JPH0672002B2 - 過ホウ酸ナトリウム - Google Patents

過ホウ酸ナトリウム

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JPH0672002B2
JPH0672002B2 JP3070577A JP7057791A JPH0672002B2 JP H0672002 B2 JPH0672002 B2 JP H0672002B2 JP 3070577 A JP3070577 A JP 3070577A JP 7057791 A JP7057791 A JP 7057791A JP H0672002 B2 JPH0672002 B2 JP H0672002B2
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perborate tetrahydrate
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tetrahydrate
solid
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ジヤツク・ドウグワ
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エルフ・アトケム・エス・アー
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    • C01B15/055Peroxyhydrates; Peroxyacids or salts thereof
    • C01B15/12Peroxyhydrates; Peroxyacids or salts thereof containing boron
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    • C01B15/12Peroxyhydrates; Peroxyacids or salts thereof containing boron

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】本発明は一般式:NaBO3・4H2O又は
NaBO2・H22・3H2Oで表される特殊形状の新規
過ホウ酸ナトリウム四水和物、この過ホウ酸ナトリウム
四水和物の製造方法、特性が特に有利な一般式NaBO
3・H2Oで表される過ホウ酸ナトリウム一水和物の製造
へのこの過ホウ酸ナトリウム四水和物の適用、及びこの
過ホウ酸ナトリウム一水和物に関する。
【0002】過飽和過ホウ酸ナトリウム水溶液からの過
ホウ酸ナトリウム四水和物の粒子の発生及び凝集に基づ
く方法による過ホウ酸ナトリウム四水和物の製造は知ら
れている。
【0003】このような方法では、品質が申し分ない、
特に良好な機械的強度及び十分に低い微粉含量を示すよ
うな過ホウ酸ナトリウム四水和物は、従来技術による
と、粒子サイズが十分に大きい粒子からのみ凝集物が生
成し得るように、過度に小さい粒子の生成が避けられる
場合にのみ、製造することができる。
【0004】例えばフランス特許第1,187,352
号に記載されているこの原則はやがて問題ではなく、そ
れ以後密集した凝集物ではなく中空の凝集物(例えばフ
ランス特許第1,436,629号に記載の凝集物)を
製造するか、又は補助剤(例えばフランス特許第2,1
21,428号、フランス特許第2,228,718号
及びフランス特許第2,455,564号に記載の如き
アニオン界面活性剤)を加えることが提起された。
【0005】従って現在知られている過ホウ酸ナトリウ
ム四水和物は、粒子サイズが約40〜50μmより大き
く、大抵の場合更に50μmより遥かに大きい凝集した
単位粒子の形態である。
【0006】今回、粒子サイズが非常に小さく、脱水和
により非常に高品質の過ホウ酸ナトリウム一水和物を生
成する凝集化した単位粒子からなる非常に高品質の過ホ
ウ酸ナトリウム四水和物を発見した。
