JPH0685706A - 広域同調回路及び方法 - Google Patents

広域同調回路及び方法

Info

Publication number
JPH0685706A
JPH0685706A JP3115030A JP11503091A JPH0685706A JP H0685706 A JPH0685706 A JP H0685706A JP 3115030 A JP3115030 A JP 3115030A JP 11503091 A JP11503091 A JP 11503091A JP H0685706 A JPH0685706 A JP H0685706A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
frequency
band
signal
tuning
vhf
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP3115030A
Other languages
English (en)
Inventor
Chol-Jin Kim
金▲チュ▼鎭
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Samsung Electronics Co Ltd
Original Assignee
Samsung Electronics Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Samsung Electronics Co Ltd filed Critical Samsung Electronics Co Ltd
Publication of JPH0685706A publication Critical patent/JPH0685706A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N5/00Details of television systems
    • H04N5/44Receiver circuitry for the reception of television signals according to analogue transmission standards
    • H04N5/50Tuning indicators; Automatic tuning control
    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03JTUNING RESONANT CIRCUITS; SELECTING RESONANT CIRCUITS
    • H03J5/00Discontinuous tuning; Selecting predetermined frequencies; Selecting frequency bands with or without continuous tuning in one or more of the bands, e.g. push-button tuning, turret tuner
    • H03J5/02Discontinuous tuning; Selecting predetermined frequencies; Selecting frequency bands with or without continuous tuning in one or more of the bands, e.g. push-button tuning, turret tuner with variable tuning element having a number of predetermined settings and adjustable to a desired one of these settings
    • H03J5/0245Discontinuous tuning using an electrical variable impedance element, e.g. a voltage variable reactive diode, in which no corresponding analogue value either exists or is preset, i.e. the tuning information is only available in a digital form
    • H03J5/0272Discontinuous tuning using an electrical variable impedance element, e.g. a voltage variable reactive diode, in which no corresponding analogue value either exists or is preset, i.e. the tuning information is only available in a digital form the digital values being used to preset a counter or a frequency divider in a phase locked loop, e.g. frequency synthesizer
    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03LAUTOMATIC CONTROL, STARTING, SYNCHRONISATION OR STABILISATION OF GENERATORS OF ELECTRONIC OSCILLATIONS OR PULSES
    • H03L7/00Automatic control of frequency or phase; Synchronisation
    • H03L7/06Automatic control of frequency or phase; Synchronisation using a reference signal applied to a frequency- or phase-locked loop
    • H03L7/08Details of the phase-locked loop

