JPS58135898A - アルミニウム処理蛋白質 - Google Patents

アルミニウム処理蛋白質

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JPS58135898A
JPS58135898A JP57227831A JP22783182A JPS58135898A JP S58135898 A JPS58135898 A JP S58135898A JP 57227831 A JP57227831 A JP 57227831A JP 22783182 A JP22783182 A JP 22783182A JP S58135898 A JPS58135898 A JP S58135898A
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JP
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protein
phytic acid
aluminum
protein material
acid
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JP57227831A
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English (en)
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マリオン・マキンリ−・ブラツドフオ−ド
フランク・シオドア−・オ−ソ−フア−
ケニス・ニユ−ウエル・ライト
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Primary Products Ingredients Americas LLC
Original Assignee
Tate and Lyle Ingredients Americas LLC
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    • AHUMAN NECESSITIES
    • A23FOODS OR FOODSTUFFS; TREATMENT THEREOF, NOT COVERED BY OTHER CLASSES
    • A23JPROTEIN COMPOSITIONS FOR FOODSTUFFS; WORKING-UP PROTEINS FOR FOODSTUFFS; PHOSPHATIDE COMPOSITIONS FOR FOODSTUFFS
    • A23J1/00Obtaining protein compositions for foodstuffs; Bulk opening of eggs and separation of yolks from whites
    • A23J1/14Obtaining protein compositions for foodstuffs; Bulk opening of eggs and separation of yolks from whites from leguminous or other vegetable seeds; from press-cake or oil-bearing seeds

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  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Biochemistry (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Food Science & Technology (AREA)
  • Polymers & Plastics (AREA)
  • Medicines That Contain Protein Lipid Enzymes And Other Medicines (AREA)
  • Preparation Of Compounds By Using Micro-Organisms (AREA)
  • General Preparation And Processing Of Foods (AREA)
  • Peptides Or Proteins (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 蛋白質材料の三価アル1ニウムにょる処理に関する0本
発明において「フィチン酸」というときは矛盾しない一
〇、フィチン酸およびフィチン酸塩ないしフィチン酸エ
ステルのいずれかを意味する。
成る種の植物起源の蛋白質材料は相当鎗のフィチン酸塩
ないしフィチン酸エステル及びフィチン酸を含有するこ
とが知られている。トウモロコシ、小麦、米、大豆、落
花生あらびき粉、ツマあらびき粉、莱樵あらぎき粉、綿
実、リマ豆、白インゲン豆、大麦、オート麦及びヒマワ
リ種から得られる植物性蛋白質はフィチン酸及びフィチ
ン酸塩が含有されていることが報告されている。7gI
Iを越えるフィチン酸塩ないしフィチン酸エステル及び
フィチン酸含有も報告されているがζ穀物及び油脂種子
のその含量は典製的には約1−〜約596の範囲である
フィチン酸塩ないしフィチン酸エステル及びフィチン酸
は、食物の栄養品質に悪影響を及ぼすことが知られてい
る。フィチン酸塩ないしフィチン酸エステル及びフィチ
ン塩は、金属−フィチン酸及びフィチン酸−蛋白質錯体
を形成する。金属−フィチン酸錯体は亜鉛、!グネシウ
ム、マンガン、カルシウム、銅、鉄などの必須金属の食
物における不足の原因であることが報告されている。
蛋白質材料からフィチン酸塩ないしフィチン酸エステル
類及びフィチン酸を除去する数多くの技術が報告されて
いる。米国特許3,966.971号明細書は植物性蛋
白質源材料を酸−フイターゼで処理することによるフィ
チン酸の除去を報告している。
一般的には、一部のフィチン酸塩ないしフィチン酸エス
テル類はフイターゼ処理によっては影響を及ぼされない
。米国特許3,736,147号明細書には大過剰量の
カルシウム及び!ダネシウムイオンなどの二価カチオン
の存在下においてpH2,0〜4.5において限外濾過
によりフィチン酸を除去する方法が開示されている。こ
の米国特許3,736゜147号明細書には、大豆蛋白
質−フィチン酸錯体からフィチン酸をp)13.Oにお
いて化学量論的に置換えるためKは蛋白質に存在する荷
電された塩基性基の当量当り少な(とも70当量を越え
るカルシウムイオンを必要とすると報告されている。米
国特許4,072,670号及び3,995,071号
の各明細書は水性大豆蛋白質抽出物をpH10,5以上
において処理することKよりフィチン酸塩ないしフィチ
ン酸エステル類及びフィチン酸を不層化させてフィチン
酸−フィチン酸塩ないしフィチン酸エステル含量の減少
し九大豆蛋白質単鴫物を11製することを報告している
。年増性フィチン酸塩ないしフィチン酸エステル類及び
フィチン酸成分を大豆蛋白質抽出物から分離して低フィ
チン酸単離物を与えている。大W蛋白質のpH10,0
以上における処理の結果、単離物の栄養的性質に悪影響
を及ぼす望ましくない副生物が形成されている。
その他の特許は、フィチン酸除去には関係のない目的で
蛋白質材料の金属水酸化物による処理を開示している。
米国特許4,216,144号明細書は、加水分解され
九植物性蛋白質材料から鉄プロティネート類或いは鉄の
キレート類の1II4Illlを開示している。初期の
