JP3214690B2 - 新規な過炭酸ナトリウムおよび該化合物の製造方法 - Google Patents

新規な過炭酸ナトリウムおよび該化合物の製造方法

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JP3214690B2 JP06627597A JP6627597A JP3214690B2 JP 3214690 B2 JP3214690 B2 JP 3214690B2 JP 06627597 A JP06627597 A JP 06627597A JP 6627597 A JP6627597 A JP 6627597A JP 3214690 B2 JP3214690 B2 JP 3214690B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、式Na2 CO3
1.5H2 2 を有する新規な過炭酸ナトリウムならび
にその製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】今までに知られている過炭酸ナトリウム
は、 −密度0.9〜1g/cm3 を有する六方晶系柱の形態
の単結晶(FR2318112) −正菱面体晶系の形の単結晶(FR2355774) −見かけ密度約0.4g/cm3 および平均粒径約48
0μmの中空顆粒(FR2486056)、または −平均粒径約450μmの密集粒状物の形態(BE85
9155) のいずれかである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、耐磨
耗性および溶解性に優れた過炭酸ナトリウムを提供する
ことにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、微小結晶
凝集体から成る非常に高品質の過炭酸ナトリウムを見い
だした。この微小結晶の粒径は、約1〜約100μm、
好ましくは約5〜約20μmである。
【0005】
【発明の実施の形態】本発明の過炭酸ナトリウムの微小
結晶凝集体から成る過炭酸ナトリウムは、耐磨耗性に非
常に優れることを特徴とし、好ましくはISO規格59
37(流動床での脆砕性の試験方法)による微粉の重量
損失が1%未満である。
【0006】本発明による凝集体の形態の過炭酸ナトリ
ウムは、約0.6g/cm3 より高い見かけ密度、好ま
しくは約0.75g/cm3 〜約1.1g/cm3 の範
囲の見かけ密度を有する。
【0007】本発明の過炭酸ナトリウム凝集体は、急速
に溶解するという利点を有する。水1リットル中に導入
された過炭酸ナトリウム凝集体2gが90%溶解するの
に要する時間は、15℃で90秒以下、好ましくは40
〜70秒である。
【0008】本発明の過炭酸ナトリウムは凝集体から成
り、その凝集体の平均粒径はそれを製造時に選択される
条件によって変動する。
【0009】以下に記載するその条件に従えば、約16
0μm〜約1400μmという広い範囲で、特に狭い粒
径分布を持つ凝集体を得ることができる。例えば、平均
粒径が約765μmの凝集体の場合、通常85%以上が
約480μm〜約1400μmの粒径を有する。
【0010】好ましくは、これら凝集体の平均粒径は、
600μmより高く、好ましくは700μmより高い。
【0011】凝集体の製造に好適な方法から得られた凝
集体とともに存在する粒径が160μmより小さい微粉
の重量含有率は2%未満であり、通常は1%よりかなり
低い。
【0012】この過炭酸ナトリウム凝集体の活性酸素含
有率は通常14%より高く、その含有率は、過炭酸ナト
リウム凝集体に対する有効酸素質量のパーセントと定義
される。
【0013】本発明の第2の主題は、微小結晶から成
り、前述の特徴のうちの少なくとも一つを有する凝集体
の形態の過炭酸ナトリウムの連続製造方法である。過酸
化水素水溶液と炭酸ナトリウムの溶液もしくは懸濁液と
を反応させることによって過炭酸ナトリウムを製造する
ことが知られている。塩化ナトリウムなどの不活性塩を
