JPS58138137A - 腕時計によるラジオ受信機同調方式 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は腕時計によりワイヤレスで同調制御が行われる
ヘッドホン形ラジオ受信機の同調方式に関するものであ
る。

近年、移動中でも良質の音楽を個人で楽しむことができ
る・ぐ−ンナルオーディオ機器が盛に使われるようにな
った。このパーソナルオーディオ機器の音楽ソースとし
ては小形磁気テープ再生装置、小形ラジオ等が供されて
いる。

このパーソナルオーディオ機器の一例を第１図に示す。

図はヘッドホーンとラジオ受信機を一体化し放送波を受
信するヘッドホーン形受信機である。

第１図において、１はヘッドホーンで音声を発生する部
分、２は受信用アンテナ、３は受信機、４はヘッドバン
ドで左右のヘッドホーン１をつないでいる部分、５は電
源部でバッテリーが収容される。６および７はラジオの
同調操作をするだめの押ボタンスイッチである。

この受信機３には、正確な同調、同調の容易さを目的に
ＰＬＬシンセサイザーが用いられている。

ＰＬＬシンセサイザーは、第２図に示すように電圧制御
発振器（以下ＶＣＯという）８、可変分周器９、位相比
較器１０、基準　発振器１１より構成される位相同期ル
ープで、可変分周器に加えるディジタルデーターを変え
ることにより、任意の周波数出力をＶＣＯＢから発生さ
せるものである。このＶＣＯ８を受信機の局部発振器と
し、位相同期ループで発生するｖｃｏ　ｓへのフィード
バック電圧をＶＣＯＢと同じ電圧制御素子をもつ高周波
同調器に加えることにより受信機の同調をとることがで
きる。

ここで同調を制御するだめの、可変分周器９へのディジ
タルデータはアップダウンカウンタ１２により発生され
る。すなわち、アップボタン６−１またはダウンボタン
６−２を押すことによリティノタルデーターが増減し、
受信周波数を高くあるいは低く設定することができる。

さらに、ディジタルデーターはメモリー回路１３をとお
り、可変分周器９に加えられる。メモリー回路１３は放
送波がある周波数に相当するディ・ゾタルデーターを記
憶する。７−１〜７−ｎは各データーが記憶されたアド
レスを指定するプリセット押ボタンスイッチで第１図の
押ボタ・ンスイッチ７はこのアドレス指定押ボタンであ
る。

すなわち、この受信機では押ボタンスイッチ６および７
を操作することにより任意の周波数に同調をとることが
できる。

このヘッドホーン形受信機によりステレオＦＭ放送波を
受信すれば、移動中であっても比較的音質のよいステレ
オ音を聞くことができる。

しかしながら、この受信機の同調に必要な部分は全てヘ
ッドホーン部に取り付けであるだめ、同調操作を行うの
が、甚だ不便である。

現在、受信している放送波から別の放送波へ同調を変え
る場合、ヘッドホーンを着装した状態で同調を行う必要
があシ、手探りで同調操作を行わなければならない欠点
が従来のヘッドホーン形受信機にはあった。

本発明は、このような従来の欠点を解決するもので腕時
計に同調操作部を設けて操作の簡易化を計るようにした
ものである。以下本発明の一実施例を図面により詳細に
説明する。

第３図は本発明の一実施例を示す外観図で、図において
２０は第１図で説明した従来のへラドポーン形受信機の
外観図で、独立して受信機としても使用出宋る。

２ノはディジタル式腕時計で２２の時刻表示ディス７’
　レイと時刻調整用脚ボタンスイッチ２３−１　。

２３−２を備えている。さらに、この腕時計は、ヘッド
ホーン形受信機２０を制御する機能も備えている。

すなわち、腕時計には、ヘッドホーン形受信機の同調用
周波数シンセサイザーを制御するリモコン装置が内蔵さ
れている。

腕時計の押ボタン２４−１．２４−２は、ヘッドホーン
受信機にある同調用アップダウンボタンと同じもので、
ヘッドホーン形受信機の同調を制御するものである。腕
時計の発光素子２５より発せられた制御信号はへ、ドホ
ーン形受信機２θの受光素子２６により受信される。