【0007】過ホウ酸ナトリウム四水和物の単位粒子の
別個(バラバラ)で、密集した、実質的に球状の凝集物
からなる本発明の過ホウ酸ナトリウム四水和物は、この
粒子の最大粒子サイズが約30μmを越えないことを特
徴とする。
【0008】本発明の過ホウ酸ナトリウム四水和物は、
凝集物を構成する単位粒子の粒子サイズだけでなく、こ
れらの凝集物の形状が公知の過ホウ酸ナトリウム四水和
物と異なっている。凝集物の外観は、もはや“カリフラ
ワー状”でも、“粉をふいて”不規則性が多少顕著な状
態でも、“まゆ状”でもなく、反対により規則的、平滑
であり、遥かに完璧な球状をなしている。
【0009】図1、図2及び図3により、本発明の過ホ
ウ酸ナトリウム四水和物を、例えば既に引用したフラン
ス特許第2,121,428号及びフランス特許第2,
455,564号に又は図4,図5及び図6に示されて
いるような公知の過ホウ酸ナトリウム四水和物と比較す
ることができる。
【0010】本発明の過ホウ酸ナトリウム四水和物は、
平均粒子サイズ範囲が選択された製造条件と共に変動す
る凝集物からなっている。
【0011】後述する製造条件により、平均粒子サイズ
範囲が約150μm〜約800μmと広く、従って非常
に多様な適用要件に対応し得る凝集物を製造することが
できる。
【0012】粒子サイズの分布幅はやはり特に狭い。例
えば平均粒子サイズが約300μmに等しい凝集物の場
合、一般に実質的に球状の凝集物の少なくとも90%の
粒子サイズは50μm〜400μmであり、凝集物の8
5%〜90%の粒子サイズは200μm〜400μmで
あるが、凝集物の約95%の粒子サイズは150μmよ
り大きい。
【0013】凝集物の製造に適した方法により得られる
ような凝集物と共に存在する粒子サイズが50μm未満
の微粉の重量比は約2%未満であり、大抵の場合更に
0.5%未満である。
【0014】本発明の凝集物形態の過ホウ酸ナトリウム
四水和物は見掛密度が500g/リットルより大きく、
大抵の場合約700g/リットル〜約850g/リット
ルである。
【0015】比較のために公知の過ホウ酸塩にも同様に
適用する後述する試験に従って測定する耐機械摩耗性に
より表される凝集物の堅牢性(robustness)が少なくと
もこれらの公知の過ホウ酸塩の場合と同様に高いことが
判明した。
【0016】溶解速度に関しても同様のことが判明し
た。
【0017】本発明の第2の目的は、最大粒子サイズが
約30μmを越えない単位粒子の凝集物の形態の過ホウ
酸ナトリウム四水和物の製造方法である。
【0018】本方法は以下の処理からなる。
【0019】−過酸化水素及びメタホウ酸ナトリウムか
ら生成される過ホウ酸ナトリウム水溶液を加えることに
より過飽和状態が確保され、また生成される固体−液体
懸濁液の粒子及び凝集物の粒子サイズによる分級が行わ
れるような上昇速度で連続的上昇運動により移動するに
つれて脱過飽和状態となる過飽和過ホウ酸ナトリウム水
溶液から得られる過ホウ酸ナトリウム四水和物の粒子か
ら過ホウ酸ナトリウム四水和物の凝集物を生成する。
【0020】−液体の上昇移動の開始時に、製造された
凝集物を固体−液体懸濁液から取出す。
【0021】−上昇移動の最後に脱過飽和状態の液体を
固体−液体懸濁液から取出す。
【0022】本方法は同時に、−アニオン界面活性剤の
存在下で過飽和過ホウ酸ナトリウム水溶液を過飽和状態
にすること、−過飽和状態にするのに必要な過ホウ酸ナ
トリウムを、モル比が1より高いメタホウ酸ナトリウム
/過酸化水素で生成すること、−上昇移動の最後に固体
−液体懸濁液から取出された脱過飽和液体が、固体−液
体懸濁液から取出された、製造された凝集物より平均粒
子サイズの小さい過ホウ酸ナトリウム四水和物形態の固
形物を少なくとも30g/リットル含んでいること、及
び−過飽和過ホウ酸ナトリウム水溶液中に存在するよう
に固体−液体懸濁液中にこの固形物を再循環させること
を特徴とする。
【0023】前述した本発明方法の定義は、過飽和状態
にするために導入する過ホウ酸ナトリウムが場合によっ
