JPS5814914A - 濾過器洗浄部の汚泥付着防止装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は砂等のｒ材を□エアリフトによシ洗浄し再使用
するようにした連続濾過器の洗浄部の汚泥付着防止装置
に関する。

従来の濾過器の概・念を一変させるものとして、特開昭
５３−１１１０６２号公報、および特開昭５３−９２３
６９号公報に開示された濾過器が知られている○この濾
過機は、エアリフト効果を功妙に利用し、処理済のｆ材
をエアとともにエアリフトさせ、その際ｒ材に付着した
汚染物質をＪ１材から剥離し、ｒ材はエアリフト管と流
下案内管との間を通して洗浄水と向流接触させ洗浄した
後、洗浄済みＰ材をｒ材層の上表面へ流下させ、洗浄排
水は排水樋へ排出するよう構成したものである。

すなわち１、第１図に示すように、槽ｌ内に砂等のｒ材
層を収容してｒ材層を構成し、捷た槽１内中央部にｒ材
層上方まで延在するエアリフト管３を設け、エアリフト
管３周囲に流下案内管４を配し、その下方に分散量５を
ニアリフ、ト管３に取付けである。さらにエアリフト管
３下部には、Ｐ材案内傘６が取付けら些ている。７は処
理対象の原水導入管で、これから分岐した流入管８が上
向きに複数段けられ、その上方には原水分散傘９が配さ
れている。また流下案内管４の上部は拡径され排水管１
０となっており、排水樋１１に連っている。さらに槽１
の上部にはｒ過水・樋１２が設けられている。１３は仕
切管である。

、かかるｒ過器においては、原水導入管７を介して導入
されると、原水は流入管８上端から流出し、原水分散傘
９に当り、四方に拡散さ五、ｒ材２と接触し、ｒ過作用
を受ける。またエアリフト、管３の下部に連通されたエ
ア吹込管（図示せず）からのエアが連続的にエアリフト
管３に吹込まれるので、エアリフト管３内の１材２がエ
アリフト効果によって気泡と共に上昇される。エアリフ
トに伴って、下部の汚れたＦ材２がエアリフト管３の下
部に入り込んで、エアリフト作用を受ける。汚れだ１材
２は、エアリフト管３内を上昇する際、気泡により激し
い攪拌作用を受け、Ｐ材２に付着した浮遊物質がＰ材２
から剥離する。一部洗浄が図られたｒ材２は、′エアリ
フト管３上端から流出し、エアリフト管３と流下案内管
４との間隙の流下路を流下する。

この流下の際、同間隙を上昇する洗浄水１４と向流接触
し、洗浄が行なわれる。洗浄後の１材２は、分散傘５に
より散乱されながらｒ材層へ戻り、洗浄排水は排出管１
０の上端から流出し、排水樋１１から排出される。

しかしながら、このよりな沢過器を長時間運転している
と、第２図に示すように排水管１゜の内面に浮遊物質が
沈着し粘着性汚泥１５となって付着する。また同図に示
すように１エナリフト管３と流下案内管４との間の流下
路において、１材２に捕捉された浮遊物質を効果的に剥
離させるために、エアリフト管３および流下案内管４に
たとえば断面三角形状の環状邪魔体１６を設け、流下す
るＦ材２と洗浄水１４との相対速度を大きくするように
すると、邪魔体１６の下側にも粘着性汚泥１５が付着し
、遂には流下路を閉塞させてしまい正常な運転が行うこ
とができなくなることもある。さらに鮫の幼虫の巣が前
記と同様個所に付着して流下路を閉塞し、上記と同様な
障害を起し、かつ衛生的にも問題となることが多い０ 本発明は前記従来の問題点を解消したもので、その目的
は流下路の閉塞を防止するとともに確実にｒ材の洗浄を
行うことができ、かつ衛生的な汚泥付着防止装置を提供
することにある０この目的の達成のため、本発、明は、
ｒ材の流下路および４たは洗浄排水の排水樋への流出路
に散気手段を設けたものである０ 以下本発明を第３図および第４図に示す具体例によって
説明する。第３図は邪魔体１６を設けた例である。排水
管１０の、内下部には散気リング管１７Ａが設けられ、
空気量調節弁１８Ａが設けられた送気管１９Ａに連って
いるＯいま送気管１９Ａを通してエアを送入すると、エ
アが散気リング管１７Ａの多数の吹出口（図示せず）か
ら気泡となって吹き出され、上昇する。このとき、排水
管１０番通らて排水樋１１へ向う洗浄排水が吹き出され
た気泡により激しく攪拌される。その結果、浮遊物質は
常時激しく流動され、排水管１０の内面あるいは仕切管
１３の外面に付着する余裕を与えられることなく、洗浄
排水と共に排水樋１１へ流出して行く。