米国特許820,824号明細書には、アルコール中に
おいて、アルミニウム、鋼、亜鉛、ニッケル、コバルト
及び銀の水駿化物などの水不溶性及びアルコール可溶性
金属水酸化物で蛋白質を沈嶽させることにより脂肪物質
を含有する蛋白質材料から蛋白質を分−する方法が開示
されている。米国特許4,212,799号明細書には
、ヒマワリあらびき粉をpH10,5に押いてアルミネ
ートイオンで処理し、ある種の4リフエノール系物質を
錯化させ、それらのキノン拳への酸化を防止しているこ
とが開示されている。ヒiワリあらびき初処理の際、ア
ルミニウムは溶液中に保たれる。アルミニウムはヒマワ
リ蛋白質のpH5,OKおける等電沈澱の際にクエン酸
塩のような水溶性アルミニウム錯化剤により溶液中に保
たれる。
不幸にして、前記し九よ5なフィチン酸塩ないしフィチ
ン酸エステル及びフィチン酸除去の提案は、フィチン酸
塩ないしフィチン酸エステル及びフィチン酸除去の問題
に対して有効でなく、かつ非経済的な解決を与えるもの
に過ぎない。pH10,0以上に頼る方法は望ましくな
い副生物を生成する。二価金属を添加する方法は、実質
的に大設備、原料及び廃棄物処理のコストを増大させる
これらのフィチン酸塩ないしフィチン酸エステル及びフ
ィチン酸除去に必要とされる技術は不当に製造方法を複
雑KL、現存する製造設備及び方法に広範な修正を要求
するものである。
蛋白質材料の製造において、企業はフィチン酸□、 塩ないしフィチン酸エステル及びフィチン酸に伴う間離
を軽減する簡単且つ直接的方法を兼く探し求めてきた。
現存する製造設備に広範な加工及び設備の変更を必要と
することな(有効かつ容易に組込むことのできる製造方
法は確実な利点をもたらすものである。フィチン酸塩及
びフィチン酸錯化問題を克服するに適し九経済的かつ有
効な製造方法は植物性蛋白の栄養価を相当に高めること
であろう、フィチン酸或いはフィチン酸塩ないしフィチ
ン酸エステル除去を必要とせず、蛋白質製品の製造を容
易にし、蛋白質製品の栄養的がつ機能的効率を上昇する
添加剤に頼る系からは植物性蛋白質の分野において有意
義な技術的進歩が生ずるであろう。
本発明は、フィチン酸含有蛋白質材料から蛋白質の等電
沈澱pHより低いpHにおいて改良され走水溶性蛋白質
含量の蛋白質組成物を製造する方法において、フィチン
酸含有蛋白質材料を材料内に會有せるフィチン酸のモル
当り少なくと40.5 %ル当量の三価アルミニウムで
処理することにより蛋白質材料を蛋白質の等電沈澱pH
より低いpHにおいて、111定可能な椙高い水溶性蛋
白質含量を有する蛋白質組成物に転換することを特徴と
する方法を提供するものである。
本発明は又、蛋白質及びフィチン酸を含有する蛋白質材
料にお(・て、蛋白質材料がフィチン酸のモル当り少な
くとも0.5モル白量の三価アルきニウムを含有し、蛋
白質の等電沈澱pHより低いpHにおいて水溶性蛋白質
の量が三価アル1ニウムが含まれない場合の蛋白質材料
中の量よりも測定可能な程度に(measurably
 )増加されていることを特徴とする蛋白質材料を提供
するものである。
この様に、本発明はフィチン酸含有蛋白質材料から蛋白
質−フィチン酸錯体含量の減少した蛋白質組成物を製造
する方法に関する。II白質−フィチン酸錯体を含有す
る蛋白質材料に材料内に含まれているフィチン酸のモル
当り少なくとも0.1%ルの三価アルきニウムが添加さ
れ、かようにして蛋白質−フィチン酸錯体を三価アルミ
ニウムで転換して蛋白質−フィチン酸錯体含量の減少し
た蛋白質組成物を提供する。
本発明は一般的にフィチン酸含有蛋白質材料に通用され
る。その様なフィチン酸含有蛋白質材料においては、相
当な部分の蛋白質がフィチン酸と望ましくない錯体を形
成している。種実起源の蛋白質材料としては、小麦、米
、大麦及びオート麦などの非油含有種から得られる植物
性蛋1質が含まれる。更に又、トウモロコシ、大豆、黒
豆、ソラ豆(br@ad b@ans 、 horse
 b@ans )褐色豆(brownb@ans ) 
、落花生、♂マ実、菜種、綿実、リマ豆及びヒiワリ種
などが挙げられる。フィチン酸含有蛋白質材料は乾物基
準(d、s、b、)  で通常5重量−以上の蛋白質及
び乾燥蛋白質重量に基づいて0.25〜5重量饅以上の
フィチン酸塩ないしフィチン酸エステル及びフィチン酸
を含有する0本発明は全集(例、トウモロコシニア−8
−蛋白質含有)乃至95−を越える蛋白質含量の植物単
一物の範囲に蛋白質含量を有する広範囲の蛋白質材料に
適用される。それは特に油含有種実材料から得られた蛋
白質材料の加工に適したものである。本発明は少なくと
も加重量嗟の蛋白質含量(d4.b、)、特に40畳以
上の蛋白質を含有する豆科蛋白質材料に適用される。少
なくとも4o−蛋白質を含有する豆科材料の具体例とし
ては落花生、菜種、綿実、大豆及びそれらの混合物の脱
脂あらびぎ粉、細粉、蛋白質濃縮物(即ち70噂以上の
蛋白質)或いは蛋白質率#!吻((イ)−以上の蛋白質
)がある。
フィチン酸含有蛋白質材料は、材料内のフィチン酸塩な
いしフィチン酸エステル及びフィチン酸の谷モル当り少
なくとも0.5モルの三価アルミニウムで処理される。
三価アルミニウムは蛋白質錯化されたフィチン酸塩ない
しフィチン酸エステル及びフィチン酸成分と容易に反応
する。フィチン酸塩ないしフィチン酸エステル及びフィ
チン酸を転換するためには通常4モルよりもや〜多量の
三価3ル<ニウムが必要とされる。必要に応じて、フィ
チン酸含有蛋白質材料には化学量論的必要量の過gF!
ll1l (tMえば4.2モル以上を越えるit)が
添加されるが、しかしその様な量は栄養的理由から通常
好ましくない。過剰の三価アル<ニウムはリン化合物の
代謝及び生体利用可能性に悪影響を及ぼす可能性がある
フィチン酸塩ないしフィチン酸エステル及びフィチン酸
成分をアル建ニウム処理してフィチン酸アルf=ウムに
転換することは数多くの有益な変化を与える。この処理
は蛋白質構成成分の物理的、化学的、栄養的及び機能的
特性を変更する。蛋白質材料に与えられる多様な効果の
ために、蛋白質材料が三価金属で処理される程度は主と
して最終製品に望まれる特別な変転成いは効果に応じて
異る。1−wル未満の三価アルミニウム(例えば約06
5モル以上)でのフィチン酸塩ないしフィチン酸エステ
ル及びフィチン酸の処理は蛋白質特性を有益に変更する
。25嗟〜50q/bのフィチン酸塩ないしフィチン酸
エステル及びフィチン酸含量がアルミニウムイオンで処
理された場合には、相当な栄養的及び機能的改良が生ず
るが、特に優れた結果は50噂の水準で処理(即ち、2
モル以上)三価フル1ニクム)が行われた場合に達成さ
れる。従って、殆んどの用途について、フィチン酸塩な
(・しフィチン酸エステル及びフィチン酸含有蛋白質材
料はフィチン酸塩ないしフィチン酸エステル及びフィチ
ン酸のモル当り2〜−モルの三価アルミニウム、最も典
型的には2〜3の三価アルミニウムモル当量を用いて処
理するのが有利である。
本発明は、蛋白質材料を処理して低蛋白−フィチン酸錯
体含量に変換するための複数の加工方法を提供するもの
である。三−アルミニウムはフィチン酸含有蛋白質材料
中に各種製造工程にお(・て導入することができる。本
発明は、−理的にフィチン酸含有蛋白質材料を必要量の
三価アルミニウムと混合する方法から適当な溶媒中にお
いて処理する方法迄の広い範囲の加工代替法を含むもの
である。物理的混合条件下においては、蛋白質−フィチ
ン酸錯体の減少は通常最終消費者数〜・は中関配合者或
いは加工者のいずれかにより完結される。
本発明の好ましい実施態様においては、フィチン酸−蛋
