JPS6119570Y2 - - Google Patents

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JPS6119570Y2
JPS6119570Y2 JP11578080U JP11578080U JPS6119570Y2 JP S6119570 Y2 JPS6119570 Y2 JP S6119570Y2 JP 11578080 U JP11578080 U JP 11578080U JP 11578080 U JP11578080 U JP 11578080U JP S6119570 Y2 JPS6119570 Y2 JP S6119570Y2
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JP
Japan
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transmission mechanism
push button
coil
case
plate
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JP11578080U
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JPS5739135U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は押釦チユーナに係り、コイルユニツト
及び回路ケースを手動同調力伝達機構の巾及び高
さ内でフレーム上に取付固定すると共に、回路ケ
ースを該伝達機構との間に介在した支持板により
支持する構成とすることにより、構成を小型化し
且つ強固としうる押釦チユーナを提供することを
目的とする。
一般に、押釦チユーナとしては、フレームに支
承した操作杆を後方へ押込スライドさせるに伴な
い左右方向へ被記憶カム板を連動的にスライドさ
せその相互位置規制により記憶、読出し選局を行
なわしめ、全体として構成を薄型化たものがあ
る。これによれば構成的には更にフレームの前方
一側に形成した折曲板部に手動同調軸の回転力を
上記カム板に伝達する伝達機構が固設され、又フ
レームの伝達機構後方に上記カム板に一体保持し
た複数のμ同調コアを夫々出入される複数のμ同
調コイルユニツトが固設され、更に必要に応じて
上記コイルユニツトにμ同調回路ケースが固設さ
れている。しかるにこの場合、上記伝達機構及び
複数のコイルユニツトは夫々構成及び組付けが面
倒であるという問題があつた。
従つて本出願人は先に実願昭55−64790号「押
釦チユーナ」により上記伝達機構をユニツト化し
又実願昭55−8781号「μ同調チユーナに於けるコ
イル部体取付構造」により複数のコイルユニツト
を一のアルミダイキヤスト製コイルケースに取付
け一のコイルユニツトとしたものを夫々提案して
上記問題点を解決したが尚次の問題点があつた。
即ち、伝達機構の後方に配される回路ケースが
正面より見て伝達機構の巾及び高さ内に納まつて
いないと、この押釦チユーナを自動車のダツシユ
ボードの凹部に収納する際に押釦チユーナの収納
方向外形が回路ケースによつて規制されることに
なり本来回路ケース自体の強度が小なることも相
俟つて回路ケースがゆがんだり端子が傷んだりす
ることがあるという欠点があつた。
本考案は上記欠点を除去したものであり、以下
図面と共にその1実施例につき説明する。
第1図A〜Cは夫々本考案になる押釦チユーナ
の1実施例の平面図、正面図及び側面図、第2図
は上記押釦チユーナの要部の斜視図である。図
中、押釦チユーナ1はフレーム2を有し、フレー
ム2の下板2aに例えば6個の操作杆3が夫々第
1図A中A,B方向スライド自在に配設され、且
つ該各操作杆3と連動して同図中C,D方向スラ
イド自在に一のカム板4が配設される。カム板4
は第1図A、第2図に示す如く、一側に設けた折
曲板部4aに6個のコア5を固着され更に第1図
Cに示す如く一のラツク4bを設けられる。又フ
レーム2の上板2bには同じくC,D方向スライ
ド自在の一のクラツチ板6(押圧凸部6aを有す
る)が配設される。
7は手動同調力伝達ユニツトで、上述の実願昭
55−64790号「押釦チユーナ」に記載した如く、
大略ユニツト本体8に支持板9を固着し、手動同
調軸(図示せず)よりの回転力を順次伝達するオ
ルダム継手軸10、中間軸11、ローラ軸12、
ドラム体13(ピニオン13aを同軸固定され
る)を夫々支承し、更にローラ軸12一端を支承
する回動アーム14を枢支して全体をユニツト化
したものであり、ユニツト本体8上面には特に後
述する支持板41取付用に1のネジ孔8a、ピン
孔8b,8cを設けられている。伝達ユニツト7
はフレーム前板2c右端にユニツト本体8下部を
