JPS581476Y2 - 硬質合成樹脂発泡体よりなる組立箱 - Google Patents

硬質合成樹脂発泡体よりなる組立箱

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Publication number
JPS581476Y2
JPS581476Y2 JP1978100471U JP10047178U JPS581476Y2 JP S581476 Y2 JPS581476 Y2 JP S581476Y2 JP 1978100471 U JP1978100471 U JP 1978100471U JP 10047178 U JP10047178 U JP 10047178U JP S581476 Y2 JPS581476 Y2 JP S581476Y2
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JP
Japan
Prior art keywords
side wall
nail
synthetic resin
resin foam
hard synthetic
Prior art date
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Expired
Application number
JP1978100471U
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English (en)
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JPS5516295U (ja
Inventor
大西登
Original Assignee
積水化成品工業株式会社
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は硬質合成樹脂発泡体より成る組立箱に関し、
釘部材の打込みによる固定強度が犬な組立箱を提供しよ
うとするものである。
組立箱は組立及び分解を数匹反復して用いるもQである
が、近時合成木材と称して硬質合成樹脂発泡体から成り
木材様の外観を有する素材により組立箱を製造すること
が検討されているが、このような素材は木材に比し、発
泡体のため単位面積当りの樹脂量が少ないので釘に対す
る締め付は力が弱いことが犬ぎな難点である。
そこでこの考案は、上記欠点を解消するため、組立箱の
底板と四側の側壁とを一体に連設形成するとともに側壁
同士の連結部に内面を樹脂化した釘穴を予め設けること
により反復使用後も釘部材に対する締め付は力の衰えな
い組立箱を提供しようとするものである。
次に添付図面に基いてその実施例を説明すると。
まず第1図〜第3図において、1は展開した状態の組立
箱であって、四角形の底板2とこれとそれぞれV字型の
切り込み等によるヒンジ部3/、4/。
5’、6’を介して連設した側壁3,4,5,6より成
っている。
図の場合、各側壁の両端は45度の角度で切断され、各
側壁を折曲起上させたとぎに各隅角部において突き合さ
るよう□形成されている。
そして前記折曲起上により各隅角部において相隣る側壁
端部には折曲起上時互に直線状に連通合致する釘穴が形
成されている。
これを第2図に示す一つの隅角部について説明すると(
他の隅角部も同様の構成である)、側壁3の側壁4側の
端部には厚み方向に釘穴9が穿設され、45度の斜面7
にて開口している。
又、側壁4の側壁3側の端部には釘穴10が側壁4の長
て方向に穿設され斜面8にて開口している。
そして釘穴9及び10の位置は側壁3,4を起立させた
場合に互いに直線状□連通合致する位置に設けられてい
る。
釘穴9及び10は、その内周面が樹脂化され、硬質高密
度層14を形成している。
これは第5図□示す様な高温の鋭利な突起16により穴
を穿設すると同時に、その表面を熱により樹脂化するこ
とができる。
穴の長さは側壁の肉厚との関連で決定されるが、穴径は
釘部材の径より若干小さく形成することが強い締め付は
力をうる上で必要である。
11は釘部材の代表的な金属製の釘であって、側壁3,
4を起立させ斜面7,8を突き合せた後これを釘穴9及
び10に打ち込んで一つの隅角部の連結が完了する。
同様にして他の隅角部も連結され組立箱が完成する。
そして第4図に示す様□釘11は樹脂化による硬質高密
度層14によって強く締め付けられ、その抜脱が阻止さ
れることになる。
第6図は、この考案の他の実施例を示すものであって、
側壁を構成する板状体20に対し釘穴として内周にネジ
を有する所謂ビス穴26が形成され、その表面はビスの
ピッチに合わせた形状に樹脂化され、針部材としてビス
を使用できるよう匝形成されており、これもこの考案の
範囲内に含まれる。
尚、前記の組立箱の素材はポリプロピレン単独もしくは