添加して、過炭酸ナトリウムの溶解度を低下させること
も知られている。
【0014】さらに、過炭酸ナトリウムのバッチ式製造
方法も公知である(BE859155、FR23684
38)。
【0015】減圧下(FR2318112)あるいは直
列の2個のリアクタ(EP496430)を用いて、そ
れぞれ単結晶および粒径75μm未満の過炭酸ナトリウ
ム結晶を得る、過炭酸ナトリウムの連続製造方法も公知
である。
【0016】本出願人は、過炭酸ナトリウムの過飽和水
溶液からの前記過炭酸塩の微小結晶の形成および凝集に
基づく過炭酸ナトリウムの連続製造方法を見いだした。
【0017】この方法は、リアクタ中で、炭酸ナトリウ
ムの懸濁液もしくは溶液を過酸化水素水溶液と接触させ
ることにより生成する過炭酸ナトリウムの過飽和水溶液
を上昇方向に流して、前記過炭酸塩の微小結晶および/
または凝集体の床を懸濁状態に維持することを特徴とす
る。水溶液の過飽和状態は、所望の粒径に分級された凝
集体が確保されるような速度でその溶液が連続的に上昇
して移動するにつれて低下する。
【0018】そうして製造された過炭酸ナトリウム凝集
体は、床の下方側で懸濁液から抜き取られる。
【0019】その上昇移動終了後、水溶液は過炭酸ナト
リウムで飽和されており、その過炭酸ナトリウム濃度は
通常同一温度の同一媒体での過炭酸ナトリウムの溶解度
に相当する値とその値の約1.6倍の間である。その上
昇移動終了後、水溶液は同一温度の同一媒体での過炭酸
ナトリウムの溶解度に相当する値の約1倍から1.4倍
の範囲の過炭酸ナトリウム濃度を有しているのが普通で
ある。リアクタ中にそのレベルで存在する固体材料の量
は、通常水溶液1リットル当たり150g未満であり、
好ましくは水溶液1リットル当たり約10〜約25gで
ある。
【0020】過炭酸ナトリウムの過飽和水溶液の過飽和
状態を確保するための過炭酸ナトリウムを生成するに
は、過飽和水溶液の上昇移動終了後に母液に溶解してい
る炭酸ナトリウムに対する過酸化水素のモル比が1より
大きく、好ましくは約1.2〜約1.6となるような量
の過酸化水素および炭酸ナトリウムを使用する。
【0021】この過飽和状態を確保する水溶液としての
過炭酸ナトリウムは、過炭酸塩の過飽和水溶液中で、あ
るいはその溶液の外部でその過炭酸塩を生成することに
よって供給することができる。過炭酸ナトリウムの過飽
和水溶液中で過炭酸ナトリウムを生成することが特に好
ましく、それは、過酸化水素水溶液および炭酸ナトリウ
ムの懸濁液もしくは溶液(過炭酸ナトリウムを溶解もし
くは懸濁させて含有させることができる)を連続的に導
入することで行う。好ましくは、炭酸ナトリウムの懸濁
液もしくは溶液を導入する高さに非常に近い高さで、過
炭酸ナトリウムの過飽和水溶液の上昇経路に、過酸化水
素水溶液を導入する。過酸化水素水溶液の導入および炭
酸ナトリウムの懸濁液もしくは溶液の導入をいくつかの
高さで行うこともできる。
【0022】炭酸ナトリウムの懸濁液もしくは溶液は、
凝集体の取り出しの上限に位置する高さと過炭酸ナトリ
ウムの過飽和溶液の上昇経路のほぼ中間点に位置する高
さとの間の領域で導入するのが有利である。
【0023】過酸化水素水溶液および炭酸ナトリウムの
懸濁液もしくは溶液の導入領域における過炭酸ナトリウ
ム水溶液の過飽和状態は、同一媒体中で同一温度での過
炭酸ナトリウムの溶解度の1.2倍を超えるのが普通で
ある。上記値の約1.3〜約6倍が好ましい。
【0024】過炭酸ナトリウムの結晶および/または凝
集体は、結晶化剤の存在下に形成することができる。結
晶化剤は、過炭酸ナトリウムの過飽和水溶液の上昇経路
の1つ以上の高さで導入することができる。その高さ
は、過酸化水素水溶液および炭酸ナトリウムの懸濁液も
しくは溶液の導入領域および/またはその領域より上に
位置するのが好ましい。結晶化剤の中では、ヘキサメタ
リン酸ナトリウムが特に好ましい。結晶化剤の使用量
は、過炭酸ナトリウムの過飽和水溶液中の濃度が0.1
g/Lを超えるように、通常は約0.5g/L〜約2.