ては水酸化ナトリウムの存在下で、過酸化水素と(メタ
ホウ酸ナトリウムの代わりの)ホウ砂とから形成される
ときにも有効である。
【0024】アニオン界面活性剤は例えば、過ホウ酸ナ
トリウム四水和物の製造方法で既に使用されている物の
中から選択する。
【0025】このような界面活性剤については例えばフ
ランス特許第2,121,428号、フランス特許第
2,228,718号及びフランス特許第2,455,
564号で説明されている。これらの特許のうち最初の
2つは、大抵の場合2〜22個の炭素原子を含んでいる
炭化水素鎖又は1個以上の環に結合した少なくとも1個
の硫酸官能基又はスルホン酸官能基を含んでいるアニオ
ン界面活性剤、これらの基本化合物から得られる生成物
及びこれらの基本化合物又は得られる生成物への添加剤
に関する。最後の特許はカルボン酸(carboxylic poly
mers)に関する。
【0026】使用するアニオン界面活性剤の量は主にそ
の種類による。前述したフランス特許第2,121,4
28号及びフランス特許第2,228,718号に記載
されているものの中から選択されたアニオン界面活性剤
の場合、製造されて、乾燥状態で算出された凝集物10
0gに対する界面活性剤の量は例えば約0.3g〜約
0.6g、大抵の場合は約0.4g〜約0.5gであ
り、また例えば硫酸化オレイン酸又はオレイン酸イソブ
チルの中から選択される添加剤を、界面活性剤の約3分
の1〜20分の1の量だけ加えてもよい。
【0027】過飽和過ホウ酸ナトリウム水溶液中に所望
する量の界面活性剤が存在するならば、アニオン界面活
性剤を加える固体−液体懸濁液の量は本発明の結果にと
って比較的厳密ではない。
【0028】過飽和状態の過ホウ酸塩を生成するために
採用されるメタホウ酸ナトリウム/過酸化水素のモル比
は一般に、約1.05〜約1.20の中から、大抵の場
合は約1.05〜約1.15の中から選択する。
【0029】過飽和過ホウ酸ナトリウム水溶液の過飽和
状態を確保するために導入される過ホウ酸ナトリウム水
溶液は、実際にこの過飽和水溶液中で、又はこの水溶液
外で別個に生成することができる。
【0030】実施が簡単であるために通常好ましい第1
の可能性は、過酸化水素水溶液、例えば過酸化水素が3
5重量%、50重量%又は70重量%の溶液、及び例え
ば300g/リットル〜450g/リットルのメタホウ
酸を含むメタホウ酸ナトリウム水溶液を固体−液体懸濁
液中に絶えず導入することである。例えば、メタホウ酸
ナトリウム水溶液の場合と同様に注入により実施される
固体−液体懸濁液中への過酸化水素の導入は、メタホウ
酸ナトリウムの導入区域から液体の上昇通路上で1段階
又は数段階で行われ得る。
【0031】必要とあれば例えば羽根又はプロペラ付き
撹拌器を使用して、液体の上昇速度に関係する固体−液
体懸濁液の撹拌状態を公知の方法で変える。この撹拌状
態は明らかに、懸濁液の現在の状態と粒子サイズによる
分級作用が確保されるだけでなく、過ホウ酸ナトリウム
四水和物の粒子が、フランス特許第1,187,352
号に記載の如く粒子の凝集に必要な接触状態又は十分接
近した状態で十分長時間維持されるようでなければなら
ない。
【0032】液体の上昇速度は広範囲、例えば約8m/
時〜約30m/時の間で調整することができ、それによ
り本発明の凝集物の平均粒子サイズの範囲も前述した如
く広範囲となる。
【0033】固体−液体懸濁液の温度は、通常本発明と
同一型の方法の場合と同様に選択し、調整する。固体−
液体懸濁液の温度は例えば約20℃〜25℃である。
【0034】上昇移動の最後に脱過飽和液体と共に懸濁
液から取出される固形物の量は通常、脱過飽和液体1リ
ットル当たり約30g〜約150gである。
【0035】固形物を脱過飽和液体からできるだけ有効
に分離し、前述した如く再循環させる。この分離は、例
えば沈降、濾過により、更にはハイドロサイクロンを使
用して実施し得る。実際には固形物を移動させるために
固形物と一緒に維持する必要のない量の液体を固形物か
