JPS58141206A - ポリウレタンの製造方法 - Google Patents

ポリウレタンの製造方法

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JPS58141206A
JPS58141206A JP57022061A JP2206182A JPS58141206A JP S58141206 A JPS58141206 A JP S58141206A JP 57022061 A JP57022061 A JP 57022061A JP 2206182 A JP2206182 A JP 2206182A JP S58141206 A JPS58141206 A JP S58141206A
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Shigeyuki Ozawa
小沢 茂幸
Takao Doi
孝夫 土居
Nobuaki Kunii
国井 宣明
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はポリオールとポリイソシアネートを反応させて
ポリウレタンを製造する方法に関するものであり、If
iflIC重合体成分を含むポリオールを用いてポリウ
レタンを製造する方法に関するものである。
いわゆるポリマーポリオール(あるいはクラフトポリオ
ールとも呼ばれる)を用いて、ポリウレタン、特にポリ
ウレタンフォームを製造することは公知である0代嵌的
なポリマーポリオール轄ホリオール中でアクリロニトリ
ルおよび/またはスチレンを重合して得られる微粒状の
一体1合体がポリオール中に安定的に分散しているポリ
オールである。この分散安定性は重合体がポリオールの
分子鎖にグラフトしているためであると考えられている
。しかしながら、重合体が微細な粒状であることも分散
安定性に寄与し、ポリマーポリオールの内には重合体の
一部〜全部が単にポリオール中に分散しているにすぎな
い場合もあると考えられる。事実、あらかじめ作られた
重合体を做細な粒状にしてポリオール中に分散しポリマ
ーポリオールを製造する例も提案されている。ポリマー
ポリオールを使用して得られるポリウレタンは稲々の特
徴がある。特にポリマーポリオールを使用して得られる
ポリウレタンフォームは弾性が高く、ポリマーポリオー
ルを使用することなく、このような高弾性のポリウレタ
ンフォームを得ることは困難であると考えられている。
一方、ポリマーポリオールには問題点もあυ、特にポリ
マーポリオールを使用して得られるポリウレタンは他の
ポリオールを使用して得られるポリウレタンよりも易燃
性であることが太きな欠点である。ポリウレタンの難燃
化にね難燃剤の添加やハロゲンやリンを含む、いわゆる
難燃ポリオールな用いて難燃性ポリウレタンを製造する
ことが知られている。しかし、歎燃剤の添加はポリウレ
タンの物性を低下させ、ポリマーポリオールを使用した
ボリウレタ/に対して患影会をおよぼし易い。一方、難
燃ポリオールとポリマーポリオールを併用してThi性
のポリウレタンを製造することができるが、難燃ポリオ
ールの分だけポリマーポリオール中の重合体の割合が低
下し、ポリマーポリオールを使用して連成される有効な
種々の効果が低減され、また、ポリマーポリオールの効
果を充分発揮させようとすると難燃ポリオールの使用量
が制限されて目的の難燃性が不充分となり易い。従って
、ポリマーポリオール本来の特徴を低減させることなく
、難燃効果を付与することは困難でおり、従来その解決
方法は知られていなかった。
本発明者はポリマーポリオールに離燃性を付与すべく種
々の検討を行った。ポリマーポリオール中の付加電合体
としてポリ塩゛化ビニルなどのハロゲン含有重合体を用
いることは知られている。しかしながら、ハロゲン含有
重合体を含むポリマーポリオールはポリマーポリオール
本来の効果が充分発揮されないことや難燃効果が不充分
であることに加えて、ハロゲン含有重合体の虐十候性が
低いことなど充分に初期の目的を達成し難いものである
と考えられた。そこで、ポリマーポリオールと併用する
ことができ、しかもポリマーポリオール本来の効果を低
減することが少く、かつ難燃効果のあるポリオールや添
加剤を検討した。その結果、アルデヒド縮合系重合体が
分散したポリオールがこの目的に合致しうろことを見い
出した。アルデヒド縮合系重合体が分散したポリオール
は、ポリマーポリオールと同様重合体が分散したポリオ
ールであり、それを使用したポリウレタンはボリマーホ
リメールと類似の効果を与える。しかも、このポリオー
ルはポリウレタンに難燃性を付与する。
従って、従来のポリマーポリオールとアルデヒド縮合系
重合体成分含鳴ポリオールとを併用することによって、
ポリマーポリオール本来の効果を低減させることを少く
し、かつ難燃効果を発揮させることができる。ポリマー
ポリオールとアルデヒド縮合系重合体成分含有ポリオー
ルは両者を任意の割合に混合して使用することは勿論、
両ポリオールを別々に製造することなくポリマーポリオ
ールにおける付加重合糸重合体成分とアルデヒド縮合系
重合体成分とを有するポリオールを製造し、これを使用
することができ、むしろ分散安定性などの面からこのポ
リオールの使用が好ましい。
本発明は、このポリオールを使用したポリウレタンの製
造方法であり、即ち、付加重合系1合体酸分およびアル
デヒド縮合系重合体成分を含むポリオールまたは付加重
合糸重合体成分含壱ポリオールとアルデヒド縮合系重合
体放分自有ポリオールとを、触媒の存在下ポリイソシア
