JPS622452B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS622452B2 JPS622452B2 JP56111958A JP11195881A JPS622452B2 JP S622452 B2 JPS622452 B2 JP S622452B2 JP 56111958 A JP56111958 A JP 56111958A JP 11195881 A JP11195881 A JP 11195881A JP S622452 B2 JPS622452 B2 JP S622452B2
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- Japan
- Prior art keywords
- aluminum
- titanium
- tantalum
- alloy
- wire
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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Description
【発明の詳細な説明】
本発明は電解コンデンサに関し、特に、アルミ
ニウムとチタンとの合金焼結体およびタンタル線
より成る電解コンデンサ用陽極体に関する。現在
電解コンデンサ用陽極体としては、弁作用を有す
る金属の中でもタンタルあるいはアルミニウムを
使用するものが実用化され、広く使用されてい
る。その中でも、タンタルあるいはアルミニウム
の粉末を加圧成形し、焼結した多孔質焼結体を陽
極体とする電解コンデンサは、単位体積当たりの
静電容量が大きいことからコンデンサの小型・大
容量化を必要とする分野において広く使用されて
いる。電解コンデンサにおいては、これら弁作用
金属の焼結体を適当な電解質溶液中で陽極酸化
し、この酸化被膜をコンデンサの誘電体としてい
る。したがつて、多孔質焼結体に直接接続する陽
極リード線は弁作用を有した金属であることが不
可欠であり、タンタルあるいはアルミニウムの多
孔質焼結体より成る電解コンデンサにおいては、
同種の金属すなわちタンタルあるいはアルミニウ
ムの細線の1部を埋め込んだ金属粉末の加圧成形
体を焼結して陽極体を得ている。一方、アルミニ
ウムとチタンとの合金より成る多孔質焼結体は、
原料となるアルミニウムおよびチタンが、タンタ
ルと比較し、かるかに安価であり、アルミニウム
より誘電率の大きな陽極酸化被膜を有し、しかも
アルミニウムよりも単位体積当たりの表面積がは
るかに大きい多孔質焼結体を作製することができ
る。このように、アルミニウムとチタンとの合金
より成る多孔質焼結体を陽極体とする電解コンデ
ンサは、従来のタンタルあるいはアルミニウムを
陽極体とする電解コンデンサに比較してすぐれた
点を有している。しかし、アルミニウムとチタン
との合金はもろくて加工性に劣り、その合金細線
を工業的な規模で作製することは困難である。
ニウムとチタンとの合金焼結体およびタンタル線
より成る電解コンデンサ用陽極体に関する。現在
電解コンデンサ用陽極体としては、弁作用を有す
る金属の中でもタンタルあるいはアルミニウムを
使用するものが実用化され、広く使用されてい
る。その中でも、タンタルあるいはアルミニウム
の粉末を加圧成形し、焼結した多孔質焼結体を陽
極体とする電解コンデンサは、単位体積当たりの
静電容量が大きいことからコンデンサの小型・大
容量化を必要とする分野において広く使用されて
いる。電解コンデンサにおいては、これら弁作用
金属の焼結体を適当な電解質溶液中で陽極酸化
し、この酸化被膜をコンデンサの誘電体としてい
る。したがつて、多孔質焼結体に直接接続する陽
極リード線は弁作用を有した金属であることが不
可欠であり、タンタルあるいはアルミニウムの多
孔質焼結体より成る電解コンデンサにおいては、
同種の金属すなわちタンタルあるいはアルミニウ
ムの細線の1部を埋め込んだ金属粉末の加圧成形
体を焼結して陽極体を得ている。一方、アルミニ
ウムとチタンとの合金より成る多孔質焼結体は、
原料となるアルミニウムおよびチタンが、タンタ