位置決めして固着され、このとき第1図Cに示す
如く上記ピニオン13aはカム板4のラツク4b
に噛合し且つ回動アーム14の被押圧部14がク
ラツク板6の押圧凸部6aに近接対向する。
21はコイルユニツトで、上述の実願昭55−
8781号「μ同調チユーナに於けるコイル部体取付
構造」に記載した如く、アルミダイカスト製の偏
平直方体状コイルケース22にAM用端子基板2
3(夫々コイルボビン24a、ゴムリング24
b、スリーブコア24cよりなる3個のコイル単
体ユニツト24を有する)と後述するFM用回路
ケース29の3個のコイルボビン30とを設けた
構成としてなる。コイルユニツトケース22は下
端係合凸部をフレーム下板2aの係合凹部(共に
図示せず)に係合させて固着されており、6個の
貫通孔22a,2対のネジ孔22bを有し又上面
に一の支持板部22c4一の孔22dを有する)
を一体的に突設される。
AM用端子基板23は、基板本体25に3個の
コイルボビン24aを植設し且つその各コイルリ
ードを複数の端子26に接続してなり、1対の孔
25aを有する。端子基板23の取付法として
は、まず3組のスリーブコア24c、ゴムリング
24bを夫々ケース22の3個の孔22aに嵌入
させた後、端子基板23をその各コイルボビン2
4aを夫々スリーブコア24c内に遊嵌挿入させ
基板本体25をゴムリング24bに当接させて位
置決めする。しかる後1対のネジ27を夫々孔2
5aを挿通させてネジ孔22bに螺入させて端子
基板23をコイルケース22に強固に締付固定す
る。
FM用回路ケース29は、薄型基板31(端子
31aを有する)の回路部品32植設側を箱形シ
ールドケース33で覆い且つ反対側に取付けたシ
ールド板34下端に固着した厚型基板35に上記
3個のコイルボビン30を植設してなり、シール
ドケース33は一のネジ孔33aを有し且つ厚型
基板35(シールド板34)は1対の孔35aを
有する。回路ケース29の取付法としては、各コ
イルボビン30を夫々コイルケース22の他の3
個の孔22aを遊嵌挿入させ厚型基板35をコイ
ルケース22側面に当接させて位置決めする。し
かる後1対のネジ27を上記の場合と同様に夫々
孔35aを介してネジ孔22bに螺入させて回路
ケース29をコイルケース22に締付固定する。
このときシールドケース33外面はコイルケース
22の支持板部22cに当接又は近接対向する。
尚カム板4の各コア5はコイルケース22の各孔
22aを介して夫々コイルボビン24a又は30
内に適宜挿入されたことになる。
このとき第1図A〜Cに示す如くコイルユニツ
ト21及び回路ケース29は、夫々押釦チユーナ
1を正面より見て伝達ユニツト7(ユニツト本体
8)の巾及び高さ内に略同一レベルで納まる構成
となつているため、この部分の前後方向の外形の
規制は伝達ユニツト7により行なわれコンパクト
な構成となつている。従つて押釦チユーナ1を後
述する支持板41の取付後に自動車のダツシユボ
ードの凹部に収納する際に収納作業が容易である
と共に、回路ケース29が傷むことがない。
41は支持板で、T字形板のT字頭部41aに
一の孔41b及びその両側の1対の下方突出ピン
部41cを有し、且つ本体板部41b後端の折曲
板部41eに一の孔41fを有してなる。支持板
41はまず伝達ユニツト7のユニツト本体8上面
にT字頭部41aを載置し各ピン部41cを夫々
各ピン孔8b,8cに嵌入させて位置決めした
後、ネジ42を孔41bを介してネジ孔8aに螺
入させることにより該ユニツト本体8に締付固定
される。このとき折曲板部41eはコイルケース
22の支持板部22cに沿う位置にあり、ネジ4
3を順次孔41f,22dを介してシールドケー
ス33のネジ孔33aに螺入させることにより、
支持板41及びシールドケース33は支持板部2
2cに締付固定される。
かくして回路ケース29は下部をネジ27によ
りコイルケース22に固定され、且つ上部のシー
ルドケース33を伝達ユニツト7取付けた支持板
41を介してコイルケース22の支持板部22c
に固定されたことになり、上下2個所の固定によ
りふらつきのない強固な取付構成となる。又回路
ケース29上端は伝達ユニツト7上端と略同一高
さレベルであるため、支持板41の本体板部41
fがシールドケース33側面(第2図中上面)を
覆つて該ケース33を保護している。
次に上記押釦チユーナ1の動作に付き簡単に説
明する。まず手動同調軸を回転操作すると、伝達
ユニツト7の各部品10〜13が連動して上記ピ
ニオン13a、ラツク4bの噛合によりカム板4
が矢印C又はD方向へスライドしてコア5が各コ
イルボビン24a又は30に出入変位し所謂μ同
調方式によりAM又はFMの所望局が選局同調さ
れる。
次いで所望の操作杆3を押込むとその規定子が
カム板4の対応カム部に当接して上記所望局を記