ネートと反応させることを特徴とするポリウレタンの製
造方法でめる。
ます、付加重合系重合体成分含有ポリオールについて説
明する。このポリオールは従来のポリマーポリオールに
相当するものである。この付加重合系重合体成分含廟ポ
リオールは、実質的に飽和の、あるいは不飽和のポリオ
ール中でアクリロニトリルやスチレンなどの付加重合し
うるモノマーを重合する方法やポリオール中に付加重合
体やその他の重合体を微細な粒状にして分散させる方法
によって得られるものである。
前者の方法によって得られるポリオールは付加重合性が
ポリオールの分子鎖にグラフトしているか、単に微粒状
に分散しているものと考えられ、比較的分散安定性の高
い固体微粒状の付加重合体成分が分散した液状分散液で
ある。また特に不飽和ポリオールを使用して得られるも
のの中には固体微粒状成分を含まない均一透明なものも
ある。この種の、いわゆるポリマートリオールについて
は、例λは特公昭39−24737号公報、特公昭41
−3437号公報、特公昭43−22108号公報、特
公昭46−20508号公報、特公昭51−37228
号公報、特公昭51−40914号公報、特公昭51−
40915号公報、特公昭52−3439号公報、持分
B@52−13834号公報、その他の公報に記載され
ている。後者のあら〃≧しめ作られた重合体をポリオー
ル中に分散させる方法の内には、さらにその重合体をポ
リオールにグラフトさせる方法も知られている。この種
のポリオールとしては、例えば、特公昭44−8230
号公報、特公昭47−47597号公報、特開昭55−
40788号公報、特公昭55−135156号公報な
どがある。これらの概略を説明すれば、実質的に飽和の
ポリオールとしては、実質的に飽和のポリエーテルポリ
オールが好ましく、特に多価アルコールやアミン類など
のイニシエーターにアルキレンオキシドなどのエポキシ
ドを付加して得られるポリエーテルポリオールが好まし
く、これについてはさらに後述する。不飽和ポリオール
としては、例えば、前記特公昭46−20508号公報
以下の6件の公報に記載されているものの他、本発明者
らの発明に係る含9票結合金有不飽和ポリオール(特開
昭56−90818号公報、特開昭56−93724号
公報、特開昭56−93729号公報参照)などがある
。具体例として目、例えば、不飽和ポリカルボン酸と多
価アルコールから得られる不飽和ポリエステルポリオー
ル、ポリエーテルポリオールに不飽和ポリカルボン酸を
反応させ、必要によりさらにエポキシドを反応させて得
られる不飽和ポリエーテルエステルポリオール、イニシ
エーターにアルキレンオキシドなどとともにアリルグリ
シジルエーテルなどの不飽和エポキシドを付加して得ら
れる不飽和ポリエステルポリオール、ポリエーテルポリ
オールと不飽和多価(および/または1価)アルコール
とをポリイソシアネート化合物を介して結合してなる含
窒素結合含有不飽和ポリオールなどがある。付加重合系
重合体を形成する付加重合性モノマーとしてはビニルモ
ノマーが好ましいが、それに限られるものではn<、ビ
ニリチンモノマー、ジエンモノマーその他のものを単独
で、あるいは組み合せて使用できる。具体例としては、
例えば、アクリロニトリル、スチレン、ビニルトルエン
、アクリル酸エステル、メタクリル酸エステル、ノ10
ゲン化ビニル、オレフィン、ハロゲン化ビニリデン、ジ
ビニルベンゼン、ブタジェン、クロロプレン、ジアリル
フタレートなどがある0%に好ましいものはアクリロニ
トリル、スチレンあるいはそれら2者の組み合せから々
るビニルモノマーであ−る。ポリオール中で付加重合性
七ツマ−を重合する際、通常は重合開始剤が使用され、
例えば、アゾビスイソブチロニトリルなどのアゾ化合物
やベンゾイルパーオキシドなどの過酸化物が使用され、
特にアゾ化合物の使用が適当である。
付加重合系重合体成分含有ポリオールにおける付加重合
糸1合体の割合は1〜5onys、特に5〜401i膏
−が適当である。その水ら゛基価は200以下、特に5
〜100が適当である。
この水酸基価は、付加重合系重合体が水酸基を含まない
場合、元のポリオールの水酸基価と付加重合系重合体含
量によって決まるものである。
同様に水酸基数は、元のポリオールの水酸基数と一致し
、好ましくは2〜8、特に2〜4であることが適当であ
る。付加重合糸重合体の少−くとも一部はポリオールに
グラフトしていることが分散安定性の面から好ましく、
従って、使用されるポリオールとしては不飽和ポリオー
ルが好ましく、実質的に飽和のポリオールが使用される
場合は付加重合性モノマーは少くともアクリロニトリル
を含むものが好ましい。
次に、アルデヒド縮合系重合体成分含有ポリオールにつ
いて説明する。このポリオールは公知であり、特開昭3
0−15832号公報、特開昭51−11.7793号
公報および特開昭51−122193号公報に記載され
ている。
本発明におけるアルデヒド縮合系重合体成分含有ポリオ
ールけこの公知のものであってもよく、また、他の種類
の、あるいは他の方法によって得られるものであっても
よい。例えば、アルデヒド類と1縮合しうる化合物(例
えば尿素)とアルデヒド類(例えはホルムアルデヒド)
をあらかじめ反応させてその反応物(ジメチロール即事
など)や初期縮合物を製造し、これをポリオール中で反
応させてアルデヒド縮合系重合体成分含有ポリオールを
製造することができる。
アルデヒド縮合系重合体含有ポリオールは上記のように
、アルデヒド類と重縮合しうる化合物(以下、重縮合性
化合物という)とアルデヒド類とをポリオール中で反応
