JPS5813638Y2 - 短波帯の受信を容易にしたpll周波数シンセサイザ受信機 - Google Patents

短波帯の受信を容易にしたpll周波数シンセサイザ受信機

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JPS5813638Y2
JPS5813638Y2 JP1978144422U JP14442278U JPS5813638Y2 JP S5813638 Y2 JPS5813638 Y2 JP S5813638Y2 JP 1978144422 U JP1978144422 U JP 1978144422U JP 14442278 U JP14442278 U JP 14442278U JP S5813638 Y2 JPS5813638 Y2 JP S5813638Y2
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JP
Japan
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frequency
band
pll
component
local oscillator
Prior art date
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JP1978144422U
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JPS5561353U (ja
Inventor
竹井進
尾崎鉄男
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日本ビクター株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は短波帯の電波の受信を容易にしうるPLL周波
数シンセサイザ受信機を提供することを目的としてなさ
れたものである。
第1図はPLL周波数シンセサイザ受信41構成原理及
び動作原理を説明するためのブロック図であり、この第
1図において、Aは受信アンテナ、MIXは混合器、I
Fは中間周波増幅器、DETは復調器、AMPは低周波
増幅器、SPはスピーカであり、また、PLLは局部発
振器LOとして用いられる電圧制御発振器LO1分周比
の可変な分周器VDIV(プログラマブルデバイダ)、
参照信号の発生器R8、位相比較器PD、低域濾波器L
PEなどで構成されたフェーズ・ロックド・ループであ
り、さらに、CRはコントローラ、OPは操作部、IR
は表示器である。
コントローラCRは、操作部OPで設定された動作モー
ドならびに指令に従って、PLL内の分周比の可変な分
周器VDIVに対して特定な数値信号を与えたり、表示
器IRに受信周波数の表示用の数値信号を与えて、受信
機が操作部OPにおいて設定された動作モードならびに
指令に従った動作を行ない、かつ、表示器に受信中の電
波の周波数値が表示されるように受信機各部の動作を制
御しうるような構成を備えているものであり、通常これ
はマイクロプロセッサを含んで構成されている。
第1図示のPLL周波数シンセサイザ受信機は聴取者の
操作部OPに対する操作により、受信機が中波帯の受信
モードでの受信動作や短波帯の受信モードでの受信動作
を行ないうるように選択された場合、コントローラCR
からは操作部OPで設定された条件に従った数値信号が
PLL内のプログラマブル・デバイダVDIVや表示器
1. Rに与えられるが、受信機が中波帯の電波の受信
を行なうようになされた場合に11.PLL内の局部発
振器LOからの発振波の周波数値が、例えば、チャンネ
ルプランに従った放送電波の周波数間隔と対応する9K
Hz づつ順次に変化して行くような態様を以って、P
LLがコントローラCRによって制御され、また、受信
機が短波帯の電波の受信を行なうようになされた場合に
は、PLL内の局部発振器LOからの発振波の周波数値
が、例えばチャンネルプランに従った放送電波の周波数
間隔5KHz づつ順次に変化して行くような態様を以
って、PLLがコントローラCRによって制御されるよ
うになされて、中波帯における順次の放送局、あるいは
短波帯における順次の放送局が選択受信されると共に、
受信周波数値が表示器IRに表示されるようになされる
