JPS58146562A - インドリンの製造方法 - Google Patents
インドリンの製造方法Info
- Publication number
- JPS58146562A JPS58146562A JP2853482A JP2853482A JPS58146562A JP S58146562 A JPS58146562 A JP S58146562A JP 2853482 A JP2853482 A JP 2853482A JP 2853482 A JP2853482 A JP 2853482A JP S58146562 A JPS58146562 A JP S58146562A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- catalyst
- indoline
- alumina
- silica gel
- acid
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- Granted
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- Indole Compounds (AREA)
- Low-Molecular Organic Synthesis Reactions Using Catalysts (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、気相によるインドリンの改良され喪製造方法
に関するものである。
に関するものである。
インドリンは、インドールの中間体であり、医薬品等の
合成慮料や農薬の中間体として有用な化合物である。2
−(O−丁ミノフメエル)エタノニール1フ出発物質と
するインドリンの製造方法としては、従来下記のような
方法が知られている。
合成慮料や農薬の中間体として有用な化合物である。2
−(O−丁ミノフメエル)エタノニール1フ出発物質と
するインドリンの製造方法としては、従来下記のような
方法が知られている。
(1) p =)ルエンスルホン酸クロリドとピリジ
ンを用いて環化する方法(G、B、Bennet et
al、。
ンを用いて環化する方法(G、B、Bennet et
al、。
J、Chew、8oc、、 287(1941))。
(2)気相で処理する方法(ドイツ特許第606027
号明細書)。
号明細書)。
(3)加熱脱水処理する方法(特開昭52−10896
9号公報)。
9号公報)。
(4)塩酸塩で環化する方法(I!#−開昭56−86
155号公報)。
155号公報)。
しかしながら、これらの従来方法は、副原料費がかかる
ことや、触媒の量を多く使用しなければならないこと、
触媒の寿命が短かい、収率が低い、得られ喪インドリン
を水と分離しなくてはならないなど、インドリンの工業
的製法としては好ましいものではなかった。
ことや、触媒の量を多く使用しなければならないこと、
触媒の寿命が短かい、収率が低い、得られ喪インドリン
を水と分離しなくてはならないなど、インドリンの工業
的製法としては好ましいものではなかった。
本発明者らは、工業的に有利なインドリンの製造方法を
確立すべく気相K>ける反応を鋭意研究したところ、ホ
ウ素化合物とシリカゲルを組み合わせた触媒が高活性で
寿命も長いことを見いだし2、本発明を完成するに至っ
た。
確立すべく気相K>ける反応を鋭意研究したところ、ホ
ウ素化合物とシリカゲルを組み合わせた触媒が高活性で
寿命も長いことを見いだし2、本発明を完成するに至っ
た。
すなわち本発明は、ホウ素化合物とリン化合物から選ば
れた少なくとも1櫨をアルミナまたはシリカゲルに担持
もしくけ混合した触媒の存在下、気相で2−(O−アミ
ノフェニル)エタノールを脱水環化することを特徴とす
るインドリンの製造方法に関するものである。
れた少なくとも1櫨をアルミナまたはシリカゲルに担持
もしくけ混合した触媒の存在下、気相で2−(O−アミ
ノフェニル)エタノールを脱水環化することを特徴とす
るインドリンの製造方法に関するものである。
本発明方法の触媒は、ホウ素化合物とリン化合物から選
ばれる少なくとも1種をアルミナまたはシリカゲルに担
持もしくけ混合した本のである。
ばれる少なくとも1種をアルミナまたはシリカゲルに担
持もしくけ混合した本のである。
ホウ素化合物としては、ホウ酸および無水ホウ酸などが
あげられ、リン化合物としてはリン酸およびメタリン酸
などがあげられる。アルミナとシリカゲルにとくに限定
されないが、アルミナはγ−アルミナが好ましい。
あげられ、リン化合物としてはリン酸およびメタリン酸
などがあげられる。アルミナとシリカゲルにとくに限定
されないが、アルミナはγ−アルミナが好ましい。
本発明方法の触媒は、次のような方法で調製される。
(1) ホウ素化合物とリン化合□物から選ばれる少
なくとも1種を水に溶解し、アルミナもしくにシリカゲ
ルを懸濁させ水を除去後200〜600C(2) ホ
ウ素化合物とリン化合物から選ばれる少なくとも1種を
アルミナまたにシリカゲルと混合する方法。
なくとも1種を水に溶解し、アルミナもしくにシリカゲ
ルを懸濁させ水を除去後200〜600C(2) ホ
ウ素化合物とリン化合物から選ばれる少なくとも1種を
アルミナまたにシリカゲルと混合する方法。
ホウ素化合物とリン化合物から選ばれる少なくとも1種
を、アルミナ、シリカゲルへ担持あるいFi混合する割
合は、アルミナまたはシリカゲルに対して5ないし40
wt 4、好ましくけ1oないし30 wt憾 であ
る。本発明方法の反応に、使用するアルミナおよびシリ
カゲルの粒度ヤ結晶状態に関係なく進行するが、これら
の粒径の小さり方が反応速度が早く好ましい。ま念、本