7g/Lとなるような量とするのが一般的である。
【0025】アニオン性界面活性剤を用いて、過炭酸ナ
トリウムの結晶化をコントロールすることもできる。ア
ニオン性界面活性剤は、炭酸ナトリウムの懸濁液もしく
は溶液の導入領域の高さで導入するのが好ましい。炭化
水素鎖に結合した1個以上の硫酸基もしくはスルホン酸
基を有するアニオン性界面活性剤が特に好ましい。界面
活性剤の使用量は、母液中でのその濃度が0.1g/L
を超えるよう、通常は約0.7g/L〜1g/Lとなる
ような量とする。界面活性剤の中では、オレイン酸硫酸
イソブチルを選択するのが有利である。
【0026】過炭酸ナトリウムの溶解度を低下させるに
は、ナトリウム塩などの放出剤(release agent )を使
用することもできる。塩化ナトリウムが特に好ましい。
使用する放出剤の量は、母液中のその濃度が20g/L
を超えるよう、好ましくは約70g/L〜約170g/
Lとなるような量とする。
【0027】固−液懸濁液中への過酸化水素の連続導入
は、過酸化水素水溶液の濃度を約35〜約70重量%と
することで確保される。過酸化水素水溶液はさらに、炭
酸ナトリウム、安定剤(特には珪酸ナトリウム、硫酸マ
グネシウム)および塩化ナトリウムなどの放出剤を含有
することもできる。
【0028】固−液懸濁液中への炭酸ナトリウムの連続
導入は、炭酸ナトリウムの濃厚水性懸濁液もしくは溶液
の力価が10%を超えるよう、好ましくは約15〜約2
4%とし、適宜に溶解もしくは懸濁して過炭酸ナトリウ
ムを含有させることで確保される。濃厚炭酸ナトリウム
溶液は、17℃より高い温度で、市販の炭酸ナトリウム
を水あるいは固−液懸濁液の上昇移動終了後にその懸濁
液から抜き取った液の一部もしくは全体に溶かして得る
ことができる。溶解温度は、約30℃〜約70℃である
ことが好ましい。
【0029】鉄(Fe)含有量が10ppm未満の炭酸
ナトリウムが好適であると考えられる。ソルベー(Solv
ay)またはローヌ・プーラン(Rhone-Poulenc )から入
手される無水炭酸ナトリウムを使用することが好まし
い。
【0030】炭酸ナトリウムの濃厚懸濁液もしくは溶液
は、特に珪酸ナトリウムもしくは硫酸マグネシウムなど
の安定剤、塩化ナトリウムなどの放出剤およびヘキサメ
タリン酸ナトリウムなどの結晶化剤を含有していても良
い。
【0031】液体の上昇速度が関係する固−液懸濁液の
攪拌状態は、パドル式攪拌機もしくはプロペラ式攪拌機
または段梯子形の攪拌機によって確保される。この攪拌
は、懸濁液の実際の状態および粒度分級効果が確保さ
れ、過炭酸ナトリウムの微小結晶が、十分長期間にわた
り、接触する位置にあるいはそれらが凝集するだけの近
接した状態に維持されるようにするものでなければなら
ない。
【0032】リアクタの円筒部分における液体の直線上
昇速度は、約2〜約20m/時の範囲に調節することが
できる。約3〜約10m/時の直線上昇速度を用いるの
が有利である。直線上昇速度とは、流体の流速(fluidi
zation flow rate)とリアクタの断面積の比を指すこと
は理解されたい。
【0033】固−液懸濁液の温度は約14〜約20℃と
する。それは、1個以上の熱交換機を平行に用いること
で正確に調節される。17℃付近の固−液懸濁液温度が
特に好ましく、1℃以内の変動に制御することが有利で
ある。
【0034】固−液懸濁液の上昇移動終了後、沈降、濾
過などの標準的方法またはハイドロサイクロンを用いる
ことで、固体を液体から分離することができる。
【0035】固体材料から分離されたもしくは分離され
ていないこの液体の一部もしくは全体、凝集体とともに
抜き取られた液体から製造される凝集体の分離によって
生じた母液の一部もしくは全体ならびに適宜に水が、リ
アクタの底に入る液体流を構成し、リアクタの底で、本
発明による凝集体が形成されるのが普通である。
【0036】本発明の方法によれば、上部に小さい頸部
を任意に取り付けた円柱形リアクタもしくは円筒−円錐
形リアクタを用いることができる。通常は円筒−円錐形
リアクタが用いられ、好ましくは、小頸部が取り付けら
れた円筒−円錐形リアクタとする。
【0037】図1には、本発明の方法の1実施態様を模
式的に示してある。
【0038】図1中、1は円筒−円錐形リアクタを表