のである。
上記の動作に当ってPLL内の位相比較器PDは、参照
信号の発生器R8からの参照信号と、コントローラCR
からの分周比を指示する信号によって決定された分周比
で局部発振器LOからの発振波の周波数が分周された信
号との位相比較を行ない、位相比較器PDからの誤差信
号は低域濾波器LPFによってその直流分が取出されて
、これが混合器MIX内の同調回路中の可変容量ダイオ
ードや、局部発振器LO内の発振周波数決定回路におけ
る可変容量ダイオードに写えらねることにより同調周波
数や発振周波数を変化させて、順次の放送局の電波が選
択受信されるようにするのである。
さて、上記のように構成されたPLL周波数シンセサイ
ザ受信機において、選択受信の可能な放送波はコントロ
ーラCRからPLL内のプログラマブル・デバイダVD
IVO分周比Nを指定するためにプログラマブル・デバ
イダVDIVに与えられる数値信号によって定まるが、
コントローラCRからPLL内のプログラマブル・デバ
イダVDIVに与えられる数値信号は、装置の構成を簡
単化するために余りに桁数の大きな信号とすることはで
きない。
今、短波帯におけるチャンネルプランとして、隣接する
放送波の周波数間隔が5KHz であった場合を考え、
PLL周波数シンセサイザ受信機により、5.95MH
z 〜17.9MHz(49m〜16mバンド)の短波
帯の受信を行なうとすると、この場合における前記の短
波帯に存在する放送波の数は11951となるか、この
ように選択受信の対象とされるべき放送波の数が多い場
合には、コントローラCRからプログラマブル・デバイ
ダVDIVに与えるべき数値信号の桁数が多くなり、ま
た、それに伴なって装置の構成も複雑化大型化し、さら
に、所望の放送波が選択受信されるまでに要する時間も
多くなるので、たとえ上記の5.95MHz〜]、7.
9MHzの周波数範囲内の全部の放送波の選択受信が可
能となるような動作を行なうことのできるPLL周波数
シンセサイザ回路のIC(集積回路)が人手できたとし
ても、それを用いて構成した短波受信機は高価で使用に
不便なものとなることは明らかであるし、現実の問題と
して、PLL周波数シンセサイザ回路用ICは、その動
作の上限周波数が約10MHz であるために、受信可
能な周波数帯域はMHzまでに限定されているのが実情
である。
本考案はPLL周波数シンセサイザ受信機における上述
の問題点を解消して、簡単な構成により所要の短波帯の
電波を短時間に選択受信でき、また、受信周波数の表示
も良好に行なわれ得るようなPLL周波数シンセサイザ
受信機を提供したものであって、以下、本考案のPLL
周波数シンセサイザ受信機の具体的な内容を添付図面を
参照しながら詳細に説明する。
第2図は、本考案のPLL周波数シンセサイザ受信機の
一実施態様のもののブロック図であって、この第2図に
おいて、既述した第1図示の受信機と同様な構成部分に
は、第1図中に使用した図面符号と同一の図面符号を付
している。
第2図に示す本考案のPLL周波数シンセサイザ受信機
において、ブロックZで示す構成部分は、周波数シンセ
サイザ回路用ICの動作上限周波数によって制限された
状態の選択受信可能な例テば数MHz以下の周波数範囲
内において放送波の選択受信を行なうことができるよう
になされた構成部分であって、受信アンテナAがアンテ
ナ切換スイッチSWa の可動接点aの切換えにより、
そflが、固定接点す側に切換えられた状態においては
、前記の構成部分Zによって、例えばMHz以下の周波
数範囲内の放送波がPLL周波数シンセサイザ受信方式
によって選択受信され得る。
第2図において、FMIXは、受信アンテナAがアンテ
ナ切換スイッチs′waの可動接点aと固定接点Cとを
介して接続された時に、受信アンテナAによる受信4号
が人力信号として与えられる第1混合器であり、この第
1混合器FMIXは第1局部発振器PLOからの発振波
も与えられる。
第1局部発振器PLOは、コントローラCRからの制御
信号によって予め定められた複数個の周波数置の発振波
の内の1つの発振波が選択されて第1の混合器FMIX
に供給されろようになされている。
第2図示の例においては、コントローラCRからの制御
信号によってスイッチSW8 を動作させ、第1局部発
振器PLOの水晶発振子Xi 、X2・・・Xnの内の