白質錯体処理は溶媒系において行われる。
水溶性三価アルミニウム塩或いは前駆体は水性溶媒方法
に利用されるが親油性fI#課系にお〜・ては水不溶性
三価アルミニウム化合物(例えば三価アルミニウムの酢
酸、ブトキシド、エトキシド、プロIキシド、乳酸、ク
エン酸、オレイン酸、フェノキシP及びステアリン酸塩
)がより適当である。
必要に応じて、それは脱脂操作と同時に行うことができ
、或いは三価アルミニウムを製造時に加工添加剤として
脱脂槽、濃縮物或いは単一物に導入することもできる。
脱脂操作においては、三価アル々ニウムは全脂肪種材料
或いは油抽出溶媒系に添加することができる。アルにラ
ム処理は親油性成分(例、油)が親油性有機溶媒(例、
ヘキサン或いはへブタン)及び極性有機溶媒(例、エタ
ノールなどの低級アルコール)の組合わせ或いは共沸混
合物で抽出される通常の豆実材料の加工方法に組込むこ
ともできる。
この処理は、三価アル1=ウムイオン及びフィチン酸が
十分な溶解度を有し、蛋白質材料の蛋白質−フィチン酸
錯体含量を測定可能な根皮に減少しうる溶媒系を用いて
行うのが有利である。少なくとも一部のフィチン酸塩、
ないしフィチン酸ニス、11′・ チル、フィチン酸及び三価アルミニウム反応体を可潜化
する九めに各種の有ll&溶媒、無機溶媒及び溶媒混合
物を使用することができる。有機溶媒の具体例としては
、アルコール類(−価及び多価ア#:1−A[)% ケ
)ン類、エーテル類、アルデヒド類、エステル類、ジエ
チレンオキサイド、ジメチルホルムアミド、ジメチルス
ルホキシP1及びそれらの混合物が挙げられる。無機溶
媒系の具体例としては、水、二酸化炭素、二酸化イオウ
及びそれらの混合物が挙げられる。これらの有機及び無
機溶媒は、別々に或いは相互に組合わされ或いはヘキサ
ン及びヘプタンなどの非極性溶媒と共に或いは無しに用
いることができる。
本発明の好ましい実施態様においては、製造は三価アル
ミニウム及びフィチン酸塩ないしフィチン酸エステル及
び又はフィチン酸の丸めの極性溶媒の存在下において行
われる。水港性極性湊媒、例えば、低級アルコール(例
、CI −04アルコール)などを用いて或いは用いず
に水性溶液が極性溶媒として有利に使用される。成る種
の三価アルミニウム塩及び前駆体は水性アルコールなど
の水性有機溶媒系に可溶である。同様にフィチン酸及び
フィチン酸塩ないしフィチン酸エステルは比較的少量の
水を含有するある種の水性有機溶媒系(例、951Gア
ルコール)に可溶である。殆んどの乾燥蛋白質材料は典
型的に約lO〜20嘩の水を含有するので、蛋白質材料
はそれ自体それらの水性有機溶媒系の水源として役立つ
、蛋白質−フィチン酸錯体含量を蛋白質溶解度を制限或
いは抑制する水性溶媒系の存在下で有効に減少させる能
力が脱脂種実蛋白質濃縮物の製造において有利に利用さ
れる0種集蛋白質を可溶化する溶媒系が蛋白質単離物及
び変成蛋白質単一物の製造に有利に使用される。
水性溶液において三価アルミニウムを用いてフィチン酸
アル々ニウムに変換するフィチン酸処理は通常1O10
未満のpHにおいて行われ、pH8,5以下において行
われるのが有利である。蛋白質−フィチン酸錯体のアル
ミニウムイオンによる可溶化は、蛋白質材料を酸性pH
(即ちpH7,0以下)において三価アルミニウムイオ
ンの存在下に水に溶解することにより最も有効に達成さ
れる。酸性PHにおいてアルミニウムイオンは蛋白質−
フイチン酸一体を水溶性反応生成物に転換する。フィチ
ン酸と三価アルミニウム間の反応は、蛋白質pIより高
い点においても迅速に進行するが水性蛋白質材料スラリ
ー或いは溶液を蛋白質pI より低いpHに調製するこ
とにより確実な加工上製品上の利点が得られる。本発明
の好ましい実施態様において、蛋白質材料は三価アルミ
ニウムイオンで1.0〜6.0のPH%最も好ましくは
2.0〜4.0のpHにおいて処理される。
pH@整には、各種有機及び無機酸が使用される。 i
&4u用の酸は蛋白質p■より低いPHにおいて蛋白質
−フイチン敏錯体の水溶性構成成分への変換を阻害すべ
きでない、蛋白質成分を劣化或いは分解させる調整成分
は一般的に使用を避けるべきである。蛋白質スラリー或
いは溶液をより酸性゛のpHに一部する九めに使用され
るpHI&1llII酸の具体例としては釦り亜硫酸及
び亜硫酸前駆体(例、[102) 、塩酸、酢酸、亜す
ン鍍、リン酸、プロeオン酸及びそれらの混合物など、
が挙げられる。
酸−不S*白質/フッチン鹸錯体を水濤性物質−転換す
るために酸可溶性三価アルミニウムイオンを有効に使用
することができる。三価アルミニウムイオンを与え、本
発明における酸加工条件の下で蛋白質−フィチン酸錯体
を水溶性物質に転換することのできる任意のアルミニウ
ム含有化合物を三価アル建ニウムイオン源として使用す
ることができる。三価アル建ニウムイオン源の具体例と
しては、酢酸塩、塩素酸基、塩化物、7ツ化物、曹つ素
酸塩、硫酸塩、亜硫酸塩、水酸化物、過酸化物、リン酸
塩、ホスファチド、硝酸塩、亜硝酸塩及びそれらの混合
物が挙げられる。
商業的操作においては、単離物製造において蛋白質固形
分量を可能な限り最高の水準に増大することが有利であ
る。三価アルミニウム処理は蛋白質溶液粘度を実質的に
減少させ、これは、未変成及び変成単一物の製造を通常
より相当に萬い固形分量において操作することを可能に
する。
この転′換は、通常pH3,5において水不溶性である
飯白實−フイチンe@体をpH3,5以下において水に
可靜なアル1=ウム処理に変換する。転換反応は、外部
熱を必要としないが、必要に応じて加熱を行い、米国特
許4,234,620号明細書に開示されるような加工
材料の物理的及び機能的特性を変更することができる。
アル1=ウム処理は処理媒体の凍結点よりやや高い温度
から蛋白質の分解温度に至るまでの広い温度範囲におい
て行うことができる。殆んどの操作に対して三価アルミ
ニウム処理は典型的には15℃〜300 ℃の温度範囲
、最も通常には加℃〜250℃の温度範囲において行う
ことができる。
アルミニウム処理は、これまで通常の製造方法の下では
達成することのできなかった多くの予想外の利益をもた
らす。アル1=ウム処理は一般的に蛋白質材料の加工、
機能的及び栄養的特性を向上させる。これらの利益のう
ちのあるものは一般的適応性を有するものであるのに対
し、その他のものは単離物、分別単離物、或いは変成蛋
白質製品の製造に特に適し友ものである。一般的適応性
の利益としては、蛋白質本来の特性、蛋白質消化性、必
須金属生体利用可能性、流動性或いは低粘度、酸可溶性
、有効好熱微生物及びトリプシン阻害の減少、風味及び
色における改良が含まれる。
単一物製造に適し九利点としては、相当により高い蛋白
質収率、及び蛋白質製品の調製、分峻、分別、酵素的変
成又は回収の容易さなどが挙げられる。このアル1=ウ
ム処理は処理蛋白質の組成的及び機能的特性の1!II
eな変更を行うものである。
処理製品は実質的にフィチン酸塩及びフィチン酸のない
望ましい蛋白質の属性を所有すると共に望ましい蛋白質
本来の特性を保持するものである。
従来、比較釣機しい熱処理がトリプシン阻害因子を不活
性化する丸めに必要であるとみなされてき友。過度な熱
的不活性化温度は典型的に蛋白質の熱的安定性を越える
ものであった。これらの激しい不活性化温度は植物性蛋
白質を変成し、劣化させる0本発明はトリプシン阻害問
題を克服することにおいて多数の利益を与えるものであ
る。アルミニウムイオン処理は処理蛋白質を変成或いは
劣化させることなくトリジシン阻害剤の水準を有効に減
少させる。トリプシン阻害減少が蛋白質を熱劣化温度に
曝すことなく達成することができる。
