JPS5814521A - 電解コンデンサ - Google Patents

電解コンデンサ

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JPS5814521A
JPS5814521A JP11195881A JP11195881A JPS5814521A JP S5814521 A JPS5814521 A JP S5814521A JP 11195881 A JP11195881 A JP 11195881A JP 11195881 A JP11195881 A JP 11195881A JP S5814521 A JPS5814521 A JP S5814521A
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JP
Japan
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aluminum
titanium
tantalum
wire
alloy
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JP11195881A
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English (en)
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JPS622452B2 (ja
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哲雄 鈴木
木崎 誉志
長谷川 文雄
三好 孝行
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NEC Corp
Original Assignee
Nippon Electric Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は電解コンデンサに関し、特に、アルミニウムト
チタンとの合金焼結体およびタンタル線より成る電解コ
ンデンサ用陽極体に関する。現在電解コンデンサ用陽極
体としては、弁作用を有する金属の中でもタンタルある
いはアルミニウムを使用するものが実用化され、広く使
用されている。
その中でも、タンタルあるいはアルミニウムの粉末を加
圧成形し、焼結した多孔質焼結体を陽極体とする電解コ
ンデンサは、単位体積当たりの静電容量が大きいことか
らコンデンサの小型・大容量化を必要とする分野におい
て広く使用されている。
tSコンデンサにおいては、これら弁作用金属の焼結体
を適当な電解質溶液中で陽極酸化し、この酸化被膜をコ
ンデンサの誘電体としている。したがって、多孔質焼結
体に直接接続する陽極リード線は弁作用を有した金属で
あることが不可欠であり、タンタルあるいはアルミニウ
ムの多孔質焼結体より成る電解コンデンサにおいては、
同種の金属すなわちタンタルあるいはアルミニウムの細
線の1部を埋め込んだ金属粉末の加圧成形体を焼結して
陽極体を得ている。一方、アルミニウムとチタンとの合
金より成る多孔質焼結体は、原料となるアルミニウムお
よびチタンが、タンタルと比較し、はるかに安価であり
、アルミニウムより誘電率の大きな陽極酸化被膜を有し
、しかもアルミニウムより単位体積当たりの表面積がは
るかに大きい多孔質焼結体を作製することができる。こ
のように、アルミニウムとチタンとの合金より成る多孔
質焼結体を陽極体とする電解コンデンサは、従来のタン
タルあるいはアルミニウムを陽極体とする電解コンデン
サに比較してずぐれた点を有している。しかし、アルミ
ニウムとチタンとの合金はもろくて加工性に劣り、その
合金細線を工業的な規模で作製することは困難である。
また、アルミニウムとチタンとの合金より成る焼結体は
焼結温度がアルミニウムの融点よりはるかに高温である
ために、アルミニウム線を埋込んで焼結することは不可
能である。さらに、弁作用を有するタンタル線はアルミ
ニウムとチタンの合金化温度、焼結温度においてはアル
ミニウム、チタ4よびこれらの合金のいずれとも合金化
する程度が小さく、タンタルの細線を埋込んだ加圧成形
体を焼結して、機械的、電気的に接続の確実なものを工
業的に作製するKは、加圧成形方法、焼結方法および管
理が非常にむすカルい0本発明の目的は、かかる従来欠
点を除去し、工業的に製造が容易で特性のすぐれた電解
シンデ/すを提供することにある。本発明によれば、ア
ルミニウムとチタンとの合金より成る多孔質焼結体にタ
ンクル線を溶接した陽極体を備えることを特徴とする電
解コンデンサが得られる。以下、本発明の実施例を参照
し詳細に説明する。
第1図〜第3図は本発明のアルミニウムとチタンの合金
より成る多孔質焼結体1にメンタル線2を溶接した電解
コンデンサ用陽極体の例である。
第1図はアルミニウムとチタンの合金より成るIt4平
な直方体の多孔質焼結体1にタンタル縁2を溶接した例
で、第1図(a) * (b) −(c)はタンクk1
M20)浴接位置3のちがいを表わしている。第2図お
よび第3図はそれぞれ多孔質焼結体の形状が扁平の円盤
状のもの、および円柱状のものにタンタル−を溶接した
電解コンデンサ用陽極体の例である。
さらに、本発明電解コン□デンサ用陽極体としての実施
例をそれぞれの形状のものについて示す。
〔実施例〕
アルミニウム粉末40重量%、チタン粉末60重量−1
より成る混合p末20m?を3.OamX2.0+a+
×1.5■の扁平な直方体に加圧成形した。これを真空
中の温度1150Cで1時間焼結したのち、アルゴンガ