選択された1つのものが第1局部発振器PLOの発振器
で用いられろようにして、コントローラCRの制御によ
り、複数個の予め定められた周波数値の発振波の内の1
つの選択された発振波が第1混合器FMIXに与えられ
るようになされているものとして示されているが、実施
に当っては、例えは、PLL周波数シンセサイザ回路を
動作させるためのクロック用の水晶発振器からの発振波
を分周、逓倍して第1局部発振器PLOからの発振波と
して用いるようにしてもよく、この場合には、複数個の
容具なる所要の周波数値の発振波が得られるように、前
記それぞれの発振波を得るための分周率、逓倍率をコン
トローラCRによって制御する。
第1の混合器FMIXからの出力信号は、第1中間周波
増幅器PIFに与えられ、この第1中間周波増幅器PI
Fからの出力信号は構成部分Zにおけろ混合器MIXに
入力信号として供給される。
前記のように混合器MIXに供給される第1中間周波増
幅器PIFからの第1中間周波信号は、受信電波の闇波
数と、第1局部発振器PLOからの発振波の回周波との
差の周波数値を有するものであるが、第1の局部発振器
FLOからの発振波はその周波数値が、受信電波のある
周波数範囲に対しては特定な1つの周波数値を示すもの
が用いられ、また、受信電波の他のある周波数範囲に対
しては、他の特定な1つの周波数値を示すものが用いら
れるというように、受信電波の容具なる周波数範囲に対
して、それぞれ特定な周波数値な有するものが使用され
ることにより、第1中間周波増幅器PIFから混合器M
IXに入力信号として与えられる第1中間周波信号は、
受信電波の容具なる周波数範囲と対応した)司波数巾を
有する中間周波帯域信号となる。
したがって、第1中間周波増幅5P I Fから混合器
MIXに与えられる中間周波帯域信号の周波数範囲を、
構成部分Zにおいて選択受信の可能な周波数範囲(受信
バンド)のものとすると、本来、構成部分Zにおいては
選択受信動作を行なうことができない短波帯の電波をも
構成部分Zの通常の動作により良好に選択受信すること
ができる。
その場合に、受信の対象とされろ短波帯におげろ容具な
る周波数範囲に対してそれぞれ設定されるべき第1局部
発振器FLOの発振波の周波数値をそれぞれ所要のよう
に定めることにより、短波帯における容具なる周波数範
囲のどの周波数範囲の電波の受信に際しても、常に同一
の周波数範囲を占めろ中間周波帯域信号がhaられろこ
とは明らかである。
すなわち、例えば今、受信の対象とされる短波帯の周波
数範囲が15MHz〜18MHzであり、中間周波帯域
信号が6MHz〜9 MHz であるとすれば、この時
に必要とされる第1局部発振器PLOからの発振波は周
波数値が15±6MHzとなり、また、受信の対象とさ
れる短波帯の周波数範囲が1、8 MHz〜21MHz
であれば、第1局部発振器PLOからの発振波は周波数
値が18±6 MHzのものが必要とされる。
このように、本考案のPLL周波数シンセサイザ受信機
においては、PLL周波数シンセサイザ回路のICを変
更することなく、単に、第1局部発振器FLOの発振波
の周波数値を変更することにより、簡単に短波帯をカバ
ーして受信することが可能となる。
ところで、上記のように第1局部発振器PLOの発振波
の周波数値を変更して短波帯の電波を受信するようにし
た場合に、コントローラCRから表示器IRに与えられ
ている数値信号は、その時に構成部分Zによって選択受
信を行なっている中間周波帯域信号の周波数値を示す信
号であるから、実際に受信機が受信中の電波の周波数値
と、表示器IRにおける受信周波数値とが異なってしま
い、表示器IRが表示動作を正確に行なっていないこと
になる。
そこで、本考案のPLL周波数シンセサイザ受信機にお
いては、コントローラCRから表示器IRに送られる数
値信号を、第1局部発振器PLOからの発振波の周波数
値によって補正して、その時に受信している電波の周波
数値が正確に表示器IRに表示されるようにするために
、周波数表示の補正手段CIを設けている。
この周波数表示の補正手段CIは、例えば加算器(ある
いは減算器)であってもよく、コントローラCRから送
出された数値信号に、第1局部発振器FLOの発振波の
周波数値を加算して、表示器IR上に正確な受信周波数
値が表示されるようにする。
なお、第2図においては周波数表示の補正手段CIをコ