ら分離するだけで十分である。
【0036】固形物が前述した如く分離された脱過飽和
液体、製造された凝集物と共に取出される液体から凝集
物を分離して得られた母液、及び場合により水は通常、
本発明の凝集物が生成される容器の底部に入る液体流を
構成している。
【0037】この容器は、過飽和過ホウ酸ナトリウム溶
液から得られる粒子を凝集させて過ホウ酸ナトリウム四
水和物を製造するのに適した任意の公知の反応器(例え
ばそれぞれフランス特許第1,187,352号及びフ
ランス特許第2,121,428号に記載の円柱状反応
器又は尖端円筒状反応器)であり得る。
【0038】図7の概略図では、1は尖端円筒状反応器
を示し、2はこの反応器に備わった撹拌器を示し、3は
反応器1への過酸化水素水溶液の供給路を示し、4はメ
タホウ酸ナトリウム水溶液の供給路を示し、5は反応器
1へのアニオン界面活性剤の供給路を示し、6は前述し
た如き固形物を含んでいる脱過飽和液体が上昇移動後に
反応器から流出する管を示し、7は脱過飽和液体から固
形物を分離し得る装置(例えばハイドロサイクロン)を
示し、8は分離効率の範囲内で固形物から遊離して、反
応器1の底部に導入される液体流を示し、9は反応器1
内の過飽和過ホウ酸ナトリウム水溶液中に再循環される
固形物が多量に充填されている流れを示し、10は凝集
物を含んでいる液体又は母液から公知の方法で単離され
る本発明の過ホウ酸ナトリウム四水和物の凝集物を含ん
でいる液体の出口を示している。液体流8が再循環する
ので、液体は反応器1内に存在する固体−液体懸濁液中
に再循環され得る。凝集物の単離、凝集物の脱水及び乾
燥のようなこれらの凝集物のその後の処理、母液の再循
環、水分平衡を満足させるようなパージ、固体−液体懸
濁液の温度を所望温度で維持させ得る熱交換並びに特に
ポンプ作用による固形物の移動のための部品は図7の概
略図には示されていない。これらの部品は従来の方法で
動作する。
【0039】本発明の第3の目的は、本発明の過ホウ酸
ナトリウム四水和物から過ホウ酸ナトリウム一水和物を
製造することである。
【0040】過ホウ酸ナトリウム四水和物と比べて特に
活性酸素含量が約50%ほど多く、また溶解速度の高い
過ホウ酸ナトリウム一水和物自体は洗剤組成物の分野で
ますます好まれている。
【0041】例えばフランス特許第2,013,104
号、フランス特許第2,207,859号及びこの特許
のフランス追加特許第2,285,339号、並びにヨ
ーロッパ特許第0,194,952号に記載の方法に従
って熱気流を介して気体−固体流動床内で過ホウ酸塩四
水和物を脱水和することにより、過ホウ酸四水和物から
結晶水を除去する。例えばヨーロッパ特許第0,15
5,894号に記載の如く減圧を適用して結晶水を除去
することもできる。
【0042】本発明の過ホウ酸ナトリウム四水和物はこ
のような方法の出発材料として特に適している。
【0043】例えば、温度が過ホウ酸ナトリウム四水和
物の融点〜80℃、相対湿度が40%未満、好ましくは
少なくとも10%の流動化区域内に過ホウ酸塩が入ると
きに、温度が100℃〜180℃の熱気流を介して気体
−固体流動床で過ホウ酸塩を脱水和すると、優れた機械
的強度を有すると共に比表面積の大きい過ホウ酸ナトリ
ウム一水和物が得られる。本発明の第4の目的であるこ
の過ホウ酸ナトリウム一水和物は実際、一般に公知の過
ホウ酸ナトリウム一水和物より少なくとも2倍の耐性が
あり、またB.E.T.法で測定した比表面積は一般に
7〜10m2/gである。
【0044】従って従来技術から予想されたこととは対
照的に、本発明の過ホウ酸ナトリウム四水和物は物理的
特性が特に優れ、この特性は過ホウ酸ナトリウム四水和
物から得られる、使用者が求めるますます厳しい要件に
適した過ホウ酸ナトリウム一水和物にうまく引継がれて
いる。
【0045】
【実施例】例示的で非制限的な以下の実施例は本発明を
説明するものであり又は比較例である。
【0046】実施例1図7に示す方法及び設備に基づい
て処理した。尖端円筒状の反応器1の全高は3.5メー
