JPH03275509A - 重曹の製造方法 - Google Patents
重曹の製造方法Info
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- JPH03275509A JPH03275509A JP7182490A JP7182490A JPH03275509A JP H03275509 A JPH03275509 A JP H03275509A JP 7182490 A JP7182490 A JP 7182490A JP 7182490 A JP7182490 A JP 7182490A JP H03275509 A JPH03275509 A JP H03275509A
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Landscapes
- Compounds Of Alkaline-Earth Elements, Aluminum Or Rare-Earth Metals (AREA)
- Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は、重曹の製造方法、特に嵩密度の高い重曹の製
造方法に関するものである。
造方法に関するものである。
(従来の技術)
従来、苛性ソーダまたは炭酸ナトリウムの水溶液と炭酸
ガスとを反応させて、重曹を得る方法は知られている。
ガスとを反応させて、重曹を得る方法は知られている。
例えば、苛性ソーダを予め炭酸ガスと反応させて生成し
た炭酸ナトリウム溶液と炭酸ガスとを連続的に供給し、
向流に接触させて反応させ、これを間接冷却して重曹を
析出させる方法、あるいは重曹結晶が懸濁した完全混合
状態の槽内に炭酸ナトリウム溶液と炭酸ガスを連続供給
して反応させ重曹を析出させる方法がよく知られている
。
た炭酸ナトリウム溶液と炭酸ガスとを連続的に供給し、
向流に接触させて反応させ、これを間接冷却して重曹を
析出させる方法、あるいは重曹結晶が懸濁した完全混合
状態の槽内に炭酸ナトリウム溶液と炭酸ガスを連続供給
して反応させ重曹を析出させる方法がよく知られている
。
(発明が解決しようとする課題)
上記の方法で得られる重曹の結晶は、領事な板状晶が多
(、篩分けによる粒度調整を行なっても嵩密度は0.7
〜0.8g/cc程度にまでしか上がらない、製造条件
を制御して嵩密度の高い重曹結晶を得ようとする場合、
この方法では、反応と晶析とが同時に進行するため系が
複雑で、結晶形状だけを独自に制御困難で、目的の結晶
が得られない、系中に、媒晶効果のある化合物を添加す
れば、嵩密度の高い重曹結晶が得られるが、この場合、
添加した化合物が重曹結晶中に不純物として残留すると
いう問題点がある。
(、篩分けによる粒度調整を行なっても嵩密度は0.7
〜0.8g/cc程度にまでしか上がらない、製造条件
を制御して嵩密度の高い重曹結晶を得ようとする場合、
この方法では、反応と晶析とが同時に進行するため系が
複雑で、結晶形状だけを独自に制御困難で、目的の結晶
が得られない、系中に、媒晶効果のある化合物を添加す
れば、嵩密度の高い重曹結晶が得られるが、この場合、
添加した化合物が重曹結晶中に不純物として残留すると
いう問題点がある。
本発明の目的は、媒晶剤のように不純物となりつる化合
物を使用せずに、苛性ソーダまたは炭酸ナトリウムの水
溶液と炭酸ガスから嵩密度の高い重曹結晶を得ることに
ある。
物を使用せずに、苛性ソーダまたは炭酸ナトリウムの水
溶液と炭酸ガスから嵩密度の高い重曹結晶を得ることに
ある。
(課題を解決するための手段)
本発明は、苛性ソーダおよび/または炭酸ナトリウムを
含む水溶液と二酸化炭素を反応させてCL”−イオン濃
度が1.7重量%以下で、かつ重曹結晶を含まない重曹
溶液を得る工程(以下、反応工程という、)と、該重曹
溶液を冷却して重曹結晶を析出させる工程(以下、析出
工程という、)を含むことを特徴とする重曹の製造方法
