JPS5813615Y2 - 押釦式同調器に於けるクラツチ機構 - Google Patents

押釦式同調器に於けるクラツチ機構

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JPS5813615Y2
JPS5813615Y2 JP191779U JP191779U JPS5813615Y2 JP S5813615 Y2 JPS5813615 Y2 JP S5813615Y2 JP 191779 U JP191779 U JP 191779U JP 191779 U JP191779 U JP 191779U JP S5813615 Y2 JPS5813615 Y2 JP S5813615Y2
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JP
Japan
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clutch lever
shaft
gear body
clutch
lever support
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JP191779U
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JPS55102243U (ja
Inventor
青木瞭一
片岡武
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小野精工株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は押釦式同調器に於けるクラッチ機構に係り、特
に本出願人が先に提出した昭和51年特許登録願第43
978号、第111342号等に使用して効果のあるク
ラッチ機構を提供するものである。
従来より押釦式同調器には押釦を抑圧操作することによ
り、インダクタンスを可変せしめる押釦同調機構と手動
同調軸を回転操作することによりインダクタンスを可変
せしめる手動同調機構が併用されていることは公知であ
る。
前記構成に於いては、押釦の抑圧操作により又は手動同
調軸の回転操作によりコイル体に対するコアの位置を可
変せしめ、可変されたコア位置を維持する作用を戊すク
ラッチ機構が装着される。
以下本出願人が先に提出した特許登録順昭和51年11
1342号の概略について説明する。
蓋枠側板1にテコ板2を取付け、このテコ板2のフック
3と前記側板1との間にコイルスプリング6を架設し、
蓋枠側板1を貫通して突出する転動枠7の軸8に円板1
0を介して一体に形成するように軸11を連結し、この
軸11の一端部をテコ板2に穿設した長孔4に嵌合させ
、また前記軸8には手動同調機構を構成するウオーム軸
12の回転操作により回転可能な歯車体14は外周に歯
車15と、前記歯車15とは同心で且一体に突設した角
柱状軸受16とを形威し、前記角柱状軸受16をクラッ
チレバ−サポート19に穿設された角状孔23に圧入嵌
合させることにより、クラッチレバ−サポート19と歯
車体14とが連結され、転動枠7の一方の軸8が蓋枠側
板1より突出した部分に歯車体14の角柱状軸受16に
穿設された丸孔17に嵌合させることにより歯車体14
、クラッチレバ−サポート19は軸8に回転可能に、且
長さ方向に摺動可能に装着され、クラッチレバ−24の
突出部25a 、25b 、25c 、25dが前記ク
ラッチレバ−サポート19に係合し、前記突出部25a
、25b 、25c 、25dの他端部が軸11を中
心としてこれを囲繞するようにクラッチレバ−サポート
19に装着されたクラッチレバ一群24a 、24b
、24c 、24dとクラッチレバ−サポート19との
間に円板10を介在させ、前記クラッチレバ一群24a
、24b。
24c、24dに接してテコ板2の内側に位置するよう
に軸11にカラー26を挿通し、前記カラー26にテコ
板2を介してコイルスプリング6の負荷力を作用させる
ことにより、前記クラッチレバ一群24a 、24b
、24c 、24dと円板10とがカラー26とクラッ
チレバ−サポート19に挾持されるよう構成されたクラ
ッチ機構であり、このクラッチ機構は下記の如く作用す
る。
押釦8を矢印P方向に、コイルスプリング29に抗して
少し前進せしめるとクシ形状部材31は両端の軸33.
