JPS58136681A - 蓄熱材の製造方法 - Google Patents
蓄熱材の製造方法Info
- Publication number
- JPS58136681A JPS58136681A JP1871382A JP1871382A JPS58136681A JP S58136681 A JPS58136681 A JP S58136681A JP 1871382 A JP1871382 A JP 1871382A JP 1871382 A JP1871382 A JP 1871382A JP S58136681 A JPS58136681 A JP S58136681A
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- JP
- Japan
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- storage material
- heat storage
- energy storage
- thermal energy
- producing
- Prior art date
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- Pending
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は潜熱蓄熱材の製造方法に関するものであり、潜
熱蓄熱材中の不純物を除去し、純度の高い蓄熱材を得る
ことを目的とす為。
熱蓄熱材中の不純物を除去し、純度の高い蓄熱材を得る
ことを目的とす為。
潜熱蓄熱材(塩化カルシウム6水塩やチオ硫酸ナトリウ
ム5水塩など)を製造するためには、原料と希釈液(水
など)を混合して作るが、一般に原料中にはごみや不純
物質が入っているので、できるだけこのような物質は除
去し、蓄熱材の純度を高めることが重要である。以下本
発明の蓄熱材の製造方法を第1図〜第9図によ#)a明
する。
ム5水塩など)を製造するためには、原料と希釈液(水
など)を混合して作るが、一般に原料中にはごみや不純
物質が入っているので、できるだけこのような物質は除
去し、蓄熱材の純度を高めることが重要である。以下本
発明の蓄熱材の製造方法を第1図〜第9図によ#)a明
する。
si図線蓄熱材の原料3と希釈液4(水など)を混合攪
拌する工程である。この工程においては大容器IK原料
3を入れ、容器2中の希釈液4を大容器l中に適量入れ
て、原料3と一緒に混合攪拌する。潜熱蓄熱材を所望の
一点に調整するために、原料3と希釈液4との混合割合
に、あらかじめ計−で求めておく必要がある。また原料
3が均一に希釈液4に溶けるように撹拌棒などを用いて
良く撹拌しなければならない。
拌する工程である。この工程においては大容器IK原料
3を入れ、容器2中の希釈液4を大容器l中に適量入れ
て、原料3と一緒に混合攪拌する。潜熱蓄熱材を所望の
一点に調整するために、原料3と希釈液4との混合割合
に、あらかじめ計−で求めておく必要がある。また原料
3が均一に希釈液4に溶けるように撹拌棒などを用いて
良く撹拌しなければならない。
このようにして攪拌混合した混合液6は、第2図に示す
ように小容器5に移される。小容器5に移す過程におい
て、大容器1中に沈殿しているごみ、不純物等の残滓が
あれば除去する。
ように小容器5に移される。小容器5に移す過程におい
て、大容器1中に沈殿しているごみ、不純物等の残滓が
あれば除去する。
小容器5に混合液6を移した後、しばらくの間装置して
おく。この間に第3図に示すようにごみや不純物等の残
滓6bは、小容器5の下部に沈殿する。上部には上澄液
6aが残る。小容器5中の上澄液61のみ別の小容器に
移替え、残滓6bは除去する。この過程を数回くり返す
と上澄液6aの透明度は向上し、純度の高い蓄熱材が得
られる。
おく。この間に第3図に示すようにごみや不純物等の残
滓6bは、小容器5の下部に沈殿する。上部には上澄液
6aが残る。小容器5中の上澄液61のみ別の小容器に
移替え、残滓6bは除去する。この過程を数回くり返す
と上澄液6aの透明度は向上し、純度の高い蓄熱材が得
られる。
さらに上澄液6aの透明度を向上するためには加熱する
のが良い。この場合には、第4図に示すように加熱槽7
に、上澄液6aの入った小容器5′を入れる。加熱槽7
に付いている加熱源としてのヒータ9の熱は、加熱槽7
に入っている熱媒体8(水、神など)に伝わり、熱媒体
8より小容器5′内の上澄液6aに伝わる。またさらに
上澄−6aの勇明度を向上するためには、上澄液6aの
入っている小容器5′を冷蔵庫等に入れて凝固させた後
、加熱槽7に入れて融解させると透明度は一段と向上す
る。
のが良い。この場合には、第4図に示すように加熱槽7
に、上澄液6aの入った小容器5′を入れる。加熱槽7
