JPS58136654A - 熱硬化性樹脂組成物 - Google Patents
熱硬化性樹脂組成物Info
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- JPS58136654A JPS58136654A JP1881582A JP1881582A JPS58136654A JP S58136654 A JPS58136654 A JP S58136654A JP 1881582 A JP1881582 A JP 1881582A JP 1881582 A JP1881582 A JP 1881582A JP S58136654 A JPS58136654 A JP S58136654A
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- JP
- Japan
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- epoxy
- compd
- resin composition
- diamine
- amine adduct
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- Pending
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-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C08—ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
- C08G—MACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED OTHERWISE THAN BY REACTIONS ONLY INVOLVING UNSATURATED CARBON-TO-CARBON BONDS
- C08G73/00—Macromolecular compounds obtained by reactions forming a linkage containing nitrogen with or without oxygen or carbon in the main chain of the macromolecule, not provided for in groups C08G12/00 - C08G71/00
- C08G73/06—Polycondensates having nitrogen-containing heterocyclic rings in the main chain of the macromolecule
- C08G73/10—Polyimides; Polyester-imides; Polyamide-imides; Polyamide acids or similar polyimide precursors
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- Organic Chemistry (AREA)
- Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
- Polymers With Sulfur, Phosphorus Or Metals In The Main Chain (AREA)
- Macromolecular Compounds Obtained By Forming Nitrogen-Containing Linkages In General (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔発明の技術分野〕
本発明は、B−ステージでケトン類などの低沸点、低価
格溶剤に可溶で作業性にすぐれ、硬化後優れた耐熱性を
有する熱硬化性樹脂組成物に関する。
格溶剤に可溶で作業性にすぐれ、硬化後優れた耐熱性を
有する熱硬化性樹脂組成物に関する。
耐熱区分H種以上の材料としては、脱水縮合型のポリイ
ミド、アミン硬化型のマレイミドがよく知られているが
、縮合水等の問題のないアミン硬化型マレイミドが主流
となりつつある。しかしながら、これらは高沸点溶剤に
しか溶解しないため作業性が悪く、特性を有効に生かせ
ないという点がある。
ミド、アミン硬化型のマレイミドがよく知られているが
、縮合水等の問題のないアミン硬化型マレイミドが主流