を提供するものである。
含む水溶液と二酸化炭素を反応させてCL”−イオン濃
度が1.7重量%以下で、かつ重曹結晶を含まない重曹
溶液を得る工程(以下、反応工程という、)と、該重曹
溶液を冷却して重曹結晶を析出させる工程(以下、析出
工程という、)を含むことを特徴とする重曹の製造方法
を提供するものである。
本発明においては、二酸化炭素と反応させる水溶液は苛
性ソーダまたは炭酸ナトリウムの水溶液およびこれらの
混合物を用いることができる。これらの水溶液は、二酸
化炭素と反応して重曹を生成する。この際、重曹はすべ
て溶液状態で存在し、重曹結晶として析出しないように
制御しなければならない、また、反応後の重曹溶液中の
001−イオンの濃度を1.7重量%以下にしなければ
ならない。C03′−イオン濃度が1.7重量%を超え
る場合は、次の重曹析出工程において析出する重曹の結
晶が扁平化し、粉砕や篩分は工程を経ても嵩密度の低い
重曹しか得られないので不適当である。COs”−イオ
ン濃度は1.5 wt%以下であれば、より粒子形状の
良好な重曹が得られるので好ましく、C01−イオン濃
度が0.8 wt%である場合は、さらに好ましい。こ
のようなC03!−イオン濃度の重曹溶液を得るには、
反応工程において苛性ソーダまたは炭酸ナトリウムを二
酸化炭素と十分に反応させることか必要である。連続的
に反応させる場合は、炭酸ガス分圧を高(し、分散状態
を良(して液を十分接触させ、液への炭酸ガス吸収を促
進することが好ましい。
性ソーダまたは炭酸ナトリウムの水溶液およびこれらの
混合物を用いることができる。これらの水溶液は、二酸
化炭素と反応して重曹を生成する。この際、重曹はすべ
て溶液状態で存在し、重曹結晶として析出しないように
制御しなければならない、また、反応後の重曹溶液中の
001−イオンの濃度を1.7重量%以下にしなければ
ならない。C03′−イオン濃度が1.7重量%を超え
る場合は、次の重曹析出工程において析出する重曹の結
晶が扁平化し、粉砕や篩分は工程を経ても嵩密度の低い
重曹しか得られないので不適当である。COs”−イオ
ン濃度は1.5 wt%以下であれば、より粒子形状の
良好な重曹が得られるので好ましく、C01−イオン濃
度が0.8 wt%である場合は、さらに好ましい。こ
のようなC03!−イオン濃度の重曹溶液を得るには、
反応工程において苛性ソーダまたは炭酸ナトリウムを二
酸化炭素と十分に反応させることか必要である。連続的
に反応させる場合は、炭酸ガス分圧を高(し、分散状態
を良(して液を十分接触させ、液への炭酸ガス吸収を促
進することが好ましい。
二酸化炭素と反応させる苛性ソーダおよび/または炭酸
ナトリウムを含む水溶液は、含有するナトリウム量がN
a2Oに換算して85g/ρ以下であることが好ましい
、ナトリウム量が85g/βを超える場合は、二酸化炭
素との反応により重曹の結晶が析出しやすくなるおそれ
があるので好ましくない、さらに好ましいナトリウム量
は、Na2Oに換算して60g/β以下である。
ナトリウムを含む水溶液は、含有するナトリウム量がN
a2Oに換算して85g/ρ以下であることが好ましい
、ナトリウム量が85g/βを超える場合は、二酸化炭
素との反応により重曹の結晶が析出しやすくなるおそれ
があるので好ましくない、さらに好ましいナトリウム量
は、Na2Oに換算して60g/β以下である。
反応工程は、40〜60℃で行なうのが好ましい。反応
工程での温度が40℃未満の場合は、反応工程で重曹結
晶が析出しやすくなるおそれがあり好ましくない。反応
工程での温度が60℃を超える場合は、温度の管理が複
雑になるおそれがあり好ましくない。
工程での温度が40℃未満の場合は、反応工程で重曹結
晶が析出しやすくなるおそれがあり好ましくない。反応
工程での温度が60℃を超える場合は、温度の管理が複
雑になるおそれがあり好ましくない。
反応工程で得られた重曹溶液は、次に冷却されて重曹結
