JPS58135633A - シリコン・エピタキシヤル成長方法 - Google Patents

シリコン・エピタキシヤル成長方法

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JPS58135633A
JPS58135633A JP1767482A JP1767482A JPS58135633A JP S58135633 A JPS58135633 A JP S58135633A JP 1767482 A JP1767482 A JP 1767482A JP 1767482 A JP1767482 A JP 1767482A JP S58135633 A JPS58135633 A JP S58135633A
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JP
Japan
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reaction
gas
temperature
temperature zone
silicon
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JP1767482A
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English (en)
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Ryokichi Takahashi
亮吉 高橋
Koji Kozuka
小塚 弘次
Hiroji Saida
斉田 広二
Masahiko Kogirima
小切間 正彦
Satoyoshi Kuroda
黒田 慧慶
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Publication date
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C30CRYSTAL GROWTH
    • C30BSINGLE-CRYSTAL GROWTH; UNIDIRECTIONAL SOLIDIFICATION OF EUTECTIC MATERIAL OR UNIDIRECTIONAL DEMIXING OF EUTECTOID MATERIAL; REFINING BY ZONE-MELTING OF MATERIAL; PRODUCTION OF A HOMOGENEOUS POLYCRYSTALLINE MATERIAL WITH DEFINED STRUCTURE; SINGLE CRYSTALS OR HOMOGENEOUS POLYCRYSTALLINE MATERIAL WITH DEFINED STRUCTURE; AFTER-TREATMENT OF SINGLE CRYSTALS OR A HOMOGENEOUS POLYCRYSTALLINE MATERIAL WITH DEFINED STRUCTURE; APPARATUS THEREFOR
    • C30B25/00Single-crystal growth by chemical reaction of reactive gases, e.g. chemical vapour-deposition growth
    • C30B25/02Epitaxial-layer growth
    • C30B25/10Heating of the reaction chamber or the substrate

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  • General Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Crystallography & Structural Chemistry (AREA)
  • Materials Engineering (AREA)
  • Metallurgy (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はシリコン・エピタキシャル成長方法に関する。
シリコン・エピタキシャル反応は8iC/4.8iH(
j8゜8iH,C12,8iH4などのシリコン・ソー
ス・ガスの一つなH9キャリヤ・ガスiともに反応管に
流通させ、平担温度分布帯をもつ一定の反応温度の下で
多数枚シリコン基板上にホモ・エピタクシを行なうのが
一般的方法である。
反応温度はソース・ガスにより異なり、1000〜13
00℃の範囲であるが、加熱方法には高周波加熱のはか