ルと比較し、かるかに安価であり、アルミニウム
より誘電率の大きな陽極酸化被膜を有し、しかも
アルミニウムよりも単位体積当たりの表面積がは
るかに大きい多孔質焼結体を作製することができ
る。このように、アルミニウムとチタンとの合金
より成る多孔質焼結体を陽極体とする電解コンデ
ンサは、従来のタンタルあるいはアルミニウムを
陽極体とする電解コンデンサに比較してすぐれた
点を有している。しかし、アルミニウムとチタン
との合金はもろくて加工性に劣り、その合金細線
を工業的な規模で作製することは困難である。
また、アルミニウムとチタンとの合金より成る
焼結体は焼結温度がアルミニウムの融点よりはる
かに高温であるために、アルミニウム線を埋込ん
で焼結することは不可能である。さらに、弁作用
を有するタンタル線はアルミニウムとチタンの合
金化温度、焼結温度においてはアルミニウム、チ
タンおよびこれらの合金のいずれとも合金化する
程度が小さく、タンタルの細線を埋込んだ加圧成
形体を焼結して、機械的、電気的に接続の確実な
ものを工業的に作製するには、加圧成形方法、焼
結方法および管理がむずかしい。本発明の目的
は、かかる従来欠点を除去し、工業的に製造が容
易で特性のすぐれた電解コンデンサを提供するこ
とにある。本発明によれば、アルミニウムとチタ
ンとの合金より成る多孔質焼結体にタンタル線を
溶接した陽極体を備えることを特徴とする電解コ
ンデンサが得られる。以下、本発明の実施例を参
照し詳細に説明する。
焼結体は焼結温度がアルミニウムの融点よりはる
かに高温であるために、アルミニウム線を埋込ん
で焼結することは不可能である。さらに、弁作用
を有するタンタル線はアルミニウムとチタンの合
金化温度、焼結温度においてはアルミニウム、チ
タンおよびこれらの合金のいずれとも合金化する
程度が小さく、タンタルの細線を埋込んだ加圧成
形体を焼結して、機械的、電気的に接続の確実な
ものを工業的に作製するには、加圧成形方法、焼
結方法および管理がむずかしい。本発明の目的
は、かかる従来欠点を除去し、工業的に製造が容
易で特性のすぐれた電解コンデンサを提供するこ
とにある。本発明によれば、アルミニウムとチタ
ンとの合金より成る多孔質焼結体にタンタル線を
溶接した陽極体を備えることを特徴とする電解コ
ンデンサが得られる。以下、本発明の実施例を参
照し詳細に説明する。
第1図〜第3図は本発明のアルミニウムとチタ
ンの合金より成る多孔質焼結体1にタンタル線2
を溶接した電解コンデンサ用陽極体の例である。
第1図はアルミニウムとチタンの合金より成る扁
平な直方体の多孔質焼結体1にタンタル線2を溶
接した例で、第1図a,b,cはタンタル線2の
溶接位置3のちがいを表わしている。第2図およ
び第3図はそれぞれ多孔質焼結体の形状が扁平の
円盤状のもの、および円柱状のものにタンタル線
を溶接した電解コンデンサ用陽極体の例である。
さらに、本発明電解コンデンサ用陽極体としての
実施例をそれぞれの形状のものについて示す。
ンの合金より成る多孔質焼結体1にタンタル線2
を溶接した電解コンデンサ用陽極体の例である。
第1図はアルミニウムとチタンの合金より成る扁
平な直方体の多孔質焼結体1にタンタル線2を溶
接した例で、第1図a,b,cはタンタル線2の
溶接位置3のちがいを表わしている。第2図およ
び第3図はそれぞれ多孔質焼結体の形状が扁平の
円盤状のもの、および円柱状のものにタンタル線
を溶接した電解コンデンサ用陽極体の例である。
さらに、本発明電解コンデンサ用陽極体としての
実施例をそれぞれの形状のものについて示す。
実施例
アルミニウム粉末40重量%、チタン粉末60重量
%、より成る混合粉末20mgを3.0mm×2.0mm×1.5mm
の扁平な直方体に加圧成形した。これを真空中の
温度1150℃で1時間焼結したのち、アルゴンガス
雰囲気中でタンタル電極を用い、焼結体の最も広
い平面に直径0.17mmのタンタル線を抵抗溶接し、
第1図aに示した直方体形状の電解コンデンサ用
陽極体試料1とした。また、タンタルの溶接位置
3を第1図b、第1図cに示したものをそれぞれ
試料2および試料3とした。また、試料1,2お
よび3の場合と同一組成、同一重量の混合粉末を
