥方法及び凝集フロック乾燥装置 Download PDF

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Abstract

【課題】凝集フロックをドラムドライヤで乾燥処理した場合であっても、バグフィルタを用いることなく磁性粉を回収することのできる凝集フロック乾燥装置を提供する。
【解決手段】上記課題を解決するための凝集フロック乾燥装置は、被処理水中に凝集剤と磁性粉を添加して凝集フロックを形成し、磁気分離装置を用いて前記凝集フロックを回収し、回収した凝集フロックを回転ドラム式のドライヤで乾燥させる装置であって、乾燥用回転ドラム12を配置したケーシング26内に回転型磁気フィルタ16を備えたことを特徴とする。ここで、回転型磁気フィルタ16は、ドラム17の内周面に磁石18を有し、磁性粉付着面としての外周面に、付着した磁性粉を掻き落とすための第2スクレーパ22を備えるようにすると良い。
【選択図】図1

Description

本発明は、被処理水中に凝集剤と磁性粉を添加して凝集フロックを形成し、これを回収して乾燥する方法、及び装置に係り、特に凝集フロックを乾燥させる手段として熱風を利用する場合に好適な凝集フロック乾燥方法、及び装置に関する。
被処理水に含有する浮遊物質等の濁質成分やアオコ等の微生物を除去する技術として、凝集と磁気分離を組み合わせた凝集磁気分離システムが開発されている(特許文献1、特許文献2)。このような凝集磁気分離システムは例えば、「湖沼浄化」、「排水処理」、「船舶におけるバラスト水の処理」等に実用化されている。
上記のような凝集磁気分離システムにより回収された凝集フロックは、脱水により減容化が図られる。従来、例えば特許文献1に開示されているようなシステムでは、凝集フロックの脱水を遠心分離により行っていた。しかし近年では、減容化を目的とした脱水に関し、図5に示すような回転式のドラム型ドライヤ(ドラムドライヤ)を用いることが検討されている。
ドラムドライヤ1は、乾燥用回転ドラム2と押さえロール3、給気ファン4、ヒータ5、排気経路6、ケーシング8、及びバグフィルタ7を有する。各要素の機能として、次のようなものを挙げることができる。乾燥用回転ドラム2には加熱用の蒸気が供給され、投入された凝集フロックを乾燥させる。押さえロール3は、加熱された乾燥用回転ドラム2の外周面に投入された凝集フロックを薄膜状に押し付け、水分の蒸発を促進させる。給気ファン4とヒータ5は、乾燥用回転ドラム2の外周面に熱風を供給し、外周面に付着させた凝集フロックの水分蒸発を促す。そして排気経路6は給気ファン4によりケーシング8内に供給され、凝集フロックの乾燥に利用された空気を排気するための経路である。また、バグフィルタは、排気経路6を通過して排気される気体中に含まれる塵埃を捕集する役割を果たす。
このような形態のドラムドライヤを使用した場合、従来の遠心分離による脱水に比べて大幅に、凝集フロックの含水率を低下させることができる。このため、残留物の減容化に対する効果が大きくなるのである。
特開2000−42316号公報 特開2005−218887号公報
上記のような構成のドラムドライヤを用いて凝集フロックの脱水を行うことによれば確かに、凝集フロックの含水率が低下し、減容化を図ることができる。しかし、このようにして乾燥処理を施した凝集フロックの残留物は、凝集を行う際に添加した磁性粉が主成分となることが多い。そしてこのような乾燥残留物は、含水率を低下させると10μm以下の粒径を持つ磁性粉の一部が大気中に舞い上がる傾向があることが確認されている。このような傾向は、含水率が20%を下回ると顕著に現れる。
このような特性の下では、上記のようなドラムドライヤを使用した乾燥処理を行った場合、大気中に舞い上がった磁性粉が排気経路を通って系外に排出されてしまう。このため、凝集磁気分離を行った際の凝集フロックの乾燥にドラムドライヤを使用する場合には、排気系統の後段にバグフィルタを設置し、系外へ排出される磁性粉を回収する必要が生ずることとなった。