ス雰囲気中でタンタル電極を用い、焼結体の最も広い平
面に直径0.17mのタンタル線を抵抗溶接し、第1図
(場に示した直方体形状の電解コンデンサ用陽極体試料
1とした。また、タンタルの溶接位置3を第1図(b)
、第1図(C)に示したものをそれぞれ試料2および試
料3とした。また、試料L2および3の場合と同一組成
、同一重量の混合粉末を直径3m、厚さ1.3 atの
扁平な円盤状に加圧成形し、真空中の温度1150Gで
1時間焼結した。
これに、第2図(a)およびΦ)に示した溶接機の形状
になるように直径0.17−のタンタル線を前述同様に
抵抗溶接し、試料4および5とした。さらK。
試料1.2.3の場合と同一組成、同一重量の混合粉末
を直径2.2簡高さ2.4■の円柱状に加圧成形し真空
中の温度1150tl’で1時間焼結した。これに、第
3図(→および(ロ)に示した溶接後の形状になるよう
に直径0.17■のタンタル線を前述同様に抵抗溶接し
、試料6および7とした。また、試料6および7と同一
組成、同一重量の混合粉末を用い、同様な形状に加圧成
形する際、アルミニウムとチタタンの合金線の1部を加
圧成形体に埋込み、試料6および7と同様に焼結し、第
4図に示す構造とし、試料8とした。試料1から試料8
まで全ての試料を、0.005容量−のリン酸水溶液中
で直流電圧100Vを印加して陽極酸化し、温度300
Cで30分熱処理した後、再度、0.005容量−のリ
ン酸水溶液中で直流電圧100vを印加して陽極酸化し
た。この2度目の陽極酸化後、それぞれの試料について
、静電容量、誘電損失、直流電圧20V印加時の漏れ電
流を測定した結果それぞれ第5図第6図、第7図に示し
た。なお、静電容量%誘電損失は30容量−のリン酸溶
液中で、漏れ電流は0、OQ 5容量−のリン酸水溶液
中で、それぞれ測定した。第5図、第6図、第7図に見
られるように本発明の多孔質焼結体にタンタル線を溶接
した試料1〜7は、アルミニウムとチタンとの合金線の
1部を粉末の加圧成形時に埋込んで焼結した試料8に比
較し、同等もしくは同等以上の誘電損失、漏れ電流を示
した。
以上1本発明により次の効果がある。
1)加工性に富み、純度の高いリード線材料が工業的な
規模で容易に入手できるようになる。
11)リード線の一部を埋込んで金属粉末を加圧成形す
る工程が簡略化できる。
111)焼結条件の設定、管理が容易となる。
【図面の簡単な説明】
第1図(場、(ロ)#(C)、第2図(姉、(ロ)およ
び第3図(a) 、 (b)は本発明の電解コンデンサ
用陽極体の実施例を示す斜視図、第4図は従来例として
、アルミニウムとチタンの合金線を埋込んだアルミニウ
ムとチタンの合金より成る多孔質焼結体の一例を示す斜
視図、第5図、第6図および第7図はそれぞれ実施例に
示した試料1〜8の第2回目の陽極酸化後の静電容量、
銹電損失および漏れ電流の測定値を示すグラフ。図中試
料1〜8は、それぞれ実施例の試料1〜8に対応し、試
料1〜7は本発明の実施例、試料8は従来例である。 l・・・多孔質焼結体、2・・・タンタル線、3・−溶
接位置、4・・・合金線。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. アルミニウムとチタンとの合金より成る多孔質焼結体に
    タンタル線を溶接した陽極体を有スることを特徴とする
    電解コンデンサ。
JP11195881A 1981-07-17 1981-07-17 電解コンデンサ Granted JPS5814521A (ja)

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JP11195881A JPS5814521A (ja) 1981-07-17 1981-07-17 電解コンデンサ

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JP11195881A JPS5814521A (ja) 1981-07-17 1981-07-17 電解コンデンサ

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JPS5814521A true JPS5814521A (ja) 1983-01-27
JPS622452B2 JPS622452B2 (ja) 1987-01-20

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ID=14574410

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS639111A (ja) * 1986-06-30 1988-01-14 日本電気株式会社 電解コンデンサ
JPH0288230U (ja) * 1988-12-27 1990-07-12

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JPS4826430U (ja) * 1971-08-04 1973-03-30
JPS55148415A (en) * 1979-05-08 1980-11-19 Nippon Electric Co Anode material for electrolytic condenser

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JPS622452B2 (ja) 1987-01-20

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