晶を析出させる。この析出工程は、重曹溶液を好ましく
は反応工程の温度に対して15〜25℃低い温度に冷却
して行なう。析出工程は、連続で行なうことが可能で上
記の条件を満たした重曹溶液からは、好適な形状の重曹
結晶が得られる。
晶を析出させる。この析出工程は、重曹溶液を好ましく
は反応工程の温度に対して15〜25℃低い温度に冷却
して行なう。析出工程は、連続で行なうことが可能で上
記の条件を満たした重曹溶液からは、好適な形状の重曹
結晶が得られる。
本発明においては、反応工程と析出工程を、別々の容器
中で行ない、かつこれらの工程を連続操作で行なうこと
が効率良く重曹を製造できるので好ましい。
中で行ない、かつこれらの工程を連続操作で行なうこと
が効率良く重曹を製造できるので好ましい。
以下本発明の製造方法の好ましい実施態様を図1をもと
に説明する0図1は、本発明の製造方法を実施するのに
好適な装置の1例を示す説明図である。
に説明する0図1は、本発明の製造方法を実施するのに
好適な装置の1例を示す説明図である。
反応工程は、恒温槽に浸漬して40〜60℃に保持した
反応槽lに、苛性ソーダおよび/または炭酸ナトリウム
の水溶液をノズル2によって、炭酸ガスをノズル3によ
って連続的に供給し、撹拌器4で撹拌しながら反応させ
て行なう6反応槽lからは、反応で生成した重曹を含む
水溶液が連続的にオーバフロー等によって抜き出されて
次の析出工程に移される。析出工程は、恒温槽に浸漬す
ることにより、反応槽の温度に対して15〜25℃程度
低い温度に保持した析出槽5に導入され、撹拌機6で撹
拌しながら冷却され重曹の結晶を析出する。析出槽5か
らは、重曹結晶を含むスラリーが連続的にオーバーフロ
ー等によって抜き出される。このようにして得られた重
曹スラリーから、重曹結晶を分離回収し、乾燥して製品
とする。
反応槽lに、苛性ソーダおよび/または炭酸ナトリウム
の水溶液をノズル2によって、炭酸ガスをノズル3によ
って連続的に供給し、撹拌器4で撹拌しながら反応させ
て行なう6反応槽lからは、反応で生成した重曹を含む
水溶液が連続的にオーバフロー等によって抜き出されて
次の析出工程に移される。析出工程は、恒温槽に浸漬す
ることにより、反応槽の温度に対して15〜25℃程度
低い温度に保持した析出槽5に導入され、撹拌機6で撹
拌しながら冷却され重曹の結晶を析出する。析出槽5か
らは、重曹結晶を含むスラリーが連続的にオーバーフロ
ー等によって抜き出される。このようにして得られた重
曹スラリーから、重曹結晶を分離回収し、乾燥して製品
とする。
反応槽1の温度制御については、導入する水溶液を予め
熱交換器で加熱して供給する方法や、反応槽l内のプロ
セス液の一部を抜き出して間接加熱して循環する方法で
行なってもよい。析出槽5の温度制御については、プロ
セス液の一部を抜き出して間接冷却して循環する方法や
、析出槽5中に空気等の不活性ガスを吹込んで冷却する
方法で行なってもよい。
熱交換器で加熱して供給する方法や、反応槽l内のプロ
セス液の一部を抜き出して間接加熱して循環する方法で
行なってもよい。析出槽5の温度制御については、プロ
セス液の一部を抜き出して間接冷却して循環する方法や
、析出槽5中に空気等の不活性ガスを吹込んで冷却する
方法で行なってもよい。
本発明の製造方法により得られる重曹は、粒子が偏平で
なく嵩密度の高いものである。スラリーから分離して乾
燥しただけでは、双晶や二次凝集粒子あるいは粗大な粒
子を含むことがあるので、このような場合は粉砕して篩
分は操作を行うことが好ましい。このような操作を行な
うことにより、嵩密度1 g/cc以上の重曹が得られ
る。
なく嵩密度の高いものである。スラリーから分離して乾
燥しただけでは、双晶や二次凝集粒子あるいは粗大な粒
子を含むことがあるので、このような場合は粉砕して篩
分は操作を行うことが好ましい。このような操作を行な
うことにより、嵩密度1 g/cc以上の重曹が得られ
る。