、最近では電気抵抗炉によるホット・ウオール法などが
ある。前者の場合には、基板のみが局部的に加熱され、
基板表面でエピタキシャル反応が起り、低温の反応、管
壁ではシリコンの析出がほとんど見られない。後者の場
合には外熱式であるので高温管壁への析出がエピタクシ
と同時に起り、一つの技術的障害になっている。
ル反応はすべて高温部で反応が進行し、シリコンが析出
する高温析出反応型である。
5i(J4ソース・ガスの場合、直接的な反応式は5I
C1a + 2H* = Si +4HC1で示される
が、実際は基板界面付近で5i(J4が5iHC!、、
 SIH,C7,、5iCj、などに分解してから析出
反応が進行していると言われる。
エピタキシャル反応は、系のはとんとか非平衡状態にあ
るが、基板界面近傍では平衡に近いと考えられる。シリ
コン・エピタキシャル反応の化学平衡についてはLev
erの理論計算を初めとして、その後多くの人によって
計算されているが、はとんど常圧を対象にしている。し
かし、Leverは減圧下の化学平衡まで言及し、常圧
では81HC1,が主成分であるが、高温、低圧側では
5iC7jのモル分率が増加することに触れている。
5tHC18と8iC1,力;らの□Slの析出反応は
それぞ  1′れ 5iH(J Jl + H,=  8 よ + 3 H
Ct         (夏)S iCl@二2 Si
 + 5iC14(21で示され、(1)式は熱分解反
応、(2)式は不均等化反応である。通常のエピタキシ
ャル反応は1000〜1200℃、1気圧の下で行なわ
れるので、基板界面での反応は熱分解反応型であるが、
少量の5iC1,モル分率を含むので、一部子均等化反
応が混在するものと考えられる。
一般に、第1図にC*′で示すごとく、8iHC7゜の
ような熱分解反応の化学平衡値は高温側で小さくなるの
で、平衡値を満足するように高温側で析出(4)起しや
すく、かつ高温程気相濃度と平衡値の差すなわち推進力
が大きぐなり、成長速度が増加する。
一方、5iCIQのごとき不均等化反応の場合には、C
で示すように、逆に低温側で平衡モル分率が減少するの
で、低温側で凝縮を起し、反応の推進力すなわち過飽和
度は低温程大きくなる。このような5ICl、の不均等
化反応は常圧における反応の動力学的考察に引用される
のみで、実際のシリコン・エピタキシャル成長法に応用
された例は未だかってない。
低温凝縮現象は、溶液からの結晶成長や物理気相成長(
PVD)によく見られる。溶液からの結晶成長の際には
、古くからMiersの過飽和線図による理論が知られ
ている。すなわち溶解度曲線C*と過飽和曲線C**が
存在し、溶解度曲線Cの下側を安定域と称し、この範囲
では結晶の溶解が起る。また過飽和曲線の上方は不安定
領域と呼ばれ結晶成長かいちじるしく、雪降り現象など
が発生すると言われる。二つの曲線にはさまれた部分は
準安定領域と呼ばれ、この領域では種結晶の存在の下で
のみ結晶成長が起ると言われている。
本発明者らは、GaAsPの薄膜気相成長における不均
等化反応すなわち金属GaをHClで化学輸送したあと
、 2 GaC7+(1−x ) As、 + xP4= 
GaAs 1−xPx + GaC1。
のCVD(化学気相成長)においても、Miersの過
飽和理論が適用されることを示した。
すなわち、観測によれば基板のみに選択的に気相成長を
起し、反応管壁には析出がない準安定領域が存在するこ
とがわかったほか、この領域では大きな飽和度よりも良
質の結晶が得られることなどが判明した。さらに物理平
衡曲線である溶解度曲線に対応した化学平衡曲線の下側
では、同じように基板のエツチングを起すことも説明し
た(第1、図参照)。
したがって、本発明者らは8iの不均等化反応について
も非常なる関心を払っており、SlとS ICt 4、
の系を取り上げ不均等化反応によるSlのエビタクシに
ついて実験を行ない、既に特許を申請した(特願昭54
−75661号)。
シリコン・エピタキシャル反応で、さらに忘れられない
のは、シリコン析出膜のドーピングである。多数枚基板
を処理すると、ドーピング・ガスの消耗が起るので、ガ
ス流れ方向に析出膜の比抵抗が変化する。これを補正す
るためにはガス流れ方向の中途でドーピング・ガスの補
給が必要であり、反応管内にノズル管の挿入が必要とな
り、反応管構造が複雑になる。PH,、AsH,などの
ドーピング・ガスの大部分は温度が高くなるとドープさ
れ難くなるので、ガス流れ方向に減少するような温度勾
配が有利であるが、通常の高温析出型の場合には、膜厚
分布が悪くなり比抵抗分布と相反することになる。
本発明の目的は、減圧ホットウォール・シリフン・エビ
タクシにおいて、反応管壁へのシリコンの析出を極力少
なくして、膜厚分布を良好ならしめ、同時に析出膜の比