しかし、排気系統にバグフィルタを設置する場合には、コスト、スペース、メンテナンスといった種々の面において負担が大きくなり、凝集フロックの減容化といったメリットが薄らいでしまうこととなった。
そこで本発明では、凝集磁気分離システムにより回収した凝集フロックをドラムドライヤで乾燥処理した場合であっても、排気系統にバグフィルタを用いることなく磁性粉を効率的に回収することのできる凝集フロック乾燥方法、及び装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するための本発明に係る凝集フロック乾燥方法は、被処理水中に凝集剤と磁性粉を添加して凝集フロックを形成し、磁気分離装置を用いて前記凝集フロックを回収し、回収した凝集フロックを加熱又は熱風により乾燥させる方法であって、前記凝集フロックを乾燥させる領域または排気経路に磁性粉回収手段を配置し、排気中に含有された磁性粉を回収することを特徴とする凝集フロック乾燥方法。
また、上記のような特徴を有する凝集フロック乾燥方法では、前記磁性粉回収手段は回転ドラム式とし、付着した磁性粉をスクレーパで掻き落とすようにすると良い。このような方法を採用することによれば、磁性粉回収手段に付着した磁性粉を自動で掻き落とすことができるようになる。
また、上記のような特徴を有する凝集フロック乾燥方法では、加熱又は熱風により乾燥された凝集フロックの貯留位置と前記スクレーパにより掻き落とされた磁性粉の落下位置とを同一箇所とすることが望ましい。このような方法を採用することにより、メンテナンス性を大幅に向上させることが可能となる。
また、上記目的を達成するための本発明に係る凝集フロック乾燥装置は、被処理水中に凝集剤と磁性粉を添加して凝集フロックを形成し、磁気分離装置を用いて前記凝集フロックを回収し、回収した凝集フロックを乾燥用回転ドラムで乾燥させる装置であって、前記乾燥用回転ドラムを配置したケーシング内に磁性粉回収手段を備えたことを特徴とする。
また、上記のような特徴を有する凝集フロック乾燥装置において、前記磁性粉回収手段は、回転ドラムの内周面に磁石を有し、磁性粉付着面としての外周面に、付着した磁性粉を掻き落とすためのスクレーパを備えるようにすると良い。磁性粉回収手段をこのような構成とすることにより、簡素な構造で効率良く磁性粉を回収することが可能となる。また、従来のドラムドライヤに対して大幅な改造を必要としないため、設備コストの上昇を抑えることができる。また、回転型のドラム外周面に付着した磁性粉をスクレーパにより掻き落とす構成とすることで、ドラムの回転を利用して自動的に磁性粉を掻き落とすことができるようになる。
また、上記のような特徴を有する凝集フロック乾燥装置において、前記磁性粉回収手段は、ドラムの内周面または外周面に磁石を備えた第1の回転ドラムと、前記第1の回転ドラムよりも大径で、前記第1の回転ドラムの外周側に配置され、前記第1の回転ドラムと回転中心を異ならせた磁力を有さない第2の回転ドラムとを有するものであっても良い。
磁性粉回収手段を上記のような構成とすることによれば、磁性粉が磁力を有する第1の回転ドラムに直接付着せず、磁力を有さない第2の回転ドラムに付着することとなるため、磁性粉回収手段からの磁性粉の剥離を容易化することができる。
上記のような特徴を持つ凝集フロック乾燥方法、及び装置によれば、凝集フロックをドラムドライヤで乾燥処理した場合であっても、排気系統にバグフィルタを用いることなく磁性粉を効率的に回収することができる。また、バグフィルタの設置が不要となることより、コスト及び機器設置スペースが大幅に改善される。
発明に係る凝集フロック乾燥装置の構成を示す図である。 第1の実施形態に係る凝集フロック乾燥装置における磁性粉回収手段としての回転型磁気フィルタの構成を示す図である。 第2の実施形態に係る凝集フロック乾燥装置における磁性粉回収手段としての回転型磁気フィルタの構成を示す図である。 凝集磁気分離システムの構成を示すブロック図である。 従来の凝集フロック乾燥装置の構成を示す図である。
以下、本発明の凝集フロック乾燥方法、及び凝集フロック乾燥装置に係る実施の形態について、図面を参照しつつ紹介する。