させるか、それら両者の初期縮合物を、必要によりさら
に重縮合性化合物やアルデヒド類とともにポリオール中
で反応させることによって得られる。以下、縮合形成原
料はこれらアルデヒド縮合系重合体を形敗しうる化合物
やその組み合せをいう。
縮合形成原料の1つはアルデヒド類である。
アルデヒド類としては、脂肪族、脂環族、芳香族、その
他のアルデヒド類やこれらの縮合体やアルデヒド類を発
生しうる化合物などの誘導体を使用しうる。好ましいア
ルデヒド類は、炭素数4以下の脂肪族アルデヒドおよび
その誘導体であり、例えは、ホルムアルデヒド、アセト
アルデヒド、パラホルムアルデヒド、パラアセトアルデ
ヒド、グリAキザール、ヘキサメチレンテトラミンなど
がある。特に好ましいものはホルムアルデヒドとバラホ
ルムアルデヒド々どのホルムアルデヒド誘導体である。
これらアルデヒド類は溶媒に溶解して用いることができ
、好ましい溶媒は水である。
組合形成原料の他の1つは重縮合性化合物であり、こね
はアルデヒド類と反応しうる位置(以下、反応部位とい
う)を少くとも2つ必要とする。反応部位は芳香核の水
素が結合した炭素原子、またはアミノ基やアミド基など
における水素が結合した窒素原子が代表的なものである
。芳香核の反応部位としては水酸基やアミノ基が結合し
た芳香核のオルト位またはパラ位が好ましく、この反応
部位を2以上有する芳香族系化合物の使用が適当であり
、アミノ基やアミド基を有する化合物としては2以上の
それらの基を有するポリアミン化合物が適当である。こ
れら重縮合性化合物は2種以上を使用することが特に好
ましい場合があり、また、これらとともに反応部位を1
つのみ有する化合物を併用することもできる。
上記芳香族系化合物としては、例えば、フェノール、ク
レゾール、キシレノール、P−アルキルフェノール、ビ
スフェノールAルゾルシン、ジヒドロキンジフェニルメ
タン、その他のフェノール類や、アニリン、ジアミノベ
ンゼン、P−アルキルアニリン5yf1.換アルキルア
ニリン、ジアミノジフェニルメタンなどの芳香族アミン
などが適当であり、特に芳香族アミンが好ましい。芳香
族アミンのアミノ基はまた反応部位であるので、芳香核
の反応部位は1以下であってもよい場合がある。ポリア
ミン化合物としては、例えば、尿素、チオ尿素、H−w
換戚索などの尿素類、グアニジン、N−置換グアニジン
などのグアニジン類、メラミン、N−置換メラミン、ベ
ンゾグアナミン、アセトグアナミン、N−1i換グアナ
ミンなどの8−トリアジン類などが適当である。これら
の内、特に好ましいものは、尿素、グアニジン、メラミ
ン、ベンゾグアナミンであり、また、これらを2種以上
併用すること、あるいにこれらとフェノールおよび/ま
たけアニリンとを併用することも好ましい。また、上記
のように、これらとともにモノアミン、アルカノールア
ミンその他の反応部位を1つ有する化合物を併用するこ
とも好ましい。
他の縮合形成原料である初期縮合物としては、特にメチ
ロール基を有する上記重縮合性化合物とホルムアルデヒ
ドの反応物が好ましい。例えば、メチロール尿素、ジメ
チロール開票、ポリメチロールメラミン、部分アルキル
エーテル化ポリメチロールメラミンなどがある。また、
これら単独化合物以外にノボラックなどのさらに縮合が
進んだ初期縮合物であってもよい。
重縮合性化合物とアルデヒド類との反応割合などの縮合
形成原料の使用量は、ポリオール中に固体の微粒状重合
体が生成されつる限り、特に制限はない。しかし、通常
は重縮合性化合物1モルに対して、アルデヒド類0.5
〜3.0モル、特に08〜2.5モルの割合が好ましく
、さらに好ましくは09〜1.5モルである。両者のポ
リオール中での反応は通常加熱下で行なわれ、特に前半
で60℃以下、後半で70℃以上の温度で反応が行なわ
れることが好ましい。また、反応は中性〜酸性の条件で
行なわれるが、前半アルカリ性で後半に中性〜酸性の条
件下で行なわれることも好ましい。反応終了後、または
後半の反応とともに脱水処理を行うことが好ましい。
これは、アルデヒド類の溶媒として使用した水や反応に
より生成し丸木を除去するために行なわれる。特に後半
の反応は、アルデヒド類に起因する水酸基(例えば、メ
チロール基)が残存しなくなるまで充分に反応させるこ
とが好ましく、脱水処理においてもとの脱水反応をさら
に進めうる温度において行なわれることが好ましい。ま
た、前記公報に記載されているようなメチロール基など
を封鎖する処理を行うこともできる。このように、アル
デヒド類に起因する水酸基が実質的に存在しないアルデ
ヒド縮合系重合体を製造することが好ましく、初期縮合
物をポリオール中で反応させる場合なども同様の目的で
上記反応条件が採用されることが好ましい。
アルデヒド縮合系重合体含有ポリオール中アルデヒド縮
合系重合体成分は上記のようにアルデヒド類に起因する
水酸基が少いもの、特に実質的にないものであることが
好ましい。アルデヒド縮合系重合体成分を言むポリオー
ルの水酸基価は、アルデヒド縮合系重合体が水酸基を有
していない場合、元のポリオールの水酸基価よりアルデ
ヒド縮合系重合体の存在量に比例して低下する。アルデ
ヒド縮合系重合体の水酸基が多い程その低下の割合は少
くカリ、元のポリオールの水酸基価とアルデヒド縮合系
重合体の水酸基価が一致したところで水酸基価の低下は
なくなる。本発明においてアルデヒド縮合系重合体成分
含有ポリオールの水酸基価は元のポリオールの水酸基価
の1.2倍以下、特に同等以下であることが好ましい。
例外的なものとして、重縮合性化合物としてフェノール
類などのそれ自身が水酸基を有する化合物を使用した場