し、2はこのリアクタに取り付けられている攪拌機を表
す。3および14は、安定剤を含有する過酸化水素水溶
液のリアクタ1中への導入口を指し、4および13は、
珪酸ナトリウムおよび適宜に過炭酸塩を溶解もしくは懸
濁して含有する炭酸ナトリウム液の導入口を指す。5
は、リアクタ1中へのアニオン性界面活性剤の導入口を
指し、6は結晶化剤の導入口を指す。7は配管を指し、
この配管を介して適宜固体材料を含有している液体が上
昇経路終了後にリアクタを出る。8は容器であり、その
中には導入口9を介して導入された市販の炭酸ナトリウ
ムが配管7から来る液体の一部に溶解されている。10
は、オーバーフロー槽であり、そこでは配管7から来る
液体の残りの部分が保持されてから、配管11を介して
リアクタ底部に導入される。12は、過炭酸ナトリウム
凝集体を含有する液体の排出口を指す。その凝集体は次
に、遠心排液装置を用いて排出されて、凝集体を含む液
体すなわち母液から単離され、次に約40〜約70℃、
好ましくは約50〜約60℃の温度の流動床にて乾燥さ
れる。排液装置排出口で回収される母液をオーバーフロ
ー槽10に再導入することができる。
【0039】
【実施例】実施例1 図1の工程図式の方法に従って実施する。
【0040】円筒−円錐形リアクタ1の全体の高さ(円
筒形部分および円錐形部分)は51cmであり、その円
筒形部分は高さ43cmおよび直径10cmである。リ
アクタには、上部に高さ13cmの小さい頸部(図示し
ていない)が取り付けられており、主として攪拌機2な
らびに過酸化水素水溶液、炭酸ナトリウム溶液、界面活
性剤溶液および結晶化剤溶液を導入する導入装置が設け
られている。
【0041】始めに、予め調製しておいた密度0.75
g/cm3 の過炭酸ナトリウム結晶760gを、以下の
成分を含む(重量%)母液の入ったリアクタ1中に投入
する: −炭酸ナトリウム7.2% −70%過酸化水素水溶液3.48% −塩化ナトリウム7.2% −オレイン酸イソブチル硫酸塩0.13% −ヘキサメタリン酸ナトリウム(Prolabo Rectapur)5
00ppm −珪酸ナトリウム495ppm −硫酸マグネシウム99ppm。
【0042】次に、70rpmで攪拌したリアクタ1中
に以下の物質を連続的に導入する。すなわち、3および
14を介し、全量で約550cm3 /時にて、塩化ナト
リウムを5%および硫酸マグネシウムを70ppmで含
有する過酸化水素水溶液(力価約70%);4および1
3を介し、全量で6.1L/時にて17〜19重量%の
濃厚炭酸ナトリウム溶液;5を介し、12.4g/時に
てオレイン酸イソブチル硫酸塩;6を介し、20cm3
/時にて、24.7重量%のヘキサメタリン酸ナトリウ
ム溶液;を導入する。
【0043】試験中、必要に応じて過酸化水素水溶液の
流量を調節して、過飽和水溶液の上昇移動終了後に母液
中に溶解している炭酸ナトリウムに対する過酸化水素の
モル比が1.4となるようにする。
【0044】初期の炭酸ナトリウム溶液は、20%の炭
酸ナトリウム、7.2%の塩化ナトリウム、800pp
mのヘキサメタリン酸ナトリウムおよび520ppmの
珪酸ナトリウムを含有する。
【0045】リアクタ1中の実際の温度は、16.5℃
〜17.5℃に維持し、容器8中の温度は約65℃とす
る。
【0046】製造された過炭酸ナトリウムの凝集体を、
母液とともにリアクタ1から12を介して経時的に抜き
取る。その凝集体は、遠心機で排液することにより分離
し、次に55℃の流動床にて乾燥する。排液時に回収さ
れた母液は、オーバーフロー槽10に戻される。
【0047】条件の安定期後は、直線上昇速度は、リア
クタ1の円筒部分では5m/時であり、液体の上昇移動
終了後に、その液体は40L/時で抜き取られる。
【0048】この凝集体の見かけ密度は0.94g/c
3 を有する。
【0049】活性酸素含有率は14.6%である。
【0050】15℃の水1リットルにこの凝集体2gの
うちの90%が溶解するのに要する時間は70秒であ
る。
【0051】この凝集体の平均粒径は850μmであ
り、以下の分布を持っている: <160μm=1% 160〜480μm=9% 480〜750μm=27% 750〜1020μm=41% 1020〜1400μm=21% >1400μm=1% ISO規格5937による磨耗試験後の重量損失は1%