まず、図4を参照して、本発明の凝集フロック乾燥装置を適用する凝集磁気分離システム100の基本的な構成について、簡単に説明する。凝集磁気分離システム100は、原水貯留槽110と薬剤添加装置120、攪拌槽130、磁気分離槽140、及び凝集フロック乾燥装置10とを有する。
上記のような構成において、原水貯留槽110は、被処理水である原水を貯留するためのタンクである。なお、原水貯留槽110の替わりに、湖沼や海などから直接原水である被処理水を摂取する構成としても良い。薬剤添加装置120は、原水に含まれる浮遊物質等の濁質成分やアオコ等の微生物を凝集させるための添加剤を添加する装置である。添加剤としては、四三酸化鉄等の磁性粉と凝集剤としての硫酸バンドやポリ塩化アルミニウム等を挙げることができる。
攪拌槽130は、薬剤添加装置120により添加された添加剤と原水とを攪拌し、凝集フロックを形成するためのタンクである。原水中に含まれる濁質成分やアオコ等の微生物は、攪拌により添加剤と混ぜ合わされることで、凝集剤の作用により磁性粉と結合し、磁性を持ったコロイド状の凝集フロックを構成することとなる。
磁気分離槽140は、原水中に漂う凝集フロックを捕集する処理を行うためのタンクである。磁気分離槽140には、磁性粉を含有する凝集フロックを捕集するための磁気フィルタと、捕集した凝集フロックを凝集フロック乾燥装置10へ移送するための移送手段が備えられている(いずれも不図示)。凝集フロックを捕集された後の処理水は、処理水として排出されたり、原水貯留槽110等に移送されたりする。
凝集フロック乾燥装置10は、磁気分離槽140により捕集された凝集フロックの含水率を低下させ、凝集フロックの減容化と磁性粉の回収といった役割を担う装置である。以下、本発明の凝集フロック乾燥装置に係る第1の実施形態について、図1を参照して説明する。
本実施形態に係る凝集フロック乾燥装置10(以下、単に乾燥装置10と称す)は、ケーシング26、乾燥用回転ドラム12、押さえロール14、第1スクレーパ20、回転型磁気フィルタ16、及び第2スクレーパ22を有する。
ケーシング26は、詳細を後述する乾燥用回転ドラム12を備えるドラムドライヤを構成する外殻である。ケーシング26には少なくとも、乾燥・捕集領域24と、凝集フロック供給口28、熱風供給口30、排気口38、及び貯留ピット42が設けられる。
乾燥・捕集領域24とは、詳細を後述する乾燥用回転ドラム12や押さえロール14、回転型磁気フィルタ16、及び第1スクレーパ20、第2スクレーパ22を配置するための領域であり、乾燥装置10の実働領域である。
凝集フロック供給口28は、磁気分離槽140にて捕集された凝集フロックを乾燥用回転ドラム12の外周面へ供給するための投入口である。このため本実施形態に係る乾燥装置10では、凝集フロック供給口28は、ケーシング26の上部側に設けられる。凝集フロックは乾燥用回転ドラム12の上側に供給する必要があるからである。
熱風供給口30は、乾燥用回転ドラム12の外周面に付着した凝集フロックを乾燥させるための熱風(温風)を乾燥用回転ドラム12の外周面等に供給するための開口部である。供給する気体が温風であることより、配置位置としては、乾燥・捕集領域の下部側とすることが望ましい。温度の高い気体は上昇するため、乾燥させる対象物の下部側に設けた方が効率的だからである。熱風供給口30には、ブロア等の供給ファン32とエアヒータ34が接続されており、供給ファン32から送られた気体がエアヒータ34を介して熱せられた後にケーシング26の内部に供給されることとなる。
ここでエアヒータ34は、電熱線等を利用した電気的な加熱手段であっても良いが、本実施形態では蒸気を利用した熱交換器としている。乾燥装置10は凝集フロックの減容化等を目的として稼動されるため、装置としては副次的に稼動されることが多い。このため、主として稼動される装置の動力を利用して発生させた蒸気を利用することにより、個別に熱を生じさせるよりもランニングコストを下げることができるからである。また、実施形態に係る乾燥装置10では、詳細を後述する乾燥用回転ドラム12も加熱対象としているため、熱源を統一化させることのできる蒸気を利用する方が、設備コストや制御面においても優位となるからである。よって、実施形態に係るエアヒータ34には蒸気供給経路35が接続されており、蒸気供給経路35には蒸気の導入量を制御するためのバルブ36aが設けられている。