トリプシン阻害因子を含有する製品をこの汚染製品をア
ルミニウム・で周囲条件下に処理することにより、実質
的にトリプシン阻害因子の減少し九製品に転換すること
ができる。
三価アルミニウムイオンの処理の有する効果より生ずる
もう二つの有意義な製品及び加工の利点は、フィチン酸
或いはフィチン酸含有蛋白質材料の溶液粘度の減少であ
る。この溶液粘度の減少は、明らかに蛋白質分子のより
粘稠性の少ない形態への再構成により生ずるものである
。粘度減少の特質により蛋白質材料製造業者或いは配合
ユーザーは蛋白質固形分濃度を相当増大することが可能
となる。
もう一つの重要な有益な効果は、アルミニウム処理蛋白
質の高められた消化性である。この改良された消化性は
明らかにアルミニウム処理がフィチン酸−蛋白質錯体を
酵素的攻撃により近づきやすい分子立体配置に再構成す
ることによるも°のである。78大豆グロブリンに対す
る消化性効果が顕著である。アル1−ラム処理は、3〜
5倍の倍率で78グロブリンの膵臓消化を高める。同様
K、ペプシンその他の蛋白質分解消化もアルミニウム処
11によりかなり促進される。アル1ニウム処理の結果
、蛋白質の栄養的性質及び消化性の実質的な向上が得ら
れる。
フィチン酸含有蛋白質材料の三価アルミニウム処理によ
るもう一つの予想外の利益は、微生物汚染の実質的減少
である。その様な減少は操作加工温度が通常伝統的に有
効な微生物減少に必要と考えられる温度よりも低温で行
われるにも拘らず得られるものである。これは、伝統的
なより高い温度は植物蛋白質を変成或いは劣化させるの
で特に有利である。この改良点は製造業者が製品を伝統
的方法よりもはるかに広い温度範囲にわたって加工する
ことを可能にする。
必須鉱物成分(例、亜鉛、マグネシウム、カルシウム、
りpム、鉄、鋼及びセレン)のフィチン酸との錯化効果
の回避は本発明により提供されるもう一つの利煮である
。その様な鉱物成分の錯化により引き起こされる食物に
おける不足を減少させること及びアルミニウム処理フィ
チン酸含有蛋白質をその様な鉱物成分の存在が非錯化状
態或いは生物学的に利用可能な形態で必要とされ8配合
において有効に使用することができることは、蛋白質材
料の機能的及び栄養的有用性を高めるものである。
植物蛋白質は一般的に各種分子量分布及びpI値の多様
な蛋白質の混合物よりなるものである。
7S及び118f日質が大豆蛋白質のような多くの蛋白
質材料の主たる蛋白質構成成分である。78大豆蛋白質
は、11g成分よりも大きな蛋白質−フィチン酸錯体を
形成するための親和性を有する。
7Sに対するplはpH4,0〜5.0にあるのに対し
、118 *白質に対してはより広いpH4,0〜6.
0の範囲が一般的に該当する。フィチン酸塩ないしフィ
チン酸エステル及びフィチン酸は水不溶性錯体を蛋白質
の等電点(pl)より低いpHにおいて形成することか
知られている。三価アル1=ウム処理は、これらの蛋白
質−フィチン酸錯体を蛋白質の一■より低い点において
水溶性とする。三価アル1ニウムイオン処理は又、はぼ
0.5〜1.OpH単位でpIの増大をも九らす。通常
の単離及び分別方法は、蛋白質製品の機能的及び栄養的
値が製造方法をこれらのより酸性のpH水準で操作する
ことにより相当に改良されるにも拘らず、pI より下
の点における低い収率により妨げられてきた。
本発明は、この問題を、回収可能な蛋白質収量を犠牲に
することな(pI より低い点において製造を行うこと
を可能にする。
植物蛋白質材料から元来存在するフィチン酸塩ないしフ
ィチン酸エステル及びフィチン酸成分を除去することは
困難であり費用がかかる。商業的操作において、これら
の成分を除去することは一般的に経済的に実行不可能で
ある。その結果、フィチン酸塩ないしフィチン酸エステ
ル及びフィチン酸成分は蛋白質のpI或いはそれ以下に
おいて不溶性である錯体を形成する。これが、しばしば
フィチン酸含有蛋白質材料を蛋白質pI より下の点で
配合される製品において使用することを不適当なものと
する。アルミニウム処理は、蛋白質−フィチン酸錯化問
題を克服するので、本発明の製品は蛋白質pI より下
のpHでの配合或いは使用を必要とする広範囲の工業製
品、農業製品、食物、医薬及び個人的養生製品において
有効に利用することができる。アルミニウム処理は一般
的に蛋白質p!をほぼ0.5〜1.OpH単位でより中
性の−の方向にシフトさせ、酸沈澱範囲を狭める。これ
は、アル<=ラム処理蛋白質製品を従来の蛋白質よりも
より広い#pH範囲に亘って水溶性蛋白質添付剤として
使用することを可能にする。
蛋白質をpIより低いpHで抽出することが望ましいこ
とは古(から認識されていたが、過度に貧弱な蛋白質の
収量の故に、しばしば商業的には非実用的であると考え
られていた0本発明のアルミニウム処理は蛋白質単離物
、単WIiM白質−分及び酵素的変成蛋白質製造業者が
pi より低いpHで操作を行い、極めて高い回収可能
な蛋白質収量を得ることを可能にする。アルミニウム処
理は通常酸不溶性蛋白質−フィチン酸錯体を酸可溶性蛋
白質製品に転換する6本発明によれば、アル1=ウム処
理された水溶性蛋白質成分は通常水不溶性であり、かつ
フィチン酸及びフィチン酸塩ないしフィチン酸エステル
で錯化された蛋白質と共に回収可能である。酸沈澱性蛋
白質の実質的に全てを有効に回収する能力の結果、蛋白
質収量の実質的増加かも九らされる。
本発明は又、加工製品の風味及び色品質も高めるもので
ある。風味及び色の悪い成分は典型的には蛋白質材料を
水混和性溶媒(例、エタノール)で処理してこれらの悪
い成分を部分的に除去或いは抽出することにより除去さ
れる。三価アルミニウム処理に付された大豆あらびき粉
濃縮物及び単離物はアルコール抽出法により得られ九も
のと色及び風味において同等或いはより良好である。
上記説明から明らかな如く、アルミニウム処理は蛋白質
材料の物理的、化学的、機能的、組成的□ 及び代謝的特性を実質的に変更するものである。
蛋白質材料におけるフィチン酸及びフィチン酸塩ないし
フィチン酸エステルにより引起こされる悪影響はアルミ
ニウム処理により軽減される。その結果、アルミニウム
処理植物蛋白質は、未処理蛋白質に比べて改良された機
能的及び栄養的有用性及び品質を有する蛋白質に変換さ
れる。
本発明は蛋白質濃縮物及び単離物の製造に有利に適用さ
れるものである。単離物の製造においてアル1=ウム処
理は未分別単離物、分別単離物及び酵素的に或いは酸加
水分解された植物蛋白質製品に有効に適用される。前記
の如く、アル1ニクムイオンの存在は、脱脂フィチン酸
含有種実材料からの蛋白質の溶解度及び抽出性を高める
ものである。水浴性アルミニウムイオンを蛋白質pIよ
り低いpHにおいて導入することにより、水不溶性蛋白
質−フィチン酸錯体を可溶化させ等電pH調整などの通
常の手段によるそれらの有効な回収を可能にする。典型
的な操作においては、錯化された炭水化物、フィチン酸
及び/又はフィチン酸塩ないしフィチン酸エステルを含
有する脱脂蛋白質種実材料が、主九る蛋白質成分のpI
 より低いpH(例、pH4,0未満)において有効量
の三価アル建ニウムイオンと共に水中にスラリー化され
、水溶性成分(蛋白質を含む)が蛋白質材料から抽出さ
れ、水不溶性残渣と分離されて水溶性物質から回収され
る0回収工程において、酸沈澱性水溶性蛋白質は非沈澱
性抽出物からpHを蛋白質pIK調整し、常法により分
離することにより、有効に*−することができる。
フィチン酸含有植物蛋白質の分別を三価アル建ニウムイ
オンの存在下に行うことによっても又確実な加工利点が
達成される0通常の分別方法においては、フィチン酸塩