第４図は腕時計によるヘッドホーン形受信機同調制御を
行うリモコン伝送の一実施例を示すもの（５） で、以下に詳述する。

第４図の上のブロック（Ａ）図は第３図のテ′イソタル
式腕時計２１に対応しており、腕時泪に収容されている
電気回路を示している。図において３θは水晶振動子３
１を原振としてディジタル式時計を構成するロジック回
路で、実際の時刻は液晶等の表示器３３によって表示さ
れる。２３−１と２３−２は第３図の時刻調整用押？タ
ンスイッチ２３−１　、２３−２に対応するもので例え
ば時と分を別々に合せるだめの押デタンスイッチである
。３４はラジオの同調のだめの信号を発生するブロック
で、押ボタン２４−１または２４−２により発せられる
同調のだめの指令をリモコン伝送に適した信号形態に変
換するロジック回路である。

またロジック回路３４は、押ボタン２４−１　。

２４−２からの指令を適当なディジタルデータとし、さ
らに伝送に適したシリアルデータ−の形に変換するエン
コーダ一部である。なお必要に応じて、リモコンの送受
信間の同期に必要なスタートビットとストップビット等
が加えられることもち（６） る。さらに、誤動作防止のために、１つの指令データー
を２回送信する機能もつけられる。３５は赤外線等の発
光素子２５を駆動するだめの変調回路である。

一方、第４図の下のブロック（−Ｂ）は第３図のヘッド
ホーン受信機２０に収容されたリモコン受信部である、
すなわち、（Ａ）ブロックの発光素子２５の赤外線は、
受光素子２６により受光されて電気信号に変換され、増
幅器３８により、適当なレベルに増幅される。３９はシ
フトレジスターで、伝送されたシリアルデータ−をパラ
レルデーターに変換するとともに、一時記臆するだめの
バッファメモリとして動作する。４０は誤動作防止のた
めに設けられており、１回目に伝送された指令データー
と２回目に伝送されたデーターが一致しているかどうか
判定するデーターチェック回路である。そしてデーター
の一致がチェックされると指令データーｄ、デコーダー
４１に送られ具体的な指令に変換される。

腕時計２１より伝送された同調指令は、ヘッドホーン形
受信機２０の同調ボタン６−１．６−２とＯＲ回路４２
に入り、どちらかの指令があれば、これを第２図で説明
した同調制御用のアップダウンカウンタ１２を起動する
。さらに、アップダウンカウンタ１２の出力データは同
じく第２図にて説明したＰＬＬ回路１４を制御して、ヘ
ッドホーン形受信機２０の同調を行うことができる。

なお、腕時計の電気回路、時計用ロジック回路３０とリ
モコンデーター発生回路３４は両者ともディジタル回路
であるため、ＬＳＩ化する場合には容易に１チツプ化で
きることは明らかである。寸だ、腕時計の消費電力につ
いても、発光素子ドライブのため増加するが、ラジオの
同調は常時行うもので々いため、はとんど問題にはなら
ない。

上記の実施例は、制御信号の伝送を赤外線を使った場合
について説明したが、超音波或いは、無線周波を使って
も同様な効果が得られるのは明らかである。

以上説明したように、本発明ニＪ：ヘッドホーン形受信
機の操作部を腕時計に移動したことに」：す、従来手さ
ぐりで行っていた受信機の同調を簡便化し、従来の腕時
計の機能をアップすることができる。また、コスト面で
も、従来の腕時計に発光素子およびそのドライブ回路を
追加した程度でよいので、きわめて小額のコストアップ
で実現できる。

なお、近年、腕時計の多様化に対処するために、その機
能が容易に変えられる時計専用のＣＰＵタイプのＬＳＩ
が開発されている。したがって本発明の実施にあたって
は、′前にも述べたとおり腕時計の電気回路は全てディ
ジタル回路で構成できるため、このＣＰＵタイプのＬＳ
Ｉが使用できるのは明らかである。