抵抗分布を良好ならしめることである。またホットウォ
ール法のほか、高周波加熱などのコールドウオール法を
含めて、選択エビタクシを行なわしめることも目的とし
ているd上記目的を達成するために、本発明によるシリ
コン・エピタキシャル成長方法は、二つの温度ゾーンを
設け、低温帯において不均等化反応にjつてシリコンの
エピタキシャル成長を行なわしめることを要旨とする。
本発明の有利な実施の態様においてはソース・    
ゝガスとしてS IH*CI Qも・しくは若干q)H
,キャリヤ・ガスで稀釈した反応ガスを流通させ、反応
圧力を] 33 Pa以下に減圧した状態で、反応管の
前半に1050°C以上の高温帯を設けて8iCl、の
転化ゾーンとなし、ついで反応管後半部にガス流れ方向
に沿って順次減少するような温度勾配を有する低温帯で
8iC/、の不均等化反応を行なわしめる。
SiH,C19の流量および温度勾配を変えて低過飽和
度に制御することにより、析出部の反応管壁、治具上へ
の析出がなく、また酸化膜等へのへテロ・エビタクシよ
りも触媒的にホモ・エビタクシが優先する準安定域で選
択エピタクシを行なわせれば一層有利である。
発明者らの実験によれば、減圧ホットウォール・シリコ
ン・エビタクシの実験において、5IH2CIQの流量
やH2キャリヤ・ガスの大きな流量の下では長い治具(
50cm )がSiによって覆われるが、キャリヤ、ガ
スのない100%8iH2C7gの少量を流通させた場
合、治具先端の一部を除いてほとんど治具上への81の
析出が見られなかった。この際、平担温度であったので
治具に析出しない部分では一基板上への析出もほとんど
なかった。しかし、ガス流れ方向に減少する温度勾配を
賦与したところ、′ある温度勾配の下では治具に析出し
ないが、成長速度が平担温度よりも増加することが見出
された。
さらに、温度勾配を大きくすると、基板、治具上に析出
が起りはじめる。これは発明者らがGaAsP不均等化
反応において観察したものと同じ現象と解せられる。L
everの理論計算から示唆されるように、高温、低圧
になるほどSiC1gの平衡モル分率が増加するので、
不均等化反応の確率を大きくするにはなるべく低圧が有
利である。発明者らの平衡計算によれば、1050℃、
13Pa(0,ITorr)の下では、8iC7,の平
衡モル分率はSl成分について95%で、5iHC!6
などは省略でき、平衡系はSiC/、 −HCI −H
,で構成されると考えてよい。100%8iHQC1*
を用いたとき、I Torr以下で5iC7,、のモル
分率が他の81化合物のモル分率に対して支配的になる
技術的に低圧を作成する場合、全流量が少ないほど真空
排気系の負担が少ないから、100%5IH1lC19
を用いるのが良いが、C11H比に依存すろ過飽和度を
コントロールするため若干のHQを用いることも可であ
る。
一般に圧力を低くすると、実効的濃度が減少し成長速度
が減少するが、発明者らの実験では13〜130 Pa
 (0,1〜l Torr )の間では成長速度に対す
る圧力依存性が少ないことがわかり、本発明を有利にし
ている。
一方温度は高いほど有利であるが、石英反応管を用いた
場合には軟化点から圧潰の恐れもあるので、1050℃
〜1100℃位で高温ゾーンを作らなければならない制
限がある。高温ゾーンはSi)]、C/、の8 iC1
9への転化ゾーンであるが、反応管内の温度分布を十分
発達させ転化率を高めるためにも全流量は少ない方が良
い。なおここでは5jHQCIQの熱分解も発生し、若
干の管壁析出がある。
低温ゾーンは5ICIQの低温凝縮によるS1エピタキ
シヤル帯であるが、減少する温度勾配によって、析出に
よる濃度過飽和度の減少を温度によって補正し、均一な
る膜厚の形成を計ることができる。
ガス流速や成長速度によって定められる。
またガス流れ方向に多数枚の基板を置いた場合、ドーパ
ントの析出膜への混入のためドーパント濃度が減少し、
下流に向かい比抵抗が高くなるのが一般的であるが、混
入率の温度特性から流れ方向へ減少する温度勾配が混入
率の減少を補足するので比特性分布も良好となる。
実施例 1 第2図は本発明を減圧ホット・ウオール法に応用したも
のである。
3ゾーンの電気抵抗式加熱炉1の中に反応管2がセット
される。反応管の温度は3ゾーンの電気炉により105
0°Cの高温ゾーンとl″C/。1当りの減少する温度
勾配が設けられた低温ゾーンの二つの温度帯が賦与され
ている。3は治具で、その上にシリコンーウェーノ・が
垂直にセットされており、密閉式ボート・ローダ5で低
温ゾーンの所定位置に送られる。
使用するガスは、シリコン・ソiス・ガスとしてS 1
H2C1*、ドーピング・ガスとしてH,n稀釈のPH
,ガス、エピタキシャル工程外の操作ガスとして14.