合があり、この場合は元のポリオールの水酸基価よりも
高いものが生成することがある。しかし、好ましくは、
この場合であっても、上記と同様アルデヒド縮合系重合
体成分含有ポリオールの水酸基価は元のポリオールの1
.2倍以下、特に同等以下であることが適当である。実
際上、前記反応条件を用いて充分に脱水等を行って得ら
れたアルデヒド縮合系重合体成分含有ポリオールの水酸
基価は、アルデヒド縮合系重合体成分を差し引いて計算
すると元′のポリオールの水酸基価と実質的に一致する
。従って、このようなアルデヒド縮合系重合体成分はア
ルデヒド類に起因する水酸基を実質的に含んでいないと
推定される。
このアルデヒド縮合系重合体成分のみを含むポリオール
を製造する場合は、ポリオールは実質的に飽和のポリオ
ールを使用することが好ましい。この実質的に飽和のポ
リオールとしては、通常ボリウレタ/の原料として使用
されるポリエーテルポリオール、ポリエステルポリオー
ル、ポリエーテルエステルポリオール、ポリカーボネー
トポリオール、水酸基・含有炭化水素ポリマーなどがあ
る。特に好ましいものはポリエーテルポリオールであり
、例えば、多価アルコール、ポリアミン、その他の2以
上の活性水素を有すルイニシエーターにエポキシド、特
に炭素数2〜4のアルキレンオキシドを付加して得うレ
ルポリエーテルボリオールや、環状エーテルを開環重合
して得られるポリエーテルポリオールが好ましい。特に
好ましいポリエーテルポリオ−/’ U 、2〜4価の
イニシエーターにプロピレン、4−?シトまたはグロビ
レツオキシドとエチレンオキシドとを付加して得られる
ポリエーテルポリメールである。これらポリエーテルポ
リオールなどのポリオールは2種以上のポリオールの混
合物であってもよい。これらポリオールの水酸基価は8
00以下、特に20〜200、水酸基数2〜8、物に2
〜4のものが好ましい。
上記の縮合形成原料勢の原料やポリオールを用いて製造
されるアルデヒド縮合系重合体も有ボIJ 、l−ルは
通常微粒状のアルデヒド縮合系1″合体がポリオール中
に分散したものであるが、場合によりアルデヒド縮合系
重合体がポリオール中に均一に溶解〜分散した均一な透
明の液状物となる場合もある。本発明において特に好ま
しいものは、微粒状の固体アルデヒド縮合系重合体がポ
リオールに分散したものである。ポリオール中に賛粒状
に分散したアルデヒド縮合系1合体は線状あるいは網状
などの二次元あるいは三充元状に重縮合した比較的高分
子量の縮合体でめす、より好1しくは三次元状の縮合体
であって通常の樹肥溶解性の溶媒に給餌しないものでる
る。また、これは加熱によっては溶融しないが、分解の
際溶融状となって分解することはおる。従って、このよ
うな1合体は、メラミン樹脂やフェノール樹脂などの通
常の熱硬化性アルデヒドl#台糸樹脂の硬化物に和尚す
るものでめると考えられる。このような固体のアルデヒ
ド縮合糸亜合体が分散したポリオールは、前配付力1N
合系重合体も有ポリオールと同様、白色〜層色した半透
明〜不透明の粘性液体である。
このアルテヒド縮台系重合体含壱ポリオール中のアルデ
ヒド縮合系重合体の割合は、1〜50重駐チが適当であ
り、特に5〜40重tチが好ましい。粘度などの制約が
なければ、あるいは他のポリオールなどで希釈して使用
される場合はその割合はさらに高くてもよい。その粘度
は特に制限されるものではないが、25℃におい12万
センチボイズ以下であることが好ましい。
上記付加1合系重合体成分含有ポリオールとアルデヒド
縮合系重合体成分含有ポリオールとは任意の割合で混合
することができ、この混合ポリオールを用いて本発明の
ポリウレタンの製造を行うことができる。両ポリオール
はまた別々に用意し、ポリイソシアネートと混合する直
前に混合したシ、ポリイソシアネートとともに同時に混
合を行うこともできる。また、プレポリマーや準プレポ
リ!−の場合、別々にポリインシアネートと反応させた
後、それらを混合することもできる。これら方法とは別
にポリオール中で付加重合系重合体とアルデヒド縮合系
重合体をほぼ同時に形成するか、または)1次形成して
付加重合系重合体成分とアルデヒド縮合系重合体成分と
を含むポリオールな直接製造することができる。この方
法としては、前記付加重合性モノマーと組合形成原料を
ポリオール中でほぼ同時に反応させる方法、付加重合系
重合体成分含有ポリオール中で組合形成原料を反応させ
る方法、アルデヒド縮合系重合体成分含有ポリオール中
で付加重合性モノマーを重合させる方法などがあね、等
に前2者の方法が軽重しい。
付加重合糸重合体成分含有ポリオールとアルデヒド縮合
系重合体成分含有ポリオールとを単に混合する方法など
を含めて、これら方法で得られる駒成分を含むポリオー
ル中の両成分の合計の割合は1〜50重量%、特に5〜
40重i:%であることが好ましい。両成分の相対的割
合は目的によって任意に変えることができる。例えば、
ポリウレタンの難燃化を特に目的とする場合はアルデヒ
ド縮合系重合体成分の割合を多くすることができる。従
って、両成分の相対的割合は特に限定されるものではな
いが、重量比で付加1合糸重合体成分1に対し、アルデ
ヒド縮合系重合体0.1〜50、特に0.2〜100割
合が適当である。
上記両成分を有するポリオールの製造方法の内、付加重
合糸重合体J7v7合有ポリオール中で縮合形成原料を
反応させる方法は前記アルデヒド縮合系重合体成分含有
ポリオールの製造方法においてポリオールとして付加重
合糸重合体成分含有ポリオールを使用する方法に相当す