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Multimedia (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Computer Hardware Design (AREA)
  • Microelectronics & Electronic Packaging (AREA)
  • Superheterodyne Receivers (AREA)
  • Input Circuits Of Receivers And Coupling Of Receivers And Audio Equipment (AREA)
  • Channel Selection Circuits, Automatic Tuning Circuits (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】1つの局部発振器を使用してUHFバンドとV
HFバンドの信号の両方を受信できる広域同調回路及び
方法を提供することである。 【構成】チユーニングの程度に対応してチユーニング電
圧を発生するチユーニング電圧発生器112と、チユー
ニング電圧の値に対応して高域周波数の同調に使用され
る第1の局部発振信号を生成する局部発振器201と、
第1の局部発振信号を低域周波数の同調に使用される第
2の局部発振信号に分周する分周器202とを備える。
また、所定の選択信号によりUHF帯域とVHF帯域と
を選択する帯域選択過程と、チユーニング電圧により所
定のチヤネルの放送信号を選局する放送選局過程と、前
記第一の局部発振信号と第二の局部発振信号とを受け
て、前記放送選局過程で選局した放送信号と混合するこ
とにより中間周波数信号を生成して出力する中間周波数
生成過程とを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は広域同調回路及び方法、
特に映像装置における映像信号、例えばVHF帯のチヤ
ネルとUHF帯のチヤネルとを同調する広域同調回路及
び方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、映像装置の代表であるTV及び
VTRなどのチユーナの役割は、各放送局で送信するR
F周波数すなわち55.25MHzないし885.25M
Hzの周波数を有する放送信号を、アンテナを通じて受信
した後、所望の1つのチヤネルを選局して、その信号を
中間周波数信号(intermediate frequency signal)すな
わち45.75MHzの信号に変換して出力することであ
る。
【0003】従来は、図1に図示したようなTVチユー
ナ回路を用いて、放送局で送信した電波をアンテナを通
じてチユーニングしている。以下その動作を説明する。
【0004】図1において、TVチユーナ回路に電源が
供給されると、アンテナANTから受信されるUHF及
びVHFのTV信号が、VHF高周波増幅器101及び
UHF高周波増幅器114に入力される。この時、ユー
ザがキーボード102を通じて所望のチヤネルを選択す
ると、マイクロコンピユータ(以下、マイコン)103
はそれを認識して、バンド選択器104に所定のチヤネ
ルデータを出力する。バンド選択器104はチヤネルデ
ータの入力を受けて、そのチヤネルに該当する周波数バ
ンドを選択した後、それに相当する信号、即ちVHFロ
ーバンド選択信号B1,VHFハイバンド選択信号B
2,UHFバンド選択信号B3のいずれかを出力する。
【0005】すなわち、仮にユーザがVHF帯チヤネル
を選択したとすれば、バンド選択器104はVHFロー
バンド選択信号B1またはVHFハイバンド選択信号B
2を出力し、UHFバンドチヤネルを選択したとすれ
ば、バンド選択器104はUHFバンド選択信号B3を
出力するようになる。また、バンド選択器104は、V
HFバンド受信時には、VHFローバンド選択信号B1
またはVHFハイバンド選択信号B2を用いて、VHF
高周波増幅器101及びVHF混合器106とVHF局
部発振器105とを選択し、UHFバンド受信時には、
UHFバンド選択信号B3を用いて、UHF高周波増幅
器114及びUHF混合器116とUHF局部発振器1
15とを選択する。VHF局部発振器105とUHF局
部発振器115とは電圧制御発振器(VCO;Voltage Cont
rolled Oscillator)で構成され、チユーニング電圧発生
器112で供給するチユーニング電圧VTによりその発
振周波数が変更される。
【0006】PLL部117はパルススワロー制御(Pu
lse Swallow Counter)方式を用いており、その動作はU
HF及びVHF局部発振器115,105から発振増幅