および置換用N2ガスが用いられる。
エピタキシャル反応時100%5iHQCIQが0.5
仏1r]、PH3(1ppm in HQ ) 0.0
5 l/minがガス供給配管6を通じて反応管に供給
された。また、系はガス冷却器7を通じてルーツ・ポン
プ8、ロータリ・ポンプ9の真空ポンプにより排気され
、圧力13 Pa (0,I Torr )に保持され
た。
高温ゾーンで5IHQC12は該圧力の下で5ICIQ
にほとんどが転化するが、一部高温析出型の化学種も発
生するため、若干の管壁析出が起る。そのため内管4を
設け、数回の操作ラン毎に内管の交換を行なう。圧力を
低くすればするほど高温管壁への析出は少なくなり、8
1CIQの転化率は増す。
低温ゾーンでは、基板の手前先端が1020°Cの位置
から始まり10枚の4インチ基板がガス流れ方向に順次
セットされたとき、その成長度は01μ”/m i n
であった。基板の手前先端が980°Cになるようにす
ると成長速度は0.2μm/mlnになった。
10枚の基板の析出膜厚の精度は温度勾配が1’C7c
mのとき5%であり、温度勾配を2℃/cmにすると、
下流側の膜厚が厚くなり精度が低下した。
さらに5°C/cn+ にすると治具の下流側に析出が
起った。
また成長速度が0.2μrn/m1nでは、基板上に縦
加工された酸化膜の上に若干のへテロ・エピタクシが観
察されたが、成長速度0.1μ”/ mi nでは酸化
膜の上には全<81が付着せず、基板のSi表面のみに
81が気相成長し、ホモ・エピタクシが優先する選択エ
ピタクシが観察された。
さらに比抵抗精度は9.1μ”/ m i nの成長速
度のとき、±8%であり、下流側でもドーパントの析出
膜への混入が良好であった。
実施例 2 第3図は高周波加熱方式に本発明を適用した場合である
高周波コイル10の巻き線密度を変えてサセプタ11の
ガス流れ方向温度分布が第3図上方付図にあるような温
度分布がエピタキシャル反応時賦与される。また基板1
2はガス流れ方向に温度勾配のある低温ゾーンのサセプ
タ上にセットされた。
反応は81HQC19o、 5 l/min + ”H
a (lppm1nH,) 50 CC/minのガス
を供給配管6を通して反応管2の中に流通せしめ、系は
ルーツ・ポンプ8゜ロータリ・ポンプ9によって真空排
気され、圧力は13 Pa (0,1Torr )に保
持された。
反応管内に流入した8iH,C7,は1250℃の高温
ゾーンでサセプタ上に高温析出型化学種による析出を若
干性なうが、サセプタ後半には析出しない。この際、反
応管中央部を流れるガスの主流は5iH2C12が大部
分であると考えられるが、サセプタ近傍ではほとんど5
iC1,の化学種に転化していると考えられる。
高温ゾーンを通過した反応ガスは1050°Cの低温ゾ
ーンに導かれ、基板上に低温凝縮型エピタクシが行なわ
れた。この場合成長速度は0.15μ”/rninで、
治具および酸化膜上には析出を行なわず、81基板上で
選択的にホモ・エピタクシのみ実施例 3 シリコン・ソース・ガスは4塩化物である5iC14か
ら順次C4Fの少ない5iHCj!8.8iH,C/、
 。
さらにCtのないSiH4が用いられるが、一定温度の
下ではCtの少ないソース・ガスの成長速度が大きい。
しかしCtの少ないソース・ガスは熱的に不安定で、と
くにSiH4は気相熱分解を起しやす(、このため実効
的ソース・ガス濃度が減少し、実質的に成長速度が減少
する場合がよく見られる。
本発明によれば、減圧によってエピタキシャル反応の反
応種主成分を8iC/、とすることにより、従来の高温
析出型の反応を低温凝縮型の不均等化反応に切り替え、
その際出現する準安定領域でのホモ・エピタクシ優先性
の特徴を利用し、選択エピタクシを行なわせることがで
きる。
第4図および第5図はそれぞれ化学平衡下の生成反応種
モル分率の圧力変化と温度変化を示す。
第5図において減圧0.0005atm(50Pa。
0.38 Torr )の下では、l100Kを過ぎる
と8iCIQが主成分となり、1400にでは5iC1
,は99%以上のモル分率を示す。したがって、減圧下
ではソース・ガスの5IC1,への転化率も良いと考え
られる。単純な平衡論からすれば、析出量は高温、低温
ゾーンの温度でのモル分率の差ということになるが、実
際は反応速度に見合った界面濃度が形成され、複雑であ
る。
さらに重要なことは、8iC/2と平衡なほぼ同量のH
C/モ、ル分率が共存することで、もしHCtが存在し
ないと、5iC7,が分解してHCtを生成する方向に