トルであり、反応器の円筒部分の高さは2.5メート
ル、直径は1メートルである。この反応器は撹拌器2
と、過酸化水素H22水溶液及びメタホウ酸ナトリウム
NaBO2水溶液を導入するための注入器と、熱交換・
調整手段とを備えている。
【0047】反応器1の過飽和過ホウ酸ナトリウム水溶
液中に、H2270重量%の濃度のH22水溶液を3を
介して101kg/時で導入し、NaBO231.3重
量%の濃度のNaBO2水溶液を4を介して4,500
kg/時で導入し、フランス特許第2,121,428
号に対するフランス追加特許第2,228,718号に
関係する界面活性剤の1つであるアニオン界面活性剤を
5を介して導入した。この場合は硫酸オレイン酸エステ
ルをベースとするアニオン界面活性剤であり、製造され
て、反応器1から10を介して除去され、乾燥状態で算
出された過ホウ酸ナトリウム四水和物1kg当たり6g
の界面活性剤が過飽和溶液中に存在するようにこの界面
活性剤を加えた。
【0048】反応器1の温度を実質的に20〜21℃に
維持した。
【0049】同時に、反応器1の円筒部分内を13m/
時の直線上昇速度で上昇移動した後に、30〜35g/
リットルの固形物を含んでいる脱過飽和状態の液体が反
応器1から6を介して10m3/時で放出された。この
液体の大半を沈降器−分離器7内で固形物から分離し、
8を介して反応器1内に再循環させた。
【0050】移動を助けるのに十分な量の脱過飽和液体
を含む固形物を9を介して反応器1内の、過飽和過ホウ
酸ナトリウム水溶液中に再循環させる一方で、容積流量
が0.9〜1m3/時で、製造された過ホウ酸ナトリウ
ム四水和物の凝集物を含んでいる液体流が反応器1から
10を介して放出された。凝集物を含んでいる液体から
これらの凝集物を従来の方法により分離して、脱水乾燥
した。
【0051】これらは最大粒子サイズが30μm未満で
あり、実際には更に15μmより小さい過ホウ酸ナトリ
ウム四水和物の粒子からなる密集した実質的に球状の凝
集物であった。
【0052】これらの凝集物の機械的堅牢性を以下の如
く測定した。50gの凝集物を、150rpmで回転す
る内径が100mm、長さが115mmの水平方向ステ
ンレス鋼シリンダー内で、直径が20mmのステンレス
鋼ボール8個と6分間作用させた。次いで、測定により
得られた粒子サイズが53μm未満の過ホウ酸ナトリウ
ム四水和物の量(重量%)として、機械的摩耗率を評価
した。
【0053】本実施例により得られた凝集物の場合、機
械的摩耗率は3重量%であった。
【0054】これらの凝集物の見掛密度は790g/リ
ットルであった。
【0055】凝集物の平均粒子サイズは310μmであ
り、粒子サイズ分布は以下の通りであった。
【0056】 実施例2 実施例1を繰り返したが、撹拌器2の型を変えてシステ
ムの流体力学性を変えた。
【0057】この場合6を介して放出された脱過飽和液
体は平均150g/リットルの固形物を含んでいた。
【0058】最終的に得られた過ホウ酸ナトリウム四水
和物の凝集物も本発明の目的に適合していた。特にこれ
らの凝集物は最大粒子サイズが十分30μm未満の過ホ
ウ酸ナトリウム四水和物の粒子からなっていた。
【0059】実施例1の如く評価した凝集物の機械的摩
耗率は8重量%であり、凝集物の見掛密度は780g/
リットルであった。
【0060】凝集物の平均粒子サイズは320μmであ
り、凝集物の粒子サイズ分布は以下の通りであった。
【0061】 実施例3 方法は前述した2つの実施例の処理の原理に基づいてい
るが、反応器1の過飽和過ホウ酸ナトリウム水溶液中に
注入されるH2270重量%の濃度のH22水溶液の量
は95kg/時に等しく、NaBO231.3重量%の
濃度のNaBO2水溶液の量は431kg/時に等しか
った。先の2つの実施例と同一のアニオン界面活性剤
を、製造されて、乾燥状態で算出された過ホウ酸ナトリ
ウム四水和物100gに対して0.45gの割合で過飽
和過ホウ酸ナトリウム溶液中に導入した。反応器1から