となりつつある。しかしながら、これらは高沸点溶剤に
しか溶解しないため作業性が悪く、特性を有効に生かせ
ないという点がある。
耐熱性樹脂としてポリマレイミド類を単独で加熱重合さ
せてなる三次元ポリイミドが知られているが、この三次
元ポリイミドは非常に脆いという欠点があり実用には不
適当であった。又ポリマレイミド類とポリアミン類を反
応させるアミン硬化型のマレイミドは、ビスマレイミド
を骨格とするアミノビスマレイミドが主に使用されてい
る。アミノビスマレイミドはビスマレイミドの有する二
重結合にジアミンを付加させたプレポリマーで加熱によ
りアミンの付加、二重結合同志のラジカル重合により複
雑な架橋結合し、耐熱性のすぐれた不溶不融の耐熱樹脂
となる。しかしこれを溶剤型として使用する際、N−メ
チル−2−ピロリドン、N、N’−ジメチルホルムアミ
ド等の双極性で高沸点、高価格の特殊溶剤にしか溶解し
ない。従って、溶剤を乾燥除去する際、高温を必要とし
、かつ、残存溶剤が特性上に影響を及はすため、作業性
、耐温特性面で大きな障害となっている。この他、アミ
ノビスマレイミド樹脂は、硬化性が悪いため、エボキン
樹脂による変性が行われているが溶剤への溶解性はまた
゛改良されていない。
せてなる三次元ポリイミドが知られているが、この三次
元ポリイミドは非常に脆いという欠点があり実用には不
適当であった。又ポリマレイミド類とポリアミン類を反
応させるアミン硬化型のマレイミドは、ビスマレイミド
を骨格とするアミノビスマレイミドが主に使用されてい
る。アミノビスマレイミドはビスマレイミドの有する二
重結合にジアミンを付加させたプレポリマーで加熱によ
りアミンの付加、二重結合同志のラジカル重合により複
雑な架橋結合し、耐熱性のすぐれた不溶不融の耐熱樹脂
となる。しかしこれを溶剤型として使用する際、N−メ
チル−2−ピロリドン、N、N’−ジメチルホルムアミ
ド等の双極性で高沸点、高価格の特殊溶剤にしか溶解し
ない。従って、溶剤を乾燥除去する際、高温を必要とし
、かつ、残存溶剤が特性上に影響を及はすため、作業性
、耐温特性面で大きな障害となっている。この他、アミ
ノビスマレイミド樹脂は、硬化性が悪いため、エボキン
樹脂による変性が行われているが溶剤への溶解性はまた
゛改良されていない。
本発明は、上記のアミン硬化型マL/イミドの欠点に鑑
みてなされたもので、ジオキサン、メチルエチルケトン
、メチルセロソルブのような低沸点・低価格溶剤に溶解
し、作業性に優れ、しかも、成形後、残存溶媒による悪
影響がない耐熱性に優れた熱硬化性樹脂組成物を提供す
ることを目的としている。
みてなされたもので、ジオキサン、メチルエチルケトン
、メチルセロソルブのような低沸点・低価格溶剤に溶解
し、作業性に優れ、しかも、成形後、残存溶媒による悪
影響がない耐熱性に優れた熱硬化性樹脂組成物を提供す
ることを目的としている。
本発明の熱硬化性樹脂組成物は、
(A) (a)一般式H2N −R’ −NH2(式
中R1は少くとも2個の炭素数を有する2価の有機基を
表わす。)のジアミン化合物と、(b)少くとも2個の
エポキシ基を有するエポキシ化合物とを反応させてなる
アミンアダクト、友び゛ (式中RTはn価の有機基を、Xl、 X2は水素原子
、ハロゲン原子又は有機基から選ばれた同−又は異なる
1価の原子又は基t、nは2以上の整数をそれぞれ表わ
す。)のポリイミド類 からなること金特徴とするものである。
中R1は少くとも2個の炭素数を有する2価の有機基を
表わす。)のジアミン化合物と、(b)少くとも2個の
エポキシ基を有するエポキシ化合物とを反応させてなる
アミンアダクト、友び゛ (式中RTはn価の有機基を、Xl、 X2は水素原子
、ハロゲン原子又は有機基から選ばれた同−又は異なる
1価の原子又は基t、nは2以上の整数をそれぞれ表わ
す。)のポリイミド類 からなること金特徴とするものである。
に)成分のアミンアダクトは、(a)ジアミン化合物と
(b)エポキシ化合物音通常室温から250℃の範囲内
で数分から数時間、無溶剤又はジオキサン、メチルエチ
ルケトン、メチルセロソルブ等の低沸点溶剤下で反応さ
せて得ることができる。ジアミン化合物はエポキシ化合
物に対し化学当量の1.5〜10倍、好ましくは2〜8
倍用いることが効果的である。ジアミン化合物が1.5
倍よりも少なければ反応の際にゲル化しやすくなり、反
応のコントロールが困難になる。また、10倍よりも多
いと本発明の最終反応物である樹脂組成物の低沸点、低
価格溶剤への溶解性が低下する。