器107を経て出力される出力周波数fO がPLL用の
分周器108で分周されることにより始まる。
【0007】分周器108で分周された信号は、プログ
ラマブルカウンタ110と制御カウンタ109とにクロ
ツク信号として入力される。制御カウンタ109では、
マイコン103から第1基準値Aの入力を受けて、その
データをクロツク信号に応じてデクリメントし、値が
“0”になるまでカウントする。そして、制御カウンタ
109は値が“0”になるとローの値を出力する。プロ
グラマブルカウンタ110は、マイコン103から第2
基準値NP の入力を受けて、その値が“0”になるまで
デクリメントする。第1基準値Aと第2基準値NP とは
正の定数値であり、各チヤネル毎に異なる値であつて第
2基準値NP の方が第1基準値Aより大きい値である。
各基準値は、チヤネル選局のためマイコン103に各チ
ヤネルに応じてその値を記憶させておき、該当チヤネル
選局時にその値をプログラマブルカウンタ110と制御
カウンタ109とに書き込む。
【0008】また、プログラマブルカウンタ110の出
力は位相比較器111に入力され、位相比較器111で
はプログラマブルカウンタ110の出力の位相と基準周
波数fr の位相とを比較して、その誤差に対応する値を
電圧で出力する。そして、チユーニング電圧発生器11
2では、位相比較器111の出力を受けて、ローパスフ
イルタリングした後に直流増幅することによりチユーニ
ング電圧VTを発生させる。
【0009】以上のように動作するPLL部117中
で、特にチユーニング電圧VTはVHF高周波増幅器1
01とVHF局部発振器105、及びUHF高周波増幅
器114とUHF局部発振器115とに入力されること
により、それらが所定の周波数帯を同調して所定のチヤ
ネルを選択し得るようにするものである。こうしてチユ
ーニングされる場合に、VHF高周波増幅器101及び
UHF高周波増幅器114の出力である所定のチヤネル
帯域の信号は、それぞれVHF混合器106とUHF混
合器116とを経て中間周波数に変換された後、中間周
波増幅器113で増幅され中間周波数信号出力端IFO
から出力される。
【0010】ところで、前述の一般のTVチユーナは、
アンテナANTから入力される入力信号の周波数帯域が
55.25MHzないし885.25MHzとかなり広いの
で、前述したように入力信号帯域を3種類のバンド、す
なわちVHFローバンド(55.25MHz〜87.25
MHz)とVHFハイバンド(179.25MHz〜21
5.75MHz)、及びUHFバンド(475.25MHz
〜885.25MHz)に分割して同調する。この時、V
HFローバンドとVHFハイバンドとは、同時にVHF
高周波増幅器101,VHF混合器106及びVHF局
部発振器105を通じて、バンド選択器104によりV
HF高周波増幅器101とVHF局部発振器105との
互いに異なるコイルを選択して周波数バンドを選択す
る。一方、UHFバンドは、別途のUHF高周波増幅器
114,UHF混合器116及びUHF局部発振器11
5を通じて、バンド選択器104により所望の特定チヤ
ネルを選局している。
【0011】例えば、VHFチヤネルを選局する場合
は、図1から分かるようにUHF高周波増幅器114,
UHF混合器116及びUHF局部発振器115を動作
させず、VHF高周波増幅器101でVHFチヤネルに
該当する55.25MHzの周波数信号を増幅させてVH
F混合器106に入力させ、VHF局部発振器105で
は101MHzの周波数信号を発振させてVHF混合器1
06に入力する。このVHF混合器106はその差の周
波数信号である45.75MHzの中間周波数信号IFを
出力して、所望のチヤネルを同調している。
【0012】
【発明が解決しようとしている課題】このように既存の
FS同調方式のTVチユーナは、バンドを3つに区分し
てチヤネルを同調させ、この同調のためUHF帯域チユ
ーニング時に用いられるUHF局部発振器115と、V
HF帯域チユーニング時に使用されるVHF局部発振器
105とを別途に置いたので、回路が複雑となり製造コ
ストが上がるという短所がある。
【0013】従つて、本発明の目的は、高域用の局部発
振器のみにより低域を含む広域で同調が可能な広域同調
回路を提供することである。具体的には、UHF局部発
振器の出力を分周してVHF局部発振周波数で使用し得
る広域同調回路を提供することである。
【0014】本発明の他の目的は、1つの局部発振器を
使用してUHFバンドとVHFバンドの信号の両方を受
信できる広域同調回路を提供することである。
【0015】本発明の他の目的は、局部発振部の回路を
簡単に構成した広域同調回路を提供することである。
【0016】本発明のもう1つの目的は、1つの局部発