未満である。
【0052】図2および3は、それぞれ倍率12倍およ
び50倍の走査型電子顕微鏡によって得られたこの凝集
体の写真である。
【0053】実施例2 実施例1の場合と同様に実施するが、過飽和水溶液の上
昇移動終了後に母液中に溶解している炭酸ナトリウムに
対する過酸化水素のモル比は1.3である。
【0054】排液後に得られる凝集体の見かけ密度は
0.9g/cm3 であり、平均粒径は830μmであ
る。
【0055】15℃の水1リットルにこの凝集体2gの
うちの90%を溶解させるのに要する時間は65秒であ
る。
【0056】ISO規格5937の磨耗試験後の重量損
失は1%未満である。
【0057】実施例3 容器8への固体炭酸ナトリウム供給についての流速を1
000g/時に変更する以外は実施例1と同様に実施す
る。
【0058】乾燥後の凝集体の見かけ密度は0.75g
/cm3 であり、平均粒径は610μmである。
【0059】15℃の水1リットルにこの凝集体2gの
うちの90%を溶解させるのに要する時間は60秒であ
る。
【0060】ISO規格5937の磨耗試験後の重量損
失は2%未満である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の方法の1実施態様の概略説明図であ
る。
【図2】実施例1で得られる凝集体の粒子構造を示す倍
率12倍での走査型電子顕微鏡写真である。
【図3】実施例1で得られる凝集体の粒子構造を示す倍
率50倍での走査型電子顕微鏡写真である。
【符号の説明】
1 円筒−円錐形リアクタ 2 攪拌機 3、14 過酸化水素水溶液導入口 4、13 炭酸ナトリウム溶液もしくは懸濁液の導入口 5 界面活性剤導入口 6 結晶化剤導入口 7 配管 8 容器 9 導入口 10 オーバーフロー槽 11 配管 12 排出口
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭52−20999(JP,A) 特開 平8−175809(JP,A) 英国特許1469352(GB,B) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) C01B 15/10 CA(STN)

Claims (25)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 過炭酸ナトリウムの微小結晶凝集体から
    なる過炭酸ナトリウムであって、 a)微小結晶の粒径は1〜100μmであり、 b)該凝集体の粒径は160〜1400μmであり、そ
    の平均粒径が600μmより大きく、 c)該凝集体の見かけ密度が0.75g/cm〜1.
    1g/cmであり、かつ d)活性酸素含有率が14%より高い ことを特徴とする過炭酸ナトリウム。
  2. 【請求項2】 微小結晶の粒径が5〜20μmであるこ
    とを特徴とする請求項1に記載の過炭酸ナトリウム。
  3. 【請求項3】 凝集体の平均粒径が700μmを上回る
    ことを特徴とする請求項1に記載の過炭酸ナトリウム。
  4. 【請求項4】 凝集体とともに存在する160μm未満
    の粒径の微粉の重量含有率が2%未満であることを特徴
    とする請求項1に記載の過炭酸ナトリウム。
  5. 【請求項5】 凝集体とともに存在する160μm未満
    の粒径の微粉の重量含有率が1%未満であることを特徴
    とする請求項1に記載の過炭酸ナトリウム。
  6. 【請求項6】 15℃の水1リットルに前記凝集体2g
    のうちの90%を溶解させるのに要する時間が90秒未
    満である請求項1に記載の過炭酸ナトリウム。
  7. 【請求項7】 15℃の水1リットルに前記凝集体2g
    のうちの90%を溶解させるのに要する時間が40〜7
    0秒である請求項6に記載の過炭酸ナトリウム。
  8. 【請求項8】 ISO規格5937の磨耗試験による微
    粉損失が1%未満である請求項1〜7のいずれか1項に
    記載の過炭酸ナトリウム。
  9. 【請求項9】 炭酸ナトリウムの懸濁液又は溶液と過酸
    化水素水溶液とを接触させて生成させた過炭酸ナトリウ
    ムの過飽和水溶液の、直線上昇速度2〜20m/時の上