ないしフィチン酸エステル或いはフィチン酸と蛋白質と
の錯化が種々の蛋白質−分の正常な等電沈澱点を遮蔽す
る。有効な78及び11B蛋白質の分別は重複する沈澱
範囲により複雑となり、それによって78及び11Bの
混合物を避けることが困−となる。三価アルミニウムイ
オンを分別媒体中に導入することにより当然沈澱範囲が
管理可能な程度に狭められ、それは又より明確な78及
び118 ji白質間の分別を可能にする。不溶性蛋白
質−フィチン酸錯体の減少により分別蛋白質収量の実質
的増加が達成される。
植物蛋白質7S及び11811i白質の有効な分別は、
初めに78t−蛋白質混合物から等電11H#整(例p
H5,0〜6.0)により抽出或いは単離することによ
り達成される。通常の技術を用いて可溶性画分から沈澱
−分を回収することができる。一体化された蛋白質抽出
及び分別操作においては、沈澱蛋白質混合物から78−
分をpH5,0〜5.5(好ましくは約p)I 5.1
〜5.3)に−瞥するととKより抽出した後、その回収
(例えば約pH4,2〜約4.5における等電沈鹸或い
はスプレー乾燥)を行うのが有利である。118残基は
次いで通常の技術により単離され、回収される。
より有効にアル1ニウム処理蛋白質材料を消化或いは酵
素的に変成する能力は一般的に全てのフィチン酸含有蛋
白質材料に適応される。それは、酵素的に変成された蛋
白質製品特に分別大豆蛋白質を含む酵素的に変成された
大豆蛋白質単離物に適応するのが適当である0本発明に
従って調製される酵素的に変成され7t78*白質自分
は卵アルディンの代りに有効に使用することができる。
−嵩的に変成された118蛋白質は泡立て或いはホイッ
プ用途に有用である。
非植物起源の殆んどのプロテイナーぜは蛋白質基質を有
効に加水分解するためには多価金属イオン共同゛因子或
いは賦活剤を必要とする。これらの共同因子或いは賦活
剤はプロティナーぜ分子とその活性部位或いはアロステ
リック結合部位において一体を形成し、その酵素的活性
及び安定性に寄与する。フィチン酸塩ないしフィチン酸
エステル及びフィチン酸含有系においては、フィチン酸
塩ないしフィチン酸゛エステル及びフィチン酸はその様
な多価金属イオンと容易に金属錯体を形成する。
この結果、酵素の多価金属イオン必要量が減少し、酵素
の不活性化或いは活性の減少を生ずる。アル1ニウムイ
オンを酵素系内に含ませることによりアルミニウムは有
効にフィチン酸及びフィチン酸塩ないしフィチン酸エス
テル汚染物質の除去剤或いはキレート化剤として有効に
機能する0本発明のアル電ニウム処理蛋白質系における
その橡な必須金属イオンの生体利用可能性は、かように
してこれらのプロテイナーゼによる植物蛋白質の有効な
加水分解を可能にする。
蛋白質を変更或いは変成する通常の蛋白質分解酵素は、
本発明のアルンニウム処理蛋白質材料に一般的に適応可
能である。その様な蛋白質分解酵素は一般的にbwym
@Nom@nclature (1972)によりクラ
ス3.4ヒドロラーゼとして分類されている。
クラス3.4プロテアーゼにおいて、非植物起源の酵素
(例、)9クチリア、動物、哺乳−物、家禽類、魚類及
び真lI類)は通常有効なプロテアーゼ活性のためにあ
る種の微量鉱物質を必要とする。
クラス3,4.21.3.4.23及び3 、4.24
のセリンプロテイナーゼ、酸プロテイナ1ゼ及びメタロ
プロテイナーゼはそれぞれ微量金属を必要とする典型的
ゾロテイナーぜである。3.4.21セリンプロテイナ
ーゼの具体例としては、キモトリプシン3,4.21.
1、キモトリプシンC3,4゜21.2、)リプシン3
.4.21.4、トロンビン3.4,2]、5、シラス
建ン3,4,21.7及びアスペルイルス(Aap@r
gillus )アルカリ性!ロチイナーぜ3 、4.
21 、15が挙げられる。3.4゜る酸ゾaテイナー
ぜとしてはペプシンA (3、4゜る、1)、ペプシン
B (3、4、Z3.2 )及びペプシンC(3,4,
23,3)、キモシン(3,4゜ム、4)、カテゾシン
D(3,4,23,5)、アスペルイルス酸プロテイナ
ーゼ(3,4,23,6)、ペニシリウム・ジャンチネ
ルム(P@nicilliumjanthin@llu
m )酸!ロテイナーゼ(3,4,Z3゜7)、酵母プ
pテイナーぜA(3,4,Z3.8)、リゾプス(Rh
1xopus )酸プロテイナーぜ(3,4゜ム、9)
、エンドチア(Endothim )酸プロテイナーゼ
(3,4,23,10)及びそれらの混合物などのプー
テイナーぜ類が挙げられる。
メタ四プロテイナーゼ類(3,4,24)の具体例とし
ては、クロタルス会アトロツクス(Crota−1ua
 atrox )  プロテイナーぜ(3、4,24,
1)、セピア(8@pim )  ゾロテイナーゼ(3
,4,24゜2)、微生物メタロ酵素(3,4,24,
4)、例えばバチルス・ズデチルス(Baelllus
 swbtllls )、アエロ毫ナス・プロテオリチ
カ(A@romonamprot@olytica )
 、サーモリジン(Thsrmolyrin ) %バ
チルス・サーモゾロテオリチクス(Baelllust
h@rmopret@olytleus )、プロテイ
ナーぜ・アエルイノザ(Prot@%name a@r
uginoam )、アスペルギルス喀オリザ(Asp
@rg%flus oryza ) 、アスベルイルス
・二ジエ(Asp@rgillua n1g@r )及
びそれらの混合物などが挙げられる。
真ii (fungal )プロテア−ぜで酵素的に変
成された78IIi白質の製造業者の直1する主える問
題は回収製品の低収量である0本発明のアル1=ウム処
理は溶液中に置かれた78蛋白質の量、78分別の有効
性及び真菌プロテ1イナーぜによる7S蛋白質の加水分
解を有意義に嵩めるものである。
これらの要因は、その様な酵素的に変成された7Bff
i白質の回収可能な収率の実質的に増大に寄与するもの
である。
アル<ニウム処理されたiI!白質材料の酵素的加水分
解は、常法により、蛋白質を適当な加水分解温度及びp
H4CIll整し九本に鋳解し、溶解し良蛋白質を有効
量のゾロテイナーぜを用いて加水分解して蛋白質を所望
の蛋白質分解物に転換し、この蛋白質加水分解物を通常
の回収技術により回収するととにより行うことができる
1 以下具体例により本発明を更に説明する。
例1 本例においては、フィチン酸含有植物蛋白質基材におけ
る塩化アルオニウムに及ぼすプpテイナーぜの影響につ
いて研究を行った。この研究において使用し九蛋白質分
解酵素量及び加水分解p)I値はpH2,3における(
プシン(465単位/■)、pH8,6におけるノ臂ン
クレアチン(等級扉)、pH2,8におけ6アスペルイ
ルス・ニジエプロテアーぜ(Mll@zyme AFP
 Miles Iaboratories社 (米国、
インディアナ州、ニルクツ\ルト)販売〕の(0,32
単位/■)、pH7,5におけるノダノ々イン(0,4
単位/■)、pH7,5におけるステレプト電セス・グ
リセウス(8tr@ptomyc*m gria*us
 )!ロテイナーゼ(5,4単位/IafI)、p)I
 7,5におけるサー篭りジン(5,4単位/9)及び
pH74におけるブロメラン(1,7単位/■、)を含
むものであった。蛋白質基質ゆ脱脂大豆細粉[I −2
00脱脂大豆細粉(53〜55%大豆蛋白質) AJ、
 St亀l@yManufaeturing Comp
any  (米国イリノイ州デツカール)により製造及
び販売1.8−12N8I大豆蛋白質濃縮物[PROC
ON大豆蛋白質濃縮物(7〇−大豆蛋白質)、A、E、
 5tal@y FAanufacturlng Co