(b)エポキシ化合物音通常室温から250℃の範囲内
で数分から数時間、無溶剤又はジオキサン、メチルエチ
ルケトン、メチルセロソルブ等の低沸点溶剤下で反応さ
せて得ることができる。ジアミン化合物はエポキシ化合
物に対し化学当量の1.5〜10倍、好ましくは2〜8
倍用いることが効果的である。ジアミン化合物が1.5
倍よりも少なければ反応の際にゲル化しやすくなり、反
応のコントロールが困難になる。また、10倍よりも多
いと本発明の最終反応物である樹脂組成物の低沸点、低
価格溶剤への溶解性が低下する。
又、囚成分のアミンアダクトと(6)成分のポリマレイ
ミド類をモル比がO62:1〜1.5:1の割合で50
〜200℃の温度で数分から数時間無溶剤又はジオキサ
ン、メチルエチルケトン、メチルセロソルブ等の低沸点
溶剤下で加熱反応させて樹脂組成物を得る。アミンアダ
クトが0.2モルより少なければ低沸点溶剤への溶解性
に劣り、硬化物が脆くなる。1.5モルより多いと硬化
物の耐熱性が低下し本発明の効果がなくなる。
ミド類をモル比がO62:1〜1.5:1の割合で50
〜200℃の温度で数分から数時間無溶剤又はジオキサ
ン、メチルエチルケトン、メチルセロソルブ等の低沸点
溶剤下で加熱反応させて樹脂組成物を得る。アミンアダ
クトが0.2モルより少なければ低沸点溶剤への溶解性
に劣り、硬化物が脆くなる。1.5モルより多いと硬化
物の耐熱性が低下し本発明の効果がなくなる。
また樹脂組成物を得るための加熱反応の手順としては、
あらかじめ(a)ジアミン化合物と(b)エポキシ化合
物とを予備反応させて囚アミンアダクトとし次いでの)
ポリマレイミド類金加えて反応させるが、別個に(4)
アミン硬化型)を合成しておいての)に加えて反応させ
てもよい。
あらかじめ(a)ジアミン化合物と(b)エポキシ化合
物とを予備反応させて囚アミンアダクトとし次いでの)
ポリマレイミド類金加えて反応させるが、別個に(4)
アミン硬化型)を合成しておいての)に加えて反応させ
てもよい。
本発明の囚アミンアダクトを構成する(a)ジアミン化
合物は次のものが挙げられる。
合物は次のものが挙げられる。
4.4′−ジアミノジシクロヘキシルメタン、1,4−
ジアミノシクロヘキサン、2,6−ジアミツピリジン、
m−7エニレンジアミン、p−フェニレンジアミン、4
.4’−ジアミノジフェニルメタン、2.2’−ヒス(
4−アミノフェニル)プロパン、べメチレン、4.4’
−ジアミノフェニルオキシド、4t4’−ジアミノジフ
ェニルスルポン、ビス(4−アミノフェニル)メチルポ
スフィンオキシド、ビス(4−アミノフェニル)フェニ
ルポスフィンオキシド、ビス(4−アミノフェニル)メ
チルアミン、1,5−ジアミノナフタレンイ、m−キシ
リレレンジアミン、6.6’−ジアミン−2,2′−ジ
ピリジル、4,4′−ジアミノベンゾフェノン、4.4
’−ジアミノアゾベンゼン1.ビス(4−アミノフェニ
ル)フェニルメタン、1,1−ビス(4−アミノフェニ
ル)シクロヘキサン、1,1−ビス(4−アミノ−3−
メチルフェニル)シクロヘキサン、2,5−ビス(m−
アミノフェニル)−1,3,4−オキサジアゾール、2
,5−ピ\(pl−アミノフェニル)−1,3,4−オ
キサジアゾール、2,5−ビス(m−アミノフェニルク
チアゾロ(4,5−d )チアゾール、5,5′−ジ(
m−アミノフェニル) −(2,2’)−ビス(1,3
,4−オキサジアゾル)、4,4′−ジアミノジフェニ
ルエーテル、4,4′−ビス(T)−アミノフェニル)
−2,2’−ジチアゾール、m−ビス(4−p−アミノ
フェニル−2−チアゾリル)ベンゼン、4.4’−ジア
ミノベンズアニリド、4.4’−ジアミノフェニルベン
ゾエート、N、N′−ビス(4−アミン、ベンジル)−
p−7エニレンジアミン、4.4’−メチレンビス(2
−クロロアニリン)などがあり、これらの少なくとも1
種又は混合物が用いられる。
ジアミノシクロヘキサン、2,6−ジアミツピリジン、
m−7エニレンジアミン、p−フェニレンジアミン、4
.4’−ジアミノジフェニルメタン、2.2’−ヒス(
4−アミノフェニル)プロパン、べメチレン、4.4’
−ジアミノフェニルオキシド、4t4’−ジアミノジフ
ェニルスルポン、ビス(4−アミノフェニル)メチルポ
スフィンオキシド、ビス(4−アミノフェニル)フェニ
ルポスフィンオキシド、ビス(4−アミノフェニル)メ
チルアミン、1,5−ジアミノナフタレンイ、m−キシ
リレレンジアミン、6.6’−ジアミン−2,2′−ジ