発明方法の反応は常圧、減圧のいずれの状態で本実施で
きる。
を、アルミナ、シリカゲルへ担持あるいFi混合する割
合は、アルミナまたはシリカゲルに対して5ないし40
wt 4、好ましくけ1oないし30 wt憾 であ
る。本発明方法の反応に、使用するアルミナおよびシリ
カゲルの粒度ヤ結晶状態に関係なく進行するが、これら
の粒径の小さり方が反応速度が早く好ましい。ま念、本
発明方法の反応は常圧、減圧のいずれの状態で本実施で
きる。
本発明方法の反応温度は、用いる触媒の種類により異な
るが、180ないし300 r、好ましく#−j220
ないし250Cの範囲で適宵選択される。
るが、180ないし300 r、好ましく#−j220
ないし250Cの範囲で適宵選択される。
180C以下では、反応速度が低い念め、反応収率が悪
く、300Cよりも高いときに、S生成物としてのイン
ドールの生成が多くなる。
く、300Cよりも高いときに、S生成物としてのイン
ドールの生成が多くなる。
本発明方法の一実施態様として、触媒を反応塔中に充填
し、反応塔を180〜3000に加熱し、予め触媒の温
度と同一もしくけそれに近い温度に予熱した2−()−
アミノフェニル)エタノールを気相で上記反応塔中を流
通させ、2−(O−アミノフェニル)エタノールを環化
させてインドリン1−遵る方法をあげることができる。
し、反応塔を180〜3000に加熱し、予め触媒の温
度と同一もしくけそれに近い温度に予熱した2−()−
アミノフェニル)エタノールを気相で上記反応塔中を流
通させ、2−(O−アミノフェニル)エタノールを環化
させてインドリン1−遵る方法をあげることができる。
本発明方法は、気相で反応させるため、生成するインド
リン中に水が含まれないという利点を有して(へる。本
発明方法の触−媒#′i調製が容易であり、シリカゲル
単独の触媒よりも触媒活性が高く、寿命も長い。さらに
、ホウ酸オたはリン酸を約10wt憾 担持したり媒は
、pHが中性付近であり、反応容器の保守が容易で、あ
る。したがって、本発明方法は、インドリンの工業的製
造方法として有利である。
リン中に水が含まれないという利点を有して(へる。本
発明方法の触−媒#′i調製が容易であり、シリカゲル
単独の触媒よりも触媒活性が高く、寿命も長い。さらに
、ホウ酸オたはリン酸を約10wt憾 担持したり媒は
、pHが中性付近であり、反応容器の保守が容易で、あ
る。したがって、本発明方法は、インドリンの工業的製
造方法として有利である。
以下、実施例(より本発明方法をよ゛り詳しく説明する
。
。
実施、例1 、
一リン酸3.2?を水50−に溶解し、T−ア、ルミナ
(商品名[住友ガンマーアルミナ]、住友化学■製、粒
径:3■)16.8Pt7FDえ、水を除去後、300
Cで2時間乾燥した。この触媒を水に分散したときのp
Hに6.8であった。得られた糟媒約161111を直
径151111の耐熱性ガラス管に充填し、220〜2
30 CK加熱し、減圧(1〜15■1(2)下で2−
CO−丁ミノフェニル)エタノールi o o fPe
気相で33〜120P/hrの割合で触媒塔へ送入した
。減圧下で反応させる念め剛生する水はドライアイスト
ラップにたまり、留出物は無色透明の均一な液体85)
が得られた。標品のインドリン(アルドリッチ社製)と
この液体を、Nmr 、Ir 、およびGLCで比較し
たところ一致した。収率Fi98鴫であ抄、純度(GL
C)#−t98チであった。
(商品名[住友ガンマーアルミナ]、住友化学■製、粒
径:3■)16.8Pt7FDえ、水を除去後、300
Cで2時間乾燥した。この触媒を水に分散したときのp
Hに6.8であった。得られた糟媒約161111を直
径151111の耐熱性ガラス管に充填し、220〜2
30 CK加熱し、減圧(1〜15■1(2)下で2−
CO−丁ミノフェニル)エタノールi o o fPe
気相で33〜120P/hrの割合で触媒塔へ送入した
。減圧下で反応させる念め剛生する水はドライアイスト
ラップにたまり、留出物は無色透明の均一な液体85)
が得られた。標品のインドリン(アルドリッチ社製)と
この液体を、Nmr 、Ir 、およびGLCで比較し
たところ一致した。収率Fi98鴫であ抄、純度(GL
C)#−t98チであった。
実施例2
γ−アルミナ(粒径;3■)を40〜100μの粒径の
アルミナに代え、得られた触媒の使用1を約5WLtと
した他は実施例1と同様に操作し念ところ、インドリン
が、収率98チ、純度98膚で得られた。
アルミナに代え、得られた触媒の使用1を約5WLtと
した他は実施例1と同様に操作し念ところ、インドリン
が、収率98チ、純度98膚で得られた。
%施例3
ホウ噸3.21を水200 Wleに溶解し、T−アル
ミナ(商品名「住友ガンマーアルミナ」、住友化学(横
、粒t% : 3 wm )を加え、水を除去後300
Cで2時間乾燥した。この触媒を水に分散したときのp
Htf7.4であり念。この触媒的20mを用りて、浴
温を245〜255Cにして実施例1と同様に反応させ
たところ、インドリン85f!(収率98鴫、純度98
チ)が得られた。
ミナ(商品名「住友ガンマーアルミナ」、住友化学(横
、粒t% : 3 wm )を加え、水を除去後300
Cで2時間乾燥した。この触媒を水に分散したときのp
Htf7.4であり念。この触媒的20mを用りて、浴
温を245〜255Cにして実施例1と同様に反応させ
たところ、インドリン85f!(収率98鴫、純度98
チ)が得られた。
実施例4
γ−アルミナ(粒径;3fl)を40〜Zooμの粉径
のアルミナに代え、得られた触媒の使用量を約5 ml
とし念他は実施例3と同様に操作し九ところ、インドリ
ン85?(収率98嘔、純度98チ)が得られ念。
のアルミナに代え、得られた触媒の使用量を約5 ml