直径3mm、厚さ1.3mmの扁平な円盤状に加圧成形
し、真空中の温度1150℃で1時間焼結した。これ
に、第2図aおよびbに示した溶接後の形状にな
るように直径0.17mmのタンタル線を前述同様に抵
抗溶接し、試料4および5とした。さらに、試料
1,2,3の場合と同一組成、同一重量の混合粉
末を直径2.2mm高さ2.4mmの円柱状に加圧成形し真
空中の温度1150℃で1時間焼結した。これに、第
3図aおよびbに示した溶接後の形状になるよう
に直径0.17mmのタンタル線を前述同様に抵抗溶接
し、試料6および7とした。また、試料6および
7と同一組成、同一重量の混合粉末を用い、同様
な形状に加圧成形する際、アルミニウムとチタン
の合金線の1部を加圧成形体に埋込み、試料6お
よび7と同様に焼結し、第4図に示す構造とし、
試料8とした。試料1から試料8まで全ての試料
を、0.005容量%のリン酸水溶液中で直流電圧
100Vを印加して陽極酸化し、温度300℃で30分熱
処理した後、再度、0.005容量%のリン酸水溶液
中で直流電圧100Vを印加して陽極酸化した。こ
の2度目の陽極酸化後、それぞれの試料につい
て、静電容量、誘電損失、直流電圧20V印加時の
漏れ電流を測定した結果それぞれ第5図、第6
図、第7図に示した。なお、静電容量、誘電損失
は30容量%のリン酸水溶液中で、漏れ電流は
0.005容量%のリン酸水溶液中で、それぞれ測定
した。第5図、第6図、第7図に見られるように
本発明の多孔質焼結体はタンタル線を溶接した試
料1〜7は、アルミニウムとチタンとの合金線の
1部を粉末の加圧成形時に埋込んで焼結した試料
8に比較し、同等もしくは同等以上の誘電損失、
漏れ電流を示した。
%、より成る混合粉末20mgを3.0mm×2.0mm×1.5mm
の扁平な直方体に加圧成形した。これを真空中の
温度1150℃で1時間焼結したのち、アルゴンガス
雰囲気中でタンタル電極を用い、焼結体の最も広
い平面に直径0.17mmのタンタル線を抵抗溶接し、
第1図aに示した直方体形状の電解コンデンサ用
陽極体試料1とした。また、タンタルの溶接位置
3を第1図b、第1図cに示したものをそれぞれ
試料2および試料3とした。また、試料1,2お
よび3の場合と同一組成、同一重量の混合粉末を
直径3mm、厚さ1.3mmの扁平な円盤状に加圧成形
し、真空中の温度1150℃で1時間焼結した。これ
に、第2図aおよびbに示した溶接後の形状にな
るように直径0.17mmのタンタル線を前述同様に抵
抗溶接し、試料4および5とした。さらに、試料
1,2,3の場合と同一組成、同一重量の混合粉
末を直径2.2mm高さ2.4mmの円柱状に加圧成形し真
空中の温度1150℃で1時間焼結した。これに、第
3図aおよびbに示した溶接後の形状になるよう
に直径0.17mmのタンタル線を前述同様に抵抗溶接
し、試料6および7とした。また、試料6および
7と同一組成、同一重量の混合粉末を用い、同様
な形状に加圧成形する際、アルミニウムとチタン
の合金線の1部を加圧成形体に埋込み、試料6お
よび7と同様に焼結し、第4図に示す構造とし、
試料8とした。試料1から試料8まで全ての試料
を、0.005容量%のリン酸水溶液中で直流電圧
100Vを印加して陽極酸化し、温度300℃で30分熱
処理した後、再度、0.005容量%のリン酸水溶液
中で直流電圧100Vを印加して陽極酸化した。こ
の2度目の陽極酸化後、それぞれの試料につい
て、静電容量、誘電損失、直流電圧20V印加時の
漏れ電流を測定した結果それぞれ第5図、第6
図、第7図に示した。なお、静電容量、誘電損失
は30容量%のリン酸水溶液中で、漏れ電流は
0.005容量%のリン酸水溶液中で、それぞれ測定
した。第5図、第6図、第7図に見られるように
本発明の多孔質焼結体はタンタル線を溶接した試
料1〜7は、アルミニウムとチタンとの合金線の
1部を粉末の加圧成形時に埋込んで焼結した試料
8に比較し、同等もしくは同等以上の誘電損失、
漏れ電流を示した。
以上、本発明により次の効果がある。
加工性に富み、純度の高いリード線材料が工
業的な規模で容易に入手できるようになる。
業的な規模で容易に入手できるようになる。