したがって、汚泥の付着が防止される。

他方、流下案内管４の下部にも、同様に散気リング管１
７Ｂ１空気量調節弁１８Ｂ１および送気管１９Ｂが設け
られている。この場合、散気リング管１７Ｂから吹き出
された気泡は、洗浄水１４を激しく流動化させるととも
に、流下する汚れた粘着性のあるｒ材め凝集体を撹乱さ
せ、凝集を破壊し、さらにＰ材に付着している濁質分を
ｒ材から剥離させ洗浄を図る。その結果、凝集したｒ材
の流下路の閉塞を防止し、しかも流動化している洗浄水
が強く邪魔体１６に衝突するから、邪魔体１６への汚泥
の付着を防止し、常に一定の流下路を保持することがで
きる０ ここで、送気管１９Ａ、１９Ｂの送給用エアは、別個で
もよいが、エアリフト管３へのエア送入用コンプレ、サ
ーからのエア吹込管から分岐させておけばよい。また散
気リング１７Ａ。

１７Ｂからのエア吹出量は空気量調節弁１８Ａ。

１８Ｂを操作して調節する。さらにそのエア吹出しは通
常連続的に行うが、必要ならば間欠的な吹出しを行って
もよい。

第４図は態様を異にする例を示したものである。上述の
邪魔体１６は洗浄効果を高めるものの、流下路の閉塞を
防止する上では、本来設けない方が好ましい。そこで、
この例では、邪魔体を配設せず、その代りに、洗浄効果
を補償するために、散気リング管１７Ｂを流下案内管４
の下部に設けたものである。そして散気リジグ管１７Ｂ
から多数の気泡を吹出すと、前槽のように洗浄水１４が
激しく流動化する。この流動化した洗浄水１４は、流下
するＰ材と接触し、ｒ材の凝集体を撹乱破壊し、ｒ材表
面に付着している濁質物を剥離し、邪魔体を設けた例と
同様な洗浄を行う。そして、この場合、激しい洗浄水１
４の水流により、流下案内管４の内面およびエアリフト
管３の外面のみならず、排水管１０の内面および仕切管
１３の外面への汚泥の付着が防止される。しかもとの例
は邪魔体を設けず、大きな断面積の流下路が得られるの
で、管路抵抗が小さくなり、流下するＰ材と上昇するエ
アとがよく接触し、かつ激しく流動化が生じて、ｒ材相
互およびｒ材と流下路接触壁とで衝突を繰返しながら、
１材は、凝集体からより小なる集合体ないし単粒体へと
分離を促進しながら落下し、その過程で蚊の幼虫による
巣等の粘着汚泥の付着成長が防止されるから、流下路の
閉塞を確実に防止できる点で好適である。

ちなみに、故紙再生廃液を上記濾過器で処理しても、そ
の高濃度かつ強粘着性の浮遊物質を確実にｆ材から除去
でき、かつ壁面または邪魔体に付着しないことが判明し
た。また下水二次処理水のｒ過の場合、ニス゛リガの幼
虫による巣等の強固な粘着性汚泥の付着はみられなかっ
た。

以上の通り、本発明は、ｒ材の流下路およびまたは洗浄
排水の排水樋への流出路に散気手段を設けたので、ｒ材
の洗浄および汚泥の付着防止を確実に達成できる。

【図面の簡単な説明】

第１図は濾過器の全体構成を示す概要断面図。 第２図は汚泥の付着状況要部断面図、第３図は本発明の
一具体例を示す要部断面図、第４図は態様を異にする例
の要部断面図である０２・・・・Ｐ材　　　　　３・・
・・エアリフト管４・・・・流下案内管　　１０・・・
・排水管１１・・・・排水樋　　　１４・・・・洗浄水
１５・、・・粘着性汚泥　　１６・・・・邪魔体１７Ａ
、１７Ｂ・・・・散気リング管 特許出願人　　月島機械株式会社 代理人弁理士　　永　井　　義　　久

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）　　槽内のｒ材層からその上方まで延在するエア
   リフト管とその周囲に同心的に配された流下案内管とを
   備え、処理後の沢材を前記エアリフト管を介してエアリ
   フトさせてその上端開口から流出させ、ｒ材はエアリフ
   ト管と流下案内管との間を通して洗浄水と向流接触させ
   洗浄した後、洗浄済みＰ材をＰ材層へ流下させ、洗浄排
   水は排水樋へ排出するよう構成した濾過器において、前
   記沢材の流下路およびまたは洗浄排水の排水樋への流出
   路に散気手段を設けたことを特徴とする濾過器洗浄部の
   ・汚泥付着防止装置。