る方法である。例えば、不飽和ポリオールや実質的に飽
和のポリオール中でアクリロニトリルおよび/また龜ス
チレ/を重合し、次いでメラミンと;j、ルムアルテヒ
ドを加えてこれを重縮合させることによって両成分を有
するポリオールが得られる。同様にポリオールとしてア
ルデヒド縮合系重合体成分含有ポリオールを用い、この
中で付加重合性モノマーを重合することによって同様に
両成分を有するポリオールが得られる。
さらに、ポリオール中で付加重合性モノマーと縮合形成
原料とをほは同時に反応させることによっても同様のポ
リオールが得られる。付加重合性モノマーは、付加重合
開始剤の任在下に付加重合開始剤の分解温度以上に加熱
することにより行なわれるが、この温度下で辿常の縮合
形成原料の縮重合も起る。従って、例えばポリオールに
アクリロニトリルおよび/lたはスチレン、メラミン、
ホルムアルデヒドおよびアゾ化合物などの付加重合開始
剤を加えて加熱することにより両成分を有するポリオー
ルが得られる。
この場合、アクリロニトリルなどの付加重合性モノマー
は分割して徐々に加えることもでき、反応後段でも温度
をあげて前記脱水ガどを行うことも好ましい。これら両
成分を有するポリオールの製造方法の内、好ましいもの
は付加重合糸重合体成分官有ポリオール中で縮合形成原
料を反応させる方法とポリオール中で付加重合性七ツマ
−と縮合形成原料とをほぼ同時に反応させる方法であり
、これらは前記付加重合系重合体[+V’、分含有水含
有ポリオールデヒド縮合系重合体成分5有ポリオールと
を混合して使用する場合よりも分散安定性が比較的高い
点で有利である。
前記のように、アルデヒド縮合系重合体成分3有ポリオ
ールの分散安定性は、付加重合糸重合体成分含有ポリオ
ールに比べて違常低く、ポリウレタン製造の際にこれが
間−となることもある。例えは、アルデヒド縮合系重合
体成分の沈降分−1を防ぐためにそれを含むポリオール
は14“ 攪拌しながら使用しなければならない場合かある。付加
ψ台系重合体by分含有ポリオールの分散安ず性が良好
な理由は、付加重合系重合体の一部〜全部がポリオール
にクラフトしているためであると有見られている。一方
、前記公知例に記載されているようにアルデヒド縮合系
重合体はポリオールと反応せず、単にポリオール中に分
散しているにすきないため、分散安定性が不充分である
と考えられる。そこで、本発明者らは、アルデヒド縮合
系重合体・をポリオールに結合させる方法°を検討した
結果、種々の方法で結合しうろことを見い出した。1つ
の方法は、付加重合性七ツマ−の一部〜全部として、縮
合形成原料と結合しうるモノマー(以下、縮合性付加重
合性モノマーという)を用い、前記両成分を有するポリ
オールの製造方法などの方法を用いて、アルデヒド縮合
系重合体と付加重合系重合体とが結合した成分を有する
ポリオールを製造する方法である。例えば、縮合性付加
重合性モノマーとして、アクリルアミド、N−メチロー
ルアクリルアミド、ヒドロキシエチルメタクリレート、
アミノエチルメタクリレート、ビニルアリン、ビニルフ
ェノール、ビニルアニリン、アクロレインなどを使用す
ると、これらモノマーまたはその重合体中共重合体を介
して両成分が結合した16合体が得られる。また、他の
方法としては、アクリロニトリル重合体や共重合体を変
性してニトリル基をヒドロキサム基などのアルデヒド類
と反応しうる基に変えうろことを利用し、アクリロニト
リル系供)重合体成分含有ポリオールを変性した稜、そ
の中で縮合形成原料を反応させて両成分が結合したポリ
オールを得ることができる。このような両成分が結合し
た成分を有するポリオールけ、その付加重合系重合体が
ポリオールにグラフトしている場合、アルデヒド縮合系
重合体も間接的にポリオールに結合しているので、分散
安定性の優れた両成分含有ポリオールが得られ、アルデ
ヒド縮合系重合体成分の分散安定性の問題が解決される
本発明ポリウレタンは、前記のような少くとも各成分を
有する2種の・ポリオールを用いて、または少くとも両
成分を有するポリオールな用いて、これにポリイソシア
ネートを反応させて得られる。この反応には通常触媒が
必要とされるが、他の添加剤を必要に応じて任意に使用
することができる。この2種のポリオールの組み合せや
両成分を含むポリオールは、他のポリオールと組み合せ
て使用することもできる。その場合であっても、全ポリ
オール中の各成分の割合は各々少くとも1重tnである
ことが好ましい。特に全ポリオール中の各成分の合計割
合は少くとも5重量%、特に少くとも10重量−である
ことが好ましい。なお、このポリオールは比較的高分子
量のポリオールをいい、下配鎖軛長剤や架橋剤を含まな
いものである。本発明により得られるポリウレタンは前
記のように従来のボリマーボ+jオールを使用して得ら
れるポリウレタンと同様、種々の物性が優れたものであ
ると同時に、アルデヒド縮合系重合体成分の量に応じて
難燃性が改良される1本発明の方法で得られるポリウレ
タンには大別してフオーム状ポリウレタンと非フオーム
状ポリウレタンがあり、非フオーム状ポリウレタンとし
ては、例えd、エラストマー、硬質樹脂、防水材、シー
ラント、塗料、その他の用途に使用されるもめである。
本発明の方法は特にフオーム状ポリウレタンの製造方法
として遇しておシ、特に軟質ポリウレタンフォームや半
硬質ポリウレタンフォームの製造方法として適している
。これらポリウレタンの製造には、3級アミン系触媒や
有機♀麺化合物糸触媒を代表とする触媒が使用されるが
、触tソはこれらに限定されるものではない。
ポリウレタンフォームの製造には通常水、ハロゲン化炭