振器を使用してUHF帯域のチヤネルとVHF帯域のチ
ヤネルの両方を選局できる広域同調方法を提供すること
である。
【0017】
【課題を解決するための手段】前述した目的を達成する
ために、本発明は、所定の選択信号によりUHF帯域と
VHF帯域とを選択する帯域選択過程と、チユーニング
電圧により前記VHF帯域あるいは前記UHF帯域にお
ける所定のチヤネルの放送信号を選局する放送選局過程
と、所定のUHF局部発振周波数を生成して供給すると
共に、該UHF局部発振周波数を所定分周比で分周して
所定のVHF局部発振周波数を供給する局部発振周波数
生成過程と、前記UHF局部発振周波数とVHF局部発
振周波数との入力を受けて、前記放送選局過程で選局し
た放送信号と混合することにより中間周波数信号を生成
して出力する中間周波数生成過程とを備えることを特徴
とする広域同調方法を提供する。
【0018】ここで、前記所定分周比として2種類の分
周比を有し、VHFローバンドの選局時には第1の分周
比で分周し、VHFハイバンド及びUHFバンドを選局
する時には第2の分周比で分周することを特徴とする。
【0019】また、本発明は前述した目的を達成するた
めに、低域周波数に同調して中間周波数信号を生成する
回路と高域周波数に同調して中間周波数信号を生成する
回路とを有し、広域周波数に同調可能な広域同調回路で
あつて、チユーニングの程度に対応してチユーニング電
圧を発生するチユーニング電圧発生器と、前記チユーニ
ング電圧の値に対応して前記高域周波数の同調に使用さ
れる第1の局部発振信号を生成する局部発振器と、前記
第1の局部発振信号を前記低域周波数の同調に使用され
る第2の局部発振信号に分周する分周器とを備えること
を特徴とする広域同調回路を提供する。
【0020】ここで、前記局部発振器の生成する第1の
局部発振信号を増幅する発振増幅器と、前記分周器の出
力を更に分周する分周比が変更可能なPLL用分周器
と、該PLL用分周器よりの出力により選択周波数に対
応する第1の基準値をカウントして、カウントに対応す
る分周比制御信号を前記PLL用分周器に出力する制御
カウンタと、選択周波数に対応する第2の基準値を前記
PLL用分周器よりの出力によりカウントして、カウン
トに対応して位相比較信号を出力するプログラマブルカ
ウンタと、該プログラマブルカウンタの出力を受けて所
定の基準周波数信号との位相を比較して、位相のズレに
対応する信号を前記チユーニング電圧発生器に出力する
位相比較器とを更に備えることを特徴とする。また、前
記発振増幅器,前記分周器,前記PLL用分周器,前記
制御カウンタ,前記プログラマブルカウンタ,前記位相
比較器,前記チユーニング電圧発生器及び局部発振器が
1つのPLL部を構成することを特徴とする。また、前
記局部発振器は電圧制御発振器であることを特徴とす
る。
【0021】本発明の実施例では、1つの局部発振器2
01を用いて低域及び高域周波数に同調して、例えばV
HFバンドとUHFバンドの信号の両方が受信できるよ
うに、従来のUHF局部発振器115のような機能をす
る局部発振器201に発振増幅器107を経て第2分周
器202を接続して構成されている。この第2分周器2
02は局部発振器201からのUHF局部発振信号を発
振増幅器107を経て受けた後、分周することによりV
HF局部発振信号を生成している。
【0022】また、第2分周器202の分周比はバンド
選択器104により決定され、チユーニングチヤネルが
VHFローバンドの場合は高い分周比Mで分周し、VH
Fハイバンドの場合は低い分周比Kで分周する。この第
2分周器202の出力はVHF混合器106及びPLL
用の分周器108に入力される。
【0023】従つて、本実施例による広域同調回路は、
UHFバンド,VHFハイバンド,VHFローバンドに
該当するチヤネルを、バンド選択器104からの各バン
ド選択信号とチユーニング電圧発生器112からのチユ
ーニング電圧に応じて選局する。
【0024】
【実施例】以下、本発明の広域同調回路の一実施例とし
て添付した映像装置の周波数合成同調回路の図面を参照
して、本実施例を詳細に説明する。図2は本実施例の映
像装置の周波数合成同調回路を概略的に図示した回路図
である。
【0025】図2は、図1の構成からVHF局部発振器
105とUHF局部発振器115とを除去し、発振増幅
器107と分周器108の間に接続されて、バンド選択
器104からVHFローバンド選択信号B1が入力され
る時は入力信号を分周比Mで分周して出力し、VHFハ
イバンド選択信号B2またはUHFバンド選択信号B3
が入力される時は入力信号を分周比Kで分周して出力す
る第2の分周器202と、チユーニング電圧発生器11
2から発生されたチユーニング電圧信号VTを受けてU