とし念他は実施例3と同様に操作し九ところ、インドリ
ン85?(収率98嘔、純度98チ)が得られ念。
実施例5
桝水ホウ酸2?を40〜100μの粒径の1−アルミナ
8?と充分に混合し、塔に充填し実施例1に準じて反応
させたところ、インドリン84?(収、#、974、純
度96幅)が得られた。
8?と充分に混合し、塔に充填し実施例1に準じて反応
させたところ、インドリン84?(収、#、974、純
度96幅)が得られた。
実施例6
リン酸3.27を水50W1tVC溶解し、シリカゲル
(メツシュ100〜200)16.8Fを加え、水を除
去後、3001:’で2時間乾燥した。この触媒を用い
、浴温t220〜300rにして、実#N例1と同様に
反応し念ところ、インドリン84?(収率97嗟、純度
98憾)が得られた。
(メツシュ100〜200)16.8Fを加え、水を除
去後、3001:’で2時間乾燥した。この触媒を用い
、浴温t220〜300rにして、実#N例1と同様に
反応し念ところ、インドリン84?(収率97嗟、純度
98憾)が得られた。
実施例7
リン酸をホゆ酸に代えた他は実施例4に準じて反応を行
ったところ、インドリン84t(収率97幅、純度98
慢)が得られた。
ったところ、インドリン84t(収率97幅、純度98
慢)が得られた。
特許出願人 川研ファインケミカル株式会社5
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、 ホウ素化合物とリン化合物から選ばれた少なくと
も1糧をアルミナま九はシリカゲルに担持もしくは混合
した触媒の存在下、気相で2−(6−アミノフェニル)
エタノールを脱水環化することを特徴とするインドリン
の製造方法。 2、 ホウ素化合物がホウ酸または無水ホウ酸である特
許請求の範囲第1項記載の方法。 3、 リン化合物がリン酸またけメタリン酸である特許
請求の範囲第1項記載の方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2853482A JPS58146562A (ja) | 1982-02-24 | 1982-02-24 | インドリンの製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2853482A JPS58146562A (ja) | 1982-02-24 | 1982-02-24 | インドリンの製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS58146562A true JPS58146562A (ja) | 1983-09-01 |
JPH0212219B2 JPH0212219B2 (ja) | 1990-03-19 |
Family
ID=12251328
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2853482A Granted JPS58146562A (ja) | 1982-02-24 | 1982-02-24 | インドリンの製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS58146562A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS63211264A (ja) * | 1987-02-27 | 1988-09-02 | Nippon Kayaku Co Ltd | インドリン類の製造法 |
US4833255A (en) * | 1984-05-16 | 1989-05-23 | Ciba-Geigy Corporation | Process for the preparation of indoline |
US4886887A (en) * | 1985-11-08 | 1989-12-12 | Ciba-Geigy Corporation | Process for the preparation of indolines |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
TWI788757B (zh) | 2020-01-16 | 2023-01-01 | 日商旭化成股份有限公司 | 聚碳酸酯樹脂、聚碳酸酯樹脂組成物、含有此等之光學用成形體及環狀碳酸酯 |
-
1982
- 1982-02-24 JP JP2853482A patent/JPS58146562A/ja active Granted
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4833255A (en) * | 1984-05-16 | 1989-05-23 | Ciba-Geigy Corporation | Process for the preparation of indoline |
US4886887A (en) * | 1985-11-08 | 1989-12-12 | Ciba-Geigy Corporation | Process for the preparation of indolines |
JPS63211264A (ja) * | 1987-02-27 | 1988-09-02 | Nippon Kayaku Co Ltd | インドリン類の製造法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0212219B2 (ja) | 1990-03-19 |
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