JPS5814039Y2 - アルミニウム製の容器とユニオンとの接続構造 - Google Patents

アルミニウム製の容器とユニオンとの接続構造

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Publication number
JPS5814039Y2
JPS5814039Y2 JP13102079U JP13102079U JPS5814039Y2 JP S5814039 Y2 JPS5814039 Y2 JP S5814039Y2 JP 13102079 U JP13102079 U JP 13102079U JP 13102079 U JP13102079 U JP 13102079U JP S5814039 Y2 JPS5814039 Y2 JP S5814039Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
union
container
hole
connection structure
brazing
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Expired
Application number
JP13102079U
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English (en)
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JPS5650567U (ja
Inventor
欣一 鎌田
美允 柳沼
Original Assignee
株式会社ボッシュオートモーティブ システム
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Publication date
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  • Details Of Rigid Or Semi-Rigid Containers (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 この考案はアルミニウム製の容器例えばアキュムレータ
の上蓋とユニオンの接続する構造に関するものである。
ユニオンとアルミニウム容器との結合は、溶接、トーチ
ろう付、炉中ろう付等があり、このうち従来の炉中ろう
付は、ユニオンとアルミニウム容器との間にプレージン
グシートを予かしめ嵌め込で置く方式で結合していた。
この場合に、ユニオンを上向きにセットすると、ろう材
が溶けて流れフレットの形成と同時に、容器にもろう材
が流れしずくのような模様が発生し容器(下型)に嵌合
が出来ない欠陥があった。
そこで、ユニオンを下向きにしてろう付することが前提
となるが、この場合にはユニオンの工具噛み合い部にも
ろう材が流れるため、該工具噛み合い部に周方向に溝を
設けなければならないし、更に表面はブレージング材の
肌となり、ユニオンの表面の肌と異なるため美感上も好
ましくない。
このために、この考案は片面にろう材の塗布されたアル
ミニウム製の板を使用して内側にろう材の塗布面がくる
ように所望の形状に容器を形成し、この容器にユニオン
の挿入部が嵌合する孔を穿ち、この孔には複数の突起が
形成されるようにしたものである。
次に、この考案の実施例を図面により詳細に説明する。
第1図、第2図において、この第1の実施例か示され、
容器1は上蓋2とこれに嵌合の下型3とより成り、上蓋
2は、片面にろう材が塗布またはクラッドすることによ
り被覆されたろう相液覆面4を有するアルミニウム製板
より成り、該ろう相液覆面4が内側にくるように所望の
形状に形成され、その上部にユニオン7の挿入部8が挿
入される孔5が形成されている。
この孔5には、第2図に示すように、突起6が複数個設
けられ、この突起6の先端にてユニオン7の位置決め、
即ち寸法L1.L2が正確に出せるものである。
孔5の突起6はユニオン7の挿入部8が挿入されると、
突起6との間に複数の空間9が発生するものである。
この空間9はその寸法Sが突起6により均一となる。
炉中ろう付するには、容器1と上蓋2を逆さにし、そし
て孔5にユニオン7の挿入部8を挿入して仮止めし、そ
の後炉中に入れ加熱する。
するとろう相液覆面4のろう材が溶けてアルミニウム製
の容器1の内側に添って流れて、孔5より形成の空間9
に溜まり、この空間9からろう材が更に流れ出し、第3
図に示すようにろう材が流れて、フィレットはa、l)
位置に確実に形成され、ユニオン7と容器1との気密を
確保すると共に、破壊強度も十分に保持しえる状態とな
る。
更にユニオン7の工具噛み合い部10へのろう材の流れ
の恐れはなくなり、また容器表面はろう相液覆面の肌が
表われないため美観上も好ましいものである。
このように、ユニオン7が容器1に装着された後に、一
方のユニオン7にU字状に折り曲げられたパイプ11が
嵌挿されて取付られ、更に下型3を上蓋2に嵌め込んで
形成されるものである。
第4図において、この考案の他の実施例が示されている
この実施例において、孔5にある複数の突起6がユニオ
ン側へ持ち上がっており、このため、上蓋2とユニオン
7の工具噛み合い部10の下端面との間に隙間tが生じ
るようになり、炉中ろう付時にろう材は空間9からユニ
オン7へ流れ出るのを良くして、フィレットの形成を確
実にすることができる。
この考案は上述のように構成したので、ろう相液覆面が
容器の片方の内面にあるだけでも、十分にユニオンの挿
入部、工具噛み合い部にフレットが形成できるものであ
る。
ユニオンは突起により位置決めが正確に出せ、しかも一
時的な固定も出来るものである。
また従来のように、工具噛み合い部の外周に溝を設ける
必要がないし、置きろうのような部品を必要としないし
、容器の表面にろう相液覆面が表われないのでアルミニ
ウムの地肌で美しいなどの効果があるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案のろう付前の状態の断面図、第2図は
第1図A−A線拡大断面図、第3図はろう付された状態
の断面図、第4図はこの考案の他の実施例を示す断面図
である。 1・・・・・・容器、2・・・・・・上蓋、4・・・・
・・ろう相液覆面、5・・・・・・孔、6・・・・・・
突起、7・・・・・・ユニオン、8・・・・・・挿入部
、9・・・・・・空間。

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. (1)片面にろう材が被覆されたアルミニウム製板から
    内側にろう材の被覆面がくるように所望の形状の容器を
    形威し、この容器にユニオンの挿入部が嵌合される孔を
    穿ち、この孔には複数の突起が形成されるようにしたこ
    とを特徴とするアルミニウム製の容器とユニオンとの接
    続構造。
  2. (2)突起がわずかにユニオン側に持ち上がるように形
    成したことを特徴とする実用新案請求の範囲第1項記載
    のアルミニウム製の容器とユニオンとの接続構造。
JP13102079U 1979-09-21 1979-09-21 アルミニウム製の容器とユニオンとの接続構造 Expired JPS5814039Y2 (ja)

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Publication Number Publication Date
JPS5650567U JPS5650567U (ja) 1981-05-06
JPS5814039Y2 true JPS5814039Y2 (ja) 1983-03-18

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