JPS58143830A - 安定した水中油型エマルシヨンの製造方法 - Google Patents

安定した水中油型エマルシヨンの製造方法

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JPS58143830A
JPS58143830A JP57025520A JP2552082A JPS58143830A JP S58143830 A JPS58143830 A JP S58143830A JP 57025520 A JP57025520 A JP 57025520A JP 2552082 A JP2552082 A JP 2552082A JP S58143830 A JPS58143830 A JP S58143830A
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JP
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oil phase
temp
phase
emulsification
oil
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JP57025520A
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JPS6232966B2 (ja
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Mototaka Kishita
樹下 基孝
Norimichi Suzuki
鈴木 規道
Masaharu Ando
安藤 正治
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Lion Corp
Original Assignee
Lion Corp
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B01PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
    • B01FMIXING, e.g. DISSOLVING, EMULSIFYING OR DISPERSING
    • B01F23/00Mixing according to the phases to be mixed, e.g. dispersing or emulsifying
    • B01F23/40Mixing liquids with liquids; Emulsifying
    • B01F23/41Emulsifying
    • B01F23/4105Methods of emulsifying

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  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は安定した水中油型エマルションの製造方法に関
し、更に詳しくは、乳化後、油相のだまが混入せず、か
つ粘度の経時安定性の良い水中油型エマルションの製造
方法に関するものである。
従来のこの種エマルションの製造方法においては、水相
を仕込んでこれを油相の転移温度以上の温度まで昇温さ
ぜ、これに転移温度以上の油相を添加して乳化した後、
乳化処理時間以」−の時間をかけてその冷却を行うよう
にj−ており、具体的例としては、水相を油相の転移温
度以上に昇温稜、20〜30分で乳化処理し、その後、
冷却処理を前記乳化時間の3〜5倍の時間をかけて(装
置自体の熱交換効率による)行うようにしていたため、
非常に長時間を賛していた。
そこで、これらの問題を解決するため株々のプロセスが
提案されている。例えば、特開昭51−55783号に
おいては、油相の転移温度以上の水相及び油相温度で一
部の水相分に油相を添加して乳化し、その後残りの低温
度水相分を添加するようにしている。しかしながらこの
方法は、工程が2段階にわたっているため操作が非常(
二複雑となり、プロセス的に効率の良いエマルシヨンの
製造方法とは言えない。              
   !本発明は、これらの問題を解決した安定性の、
【い水中油型エマルションの製造方法を提供するもので
、油相の転移温度より低温でありかつ常温に近い温度に
保持せしめた水相に転移温度以上の油相を添加し、それ
を13−.4+c以上の剪断力で分散させることにより
乳化及び冷却を同時に行うことを特徴とするものである
面して本発明の方法によれば、油相だまの混存がなく、
かつ粘度の経時安定性の高い水中油型エマルションを容
易に得ることができる。
以下、本発明の方法について更に詳細に説明する。
本発明においては、水相を油相の転移温度より低温であ
ってしかも常温伺近の温度に保持せしめ、これに転移温
度以上に昇温させだ油相を添加するが、上記水相として
は以下に示すものがあげられる。つまり、水、低温安定
化剤、非イオン界面活性剤、有機塩、無機塩、香料及び
色素などであり、JIL 体的には、水、エチレングリ
コール、プロピレングリコール、フナレンゲリコール、
エタノールエニルエーテル、ポリオキシエチレンオクデ
ルノエニルエーテル、グリセリン脂肪酸エステル等の非
イオン界面活性剤、クエン酸、リンゴ酸、エチレンジア
ミン四酢酸(ED’l’A )等の有機塩類、塩酸、硫
酸、塩化すトリウム、硫酸ナトリウム等の無機塩類など
である。
一万油相としては以1に示すものがあげられる。
ツマリ、カチオン界面活性剤、高級アルコ−ル、乳化剤
、油性成分、及び低温安定化剤であり、置体的にd]、
塩化ステアリルl−IJメチル′アンモニウム、塩化ベ
ヘニルトリメチルアンモニウム、塩化ジステアリルジメ
チルアンモニウム等のカナオン界面活性剤や、セチルア
ルコール、ステアIJ ルアルコール、セトステアリル
アルコール、ベヘニルアルコール等の高級アルコールや
、ボリオギシエチレンステアリルエーテル、ポリオキシ
エチレンソルビットテトラオレート、モノピログルタミ
ン酸七ノイノステアリン酸ポリオキシエチレングリセリ
ン、ポリオキシエチレングリセリルトリインステアレー
ト、モノステアリン酸グロピレングリコール、モノステ
アリン酸ソルビタン等の乳化剤や、ジメチルポリ/ロキ
ザン、流動パラフィン等の油性成分や、エチレングリコ
ール、プロピレングリコール、フナレンゲリコール、エ
タノール等の低温安定化剤などである。
ここで、本発明の重要な条件の一つとして、油相を添加
する際の水相温度は、油相の転移温度以下でありかつ常
温伺近の温度でなければならず、しかも油相温度は油相
の転移温度以上でなければならない。これは、水相が油
相の転移温度以上であると乳化後にその冷却を必要とし