に付いている加熱源としてのヒータ9の熱は、加熱槽7
に入っている熱媒体8(水、神など)に伝わり、熱媒体
8より小容器5′内の上澄液6aに伝わる。またさらに
上澄−6aの勇明度を向上するためには、上澄液6aの
入っている小容器5′を冷蔵庫等に入れて凝固させた後
、加熱槽7に入れて融解させると透明度は一段と向上す
る。
本発明において、第1図に示す大容器1がら第2図に示
す小容器5に移替える理由は、(1)加熱槽や冷蔵庫に
木れる際、分割できるため持ち運び謳いこと、(2)分
割して加熱、冷却処理ができること、(3)伝熱面積が
広くなるため、加熱時間、冷却時間が短縮されることな
どによる。
す小容器5に移替える理由は、(1)加熱槽や冷蔵庫に
木れる際、分割できるため持ち運び謳いこと、(2)分
割して加熱、冷却処理ができること、(3)伝熱面積が
広くなるため、加熱時間、冷却時間が短縮されることな
どによる。
このようにしてできた上澄液6aは蓄熱材として用いら
れるが、過冷却を防止するための発核剤や、二相分離を
抑制するためのゲル化剤等の添加物を少量加えることが
ある。その後蓄熱材60は第5図に示す円筒状の蓄熱カ
プセル1oや、第6図に示す球状の蔓熱カプセル10’
に入れて用いられる。
れるが、過冷却を防止するための発核剤や、二相分離を
抑制するためのゲル化剤等の添加物を少量加えることが
ある。その後蓄熱材60は第5図に示す円筒状の蓄熱カ
プセル1oや、第6図に示す球状の蔓熱カプセル10’
に入れて用いられる。
第7図および第8図は透明度を向′上する念めに蓄熱材
として例えば塩化カルシウム6水塩(CaCl、・6H
,0)を加熱した場合の実験結果を示している。
として例えば塩化カルシウム6水塩(CaCl、・6H
,0)を加熱した場合の実験結果を示している。
第7図は加熱時間t(hr)が1時間後の加5熱温度T
(11’)と透明度との関係を示す、もやでt横軸に
加熱温度T(tZ’)をとり、縦軸r透明度を5段階(
0・・・全く見えない、1・・・見え、ない1,2・・
・やや見える。3・・・見える。4・・・明白に見える
)にわけ、てとっている。
(11’)と透明度との関係を示す、もやでt横軸に
加熱温度T(tZ’)をとり、縦軸r透明度を5段階(
0・・・全く見えない、1・・・見え、ない1,2・・
・やや見える。3・・・見える。4・・・明白に見える
)にわけ、てとっている。
また、第8図は々口熱温度T(tZ:)が70Cにおけ
る加熱時間t (hr)と透明度との関係を示すもので
、横軸に加熱時間t(hr)縦軸に第7図と同様に透明
度を5段階(,0,1,2,3,4)にわけてとってい
る。実−において、蓄熱材の容器は透明ポリカーボネイ
ト製の1を入り容器を使用し、透明度は容器を通して反
対gIJ、L:D物体が見える程度で判定し念。
る加熱時間t (hr)と透明度との関係を示すもので
、横軸に加熱時間t(hr)縦軸に第7図と同様に透明
度を5段階(,0,1,2,3,4)にわけてとってい
る。実−において、蓄熱材の容器は透明ポリカーボネイ
ト製の1を入り容器を使用し、透明度は容器を通して反
対gIJ、L:D物体が見える程度で判定し念。
第7図かられかるように、透明度は加熱温度Ttc>が
60C以上になると極めてよくなる。、また80C以上
になると成分が無比するので80′c以下がよい。
60C以上になると極めてよくなる。、また80C以上
になると成分が無比するので80′c以下がよい。
また、第8図かられかるように、透明度は加熱時間t(
hr)が1時間以下下は全く±〈卒らず、1時間以上加
熱すると極めてよくなる。
hr)が1時間以下下は全く±〈卒らず、1時間以上加
熱すると極めてよくなる。
2!じ実験をチオ硫酸ナトリウム5水塩(Nシ鴇75H
tO)について行った結果、塩化カル、シウム6水樽と
同様成分変化温度(100tZ:)よp約哉 20tZ’低い温度(80C)以上に加熱するのがよ<
、!7、加勢時間は1時間以上がよいことがわ〃iつた
。 、 −第9図は以上説
明した蓄熱材の製造方法のフロニチャートを示すもので
ある。 、 4昇上説明したように、一本発明
によれば蓄熱材中のごみや不純惣が除去されて高吟透明
度を有する蓄熱材を得ることができる。
tO)について行った結果、塩化カル、シウム6水樽と
同様成分変化温度(100tZ:)よp約哉 20tZ’低い温度(80C)以上に加熱するのがよ<
、!7、加勢時間は1時間以上がよいことがわ〃iつた
。 、 −第9図は以上説
明した蓄熱材の製造方法のフロニチャートを示すもので
ある。 、 4昇上説明したように、一本発明
によれば蓄熱材中のごみや不純惣が除去されて高吟透明
度を有する蓄熱材を得ることができる。
4011、図面の簡単な説明、
第1図〜第4図は本発明の蓄熱材の装填方法の一例を説
明する図、第5図および第61図は蓄熱材を入乃る蓄熱
カプセルの例を示す−、第7図および第8図は本発明に