mpany (米国、イリノイ州、デカツール)により
製造及び販売]、65NSI大豆蛋白質濃縮物[8TA
−PRO高N8I大豆蛋白質濃縮物(ω囁大豆蛋白質、
5嘔水分、l慢脂肪、6.5嘩灰分)、A、8.8ta
l@yManufacturing Company 
 (米国、イリノイ州、デカツール〕により製造及び販
売〕、米国特許4,189゜399号明細書の実施例I
K従って調製され九7S大豆蛋白質単離物、100NS
I大豆蛋白質率喝物及び7S蛋臼質をpH2,3におい
て1 : 10,000 の活性の196ベゾンツで4
3℃において加水分解し、pH4,3の調整により沈嶽
吻としてiIl製したペプシン変成7S大豆単−豐を含
むものであった。
対照試料(即ちAl  なし)を水中<’XJ”C)に
おいて2−固形分濃度でスラリー化し、!ロチイナーぜ
に対する適白な加水分解PH(3,ONMCI或いは5
.ON NaOH)に調整し、消化を行つ九、消化物の
上澄液の試料(0,5117)を定期的に分析の定めら
れ死時間間隔において抜き出した。
消化系の有効性は試料を91 ) リクロロ酢酸の最終
一度に−製し、上澄液の可溶性ペプチド含量を分析して
決定し丸、アルミニウム処理試料は蛋白質材料100 
g当りIgの塩化アルミニウムを消化系に添加し友外は
同様にして取扱つ九。
この消化研究の結果は表1に示す。
ゾロテイナーぜ     蛋白質基質 、** ペプシン       高N8I濃縮物0.31   
    (1) AI+++処理(2)未処理 0.3*       低Nst濃11il物(3)ム
1+++処理 (4)未処理 0.15%       ペプシン変成7B(5)ムl
十処理 (6)未処理 0.511      100N8I太豆単−物(7)
ム1+++処理 (8)未処理 パンクレアチン     ペプシン変成780.511
       (9) AI+++処−(10)未処理 0.511      78グロブリン(11)ムl+
処理 (12)未処理 酸真薗プロテアーゼ   ペプシン変成7S2.81 
      (13) AI”’処W(14)未処理 表1 所定時間における可溶性蛋白質(λ0D280)0  
  0.0g9    0,147    0,232
0     0.037    0,086    0
.1620     0.034    0.070 
   0,1020    0.016    0,0
37    0.0510     0.026   
 0.058    0,0960    0.00B
     0.012    0.0210     
0.009    0.059    0.0980 
   0.000    0,013    0,07
60     0.175    0.274    
0.3350     G、041    0.074
    0.1040     0.05G     
0.064    0.0?60     0.019
    0,000    0,0180    0.
082    0,098    0.1040   
 0.020    0,036    0.041ゾ
ロテイナーぜ    蛋白質基質 一本本 フィシン       ペプシン変成78O,7s(1
5) AI+処理 (16)未処理 サーモリジン     ペプシン変成780.025慢
     (17) AI+処理(18)未処理 ストレプト育イセス・   ペプシン変成78ダリセウ
ス       (19) A1刊→処理0.3−(加
)未処理 パパイン       ペプシン変成78G、6%  
     (21) AI+処理(22)未処理 サグチリジン・      ペプシン変成78カールス
パーグ      (23) AI+処理0.0251
1       (24)未処理クロメ2ン     
 ペプシン変成7SO62%       (25)ム
1−)−++処理(26)未処理 本本蛋白質材料乾燥重量基準 慢  1 (続き) 所定時間における可溶性蛋白質(λ0D280)0分 
   10分     加分     30分0   
 0.005    0.008    0.0500
    −0.029   −0.051    0.
0310    0.005    0,029   
 0,0520    0.000    0,000
    0.0280    0.036    0.
080    0,122o     o、ooo  
   o。040    0,0760    −0.
050   −0.052    0,0000   
 −0.010   −0.010   −0.046
0    −0.150   −0.102   −0
.0840    −0.150   −0.116 
  −0.0960    −0.073   −0.
120   −0.0640    −0.075  
 −0.010   −0.080上表のデータに示さ
れる如く、アルミニウム処理は実質的に蛋白質分解消化
性を増大する。酵素活性に多価金属イオンを要求するプ
ロテアーゼを用い九消化性効果は極めて顕著である。対
照的K、非金属活性プロテアーゼ(例、ノダパイン及び
ブロメランのようなスルフヒドリル活性部位プロテア−
ぜ或いはサブチリジン・カールスパーグのようなセリン
活性部位プロテア−ぜ)に対する効果はより少ない、ア
ルミニウム及びフィチン酸間の優先的な錯化効果は明ら
かに蛋白質分解酵素と錯化する丸めの必須多価金属活性
剤を放出するようである。
ペゾシン変成7S単離物はペプシン消化の残渣生成物で
ある。この予備消化蛋白質材料は通常の植物蛋白質重−
物或いは単離−分よりも蛋白質分解加水分解に対して相
当に抵抗を示すものである。
上記データはアル(=ラム処理が、その様な加水分解の
困−な蛋白質材料を金属活性化プロテア−ぜにより容易
に消化可能にすることを示している。
これらのデータは又、植物蛋白質の農業飼料及びヒトの
食物の用途に対する効率が植物蛋白質をアルミニウムで
処理することによりかなり増大することができることも
示している。動物に由来する蛋白質分解酵素による消化
速度は酸性、アルカリ性及び中性消化条件下において未
処理蛋白質材料によるよりも大きい。
例2 本例の実験A−Cは酵素的に変成され丸大豆アルゾ建ン
の調製におけるアルミニウム処理の有効性を例示するも
のである。実験ム及びCはアルミニウム処墳基質につい
て行われ、実験Bはアルミニウム処理なしに行われた。
実験Aの蛋白質分解消化に使用された基質はあらびき大
豆(8tal@y Medium Soy I −Gr
its )をpa4.3〜4.4 (4,9N HCI
 )に調整し丸木で洗浄してi11製した。この洗浄液
はあらびき粉からほぼ1慢のpH4,3〜4.4の可溶
物(II、ホエー蛋白質、゛ など)を抽出した。洗浄あらびき粉を次いで(資)℃の
加0B−N)telでpH2,0に調整した水中でスラ
リー化し九(#媒対あらびき粉重量比10:1)。
次いで各100g蛋白質(d、s、b、)当り1−4−
gの塩化アルミニウムをスラリーに添加した。スラリー
を低速で領分間攪拌した。実験Aのスラリーを次いで4
5℃に加熱し、5.ON水酸イiナトリウムでPH2,
6に調整した。
実験ムの基質は、酸真−プロチアーゼ[Mil・−zy
m AF’P 、−アスペルイルス・ニジエかう選択す
れた一株より製造された酸真薗プロテアーゼ−Mars
@hall Dlvimlon、 Miles Lab
oratorlss社(米国インディアナ州、エルクハ
ルト)製) (600MAPU/GII白質)を1−蛋
白質重量(dom、b、)等重量を用いてpH2,8〜
2,85で45℃において消化し、消化物のpHを2.