6を介して放出される脱過飽和液体の流量は10m3
時に等しく、この液体1リットル当たりに存在する固形
物の量は、平均粒子サイズが約80μmの粒子の形態で
70〜90gに等しかった。実施例1及び2の分離器−
沈降器7の代わりにハイドロサイクロンを使用した。前
記固形物の充填された液体は2m3/時の流量にて、9
を介して反応器1内の過飽和過ホウ酸ナトリウム水溶液
中に戻った。約5〜10g/リットルの固形物を含んで
いる透明液体が8m3/時に等しい流量にて、8を介し
て反応器1の底部に再循環した。反応器1の温度を同様
に20〜21℃に調整した。
【0062】製造された過ホウ酸ナトリウム四水和物の
凝集物は、容積流量が0.8m3/時の流れにより10
を介して放出された。
【0063】凝集物が前述した実施例と同様に密集して
おり実質的に球状であり、また最大粒子サイズが30μ
m未満の過ホウ酸ナトリウム四水和物の粒子からなると
いう点で、これらの凝集物は本発明の目的に適合してい
た。
【0064】凝集物の機械的摩耗率は3.5重量%に等
しく、また凝集物の見掛密度は840g/リットルであ
った。
【0065】凝集物の平均粒子サイズは315μmであ
り、また粒子サイズ分布は以下の通りであった。
【0066】 実施例4(比較例)この実施例では、H2270重量%
の濃度のH22溶液を98kg/時で3を介して注入
し、またNaBO231.3重量%の濃度のNaBO2
溶液445kgを4を介して注入することにより、即ち
22及びNaBO2を実施例3と同一の割合で導入す
ることにより、過飽和過ホウ酸ナトリウム水溶液を過飽
和状態にする過ホウ酸ナトリウムを製造した。反応器1
の温度を同様に20〜21℃で維持した。
【0067】実施例3と同様に表すアニオン界面活性剤
の量が0.3gであり、10m3/時の速度で6から離
れる脱過飽和液体が10〜20g/リットルの固形物を
含んでおり、またこの脱過飽和液体が反応器1の底部に
直接再循環されるために、脱過飽和液体の分離装置7内
通過、及び9を介しての反応器1内への再循環が不要で
あるという点で本実施例は実施例3と異なっている。
【0068】製造されて液体流10から単離された過ホ
ウ酸ナトリウム四水和物の凝集物は、外観不良を呈して
いること、特に大半の粒子サイズが30μmより遥かに
大きい粒子からなっているという点で本発明の目的に適
合していない。
【0069】前述した実施例の場合のように評価したこ
のような凝集物の機械的摩耗率は7重量%であり、従っ
て実施例3で得られた凝集物の機械的摩耗率の2倍であ
った。
【0070】これらの実施例3の凝集物と比較して、本
実施例の平均粒子サイズは320μm程度であるが、4
00μmまでの粒子サイズ分布は20%と3倍であっ
た。
【0071】図1、図2及び図3は実施例1,実施例2
又は実施例3から得られる如き本発明の過ホウ酸ナトリ
ウム四水和物に関する。
【0072】図4,図5及び図6は実施例4から得られ
る如き本発明に適合しない過ホウ酸ナトリウム四水和物
に関する。
【0073】実施例5 過ホウ酸ナトリウム四水和物から過ホウ酸ナトリウム一
水和物を製造するために使用する装置は、流動化反応
器、主にこの場合直径が90mmの円筒形のステンレス
鋼管からなっていた。この管は底部に吸気口を備え、上
部には脱水和すべき過ホウ酸ナトリウム用入り口と、流
動化した素材上の脱水和空気の排気口とを備え、また流
動化した素材からの外部オーバーフローにより脱水和し
た過ホウ酸ナトリウムの排出口、及び最後に脱水和空気
により流動化区域から同伴放出された粒子を効果的に単
離させ得るシステム、一般には1つ以上のサイクロンを
備えていた。
【0074】本発明の凝集物形態の過ホウ酸ナトリウム
四水和物0.5kg/時を上記流動化反応器内に導入し
た。
【0075】流動化区域内に入る空気の温度は150℃
であった。
【0076】上昇気流速度は0.25m/秒であった。
【0077】流動化区域の温度は70℃であり、相対湿
度は16%であった。
【0078】製造されて、反応器の出口で捕集された過