おけ今蓄熱材9実験結饗を示す図、第9図は本発明の蓄
熱材の製造方法のフローチャート図である。
明する図、第5図および第61図は蓄熱材を入乃る蓄熱
カプセルの例を示す−、第7図および第8図は本発明に
おけ今蓄熱材9実験結饗を示す図、第9図は本発明の蓄
熱材の製造方法のフローチャート図である。
1・・・大容器、3・・・原料、4・・・希釈液、5・
・・小容器、6・・・混合液、6a・・・上澄液、6b
・・・残滓、6C・・・蓄熱材、7・・・加熱槽、8・
・・熱媒体、9・・・ヒータ、10・・・蓄熱カプセル
。
・・小容器、6・・・混合液、6a・・・上澄液、6b
・・・残滓、6C・・・蓄熱材、7・・・加熱槽、8・
・・熱媒体、9・・・ヒータ、10・・・蓄熱カプセル
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Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 L 蓄熱材原材に希釈液を混合攪拌して混合液を作抄、
この混合液を一定時間放置して不純物を沈殿させ、次に
この不純物を除去し、上澄液を採って蓄熱材とじ九こと
1*徴とする蓄熱材の製造方法。 2 混合液は所定時間、所定温度で加熱することを特徴
とする特許請求の範囲第1項記載の蓄熱材の製造方法。 龜 混合液の加熱塩IIは60Cから80eの範I!に
設定することを特徴とする特許請求の範囲第2項記載の
蓄熱材の製造方法。 4 混合液の加熱時間線1時間以上であることtII#
黴とする特許請求の範囲第2項記載の蓄熱材の製造方法
。 翫 混合液は所定時間冷却して凝固させ、その後加熱し
て融解する仁とを特徴とする特許請求のIll!8第1
項記載の蓄熱材の製造方法。 亀 上澄液に発核剤またはゲル化剤のうち少くともいず
れか一方を添加することを特徴とする特許請求の範囲第
1項〜第5項のいずれかに記載の蓄熱材の製造方法。
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1871382A JPS58136681A (ja) | 1982-02-10 | 1982-02-10 | 蓄熱材の製造方法 |
US06/447,678 US4585573A (en) | 1981-12-09 | 1982-12-07 | Heat storage material and process for producing the same |
DE3245473A DE3245473C2 (de) | 1981-12-09 | 1982-12-08 | Latentwärmespeichermaterial und Verfahren zu seiner Herstellung |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1871382A JPS58136681A (ja) | 1982-02-10 | 1982-02-10 | 蓄熱材の製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS58136681A true JPS58136681A (ja) | 1983-08-13 |
Family
ID=11979290
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1871382A Pending JPS58136681A (ja) | 1981-12-09 | 1982-02-10 | 蓄熱材の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS58136681A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2014169381A (ja) * | 2013-03-04 | 2014-09-18 | Osaka Gas Co Ltd | 蓄熱材 |
JP2014172973A (ja) * | 2013-03-07 | 2014-09-22 | Osaka Gas Co Ltd | 蓄熱材 |
-
1982
- 1982-02-10 JP JP1871382A patent/JPS58136681A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2014169381A (ja) * | 2013-03-04 | 2014-09-18 | Osaka Gas Co Ltd | 蓄熱材 |
JP2014172973A (ja) * | 2013-03-07 | 2014-09-22 | Osaka Gas Co Ltd | 蓄熱材 |
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