排気口38は、熱風供給口30から供給されて凝集フロックの乾燥に利用された気体(排気)を排出するための開口である。凝集フロックの乾燥に利用される熱風は上昇するため、実施形態に係る乾燥装置10ではケーシング26の上部側に排気口38を設ける構成としている。また、排気口38には、系外等に繋がる排気経路40が接続されている。
貯留ピット42は、凝集フロックを乾燥させた後の残留物(乾燥残留物)を捕集するための部位である。乾燥残留物は1箇所で捕集できることが望ましく、メンテナンス等の観点からすれば、その捕集範囲は狭い方が望ましい。このため本実施形態では、乾燥用回転ドラム12及び回転型磁気フィルタ16の下部であって、第1スクレーパ20、及び第2スクレーパ22の配置位置の下部に該当する位置、貯留ピット42を配置する構成とした。乾燥用回転ドラム12や回転型磁気フィルタ16に付着した乾燥残留物や磁性粉の大部分は、第1スクレーパ20や第2スクレーパ22によって掻き落とされるため、その下部に貯留ピット42を配置することで最も効率良く乾燥残留物を捕集することができることとなるからである。
乾燥用回転ドラム12は、その外周面に凝集フロックを付着させて、凝集フロックの乾燥を行う。乾燥用回転ドラム12の配置位置は、その回転中心が上述した凝集フロック供給口28の直下部近傍となるようにする。このような配置形態を採ることで、凝集フロックは乾燥用回転ドラム12の頂上部近傍に投入されることとなり、投入された凝集フロックが乾燥用回転ドラム12から脱落してしまう虞が無くなるからである。
乾燥用回転ドラム12には、制御用バルブ36bを備えた蒸気供給経路37が接続されており、ドラム内部に蒸気を供給可能な構成とされている。乾燥用回転ドラム12の外周面は、供給された蒸気の作用により加熱される。加熱温度の制御は、バルブ36bの開閉により蒸気の供給量を制御することで可能とされる。本実施形態の場合、乾燥用回転ドラム12の外周面の温度が150℃以上となるように制御することが望ましい。
外周面の温度を150℃以上とすることで、乾燥用回転ドラム12の外周面に付着した凝集フロックの表面(乾燥用回転ドラム12と直接接触しない面)の温度までを、凝集フロック内に捕捉されたアオコ等の微生物の死滅温度まで短時間のうちに昇温させることができるからである。
押さえロール14は、乾燥用回転ドラム12の外周面に投入された凝集フロックを、熱せられたドラム外周面に薄膜状に押し付ける役割を担う回転体である。熱せられた乾燥用回転ドラム12の外周面に凝集フロックを薄膜状に押し付けることで、凝集フロックに含有される水分を効率良く蒸発させることが可能となるからである。
押さえロール14は、乾燥用回転ドラム12の頂上部近傍であって、乾燥用回転ドラム12の回転方向において凝集フロック供給口28の後段となる位置に設けられる。このような配置関係であれば、供給された凝集フロックが乾燥用回転ドラム12の外周面から脱落する前に押付けを完了させることができるからである。また、乾燥用回転ドラム12の外周面と押さえロール14の外周面との距離に関しては、両者が密接する距離としておけば良く、押さえロール14の外周面が耐熱性を有するゴムやシリコンなどの可撓性部材により構成されている場合には、両者間の距離をマイナス、即ち乾燥用回転ドラム12の外周面に対して押し付け力を生じさせるような配置関係としても良い。