HF帯の局部発振信号を生成出力する局部発振器201
とを付加して構成される。
【0026】以下、図1及び図2を参照しながら実施例
を詳細に説明する。本実施例は図2に示すようにPLL
部203が図1に図示したような一般のTVと異なる。
従つて、特にPLL部203を中心に説明する。
【0027】PLL部203は、図1のような一般のT
VチユーナのPLL部117でVHF局部発振器105
とUHF局部発振器115とを除去し、これらの代わり
に局部発振器201と第2分周器202を付加する。局
部発振器201は図1のUHF局部発振器115のよう
な機能を果たし、第2分周器202は局部発振器201
の発振周波数を分周してVHFバンド選局時の局部発振
周波数を供給するためのものである。また、PLL部2
03はVHF混合器106またはUHF混合器116に
局部発振周波数を供給するためのもので、安定した信号
を出力する。このPLL部203はマイコン103によ
りその周波数が変更される。マイコン103は、キーボ
ード102から入力されるチヤネル選局信号に応じて、
PLL部203のプログラマブルカウンタ110と制御
カウンタ109とに周波数変換データを出力する。周波
数変換データは通常マイコン103に記憶させておき、
必要に応じて使用する。
【0028】局部発振器201で発振された発振信号
は、発振増幅器107で増幅された後、第2分周器20
2で分周される。この第2分周器202の分周比はバン
ド選択器104により決定され、チユーニングチヤネル
がVHFローバンドである場合は高い分周比Mで分周
し、VHFハイバンドの場合は低い分周比Kで分周す
る。また、第2分周器202の出力はVHF混合器10
6に局部発振周波数として供給されると同時に、PLL
用の分周器108にも入力される。尚、分周器108,
制御カウンタ109等の動作は、図1の一般のTVチユ
ーナ動作と同様であるので重複はさける。
【0029】次に、PLL部203を含む本実施例が、
UHFバンド,VHFハイバンド,VHFローバンドの
それぞれに該当するチヤネルを選局する時の各動作を説
明する。
【0030】まず、UHFバンドのチヤネル選局時の動
作を説明する。アンテナANTを通じてUHFバンド帯
の信号がUHF高周波増幅器114に入力されると、U
HF高周波増幅器114ではバンド選択器104からU
HFバンド選択信号B3が供給されると同時に、PLL
部203のチユーニング電圧発生器112からチユーニ
ング電圧VTの入力を受けて、UHFバンド内の所定チ
ヤネルを選局して増幅した後に出力する。この時、チユ
ーニング電圧発生部112からのチユーニング電圧VT
は、マイコン103がプログラマブルカウンタ110と
制御カウンタ109とに出力したチヤネル選局に対応す
るデータ値A,NP により決る。又、バンド選択器10
4にもマイコン103がUHF選択データB3を供給す
る。
【0031】UHF高周波増幅器114の出力はUHF
混合器116に入力され、UHF混合器116ではUH
Fバンド選択信号B3とPLL部203内の局部発振器
201からの局部発振周波数の入力とを受けて、UHF
高周波増幅器114の出力信号と混合して中間周波数信
号を生成した後に出力するようになる。この時、VHF
高周波増幅器101とVHF混合器106とはバンド選
択器104からの信号により動作しない。
【0032】次いで、VHFハイバンドのチヤネル選択
時の動作を説明する。VHFバンドのチヤネル選局時に
は、UHFバンドチヤネル選局時に使用されたUHF高
周波増幅器114とUHF混合器116とはバンド選択
器104からの信号により動作しない。アンテナANT
を通じて受信されるVHFハイバンド帯域の高周波信号
がVHF高周波増幅器101に入力されると、VHF高
周波増幅器101は、バンド選択器104からマイコン
103により制御されて出力されるVHFハイバンド選
択信号B2と、PLL部203内のチユーニング電圧発
生部112のチユーニング電圧VTとを受けて、VHF
ハイバンド内の所定のチヤネルを選局した後に増幅して
出力する。そして、VHF混合器106では、バンド選
択器104からマイコン103により制御されて出力さ
れるVHFハイバンド選択信号B2に応じて、PLL部
203内の第2分周器202の出力を局部発振信号とし
て受けてVHF高周波増幅器101の出力と混合するこ
とにより中間周波数を生成して出力する。
【0033】この時、PLL部203の局部発振器20
1の発振周波数はUHF帯域(517MHz〜931MH
z)で、直接にはVHF混合器106に入力できないの
で、発振増幅器107を通じて増幅した後、第2分周器
202で所定分周比Kで分周してVHF混合器106に
入力する。ここで、VHF混合器106に入力させ得る