化水素などの発泡剤か使用され、また、空気等の不活性
気体を混入して製造されるψ台もある。ハロゲン化炭化
水素発泡剤としてハ、トリクロロフルオロメタン、ジク
ロロジフルオロメタン、塩化メチレンなどが適当である
また、通常整泡剤が使用され、整泡剤としてはポリ(ジ
アルキルシラン)やポリオキシアルキレン鎖含有シラン
などの有徐ケイ票化合物が適当である。ポリウレタンフ
ォームは、これら触媒、発泡剤、および整泡剤の使用が
通常必須であるが、さらに任意の種々の添加剤が使用で
き、例えば、充填剤、強化材、安走剤、着色剤、難燃剤
、離型剤、破泡剤、架橋剤、鎖延長剤などかめる。これ
ら添加剤は非フオーム状ポリウレタンの製造にも使用さ
れる場合もある。
ポリウレタンの他の基本原料はポリイソシアネート化合
物である。ポリイソシアネート化合物としては、少くと
も2個のインシアネート基を有する芳香族系、脂肪族系
、脂環族系、複素環族系等の化合物を単独あるい、は併
用して使用でき、特に芳香族系のポリイソシアネート化
合物の使用が好ましい。具体的なポリイソシアネート化
合物を列記すれば、例えばトリレンジインシアネート(
TD工)、ジフェニルメタンジイソシアネート(MDI
)、ポリメチレンポリフェニルイソシアネート、キシリ
レンジイソシアネート、ナフタレンジイソシアネート、
ヘキサメカレンジイソシアネート、イソホロンジイソシ
アネートなどがある。ポリイソシアネート化合物はまた
糊々の方法あるいは化合物でf性した質性ポリイソシア
ネート化合物として使用することができ、さらに種々の
化合物でグロックしたブロックインシアネート化合物と
して使用することもできる。これら原料を使用してポリ
(ウレタンを製造する方法は特に限定されるもの1では
なく、例えば、ワンショット法、プレポリシマー法、準
グレボリマー法、RIM法岬0方法、を使゛用すること
ができる。
v下に本発明を実施例により具体的に説明するが、本発
明はこれら実施例のみに限定されるものではない。
参考例に使用したポリオールは次の通シである。
ポリオールA:グリセリン開始剤にプロピレンオキシド
を付加し、次いでエチレンオキシドを13重ts付加し
た分子量3000ポリオキシプロピレンエチレントリオ
ール。
ポリオールB:グリセリン開始剤にプロピレンオキシド
を付加し、次いでエチレンオキシド’i15重量%付加
した分子量500Gのポリオキシプロピレンエチレント
リオール。
ポリオール0:グリセリン開始剤にプロピレンオキシド
を付加し、次いでエチレンオキシドを15重量%付加し
た分子j16500のポリオキシプロピレンエチレント
リオール。
ポリオールD:ンルビトール開始剤にプロピレンオキシ
ドを付加し、次いでエチレンオキシドをlO重it−付
加した分子@9600のポリオキシプロピレンエチレン
ヘキサノール。
参考例1 ポリオール組成物部(重量部、以下同様)を反応器に仕
込み、100℃に加熱した。アクリロニトリル15部、
メチルメタクリレート5部にα、α′−アゾビスイソブ
チロニトリル0.6部を溶解した溶液に3時間かけて反
応器中に供給した。供給終了後、30分間熟成を行ない
、120″Cまで昇温した後に未反応上ツマ−を減圧脱
気して黄白色のポリ・オール組成物を得た。
このポリオール組成物95部、尿素5部、4〇−グリオ
キザール水溶t#!L35部を反応器に仕込み、50℃
で2時間反応させ、70℃まで昇温しで、さらに3時間
反応させた。系内の水分を除去し、縮合を完結させるた
めに120℃で減圧脱水を行ない、黄白色粘稠なポリオ
ール組成物を倚た。水酸基価19.0.25℃における
粘度(以下同様) 3400 apeでめった。このポ
リオール組成物中の樹脂分は安定に分散し2力月以上分
離は全く観察されなかった。得られたポリオール組成物
をメタノールで10倍に希釈し遠心分離器を用いて30
00 rpmで分散樹脂分の遠心分離試験を行なった。
回収された樹脂分はポリオール組成物中に含まれる樹脂
分の37%であツfc a 参考例2 ポリオール組成物部、無水マレイ/酸1部、エチレンオ
キシド2部を反応器に仕込み150℃で5時間反応させ
た後、未反応分を減圧脱気する。この変成ポリオールに
アクリロニトリル32部、スチレン11部にα、α′−
マゾビスイソブチロニトリル0.7部を溶解した溶液を
3時間かけて反応器中に供給した。供給終了後、120
℃で30分間熟成を行表い未反応モノマーを減圧脱気し
て黄白色粘稠なポリオール組成物を得た。このポリオー
ル組成物85部、ジメチロール駅素15部、水15部を
反応器中に仕込み、50℃で2時間、70℃で2時間反
応させた後、140℃に昇温し減圧脱水を行なった。
得られたポリオール組成物は黄白色の粘稠液体で水酸基
価1B、3.粘歇4120 apeであった。
このポリオール組成物中の樹脂は安定に分散し、2力月
以上分離は全く観察されなかつ九。メタノール希釈遠心
分離試験による分離回収樹脂分はポリオール組成物中に
含まれる樹脂分の15襲であった。
参考例3 ポリオール組成物部、p素10部、351gホルムアル
デヒド水溶液28.5部を反応器に仕込み、50℃で2
時mj反応させfc後、ポリオールA45部、アクリロ
ニトリル3部、メチルメタクリレート2部にα、α′−
アゾビスイソブチロ−” ) IJ ル0.2部を溶解
させたモノマー/開始剤ポリオール溶液を10−0 ’
Cで5時間かけて供給する。100℃で熟成を1時間行
ない、系内の水分、未反応モノマーを除去し縮合を完結
するために140’Cで減圧脱気を行なう。得られたポ
リオール組成物は、黄白色な粘稠液で水酸基佃148.