8〜2.85に保つために充分量の20°84 N塩酸
を消化物中に計量しながら、3時間ゆっくり攪拌した。
消化は更に16時間継続され、その間pHは徐々にpH
2,85からpH3,1まで変動させた。
スラリーの固形分は、ノ臂−ライトフィルター助剤で予
備植種された4リプロピレン布を備えた平板/外枠!I
iyイルタープレスを通して一過することにより可溶物
から分離した。透明なP液を5N水酸化ナトリウムを用
いてpH3,0〜pH4,1に調整した。pH5,1の
P液を175〜232℃の入口温度及び71〜77℃の
出口温度で操作された竪型実験室用スプレードライヤー
中でスプレー乾燥した。
スプレー乾燥された酵素的に変成された大豆アルゾ建ン
(実験B)は塩化アルミニウムの添加を省略し九外は同
一の条件で調製し友。
実験Cにおいては、バチルス・ズブチリス(Bacil
lus aubtllim ) (RollffI& 
Hams P −53(35,496C8U/g ) 
〕から得られたプロテアーゼで予備消化を酸真晒プロテ
アーゼによる消化の前に行った。
実験Aの操作は実験Cにおいては、初めに実験Aの洗浄
あらびき粉スラリー(10:1111媒対あらびき粉比
)を5.8N水酸化ナトリウムでpH8,0に調整する
ことにより調製した。 pH8のスラリーを、次いで1
時間アルカリ性プロテアーゼ(0,25酵累g / 1
00 g *白質)を用いてゆっくり攪拌しながらpH
6,8にゆっくり変動させながら消化した。アルカリ性
プロテア−ぜ加水分解消化物を4.9N塩酸でp)! 
3.0に調整した後、ioo g蛋白質当り2.36H
のA12(804)3・16 H2Oを添加した。
添加し九硫酸アルミニウムを含有する消化物を1時間攪
拌した(3.0から2.85へのpH変動)。酵素的変
成は、100.0蛋白質(d、a、b、)当り0.5g
のMll@IAFP酵素(上記酸真陳プロテア−ぜに同
じ) (10008APU/G活性)を添加し、211
 Bj塩酸でpH2,8に調整し、蛋白質を40’Cで
21時間消化させて完結した。可溶物を次いで不溶物か
ら分離し、実験ムと同様にしてスプレー乾燥した。
一本釣に変成された大豆アルジミン収率は実験ムについ
ては0.61Gであるのに対し、実験Bでは52.71
及び実験Cでは(資)、6−であった。
酵素的に変成され丸大豆アルブミンをホイツピング剤と
して使用してフラッペを調製した。実験ム及びC(アル
ミニウム処理の実験)のスプレー乾燥されたホイツピン
グ剤は良好な発泡安定性、外観、立ち上り、及び官能時
性を有する滑らかでクリーム状の粘禰性の低密度フラッ
ペを与えた。
例3 本例は、植物蛋白質を三価アル1=ウムで処理すること
による蛋白質溶解度の増大を例示するものである。lO
gのあらびき大豆(上記例1で用いた脱脂大豆細粉に同
じ)の140 gの水中のスラリーを二つ調製した。ス
ラリーの一方には0.12 gのAlCl3を添加し、
他方には0.3.の穐C1を添加し友、塩化ナトリウム
及び塩化アルミニウム試料は同等のイオン強度のもので
あった0%試料を仙分関連続的にゆっくり攪拌してpH
2,5に調整し維持し友。
これらのスラリーを次いで遠心分離にかけ、上澄液の蛋
白質含量をCoomaa山  染料結合技術(米国特許
4,023,933号明細書参照)により求め友。
Al013 : NaC1の分析決定値1.2は塩化ナ
トリウム浴液試料よりもアルはニウム処理試料が209
6多くの水溶性蛋白質を含有していたことを示す。
例4 大豆蛋白濃ia物(上記例1で用いた8 −12N81
大豆蛋白質−1物に同じ)の三つの同一のスラリー(p
H2,0)を20−の固形分濃度で調製した。
第1の試料には1 % AlCl5(乾燥大豆濃縮物重
量基準)を添加し、第2の試料には34 NaC1を添
加し、第3の対照試料には塩は添加しなかつ九。
これらの試料を室温で15分間放置後6試料のpHを7
.8KM製し九、ブルックフィールド粘度を求め九とこ
ろ下記の結果を得た。
Na1l処瑠     1250 [20処理      1100 ム1c13処理     400 上記粘度決定から明らかな如く、塩化プルにニウム処理
試料は対照試料に対して約10%の粘度増大し丸環化ナ
トリウム処理試料に比べて約64悌の減少を示し友、 
  ′ 各試料を遠心分−にかけ、上澄液の可溶性蛋白質をCo
amssl・ 染料結合技術により分析し友。
NaC1処理     1.05 H20処理      1.00 AI013処理     1.93 上記分析に基づきアルミニウム処理は対照に比べて水溶
性蛋白質の9396増大をもたらし、塩化ナトリウム処
理試料よりも88−より多くの可溶性蛋白質をもたらし
た。
高N8I太豆蛋白質濃縮物(上記例1で用いた槌N8I
大豆蛋白質濃縮物に同じ)の試料を15−固形分濃度(
dlm、b、)において111 AlCl3 (濃縮物
乾燥重量基準)を用いて或いは用いないで調製した。
これらの試料はI N NaOHでpH7,4に調整し
た。
ゾルツクフィールド粘度を測定し九ところ下記の結果を
得た。
対照試料   950 アルミニウム処Q       lo。
ここにおいても又、アルミニウム処理試料について相当
に低い蛋白質溶液粘度が自明である。
例5 高Ni1I大豆濃縮物(上記例1で用いた65N8I大
I蛋白質濃縮物に同じ)を濃縮物乾燥固形分重量基準に
基づいて0,5 *塩化アルミニウムを添加して或いは
添加しないで調整した。これらの試料について好熱体の
測定を行つ几、対照試料(塩化アルミニウムなし)は(
4950/10g )の好熱体カウント数を賓し、これ
はアル電ニウム処理試料カウント数(620,/ 10
 g )に比べて約8倍であった。
例6 大豆蛋自単−物(γ8)(上記例1の78率鴫物)を塩
化アルミニウム(1411)を添加して或いは添加しな
いで調製した。単離物試料(41G固形分d、s)、)
を調製し、pH8,5に調整し九、各試料に次〜1で0
.5■のFリゾシン(10,200BAXE単位/■)
を添加し、各試料を(資)分間消化させ九。
これらの消化はT08可溶物により監視し下記の結果を
得た。
対     照      −0,018アルミニウム
処理    +0.156上記データはアルミニウム処
理試料が消化されてトリクロロ酢酸可溶性ペプチドをも
たらしたのに対し、対照例では消化されなかつ九という
観察により、アルミニウム処理がトリジシン阻害を減少
したことを示している。
例7 本例はフィチン酸含量の決定を例示するものである。フ
ィチン酸含量はpH3,0で出発する二相滴定により求
めることができる。M点(10011滴定)は、二相の
接線の交点で職られる。ここにいうフィチン酸含量は、
七ノー乃至ヘキサホスホイノシトールを包含して示す。
任意の与えられた蛋白質材料のフィチン酸重量−は次式
により計算することができる: 冨フィチン酸重量− 〔式中1及びyは各々AlCl3溶液のリットル数及び
モル数をそれぞれ表わし、Tは全亜リン酸基数(重量−
)であり、Aは利用可能な亜リン酸基数を示し、W i
t g lk Kよる試料重量である。〕全量リン酸基
及び利用可能な亜リン酸基の重量−は公表され丸値から
得ることができる〔例えば、F@ed I11gr*d
t*nt Analysis Table (1977