局部発振周波数範囲は、第2分周器202の分周比値K
を“3”とすれば約173MHzから310MHzであり、
一方VHFハイバンドに必要な局部発振周波数は221
MHzから257MHzである。このため、局部発振器20
1の局部発振周波数の調整範囲を663MHzから771
MHzまで変化させれば、VHF混合器106には221
MHzから257MHzの信号が入力されて、VHFハイバ
ンド内の所定チヤネルが選局される。
【0034】最後に、VHFローバンド選局時の動作を
説明する。アンテナANTを通じて受信されるVHFロ
ーバンド帯域の高周波信号がVHF高周波増幅器101
に入力され、バンド選択器104からVHFローバンド
選択信号B1がVHF高周波増幅器101に入力される
と、VHF高周波増幅器101はバンド選択器104か
らVHFローバンド選択信号B1の入力を受けると同時
に、PLL部203内のチユーニング電圧発生部112
からチユーニング電圧VTの入力を受けて、VHFロー
バンド内の所定チヤネルを選択して出力する。
【0035】ここでも、PLL部203の局部発振器2
01の発振周波数範囲は517MHzから931MHzなの
で、局部発振器201のUHF帯域の発振周波数をその
ままVHF混合器106に印加せず、第2分周器202
を用いて所定分周比Mで分周してVHF混合器106に
局部発振周波数で入力させる。この時、分周比Mを
“6”とすれば、VHFローバンド受信時の局部発振周
波数はおよそ87MHzから155MHzである。一方VH
Fローバンドに必要な局部発振周波数は101MHzから
129MHzなので、局部発振周波数の調整範囲を606
MHzから774MHzまで変化させれば、VHFローバン
ド内の所定チヤネルを選局しうる。
【0036】この時、3種類の各バンドでのPLL部2
03の動作等価式は、UHFバンドのチヤネル選局時ま
たはVHFハイバンドチヤネル選択時には、fr=fo/[K・
{U・A+L・(NP-A)}]、即ちfo=fr・K{L・NP+(U-L)・A} であ
り、VHFローバンドチヤネル選局時にはfr=fo/[M・{U・
A+L・(NP-A)}]、即ちfo=fr・M{L・NP+(U-L)・A} になる。こ
こで、fr はPLL部203内の位相比較器に入力され
る基準周波数であり、foは局部発振器201の出力周
波数であり、K及びMは第2分周器202の分周比であ
る。また、U及びLは分周器108の分周比であり、N
P とAはマイコン103からプログラマブルカウンタ1
10及び制御カウンタ109にそれぞれ入力される第2
基準値及び第1基準値である。尚、NP とAは各チヤネ
ル選局に対応して随時変わる値である。
【0037】以上述べたように、本実施例は既存のTV
チユーナにおいてVHF局部発振器105を削除して
も、1つの局部発振器でVHFバンドとUHFバンド帯
の信号の両方を受信でき、局部発振器が1つなので既存
のTVチユーナのように回路が複雑でなく簡単に構成で
き、製造コストの節減も図れる。
【0038】尚、本実施例では、映像装置の代表である
TVのチユーナでのVHFバンドとUHFバンド帯の信
号の両方を受信する場合を例に説明したが、本発明がT
Vチユーナに限定されることなく、VTRや他の広域の
周波数に同調可能な広域同調回路にも適用され同様の効
果を得られることは明らかである。
【0039】
【発明の効果】以上述べたように、本発明は、高域用の
局部発振器のみにより低域を含む広域で同調が可能な広
域同調回路を提供できる。具体的には、UHF局部発振
器の出力を分周してVHF局部発振周波数で使用し得る
広域同調回路を提供できる。また、1つの局部発振器を
使用してUHFバンドとVHFバンドの信号の両方を受
信できる広域同調回路を提供できる。また、、局部発振
部の回路を簡単に構成した広域同調回路を提供できる。
さらに、1つの局部発振器を使用してUHF帯域のチヤ
ネルとVHF帯域のチヤネルの両方を選局できる広域同
調方法を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来のTVチユーナの回路図である。
【図2】本実施例によるTVチユーナの回路図である。
【符号の説明】
101…VHF高周波増幅器、102…キーボード、1
03…マイコン、104…バンド選択器、105…VH
F局部発振器、106…VHF混合器、107…発振増
幅器、108…PLL用の分周器、109…制御カウン
タ、110…プログラマブルカウンタ、111…位相比
較器、112…チユーニング電圧発生器、113…中間
周波増幅器、114…UHF高周波増幅器、115…U
HF局部発振器、116…UHF混合器、117…PL
L部、201…局部発振器、202…第2分周器、20
3…PLL部