34を心として回転せしめられ、一方の軸(符号33又
は34)の下方位置に設けられたL字状折曲部32がテ
コ板2のカム部5に接して摺動前進することにより、テ
コ板2は画枠側板との係合部35を支点としてカム部5
がコイルスプリング6に抗して画枠側板1から離反する
方向に傾動する。
このことによりコイルスプリング6のカラー26及びク
ラッチレバ一群24a。
24b 、24c 、24dに対する押圧作用は解除さ
れて、円板10に対してクラッチレバ−サポート19と
クラッチレバ一群24a、24b、24c。
24dの圧接状態が解除され軸8、円板10、軸11と
は回転可能な状態に置かれ開放状態となる。
この状態に於いては、ウオーム13と噛合って自由回転
が規制されている歯車体14が、一体に固着されたクラ
ッチレバ−サポート19との連動が切離された状態に置
かれた転動枠7、軸8、円板10、軸11は外力により
回転可能な状態に置かれている。
上記状態より更に押釦28を前進せしめると、押釦28
と一体に前進する周波数規定体30は転動枠7の一対の
平行棒9,9′に衝突し、転動枠7の回転角度を周波数
規定板30の回転角度に伴わせるものである。
この様に押釦28の押圧作用により転動枠7の回転角度
を再現してインダクタンスの可変をせしめるものである
次に押釦28に対する押圧力を解除せしめると、押釦機
構はコイルスプリング29の反発力により元の位置に復
帰し、コイルスプリング6の引張力はカラー26に作用
し、クラッチレバ一群24a。
24b 、24c 、24dを介してクラッチレバ−サ
ポート19と円板10とは互いに圧着されて転動枠7の
回転規制がなされ、クラッチ機構は閉鎖状態となりコイ
ルに対するコア位置を維持した状態となる。
また手動同調軸の回転操作によるインダクタンスの可変
作用は、手動同調軸18の回転操作により歯車36.3
7を介してウオーム軸12に伝達され、ウオーム軸12
に装着されたウオーク13は歯車体14を回転せしめる
この状態に於けるクラッチ機構は閉鎖状態にあるため、
歯車体14の回転はクラッチレバ−サポート19、円板
10を介して軸11と軸8を一体に回転させるので、前
記軸8と連結されている転動枠7も回動し手動同調によ
るインダクタンスの可変が達成させるものである。
然し乍らクラッチ機構を構成する歯車体14とクラッチ
レバ−サポート19とを軸8に回転可能で、且長さ方向
に摺動自在に組立てる場合、1ず歯車体14に突設した
角柱状軸受16にクラッチレバ−サポート19に穿設さ
れた角状孔23の形状に沿った状態で嵌合しなければな
らず、前記作業は煩雑で作業性を低下させる工程上の欠
陥及び角柱状軸受16と角状孔23とに存在する嵌合ガ
タにより、手動同調機構より伝導されたコイルに対する
コア位置を正確に維持出来ないという技術的欠陥を有し
ていた。
そこで本考案は組付工程の削減を計ると共に正確な可変
インダクタンスを達成すべく改善を加えたものであり、
以下図面により詳記する。
第3図の如く、クラッチレバ−サポート19は平板の四
面を対象に階段状に折曲せしめたものであり、第一平坦
部20ど第二平坦部21a、21b。
21c 、21dと更にこの複数の平坦部にそれぞれ直
行する如く折曲した立設部22a 、22b 。
22c 、22dによる構成は先に本出願人が提供した
昭和51年特許登録願第111342号と同様であるが
、本考案は第一平坦部20に丸孔38を穿設すると共に
、前記第一平坦部20で歯車体14と圧着する方向に2
ミリメートル以下の長さの範囲で突出する鋭角状の複数
の突起39を形成し、合成樹脂等で形成された前記歯車
体14は外周に歯車15を形成し、また円柱状軸受40
には外周Km状突出部41と長さ方向に丸孔42とが形
成される。
前記の如く構成された円柱状軸受40には、捷ず歯車体
14の丸孔17が圧入され、次にクラッチレバ−サポー
ト19の丸孔38が圧入されつ\クラッチレバーサポー
ト19に形成された複数個の鋭角状の突起39は歯車体
14に当接し、更に押圧することによりクラッチレバ−
サポート19と歯車体14ゆ支止状態に圧着される。
前記の如く、歯車体14とクラッチレバ−サポート19
とが圧着された円柱状軸受40は転動枠7とは一体に連
結された軸8に回転可能で、且長さ方向には摺動自在に
装着され、クラッチレバ−24a 、24b 、24c
、24dの一端突出部25a 、25b 、25c
、25dが前記クラッチレバ−サポートに係合し、その
突出部25a。
25b 、25c 、25dの他端部が軸11を中心と
して、これを囲繞するように、クラッチレバ−サポート