第1スクレーパ20は、押さえロール14によって薄膜状に押し付けられて乾燥した凝集フロック(乾燥残留物)を、乾燥用回転ドラム12の外周面から掻き落とす役割を担うヘラである。第1スクレーパ20は、ケーシング26に形成された貯留ピット42の直上部であって、乾燥用回転ドラム12の近傍に配置される。第1スクレーパ20は、掻き落とし作用を成す先端部分を乾燥用回転ドラム12の外周面に押し付けられるが、その基端部から先端部への延設方向が、乾燥用回転ドラム12の回転を妨げる方向となるように組み付けられる。このような配置形態とすることで、乾燥用回転ドラム12の外周面に付着した乾燥残留物を効率良く掻き落とすことが可能となるからである。また、第1スクレーパ20の先端部分は、乾燥用回転ドラム12の下半部側に接触させることが望ましい。第1スクレーパ20により掻き取った乾燥残留物を、乾燥用回転ドラム12に再度付着させることなく貯留ピット42に落下させることができるからである。
回転型磁気フィルタ16は、排気中に舞い上がった磁性粉を吸着捕集する役割を担う磁性粉回収手段の一例である。回転型磁気フィルタ16は、磁性粉を含有した気体が閉じ込められたケーシング26内に配置することによりその機能を発揮することができるが、排気口38の近傍であって、貯留ピット42の直上位置に配置することが望ましい。凝集フロックの乾燥に利用された気体(磁性粉を含有する気体を含む)は、排気口38を通過して系外へ排出される。このため、回転型磁気フィルタ16を排気口38の近傍に配置することで、磁性粉の捕集効率を向上させることができるからである。また、回転型磁気フィルタ16により捕集された磁性粉は捕集後、回転型磁気フィルタ16を構成するドラムから掻き落とされ、乾燥残留物として取り扱われる。このため、乾燥残留物を貯留する貯留ピット42の直上位置に回転型磁気フィルタ16を配置することで、掻き落とされた磁性粉を直接貯留ピット42に落とし込むことが可能となる。
本実施形態に係る回転型磁気フィルタ16は、その拡大図を図2に示すように、回転軸15を有するドラム17と、磁石18とより成る。磁石18は、ドラム17の内周面に貼付され、ドラム17の両端面は閉塞する。このような構成とすることで、ドラム17の内部に貼付した磁石18に直接磁性粉を付着させることなく、ドラム17の外周面に磁性粉を付着させることが可能となる。ここで磁石18とは、永久磁石、電磁石、超伝導磁石等、種々の磁石の総称であり、いずれの磁石18を選択しても良い。なお、ドラム17の回転方向は特に問わないが(本実施形態では乾燥用回転ドラム12と同一方向としている)、回転数は、0.5〜2rpm程度とすることが望ましい。吸着捕集した磁性粉を再度舞い上がらせないようにするためである。また、回転が速い場合には、詳細を後述する第2スクレーパ22により磁性粉を掻き落とす際にも、磁性粉が舞い上がる危険性が高くなるからである。
第2スクレーパ22は、回転型磁気ドラム16の近傍であって、貯留ピット42の直上部で、第2スクレーパ22と貯留ピット42との間に他の構成要素を介在させない位置に配置すると良い。ドラム17の表面から掻き落とした磁性粉が第1スクレーパ20や乾燥用回転ドラム12といった他の構成要素にかからないようにするためである。第2スクレーパ22は第1スクレーパ20と同様に、その基端部から先端部への延設方向が、ドラム17の回転を妨げる方向となるように組み付けられ、その先端部分は、ドラム17の下半部側に接触させるように構成されると良い。
このような乾燥装置10を用いて凝集フロックの乾燥を行う場合、次のような工程を経ることとなる。まず、凝集フロック供給口28から、磁気分離槽140によって捕集された凝集フロックが、乾燥用回転ドラム12の外周面に投入される。
乾燥用回転ドラム12の外周面に投入された凝集フロックは、回転方向後段に配置された押さえロール14により、薄膜状に押し潰されて乾燥用回転ドラム12の外周面に張り付けられる。凝集フロックは、薄膜状に押し潰されることにより脱水が成されると共に、熱せられた乾燥用回転ドラム12の外周面に張り付けられることで、含有する水分が効率良く蒸発することとなる。
乾燥用回転ドラム12の回転方向であって、押さえロール14よりも後段には、熱風供給口30から吹き出された熱風が吹き当てられている。熱せられた乾燥用回転ドラム12の外周面に付着されて熱風を吹き当てられることにより、凝集フロックの含水率はさらに低下することとなる。