リード線の一部を埋込んで金属粉末を加圧成
形する工程が簡略化できる。
形する工程が簡略化できる。
焼結条件の設定、管理が容易となる。
第1図a,b,c、第2図a,bおよび第3図
a,bは本発明の電解コンデンサ用陽極体の実施
例を示す斜視図、第4図は従来例として、アルミ
ニウムとチタンの合金線を埋込んだアルミニウム
とチタンの合金より成る多孔質焼結体の一例を示
す斜視図。第5図、第6図および第7図はそれぞ
れ実施例に示した試料1〜8の第2回目の陽極酸
化後の静電容量、誘電損失および漏れ電流の測定
値を示すグラフ。図中試料1〜8は、それぞれ実
施例の試料1〜8に対応し、試料1〜7は本発明
の実施例、試料8は従来例である。 1……多孔質焼結体、2……タンタル線、3…
…溶接位置、4……合金線。
a,bは本発明の電解コンデンサ用陽極体の実施
例を示す斜視図、第4図は従来例として、アルミ
ニウムとチタンの合金線を埋込んだアルミニウム
とチタンの合金より成る多孔質焼結体の一例を示
す斜視図。第5図、第6図および第7図はそれぞ
れ実施例に示した試料1〜8の第2回目の陽極酸
化後の静電容量、誘電損失および漏れ電流の測定
値を示すグラフ。図中試料1〜8は、それぞれ実
施例の試料1〜8に対応し、試料1〜7は本発明
の実施例、試料8は従来例である。 1……多孔質焼結体、2……タンタル線、3…
…溶接位置、4……合金線。
Claims (1)
- 1 アルミニウムとチタンとの合金より成る多孔
質焼結体にタンタル線を溶接した陽極体を有する
ことを特徴とする電解コンデンサ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11195881A JPS5814521A (ja) | 1981-07-17 | 1981-07-17 | 電解コンデンサ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11195881A JPS5814521A (ja) | 1981-07-17 | 1981-07-17 | 電解コンデンサ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5814521A JPS5814521A (ja) | 1983-01-27 |
| JPS622452B2 true JPS622452B2 (ja) | 1987-01-20 |
Family
ID=14574410
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11195881A Granted JPS5814521A (ja) | 1981-07-17 | 1981-07-17 | 電解コンデンサ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5814521A (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS639111A (ja) * | 1986-06-30 | 1988-01-14 | 日本電気株式会社 | 電解コンデンサ |
| JPH0288230U (ja) * | 1988-12-27 | 1990-07-12 |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS4826430U (ja) * | 1971-08-04 | 1973-03-30 | ||
| JPS55148415A (en) * | 1979-05-08 | 1980-11-19 | Nippon Electric Co | Anode material for electrolytic condenser |
-
1981
- 1981-07-17 JP JP11195881A patent/JPS5814521A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5814521A (ja) | 1983-01-27 |
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