第１の実施例では、腕時計よりラジオ受信機の同調操作
を行うものであるが、腕時計の表示器を利用して、受信
周波数を表示するようにしてもよい。

次にその第２の実施例について述べる。

第５図は、第３図のディジタル式腕時計と同様にヘッド
ホーン形受信機をリモートコントロールできるものであ
るが、受信周波数を表示しだ状態（９） を示している。

第６図はこの受信周波数表示のだめに必要な回路のみを
示しだブロック図で、第１の実施・例と同じ動作をする
部分については第４図のブロックと同じ参照符号を付し
た。

第６図の上のブロック（Ａ）は腕時計に収容される部分
で受信周波数表示データー発生部である。

図において３０は時刻設定スイッチ２３−１゜２３−２
を備えた時計回路で、時刻表示データーを発生する。一
方、１２は第１の実施例でヘッドホーン形受信機に収容
された同調制御データーすなわち、受信周波数データー
を発生するアップダウンカウンタと同じもので腕時計外
部のアップダウン選択スイッチ２４−１．２４−２によ
り制御される。５０はデーター切替器で時計データーと
受信周波数データーを入力とし、通常は時刻データーを
選択し、後述する状態では、腕時計外部のモード切替ス
イッチ５２により受信データーを選択する。選択された
データーは表示器３３により第３図あるいは第５図の如
く表示される。周波数（１０） データは、第１の実施例と同じようにエンコーダー５１
によりシリアルガーターに変換され、さらに、受信側で
のデーターチェックのだめの処理を施され、発光素子２
６（第３図参照）より送信される。

第６図の下のブロック（Ｂ）はヘッドホーン形受信機に
収容され、腕時剖から伝送されたデーターを変換する部
分である。すなわち第１の実施例と同様に、受光素子に
より電気信号に変換されたリモコンデーターは、シフト
レジスタ５３により元のデーターの形に変換され、チェ
ック回路５４によりデーターチェック後、出力される。

１２はヘッドホーン形受信機に元々備えられている同調
制御用のアップダウンカウンタで、腕時剖側のアップダ
ウンカウンタと全く同じものである。５５はシフトレジ
スタ５３からのデーターとアップダウンカウンタ１２か
らのデーターが一致しているのかどうかを検出する一致
回路である。

もし、両データーが一致していれば、−散出力が７リツ
プフロツプ５６に記憶され、データー切替器５７を駆動
する。データー切替器５７は、シフトレジスタ５３より
のデーターとアップダウンカウンタ１２よシのデーター
を入力とし、フリッゾフロップ出力５６によりどちらか
のテ゛−ターが１選択され、ＰＬＬ回路へ送られ同調を
制御する。々お、フリップフロップ５６は、受信機側の
アップグランカウンタ切替スイッチ６−１．６−２を操
作したとき、それに連動したリセット信号によりリセッ
トされ、アップダウンカウンタ１２のデーターを選択す
るようになっている。

以上により、腕時計の同調用アップダウンスイッチ６−
’１．６−２を操作しても、以前に受信機側で設定した
状態になっていて、すぐに受信周波数の変更は出来ない
。ここで、腕時計のアップダウンスイッチ６−１又は６
−２を押しつづけ、受信機のアップダウンカウンタ１２
のデーターと一致した時点ではじめて同調制御が行える
ことになる。なお、同調が変わったことは、受信内容を
耳で聞くことにより検知できる。この時、腕時計側の表
示モード切替スイッチ５２を押すことにより腕時泪で受
信周波数を知ることが出来る。さらに、腕時計の表示器
３３を利用して受信周波数を表示する方法として、腕時
計に同調データーの送信を断続する専用のスイッチを設
ける方法がある。すなわち腕時泪の同調用アップダウン
スイッチ６−１゜６−２と表示モード切替スイッチ５２
により前記と同様の方法により、斗ず、最初に表示器３
３に希望する受信周波数を設定した後、別に設けたスイ
ツチを送信側に接続しデーターを伝送する。一方受信機
側では、伝送されたデーターを優先的にＰＬＬ回路へ送
り同調を行うようにすればよい。