ピリジル、4,4′−ジアミノベンゾフェノン、4.4
’−ジアミノアゾベンゼン1.ビス(4−アミノフェニ
ル)フェニルメタン、1,1−ビス(4−アミノフェニ
ル)シクロヘキサン、1,1−ビス(4−アミノ−3−
メチルフェニル)シクロヘキサン、2,5−ビス(m−
アミノフェニル)−1,3,4−オキサジアゾール、2
,5−ピ\(pl−アミノフェニル)−1,3,4−オ
キサジアゾール、2,5−ビス(m−アミノフェニルク
チアゾロ(4,5−d )チアゾール、5,5′−ジ(
m−アミノフェニル) −(2,2’)−ビス(1,3
,4−オキサジアゾル)、4,4′−ジアミノジフェニ
ルエーテル、4,4′−ビス(T)−アミノフェニル)
−2,2’−ジチアゾール、m−ビス(4−p−アミノ
フェニル−2−チアゾリル)ベンゼン、4.4’−ジア
ミノベンズアニリド、4.4’−ジアミノフェニルベン
ゾエート、N、N′−ビス(4−アミン、ベンジル)−
p−7エニレンジアミン、4.4’−メチレンビス(2
−クロロアニリン)などがあり、これらの少なくとも1
種又は混合物が用いられる。
又(b)本発明でいう少なくとも2個のエポキシ基をも
つエポキシ化合物としては、ビスフェノールAのジグリ
シジルエーテル、3,4−エポキシシクロヘキシルメチ
ル−3,4−エポキ/シクロヘキサンカルボキシレート
、4.4’−(1,2−エポキシエチル)ビフェニル、
4.4’−ジ(1,2−エポキシエチル)ジフェニルエ
ーテル、レゾルシンジグリシジルエーテル、ビス(2,
3−エポキシシクロベンチル)エーテル、N、N’−m
−7エニレンビス(4,5′−エポキシ−1,2−シク
ロヘキサンジ力ルボキンイミド)などの2官能工ポキシ
化合物、p−アミノフェノールのトリグリシジル化合物
、1,3゜5−)+7(1,2−エポキシエチル)ベン
ゼン、テトラグリシドキシテトラフェニルエタン、フェ
ノールホルムアルテヒドノボラ、り樹脂のポリグリシジ
ルエーテルなどの3官能以上のエポキシ化合物が用いら
れる。この他、ヒダントイン骨格を有するエポキシ化合
物、ハロゲンを含むエポキシ化合物等も含まれる。これ
らの少なくとも1種又は混合物が用いられる。
つエポキシ化合物としては、ビスフェノールAのジグリ
シジルエーテル、3,4−エポキシシクロヘキシルメチ
ル−3,4−エポキ/シクロヘキサンカルボキシレート
、4.4’−(1,2−エポキシエチル)ビフェニル、
4.4’−ジ(1,2−エポキシエチル)ジフェニルエ
ーテル、レゾルシンジグリシジルエーテル、ビス(2,
3−エポキシシクロベンチル)エーテル、N、N’−m
−7エニレンビス(4,5′−エポキシ−1,2−シク
ロヘキサンジ力ルボキンイミド)などの2官能工ポキシ
化合物、p−アミノフェノールのトリグリシジル化合物
、1,3゜5−)+7(1,2−エポキシエチル)ベン
ゼン、テトラグリシドキシテトラフェニルエタン、フェ
ノールホルムアルテヒドノボラ、り樹脂のポリグリシジ
ルエーテルなどの3官能以上のエポキシ化合物が用いら
れる。この他、ヒダントイン骨格を有するエポキシ化合
物、ハロゲンを含むエポキシ化合物等も含まれる。これ
らの少なくとも1種又は混合物が用いられる。
本発明の■成分であるポリマレイミド類としては、N、
N’−エチレンビスマレイミド、N、N’−ヘキサメチ
レンビスマレイミド、NIN’ m−フェニレンビス
マレイミド、N、N’−p−フェニレンビスマレイミド
、NtN’−4,4’−ジフェニルメタンビスマレイミ
ド、N、N′−4,4′−ジフェニルエーテルビスマレ
イミドN、N’−メチレンビス(3−クロロ−p−フェ
ニレン)ビスマレイミドN、N’−4,4’−ジフェニ
ルスルフォンビスマレイミド、N + N’ 4 *
4’ −ジシクロヘキシルメタンビスマレイミド、N
、N’−α、α’−4.4’−ジメチレンシクロヘキサ
ンビスマレイミド、N 、 N’ −m−メタキシレン
ビスマレイミド、N、N’−4,4’−ジフェニルシク
ロヘキサンビスマレイミドなどのビスマレイミド、次の
構造式(e)〜(e) を有するトリイミド、Oo 1! ポリ(フェニルメチレン)ポリマレイミドなどがあり、
これらの少くとも1種又は混合物が用いられる。なお必
要に応じてポリマレイミド類と共にN−フェニルマレイ
ミド、N−3−クロロフェニルマレイミド、N−4−二
トロフェニルマレイミドのようなモノイミドを併用する
こともできる。
N’−エチレンビスマレイミド、N、N’−ヘキサメチ
レンビスマレイミド、NIN’ m−フェニレンビス
マレイミド、N、N’−p−フェニレンビスマレイミド