乾燥用回転ドラム12の外周面に付着して乾燥された凝集フロックは、乾燥残留物として第1スクレーパ20により掻き落とされ、貯留ピット42に貯留される。
熱風供給口30からの熱風や乾燥用回転ドラム12の外周面における気体の対流、あるいは第1スクレーパ20による掻き落とし時に舞い上がった磁性粉は、気体と共に排気として排気口38へと誘導される。磁性粉を含んだ排気が回転型磁気フィルタ16の近傍を通過すると、排気に含まれた磁性粉が回転型磁気フィルタ16を構成するドラム17の外周面に吸着される。
回転型磁気フィルタ16の外周面に吸着された磁性粉は、ドラム17の回転に伴って第2スクレーパ22により掻き落とされる。掻き落とされる磁性粉は集塊化されるため、気体中に舞い上がることなく貯留ピット42に落下して貯留され、乾燥残留物として取り扱われる。
上記のような構成の乾燥装置10を用いて上記のようにして凝集フロックの乾燥を行うことによれば、排気に含まれる磁性粉を効率良く捕集し、貯留ピット42に落とし込むことができる。このため、排気経路40の後段に設けていたバグフィルタを設ける必要が無くなり、バグフィルタの設置スペースを省略することができる。また、乾燥残留物を1つの貯留ピット42に集めることができるため、メンテナンス作業も容易となる。また、凝集フロックの含水率を低下させることができるため、乾燥残留物の減容化も図ることができる。
次に、本発明の凝集フロック乾燥装置に係る第2の実施形態について図面を参照して説明する。本実施形態に係る乾燥装置と、第1の実施形態に係る乾燥装置との相違点は、回転型磁気フィルタの構成についてのみである。よって以下の説明では、相違点である回転型磁気フィルタの構成を図3に示して説明し、その他の構成については上記説明を援用することとする。
本実施形態に係る回転型磁気フィルタ16aは、ドラム54の内面に磁石52を有する第1の回転ドラム50と、第1の回転ドラム50よりも大径で第1の回転ドラム50の外周側に配置される第2の回転ドラム60とより成る2重ドラム構造を有する。
第1の回転ドラム50の基本構成は、上述した第1の実施形態に係る乾燥装置10における回転型磁気フィルタ16と同じである。すなわち、回転軸51を有するドラム54と、ドラム54の内周面に貼付された磁石52とを有する。第2の回転ドラム60は、回転軸61を有し、磁力を有さないドラム62から成り、回転軸61(回転中心)を第1の回転ドラム50の回転軸51(回転中心)に対してずらした位置に配置している。このように、径の異なる2つのドラム54,62を偏心させて配置することによれば、内側に配置したドラム54と外側に配置したドラム62との隙間に、狭い箇所と広い箇所が生ずることとなる。
第2の回転ドラム60は磁力を有さないため、第1の回転ドラム50との隙間が狭くなる箇所では、第2の回転ドラム60の外周面における第1の回転ドラム50に起因する磁力が強くなり、隙間が広くなる箇所では同外周面における磁力が弱くなる。磁性粉は第2の回転ドラム60の外周面に付着するように構成されるため、第1の回転ドラム50と第2の回転ドラム60との隙間が狭い箇所では磁性粉の吸着力が強く、隙間が広くなるにつれて磁性粉を吸着する力が弱くなる。このため、第1の回転ドラム50と第2の回転ドラム60との隙間が最も広い箇所では、第2の回転ドラム50の外周面に付着した磁性粉は吸着力を失い、貯留ピット42へと脱落することとなる。このため、本実施形態に係る回転型磁気フィルタ16aでは、吸着された磁性粉を掻き落とすためのスクレーパを設けなくとも良い。
なお、本実施形態に係る回転型磁気フィルタ16aはその特性上、吸着された磁性粉に作用する吸着力は、回転と共に低下してゆくこととなる。このため、第1の回転ドラム50と第2の回転ドラム60の回転方向は、第1の回転ドラム50の回転軸51に対する第2の回転ドラム60の回転軸61の偏心方向と同一方向に設定すると良い。例えば、第2の回転ドラム60の回転軸61が第1の回転ドラム50の回転軸51の右側に偏心した場合には、2つの回転ドラムの回転方向を右側(時計回り)とし、左側に偏心した場合には回転方向を左側(反時計回り)とすれば良い。