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 低域周波数に同調して中間周波数信号を
    生成する回路と高域周波数に同調して中間周波数信号を
    生成する回路とを有し、広域周波数に同調可能な広域同
    調回路であつて、 チユーニングの程度に対応してチユーニング電圧を発生
    するチユーニング電圧発生器と、 前記チユーニング電圧の値に対応して前記高域周波数の
    同調に使用される第1の局部発振信号を生成する局部発
    振器と、 前記第1の局部発振信号を前記低域周波数の同調に使用
    される第2の局部発振信号に分周する分周器とを備える
    ことを特徴とする広域同調回路。
  2. 【請求項2】 前記局部発振器の生成する第1の局部発
    振信号を増幅する発振増幅器と、 前記分周器の出力を更に分周する分周比が変更可能なP
    LL用分周器と、 該PLL用分周器よりの出力により選択周波数に対応す
    る第1の基準値をカウントして、カウントに対応する分
    周比制御信号を前記PLL用分周器に出力する制御カウ
    ンタと、 選択周波数に対応する第2の基準値を前記PLL用分周
    器よりの出力によりカウントして、カウントに対応して
    位相比較信号を出力するプログラマブルカウンタと、 該プログラマブルカウンタの出力を受けて所定の基準周
    波数信号との位相を比較して、位相のズレに対応する信
    号を前記チユーニング電圧発生器に出力する位相比較器
    とを更に備えることを特徴とする請求項1記載の広域同
    調回路。
  3. 【請求項3】 前記発振増幅器,前記分周器,前記PL
    L用分周器,前記制御カウンタ,前記プログラマブルカ
    ウンタ,前記位相比較器,前記チユーニング電圧発生器
    及び局部発振器が1つのPLL部を構成することを特徴
    とする請求項2記載の広域同調回路。
  4. 【請求項4】 前記局部発振器は電圧制御発振器である
    ことを特徴とする請求項1記載の広域同調回路。
  5. 【請求項5】 所定の選択信号によりUHF帯域とVH
    F帯域とを選択する帯域選択過程と、 チユーニング電圧により前記VHF帯域あるいは前記U
    HF帯域における所定のチヤネルの放送信号を選局する
    放送選局過程と、 所定のUHF局部発振周波数を生成して供給すると共
    に、該UHF局部発振周波数を所定分周比で分周して所
    定のVHF局部発振周波数を供給する局部発振周波数生
    成過程と、 前記UHF局部発振周波数とVHF局部発振周波数との
    入力を受けて、前記放送選局過程で選局した放送信号と
    混合することにより中間周波数信号を生成して出力する
    中間周波数生成過程とを備えることを特徴とする広域同
    調方法。
  6. 【請求項6】 前記所定分周比として2種類の分周比を
    有し、VHFローバンドの選局時には第1の分周比で分
    周し、VHFハイバンド及びUHFバンドを選局する時
    には第2の分周比で分周することを特徴とする請求項5
    記載の広域同調方法。
JP3115030A 1990-06-25 1991-05-20 広域同調回路及び方法 Pending JPH0685706A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
KR1019900009401A KR920009010B1 (ko) 1990-06-25 1990-06-25 텔리비젼 튜너의 주파수 합성 동조 회로 및 방식
KR9401/1990 1990-06-25