、NtN’−4,4’−ジフェニルメタンビスマレイミ
ド、N、N′−4,4′−ジフェニルエーテルビスマレ
イミドN、N’−メチレンビス(3−クロロ−p−フェ
ニレン)ビスマレイミドN、N’−4,4’−ジフェニ
ルスルフォンビスマレイミド、N + N’ 4 *
4’ −ジシクロヘキシルメタンビスマレイミド、N
、N’−α、α’−4.4’−ジメチレンシクロヘキサ
ンビスマレイミド、N 、 N’ −m−メタキシレン
ビスマレイミド、N、N’−4,4’−ジフェニルシク
ロヘキサンビスマレイミドなどのビスマレイミド、次の
構造式(e)〜(e) を有するトリイミド、Oo 1! ポリ(フェニルメチレン)ポリマレイミドなどがあり、
これらの少くとも1種又は混合物が用いられる。なお必
要に応じてポリマレイミド類と共にN−フェニルマレイ
ミド、N−3−クロロフェニルマレイミド、N−4−二
トロフェニルマレイミドのようなモノイミドを併用する
こともできる。
このようにして得られる本発明の樹脂組成物は熱硬化性
であって加熱によって硬化する。その加熱温度は一般に
150〜250℃が好ましい。また、前記組成物には硬
化を促進させるために例えば第三級アミン類、イミダゾ
ール類、過酸化物類、有機酸のような硬化剤を添加する
ことができる。
であって加熱によって硬化する。その加熱温度は一般に
150〜250℃が好ましい。また、前記組成物には硬
化を促進させるために例えば第三級アミン類、イミダゾ
ール類、過酸化物類、有機酸のような硬化剤を添加する
ことができる。
硬化剤の添加量は、樹脂組成物の0.01〜05重量%
程度が適している。更に前記組成物にはタルク、アルミ
ナ、シリコン、ジルコン、石英ガラス粉、ガラス繊維な
どの充填剤、カーボンブラック、ベンガラなどの着色剤
、グリシドオキシプロピルトリエトキシシランなどのカ
ップリング剤、ステアリン酸などの離型剤も適宜添加す
ることができる。
程度が適している。更に前記組成物にはタルク、アルミ
ナ、シリコン、ジルコン、石英ガラス粉、ガラス繊維な
どの充填剤、カーボンブラック、ベンガラなどの着色剤
、グリシドオキシプロピルトリエトキシシランなどのカ
ップリング剤、ステアリン酸などの離型剤も適宜添加す
ることができる。
本発明の熱硬化性樹脂組成物は、耐熱性及び低沸点、低
価格溶−剤への溶解性にすぐれ、積層、接着、成形等の
広汎な用途に使用することができる。
価格溶−剤への溶解性にすぐれ、積層、接着、成形等の
広汎な用途に使用することができる。
次に本発明を具体的に実施例で説明する。なお以下にお
いて「部」は特に説明のない限り「重量実施例1 4.4′−ジアミノジフェニルメタン198部(1モル
)とシェル社製ビスフェノールA型エボキン樹脂エピコ
ー) 828 (エポキシ当量190)95部を混合し
100℃で1時間加熱溶融反応させてアミンアダクトヲ
得た。更に4,4′ジフ工ニルメタンビスマレイミド7
16部(2モル)を加え1001:で20分間加熱溶融
反応させ、赤色透明の樹脂を得た。この樹脂は、ジオキ
サン、メチルエチルケトン、メチルセロソルブに固形分
重量50%以上可溶であった。
いて「部」は特に説明のない限り「重量実施例1 4.4′−ジアミノジフェニルメタン198部(1モル
)とシェル社製ビスフェノールA型エボキン樹脂エピコ
ー) 828 (エポキシ当量190)95部を混合し
100℃で1時間加熱溶融反応させてアミンアダクトヲ
得た。更に4,4′ジフ工ニルメタンビスマレイミド7
16部(2モル)を加え1001:で20分間加熱溶融
反応させ、赤色透明の樹脂を得た。この樹脂は、ジオキ
サン、メチルエチルケトン、メチルセロソルブに固形分
重量50%以上可溶であった。
実施例2
4.4′−ジアミノジフェニルメタン198部(1モル
)とダウ社製フェノールノボラック型エポキシ樹脂DE
N−438(エポキシ当量180 )72部を混合し1
00℃で1時間加熱溶融反応させアミンアダクトを得た
。更に4,4′−ジフェニルメタンビスマレイミド71
6部(2モル)を加え100 ’Cで1部分間加熱溶融
反応させて赤色透明の樹脂を得た。この樹脂はジオキサ
ン、メチルエチルケトン、メチルセロソルブに固形分重
量50%以上可溶であった。
)とダウ社製フェノールノボラック型エポキシ樹脂DE
N−438(エポキシ当量180 )72部を混合し1
00℃で1時間加熱溶融反応させアミンアダクトを得た
。更に4,4′−ジフェニルメタンビスマレイミド71
6部(2モル)を加え100 ’Cで1部分間加熱溶融