1、粘度2880 cpsであった。このポリオール組
成物中の樹脂分は安定に分散し、2力月以上分離は全く
観察されなかった。メタノール希釈遠心分離試験による
分離回収樹脂分は19%であった。
参考例4 4、リオールB80部、メラミン8部、8oチグリオキ
ザール水溶液26,5部、アクリル、アミド2部を反応
器に仕込み、50”Cで2時間反応させた。100’C
に昇温しアクリロニトリル5部、スチレン5部にα、α
′−アゾビスイソブチロニトリル046部を溶解させた
溶液を3時間かかつて供給した。さらに30分間後反応
を行った後、未反応モノマー、残存水分を除去し、縮合
を完結するために140℃で減圧脱水を行なった。得ら
れたポリオール組成物は黄白色粘稠液で水酸基価26.
5、粘度2870 apeであった。このポリオール組
成物中の樹脂分は安定に分散し、2力月以上分離は全<
a察されなかった。メタノール希釈遠心分離試験による
回収樹脂分はポリオール組成物中に含まれる樹脂分の5
チであった。
参考例5 ポリオールA90部、尿素5部、N−メチロールアクリ
ルアミド2部、35チホルムアルデヒド水溶液28部を
反応器に仕込み、70℃で3時間反応させた。反応器メ
チルメタクリレート3部、α、α′〜アゾビスイソブチ
ロニトリル03部を反応器に導入し100℃に昇温して
3時間反応させた。未反応モノマー、残存水分を餘去し
、組合反応を完結するために120℃で減圧脱水し、白
色粘稠なポリオール組成物を得た。水酸基価50.4、
粘度1950 cpsで多つた。このポリオール組成物
中の樹脂分は安定に分散し、2力月以上分離は全く観察
されなかった。メタノール希釈遠心分離試験による回収
樹脂分にポリオール組成物中に含まれる樹脂分の5%で
あった。
参考例6 ポリオールD80部、無水マレイソMO18部、エチレ
ンオキシド1.6部を反応器に仕込み150℃で5時間
反応させた稜、未反応分を脱気除去する。この変成ポリ
オールにメラミン5部、尿≠sg、so%アセトアルデ
ヒド水溶液10部を導入し60℃でさらに2時間反応さ
せた。
100℃に昇温し、アクリロニトリル5部、メチルメタ
クリレート5部、アクロレイン3部、(X、(1’−ア
ンビスイソブチロニトリル0.6部を5時rM+かかっ
て供給した。100”Cで30分間恢ル応を行なった後
、未反応モノマー、残存水分を除去し、縮合反応を完結
δせるために、140℃で減圧脱気を行なった。得られ
たポリオール組成物は黄白色粘稠な液体で水酸基価24
.7、粘度4160 cpsであった。このポリオール
組成物中の樹脂分は安定に分散し、2力月以上分離は全
く観察されなかった。メタノール希釈遠心分離試験によ
る回収分離樹脂分はポリオール組成物中に含まれる樹脂
分の3チであった。
参考例7 ポリオールA80部を反応器に仕込み、100℃に加熱
した。アクリロニトリル15部、スチレン5部にα、α
′−7ゾビスイソブチロ二トリル06部を溶解したモノ
マー/開始剤混合溶液ンー、5時間かけて反応器中に供
給した。供給終了後30分間熟成を行ない、12o″C
まで昇温した稜に未反応モノマーを減圧脱気して黄白色
粘楯なポリオール組成物を得た。
ポリオールA45部、尿素20部、35チポルムアルデ
ヒド水溶液57部を反応器に仕込み60℃で2時間加熱
した後、80℃に昇温し、2時間反応させた。系内の水
分を除去し、縮合を完結させるために140℃で減圧脱
気を行ない白色粘稠なポリオール組成物を得た。
それぞれのバッチで得られたポリオール組成物を50部
づつをメカニカルスターラーで混合し、黄白色の粘稠な
ポリオール組成物を得た。
水酸基価は45.1.2150 cpsであった。この
乃・り万一ル組成物中の樹脂分は安定に分散し、2力月
以上分離は全く観察されなかった。メタノール希釈遠心
分離試験による分離回収樹脂分はポリオール組成物中に
含まれる樹脂分の65チであった。
参考例8 ポリ、オールB90部、尿素5部、メラミン5部、35
チホルムアルデヒド水溶液32部を反応器に仕込み、1
00℃で3時間反応させた後、系内の水分で除去し、縮
合を完結させるために140℃で減圧脱水を行なった。
得られたポリオール組成物は白色粘稠液であった。この
ポリオール組成物80部を反応器に仕込み、】20℃で
加熱した。アクリロニトリル10部、スチレン10部に
α、α′−アゾビスイソブチロニトリル0.6部を溶解
したモノマー/開始剤混合溶液を5時間かけて反応器中
に供給した。供給終了後、30分間熟成を行ない未反応
モノマーを減圧脱気して黄白色粘稠なポリオール組成物
を得た。水酸基価は23.8、粘度2570 cpeで
あった。このポリオール組成物中の樹脂分は安定に分散
し、2力月以上分離は全く観察されなかった。メタノー
ル希釈遠心分離試験による分離回収樹脂分は45%であ
った。
参考例9 ポリオールB60部を反応器に仕込み100℃に加熱す
る。メチルメタクリレ−)20部にα、α′−アゾビス