憶する。
次いで手動同調軸の操作によりカム板4が他の
位置へ変位ているとき、上記操作杆3を再び押込
むと、まずクラツチ板6が矢印D方向へスライド
してその押圧凸部6aの押圧作用により回動アー
ム14が回動してローラ軸12及びドラム体13
間の伝達を切離しカム板4を軽負荷状態とせしめ
る。従つて更に操作杆3の規定子がカム板4の対
応カム部に当接して該カム板4を最初の位置まで
容易にスライド変位せしめ上記所望局を読出しさ
せるものである。
上述の如く、本考案になる押釦チユーナによれ
ば、手動同調力伝達機構はフレームの前方一側に
固設され且つコイルユニツト及び回路ケースは前
後方向に該伝達機構の巾及び高さ内に納まるよう
該フレームの一側に固設されており、しかも該回
路ケースは該伝達機構との間に介在された一の支
持板により支持される構成としてなるため、回路
ケースはコイルユニツト及び支持板の2個所によ
り支持されてふらつき及びガタのない構成とな
り、単に支持板を設けるのみで構成を安定且つ強
固にしえ性能を向上しえ、又コイルユニツト及び
回路ケースは前後方向に手動同調力伝達機構の巾
及び高さ内に納まるため、この押釦チユーナを例
えば自動車のダツシユボードの凹部内に収納する
際押釦チユーナの横巾の一端及び高さを上記手動
同調力伝達機構の外形で規制することができ、全
体を小型化しうると共に収納時の回路ケースのゆ
がみ、端子の損傷等がなく信頼性を向上しうる等
の特長を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図A〜Cは夫々本考案になる押釦チユーナ
の1実施例の平面図、正面図及び側面図、第2図
は上記押釦チユーナの要部の分解斜視図である。 1……押釦チユーナ、2……フレーム、3……
操作杆、4……カム板、4a,41e……折曲板
部、5……コア、6……クラツチ板、7……手動
同調力伝達ユニツト、8……ユニツト本体、8
a,22b,33a……ネジ孔、21……コイル
ユニツト、22……コイルケース、22a,22
d,25a,35a,41b,41f……孔、2
2c……支持板部、23……端子基板、24……
コイル単体ユニツト、24a,30……コイルボ
ビン、29……回路ケース、31,35……基
板、33……シールドケース、41……支持板、
41a……T字頭部、41d……本体板部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. フレームに支持された操作杆を押込みスライド
    するに連動して被記憶カム板及びクラツチ板を
    夫々該押込み方向と直交する方向に個別にスライ
    ドさせることにより、該カム板に取付けたコアを
    回路ケースを有するコイルユニツトに出入させ且
    つ該クラツチ板を手動同調力伝達機構の所定部に
    当接させて伝達力遮断状態とせしめて記憶又は読
    出し選局を行ないうる押釦チユーナにおいて、上
    記伝達機構は該フレームの前方一側に固設され且
    つ該コイルユニツト及び回路ケースは前後方向に
    該伝達機構の巾及び高さ内に納まるよう該フレー
    ムの一側に固設されており、しかも該回路ケース
    は該伝達機構との間に介在された一の支持板によ
    り支持される構成としてなる押釦チユーナ。
JP11578080U 1980-08-15 1980-08-15 Expired JPS6119570Y2 (ja)

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JP11578080U JPS6119570Y2 (ja) 1980-08-15 1980-08-15

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JP11578080U JPS6119570Y2 (ja) 1980-08-15 1980-08-15

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JPS5739135U JPS5739135U (ja) 1982-03-02
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JP11578080U Expired JPS6119570Y2 (ja) 1980-08-15 1980-08-15

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JPS59167256U (ja) * 1983-04-25 1984-11-09 オカダ鑿岩機株式会社 破砕機

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