反応させて赤色透明の樹脂を得た。この樹脂はジオキサ
ン、メチルエチルケトン、メチルセロソルブに固形分重
量50%以上可溶であった。
実施例3
メチレンビス(0−クロロアニリン) 267 部(1
モル)と昭和電工社製グリシジルエステル型エポキシ樹
脂S −508(エポキシ当量195 ) 117部を
混合し150℃で1時間加熱溶融反応させアミンアダク
トを得た。更にN、N’−メチレンビス(3−クロロ−
p−フェニレン)ビスマレイミド1067.5部(2,
5モル)を加え130℃で20分間加熱溶融反応させて
赤色透明の樹脂を得た。この樹脂はジオキサン、メチル
エチルケトン、メチルセロソルブに固形分重量50%以
上可溶であった。
モル)と昭和電工社製グリシジルエステル型エポキシ樹
脂S −508(エポキシ当量195 ) 117部を
混合し150℃で1時間加熱溶融反応させアミンアダク
トを得た。更にN、N’−メチレンビス(3−クロロ−
p−フェニレン)ビスマレイミド1067.5部(2,
5モル)を加え130℃で20分間加熱溶融反応させて
赤色透明の樹脂を得た。この樹脂はジオキサン、メチル
エチルケトン、メチルセロソルブに固形分重量50%以
上可溶であった。
実施例4
4.4′−ジアミノジフェニルメタン198部(1モル
)とエピコート828の76部を混合し100℃で1時
間加熱溶融反応させてアミンアダクトヲ得た。
)とエピコート828の76部を混合し100℃で1時
間加熱溶融反応させてアミンアダクトヲ得た。
更にポリ(フェニルメチレン)ポリマレイミド928部
(2モル)を加え100℃で20分間加熱溶融反応させ
赤色透明の樹脂を得た。この樹脂は、ジオキサン、メチ
ルエチルケトン、メチルセロソルブに固形分重量50チ
以上可溶であった。
(2モル)を加え100℃で20分間加熱溶融反応させ
赤色透明の樹脂を得た。この樹脂は、ジオキサン、メチ
ルエチルケトン、メチルセロソルブに固形分重量50チ
以上可溶であった。
次に実施例1〜4の樹脂をメチルエチルケトン−ジオキ
サン(3ニア)の溶剤に溶解させてフェノe作製した。
サン(3ニア)の溶剤に溶解させてフェノe作製した。
このフェノをアミノンラン処理しタカラスク0 ス(2
50X 250 X 0.181ff )に含浸させ1
30〜150℃で10分間乾燥しブリ乙レグを得た。
50X 250 X 0.181ff )に含浸させ1
30〜150℃で10分間乾燥しブリ乙レグを得た。
このプリプレグを9枚重ねて170〜180℃の温度で
40 Kq/c−の圧力でプレス成形し厚さl、 5
MMの積層板を得た。積層板の特性を第1表に示す。
40 Kq/c−の圧力でプレス成形し厚さl、 5
MMの積層板を得た。積層板の特性を第1表に示す。
尚、比較のためにポリアミノビスマレイミド樹脂(CI
−ヌ11ブーラン社製Kermid 601 ) k
使用し溶剤としてN−メチル−2−ピロリドンを用いて
実施例と同様にして製造したイミド積層板、およびエポ
キシ積層板(東芝ケミカル社製MEL−44A 。
−ヌ11ブーラン社製Kermid 601 ) k
使用し溶剤としてN−メチル−2−ピロリドンを用いて
実施例と同様にして製造したイミド積層板、およびエポ
キシ積層板(東芝ケミカル社製MEL−44A 。
MEMA規格G−10)の特性も示す。
第1表
測定方法
○曲げ強度:25℃の曲げ強度に対する各温度の曲げ特
車(%) 草 実施例および第1表から明らかなように、本発明による
樹脂から作製したフェノを用いた積層板はイミド積層板
に比べて耐熱的に遜色なく、ジオキサン、メチルエチル
ケトン、メチルセロソルブのような低沸点・低価格の溶
剤で作業できる点で有利である。
車(%) 草 実施例および第1表から明らかなように、本発明による
樹脂から作製したフェノを用いた積層板はイミド積層板
に比べて耐熱的に遜色なく、ジオキサン、メチルエチル
ケトン、メチルセロソルブのような低沸点・低価格の溶
剤で作業できる点で有利である。
特許出願人 東芝ケミカル株式会社
393
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1(A)(a)一般式H2N −R’−NH3(式中R
1は少くとも2個の炭素数を有する2価の有機基を表わ
す。)のジアミン化合物と、申)少くとも2個のエポキ
シ基を有するエポキシ化合物とを反応させてなるアミン
アダクト、攻び゛(式中R2はn価の有機基t’ 、X
’ * X”は水素原子、ハロゲン原子又は有機基から
選ばれた同−又は異なる1価の原子又は基を、nは2以