ントローラCRとは別個のものとして示しているが、こ
の周波数表示の補正手段CIをコントローラCR中に含
ませて構成してもよい。
以上の説明から明らかなように、本考案のPLL周波数
シンセサイザ受信機では、従来、PLL周波数シンセサ
イザ回路用ICの動作上限周波数によって制限されて、
受信することができなかった周波数帯の短波帯受信も、
使用するPLL周波数シンセサイザ回路用ICを変更す
ることなく実現することができ、また、中間周波帯域信
号の周波数範囲を、構成部分2において選択受信動作の
可能な周波数範囲の一つと一致させうるように、各周波
数範囲の受信のために第1局部発振器PLOで発振させ
るべき発振波の周波数値を設定しておくことにより、短
波帯を適当なバンドに分割した状態で、目的とする放送
波を短時間に選択受信することが可能となり、さらに、
周波数表示の補正手段を設けたことにより、常に受信中
の電波の周波数値を正確に表示器に表示させることがで
きる。
このように、本考案によれば既述した従来のPLL周波
数シンセサイザ受信機の問題点をすべて解消し、簡単な
構成で特性の優れたPLL周波数シンセサイザ受信機を
容易に提供することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図はPLL周波数シンセサイザ受信機のブロック図
、第2図は本考案のPLL周波数シンセサイザ受信機の
一実施態様のもののブロック図である。 A・−・・・受信アンテナ、MIX・・・・・・混合器
、IF・・・・・・中間周波増幅器、DET・・・・・
・復調器、LO・・・・・・局部発振器、VDIV・・
・・・・プログラマブル・デバイダ、PD・・・・・・
位相比較器、R8・・・・・参照信号の発生器、LPF
・・・・・・低域濾波器、CR・・・・・・コントロー
ラ、CP・−・・・・操作部、FMIX・・・・・・第
1混合器、PLO・・・・・・第1局部発振器、XI、
X2〜Xn・・・・・・水晶発振子、CI・・・・・・
周波数表示の補正手段、IR・・・・・・表示器。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 予め定められた周波数帯域についてPLL周波数シンセ
    サイザ受信を行なうことができるようになされた第1の
    構成部分と、受信の対象とされる短波帯の電波を前記し
    た第1の構成部分における受信可能な周波数帯域内に存
    在する特定な1つの中間周波帯域信号に周波数変換しう
    るように、少くとも、複数個の特定な周波数値の発振波
    を選択的に発振できるようになされた局部発振器と、受
    信の対象とされる短波帯の受信電波と対応する信号と前
    記した局部発振器からの発振波とを混合する混合器と、
    混合器から第1の構成部分における受信可能な周波数帯
    域内に存在する如き前記した特定な1つの中間周波帯域
    信号を抽出して増幅する中間周波増幅器とを含んで構成
    された第2の構成部分と、前記した第2の構成部分が受
    信に使用されている際にも表示器で受信周波数値が正確
    に表示されうるように前記第2の構成部分における局部
    発振器の出力信号を用いて、周波数表示の補正を行なう
    手段とを備えている短波帯の受信を容易にしたPLL周
    波数シンセサイザ受信機。
JP1978144422U 1978-10-20 1978-10-20 短波帯の受信を容易にしたpll周波数シンセサイザ受信機 Expired JPS5813638Y2 (ja)

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JPS5561353U JPS5561353U (ja) 1980-04-25
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CQ HAM RADIO auk¡aw±¨p¡cy¨¸¨n´¤´lh=1967 *

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JPS5561353U (ja) 1980-04-25

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