、また油相が転移温度以下では、当然のことであるが油
相添加時に分散不良となり、油相のだまが発生し易いた
めである。
次に、上記の如く油相を水相に添加した後、直ちにそれ
を13−7w以上の剪断力で分散させることにより乳化
処理を行う。このときの剪断力は、例えば13シー〜2
5−の範囲が最も好適であす、13−未満では、製造後
、油相のたまの混存が生じたり、更にはエマルションの
安定性が劣化するので好ましくない。
上記分散処理は、油相を水相に少量づつ添加しながら行
ってもよく、いずれの場合においても、油相の添加と共
にその乳化分散と乳化粒子の冷却とが同時に行われる。
かくして粘度の経時安定性の良い水中油型エマルション
が得られるが、その乳化メカニズムを考察すると以下の
通りである。
すなわち、従来の乳化法では、油相の転移温度以上で乳
化した後徐冷するので、分散粒子が転移温度で固化する
ことがら油相から水相に移動する成分の物質移動抵抗が
急激に増大し、転移温度付近の平衡状態のまま仕上げら
れるが、本発明の方法によれば、常温付近の温度で油相
を分散乳化させるので、分散後孔化粒子は急激に冷却さ
れ、ごく短時間ではあるが強剪断場で液状の過冷却状態
が保たれてその間に物質移動が行われ、速やかに分散温
度(常温付近の温度)での平衡状態に達する。そのため
従来の乳化法より系が安定化し、粘度の経時安定性や凍
結復元性が向上するものと推定される。
なお、本発明によるエマルション製造方法は、系の安定
性向上が可能であるばかりでなく、乳化と冷却とを常温
付近で同時に行うようにしているので、従来の乳化法と
比較して、冷却時間が削除されて処理時間が大幅に短縮
され、省エネルギーの面からもプロセスの効率化が図れ
る効果をも有する。
次に、本発明の効果を実施例を挙げて具体的に説明する
実施例1 攪拌槽 : 容積20..4 攪拌翼 : ホモミキサー 翼先端周速 18−(剪断力) 上記攪拌槽内に、非イオン界面活性剤であるポリオキシ
エチレンノニルフェニルエーテル(0,2%)と香料(
0,5%)及び微量の色素を含む15〜60 ”Cの一
水相を収容し、この水相中に、塩化ステアリルトIJ’
 7’チルアンモニウム(O,S%)、セトステアリル
アルコール(2,5%)、ポリオキシエチレンクリセリ
ルトリインステアレート(1,0%)、流動バランイン
(0,5%)、ラノリン脂肪酸(0,2%)及びプロピ
レングリコール(4,0%)を含む転移温度58℃の油
相を65℃に加熱して徐々に供給し、その供給と共に攪
拌翼による分散処理を2θ分間施すことによりその乳化
を行い、乳化後の温度が35 ”Cを越えるものについ
ては、35°Cまで冷却処理を行い、その後、25℃の
温度で、製造直後の粘度及び1年後の粘度を測定し、こ
れらの粘度変化を粘度安定性(1年後の増粘)として評
価した。その結果については第1表に示す通りである。
なお、試験例2〜5が本発明の例であり、1年後の製品
粘度の増粘は極めて小さく、粘度安定性は良好であった
更に、粘度安定性の内でも過酷な条件である凍結復元(
25℃と一20℃保存の繰返し)による粘度安定性とし
て、試験例4及び8について評価した結果、試験例4に
ついては、第1図のαに示す通り良好であった。また試
験例8については、第1図の6に示す通り凍結回数を増
加するに従い増粘の傾向がみられ、粘度の安定性は明ら
かに試験例4の場合より良くないことが確認された。
実施例2 ここでは、前記実施例1における試験例4と同一の組成
及び方法において、剪断力(翼先端周速)を任意に変化
はせることによって処理を行った。
その場合の試験例を第2表に示す。なお、試験例10〜
16が本発明の例である。
攪拌槽 : 容積20−e 攪拌翼 : ジエクトアジター 翼先端周速 15−(剪断刃) 上記攪拌槽内に、非イオン界面活性剤であるホリオキシ
エチレンノニルフェニルエーテル(0,2%)と香料(
0,3%)及び微量の色素を會む25 ”Cの水相を収
容し、との水相中に、塩化ジステアリルジメチルアンモ
ニウム(O,S%)、塩化ベヘニル) IJ )チルア
ンモニウム(0,7%)、ステアリルアルコール(3,
0%)、ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油トリイソステ
アレー) (1,O%)、ポリオキシエチレンアルキル
フェニルエーテルリン酸(0,4%)、及びプロピレン
グリコール(8,0%)を含む転移温度62℃の油相を
67℃に加熱して供給し、その供給と共に攪拌翼による
分散処理を25分間施すことによりその乳化を行い、こ
れによって30℃のエマルションを得だ。その時のエマ
ルションの粘度は1800cpであったが、この粘度は
極めて安定しており、1年稜の粘度も製造直後の粘度と
ほぼ同一の186゜cpであった。また、このエマルシ
ョン中にハ、油相だまの存在は認められなかった。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の方法によって得られた製品の特性を示
す線図である。 特許出願人 ライオン株式会社 第1WA 12345 ;東紺回数

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1、 油相の転移温度より低温でありかつ常温に近い温
    度に保持せしめた水相に転移温度以上の油相を添加し、
    それを13−以上の剪断力で分散させることにより乳化
    及び冷却を同時に行うことを特徴とする安定した水中油
    型エマルションの製造方法。
JP57025520A 1982-02-19 1982-02-19 安定した水中油型エマルシヨンの製造方法 Granted JPS58143830A (ja)

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JPS6232966B2 JPS6232966B2 (ja) 1987-07-17

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS607932A (ja) * 1983-06-29 1985-01-16 Dai Ichi Seiyaku Co Ltd リポソーム懸濁液およびその製法

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS607932A (ja) * 1983-06-29 1985-01-16 Dai Ichi Seiyaku Co Ltd リポソーム懸濁液およびその製法
JPH0436734B2 (ja) * 1983-06-29 1992-06-17 Daiichi Seiyaku Co

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