上の整数をそれぞれ表わす。)のポリイミド類 から成ることを特徴とする熱硬化性樹脂組成物。 2 アミンダクトにおいてジアミン化合物をエポキシ化
合物に対し、化学当量の15〜10倍用いる特許請求の
範囲第1項記載の熱硬化性樹脂組成物。 6 アミンアダクトとポリイミド類のモル比が0.2:
1〜15:1である特許請求の範囲第1項記載の熱硬化
性樹脂組成物。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1881582A JPS58136654A (ja) | 1982-02-10 | 1982-02-10 | 熱硬化性樹脂組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1881582A JPS58136654A (ja) | 1982-02-10 | 1982-02-10 | 熱硬化性樹脂組成物 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS58136654A true JPS58136654A (ja) | 1983-08-13 |
Family
ID=11982064
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1881582A Pending JPS58136654A (ja) | 1982-02-10 | 1982-02-10 | 熱硬化性樹脂組成物 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS58136654A (ja) |
Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5216515A (en) * | 1975-07-31 | 1977-02-07 | Tokyo Shibaura Electric Co | Method of junction of glass |
JPS5216512A (en) * | 1975-07-30 | 1977-02-07 | Hitachi Shipbuilding Eng Co | Antiiexplosive castable |
JPS5328198A (en) * | 1976-08-30 | 1978-03-16 | Tooru Ueda | Production of 8*5** cycloadenosine derivative |
JPS5342080A (en) * | 1976-09-28 | 1978-04-17 | Sharp Corp | Digital watch |
JPS5646489A (en) * | 1979-09-25 | 1981-04-27 | Tokyo Shibaura Electric Co | Fuel assembly of bwr type reactor |
-
1982
- 1982-02-10 JP JP1881582A patent/JPS58136654A/ja active Pending
Patent Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5216512A (en) * | 1975-07-30 | 1977-02-07 | Hitachi Shipbuilding Eng Co | Antiiexplosive castable |
JPS5216515A (en) * | 1975-07-31 | 1977-02-07 | Tokyo Shibaura Electric Co | Method of junction of glass |
JPS5328198A (en) * | 1976-08-30 | 1978-03-16 | Tooru Ueda | Production of 8*5** cycloadenosine derivative |
JPS5342080A (en) * | 1976-09-28 | 1978-04-17 | Sharp Corp | Digital watch |
JPS5646489A (en) * | 1979-09-25 | 1981-04-27 | Tokyo Shibaura Electric Co | Fuel assembly of bwr type reactor |
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