イソブチロニトリル1.0部を溶解させた溶液と、尿素
20部を35%ホルムアルデヒド水溶液28.5部に溶
解させた水溶液を別々の供給タンクから同時に5時間が
かって反応器に供給する。1o・0℃で2時間熟放した
後、未反応モノマー”、水分を除去し、縮合を完結する
ために減圧脱気を行なった。得られたポリオール組成物
は白色粘稠液で水酸基価20.2、粘度Fi5360 
apeであった。このポリオール組成物中の樹脂分は安
定に分散し、2力月以上分離は全く観察されなかった。
メタノール希釈遠心分離試験による分勲回収梱胎分は2
1チであった。
参考例10 尿素8部、ベンゾグアナミン2部、アクリルアミド2部
、35Lsポルムアルデヒド水溶液15部を反応器に仕
込み、80℃で1時間反応させる。系葡30℃まで冷却
した徒、ポリオールB80部、アクリロニトリル6部、
スチレン2部、α、α′−アゾビスイソブチロニトリル
0.5部を同時に仕込み、80℃まで加熱する。
80℃で35チホルムアルデヒド水溶#6部を1時間か
かつて反応器に供給する。供給終了後さらに1時間80
℃で援反応をし、基音100℃に昇温して2時間反応さ
せる。系内の水分を除去し、反応を完結させるために1
40℃で減圧脱気を行ない、黄白色粘稠なポリオール組
成物を得た。水酸基価26.5.25℃における粘度は
2920 apeであった。このポリオール組成物中の
樹脂分は安定に分散し、2力月以上分離は全く観察され
なかった。メタノール希釈遠心分離試験による分離回収
樹脂分はポリオール組成物中に含まれる樹脂分の21−
でめった。
参考例11 ポリオール075部、アクリロニトリル10部、尿素5
部、ベンゾグアナミン5部、80チアセトアルデヒド水
溶液17部、アクロレイン5部、α、α′−アゾビスイ
ソブチロニトリル0゜6部を反応器に仕込み、60℃で
2時間反応させる。100℃に昇蓼し3時間反応させた
後、残存水分、未反応モノマーを除去し縮合反応を完結
するために140℃で減圧脱気を行なった。
得られたポリオール組成物は黄白色粘稠液体で水酸基価
18.8、粘度5120 cpsであった。
このポリオール組成物中の樹脂分は安定に分散し、2カ
月以上分離社全く観察されなかった。
メタノール希釈遠心分離試験による回収樹脂分はポリオ
ール組成物中に含1れる樹脂分の8俤でめった。
参考例12(公知のポリマーポリオール)ポリオール8
80部を反応器に仕込み、100℃に加熱した。アクリ
ロニトリル20部にα、(χ′−アゾビスイソブチロニ
トリル0.6部を#解した溶液を5時間かけて反応器中
に供給した。供給終了稜、30分間熟成を行ない、12
0℃まで昇温した徒に未反応モノマーを減圧脱気して黄
褐色粘稠なポリオール組成物を得た。水酸基価283、
粘F 3520 cpsであった。このポリオール組成
物中の樹脂分は安定に分散し、2力月以上分離は全く観
察されなかった。メタノール希釈遠心分離試験による分
離回収樹脂分はポリオール組成物中に含まれる樹脂分の
14俤でめった。
賽施例1〜11、比較例1 参考例に示した方法で合成したポリオール組成物とポリ
オールAを用いてホットモールドポリウレタンフォーム
を製造した。使用した原料組成およびフオームの物性を
下記第1表に示す。
□ 実施例12〜22、比較例2 参堝例に示した方法で合成したポ□リオール組成物とポ
リオールBを用いて、高弾性ポリウレタンフォームを製
造した。原料処方および得ら7またフオームの物性を下
記第2表に示す。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 (1)  付加重合系″I−合体成分およびアルデヒド
    縮合糸重合体成分を含むポリオールを、または付加1(
    台系重合体成分含有ポリオールとアルデヒド縮合系重合
    体成分官有ポリオールとを・触媒の存在下ポリイソシア
    ネートと反応させることを%像とするポリウレタンの製
    造方法。 (2)  各成分がポリオール中で形成された成分であ
    ることを特徴とする特許請求の範囲鎖1項の方法。 (8)  各成分がポリオール中に微粒状に分散してい
    ることを特徴とする特許請求の範囲第1項の方法。 (4+  付加重合系重合体成分の少くとも一部がポリ
    オールにグラフトしていることを特徴とする特許請求の
    範囲第1項の方法。 (6)  付加1合系重合体成分およびアルデヒド縮合
    糸1合体数分を苫むポリオールにおいて、アルデヒド縮
    合系重合体の少くとも一部が付加重合糸重合体に結合し
    ている゛ことを特徴とする特許請求の範囲館1項ま九は
    第4項の方法。 (6)  ポリウレタンが軟質あるいは半硬質のボIJ
    ウレタンフオームであることを特徴とする特許請求の範
    囲第1項の方法。
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