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0685706A true JPH0685706A (ja) 1994-03-25

Family

ID=19300472

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3115030A Pending JPH0685706A (ja) 1990-06-25 1991-05-20 広域同調回路及び方法

Country Status (2)

Country Link
JP (1) JPH0685706A (ja)
KR (1) KR920009010B1 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1603235A1 (en) * 2000-10-05 2005-12-07 Alps Electric Co., Ltd. TV tuner capable of outputting signals within a wide frequency band by means of a single local oscillator

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5680936A (en) * 1979-12-04 1981-07-02 Sanyo Electric Co Ltd Multiband receiver

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5680936A (en) * 1979-12-04 1981-07-02 Sanyo Electric Co Ltd Multiband receiver

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1603235A1 (en) * 2000-10-05 2005-12-07 Alps Electric Co., Ltd. TV tuner capable of outputting signals within a wide frequency band by means of a single local oscillator

Also Published As

Publication number Publication date
KR920001942A (ko) 1992-01-30
KR920009010B1 (ko) 1992-10-12

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5321852A (en) Circuit and method for converting a radio frequency signal into a baseband signal
US4881272A (en) Multi-band FM receiver for receiving FM broadcasting signals and TV broadcasting sound signals
JPH11501471A (ja) 単一の局部発振器を有する広い周波数範囲のテレビジョン・チューナ
US4061980A (en) Radio receiver with plural converters and frequency control
US4305157A (en) Tuning circuit using a phase-locked loop
JP2000307458A (ja) Pll内蔵チューナic
JPH0251288B2 (ja)
US7551906B2 (en) AM/FM radio receiver and local oscillator circuit used therein
US5995169A (en) SIF signal processing circuit
US6483552B1 (en) Television tuner
JPS58157217A (ja) 同調方式
JPH0685706A (ja) 広域同調回路及び方法
JP3610257B2 (ja) テレビジョン信号受信チューナー
JPH11289268A (ja) ダブルコンバージョンチューナ
KR100299157B1 (ko) 디지털 위성방송 튜너
KR890002594B1 (ko) 위성방송과 tv방송 입체형 수신기의 튜닝회로
JP2848156B2 (ja) 周波数可変形高周波発振回路
KR960002666B1 (ko) 더블콘버젼 튜너의 주파수 선국장치
KR900007377Y1 (ko) 위상 고정루우프 주파수 합성 위성방송 수신기
JPS6322493B2 (ja)
JP2515016Y2 (ja) Pllシンセサイザ方式のラジオ受信機
JPS58136128A (ja) 選局装置
JPS6363136B2 (ja)
JPH05183905A (ja) チューナ用局部発振/周波数混合集積回路
JPH0730375A (ja) Aft回路およびこれを用いた電子同調チューナ

Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 19980818