ホウ酸ナトリウムの活性酸素含量は15.3重量%であ
り、また2%の機械的摩耗率により示されるように機械
的強度が優れていた。この場合、薄層形態の過ホウ酸塩
の強力な気体−固体流動化により生じる150μmまで
の粒子サイズ分布が低減していた。
【0079】本実施例に基づいて製造した過ホウ酸ナト
リウム一水和物の比表面積はB.E.T.法により測定
した場合で9m2/gであった。
【0080】実施例6(比較例)この実施例は、脱水和
された過ホウ酸ナトリウム四水和物が本発明に適合せ
ず、実施例4で得られた凝集物からなる点だけが、実施
例5と異なっている。
【0081】得られた過ホウ酸ナトリウム一水和物の機
械的摩耗率を実施例5と同様に測定したところ、8重量
%に等しく、従って実施例5において本発明の過ホウ酸
ナトリウム四水和物から得られた過ホウ酸ナトリウム一
水和物の機械的摩耗率の4倍であった。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の過ホウ酸ナトリウム四水和物の凝集物
の粒子構造を示す11.6倍の双眼鏡写真である。
【図2】本発明の過ホウ酸ナトリウム四水和物の凝集物
の粒子構造を示す100倍の電子顕微鏡写真である。
【図3】本発明の過ホウ酸ナトリウム四水和物の凝集物
の粒子構造を示す250倍の電子顕微鏡写真である。
【図4】本発明の第2の目的である過ホウ酸四水和物の
製造方法から本方法の特性を排除して製造した過ホウ酸
ナトリウム四水和物の粒子構造を示す11.6倍の双眼
鏡写真である。
【図5】本発明の第2の目的である過ホウ酸四水和物の
製造方法から本方法の特性を排除して製造した過ホウ酸
ナトリウム四水和物の粒子構造を示す100倍の電子顕
微鏡写真である。
【図6】本発明の第2の目的である過ホウ酸四水和物の
製造方法から本方法の特性を排除して製造した過ホウ酸
ナトリウム四水和物の粒子構造を示す250倍の電子顕
微鏡写真である。
【図7】本発明方法の実施例の概略図である。
【符号の説明】
1 反応器 2 撹拌器 3 過酸化水素水溶液供給路 4 メタホウ酸ナトリウム水溶液供給路 5 アニオン界面活性剤供給路 7 分離装置

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 過ホウ酸ナトリウム四水和物の単位粒
    子の別個で、密集した、実質的に球状の凝集物からなる
    過ホウ酸ナトリウム四水和物であって、この粒子の最大
    粒子サイズが30μmを越えないことを特徴とする過ホ
    ウ酸ナトリウム四水和物。
  2. 【請求項2】 凝集物が、凝集物の85%〜90%の粒
    子サイズが200μm〜400μmとなり、凝集物の少
    なくとも95%の粒子サイズが150μmより大きく、
    またこれらの凝集物と共に存在する粒子サイズが50μ
    m未満の微粉の重量が凝集物の重量の2%未満となるよ
    うな粒子サイズ分布を有することを特徴とする請求項1
    に記載の過ホウ酸ナトリウム四水和物。
  3. 【請求項3】 見掛密度が少なくとも500g/リット
    ルであることを特徴とする請求項1又は2に記載の過ホ
    ウ酸ナトリウム四水和物。
  4. 【請求項4】 見掛密度が700〜850g/リットル
    であることを特徴とする請求項3に記載の過ホウ酸ナト
    リウム四水和物。
  5. 【請求項5】 過酸化水素及びメタホウ酸ナトリウムか
    ら生成された過ホウ酸ナトリウム水溶液を加えることに
    より過飽和状態に保たれ、かつ生成される固体−液体懸
    濁液の粒子及び凝集物の粒子サイズによる分級が行われ
    るような上昇速度で連続的上昇運動により移動するにつ
    れて脱過飽和状態となる過飽和過ホウ酸ナトリウム水溶
    液から得られる過ホウ酸ナトリウム四水和物の粒子から
    過ホウ酸ナトリウム四水和物の凝集物を生成すること、
    液体の上昇移動の開始時に、製造された凝集物を固体−