(実施例)
実施例1
図1に示したのと同様な装置を用いて重曹を製造した0
反応槽は容量12で、恒温槽中に浸漬して50℃に保持
した。この反応槽に、NaJに換算した濃度が57.4
g/βの炭酸ナトリウム水溶液を190g/hで、炭酸
ガスを13ONβ/hで連続供給して反応させて重曹溶
液を得た0反応槽からは重曹溶液をオーバーフローによ
って連続的に抜き出した。このとき、この重曹溶液中の
co、トイオン濃度は0.8重量%で、この溶液中には
重曹の結晶は存在していなかった。
反応槽は容量12で、恒温槽中に浸漬して50℃に保持
した。この反応槽に、NaJに換算した濃度が57.4
g/βの炭酸ナトリウム水溶液を190g/hで、炭酸
ガスを13ONβ/hで連続供給して反応させて重曹溶
液を得た0反応槽からは重曹溶液をオーバーフローによ
って連続的に抜き出した。このとき、この重曹溶液中の
co、トイオン濃度は0.8重量%で、この溶液中には
重曹の結晶は存在していなかった。
抜き出された重曹溶液は、次に、恒温槽中に浸漬して3
0℃に保持された析出槽に供給され。
0℃に保持された析出槽に供給され。
重曹結晶の析出を行なった。析出槽からは、重曹の結晶
を含むスラリーをオーバーフローにより連続的に抜き出
した。スラリーからは、重曹結晶を分離し、乾燥した後
、乳ばちにより粉砕し、篩分けして75〜150μ−の
粒径の結晶を選別した。選別した重曹結晶の嵩密度を測
定したところ1.0g/ccであった。また、重曹結晶
の総析出量は6.8g/hであった。
を含むスラリーをオーバーフローにより連続的に抜き出
した。スラリーからは、重曹結晶を分離し、乾燥した後
、乳ばちにより粉砕し、篩分けして75〜150μ−の
粒径の結晶を選別した。選別した重曹結晶の嵩密度を測
定したところ1.0g/ccであった。また、重曹結晶
の総析出量は6.8g/hであった。
実施例2〜5
実施例1と同じ装置を用い、種々の条件を表1に示した
ように変更した以外は実施例1と同様にして、重曹を製
造し、さらに同様の粉砕・篩分けをした後の嵩密度を測
定した0重曹結晶の総析出量とともに表1に示す。
ように変更した以外は実施例1と同様にして、重曹を製
造し、さらに同様の粉砕・篩分けをした後の嵩密度を測
定した0重曹結晶の総析出量とともに表1に示す。
比較例1
恒温槽中に浸漬し45℃に保持した容量lρの反応容器
に、NaxOに換算した濃度が89.8g/ρの濃度の
炭駿ナトリウム溶液150gへおよび炭酸ガス90 N
β/hを連続供給して反応させ重曹結晶を析出させた0
重曹は母液とともに連続的に抜き出して分離した。この
とき、母液中のC01トイオン濃度は3.5重量%であ
った。分離した重曹を実施例と同様にして粉砕・篩分け
して得た75〜150μmの粒度の結晶の嵩密度はO−
8g/ccであった0重曹結晶の総析出量は4.4g/
hであった。
に、NaxOに換算した濃度が89.8g/ρの濃度の
炭駿ナトリウム溶液150gへおよび炭酸ガス90 N
β/hを連続供給して反応させ重曹結晶を析出させた0
重曹は母液とともに連続的に抜き出して分離した。この
とき、母液中のC01トイオン濃度は3.5重量%であ
った。分離した重曹を実施例と同様にして粉砕・篩分け
して得た75〜150μmの粒度の結晶の嵩密度はO−
8g/ccであった0重曹結晶の総析出量は4.4g/
hであった。
比較例2
恒温槽中に浸漬し45℃に保持した容量1ρの反応容器
に、NaxOに換算した濃度が74.1g/βの苛性ソ
ーダ水溶液150g/hおよび炭酸ガス9ONj2/h
を連続的に供給して反応させ重曹結晶を析出させた6重
曹は母液とともに連続的に抜き出して分離した。このと
き母液中のco、”イオン濃度は2.0重量%であった
0分離した重曹を実施例と同様にして粉砕・篩分けして
得た75〜150μ■の粒度の結晶の嵩密度は0.9g
/ccであった0重曹結晶の総析出量は4.0g/hで
あった。
に、NaxOに換算した濃度が74.1g/βの苛性ソ