ポリプロピレンとポリエチレン又はポリプロピレンとポ
リスチレンとの混合物に発泡能力を付与したものをスト
ランド押し出し成形により形成したものであって表面に
は木材様の筋目が形成されている。
組立箱の具体例は側壁端部同士の突き合せ形態及びヒン
ジ部の形態等前記実施例に限られるものではない。
以上のように本考案の組立箱は、四角形の底板の四側に
それぞれヒンジ部を介して側壁を連設しであるので、各
側壁を折曲起上させるとともに各隅角部において相隣る
側壁端部同士を針部材の打込みにより連結するだけで組
立て構成できるものであり、しかも前記隅角部において
相隣る側壁端部には折曲起上時互に直線状に連適合致し
得る釘穴があらかじめ形成されているため、前記針部材
の打ち込み操作が正確にしてかつ行ない易く、延いては
連結1組立てが容易に行なえる。
特に本考案においては、前記釘穴の内周面が樹脂化され
ているため、この樹脂化による硬質高密度層により釘穴
周辺が補強され、この硬質高密度層による補強効果と釘
穴があらかじめ形成されていることとが相まって、針部
材の打ち込みによっても釘穴が過度に開くことがなく、
硬質高密度層とその周辺の発泡体層□より良好な密着性
及び収縮力を保有でき、従って発泡体層に直接釘打ちす
る場合に比し針部材に対する締め付は力および密着力が
はるかに強くなっており、加えて各側壁が底板に連設一
体化されていて、側壁端部同士の位置ずれ等が生じ難く
、前記針部材の打込みによる連結固定部分にさほど無理
がかからないことが相まって、上記のごとき針部材によ
る連結構造でもって全体として充分な保形強度をもち、
分解のおそれなく使用でき、延いては収納物の重量や使
用態様により多少差はあるが、針部材の打込み□よる組
立て使用−分解のサイクルを数回反復した場合における
針部材に対する締付は力の低下を防ぎ1発泡体に直接釘
打ちする場合よりも長期間繰返し使用することが可能と
なるのである。
又、組立□接着剤等を用いる場合に比し、分解即ち釘抜
き作業も又容易忙行える等、硬質合成樹脂発泡体のみよ
りなる組立箱である□も拘らず非常に実用性の高いもの
である。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の実施例にかかる組立箱を展開した状
態の斜視図、第2図はその要部拡大図、第3図は組立完
了時の隅角部の斜視図、第4図は釘穴に釘を打ち込んだ
状態を示す拡大断面図、第5図は釘穴成形用の金型の略
示図、第6図は他の実施例を示す要部断面図である。 2・・・・・・底板、3,4,5,6・・・・・・側壁
、3′。 4’ 、5’ 、6’・・・・・・ヒンジ部、9,10
・・・・・・釘穴。 14・・・・・・樹脂化による硬質高密度層。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 硬質合成樹脂発泡体の板材よりなり、四角形の底板の四
    側にそれぞれヒンジ部を介して側壁を連設し、各側壁を
    折曲起上させたとぎに各隅角部において相隣る側壁端部
    には折曲起上時互に直線状に連適合致し得る釘穴を穿設
    するとともに、該釘穴の内周面を樹脂化し、相隣る側壁
    端部同士を折曲起上により合致した釘穴に対する釘部材
    の打ち込みにより固定してなることを特徴とする硬質合
    成樹脂発泡体よりなる組立箱。
JP1978100471U 1978-07-20 1978-07-20 硬質合成樹脂発泡体よりなる組立箱 Expired JPS581476Y2 (ja)

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JPS5516295U JPS5516295U (ja) 1980-02-01
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ID=29038198

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6137594U (ja) * 1984-08-03 1986-03-08 株式会社山武 警報表示装置

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4730035U (ja) * 1971-04-30 1972-12-05

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JPS4730035U (ja) * 1971-04-30 1972-12-05

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JPS5516295U (ja) 1980-02-01

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