都)、Int@rnational MinIrals
 & Chemical Corporatlon参照
〕・測定について参照用例を例示すると、5gの大豆粉
を100IIJO水と混合し、pHをIMHCIでB、
OK@整した。pHは最も近いQ、0019g単位まで
監視した。試料は1.Ovずつの0.075 Mムl 
C13のアリコートを追添加して滴定し、pHを監視し
て各追加添加後平衡化した。p14はo、ooipH単
位の絖みに15秒間変化がない場合に平衡化し九ものと
考えられた。この測定において下記の滴定値が得られた
: ml     pHml     pH02,9901
32,344 12,928142,318 22,864152,298 32,803162,280 42,743172,263 52,685182,252 62,632192,240 ?    2.581     20   2.230
8   2.533     21   2.2229
   2.484     22   2.21410
   2.441     23   2.20811
   2.405     24   2.20312
   2.373     25   2.200pH
対AlCl3塩のml数を標準グラフ用紙にプレットし
接線の交点は11.3履jとして求められた。大豆粉の
全亜リン酸基含量は0.6 %であり、利用可能な亜リ
ン酸基は0.15である。これらの値に基づいて大豆粉
のフィチン酸重量嗟は下記の如く計算される: 昭2.09重量−フイチン酸 水可溶物の水性アルコール抽出により調製された蛋白質
単離物(例えば、例1の8TA−PRO及びPROCO
N )及び蛋白質単離物においては、利用可能な亜リン
酸は蛋白質材料から除去される。これらの蛋白質材料に
おいては(T−A)/’r Id lに等しいのに対し
、水性アルコール抽出或いは単一操作に付されなかった
蛋白質材料(例、全脂肪或いは溶媒抽出種実材料)は典
型的には利用可能な亜リン酸を含有し、1未満のフィチ
ン酸補正因子を与える。
蛋白質の等電点未満における水不溶性蛋白質の決定は蛋
白質含量の知られた蛋白質物質5gの試料を100−の
水に10℃において溶解しpHを1.0NHCIで3,
0にget、て行った。蛋白質を10分間ゆるやかに攪
拌して水溶性蛋白質の溶解を完全に行った。得られた蛋
白質溶液を次いで(資)分間遠心分離にかけ(5000
X g遠心分離力)上澄液をEaton−Diksmm
n等級513.18.5 cmのたて溝のあるν紙を通
してP遇し、P液の蛋白質−を分析した( Kjeld
ahl法)。水不溶性蛋白質の重量−は次式により求め
た: 比較基準に基づいて、アルミニウム処理は不溶性蛋白質
の量を減少させる。三価アル1=ウムはpH3,0の蛋
白質の水溶性蛋白質を通常少なくと1096好ましくは
20%以上増大させる。
出願人代理人  Jl  股    清手続補正書(自
発) 昭和団年3月鱒日 特許庁長官  若 杉 和 夫 殿 1、事件の表示 昭和器7年特許願第227831号 2、発明の名称 アルイエつムII&珊蛋白質 3、補正をする者 事件との関係特許出願人 ニー、イー、ステーリー、 マ品エファクチ為アリンダ、カンノ々ニー1λμ 7、補正の対象 明細書の「発明の詳細な説明」の禰 、”;;”jr 、− 8、補正の内容 (1)明細書第26員第5行、 「個人的養生製品」とあるな 「衛生用品」K補正する。
(2)@北頁表1および第器頁表1(続き)の最上段K
r(λ 0D280)Jとあるを 「(Δ OD  280遍」に補正する。
(3)  @39頁表1(続き)の最下段に「本本蛋白
質材料乾燥重量基準」とあるをl一本  波長280 
nM Kおける光学濃度差本本蛋白質材料乾燥重量基準
」K補正する。
(4)  第50員第1行の式を以下の通りに補正する
(分子の最初のrlJを削除する)。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、フィチン酸含有蛋白質材料から蛋白質の等電沈鹸p
    Hより低いpHにおいて改良され死水溶性蛋白質含量の
    蛋白質組成物を製造する方法において一フィチン酸含有
    蛋白質材料を材料内に含有されているフィチン酸のモル
    当り少なくとも0.5モル当量の三価アルξニウムで処
    理することにより蛋白質材料を蛋白質め等電沈鹸pHよ
    り低いpHにおいて測定可能な程度に高い水溶性蛋白質
    含量を有する蛋白質組成物に転換する、ことを特徴とす
    る方法。 2、 jii−白質材料が種実源材料より得られる、特
    許請求の範−第1項記載の方法。 3、種実源材料が、大豆、と5もろこし夷、豆科の種実
    材料、ひまわり樵或いは菜種である油含有1m夷源材料
    である、特許請求の範囲第2項記載の方法。 4@白質材料が脱脂された油含有種実源材料である、特
    許請求の範囲第2項又は第3項記載の方法。 5、蛋白質材料が大豆単離物である、特許請求の範囲第
    3項記載の方法。 6、蛋白質材料の処理が9.0未満のpHにおいて行わ
    れる、特許請求の範囲第1項〜第5項のいずれか一項に
    記載の方法・ − 7、フィチン酸含有蛋白質材料が三角アルミニウムイオ
    ンにより、蛋白質材料の蛋白質主成分の等電沈鹸pHよ
    り低いpHにおいて処理される、特許請求の範囲第1項
    〜第5項のいずれか一項に記載の方法。 8、フィチン酸含有蛋白質材料が、フィチン酸のモル当
    り1モル〜4モル当量の三価アル建ニウムで処理さ2れ
    る、特許請求の範囲第1項〜第7項のいずれか一項に記
    載の方法。 95白質水溶液が三価アルi=ウムイオンで感、埋され
    る、特許請求の範8第1項〜第8項のいずれか−項に記
    載の方法。 10.処理蛋白質材料がプロテアーゼで加水分解される
    、特許請求の範囲第1項〜第9項のいずれか一項に記載
    の方法。 11、M白質及びフィチン酸を含有する蛋白質材料であ
    って、蛋白質材料がフィチン酸のモル当り少なくとも0
    .5モル当量の三価アルミニウムを含有し、蛋白質の等
    電沈澱pHより低いPRにおいて水溶性蛋白質の量が三
    価アルミニウムがない場合の蛋白質材料中の量よりも測
    定可能な程度に増加されているものである、ことを特徴
    とする蛋白質材料。 12.9白質材料が油含有種実材料から得られる、特許
    請求の範囲第11項記載の蛋白質材料。 13.9白質含量が少なくとも伯重量慢であり、かつ蛋
    白質材料がフィチン酸の各モル当り少なくとも1モル当
    量の三価アルミニウムを含有している、特許請求の範囲
    第11項又は第12項記載の蛋白質材料。 14、 @白質含量が少なくとも70重量−であり、か
    つ蛋白質材料がフィチン酸の各モル当92〜4モル当量
    の三価アルミニウムを含有している、特許請求の範囲第
    13項記載の蛋白質材料。 15、蛋白質含量が少なくとも美重量−であり、pH3
    、Oにおいて蛋白質材料中に水不溶性蛋白質が実質的に
    存在していない、特許請求の範囲第14項記載の蛋白質
    材料。
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