働き、高温ゾーンで8iの析出が起ることになる。した
がって、Slの析出を抑制するためにソース・ガスにH
Clの混入が必要である。
使用するソース・ガスは、5iC14,5iHC7,。
8rH,C12,5IH4などであるが、8iC14は
安定で5IC12への転化率が悪いため、高温ゾーンに
おける高温、低圧の条件が過酷になる。また、SiH4
は気相熱分解を起し易いので、HCtの混入が他より多
くなる。
高温ゾーンの温度は、第5図において81Ct、のモル
分率が他の反応種のモル分率より比較的高(なる130
0に以上が望ましい。また十分熱的に発達し、高温ゾー
ンにおける化学平衡を達成させるために、全流量を少な
くすること、またホット・ウオール型反応炉の方が望ま
しい。
反応系の圧力は第4図かられかるように、Si’C19
のモル分率が99%以上の高率となる約1010−3a
t約I Torr )以下の圧力が好適である。一般に
低圧の下では成長速度がいちじるしく減少すると言われ
ているが、13〜133 Pa (0,1〜ITorr
 )の範囲では、圧力依存性が非常に小さいので、本発
明を非常に有利にしている。
第6図に示すように、電気抵抗式加熱炉1の中に石英反
応管2がセットされ、ガス流れ方向に付図のような温度
分布が賦与されている。高温ゾーンは1100℃で低温
ゾーンは1100℃からガス流れ方向に4℃/cm の
減少する温度勾配が作られている。
3は基板治具、12は基板で、ボート・ローダ5によっ
て所定の低温ゾーンにセットされた。
ソース・ガスは100%8iI(gC7g 21/ m
in 。
HCI 3 g/1nin が配管6を通じて反応管内
に送られた。HCIの送入によって高温シー、ンの反応
管壁への81の析出はほとんど見られなかった。
反応ガスは高温ゾーンで8iCl、に転化したのち、低
温ゾーンで不均等化反応を行ない、管壁、治具には析出
することな(基板のみの上にシリコン・エピタクシが行
なわれた。反応ガスは反応後ガス冷却器7を通り、ルー
ツ・ポンプ8.ロータリ・ポンプ9によって排気される
が、50.000 l/1ninの排気速度をもつポン
プにより反応系は2,6Pa(0,2Torr )に保
持された。成長速度は01μm/minであり、基板上
の酸化膜の上にはSlの析出が見られず選択エピタクシ
が観察された。
実施例 4 第7図はct7Hの比の関数として平衡モル分率の変化
を示す。この図かられかるように、C11H比が増すと
StC/、2のモル分−が増加する。すなわち、HC7
分圧が増すと(HCIの混入)気相中の81C/Q分圧
が増加し、S10管壁への析出力;抑制さ増すと(Ha
キャリヤ・ガスの添加送入) 8iC1@の平衡モル分
率は低下し、Slの析出が行なわれることになる。
したがって、高温ゾーンではSlの反応管壁析出を抑制
するためHCt分圧を高めておき、低温ゾーンにおいて
HQガスを送入すれば、C11H比の変化による51c
t、平衡モル分率の差だけSlが析出することになる。
133 Pa (I Torr )以下の減圧下では、
8iC1@に関し、平衡モル分率の温度依−存性よりC
11H比依存性が大きいので、高温、低温二つのゾーン
を特別設けない一定平担温度の下でも、析出ゾーンにH
Qを送入すればSiの析出が可能である。成長速度をさ
らに増すため、析出ゾーンにH2送入のほか、低温ゾー
ンの設定も併用して行なうことができる。
多数枚基板を処理する場合、析出によってS ICt*
の濃度が変化し、ためにガス流れ方向に成長速度  ′
)が減少することになるが、HQ送送量量ガス流れ方向
に分割して流通させれば、SiC7gの気相濃度落差分
な相殺する成長速度の増加が起り、膜厚均一化に非常に
有効である。
第8図において、lは電気炉で、その中に石英反応管2
がセットされている。温度分布は3ゾーンの電気炉によ
って付図のごとく高温ゾーンは1100°Cで流れ方向
に1°C/cmの減少する温度勾配が賦与された。シリ
コン基板12は治具3の上に垂直にセットされ、反応前
にボート・ローダ5によって所定析出ゾーンに移動され
る。
反応ガスはガス供給管6を通じて5iHQC/bS]C
IQへの転化が行なわれたのち、析出部へ流通する。析
出部には反応管の後部より挿入された多孔式のノズル管
13を通してH,151/□、。が供給された。ノズル
管はガス流れ方向に幾つもの細孔があけられており、H
Qは下流方向に順次噴出するので、下流に向かうほどH
9の分圧が高くなるように作られている。
反応ガスは添加されたHQとともに、ガス冷却器7を通