    昇流によって過炭酸ナトリウムの微小結晶および/また
    は凝集体の床が懸濁状態で維持されているリアクタにお
    いて、過炭酸ナトリウムの微小結晶が十分に長時間にわ
    たり、接触する位置あるいは凝集できるほど十分に近接
    した状態に維持されるように攪拌を行い、そして、製造
    された凝集体を前記床の下方側の懸濁液から抜き取り、
    母液から単離することを特徴とする請求項1〜8のいず
    れか一項に記載の過炭酸ナトリウムの製造方法。
  10. 【請求項10】 過飽和水溶液の上昇移動終了後に母液
    に溶解している炭酸ナトリウムに対する過酸化水素のモ
    ル比が1より大きくなるような量の過酸化水素および炭
    酸ナトリウムを用いて過炭酸ナトリウムを生成すること
    により、過炭酸ナトリウムの過飽和水溶液の過飽和状態
    を確保する請求項9に記載の方法。
  11. 【請求項11】 母液に溶解している炭酸ナトリウムに
    対する過酸化水素のモル比が1.2〜1.6である請求
    項10に記載の方法。
  12. 【請求項12】 前記過炭酸塩の過飽和水溶液の過飽和
    状態を確保する過炭酸ナトリウムを、前記過飽和溶液自
    体に過酸化水素水溶液および炭酸ナトリウムの懸濁液も
    しくは溶液を連続的に導入して供給する請求項9〜11
    のいずれか1項に記載の方法。
  13. 【請求項13】 炭酸ナトリウムの懸濁液もしくは溶液
    が溶解もしくは懸濁状態の過炭酸ナトリウムを含有する
    請求項12に記載の方法。
  14. 【請求項14】 炭酸ナトリウムの懸濁液もしくは溶液
    を、過炭酸ナトリウムの過飽和水溶液の上昇経路中の1
    つ以上の高さで導入する請求項12または13に記載の
    方法。
  15. 【請求項15】 炭酸ナトリウムの懸濁液もしくは溶液
    を、生成した凝集体の取り出しの上限の高さと過炭酸ナ
    トリウムの過飽和溶液の上昇経路の中間点に位置する高
    さとの間の領域で導入する請求項14に記載の方法。
  16. 【請求項16】 過炭酸ナトリウムの過飽和水溶液の上
    昇経路中の炭酸ナトリウムの懸濁液もしくは溶液を導入
    する高さに非常に近い一つ以上の高さで、過酸化水素水
    溶液を導入する請求項14または15に記載の方法。
  17. 【請求項17】 過炭酸ナトリウムの過飽和溶液の過飽
    和状態を結晶化剤によって確保する請求項9〜16のい
    ずれか1項に記載の方法。
  18. 【請求項18】 結晶化剤をヘキサメタリン酸ナトリウ
    ムとする請求項17に記載の方法。
  19. 【請求項19】 結晶化剤を、過炭酸ナトリウム過飽和
    溶液の上昇経路中の過酸化水素水溶液の導入領域より上
    に位置する高さで導入する請求項17または18に記載
    の方法。
  20. 【請求項20】 結晶化剤を、過炭酸ナトリウム過飽和
    溶液の上昇経路中の炭酸ナトリウムの懸濁液もしくは溶
    液の導入領域より上に位置する高さで導入する請求項1
    7〜19のいずれか1項に記載の方法。
  21. 【請求項21】 結晶化剤を、過飽和水溶液の上昇経路
    中の過酸化水素水溶液および過炭酸ナトリウムの懸濁液
    もしくは溶液の導入領域に位置する高さで導入する請求
    項20に記載の方法。
  22. 【請求項22】 固−液懸濁液の上昇移動終了後の液体
    の過炭酸ナトリウム濃度が、該媒体中で同一温度での前
    記過炭酸塩の溶解度に相当する値と該値の1.4倍の値
    との間である請求項9〜21のいずれか1項に記載の方
    法。
  23. 【請求項23】 固−液懸濁液の温度が14〜20℃で
    ある請求項9〜22のいずれか1項に記載の方法。
  24. 【請求項24】 温度が16〜18℃である請求項23
    に記載の方法。
  25. 【請求項25】 リアクタが円筒−円錐形状であり、そ
    の上部に小さい頸部が取り付けられている請求項9〜2
    4のいずれか1項に記載の方法。
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