19に装着されたクラッチレバ一群24a。
24b 、24c 、24dとクラッチレバ−サポート
19との間に円板10を介在させ、クラッチレバ一群2
4a 、24b 、24c 、24dに接してテコ板1
2の内側に位置するように軸11にカラー26を挿通し
、このカラー26にテコ板2を介してコイルスプリング
6の負荷力を作用させることにより、円板10がクラッ
チレバ一群24a。
24b 、24c 、24dを介してクラッチレバ−サ
ポート19に押圧された状態にて、前記円板10、クラ
ッチレバ一群24a 、24b 、24c。
24dが前記カラー26とクラッチレバ−サポート19
に挾持されクラッチ機構は組付けられる。
上記の如く構成され組付けられたクラッチ機構は円柱状
軸受40に歯車体14の丸孔17とクラッチレバ−サポ
ート19の丸孔38とが円柱と丸孔により構成されるた
め、任意の位置で圧入嵌合することが可能となり、従来
行われていた角柱状軸受15に角状孔23を位置合せし
た後圧入嵌合する構成に比して、熟練度を要し煩雑で作
業性の悪い工程を削除することが出来るものである。
更に従来の構成に於いては、角柱状軸受15と角状孔2
3とを圧入嵌合する場合、角柱と角孔とに存在する嵌合
ガタを皆無に圧入することは部品構成上不可能であり、
それが為に手動同調軸18の回転操作によりウオーム軸
12を介して正確にインダクタンスの可変作用をさせよ
うとしても、角柱溝軸受15と角状孔23とに存在する
嵌合ガタにより転動枠7へ正確に伝導され得ない欠陥が
ちあったものを、本考案はクラッチレバ−サポート19
に形成された突起39を歯車体14に校正状態に圧着さ
れる構成であるため、転動枠7の回転方向に対しての歯
車体14とクラッチレバ−サポート19との嵌合ガタは
完全に解消され、手動同調軸18より伝導されたインダ
クタンス可変作用を正確に転動枠Tに伝導することが出
来る。
以上詳記した如く、本考案は円柱状軸受40に歯車体1
4とクラッチレバ−サポート19を圧入嵌合させ、且ク
ラッチレバーサポート19に突設された複数個の突起3
9を校正状態に圧着する構成により、煩雑な作業工程の
削除と技術的にさけることの出来なかった部材の嵌合ガ
タを解消し、極めて精度の高い可変インダクタンスが達
成出来る有益な考案である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係るクラッチ機構で一部切除した平面
図。 第2図は本考案に係るクラッチ機構の主要部分解斜視図
。 第3図はクラッチレバ−サポートの正面図及び側面図。 第4図はクラッチレバ−サポートと歯車体の装着状態を
示す側面図。 第5図は従来のクラッチレバ−サポートの正面図及び側
面図。 第6図は従来の歯車体の正面図及び側面図。 図中に於いて、1は蓋枠側板、2はテコ板、6はスプリ
ング、7は転動枠、10は円板、11は軸、12はウオ
ーム軸、14は歯車体、18は手動同調軸、19はクラ
ッチレバ−サポート、20は第一平坦部、21は第二平
坦部、22は立設部、23は角状孔、24はクラッチレ
バ−125は突出部、26はカラー、28は押釦、31
はクシ形部材、38は丸孔、39は突起、40は円柱状
軸受である。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 蓋枠1に貫通して突出する転動枠Iの軸8にウオーム軸
    12の回転操作により回転可能な歯車体14とこれに装
    着されたクラッチレバ−サポート19にクラッチレバ一
    群24a、24b、24c。 24dが囲繞するように円板10を介して装着され、カ
    ラー26に軸11を挿通し、このカラー26にテコ板2
    を介してスプリング6に負荷作用させるように構成され
    た押釦式同調器のクラッチ機構に於いて、円柱状軸受4
    0に歯車体14とクラッチレバ−サポート19の丸孔1
    7.38とを圧入嵌合させ且前記クラッチレバーサポー
    ト19に形成した複数の突起39を歯車体14に校正状
    態に圧着せしめた構成。
JP191779U 1979-01-11 1979-01-11 押釦式同調器に於けるクラツチ機構 Expired JPS5813615Y2 (ja)

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JPS55102243U JPS55102243U (ja) 1980-07-16
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