    液体懸濁液から取出すこと、及び上昇移動の最後に脱過
    飽和状態の液体を固体−液体懸濁液から取出すことから
    なる請求項1から4のいずれか一項に記載の過ホウ酸ナ
    トリウム四水和物の製造方法であって、アニオン界面活
    性剤の存在下で過飽和過ホウ酸ナトリウム水溶液を過飽
    和状態に保つこと、過飽和状態に保つのに必要な過ホウ
    酸ナトリウムを、モル比が1より高いメタホウ酸ナトリ
    ウム/過酸化水素で生成すること、上昇移動の最後に固
    体−液体懸濁液から取出された脱過飽和液体が、固体−
    液体懸濁液から取出された、製造された凝集物より平均
    粒子サイズの小さい過ホウ酸ナトリウム四水和物形態の
    固形物を少なくとも30g/リットル含んでいること、
    及び過飽和過ホウ酸ナトリウム水溶液中に存在するよう
    に固体−液体懸濁液中に前記固形物を再循環させること
    を特徴とする製造方法。
  6. 【請求項6】 アニオン界面活性剤が、2個〜22個の
    炭素原子を含んでいる炭化水素基又は1個以上の環に結
    合した少なくとも1個の硫酸及び/又はスルホン酸官能
    基を含んでいることを特徴とする請求項5に記載の方
    法。
  7. 【請求項7】 製造される過ホウ酸ナトリウム四水和物
    の凝集物100g(乾燥状態で算出)に対して、0.3
    g〜0.6gの量の界面活性剤が存在することを特徴と
    する請求項6に記載の方法。
  8. 【請求項8】 硫酸化オレイン酸又はオレイン酸イソブ
    チルの中から選択される添加剤がアニオン界面活性剤と
    共存していることを特徴とする請求項6又は7に記載の
    方法。
  9. 【請求項9】 アニオン界面活性剤が、水溶性の又はア
    ルカリ性媒体に溶けるポリカルボン酸ポリマーであるこ
    とを特徴とする請求項5に記載の方法。
  10. 【請求項10】 過飽和過ホウ酸ナトリウム水溶液を過
    飽和状態にする過ホウ酸ナトリウムを生成するために選
    択されるメタホウ酸ナトリウム/過酸化水素のモル比が
    1.05〜1.20であることを特徴とする請求項5か
    ら9のいずれか一項に記載の方法。
  11. 【請求項11】 上昇移動の最後に固体−液体懸濁液か
    ら取出される脱過飽和状態の液体が、過ホウ酸ナトリウ
    ム四水和物の形態の固形物を30g/リットル〜150
    g/リットル含んでいることを特徴とする請求項5から
    10のいずれか一項に記載の方法。
  12. 【請求項12】 熱気流を介して気体−固体流動床内で
    過ホウ酸ナトリウム四水和物を脱水和するか、又は減圧
    下でこの過ホウ酸ナトリウム四水和物を脱水和すること
    により耐機械摩耗性の高い過ホウ酸ナトリウム一水和物
    を製造する方法であって、請求項1から4のいずれか一
    項に記載の過ホウ酸ナトリウム四水和物を脱水和するこ
    とを特徴とする方法。
  13. 【請求項13】 温度が過ホウ酸ナトリウム四水和物の
    融点〜80℃、相対湿度が40%未満の流動化区域内に
    請求項1から4のいずれか一項に記載の過ホウ酸ナトリ
    ウム四水和物が入るときに、温度が100℃〜180℃
    の熱気流を介して気体−固体流動床で前記過ホウ酸ナト
    リウム四水和物を脱水和することを特徴とする請求項1
    2に記載の方法。
  14. 【請求項14】 流動化区域の相対湿度が10%以上で
    あることを特徴とする請求項13に記載の方法。
  15. 【請求項15】 公知の過ホウ酸ナトリウム一水和物の
    2倍の耐機械摩耗性を有し、また比表面積が7〜10m
    2/gと高いことを特徴とする請求項12から14のい
    ずれか一項に記載の方法により製造される過ホウ酸ナト
    リウム一水和物。
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