具体的には受信機のｒ−ター切替器が、受信機側の同調
ボタンを操作しないときは、腕時計よりのデーターを選
択するようにしておく。

このようにすることにより、第２の実施例で説明したの
と同じように、腕時計により同調操作したときの受信周
波数を知ることができる。

以上により、腕時計によりヘッドホーン形受信機の同調
操作を行うだけでなく、受信周波数を直読できる。なお
、本発明はノｅ−ソナルオーディオ（１３） 機に利用できると同時にディジタル式腕時計の多機能化
の１つとして応用できる。

以上詳細に説明したように、本発明は腕時泪に同調操作
部を設けてヘッドホーン形ラジオ受信機の同調をとるよ
うにしたから操作が極めて簡易にできる効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図は従来のヘッドホーン形ラジオ受信機の外観図、
第２図はヘッドホーン形うノオ受信機のＰＬＬシンセサ
イザーブロック図、第３図は腕時計によるヘッドホーン
形ラジオ受信機同調制御の外観図、第４図は本発明によ
る一実施例のブロック図、第５図は受信周波数表示機能
をもった腕時計の外観図、第６図は本発明の他の実施例
のブロック図である。 １・・・ヘッドホーン、２・・・受信用アンテナ、３・
・・受信機、４・・・ヘッドバンド、５・・・電源部、
６−１・・・アラジブタンスイッチ、６−２・・・ダウ
ンボタンスイッチ、７−１〜７−ｎ・・・プリセット押
ボタンスイッチ、８・・・電圧制御発振器（ＶＣＯ）、
９・・・可（１４） 変分周器、１０・・位相比較器、１１・・・基準発振器
、１２・・アップダウンカウンタ、１３・・・メモリー
回路、１４・・・ＰＩ几シンセザイザー、２０・・・ヘ
ッドホーン形受信機、２１・・・ディジタル式腕時計、
２２・時刻表示ディスプレイ、２３−１．２３−２・・
・時刻調整用押ボタンスイッチ、２４−１・・・アップ
ボタン、２４−２・・・ダウンがタン、２５・・・発光
素子、２６・・・受光素子、３０・・・ディジタル式腕
時計のロジック回路１，１１・・・水晶振動子、３３・
・・表示器、３４・・・同調制御信号発生回路、３５・
・・赤外線変調回路、３８・・・増幅器、３９・・・シ
フトレジスタ、４θ・・・データーチェック回路、４１
・・・デコーダー、４２・・・ＯＲ回路、５０・・・デ
ーター切替器、５１・・・エンコーダー、５２・・・表
示モード切替スイッチ、５３・・・シフトレジスタ、５
４・・・チェック回路、５５・・・一致回路、５６・・
・フリッゾ７０ツブ、５７・・・データー切替器。 第１図 第２図 ！−ｉ し１．−０１．．１６０１．１１０１．ｏｌｌｏｌｏ、
−１−一一一一“−一第５１ス 々−ｔ　　　２４−２ 第　　　６　　　凶

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. （１）ヘッドホーン形ラジオ受信機内に遠隔制御信号受
   信装置を含むＰＬＬシンセサイザー制御のだめのアップ
   ダウンカウンタを内蔵せしめ、一方、同調制御信号発生
   回路を内蔵するディジタル式腕時計より前記受信機のア
   ップまだはダウン指令信号を含む遠隔制御信号を送信し
   、前記ラジオ受信機の同調制御を行うことを特徴とした
   腕時計によるラジオ受信機同調方式。
2. （２）腕時計よりの遠隔制御データの伝送を受信周波数
   として腕時計の時刻表示器に時刻と切替えでディジタル
   表示することを特徴とする特許請求の範囲第１項記載の
   腕時計によるラジオ受信機同調方式。