ーダ水溶液150g/hおよび炭酸ガス9ONj2/h
を連続的に供給して反応させ重曹結晶を析出させた6重
曹は母液とともに連続的に抜き出して分離した。このと
き母液中のco、”イオン濃度は2.0重量%であった
0分離した重曹を実施例と同様にして粉砕・篩分けして
得た75〜150μ■の粒度の結晶の嵩密度は0.9g
/ccであった0重曹結晶の総析出量は4.0g/hで
あった。
表
1
図1は、本発明の製造方法を実施するのに好適な装置の
1例を示す説明図である。 (発明の効果) 本発明の製造方法は、反応工程と析出工程とからなって
いるため、それぞれの条件を独自に制御することができ
、嵩密度の高い重曹結晶が得られる。
1例を示す説明図である。 (発明の効果) 本発明の製造方法は、反応工程と析出工程とからなって
いるため、それぞれの条件を独自に制御することができ
、嵩密度の高い重曹結晶が得られる。
Claims (3)
- (1)苛性ソーダおよび/または炭酸ナトリウムを含む
水溶液と二酸化炭素を反応させて CO_2^2^−イオン濃度が1.7重量%以下で、か
つ重曹結晶を含まない重曹溶液を得る工程と、該重曹溶
液を冷却して重曹結晶を析出させる工程を含むことを特
徴とする重曹の製造方 法。 - (2)苛性ソーダおよび/または炭酸ナトリウムを含む
水溶液中のナトリウム量がNa_2Oに換算して85g
/l以下である請求項1の重曹の製造方法。 - (3)重曹溶液を得る工程と、重曹結晶を析出させる工
程とをそれぞれ別の容器中で行ない、かつこれらの工程
を連続操作で行なう請求項1または2の重曹の製造方法
。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2071824A JP3070750B2 (ja) | 1990-03-23 | 1990-03-23 | 重曹の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2071824A JP3070750B2 (ja) | 1990-03-23 | 1990-03-23 | 重曹の製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03275509A true JPH03275509A (ja) | 1991-12-06 |
JP3070750B2 JP3070750B2 (ja) | 2000-07-31 |
Family
ID=13471690
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2071824A Expired - Lifetime JP3070750B2 (ja) | 1990-03-23 | 1990-03-23 | 重曹の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3070750B2 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN108439434A (zh) * | 2018-03-07 | 2018-08-24 | 武汉德泽环保科技有限公司 | 一种生产小苏打的方法和装置 |
CN115650259A (zh) * | 2022-10-28 | 2023-01-31 | 天津大学 | 大颗粒碳酸氢钠的制备方法及装置 |
WO2024047761A1 (ja) * | 2022-08-30 | 2024-03-07 | 株式会社ジェイテクト | Co2回収システム |
-
1990
- 1990-03-23 JP JP2071824A patent/JP3070750B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (4)
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