り、ルーツ・ポンプ8およびロータリ・ポンプ9によっ
て排気され、反応管内は66 Pa (0、5Torr
 )の圧力に保持された。
上記反応条件の下で、成長速度は03μ”/ m i 
nが得られ、反応管壁、治具上への81の析出は見られ
なかった。また基板上に加工されたシリコン酸化膜上に
は多結晶シリコンの析出は行なわれず、シリコン単結晶
面上のみに選択エピタクシが行なわれた。
以上説明したごとく、本発明によれば、膜厚、比抵抗分
布について、従来の高温析出型のエピタクシと同等の精
度の下でエピタクシが可能であるほか、多数枚基板の比
抵抗分布についてドーパントの中途補給なしに均一分布
が可能である。
成長速度は従来の値に比して小さい欠点があるが、選択
エピタクシが良好であること、また準安定領域での結晶
成長は結晶が熟成状態に置かれるので、非常に高品質の
シリコン単結晶が得られる利点がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は高温析出型および低温凝縮型気相成長の過飽和
線図、第2図、第3図、第6図、第8図は本発明口つの
異った態様によるシリコン・エピタキシャル成長炉のフ
ロー・シートおよび電気炉の中の温度分布、第4図は温
度1400KにおけるSi −HCI −H2系の化学
平衡モル分率の圧力依存性を表わす理論曲線を示す図、
第5図は圧力0.005 atmにおける平衡モル分率
の温度依−存性を表わす理論平衡曲線を示す図、第7図
は温度1400に、圧力10−3atm10−3at、
0.76Torr)における5ICI  HQ系の化学
平衡モル分率をC11H比に対して点綴した理論計算結
果を示す図である。 1・・・電気抵抗式加熱炉、2・・・反応管、3・・・
治具、4・・・内管、5・・・ボート・ローダ、6・・
・ガス供給配管、7・・・ガス冷却器、8・・・ルーツ
・ポンプ、9・・・ロータリ・ポンプ、10・・・高周
波コイル、11・・・サセプタ、12・・・基板、13
・・・ノズル管代理人弁理士 中 村 純之助 4%j↓ 1−6図

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)二つの温度ゾーンを設け、低温帯において不均等
    化反応によってシリコンのエピタキシャル成長を行なわ
    しめることを特徴とするシリコン・エピタキシャル成長
    方法。
  2. (2)ソース・ガスとして81H,CIQ もしくは若
    干のH9キャリヤ・ガスで稀釈した反応ガスを流通させ
    、反応圧力を133 Pa以下に減゛圧した状態で、反
    応管の前半に1050°C以上の高温帯を設けて5IC
    19の転化ゾーンとなし、ついて゛反応管後半部にガス
    流れ方向に沿って順次減少するような温度勾配を有する
    低温帯で81C1@の不均等化反応を行なわしめること
    を特徴とする特許請求の範囲第1項記載の成長方法。
  3. (3)  5IHQC7,の流量および温度勾配を変え
    て低過飽和度に制御することにより、析出部の反応管壁
    、治具上への析出がなく、また酸化膜等へのへテロ・エ
    ピタクシよりも触媒的にホモ・エピタクシが優先する準
    安定域での選択エピタクシを特徴とする特許請求の範囲
    第2項記載の成長方法。
  4. (4)シリコンの塩化物およびモノシランを含むソース
    ・ガスをHCtおよびH2キャリヤ・ガスとともに13
    3 Pa (I Torr )以下の圧力の下で直列的
    に高温および低温二つの温度ゾーンへ導き、高温ゾーン
    でSiC/、へり−転化を行なったのち、平担またはガ
    ス流れ方向に順次減少する温度勾配をもつ低温ゾーンで
    8iCl@の不均等化反応を行なわしめることを特徴と
    する特許請求の範囲第1項記載の成長方法。
  5. (5)HC/およびソース・ガス供給量を変えて。 低温ゾーンの反応管壁、基板治具へのシリコンの析出が
    なく、また酸化膜等へのへテロ・エピタクシが抑制され
    、ホモ・エピタクシが選択的に行なわれる領域での成長
    を特徴とする特許請求の範囲第4項記載の成長方法。
  6. (6)低温帯に途中から別のHIIガスを新たに添加供
    給し、成長速度を増大させることを特徴とする特許請求
    の範囲第4項記載の成長方法。
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