第1の回転ドラム50と第2の回転ドラム60の回転方向を上記のように規定することにより、吸着された磁性粉に作用する磁力が弱くなるに従って磁性粉をドラムの上部側へ移送することができる。このため、吸着力の弱まる第2の回転ドラム60の下端位置で磁性粉が落下してしまうといった虞が無く、磁性粉を脱落させる箇所を限定することができる。
なお、本実施形態における回転型磁気フィルタ16aでは、第1の回転ドラム50を構成するドラム54の内周面に磁石52を設けるように図面に示した。しかしながら本実施形態における回転型磁気フィルタ16aでは、ドラム54の外周面に磁石52を貼付しても良い。
上記実施形態では、回転型磁気フィルタ16,16aをケーシング26の内部に配置する旨記載した。しかしながら回転型磁気フィルタ16,16aは排気経路40の内部に配置しても良い。磁性粉を含んだ排気は排気経路440を通過して排出されるため、排気経路40に回転型磁気フィルタ16,16aを配置することにより磁性粉の捕集を効率的に成し得るからである。なお、貯留ピット42に関しては別途設ける必要が生ずるが、バグフィルタを配置する従来の構成に比べて遥かに小さなスペースで済み、メンテナンス性も高めることができる。
また、上記実施形態では、磁性粉回収手段として、回転型磁気フィルタ16,16aを例に挙げて説明した。しかしながら本発明に係る乾燥装置10としては、磁性粉回収手段は平板状や網状等、種々の形態のものであって良く、回転を伴うものでなくても良い。ただし、上記実施形態のように回転型とすることで、吸着した磁性粉を掻き取る作業を自動化することができる点に優位性を持つこととなる。
10………凝集フロック乾燥装置(乾燥装置)、12………乾燥用回転ドラム、14………押さえローラ、15………回転軸、16………回転型磁気フィルタ、17………ドラム、18………磁石、20………第1スクレーパ、22………第2スクレーパ、24………乾燥・捕集領域、26………ケーシング、28………凝集フロック供給口、30………熱風供給口、38………排気口、42………貯留ピット。

Claims (6)

  1. 被処理水中に凝集剤と磁性粉を添加して凝集フロックを形成し、磁気分離装置を用いて前記凝集フロックを回収し、回収した凝集フロックを加熱又は熱風により乾燥させる方法であって、
    前記凝集フロックを乾燥させる領域または排気経路に磁性粉回収手段を配置し、
    排気中に含有された磁性粉を回収することを特徴とする凝集フロック乾燥方法。
  2. 前記磁性粉回収手段は回転ドラム式とし、
    付着した磁性粉をスクレーパで掻き落とすことを特徴とする請求項1に記載の凝集フロック乾燥方法。
  3. 加熱又は熱風により乾燥された凝集フロックの貯留位置と前記スクレーパにより掻き落とされた磁性粉の落下位置とを同一箇所としたことを特徴とする請求項2に記載の凝集フロック乾燥方法。
  4. 被処理水中に凝集剤と磁性粉を添加して凝集フロックを形成し、磁気分離装置を用いて前記凝集フロックを回収し、回収した凝集フロックを乾燥用回転ドラムを備えたドライヤで乾燥させる装置であって、
    前記乾燥用回転ドラムを配置したケーシング内に磁性粉回収手段を備えたことを特徴とする凝集フロック乾燥装置。
  5. 前記磁性粉回収手段は、回転ドラムの内周面に磁石を有し、
    磁性粉付着面としての外周面に、付着した磁性粉を掻き落とすためのスクレーパを備えることを特徴とする請求項4に記載の凝集フロック乾燥装置。
  6. 前記磁性粉回収手段は、ドラムの内周面または外周面に磁石を備えた第1の回転ドラムと、
    前記第1の回転ドラムよりも大径で、前記第1の回転ドラムの外周側に配置され、前記第1の回転ドラムと回転中心を異ならせた磁力を有さない第2の回転ドラムとを有することを特徴とする請求項4に記載の凝集フロック乾燥装置。
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